■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■
ポーカーTIPS- 1 :cc:2006/08/11(金) 05:24:44 ID:XEyEPkZ.
- あちこちで読んだり聞いたり学んだりした、
ポーカーの勝ち方を書いていこうと思います。
(おもにノーリミットホールデムについて。)
TIPSとは『コツ・秘訣』という意味みたいです。
- 2 :cc:2006/08/11(金) 05:57:09 ID:XEyEPkZ.
- ポーカー用語はこのへんをチェックしてください。
Danのポーカー辞書日本語版(吠太郎補注付)
http://www12.plala.or.jp/doubledown/poker/danpokerdic.htm
以下、Beatthefishというサイトを参考にしつつ要点のみを抜粋。
http://www.beatthefish.com/
■フィッシュはどこから来るのか?
ポーカートーナメントがテレビで毎日のように放送されています。
そのおかげでポーカー人口が爆発的に増えました。
彼らはプロがA5oでレイズしてフロップでA5をヒットさせたり、
クリス・マネーメーカーが完全ブラフでオールインして
数百万ドルを家に持って帰ったのを見て、自分にも同じことができるんじゃないかと思っています。
そういう無茶なプレイをする初心者が大量にオンラインポーカーの世界に流れ込んできていて、
それがいわゆるフィッシュとなっています。
- 3 :cc:2006/08/11(金) 06:21:08 ID:XEyEPkZ.
- ■スターティングハンドを選ぶ
そういうわけで、フィッシュはすごくルーズでアグレッシブ、ブラフも多いです。
このようなタイプのプレイヤーを相手に勝つには手を絞ってタイトアグレッシブに攻めるのがベストです。
- 4 :cc:2006/08/11(金) 08:27:27 ID:XEyEPkZ.
- ドイルズルームより
ドイルブロンソン&マイクキャロのお言葉
スターティングハンドの強さは、参加人数によっても変わってくる。
88のような手は少人数相手では強くなり、
T♣J♣のような手は、大人数相手のほうがより威力を発揮する。
他人のミスを笑ってはいけない。そうすれば彼らはやる気を出してうまくプレイするようになる。
常に、できるだけ居心地良く負けるように感じさせろ。
彼らをあざ笑っていいのは彼らを破産させたときだけだ。
これは人生においても言える。
相手を殺す予定でなければ、相手の顔をたててやるべきだ。
ルーズなプレイヤーの左側に座れば長期的にはお金をかせげるだろう。
奴らの後にプレイできることにより、やつらを罠にかけることができる。
もしキミがヤツの右側に座っていて、奴らより早くアクションをしなくては
ならないとする。そうしたら、キミのレイズによって彼らは逃げてしまうかもしれない。
そして一番利益を上げられる相手からなにも得られない結果となる。
相手のほうが弱い手を持っていたのに、都合の良いカードを引かれて
負けてしまっても失望するな。
熟練したプレイヤーはプレイする手を慎重に選ぶ。
彼らが唯一負けるのは、弱い手を持ってるヤツに引かれて負けることだ。
だから、いつもそういう負け方をしているならばそれは良い兆候かもしれない。
- 5 :cc:2006/08/11(金) 19:20:34 ID:XEyEPkZ.
- ■スターティングハンドを選ぶ(続き)
誰でも時にはJ7oのようなゴミ手をプレイすることもあるが、
そういう手をプレイしたい誘惑を抑える事により、
長期的には沢山のお金を節約することができる。
「ビート テキサスホールデム」の中でトムマクボイは
『最初のポジション(アンダーザガン)において
AA、KK、AK、時にはQQ以外の手で参加することは長期的にはマイナスだ』
と述べている。まさにその通り。ポジションはホールデムにおいてパワーだ。
ボタンに近づくにつれ、スターティングハンドのレベルを下げても良いが
アーリーポジションにおいては厳しく手を絞らなくてはならない。
- 6 :cc:2006/08/11(金) 19:20:51 ID:XEyEPkZ.
- ■スーテッドコネクターズ
自分がレイトポジションで、リンプインしているプレイヤーが4-5人いれば
スーテッドコネクターズをプレイするのに最適な時だ。
このような場合においてはポットオッズがコールすることを正当化し、
また、フロップを引き当ててモンスターハンドになることもある。
あなたがいつも強いカードばかりをSHOWしてきたならば、
この状況においてレイズをすることを考えてもいいかもしれない。
他のプレイヤーはあなたの手を2枚のビッグカードであると想定しているので
あなたの56がフロップで2ペアやセット(もちろんストレートも)作った場合に
相手の読みの裏をかくことができる。
(スーテッドコネクターとはJ♣T♣とか6♠5♠のような同じ絵柄の連続したカードのこと。
56であれば23456〜56789まで4通りのストレートの可能性があるが、23の場合、A23451通りしかないので
23、34などはストレートを成す可能性がかなり減るので注意。
ドイルブロンソンは2♣3♣みたいなのは「スーテッドコネクタに入らない」そうだ。)
- 7 :cc:2006/08/11(金) 19:22:02 ID:XEyEPkZ.
- ■ポケットペア (2枚の手札がペアであること)
いくつかの状況において、スモールペア〜ミディアムペアをプレイすることが有益となる。
もしあなたがレイトポジションで4-5人のコーラーが前にいたならば、これはもう明らかに
どんなポケットペアもプレイすべきだ。
また、もしパッシブ(消極的)でプレフロップでレイズがあまりないようなテーブルであれば
ミドルポジション、レイトポジションからポケットペアでの参加を考えても良いだろう。
フロップが開いて、あなたのペアがボードに出ているカードより上位のペアでない限り
「NO SET,NO BET!(セット=スリーカードにならない限りベットするな!)」
- 8 :cc:2006/08/11(金) 19:22:17 ID:XEyEPkZ.
- ■相手のプレイヤーたちと反対のプレイスタイルをとるべし
あなたのテーブルがゴミみたいな手で大きな役を引き当てようとする
おろかなプレイヤーばかりだった場合、あなたもついつい同じように
ゴミ手で大きな役を引き当てようとする誘惑にかられるだろう。
それもいいのだが、問題はマニアックやフィッシュが
なんでもかんでもプリフロップでレイズしてくるということだ。
おかげでフロップを見るのに結構なコストがかかり、
そしてほとんどの場合そのゴミ手はなんにもヒットしないで終わる。
ドイルブロンソンの『スーパーシステム2』によると
テーブルにいる対戦相手と逆のプレイスタイルをとることが望ましいとある。
もしあなたのテーブルがルーズでワイルドな相手ばかりであれば
あなたはタイトに参加する手を絞り、敵をへし折るのにふさわしいカードを待つと良い。
ドイルのアドバイスはUltimateBetやFullTiltといったタイトなプレイヤーばかりの
ポーカールームにおいても効果がある。
私はしばしば、レイトポジションからポットサイズのレイズをする。
多くの場合、そのままブラインドを手にすることができるし
コールされてもフロップがブランクカード(誰に対しても役に立たないであろうカード )
ばかりであれば、大体ポットをとることができる。
- 9 :cc:2006/08/11(金) 19:22:27 ID:XEyEPkZ.
- 要約
・良いスターティングハンドは下手なオンラインプレイヤーに対する一番の防御である
・アーリーポジションにいるときはものすごく手を絞れ
・ポジションが良くなるにつれ、参加してよい初手のレベルを下げていけ
・たくさんコーラーがいて自分がレイトポジションの場合、スーテッドコネクタでの参加を検討しろ
・適切な場面でスモール&ミディアムペアで参加しろ。「NO SET,NO BET」
・へたくそなプレイヤーと同じようなプレイをするな
・他のプレイヤー達と逆のプレイスタイルでいけ
- 10 :名無しさん:2006/08/12(土) 08:55:49 ID:iHd77wpA
- 僕がオンラインポーカーに参入したころの話です。
当時は今では考えられないほど初心者が多く、
例えば1-2の10人テーブルの平均ポットは$20前後でした。
こういうテーブルで打てると、座ってるだけでも幸せです。
- 11 :cc:2006/08/14(月) 09:37:15 ID:IMj6BIbs
- 順番が前後してしまいますが>>3で大幅に略したものの全文翻訳です。
パート2:プレフロップにおけるプレイ
○初手選び
あなたは既に、スターティングハンドについて書かれた本を読んだことと思います。
それらには、アーリー・ミドル・レイト、それぞれのポジションからプレイすべき手が
書かれています。
(たまに例外はありますが)大抵は、ガイドブックとしてとても参考にできます。
トラブルに巻き込まれるのを避け、オンラインにいるフィッシュ達の上を行くなら
タイトアグレッシブなスタイルをとる作者の本を読み、それを参考に初手選びを
すると良いでしょう。
私などは『インターネット テキサスホールデム』(マシュー・ヒルガー著)にあった
スターティングハンドガイドのコピーを、しばらくのあいだ自分のPCの横に貼っていました。
繰り返しになりますが、我々はみんな時にゴミみたいな手(たとえばJ7みたいな)を
ついついプレイしてしまうことあります。が、そういった誘惑を最小限に抑えることで
長期的には大金を節約することができます。
- 12 :cc:2006/08/14(月) 10:17:52 ID:IMj6BIbs
- ●パート3: プレフロップでにおける適切なプレイ
NLホールデムのエキスパート達によると、「標準的な」レイズはBB(ビッグブラインド)の3-4倍
というのが相場のようです。
リアルのポーカールームにおいてはそれでよいと思います。
しかし、オンラインのルーズなプレイヤーを相手にプレイする場合、もう少し
レイズする額を上げたほうがいいかもしれません。
もしそのオンラインポーカールームに「ベットポット」ボタンがあるならば、
少なくともそれくらいの額のレイズをしたほうが良いでしょう。
これにより、駄目駄目なプレイヤーが駄目駄目な手を持ち続けて、
ものすごいところを引かれて逆転される、なんてことを減らすことができます。
私ヒアトリッキーなポケットペア、たとえばKKやQQの場合はさらに大きいレイズを
することを強くおすすめしたい。
大きいレイズをすることによって、5人のコーラーが2人に減ったとした場合、
そしてフロップにAが落ちたとしても、5人の場合に比べれば、まだあなたが
ベストハンドを持っている可能性が高まります。
これはもう、いくら強調しても強調しきれません。
オンラインポーカーにおいては
『でかいハンドはレイズしろ!激しくレイズしろ!!』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
絶対ひっくり返らないようなナッツ(その時点で考えうる一番強い手)でもない限り、
スロープレイすることはほとんどの場合において無益である事を学びました。
スロープレイはトラブルを招くだけではなく、大きなポットを失うことにもつながります。
(特にオンラインにおいては)
リー・ジョーンズは『ウィニング ローリミット ホールデム』において同じ事を述べています。
まったくもって彼は正しい。
もちろん、だーれもコールせずに小さいポットで終わってしまうこともしばしばですが・・
どうしてそう貪欲になる必要があるのですか?ポットがほしかったんじゃないんですか?
『いついだって、でかいポットを作って負けるよりも小さいポットをとったほうがいいに決まってる!』
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これが真実じゃないって例がひとつでもあるなら教えてほしい。
- 13 :cc:2006/08/14(月) 10:53:13 ID:IMj6BIbs
- ・適切なプレイ:フロップ
オーケイ。それじゃあキミはプレフロップでちゃんとしたカードでちゃんとしたレイズをしたわけだ。
そっからどうする?
フロップが開かれたあと、ボード(コミュニティーカードのこと。場に出されるカード。)を読み、
相手を読まなくてはならない。常にストレートやフラッシュが作られている可能性がないか
注意しよう。そのフロップにおいて考えうるベストハンドは何か、相手がどういう手を
持っている傾向にあるのかを常に考えよう。
相手のプレイスタイルがわかってきたら、相手の手がかなり読めるようになってくる。
フロップにおいて自分がベストハンドを持っていると思ったならば
(普通は最低でもトップペア+グッドキッカー)ルーズな対戦相手からプロテクトしよう。
どうしてやつらに安い値段でドローさせなきゃならないんだ?
私がAKoを持ってフロップの時点でヘッズアップになっていたとしよう。
ボードはA-J-8で♦が2枚。
私なら少なくともポットと同額をレイズし、ダイヤ二枚を持ってフラッシュドローでついてくるような
フィッシュな対戦相手にそれなりの代償を払ってもらう。
ボードにストレートドローの可能性があるときも同様だ。
たくさんのプレイヤーがあらゆるポジションからあらゆる手でプレイしている。
だから、一見誰かが何かのドローである可能性がなさそうに見えても、
あらゆるドローの可能性からあなたの手をプロテクトしなくてはならない。
あなたが強い手を持っていて、対戦相手が複数残っているときに
フロップに2枚の同じスーツのカード、あるいは2枚の連続した数字のカードがあらわれたとする。
絶対ベットしなくてはならない。相手が複数の場合はなおさら大きくベットしなくてはならない。
相手に安く、あるいはタダでドローさせてはならない。
絶対やっちゃいけない!
- 14 :cc:2006/08/14(月) 11:09:00 ID:IMj6BIbs
- ・(フロップにおいて)ボードにペアができた場合
ボードにペアができた場合、3枚の同スーツのカードが落ちた場合、
3連続のコネクタが落ちた場合は細心の注意をはらわなくてはならない。
たとえばJ-4-4というボードは一見それほど恐れる必要がないように思える。
しかしたくさんの馬鹿プレイヤーが”手札にAが1枚でもあればなんでも参加”精神で
A4をプレイしている。
あなたのAJであまり大きいレイズをしちゃいけない。
また、3枚スーツや3連続コネクタで相手は大きな役をものにしているかもしれない。
スーテッドカードやコネクタを好んでプレイするやつは多い。
だから私は、こういった場合ものすごく細心の注意を払いつつプレイする。
特に何人ものプレイヤーが残っている場合は。
この場合において、誰かがしっかりした額のベットをしてきた場合は
ナッツかナッツになりうるドローハンドを持っていない限り、フォールドしなくてはならない。
- 15 :cc:2006/08/14(月) 11:30:01 ID:IMj6BIbs
- ・あんまり頻繁にスロープレイしてはダメ
ナッツストレート、ナッツフラッシュ、フルハウスもしくはそれ以上のハンドを持ってない限り
フロップでスロープレイしちゃダメ!!
私はトップセット(セット=手札にあるペア+ボードで3カードになった状態)でも毎回ベットする。
ただし、ボードがレインボー(♠♠♣などのマークがすべて別である状態)であり
ストレートドローになる可能性もない場合はチェックする。
フィッシュは本当に何持ってるかわからないから、なんらかのドローである可能性がある。
だから彼らにフリーカードをあたえてはならない。
もしあなたがフロップでなにか物凄く大きな手を引き当てたなら、
あなたはチェック「しなくてはならない」。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
相手から(レイズなどの)何らかのアクションがほしいならば、(チェックでまわしてフリーカードを与え)
是非とも他の相手にターンやリバーで(セカンドベストの)良い手を作ってもらおう。
- 16 :cc:2006/08/14(月) 11:50:36 ID:IMj6BIbs
- ・ビッグスリックを手放す
「ビッグスリック」とも呼ばれるAKはドローイングハンドであり、完成された手ではない。
ボードでペアになった場合、AKどちらがペアになってもトップペア+トップキッカーとなる
グレートなドローイングハンドだ。
だが、フロップでペアになる可能性は1/3しかない。
残りの2/3の時に誰かがベットしてきたならば、そこではフォールドしなくてはならない。
AAやKKと違い、ボードでなにかヒットしなくてはなんにもならないカードだ。
ヘッズアップの状態でin positionならば(←すみません、意味がわからなかったです。レイトポジションて意味かな??)
バシっとレイズしてポットを奪おうとトライてもいいけれど、
それ以外の状態ならチェックでまわして、ベットされたら大体フォールドしなくてはならない。
どうして薄いドローを引きに行かなくてはならないんだい?
お金を失う良くないやり方だ。
- 17 :cc:2006/08/14(月) 12:02:09 ID:IMj6BIbs
- ●要旨
-強い手なら常にレイズしろ。特にルーズなテーブルでは。
-ベットポットしろ
-フロップでは大きくレイズし、相手がドローでコールするならば「オッズに合わない状態」を作り出せ
-危険なボードでは細心の注意を。バッドプレイヤーはあらゆる2枚のカードを持っている可能性がある。
-ひっくり返らないくらいのナッツを持っていない限り、スロープレイはするな
-AKでフロップになにもヒットしなかった場合はすぐに見切りをつけろ
-ひっくり返らないくらいのナッツを持っていない限り、スロープレイはするな
- 18 :鴨の葱:2006/08/14(月) 14:29:31 ID:lebZB3hA
- ナイスな掲示板発見
- 19 :サニキン:2006/08/17(木) 22:27:41 ID:3D2WYcUg
- これ、凄くためになりました。
本の類を読んでなく、なんとなく自己流でプレイしてるので。。。藁
結構、ポーカー打ってますが、目から鱗です!!
次回、投稿期待age!!
- 20 :baka:2006/08/17(木) 23:49:18 ID:C69zTc0.
- 是非続けてください
- 21 :gurambul:2006/08/18(金) 10:00:39 ID:1WCBdq7k
- WSOPお疲れ様でした。
それにしてもこの新企画、すごい読み応えですね。
日本のオンラインポーカープレイヤーのバイブルとなる予感がします。
私も一読者として更新を楽しみにしています。
- 22 :名無しさん:2006/08/18(金) 13:08:43 ID:lfkrj75A
- コメントありがとうございます。
ちょっと今週は週末までネットにつなぎづらい状況でして、
そのうち更新させていただきたいと思います。
- 23 :Do:2006/08/18(金) 18:37:57 ID:bXn/fmrY
- すでにバイブルです。
プリントアウトしてるので、「誰も書き込むな・・・、誰も書き込むな・・・」
といつも思っていたのですが、こうなったらボクも書き込みます。
”更新が楽しみです。”
- 24 :名無しさん:2006/08/18(金) 18:44:35 ID:znsn2Ryc
- 一般的(?)なポーカーのイメージである手を作ったり頭脳を駆使したりして勝つのではなく、
セオリー通りにアクションできない初心者から巻き上げることを目指すべきということ。
そしてリスクを最小限におさえることが大事ということですね
ちょっとはしょりすぎにまとめるとこんなところかな
- 25 :cc:2006/08/21(月) 04:13:46 ID:EV2/IqA.
- ●パート4 ターンとリバー
・ドローについて
ルーズなオンラインプレイヤー、特に初心者・中級者を相手にプレイするときは
「フロップでヒットしなかったらおりる」戦略をお勧めする。
ドロー系ハンドをプレイしていても大体はヒットさせることができないし
オッズに合っていないことが多い。
たとえばフロップで両面待ちストレートドローやフラッシュドローになったとして、
リバーまで行ってもヒットする確率は1/3弱しかない。
もしあなたがフロップで意思の弱いコールをし、ターンでドローをひけずにフォールドした場合
たった一枚のカード(そのカードで役を作れる確率は20%程度)を見るために
コストを払ったことになる。
適正なポットオッズを得るためには、通常、他のプレイヤーが何人か参加している必要がある。
それと、ポジションが悪いときにドローハンドをプレイすることは薦められない。
もしあなたのプレイする順番が最後ならば、あなたは他のプレイヤーに対してアドバンテージがある。
場合によってはそのドローイングハンドでレイズして攻撃することもできる。
そうすることにより、相手はターンでチェックしがちになり、(ドローを引けなければ)
自分もチェックしてフリーカードを貰え、ドローをヒッできていればベットできる
ドローについての備考:
ボードに対して2枚のオーバーカードがある場合やナッツへのドローはハンドの価値を
大きく上げてくれる。
たとえば、あなたがA♣K♣を持っていて、フロップに♣が2枚落ちた場合、
ナッツフラッシュへのドロー+オーバーカードへのドローがある。
- 27 :cc:2006/08/21(月) 19:26:27 ID:EV2/IqA.
- ●適切なプレイ:ターンとリバー
テキサスホールデム、特にNLはフロップの存在によってそのゲーム性が特徴付けられている。
ここで手を操り、たくさんのポットをこの場で手にしたいところである。
そして、ストレートドローやフラッシュドローでついてくるたくさんの相手に対しても
ターンやリバーで状況に応じたプレイをしなくてはならない。
フロップにおいて、あなたはベットすることでスーテッドカードやコネクティングカードを持つ
相手をフォールドさせる。
あなたのアクションが最後だった場合、ドロー手を持っている多くのプレイヤーは
チェックでまわしたり、あなたのベットにコールでとどめるといった受け身のプレイをするだろう。
彼らがターンでフラッシュやストレートを完成させたならば、彼らはたぶんチェックでまわして
チェックレイズをしようと画策しているだろう。
そんな罠にはまってはいけない。
私はそうした場合チェックで回すことにより、もし彼らがいい手を持っているときには
リバーでベットさせるように仕向ける。
リバーで相手が大きなベットをしてきて、そこにフラッシュやストレートやセットの目があるならば
勝ち目はない。フォールドすることを考えよう。
ポットがそれなりに大きく、相手のベットがとても小さいならばコールしたほうがいいかもしれない。
Lou Kriegerによると、
「いつもナッツに脅えてプレイしてはいけない。そうなると、降りなくていい手も降りることになる。」
- 29 :cc:2006/08/22(火) 17:11:20 ID:3Q0LSvYE
- ・リバーでのチェック
どういう時にリバーでチェックするか、というのは非常に重要。
たとえばあなたが最初にアクションをおこす番で、相手の手を「ドロー系の手を引きそこなったな」
と読んだ場合、リバーでベットする意味は何もない。
もしあなたがベットして相手が予想通り「できそこないのドローハンド」を持っていれば
ただただ彼らはFOLDするだけだ。
しかし、もしあなたがチェックでまわせば「あいつもドローを引きそこなった!」と思わせることが
出来るかもしれない。
これによって相手のブラフを誘い、追加マネーを獲得できるかもしれない。
もし彼らがチェックでまわしたとしても、どっちみちあなたはポットを手に入れることができ、
その額はベットして相手が降りてしまった時と同じ額である。
・ターンでのチェック
この方法は、私が強い手(普通は少なくとも2ペア)を持っていて、相手にまくられることはないと
思ったときに好んで使うやり方だ。
もし私の順番が最後だった場合、フロップでベットする。で、ターンでみんなチェックでまわしたら
自分もチェックでまわす。
これにより、相手に「あ、こいつはドロー系の手で、しかものがしたな」と思わせ
リバーでのブラフベットを誘えることがある。
- 30 :cc:2006/08/22(火) 17:12:02 ID:3Q0LSvYE
- ・ミニマムレイズ
リバーで自分がベストハンドであると思い、他のプレイヤーがさほど強い手を持ってないと考えた場合。
試しにミニマムレイズをしてみよう。
これによって「手、持ってないだろう?」と疑わせベットを誘うことができるかもしれない。
大きくベットして相手を降ろしてしまうよりは、少なくとも、ミニマムレイズ分の追加ポットを得ることができる。
- 31 :cc:2006/08/23(水) 02:41:54 ID:Zy9uLFkQ
- ・自分のハンドがまくられた事を知れ
リバーで4枚の同じスーツや4枚ストレートが見えているにも関わらず、
2ペアやセットで大きなベットにコールしているヤツを何回も何回も見てきた。
それはうまいやり方ではない。
誰かがストレートやフラッシュを完成させている可能性はとても高い。
(特に複数のプレイヤーが残っている場合は)
(例えばAXを持っていてボードに
A2T54
と落ちた場合、適切なレイズをしていればリバーの時点で3を持っている人は
普通は残っていないはずだが、ところが彼らは持っている!)
・見せかけの手に騙されるな
あなたのハンドがみせかけだけの手になってしまった事に気づきなさい。
ボードによって手の強さが損なわれてしまったことに。
例えばBBで53を持っていて、誰もレイズしなかったのでチェックで
フロップを見ることができたとする。
フロップはJ-5-3で、あなたの手は結構強いものとなった。
そしてターンにまたJが落ちた。
この時、あなたは3ペアを持ってることにはならない。
あなたは単にJと5の2ペアを持っているに過ぎない。
あるいは、あなたが55と持っていてボードがJ-J-9だったとする。
あなたが持っているのはJと5の2ペアでもしかしたらベストハンドかもしれない。
しかし、ターンに9が落ちた瞬間
あなたの手はJと9の2ペア+5キッカーとなり、おそらくはワーストハンドとなる。
- 32 :cc:2006/08/23(水) 02:42:50 ID:Zy9uLFkQ
- ・自制
これはあなたが一番コントロールできる部分であり、しかしながら、人によっては
マスターするのが非常に困難な事でもある。
勝つポーカーをプレイするためには、忍耐と自制を身に付けなければならない。
プレイできる手を辛抱強く待つ忍耐力、そしてティルトになってしまうことを避ける自制心だ。
ひどいバッドビートでそれまで頑張って勝った分を一瞬で吹き飛ばし、腹がたったりすることもあるかもしれない。
そういう気持ちを避けるのは難しく、我々は誰もが時にティルトになってしまうが
それでも次のハンドが配られた時には前のハンドの事は水に流さなくてはならない。
それができそうもないなら、席を外して2-3分歩いたりしてみよう。
ゲームは逃げない。戻ってきたら、まだそこでやっている。
もしくは、違うテーブルに移動しよう。
正直、絶え間ない忍耐と自制がなければ、あなたが輝かしいポーカーのキャリアを
作っていくことは不可能である。
- 33 :cc:2006/08/23(水) 17:51:28 ID:Zy9uLFkQ
- 要旨
 ̄ ̄
・オッズに合わないならば、ドローを引きにいってはならない
・「フロップでヒットしなければフォールド(Flop it or Fold it.)」戦略を基本としろ
・相手がもしかしたらドローを完成させたかもしれないと思ったらチェックで回して様子見。
・強い手を完成させ、ターンでチェックでまわってきたらチェックし、リバーでのベットを誘う。
・リバーにおいて、相手がドローを引きそこなったなと感じた場合、自分が先のプレイならチェックでまわしてブラフレイズを誘ってみよう。
・自分のハンドが弱体化した事に気づこう
・忍耐と自律はポーカーにおいて不可欠の要素である。
以上です。
ここでは書ききれなかった、さまざまなシチュエーションがポーカーにはたくさんあります。
だけど、このガイドにはオンラインポーカーにおける確固たる基礎が記されていると思います。
ここの戦略に沿ってプレイすれば、今までのように無茶なプレイをする馬鹿プレイヤーたちに
あなたのKKをつぶされて頭をかきむしる事も少なくなるでしょう。
あなたがフィッシュをBEATしますように。
そしてポーカーの神に愛されますように。
それではテーブルで会いましょう。
- 34 :サニキン:2006/08/26(土) 20:46:39 ID:Xb4gKWXw
- 堂々完結ありがとうございました!
かなりポーカーを打ってますが、新しい発見が多数あり
とても興味深い内容でした!
いつの日か、高額テーブルで会った時。。。
ガチりましょう(藁
- 35 :cc:2006/08/27(日) 01:08:46 ID:h/vjgz36
- (・∀・) コメントありがとうございます。
僕が書いたわけじゃなくて翻訳しただけなんすけどね(・∀・;)
最近本読んだりしてるので、気が向いたらTIPSを書き込もうかと思います。
- 36 :cpa:2006/08/29(火) 01:25:13 ID:iKrkheSM
- >CCさん
ポーカーの戦略について書かれた本ってほとんど英語ですよね?
読みやい英語の本ってありますか?
- 37 :cc:2006/08/29(火) 03:17:54 ID:KVJF1s66
- cpaさん
いや、僕もまだ3冊しか読んでないのでどれが読みやすいとかあまりわかりませんが・・
いっぱい本を読んでいるminさんが「スクランスキーとかと違ってこれは読みやすいよ」
と言ってT.J.cloutierの「チャンピオンシップポットリミットアンドノーリミットホールデム」という本をくれました。
(例の、取材のためにWSOPメインイベントに参加して五位をとったトム・マクボイが絶賛してた本です。)
そんなに英語が得意じゃない僕でも読めました。
- 38 :HawkYama:2006/08/29(火) 03:25:31 ID:GC3KColo
- ccさん、すばらしい情報ありがとうございました!
Beat The Fishも行ってみましたが無料サイトとは思えない情報がごろごろ
してました(・∀・)
- 39 :cc:2006/08/31(木) 20:00:32 ID:Ysl5tAWY
- (*´∀`*)それはよかったです。
- 40 :cc:2006/08/31(木) 20:05:01 ID:Ysl5tAWY
- Bertさんという方が書いてらっしゃる「カリフォルニアスタイル」というポーカーブログに
スティール戦略についての記事がありました。
・簡単に勝てるトーナメント戦略「スティール戦略」
http://ameblo.jp/bert-california/entry-10013221619.html
(*´∀`*)
- 41 :cc:2006/09/13(水) 19:58:54 ID:PoCNLKnU
- ■戦略
マスト・コール
--Matt Matros
とあるトーナメントで、9人卓、ブラインドが$1,250-$2,500、アンテは$125のときに
全員フォールドして、アグレッシブな(かといって「クレイジー」ではない)ボタンまでまわってきた。
ボタンは$19,000のオールイン。SBはフォールド。
BBはブラインドを払った後、のこりは$7,259で手札は9Ts。
BBは考えた後、コール。
これを観戦していた友人は私に言った。
「変なコールだ。ボタンがめちゃくちゃルーズにプレイしていた、というわけでもないのに。」
私は答えた。
「これはBBにとってコールしなくてはならないシチュエーションだった。」と。
なぜかって?
自分がコールした場合のポットは$21,893、コールするには$7,259のコスト。
BBは33%以上の勝率があれば期待値プラスである。
このシチュエーションにおいて、ほとんどの手札は33%以上の勝率を持っている。
【ccコメント】
たしかに期待値はプラスになるかもしれないけれど、「マスト」コールかというと
微妙な気もします。
たとえば、タイトでパッシブな場であった場合、ここでコールしていちかばちかの勝負を
するよりも、ここは降りてスチールしたほうが期待値プラスという場合もありえます。
また、こちらがビッグスタックであれば(ショートスタックのオールインによる)期待値プラスの
コールはがんがんすべきでしょうが、こちらも微妙なスタックで、負けてしまったら
片肺飛行を余儀なくされるような場合はフォールドもありえると思います。
- 42 :cc:2006/09/13(水) 19:59:10 ID:PoCNLKnU
- ■戦略
『ビッグスタックの敵は自分にとってどの場所にいてほしいか?』
--Alan Schoonmaker
・彼らはあなたを飛ばし得る
・彼らはあなたをダブルアップさせうる
・多分、彼らは普段とは違うプレイをする
よって彼らは自分の右に(自分は彼らの左に)位置したいところである。
友人の成功しているプロは
「その指摘は間違っている。
トーナメントじゃないんだから、お金の価値はかわらない。$1は$1だ。
キャッシュゲームにおいて飛ぶこと、飛ばすことに意味は無い。」
経済学的には彼は正しい。
しかし、心理学的には違う。
ビッグスタックはルーズになる傾向がある。
ビッグスタックのマニアック(常にレイズする人)が来たら、
躊躇せずに彼の左に席を移動しよう。
【ccコメント】
「チップは時計回りに流れる傾向がある」そうです。
左隣にいるプレイヤーはほとんど常に右のプレイヤーより
後からアクションできるため、右のプレイヤーに対して有利です。
逆に、マニアックを自分の左においてしまうと
リンプしてもレイズされてフォールドせざるを得ないシチュエーションが
多く出てきてしまいます。
フィッシュ・マニアック・(ビッグスタック)をみつけたら
できるだけ左側の席を確保しましょう。
- 44 :cc:2007/04/06(金) 07:21:44 ID:wwO1pm4M
- 手札AA
フロップ KT5 ターン 6 リバー2
プリフロ、フロップ、ターンとこちらからベットしたところ、
ターンで2.5倍レイズされた。リバーでは向こうから小さく打ってきた。
相手は55だった。
『どこでかでおりられたのか?』という話題で・・・
(zaki) 僕の法則として
(zaki) ターンのリレイズは1ペアでは負け
(zaki) ってのがあります
(orz____) そんでターンで降ろそうとするのもわからない話か
(orz____) うんうん
(cc_) うーん、なるほど
(cc_) たしかにその通りかも
(zaki) 実際相当厳しいですね
(cc_) 基本的には大抵負けてますよね
(orz____) フロップスロー、ターンで本性出した、てのは
(orz____) ガチですよね
(cc_) KQとか持ってて『お前、ほんとにK以上あるの?」レイズであってほしい
(cc_) と、願ってコールしたのですが
(orz____) うんうん
(cc_) だとすれば、よく考えたらフロップで確認してるはずですよね
(cc_) そのほうが安く確認できるわけですから・・
- 45 :cc:2007/04/11(水) 00:47:59 ID:H4wloq7k
- 『リンパーなんて怖くない(UTGと最初のリンパーを除く)』の法則
誰かがミドルポジションでリンプイン。その後に続いて何人かがリンプしたとします。
自分のポジションはボタンやもしかしたらブラインドで、手札が例えばA9s。
通常ならこれだけリンパーがいるならこんな半端な手でレイズはできない、リンプインしようと
考えてしまいます。
しかし、よく考えると。
ミドルポジションでリンプインなんて、たいした手じゃないに決まってます。ミドルペアとか微妙な絵札とか。
あるいはもしかしたらA+弱いカード、スーテッドコネクタ。
その後ろからリンプしたやつらなんてもっとしょぼいハンドです。
「自分の前が参加してるから、スーテッドコネクタやスモールぺアで参加してもオッズが発生する」からです。
つまり、『ミドルポジションでリンプイン』とか『それに続いてリンプイン』なんて弱気の象徴です。
レイズしたら降りざるを得ないような手ばっかりです。
で、こっちもたいした手じゃないけどレイズ。
パタパタと降りていきます。
残るとしたらビッグカード2枚とか、ミドルペアの奴でしょうか。
残った奴がいても(2人までくらいなら)フロップで半ポットも打ってやれば
降りてくれます。ミドルペアならセットになるか、場に対してオーバーぺアじゃないとおりてくれるし
ビッグカード2枚ならヒットしなけりゃおりてくれます。
そいつらにフロップで役ができる可能性のほうがはるかに小さいです。
(手札のうち、少なくとも1枚がペアになる確率 32%
ポケットペアがセットになる確率 11% )
※フロップに残っている人数が多ければ誰かが何かを持っている可能性は高くなるので
ブラフはやめたほうが良いでしょう。
毎回やるとバレるかもしれませんが、これ、かなり有効です。
※ただし、UTGのリンプインはAAやKKが隠れている可能性もあるので注意が必要です。
- 46 :cc:2007/04/14(土) 18:05:31 ID:ajSLmBbk
- ※初級者むけ
■相手の手の読み方
ごくごく基本的なことなのかもしれませんが、活字として見たことがないので一応書いて見ます。
リングゲーム(トーナメントじゃない、キャッシュゲームのこと)やってたんですね。
で、僕がBB(ビッグブラインド)のとき・・
ボタンがリンプ
SBがコール
BB(僕)がチェック 手札3♣6♣
ボタンでリンプイン?
ボタンというのは非常に強いポジションです。
誰も参加してない時にある程度のハンドがあったら普通レイズではいるべきです。
僕がその立場だったらA4とかJ9sでもレイズします。
つまり、基本相手はたいしたハンド持ってないでしょう。
フロップ 6♦Q♣J♣
全員チェック。
全員チェックということは、誰もQは持っていないはずです。
最後のアクションであるボタンはQはもちろん、Jも持っていないでしょう。
なぜならば、ボタンの前にふたりがアクションしたわけですが、彼らチェックでまわしたことから
『あいつら2人はQを持っていない』ことがわかります。もしJを持っていれば、Jが最強であることを理解し、
ベットしてきているでしょう。
僕の6ヒットが現在最強の可能性があります。
フロップ 6♦Q♣J♣ ターン 4♦
フロップより低いカードが落ちました。
SBがチェック。ということは、SBもJは持ってないでしょう。
もしJを持っていれば、フロップで全員チェックでまわった時点でJが最強である可能性が高いので
ベットしてきているはずですから。
僕もチェック(打ってもよかったかも。相手にフリーカードを与えないために)
ボタンもチェック
フロップ 6♦Q♣J♣ ターン 4♦ リバー Q♠
2枚目のQです。もしQ持ちがいたらフロップかどこかで打ってきているはずなので
おそらくどのプレイヤーにも関係ないカードでしょう。
SBチェック
彼は間違いなく何もなしだろう。
僕チェック
6が最強の可能性があるといっても、ベットして相手になにもなければ降りられ、
もし何か持っていれば負けが大きくなるだけなのでベットすることはあまり意味がない。
ので、チェック。
ボタンがポットベット
リバーで急に強気になるということは、普通はリバーで2ペアとか
セットとか完成させた場合が多いです。
しかし、今回について言えば、ボタンがリバーでなにかを作った可能性は低い。
しいて言えば、44を持っていてターンでセットを作ってスロープレイという可能性もなくはないけど
44だったらボタンからレイズで入っててもおかしくないし、誰かにフラッシュひかれる目もあるのでおそらくターンで打ってきた可能性が高い。
そう思って6持ちでコールしました。
相手は完全なブタで、みんなチェックしたからブラフでおろそうとしたみたいでした。
自分の手の強さだけで勝負するのではなく、相手を読むことでより収益があがります。
『ノーリミットホールデムはカードをプレイするのではなく、プレイヤーをプレイするのだ』
という格言があるほどです(・∀・)
- 47 :boat:2007/04/15(日) 16:15:29 ID:z5bpwSLw
- 以上の説明はccさんの場合です。
私だと最後にコールして、ボタンのK6にキッカー負けします(´・ω・`)
- 48 :おるつ:2007/04/16(月) 21:18:14 ID:vHXKpHBY
- というのはボトさんの場合で、おれならレイズポットベット返して降ろします。(´・ω・`)
打ち返せば、K6にキッカー負けすることもないでしょう。
- 49 :cc:2007/05/29(火) 01:44:41 ID:VjzJmi.M
- ポーカーでもなんでも基礎はすごく重要だと思います。
ウィキペディアの英語版にポーカーについての基本原理についてあれこれかかれていて
なるほどなあと参考になる部分が結構ありました。
なのでちょっとずつ訳していきますね。
- 50 :cc:2007/05/29(火) 02:31:08 ID:VjzJmi.M
- アグレッション(攻撃性)
ポーカーにおいてベットやレイズはアグレッシブ(攻撃的)なプレイ、チェックやコールはパッシブな(受身の)プレイと捉えられる。
(ただし、チェックレイズは『非常にアグレッシブなプレイ』である。)
「アグレッシブはそれ自体に価値がある」と言われている。
アグレッシブなプレイをすることで、自分が弱い手でも相手をおろして勝つことができるからである。
一般的に言って、アグレッシブなプレイに対して相手はよりルースにプレイせねばならず、
そうするとミスをする機会が多くなる。
通常、アグレッシブなプレイはパッシブなプレイより優れているが
常に一定のプレイを採用しつづけるのは相手に読まれやすくなり、
読まれやすいというのはパッシブすぎるのよりもさらに最悪である。
常になんでもかんでもアグレッシブにプレイするプレイヤーは
「マニアック」と呼ばれ、上手いプレイヤーはそのマニアック達から
金をまきあげることができる。
コールする頻度を増やしたり、1対1に持ち込むようなプレイをしたり、
その他もろもろの方法を使って。
もし、あるプレイヤーが弱目なハンドでのアグレッシブなプレイを全くしないならば
その人がベットやレイズした途端、対戦相手は喜んで迷わずフォールドするだろう。
アグレッションの適切な頻度はゲーム理論によって算出することができる。
(いままでのプレイや対戦相手達のタイプによって、その頻度は違ってくる。)
http://en.wikipedia.org/wiki/Poker/Agression
- 52 :cc:2007/06/04(月) 01:42:54 ID:tUT6IC9k
- ブラフ
 ̄ ̄ ̄
ブラフとは、劣った手でベットやレイズすることである。
ピュアブラフ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ピュアブラフ(ストーンコールドブラフとも言われる)とは、完全に(あるいはほとんど)
引き目がない状態でのブラフである。
つまり、このピュアブラフは相手が降りてくれることでしか勝てないだろうと考えた者が行う。
ブラフのポットオッズは ブラフベット額 to ポット額である。
※分数で表すと ブラフ額/(ブラフ額+ポット額)
$100のポットに対して$100のブラフベットをするならば、$100/$200=1/2 2回に1回成功すればトントンになり
$200のポットに対して$100のブラフベットをするならば、$100/$300=1/3 3回に1回成功すればトントンとなる。)
成功確率がこれ以上あれば期待値プラスとなる。
しかしながら、ベットされた側もポットオッズを計算しているかもしれない。
$100のポットに対して$100のベットをされた場合、1/3以上の確率で相手がブラフしていると考えるなら
コールすれば期待値プラスとなる。
- 53 :cc:2007/06/04(月) 01:46:30 ID:tUT6IC9k
- セミブラフ
 ̄ ̄ ̄ ̄
自分に引き目、ドローがある状態でのブラフをセミブラフと呼ぶ。
セミブラフには2通りの勝つ道がある。
その場で相手を降ろせた場合、そしてドローを引けた場合である。
ドローハンドだけど(リバーまで行った場合)勝率的に優位であろうと考えられる場合もある。
(たとえば手札 K♠ Q♠ フロップJ♠ T♠ 2♦ なんて場合)
こういったケースでは、ベットしてもセミブラフに分類されない。
ブラフする状況
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ブラフは特定の状況下において、より効果的であるかもしれない。
コールされる可能性が小さくなれば、ブラフによる期待値は上がる。
いくつかの状況において、コールされる可能性は下がり、ブラフがききやすくなる。
・なるべく少ない人数で、プレイヤーも(シチュエーション的に)おりるであろう場合
・相手にとって、オッズに合わないような額のブラフである
・スケアカードが落ちて、相手にから見てこちらの手が強い手になったように見える
※スケアカード 直訳すると怖いカード
http://www12.plala.or.jp/doubledown/poker/danpokerdic.htm#scarecard
・いままでのベッティングパターンではこのベットの仕方の場合は常に良いハンドであった
・相手のベッティングパターンから、相手の手がおそらく微妙なハンドであることを示唆している
・相手のベッティングパターンから、相手が手がおそらくドローハンドである可能性が高く、
こちらのブラフが相手にとってドローを引きに行くにはオッズが合わない
・相手は見境無くポットに参加してくるようなタイプではない場合
・相手のプレイヤーが十分なスキルを持っていて、敵に対して十分な注意を払っている人物である
- 55 :cc:2007/06/04(月) 20:23:31 ID:tUT6IC9k
- 適切なブラフの頻度
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
もしブラフをほとんどしなければ、ベットした際それが強い手であることがバレバレとなる。
注意深いプレイヤーからはそのようなベットに対しては非常に強い手や、ドロー手で
オッズに合うときのみ受けられることになるだろう。
もしブラフを頻繁にしすぎれば、注意深いプレイヤーからはリレイズされたりコールされたり
するだろう。
時折のブラフは、ブラフした時のハンドは相手の予想の裏をかくものとなるだろうし
また、本物の手が入ったときにベットしても、相手は「もしかしたらブラフかも」と、
思ってくれるかもしれない。
デビッドスクランスキーは彼の著書「セオリーオブポーカー」の中でこう述べている。
『数学的に最適なブラフ戦略は 以下のようなやり方でブラフする。
つまり、あなたがブラフしている可能性が相手が得るポットオッズと全く同じとなるようにすることだ。』
(cc注:たとえばポットが100で、Aさんがリバーで100ベット。BさんはAさんがブラフなら勝っているし
ブラフでなければ負けている手を持っている。Bさんはもしコールするとしたら、$100払って計$300
のポットを狙いに行くことになる。つまり、Aさんがブラフしている可能性が33.3%より高ければ
オッズに合うことになり、それ以下ならば合わないことになる。
Aさんが同じシチュエーションにおいて33.3%より上の頻度でレイズするならばBさんからすれば毎回コールが正解となり
以下ならばBさんからすれば毎回フォールドが正解となる。だからこの場合、33.3%ちょうどの頻度が適正となる。
と、いうことをスクランスキーは言たいんだと思います。
ただ、例えば超コーラー相手にはそんな頻度でブラフできないわけであくまで数学的、ゲーム理論的な
正解だと思います。この部分、ちょっと難しかったのでこの解説、および翻訳におかしな点があればツッコミお願いします。)
ブラフはまた、相手からブラフかどうか分からないように行われなくてはならない。
ブラフが読まれるようなパターンとなってしまわないためには
ブラフするかどうかをランダムに決める”代理人”を作ると良い。
例えば時計の秒針の位置でブラフするかどうかを決める、など
相手に読まれない方法でブラフするかどうか決めるとよい。
以上、http://en.wikipedia.org/wiki/Bluff_%28poker%29より
- 56 :名無しさん:2007/06/04(月) 22:34:54 ID:aCmJcGyA
- 『数学的に最適なブラフ戦略は 以下のようなやり方でブラフする。
つまり、あなたがブラフしている可能性が相手が得るポットオッズと全く同じとなるようにすることだ。』
(jbetスレの49注:Aさんにいい手が入る確率はAさんがブラフするしないに関わらず一定で、これをpと置きます。
次にAさんがブラフをする確率をqと置きます。そうすると、Aさんがベットする確率はp/(1-q)となります。(Aさんがベットする確率がp(1+q)となるようにqを定義した方が計算が楽なのですが、ここでは説明の平易さを優先します。)
で、ポットに100、Aさんがベットするのが100だとします。
仮にBさんがおりた場合、Aさんの平均利得は100p/(1-q)。
仮にBさんがコールした場合、Aさんの平均利得は200p-100pq/(1-q)
Aがブラフしない時(q=0)のAさんの平均利得は、
Bさんが下りた場合:100p、Bさんがコールした場合:200p
Aさんが20%ブラフする時(q=0.2)のAさんの平均利得は、
Bさんが下りた場合:125p、Bさんがコールした場合:175p
Aさんが33%ブラフする時(q=0.33)のAさんの平均利得は、
Bさんが下りた場合:150p、Bさんがコールした場合:150p
Aさんが50%ブラフする時(q=0.5)のAさんの平均利得は、
Bさんが下りた場合:200p、Bさんがコールした場合:100p
qはAさんが決められます。それに対してBさんがどう行動するかですが、BさんはAさんの決めるqが完璧に読めるスーパーマンだった場合、q=0.33がAさんの最適解となります。ゲーム理論でいうミニマックス戦略ってやつですね。
相手がどんなにスーパーマンでも150pは保証されます。その代わりBがどんな莫迦でも150pですが。
超コーラー相手には、ミニマックス戦略を外れてよりタイトに打つとAさんの利得は150pを超えますが、逆にBに裏をかかれて、超コーラーに見せてAにタイトな戦略を取らせた後で下りられると、Aさんの利得は150pより下になります。
なので、ミニマックス戦略はある意味安全な戦略であり、
> 例えば超コーラー相手にはそんな頻度でブラフできないわけで
というほどひどい戦略ではないはずなんです。やっぱり数学と現実の違いなんですかね。)
- 57 :cc:2007/06/05(火) 22:38:46 ID:DEibZUOY
- >>56さん
その節はおつでした。。
おっしゃるとおり
>相手がどんなにスーパーマンでも150pは保証されます。その代わりBがどんな莫迦でも150pですが。
という戦略なのでは、と思います。
どんな凄腕の相手からもつけこまれにくい額。
しかしながら、(ちょっと極端な例ですけど)こちらの手ややっていることとはなんにも考えないで
「なんでもかんでもコールしてくるやつ」相手と
「ナッツ以外では絶対コールしないヤツ」相手ではブラフすべき最適頻度は違ってくるのではないかと思います。
(後者なら『相手がナッツでない可能性にベットする』わけで、毎回ベットすべきですよね)
ゲーム理論により求められる最適の頻度というのは『最高に観察力があり、合理的なプレイができる相手』相手には対してであり、
実際のテーブルではそういうプレイヤーばかりではないので相手のプレイスタイルが読める場合には
それにあわせて頻度を変えたほうが良いのではないかなと思います。
- 58 :トム:2007/06/06(水) 12:42:19 ID:l5JfL8EI
- 質問がありますのでよろしくお願いします。
フロップ、ターン、リバーとこちらがちょいレイズすると
絶対リレイズせずにコールでひたひたとついてくる敵がたまに
います。すごく気味が悪いです。多分1)何かのドローを狙ってる人
または2)スロープレイ中の人(スローニンまたはチェッカーズと呼んでいる)
のどちらかと思います。
このどちらかの判断を誤ると大ヤケドしそうですが、見分けるTipなどありましたら
教えていただきたいのですが。
- 59 :名無しさん:2007/06/07(木) 00:16:09 ID:oKatBHGc
- 相手がついてくるだけなら大やけどはしないのでは?
むしろ自分が大して強くない手なのに、相手を下ろそうとして
不必要なレイズをしてしまう可能性を危惧すべきだと思います。
- 60 :Favre:2007/06/07(木) 21:52:13 ID:U.6J6wb6
- >>57
CCさん先日のトーナメント企画有難うございます。
これはCCさんのおっしゃる通りで、The Theory of Poker自身にも、「自分
より弱い相手に対してはゲーム理論的戦術よりもjudgementを優先せよ。しか
しながら、自分より上級者、あるいはunknown playerに対しては、有効な戦術
である。なぜなら、callerの対抗手段は、ゲーム理論的に正しい確率でcallす
るしかなすすべがないからである」のように記されています。
実戦的には、同著のChapter 21 "Heads up on the end"も併せて読むと、
より深いリバーでの戦術を身に付けることが出来ると思います。
- 61 :56:2007/06/07(木) 23:23:52 ID:llWZCsvI
- 一応、それほどひどい戦略ではないと言ったものの、最適といったつもりもないんですけどね。
確かに相手が超コーラー、超タイト、自分より弱い、というのがゲームの「前提」として加わるの
なら最適戦略は変わるでしょうね。もっともそれを数値にするのは難しいので、相手がコーラー
なら理論値より固く、タイトなら理論値よりも多くブラフ、という感じの判断になるとすれば、理論
値を知る事は基準として重要じゃないかなと思います。
- 62 :cc:2007/07/10(火) 23:04:56 ID:ncV/t9JM
- 以下、ウィキペディアの「ポーカーストラテジー」を翻訳していきます。
http://en.wikipedia.org/wiki/Poker_strategy
1. ポーカーの基本原理
2. ポットオッズとポーカーの確率
3. あざむくプレイ
4. ポジション
5. レイズする理由
6. コールする理由
7. ギャップ理論
8. サンドイッチ効果
9. ルース/タイトプレイ
10. アグレッシブ/パッシブプレイ
11. ハンド読みとテル(癖)
12. テーブルイメージと相手のプロファイリング
13. エクイティ
14. 少人数のゲームにおいて考慮すること
15. ストラクチャーの考慮
- 63 :cc:2007/07/10(火) 23:20:05 ID:ncV/t9JM
- ■1. ポーカーの基本原理
「ポーカーの基本原理」はデビッド・スクランスキーによって提唱された。
その内容は、
『もし仮にあなたが相手の手を見られるとして、その場合と同じプレイができればあなたは利益を得、
もし仮に相手があなたの手をみられるとして、その場合と違うプレイをさせられればあなたは利益を得る』
というものである。この定理は多くのポーカー戦略の土台となっている。
例えば、(下記に説明するように)ブラフやスロープレイなどの相手をあざむくようなプレイは
相手がもし手を見られるとした場合と違うプレイをさせるように仕向けるプレイの一例である。
この「ポーカーの基本原理」には、複数の参加者がいるポットにおいていくつかの例外があると
「モートンの定理」において説明されている。
- 64 :cc:2007/07/11(水) 03:37:28 ID:YIumXANY
- ★ポーカーの基本原理(もっと詳しく)
ポーカーの基本原理(The fundamental theorem of poker)は、デビッドス・クランスキーによって提唱された。
「不完全情報下において意思決定を行うゲーム」といのがポーカーの重要な本質であると彼は考えている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もしあなたが対戦相手達の手を見れるとして、その場合にするプレイと違うプレイを行う度に、彼らが得るであろう。
もしあなたが対戦相手達の手を見れるとして、その場合にするプレイと同じプレイを行う度に、貴方は得るであろう。
逆に、
もし対戦相手達があなたの手を見れるとして、その場合にするプレイと違うプレイを行うたびに、貴方は得るであろう。
もし対戦相手達があなたの手を見れるとして、その場合にするプレイと同じプレイを行うたびに、貴方は失うであろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このポーカーの基本原理は平易な言葉で書かれているが、数学的論法に基づいて編み出されている。
ポーカーにおけるそれぞれの決断は期待値という考え方によって分析することが出来る。
期待値とは、その決断を膨大な回数繰り返した場合に出る平均の払い出しの価値である。
正しい決断とは、与えられたシチュエーションにおいて期待値を最大化させるような決断のことである。
(時には目先の期待値の最大化を捨て、長期的に相手を欺くことが正しい決断となる事もある。)
もし相手のカードを覗き見ることができるのであれば、数学的に正しい決断を常に行うことができる。
(これは、1対1の場合には常に真実であるが、複数のプレイヤーがいるポットでは常に真実とは限らない。)
この正しい決断からそれなければそれないほど、長期的には良い結果を生むことになる。
以上が「ポーカーの根本原理」の数学的な表現である。
- 68 :cc:2007/07/20(金) 00:12:03 ID:JLUBqlfU
- (続き)
□例
アリスがリミットのホールデムをプレイしていて、アンダーザガンで9♣9♠を配られたとしよう。
アリスはコール、そしてBBまで全員フォールドしBBはチェック。フロップA♣K◇10◇。BBがベット。
この時点で、彼女は不完全情報の下で決断をしなくてはならない。
この状況においては、フォールドが正解であろう。
ターンやリバーで彼女のハンドを殺すカードが多すぎる。BBが、もしAもKも持っていないとしても
ストレートを構成するカード三枚、同じスートのカードが2枚あり、BBがフラッシュドローや
ストレートドローを持っている可能性は、簡単に存在する。
彼女のアウツは2枚の"9"のみで、それをひいたとしても彼女は勝てないかもしれない。
しかしもし、彼女が相手のカードを知ることができると・・・つまり、彼女はBBのカードが
100%間違いなく8◇7◇であると知ることが出来たとしよう。
このケースにおいては、彼女の最適プレイは「レイズ」である。
(「コール」はBBに対してタダでドローを引きに行かせてしまうことになるため、
レイズに比べて長期的には収益が少なくなる。)
それゆえ、彼女がフォールドすること、そしてコールすることさえも、
相手の手を見ることができた時と違うプレイをしたこととなり、
「ポーカーの基本原理」に照らし合わせると、『彼(BB)が利益を得た』ということになる。
彼女が、相手の手札を8◇7◇であると知っていた場合と比べて違うプレイをした
という意味において、彼女は「ミスをした」ということになる。
不完全情報のもとにおいてそれがベストの判断であったにもかかわらず、である。
この例からもうひとつ分かるのは、ポーカーにおいての最も重要な目標のひとつは
相手に“ミス”をするように仕向ける、ということである。
今回例示したケースでは、ビッグブラインドはセミブラフという方法で
相手をあざむくようなプレイを実践した。
彼は、アリスがフォールドすることを期待しつつベットした。
しかし、もしアリスがコールやレイズをしても彼にはまだアウツがあった。
彼はアリスに“ミス”をするように仕向けたのだ。
- 70 :cc:2007/07/20(金) 00:13:07 ID:JLUBqlfU
- (続き)
□Multi-way pots and implicit collusion
The Fundamental Theorem of Poker applies to all heads-up decisions, but it does not apply to all multi-way decisions. This is because each opponent of a player can make an incorrect decision, but the "collective decision" of all the opponents works against the player.
This type of situation occurs mostly in games with multi-way pots, when a player has a strong hand, but several opponents are chasing with draws or other weaker hands. Sometimes such a situation is referred to as implicit collusion.
The Fundamental Theorem of Poker is simply expressed and appears axiomatic, yet its proper application to the countless varieties of circumstances that a poker player may face requires a great deal of knowledge, skill, and experience.
(英語が)難しいのであとまわしにします・・
要は、この「ポーカーの基本原理」は1対1のときは常に真実だけど、
複数プレイヤーが残ってるときは必ずしも真実とは限らない、みたいなことがかかれてるようですね。
- 71 :cc:2007/07/20(金) 02:23:09 ID:JLUBqlfU
- ■2. ポットオッズとポーカーの確率
ポットオッズと勝てる可能性の関係は、ポーカー戦略において最も重要な概念のひとつである。
ポットオッズとは、ポットの額とそのポットに参加しつづけるのに必要な額との比率のことである。
たとえば、もしあるプレイヤーが$40のポットを取りにいくために必要なコール額を$10とすると
(ポット額に自分の$10は含めないものとする)ポットオッズは4-to-1(確率で言うと20%)となる。
期待値がプラスであるためには、そのプレイヤーが勝つ確率は20%以上なくてはならない。
もしプレイヤーの勝つ確率が4-to-1(つまり20%)でポットオッズも4-to-1(20%)
だとすれば、5回に4回は彼が$10を失い、5回に1回は$50のポット(彼のベットも含む)を
得ることになるので、ちょうどトントンになる。
- 72 :cc:2007/07/26(木) 21:54:42 ID:kJhsn15M
- ■3. 相手を欺くようなプレイ
相手を欺くようなプレイをすることで、
『仮に相手がこちらの手札を見ることができた場合に行うプレイとは違うプレイ』
をさせるように仕向けることができる。
ブラフとは相手が自分より良い手を持っているときにフォールドさせるように仕向けることであり
相手を欺くプレイのひとつである。
あるプレイヤーが決してブラフしないことを対戦相手が見ていたとしたら、
対戦相手はビッグハンドがない限りそのプレイヤーのベットにはコールしないだろう。
スロープレイというのは大雑把に言ってブラフの逆であり、これも相手を欺くプレイのひとつだ。
強い手をもっているのにそれを弱々しく(チェックやコールのみで)プレイすることである。
スロープレイを全くしないプレイヤーがいて、それを対戦相手が注意深く見ていたならば
(スロープレイしないプレイヤーが)弱みを見せるや否や、何も無くても打ってくるだろう。
- 73 :cc:2007/10/28(日) 00:27:31 ID:EiU5I2Ss
- ■4.ポジション
ポジションとは、テーブルを囲んで座るプレイヤーの順番であり、アクションをとる順番である。
ポーカーではアクションをとる順番というものに戦略上の意味が発生する。
一般的に、より先のポジション(最初にアクションをとらなければならない)にいるプレイヤーには
後のポジションのプレイヤーよりベットやレイズするのに強い手が必要とされる。
たとえば、もし後ろにまだアクションを行っていない5人の相手がいたとしたら1人しかいない場合に比べて
そのうちの誰かがより強い手を持っている可能性が高くなるからだ。
後のポジションにいるということは有利である、というのも、前のほうに座っているプレイヤーが
どのようにプレイするかを見ることができる(すなわち、相手の手に関して自分が得られる情報が、
相手に与える自分の手に関する情報より多くなる)からである。
ポジションを理解するというのは長期的な勝者となる上で最も肝要な要素のひとつである。
プレイヤーのポジションがよくなるにつれ、ハンドに参加して勝つことのできる手の範囲も拡がる。
またそれとは逆に、この(ハンドとポジションの関係という)知識は非常によく知られているので、
うまいプレイヤーはそれを利用して自分に有利に働かせることもできる。
トーナメントスタイルのプレイ(すなわちチップの額が限られていて、リバイすることができない)において、
消極的で、なおかつ、他人のプレイを注意深く観察している相手に対してなら、
突発的にどんな手でもレイズを入れたとしたら、ブラインドをスティールすることが可能となるのだ。
(訳注:比較的早いポジションから、レイズを入れた場合、相手は強い手に違いないと思って降りるため、
ブラインドのスティールが可能となる。)
- 74 :cc:2007/10/30(火) 04:00:16 ID:1GTzjlkU
- ■5、レイズする理由
レイズは(コールと比べて)勝つチャンスがもうひとつ増える。
レイズによって相手が降りて勝つことがあるからだ。
デビッド・スクランスキーはレイズする理由に以下の7つを挙げている。
☆バリューベット
ベストハンドを持って、より多くの金をポットに入れさせる。
☆プロテクト
ベストハンドを持っていて、ドローハンドを持った敵をポットから追い出す。
☆ブラフ、セミブラフ
弱い手やドローの手でレイズし、それによって
強い手を持った敵をフォールドさせられるかもしれない。
セミブラフの場合はコールされても、引いて勝つチャンスが残されている。
(そしてその場合、ポットはより大きなものとなる。)
☆フリーカードをもらう
フロップでドローハンドを持ってベットやレイズした場合、相手がこちらの手を
強いと警戒してターンをチェックで回し、タダでリバーが見れるかもしれない。
☆情報を得る
自分の手が相手に対してどれぐらい強いかよくわからない時に
レイズしてみる。相手がコールなり打ち返してきたら相手の手の強さに
関する情報を得ることができる。
(あるいは相手がそこで降りてしまい、その場でポットを獲得できる場合もある。)
☆自分の手がセカンドベストのときに、もっと弱いハンドのプレイヤーを追い出す
セカンドベストのドローイングハンドを持っていてまだターンやリバーが残っているときに、
レイズして、自分の手よりも劣る手(しかし、ターンやリバーで自分の手よりもよくなる可能性のある手)
を持つ第3のプレイヤーを追い出すことで、もし自分がドローを引いた時の勝率を上げて、
期待値をあげることが可能である。
☆ドローイングハンドの相手がベットしてきた場合に、後ろのよりよいハンドを持つ第3のプレイヤーを降ろす
もし、明らかにドローイングハンドの相手がベットしてきた場合、
レイズすることで、後ろにいるよりよい手を持っているかもしれない第3のプレイヤーは、
ベット⇒レイズの入った状態でコールするよりも、フォールドを選ぶかもしれない。
これはアイソレーションプレイ(訳注:自分が勝てる相手とヘッズアップに持ち込むためにレイズするプレイ)
の一種である。
- 76 :cc:2007/11/14(水) 12:42:03 ID:YS9JaQmo
- ■6、コールする理由
ベットやレイズに対してコールする理由はいくつか存在する。以下にそれをまとめる。
☆カードを見るため:
プレイヤーがドローイングハンドを持っている場合、コールしてカードを見るための
適正なポットオッズがある場合。
☆期待値上の損失を抑えるため:
プレイヤーはコールするのには適正なポットオッズが与えられているものの、
レイズしてさらにポットを膨らますのは期待値上損だという場合。
☆リレイズされるのを避けるため
☆自分の手の強さを隠すため:
プレイヤーが大変強い手を持っているとき、前半のベッティングラウンドでは、
スムースコール(訳注:強い手でレイズせずにコールする、スロープレイの一種)
することで自分の手の強さを知られないようにして、後半のベッティングラウンドで
より多くの金がポットに入れられることを期待できるかもしれない。
(例:フロップでフルハウスを引いた。相手はベットしてきたが、コールのみしておいて、
ターンで相手がさらにベットしてくることを期待する。)
☆ポットオッズを操作するため:
(レイズせず)コールすることで、プレイヤーはまだアクションをとっていないプレイヤーに
コールするためのよりよいポットオッズを与えることができる。
たとえば、プレイヤーが非常に強い手を持っている場合、スムースコールすることで
後ろのプレイヤーにオーバーコール(訳注:誰かがコールしている状態でさらにコールすること)させて、
ポットを膨らませるように仕向けることができるかもしれない。
特にリミットゲームでは、前半のベッティングラウンドでポットを膨らませることは、ポットオッズがよくなるため、
後半のベッティングラウンドで相手のコールをより引き出すことになるかもしれない。
(例:フロップでフルハウス完成。前のプレイヤーがベットしてきた。自分の後ろにも
まだアクティブなプレイヤーがいるので、その相手にコールさせるために、レイズせずにコール。)
☆後のベッティングラウンドでのブラフを仕掛けるため:
前半のベッティングラウンドでのコールによって、後半でのブラフ(あるいはセミブラフ)を準備する。
(例:相手が先アクションで、「何も持って無くてもフロップで必ずコンティニュエーションベットしてきて、
コールされたらターンではチェック」というプレイヤーの場合に、こちらもフロップをはずした場合も
相手がターンでチェックしてきた場合はブラフで降ろせる可能性が高いのでコールする、等)
- 77 :cc:2007/11/14(水) 12:52:38 ID:YS9JaQmo
- ■7、ギャップコンセプト
ギャップコンセプトとは、自分でレイズ(ベット)する場合よりも相手のレイズ(ベット)に参加する場合のほうが強いハンドを必要とする、という考え方である。ギャップコンセプトは、すでに強みを見せている相手との対決を避けたいということや、コールした場合には勝ち方が1通り(ハンドで勝つ)しかないのに対して、ベットを自分から仕掛けた場合には、相手が降りることで勝つことができるかもしれない、ということの反映である。
■8、サンドイッチ効果
ギャップコンセプトと関連して、サンドイッチ効果とは、(前にベットなりレイズなりしたプレイヤーがいて、更に)まだアクションをとっていないプレイヤーが後ろにいればいるほど、プレイヤーはより強い手を持っていなければならないということである。プレイヤーには、何人の相手が参加してくるかがわからない、あるいはリレイズにコールしなければならないかもしない、ということがわからないため、実際のポットオッズがわからないのである。したがって、この不確実性を補うため、より強い手を持っていることが望ましいのである。
- 78 :cc:2007/12/27(木) 23:12:22 ID:nDQraXf2
- ■9、ルース/タイトプレイ
ルースプレイヤーは比較的多くの手をプレイし、弱めの手でもプレイし続ける。タイトプレイヤーはあまり多くのハンドをプレイせず、弱い手ではプレイしない。以下はルースなプレイヤー達相手のゲームに当てはまる考え方である。(タイトなゲームではその逆になる。)
・ブラフやセミブラフはより効果が薄い。というのも、ルースなプレイヤーは降りない可能性が高いからである。
・通常に比べて、プレイするハンドのボーダーラインをちょっと下げても良いかもしれない。というのも、ルースなプレイヤーたちもまた、大したことないハンドでプレイしているかもしれないからだ。
・ドローハンド(フラッシュなど)でプレイすることの価値は高まる傾向にある。というのも参加者が多いため、ついていくのに十分なオッズがある場合が多く、また、多人数参加のポットで勝つには(ただのワンペアーなどよりも)より強い手が求められることが多いからである。
- 79 :cc:2007/12/27(木) 23:20:59 ID:nDQraXf2
- ■10、アグレッシブ/パッシブプレイ
アグレッシブ(攻撃的)なプレイとは、ベットやレイズをすることである。
パッシブ(消極的)なプレイとはチェックやコールをすることである。
一般的にはパッシブなプレイよりもアグレッシブなプレイのほうが強いスタイルだと
みなされている。
(ブラフで相手を降ろせたり、相手のミスを誘発させやすいため。)
- 80 :cc:2007/12/28(金) 00:00:19 ID:uKbpIQOk
- ■11、ハンドリーディングとテル
ハンドリーディングとは、いままでのアクションに基づいて
相手が持っている可能性のあるハンドを推測する知的プロセスのことである。
ハンドリーディング(手を読む)とは実際には誤った呼称であるといえる。
というのもプロのポーカープレイヤーは、相手がどの手を持っているかということを
正確に読み取ろうとはしていないからである。
彼らが行っているのは、相手の持っている手の可能性を相手のアクションに基づいて
持っていてもおかしくないと思われる範囲にまで絞り込むことである。
テルとは、手に関するヒントを与えてくれるような相手のクセ、
行動や態度の変化のことである。
相手のカードに関する、知識に基づいた推測というものはプレイヤーが
ミスをすることを避けるのに役立ち、また、相手のミスを誘い、
あるいは、プレイヤーがその状況では普段は行わないようなプレイを行うように影響する。
たとえば、テルが相手がドローを引き損ねたということを示していたとき、それを見たプレイヤーはいつもよりもブラフを行うことの効果が高いと感じるかもしれない。
- 81 :名無しさん:2007/12/29(土) 20:49:13 ID:Svig7I2s
- いつもありがたくここのポーカー情報を会得させていただいております。
CCさん、おるつさんなどのレクチャーでここの読者はかなりの
ストラテジーを会得したはずです。
あと出来ればメンタルコントロールTipのようなものが会得できればと
思っているのですが何かあればお願いしたいのですが。
例えばAA持ちでフロップ5s6s7sでレイズする敵に、負けると分かって
いるもののつっこんでしまう面とか..
妻と喧嘩したあとは負けやすいとか..
そんなこと自分で何とか克服せよ!というのも確かにありかもしれませんが、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
- 82 :名無しさん:2007/12/30(日) 02:43:13 ID:zWobz52k
- 投資のプロなんかは3つのM(money, method, management)のうちManagementが一番大事だって言ってるね
- 83 :cc:2007/12/30(日) 16:06:59 ID:7vlvPHaw
- >>81さん
下のブログリンクにもある、「 ラスベガス発!! 波乱万丈、そしてポーカー。運が悪けりゃ、、」を書いてらっしゃる
ミキヤさんは日本人のキャッシュゲームプレイヤーとしてはトップじゃないかと思うのですが、
ブログでは繰り返しメンタル面のマネジメントの重要性について書いてらっしゃいますね。
Liz Liu というプロ(女性)は失恋したときにポーカーをやって50万ドル負けたそうです。
有名プロでもそうなっちゃうのであれば、TILT(イライラすること、かっとなること)になってしまったのを
どうこうしようというのは素人には難しいのかもしれません。
しばらくテーブルを離れたり、頭を物理的に氷で冷やしたり、深呼吸をしたり、というのは
気休め程度に効果があったようにも思いますが・・。
一番大事なのはTILTになるのを未然に防ぐことだと思います。
レートを下げてみるのが早いかもしれません。
先日、APPTマカオのトーナメントで
僕がKK、相手がAKでちょうど$1.5万の同士オールインになり(プリフロップでのオールインです)、
場にAが落ちて負け、飛びました。
ターンでAが落ちたときに相手が「イエス!!!!」とか叫んでたのですが、
1週間くらいそのシーンを思い出してはムカついてましたw
これが参加費15ドルくらいだったら笑ってられたと思います。
>例えばAA持ちでフロップ5s6s7sでレイズする敵に、負けると分かっているもののつっこんでしまう面とか..
たとえばこんな場面でも、普段より低いレートだと相手が何を持っているのか冷静に考えて対処できるかもしれません。
レート下げるかわりに多面打ちにしてみると、忙しくなってわりと機械作業になってくるので
面倒くさいシチュエーションで難しいハンドを気軽に捨てられるようになったりします。
(僕自身、TILTに陥ると自分で自分をコントロールできてるつもりでもかなり荒くなってると思います。
飲酒運転と一緒で大丈夫だと思ってるのは自分だけで、事故の元ですね(笑)
- 84 :名無しさん:2007/12/31(月) 00:20:09 ID:8Ubh425Y
- ccさん、ありがとうございます。
確かに多面打ちのほうが機械的に処理せざるを得ないので最も
効果的のようです。逆にレートを下げるとむしろ粗くなる気が
するのです。いつもストラテジーは心がけているのですがあまりにも
手が入らないと、甘めでリンプインする→下手にヒットし更に追い→キッカー
負けしかっかする。のような魔がさした状況が根源のようです。
多面打ちで以前、24面打ちのプロの件が出てましたが、一体どうやってる
のでしょうかね?4面xPC6台という感じですかね?
また相手の癖は考えず、機械的な対処をしてるというわけでしょうか?
- 85 :名無しさん:2007/12/31(月) 00:50:09 ID:diLIB6b2
- >>84
24面打ちですかすごいですね。
腕が2本、目が2つの人間がどうして打てるのかやったとしても苦痛としか
思えませんね、他のプレーヤーを待たせたりして迷惑のような気がします。
自分には自己満足としか思えませんが。
時間効率を考えても私には4面打ちが限度です。それでも他のプレーヤーの
観察は疎かになってしまいそう。
- 86 :名無しさん:2007/12/31(月) 02:56:24 ID:OKabNjYg
- >逆にレートを下げるとむしろ粗くなる気がするのです。
今のレートで十分荒すぎるということに気づいてないのは致命的だと思います。
勝率を度外視して負けてるにも関わらずそれがやめられないというのは深刻じゃないですか?
- 87 :cc:2007/12/31(月) 12:00:40 ID:XokNRl.c
- 24面打ちはこれかな?
http://www.pokertube.com/ShowMovie.aspx?movieID=772d9c5a-5dd1-496d-a858-3ce7d8c50348
TILT対策についてですが、ポーカー本を読んでみるのはどうでしょうか。
素直に本の通り打ってれば長期的には勝てると思いますし、
勝ってれば多少のバッドビートは大目に見てやろうっていう気になります。
また、定石を知っていれば少々イライラしていても定石から大きく外れた打ち方には
ならないかもしれません。
(といってもほとんどが英語の本ですが・・)
>また相手の癖は考えず、機械的な対処をしてるというわけでしょうか?
機械的な対処をしてるかもしれませんし、Poker Tracker等相手のスタイルを解析するソフトもあります。
- 88 :名無しさん:2007/12/31(月) 16:58:22 ID:8Ubh425Y
- 86)さん。
とりあえず微妙には勝っているのですが、やはり無謀な突っ込み
で負けるのは本当にムダが多いので質問させていただきました。
勝率を上げるのはやはりメンタルコントロールと相手を選ぶ選魚眼
かなと..
無理をして負けて、頭に壁をぶつっける機会を減らしたいものです。
CCさん、来年もよろしくお願いいたします。
- 89 :名無しさん:2007/12/31(月) 16:59:55 ID:8Ubh425Y
- 訂正です。
x「頭に壁をぶつける」→○「壁に頭をぶつける」
- 90 :NODY:2008/01/02(水) 15:05:08 ID:OQ8Q4xJ.
- 24面打ち・・・
もぐらたたきに見えたのは俺だけ?(´・ω・`)
- 91 :名無しさん:2008/01/02(水) 20:30:33 ID:HThfJOhw
- 確かに。もぐらたたきそのものですね!言い当ててます。
以外なのはPC6台でなく1台でマイターン→ポップアップ処理してる
部分。完全に条件反射の処理で相手の癖、性格を考慮せずにストラテジー
処理に徹している=無感情。
チルトにならなけらばそれでちゃんと勝てるという裏づけなのかも。
- 92 :名無しさん:2008/03/05(水) 02:12:43 ID:cWEkiM3M
- 株式投資の世界でも、最新のオリジナル高性能ソフトを使って
機械的に無感情で投資する集団が一番強い。下げ相場でも売るべき時に
売らなければ被害増大だとわかっているのに、実際に売るのは難しくて
未練が残るしガチガチに固まって身動きできなくなる。それを防ぐのが無感情なソフト。
- 93 :名無しさん:2008/04/16(水) 21:53:48 ID:0w6VVviA
- ベットボタンを一番押した人が勝つ
コールボタンを一番押した人が負ける
- 94 :よしだま:2008/04/17(木) 21:36:19 ID:IwbJn586
- >92さん
>機械的に無感情で投資する集団が一番強い。
↑ができる人はほとんどいないと思いますよ。時期によって
トレンドフォローのプログラム、コントラリアンのプログラム
有効な時期がありますが、引かされた時の判断は結局
運用者の裁量になってくるので。
ポーカーでも、AAが3、4回連続で負けたら、AAって使えないなーって
思う時ありますよね。
>93さん
フィルアイビーが強い理由が分かったような気がします。
- 95 :cc:2008/04/22(火) 05:02:08 ID:VKAu/tQM
-
■12、テーブルイメージと相手のプロファイリング
相手のプレイの傾向やパターンを観察することで
相手のハンドについてより確度の高い読みを行うことができる。
たとえば、あるプレイヤーが極端にタイトにプレイ(ほとんど参加していない)しており、
とうとうポットに参加してきた場合、平均よりは強い手を持っていそうである。
テーブルイメージとは相手から見た自分のプレイのイメージのこと。
プレイヤーはあえて自分本来のプレイとは外れたようなプレイをすることで
テーブルイメージを操作し、それによって相手が自分の手を読み違えて
ミスを誘うように持っていくことができる。
- 96 :cc:2008/04/24(木) 03:25:28 ID:iwtSQT/M
- ■13、エクイティ
(※訳注:エクイティとは・・確率上の取り分、期待値上の取り分のこと。
たとえば、じゃんけんに勝ったら100円もらえるゲームがあるとする。
(負けてもなにもなし。)じゃんけんに勝つ確率は50%なので、
確率上の取り分は 100円×50%=50円となり、つまりこれがエクイティである。)
エクイティとはあるプレイヤーのポットにおける自分の期待出来うる取り分のことであり、
パーセンテージ(勝つ確率)か期待値(ポット額×勝つ確率)で表わされる。負のイクイティ、
あるいはイクイティの損失、は1/(ポットに同じ額を投入して参加している人数)が
勝つ確率よりも低い状況でポットに参加している場合に発生する。
例:
アリスは$12をポットに投入しており、2人のプレイヤーが同じ額を投入している。
アリスは、$12で$36を勝ち取るチャンスを「買った」ことになる。
もし、アリスの勝つ確率が50%なら、アリスの$36のポットにおけるイクイティは
$18になる(エクイティは増大している、というのも$12はいまや$18の価値になっているからだ)。
もし彼女の勝つ確率が10%でしかなかったら、彼女はイクイティを失うことになる、
というのも、彼女の$12はいまや$3.60の価値しかないからだ。
もしも、ポットの中にすでに金がつぎ込まれているならば、あるプレイに対して、
負のイクイティの状況においても、プラスの期待値を得られるかもしれない。
テキサスホールデムの例:
アリスはJ♦7♠、ボブはK♡6♠を持っている。
フロップが開いて、ボードには5♡6♡8♦がでた。
もし、両方の手がショウダウンまでプレイされたなら、アリスは45%の勝率があり、
ボブには53%の勝率があり、2%の引き分けの可能性がある。現在ポットには$51入っている。
アリスが$45をオールインした場合、ボブは確実にコールする。アリスのオールインした場合のポットオッズは32%である。
ボブがコールした場合のポットオッズも32%である。どちらも32%以上の勝つ確率があるので、
どちらのプレイ(レイズとコール)もプラスの期待値がある。
だが、ボブはアリスよりも高いイクイティ(53%対45%)を持っているので、
アリスはより低い投入額でプレイしたほうがいいことになる。
アリスがレイズしたことで、アリスはポットに投入した額における、
自分と相手のイクイティの差を諦めて受け入れたことになるのだ。
- 97 :cc:2008/04/24(木) 03:44:51 ID:iwtSQT/M
-
■14、ショートハンドプレイで考慮すべきこと
ショートハンド(少人数)でプレイする場合は、下記のような理由により
よりルーズに(より多くのハンドを)プレイしなくてはならない。
・プレイヤーの数が少ないので、強い手を持ったプレイヤーがいる確率がさがる。
・人数が少ないためブラインドがすぐまわってくるので「待ち」をすることの
代償が大きくなる。
- 98 :cc:2008/04/24(木) 03:52:52 ID:iwtSQT/M
- ■15、ストラクチャーに関して考慮すべきこと
ブラインドとアンティ、そして、ストラクチャーは戦略に大きな影響を与える。
たとえば、ノーリミットや、ポットリミットでは、リミットに比べてポットオッズの操作が容易である。
トーナメントでは、スタックに対してのブラインド比率がどんどん大きくなる。
なので、ブラインドとアンティに削られてスタックを失ってしまういわゆる「自然死」を避けるために、
ポットに参加しなくてはならないというプレッシャーがかかってくることになる。
- 99 :cc:2008/04/24(木) 03:54:14 ID:iwtSQT/M
- 以上でwikiに乗ってたポーカー戦略の翻訳は終了です\(≧∇≦)/
- 100 :名無しさん:2008/04/24(木) 04:25:28 ID:lXdDet.c
- ccさんはコツコツさんですねぇーすばらしいです。
でも言ってることは耳が痛いですけどどーしてもセオリーを維持する事が出来ません。
ところで最近ぜんぜん手が来なくて頭来たのでフリープレイしてみました。
あまりにも場の奴らがアホプレイ過ぎて笑ってしまいました。
- 101 :名無しさん:2008/04/27(日) 11:03:48 ID:iIskr5gk
- フリープレーでは一見あほに見えるけど誰もがチップを捨てにいってるわけじゃありません。
極端にルーズアグレッシブなテーブルだと相手の手を読むのが難しいので
めりはりのあるプレーができてるかどうかの確認に役立つと思います。
- 103 :cc:2008/07/06(日) 00:21:14 ID:Dqmlauyc
- シマダさんのブログが素晴らしいですね
翻訳のレベルが非常に高くて読みやすいですし、大事なところがまとまってます。
http://d.hatena.ne.jp/shimadajp/20070410
- 104 :名無しさん:2008/07/13(日) 23:23:23 ID:D3g3WCl6
- 最近思ったことですが、やはりポーカー(主にリング)を始めて1年くらいは
「毎日ポーカーしたい!」とさかりのついた犬状態でどんな
テーブルでも飛びついてプレーを続けてしまい、コンスタントに勝つことが
出来ず、ある程度飽きてきて「まあ暇だから、いいテーブルがあればやってみっか」
的になれば結構コンスタントに勝てる。まじで。でもその境地になった今では
ポーカーに対し新鮮さのかけらもない。
でもこの掲示板には本当に感謝してる。
- 105 :名無しさん:2008/07/16(水) 23:43:18 ID:bVA32Pg2
- 誰もが知ってそうで知らないかも知れないM値。
細かい話はシマダさんとこ( http://d.hatena.ne.jp/shimadajp/20080410/p1 )を見て貰うとして、
わざわざ計算がめんどくさい人は次の方法で出す。
M値(10)のチップ量=(BB+SB)×10
人数やアンティは考慮しない。M値20を出したければ×10を×20にする。
人数が少ない時は計算したのより大きくなるけども、そこまで厳密な計算が必要な状況はないし、
アンティがかかるレベルになると、アンティを考慮しなくとも10近辺のチップしか手に出来ないから要らない。
使い方は自分のチップ量が……
M値20以上:安全圏。マネープレッシャーを有効に使う。
M値10以上:普通。ナメプレイ禁止。基本タイト、ブラフは控え目か、ブラフ返し喰らっても死なない金額で。
M値10未満:危険。参加するときはオールイン前提。タイマン勝率60%以上の手が基本だが、Axo、Kxoでもまあおk。
トーナメント中盤からはM値が20超えることは滅多に無くなり、終盤は常に10未満になる。
M値を意識しておくと、中盤戦が粘り強くなる。特にオールインは7割がたスチール成功になるし、
タイトな手でオールインをしていれば、ダブル(まれにトリプル)アップできることもある。
もちろん、失敗すれば即死なので、死んでもあきらめが付く手で参加すること。
- 106 :名無しさん:2008/09/14(日) 00:01:53 ID:GrnjWGkA
- 最近ようやく分かったこと。
1)平日はムリしない、逆に休日はムリしてでも
超多面打ち。
2)絶対に即アクションしない。じっくり考えて打つ。
「zzzz」とか言われたら「have a good sleep!」て言ってやる。
3)好手で迷ったら大きめのベット。(AK AQとか)
(最低ポットベット)
レイズされたら、たぶんセットとかだからすぐ降りる。
取り敢えず大きめに打って、レイズされたら降りる。
コールされたらじっくり考える。
独り言でした。すまそ
- 107 :名無しさん:2008/10/03(金) 18:59:06 ID:kZc4QOs6
- >>106
あんまりにも一回一回の動作が長いと、
嫌味と取られるのも仕方がないと思います
- 108 :cc:2008/10/06(月) 19:47:54 ID:5aMJF1fU
- ローレートでのプレイ(0.5/1NL)
・かっこいいプレイ、トリッキーなプレイをしようとしてはいけない。
定石通り、スタンダードなプレイをしっかりと。
・平均ポットサイズが高い卓を選ぶ。20BB以上のテーブルをプレイする。
平均ポットサイズはロビー画面に載ってます。このあたりのレートなら
卓はいくらでも選べるので、平均ポットが大きい(=おそらく下手なプレイヤーが多い)
卓を選びましょう。
・コンティニュエーションベット頻繁にを行う。
このくらいのレートでは※フローティングするプレイヤーは少なく、
「プリフロップでレイズされたけど、フロップが見たかったからコール。何もヒットしなかったので打たれたらフォールド」
というタイプのプレイヤーがいっぱいる。
※フローティング・・スチールの一種。やや高度なプレイ。
典型的な例としては、たくさんのハンドをアグレッシブにプレイしすぎるプレイヤーのフロップベットしてきた際、
「どうせなんも持ってないでしょ?コンティニュエーションベットだろ。こっちも何もないけどコールして様子見るか」
とコールし、ターンで相手がチェックしたら(大抵は完全ブラフで)ベットして降ろすようなプレイ。
相手に対してポジションが無くてはならない。
・コンティニュエーションベット
自分以外にプレイヤーが1人の場合・・毎回コンティニュエーションベットを。
自分以外にプレイヤーが2人の場合・・相手が両方すごくルーズだったり、ボードがひどい場合以外は毎回ベット。
自分以外にプレイヤーが3人の場合・・フロップがドライ(誰にもヒットしてなさそうなボード。絵札1枚と2枚のローカード、スーツバラバラ等)な時だけベット。
自分以外にプレイヤーが4人の場合・・自分に手がある場合だけベット。
・プレイする時間帯を選ぶ。アメリカ時間やヨーロッパ時間の夕方18時〜24時あたりは社会人や普通の人が多い時間帯。
土日も同様。この時間帯は上手でない人の割合が高くなる。
- 109 :名無しさん:2008/10/07(火) 02:19:23 ID:3YzqX/wA
- >※フローティング・・スチールの一種。やや高度なプレイ。
これ、本当ですよねぇ。あんなに打ったのになんでチェックだよ?!
って違和感、あれはやっぱ手無しが多いんですかねぇ。
- 110 :cc:2008/10/07(火) 02:40:58 ID:6Lxk5A9M
- >>109
ん?「あんなに打ったのになんでチェックだよ?!」というのは
フロップで(コンティニュエーション)ベットをしてきたプレイヤーの事をさしてるのでしょうか?
だとしたらそうかもしれませんねー。
アグレッシブなプレイヤーなら特に。
- 111 :名無しさん:2008/10/07(火) 08:20:20 ID:PqkBSPjA
- そういう状況は8割手無しだけど、2割ほどチェックレイズ狙いだから困る。
- 112 :名無しさん:2008/10/07(火) 20:10:06 ID:FmOlyD0U
- 裏ひゃっほうの評価ではパーティーポーカーのプレイヤーレベルは1ですが、
アグレッシブなプレイヤーが多くフロップ率も低めで、パッシブなコーラーが
多いエベレストポーカーよりは厳しいのではないかと。
- 113 :cc:2008/10/07(火) 20:19:45 ID:6Lxk5A9M
-
>>112
あれ、ほんとだ。なんで1にしてたんだろう・・。
ルームも増やしてもうちょっとレビューも詳細なのに修正しますね。
- 114 :cc:2009/04/19(日) 12:59:02 ID:5aTecTl2
- 法則1:フルハウスの法則
フルハウスはいつでも、どんな額のベットに対しても降りることはできない。ナッツ(最強)のフルハウスに限った話ではない。(例えばボードが29522と開いて、相手が5を1枚持っていたら、ほとんどの場合、相手はオールインにコールする。もしフォールドしたとしても、時間切れやミスクリックの場合が多い。)フルハウスなんて滅多にこないし、こちらがブラフの可能性だってあるのだ!
利用方法
もし相手がフルハウスを持っていると思っていて、自分の手がフルハウスに勝てないなら、絶対にブラフはしないこと。もし自分が相手の持っていそうなフルハウスに勝てるなら、オールインすること。例えばボードが28522と開いて、自分がTTかそれ以上のハンドを持っていたら、ポットのサイズに関わらずオールインすること。なぜなら、相手は降りられないからだ。
http://captzeebo.supok.net/2006-02-12.html
- 115 :cc:2009/04/19(日) 13:05:26 ID:5aTecTl2
- http://archives1.twoplustwo.com/showflat.php?Number=6607951
ベルーガの法則
この法則について、僕のところに、いくつかのスレッドで質問を受けたので、この法則の当てはまる例とそうでない例について述べておくのがいいのではと感じました。
あなた(100bb)はA♦K♣をMP(ミドル・ポジション)で持っていて、テーブルは6人卓です。UTG(100bb)がリンプインして、それをあなたが5bbまでレイズ、ボタン(100bb)がコールして、UTGもコール。
フロップに3人が参加(ポットは〜15bb)して、開いたのは
A♣4♠6♠
UTGはチェック、あなたは12bbをベット、ボタンはフォールド、UTGはコール。
ターン(ポットは~36bb)は
8♥
UTGはチェック、あなたは25bbをベット、相手はレイズオールイン。
ここは降りなくてはいけません。この状況でワンペアでは不十分です。相手がドローでこのプレイを仕掛けてくることはまずないです。ターンでのベットは必要で、ドローを引かせるわけにはいかず、Aの弱いキッカーに対して価値を引き出す必要があるからですが、相手がレイズしてきた場合は、A+弱いキッカーやドローの可能性は消していいです。
しかし、この例を少し変えてみるとどうなるでしょう。例えば、我々はA♣A♠があって、プリフロップのアクションは同じもの、フロップ(ポット〜15bb)は以下のようだとします。
K♣2♥2♦
UTGはチェックして、我々は12bbをベット、ボタンがコールしてUTGはフォールド。
ターン(ボット〜36bb)は
J♠
我々は 25bbをベット、ボタンはレイズオールイン。
ここでは我々はコールすべきだと思います。おそらく出てくるのはKJかAK、あるいはKQでしょう。たまに2が出てくることもありますが、相手の手の範囲の多くに対して勝っていることでしょう。
基本的には、「ベルーガの法則」というのは、ここで見たように、ワンペアがターンでレイズにあったときは、慎重に考えよということなのです。
心に留めておくべきいくつかの事柄としては、
ターンでのチェックレイズはターンでのレイズより恐ろしい、
TAG(タイトアグレッシブ)なプレイヤー、特に2+2フォーラムの読者、その中でも特に僕を相手にしている時は、ドローでターンにレイズするというのはとっても強力な(しかしながらリスクの高い)プレイだということ。
- 116 :名無しさん:2009/04/19(日) 22:46:38 ID:An8jF6AE
- >>115
>基本的には、「ベルーガの法則」というのは、ここで見たように、ワンペアがターンでレイズにあったときは、慎重に考えよということなのです。
ほんとそう思います。そこが一番重要ですね。
- 117 :nozaking:2009/04/20(月) 12:45:59 ID:UcQQj9Cg
- 過去に同じテーマについてブログ書いてました
http://blog.livedoor.jp/nozaking_poker/archives/65007942.html
- 118 :116:2009/04/20(月) 13:49:01 ID:lj534UCQ
- >>117
サイト見たよ
でもこのこと全部ブラフで逆につかってもある程度使えるよ。
特に5のとこ
これはAフラッシュ持ちにとってはある程度スローに行ってフルハウス、ストフラの完成が見えなかったらもうこっちの
手の中状態ついでにもう一枚同じ色出てきてレイズリレイズなんて展開来てたらマジメシウマだよ
ある程度までフィッシュはついてきてくれるからね
でもプリフロ来た時点で自分をフィッシュに思わせないようにすることのプレーとしてはすべていい感じだと思う
ついでに最近フィッシュに思わせて逆に狩るのが自分の中ではやってるんだがこういうのはやっぱ思い上がり過ぎなのか?(突っ込みはいりません。おそらく調子こきすぎだろうから)
- 119 :名無しさん:2009/04/21(火) 14:18:24 ID:oyWyRZ7o
- >>118
日本語でおk
- 120 :116:2009/04/21(火) 18:21:47 ID:AfT3eGzc
- >>119
簡単にいうとポットが安くなりそうな時にセオリーを破りフィッシュに見られるようにする
そして強い手ができてる時にどうせこいつはブラフじゃねと思わせてポットを上げさせ見事撃破ということです
- 121 :cc:2009/04/21(火) 18:41:18 ID:lZ.FnGxE
- >>114の「フルハウスは降りられない法則」が本当か試してみた。
※相手は結構ルーズなプレイヤー。
手札 JJ
ボード QQ9 3 Q
リバーでフルハウス完成。
相手が9、3、ポケットペア持ちなら相手にもフルハウス完成の状況。
リバーの時点でポットはたったの$30。
とりあえず$20ベットしたら相手が$40にレイズしてきた。
これは・・と思い、僕がいきなり450ドルオールイン。相手コール。
出てきたのは33でしたw
この法則を知っている相手、うまい相手、こちらの手の内がバレた相手には
通用しないかもしれませんが、ルーズプレイヤーやこちらのやり口がバレていない
相手にはイケるかもですね。
- 122 :cc:2009/04/21(火) 18:42:58 ID:lZ.FnGxE
- (33でミニマムレイズしてきてるあたり、何か勘違いしていたか
特別フィッシュだった可能性もありますがw)
- 123 :116:2009/04/21(火) 20:28:39 ID:AfT3eGzc
- >>121
おそらく引くに引けなかったんだよ
俺もちょこちょこやってしまう・・・
そこを直せるか直せないかがやっぱり腕の見せ所だと今日学びました。調子こきすぎでしたごめんなさい
- 124 :名無しさん:2009/04/21(火) 21:50:43 ID:byxvyxZc
- 釣り合ってない
- 125 :116:2009/04/21(火) 21:53:36 ID:AfT3eGzc
- >>124
そうか 俺のレベルには早すぎるんだな
ということでこれから毎回ナッツ探しの勉強するわ
- 126 :116:2009/04/21(火) 21:53:58 ID:AfT3eGzc
- ついでに他に強くなる方法しらん?
- 127 :名無しさん:2009/04/21(火) 22:18:43 ID:ZVamz.3Q
- なんで上から目線 w
このサイトに強くなるためのリンクが山ほどあるだろ。
ポーカーには必勝法なんてないよ。
- 128 :116:2009/04/21(火) 23:33:02 ID:AfT3eGzc
- >>127
そこをなんとか教えてくださいよ〜
あなた様のおすすs目がききたいです
- 129 :名無しさん:2009/04/21(火) 23:44:12 ID:9qHCG7N.
- >>121
「降りずにいられないフルハウス」を先日体験しました…orz
相手SBでリンプ、
こちら(BB)45でコールしてヘッズアップ。
フロップA55と出て、相手がポットベットしてきたので
Axであろうと思いコール。
ターンは……A。相手オールイン。……ハァ。
さすがに行けません。
A持ちだったら基本的にどれだけ打ってもオリてくれないだろうと考えると、
傷が浅くてよかったと思うべきなのでしょうか?
- 130 :名無しさん:2009/04/23(木) 01:48:37 ID:V9zE7DGI
- >>128
プリフロップは場の雰囲気をきちんと読むこと。
(ルーズ卓なのか、タイト卓なのか、コール卓(造語?だけど良くある)なのか)
フロップ以降は相手のキャラに応じた対応。
一手一手何故こう打ったのかを人に答えられるようにする。
自分で言ってなんだが、フロップ以降は正直難しい。
というか正解は無いと思っている。
だからこそ、せめて打ち負けても自分が納得できる打ち方を
する様に心がけている。
- 131 :130:2009/04/23(木) 01:51:01 ID:V9zE7DGI
- TIPSじゃないなこれ w
TIPSだったらSmallball。
(これもTipsというよりはtacticsかな・・・)
- 133 :cc:2009/09/05(土) 23:15:06
- トーナメントプレイ(ショートスタック) フルティルトポーカーストラテジーガイドより要旨翻訳
◆13-15BB持ちのとき
スチールしにいったり、フロップを見に行くのには問題がある。
失敗したら10BB程度に減ってしまい、「リレイズスチールオールイン」という
強力なオプションが使えなくなってしまうからだ。このスタックではリスチールを狙いに行く。
リスチールオールインは、
・ルーズアグレッシブなオリジナルレイザーを狙う
・レイザーがアベレージスタック(ショートスタックだとコールされてしまう。逆にビッグスタック過ぎてもルーズにコールされる可能性が高まる。)
・ドミネイトされにくいハンドでやる。(A5やKJよりも76sや66等でやったほうがAK等にコールされてしまったときにチャンスが大きい。)
・オリジナルレイザーにフラットコールした奴がいれば、リレイズすればそいつは降りる可能性が高いのでお得。
◆8-11BB持ちのとき
参加するならオールインしか道は無い。
アーリーポジションなら通常よりタイトに。
レイトポジションなら通常よりルーズに。
アンティ有りなら、フォールドで回ってきたボタンやカットオフでエニーハンドオールインすらあり。
(但し、A2等はコールされたときにドミネイトされていやすいので止めた方が良い。)
- 134 :cc:2009/09/05(土) 23:20:08
- ◆4-6BB
オールインしたらコールされるものと考える。
(特にアンティありの場合、ブラインドは広いハンドでオッズに合ってしまう。)
なので、ある程度はハンドを絞りたい。
コールされてしまうものと考えるならば、ミドル〜スモールのスーテッドコネクタの価値は下がる。
ペア、AK、AQ、AJ、AT、レイトならKQ、KJあたりをプレイしたい。
既にレイズが入っていて、誰かがそれにコールしていたならば
98s等でもリレイズオールインして、オリジナルレイザーがアイソレーションリリレイズ
(間に入っているコーラーを降ろして1対1に持ち込むためのリリレイズ)することを期待する。
間に入ったプレイヤーが降りてくれれば、彼が払った分はボーナスになる。
- 135 :名無しさん:2009/09/06(日) 00:16:22
- ↑これためになりますね。
どんどん続けていただきたいです。
- 136 :名無しさん:2009/12/04(金) 18:51:39
- このTIPSのオマハ版はやらないんでしょうか・・・などと言ってみたり
- 137 :名無しさん@ポーカー大好き:2010/02/02(火) 15:16:57 ID:GT6tF6s2
- ありがたいことに一通り読んで特に目新しいと感じるものはなかったな。
用語はともかく、理屈は当然だと思ったし。
ただ直近のフルティルトのショートスタックでの打ち方だけは違和感がある。
オンラインならBBはこの半分ないし3分の1だと思う。
ストラクチャーの違いが打ち方に最大の影響を与えると思うんだが、この点に言及したものがあまりないのが残念だ。
- 139 :名無しさん@ポーカー大好き:2010/05/22(土) 14:45:48 ID:bTaRQxnc
- >>136
オマハ版みたいですね
期待してます。
- 140 :sage:2013/11/23(土) 00:07:41 ID:RB5wQIB20
- >>28まで読んだけど、御礼を一言。
CCさん、ありがとうございます。
ゲームに夢中にならないで、早くここを読めば良かった。。。
PORKER、おもしろいですね。
酒も止めてPORKERに夢中です。
板汚し、失礼しました。。。
- 141 :cc:2013/11/23(土) 11:07:59 ID:???0
- >>140さん
ありがとうございます!
そう言っていただけると嬉しいです
- 142 :名無しさん@ポーカー大好き:2013/12/30(月) 17:00:21 ID:2y1wwsJQ0
- リングゲームでフロップでその時点で最強のワンペアかオーバーペアを持っていてポットベットしてリレイズされたらオールインするべきでしょうか?
- 143 :名無しさん@ポーカー大好き:2013/12/30(月) 17:34:38 ID:GIlB7WEs0
- 初心者スレで聞くのがいいと思うよ。そして聞いたとしても返ってくる答えは
「場合による」だろうね。チップ量、ポジション、プリフロのアクション、
さらに、そのペアがAかそれ以外かによっても違うしね。
- 144 :名無しさん@ポーカー大好き:2014/01/08(水) 08:49:58 ID:Y/lllVfs0
- そんな簡単なゲームじゃないんですよ!
- 145 :出来事:2014/02/06(木) 00:35:19 ID:???0
- あなたのポーカーをより知的に改善する10の習慣。この10個のステップを
1年間、習慣づけよう(今年の年初の記事)。
Step 1:大きく勝った(75bb以上)ハンドを5個以上分析する
Step 2:大きく負けた(75bb以上)ハンドを5個以上分析する
Step 3:IPで3betにコールしたハンドを5個以上分析する
Step 4:ボタンからのレイズに対し、ブラインドから3betしたハンドを5個以上分析する
Step 5: http://forumserver.twoplustwo.com/38/small-stakes-pl-omaha/3k-milestone-post-10-points-advice-become-stronger-more-successful-poker-player-1383808/ を読む
(概要は http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/15823/1343660422/1175-1179 で紹介しています)
Step 6:イニシアティブなしに77-JJをプレイしたハンドを5個以上分析する
Step 7:OOPからAKで3betしたハンドを5個以上分析する
Step 8:Applications of No-Limit Hold 'em( http://www.amazon.co.jp/gp/product/1880685558 )のThe Basicsの章を読む
Step 9:シングルレイズポットで、ターン、リバーではヘッズアップになっており、
ポジションが悪いが、イニシアティブを持っている状況のハンドを5個以上分析する
Step 10:シングルレイズポットで、ターン、リバーではヘッズアップになっており、
ポジションはあるが、イニシアティブがない状況のハンドを5個以上分析する
■Developing Habits: 10 Steps to More Mindful Poker in 2014
http://www.cardrunners.com/blog/verneer/developing-habits-10-steps-to-more-mindful-poker-in-2014
- 146 :名無しさん@ポーカー大好き:2014/02/06(木) 00:44:51 ID:slwV2G0Y0
- 良記事age 出来事さんいつもありです。
イニシアティブとはどういう意味でしょうか?
ベットリードのことなのか、何か手ができた、とかそういう意味でしょうか?
- 147 :名無しさん@ポーカー大好き:2014/02/06(木) 00:57:41 ID:2ofhplWc0
- >>146
ttp://gyazo.com/620726eaa30ae71673611de9b6b4c958
- 148 :出来事:2014/02/06(木) 01:46:44 ID:???0
- >>146
ターン、リバーでリードベットをしたプレイヤーをイニシアティブを持つと
呼んでいるようです。
Step9の動画: http://www.youtube.com/watch?v=vxYnKlrSx4g
Step10の動画: http://www.youtube.com/watch?v=koZTpsqxnPY
具体的なHM2のフィルター設定の説明もあり。
- 149 :出来事:2014/02/14(金) 23:31:34 ID:???0
- ■私が絶対やらない4つのプレイ
(1/4)
優れたポーカーの格言は「決してこうすべきではない」とは決して言わない。もしも
これはしないと決めているプレイがあるなら、そのことで非常に予測しやすい
プレイヤーになってしまう。
しかし同時に、私が決して取らないアクションをやっているプレイヤーを見かける
ことがある。そのようなアクションの中には、戦略を複雑にしすぎないためあえて
控えているプレイもある。それ以外の私がしないアクションは、そのプレイが間違った
やり方だと考えているからだ。私が絶対やらない4つのアクションを述べる。
1.情報を得るためにベット・レイズする(確認ベット)
自分の立ち位置を確かめるだけのベット/レイズはしない。これは悪いプレイだと思う。
まず、もし相手がそのベットにフォールドしなければ、だいたいの場合自分の立ち
位置はわからない。例えば、A-8 を持っていて、J-8-3 の2枚同スーツのフロップで
ベットして、相手がレイズしてきた。自分がどの立ち位置かわかるだろうか。
通常の相手なら、その答はノーだ。相手はセットもオーバーペアーもトップペアも
フラッシュドローもストレートドローもありうる。ベットしたにも関わらず、自分の
立ち位置がわからないまま、苦境に追い込まれている。
もっとよくある例として、自分の立ち位置を確かめるためにレイズし、相手がコール
してきたら、相手は何を持っているといえるのだろうか。コールしてきたのは、強い
ハンドだから? ドローだから? ブラフキャッチなのか? …
どれなのか、わからないだろう。
ナッツを持っているプレイヤーは情報を得るためにレイズしない。情報を得るための
レイズはマージナルなハンドで行われる。情報を得るためにベット/レイズするという
ことは、マージナルなハンドなのに大きなポットを作っているということになる。
その上、自分が勝っているのか負けているのかさっぱりわからない。
自分のハンドの立ち位置がわからないのは相手から見てもそうなのだから、問題では
ない。対等の条件だ。不確実さを受け入れ、バランスの取れた戦略で普通にプレイした
ほうがいいだろう。
- 150 :出来事:2014/02/14(金) 23:32:00 ID:???0
- (2/4)
2.ターンでハンドにコミットしたオールインする
次のようなアクションを非常によく見かける。フロップが A-9-6 で、ベットに対し
ボタンがコール、ターンが Q でボードにフラッシュドローが見えた。再度ベットした
プレイヤーに対し、ボタンがポットサイズほどのレイズオールイン。
ボタンは A-T のトップペアマージナルキッカーであった。ボタンは、ターンにおいて
A-T というハンドはコミットするか、コミットせずにフォールドかの2択と考えている
ことだろう。そしてコミットする覚悟を決めたなら相手のベットにコールするよりも
自分がアグレッサーになった方がいいと思ったのだろう。
このような考えは正しくない。ターンでコールしたからといって、リバーでもコール
しなければいけないわけではない。バランスのとれた戦略でプレイしているなら、
リバーでも続けてベットされたら降りるアクションも混ぜていくことになる。ターンで
ベットしてきた相手がリバーでもベットしてくるとは限らない。(もし、ターンで
ベットした場合はリバーでも必ずベットしてくる相手がいれば、ターンでレイズしては
ならない。この場合自分はコールダウンすることになる)
ターンでコールした場合、リバーはチェック/チェックで回り、自分が勝っていることも
時々ある。もちろん、ターンでオールインするハンドもあるだろう。しかし、この
ボードでの A-T はターンでのオールインには最悪のハンドである。オールインはすごく
強いハンドか、(セミ)ブラフの時に行うのがよい。例えば、A-9-6-Q のボードで QQ や
8-7 でのオールインはできるだろう。しかし、A-T でオールインするのは愚行である。
- 151 :出来事:2014/02/14(金) 23:32:31 ID:???0
- (3/4)
3.フロップ、ターンでコールしておきながら、リバーでドンクベット
この例は少し複雑である。フロップでチェックコールしたプレイヤーがターンでも
チェックコールしてきたが、リバーで突如オールインしてくる場合の話である。
私自身はこのようなプレイをしない。このアクションが前2つの例のように間違った
プレイだとまでは思わない。しかし、このようなアクションが適切なハンドがどれ
くらいあるのだろうか。このリバーのベットは、非常に強い手かブラフしなければ
ならない場合かの両極にあり、非常にポラライズされている。しかし、ターンで
あなたはチェックコールしており、このアクションはモンスターでもブタでもない
中庸なハンドを持っているということであり、ターンのアクションとリバーのアクションが
矛盾している。
このプレイの辻褄があうのは、リバーのカードで大きく状況が変わった時、例えば
ストレートやフラッシュドローが完成したときであろう。
しかしながら、ドローを完成させるカードは、悪いポジションからプレイしている
ものにとっては通常、厳しいものである。ターンでコールした中くらいの強さの
ハンドの大半はもはや負けが明らかである。ドンクベットできるハンドでなければ、
チェック/フォールドせざるを得なくなる。
リバーのドンクベットがよい場合も確かに存在するが、大半の場合リバーでチェック
した方が好ましいと考える。
(注:リバーでストレートやフラッシュを引いた場合に限ってドンクをすると、
チェックのレンジが悪くなるので、ドローを引いてもチェックした方がバランスの
面でよいのでは、という主張だと思われます。)
そして最後に、このようなプレイがブラフだったというシーンは経験上ほとんどない。
このプレイは墓穴を招いている。リバーでいきなりドンクオールインしてくる相手には
単にフォールドすればよいからだ。そして、もしチェックしてきたら、ブラフベットの
頻度を増やすことで、より多くのポットを獲得できる。
このプレイの意味がよく理解できていないのであれば、私からのアドバイスはこのような
プレイをしないことである。
- 152 :出来事:2014/02/14(金) 23:33:05 ID:???0
- (4/4)
4.SB以外からのプリフロップのオープンリンプ
スモールブラインドにいる場合を除き、もし私が最初にポットにチップを入れるチャンスが
あるならば、リンプインは絶対にしない。ほとんどのゲームでは、ブラインドを勝ち取れる
チャンスがあればそれが好ましい。ルースなテーブルであれば、ブラインドを単純に
スチールできることはほとんどないだろうが、レイズできるハンドであれば、
プリフロップでポットを膨らませられるのは望むところだ。
しかし、スタックサイズやハンド、スチールはできそうにもない、ポットを大きく
したくないなどの状況から、どうしてもリンプしたいことはあるだろう。相手から
すると、なぜリンプをするのかを考えることでハンドがわかってしまう。そのため、
それ以外のハンドでもバランスを取るためのリンプをする必要が出てくる。でも、
そうしたくはない。
理論的にはオープンリンプが正当化される状況はあるが、実戦では私自身はオープン
リンプしない。そして、オープンリンプしているプレイヤーの99%は単に下手くそだと
判断することにしている。
■Poker Strategy With Ed Miller: Four Plays I Never Make
http://www.cardplayer.com/poker-news/16776-poker-strategy-with-ed-miller-four-plays-i-never-make
(注)3,4 は、要するにバランスを取ることが困難だという意味です。バランスとか
考えていない相手ならばいいのかもしれませんw 特に3.は議論の余地はあると思います。
- 153 :名無しさん@ポーカー大好き:2014/02/15(土) 01:41:00 ID:vR.A.7ic0
- 出来事さんいつもありがとうございます。
ちなみに4に関連して、SBからのリンプに正当性があるのはどのようなハンドでしょうか?
ローペアなど、リレイズがきたらフォールドだけど、
リンプに対してのレイズであればコールできるようなハンドがそれに当たりますか?
- 154 :出来事:2014/02/15(土) 12:40:13 ID:???0
- >>153
ポーカーの戦略については他の方が詳しいと思いますw
ハンドというよりスタックや状況などに依存すると思います。
- 155 :出来事:2014/03/19(水) 01:33:40 ID:???0
- (1/4)
■はじめに
数十年前のポーカープレイヤーは、ただ自分のハンドだけを考えてポーカーをプレイする
だけだった。そして当時存在したポーカーの本数冊のうち、手に入った1冊を読むのが普通の
姿だった。プレイできるハンド数も少なく、基礎を学ぶことにすらたくさんの時間を要した。
現在では、ポーカーを学びプレイを改善するのは簡単である。みんながポーカーの勉強と
改善を続けている。それゆえ、怠惰なものにとってはより厳しい環境になっている。
一生懸命勉強して自分のポーカーを改善する気持ちはあるのに、具体的にどうすればいいか
わからない人へ向けて、その方法を記そうと思う。
■勉強する理由
ポーカーは“ミス”のゲームで、相手よりミスを少なくすること、あるいはミスによる
損失をより少なくすることが目的である。ミスの数を減らすためには、勉強の時間をとる
ことが必要だ。そしてほとんどの対戦相手も同じようにミスを減らすための勉強をして
いるので、このプロセスに終わりはない。勉強量が少なければ少ないほど、ミスの数を競う
戦いでは敗者になっていくことだろう。
もしも、あなたが単にプレイだけしているならば、同じことを繰り返ししていることになり、
今のレートでプレイするのが精いっぱいで、最終的にレートダウンを余儀なくされるであろう。
勉強をするということは、新しいことを学び続け、ゲームを新しいものにし、自分自身も
新しくし続けるということだ。
ダウンスイングにあったとき、プレイが悪かったのか、単に悪い方の分散が起こった結果
なのかがわからなかったら、勉強が必要だということだ。確固たるデータやプレイの根拠に
なる理由を持つことがあなたのプレイの支えになり、日々のスイングにとらわれず、ゲーム
そのものの改善に注力できるようになる。何かの勉強を始めることは、雨の日にジョギングに
出ようをしようとすることと似ている。外に出るのは非常におっくうであるが、外に出て
ジョギングを始めれば素晴らしいことだとわかるだろう。
あなたのポーカーのスキルに応じて、違う学習法が必要になってくる。そのため、この記事は
2つに分けて私がポーカーのプロフェッショナルとして学んできたことをお伝えしようと思う。
この記事では、ローステークス向けの内容を説明し、明日の記事ではミドルステークス向けの
内容を説明する。
- 156 :出来事:2014/03/19(水) 01:35:12 ID:???0
- (2/4)
■ローステークスプレイヤー向けの学習法
学習法にはいくつかあり、どれがよいかは人それぞれだ。新しい種類のゲームについて学ぶ
ときは、私個人はそのゲームについての本をまず読み、紹介されていたコンセプトを少し
プレイして自分で試してみて、プレイ中に気になったハンドをレビューしてみる。そして、
その本のコンセプトを一通り身に付けたと思ったらより高度な概念をビデオ教材から学ぶ。
ポーカーに充てる時間のうち50%を勉強に、残りの50%をプレイに充てることにしている。
だが、プレイに気乗りしないときは、多くの時間を勉強に費やす。しかし、これは私の場合で
あなたは自分に合ったやり方を自分で見つける必要がある。
おそらく以下にあげる4つの方法の少なくとも2つを使って、自分なりの学習方法を磨き上げる
ことになるだろう。
・本を読む
・戦略ビデオの視聴
・フォーラムへの参加
・友人とハンドを議論する
■本を読む
本を読むことで学習プロセスのスピードを著しく上げることができる。
私が、当時主流だったリミット形式でのキャッシュゲームを始めたとき、最初のポーカーの
本として Mathew Hilgerの
『Internet Texas Hold'em: Winning Strategies for Full-ring and Short-handed Games』
を読んだことを覚えている。この本から多くのことを学び、その後ずっと利益を上げ続ける
ことができている。
http://www.amazon.co.jp/dp/0974150282
現在ではリミット形式のゲームはかつてほどの人気はないので、まず最初にノーリミットホール
デムに取り組むことをすすめる。以下の本をお勧めする。
キャッシュゲーム: 『Small Stakes No-Limit Hold'em』
http://www.amazon.co.jp/dp/0984143491
トーナメント: 『Secrets of Sit'n'Gos』
http://www.amazon.co.jp/dp/1904468438
どちらもよくまとまっており、キャッシュゲームとトーナメントのことを学ぶのに
それぞれよい本である。
- 157 :出来事:2014/03/19(水) 01:35:39 ID:???0
- (3/4)
■戦略ビデオの視聴
ビデオは私の第二の選択肢である。なぜなら、多くの場合、本を読むよりもビデオを見て
理解したことの方がより記憶に残りやすいからである。ライブキャッシュゲームやライブ
トーナメントのビデオではないので注意してほしい。これらのビデオにもそれなりの価値は
あるが、ビギナーが観たときに混乱しやすいし、ハイステークスのビデオでのプレイを誤った
状況で使うことでひどく失敗し、
『ローステークスでのプレイは嫌だ。誰もフォールドすることを知らない!バンクロール
さえあれば、レートを上げた方が勝ちやすい。ポーカーに勝つためには金が必要なんだ』
と語るようなプレイヤーになってしまう。
このセリフには真実が含まれる。しかし、このようなことをいうプレイヤーは、ポーカーで
勝つには、あなたが今プレイしているゲームの相手に常に適合しなくてはいけないという
ことを理解できていない。そして低いステークスのプレイヤーが掴みようのないプレイを
して、簡単にオールインということが最大の間違いだと思うのならば、あなたのすることは
そのような状況により強いハンドで立ち向かい、バンクロールを築き上げることである。
つまり、どのようなビデオを観るべきなのか?
1.理論的なコンセプトについての説明
2.うまいプレイヤーが低いステークスをプレイしながら自身の思考プロセスを説明したもの
高いステークスでの勝ち組プレイヤーがあなたのプレイするステークスで考え方を説明する
ビデオがよい。このようなビデオを観ることで系統だって基礎を身につけることができる。
また、ビデオのコメント欄に質問をすることでインタラクティブな形で学習を進めることが
できる。
有料のビデオ学習サイトもいくつかあるが、PokerSchoolOnlineや私のYouTubeチャンネルは
無料で利用できる。
http://www.youtube.com/user/andrecoimbra
- 158 :出来事:2014/03/19(水) 01:36:36 ID:???0
- (4/4)
■フォーラムへの参加
本を読む/ビデオを観るという学習方法は孤独なものになりがちである。一方で、フォーラム
に参加することは、ポーカーの学習に社交的な要素を加え、お互いの向上を支えあうことで、
ポーカーをより面白くすることができる。
フォーラムを使った学習はギブアンドテイクであることを忘れないでほしい。
気になったハンドを投稿したり、勉強を通じて疑問に思ったことの意見を求めることは自由に
行える。寄せられた反応はとても注意深く読むこと。しかし、反応のあることが当然と
思わないこと。みんなの意見を聞き、何を言っているのかを考えること。最終的には自分の
頭で考えて、その意見の妥当性を自分で判断しなくてはならない。これは本やビデオでも
同じことではある。しかし、これらの場合、教える側はプロであるので、フォーラムほどの
懸念はいらない。同時に、気になるスレッドを見つけたら、あなたも誰かを助けてあげよう。
オンライン上にポーカーのフォーラムは多数あるが、ビデオ同様有料のところもある、
しかし、PokerSchoolOnlineや2+2のフォーラムであれば無料で利用できポピュラーである。
http://www.pokerschoolonline.com/forum
■友人とハンドを議論する
もし、同じゲーム、ステークスでポーカーをしている友人がいるならば、彼らとハンドを議論
することができる。今では、Boomplayerを使ってとても簡単にハンドを共有し、ツイッター、
FacebookやSkypeを通じて友人に考えを聞くことができる。これはフォーラムでも似たような
ところがあるが、フォーラムはオープンな場所にハンドを投稿していることになるのに対し、
誰があなたのハンドを見るのかをコントロールすることができる。
誰に意見を聞くのかは注意深く選ばなくてはいけない。なぜなら、下手なアドバイスが良い
アドバイスよりも多く出回っているからである。もしも、より高いステークスで成功して
いる友達がいるなら、彼らのアドバイスは非常に信頼できるものになるので、できるだけ
色々質問してみよう。
■プレイと学習のバランス
低いステークスでポーカーをプレイしているものの大半にとっては、ポーカーに使える時間は
とても限定されている。彼らからの共通する質問は、『週に何時間、ポーカーの勉強をすべき
ですか?』というものだ。低いステークスのプレイヤーは、ポーカーの稼ぎから生活費を
まかなう必要がない(他に収入源を持って、ポーカーをプレイしている)ので、グラインドの
ノルマによるプレッシャーは存在しない。したがって、勉強にどんなに時間を取っても間違い
ではない。現在のレベルではできるだけ多くの時間をポーカーの勉強に使うのがよいと思う。
一方で、勉強したことを早速試してみて、うまくいくかを確かめたい気持ちになるのも自然な
ことだ。したがって、勉強しすぎでないちょうどよいバランスを見つける必要がある。私から
の提案は、ポーカーに使える時間の50%から75%を勉強に充て、残りの25%から50%を実際の
プレイに充てることである。
明日は、ミドルステークスのプレイヤーの学習方法を説明する。さあ、勉強を始めよう!
■How to study poker (Part 1): Low-stakes
http://www.pokerstarsblog.com/team_pokerstars_online/2014/how-to-study-poker-part-1-low-stakes-146796.shtml
- 159 :名無しさん@ポーカー大好き:2014/03/20(木) 19:54:26 ID:BYxOEcPg0
- 記事のとこだけコピペさせて頂きましたが41ページにもなりましたw
大変ためになるスレッドでした!
ccさん出来事さんありがとうございます!
- 160 :出来事:2014/03/27(木) 01:30:36 ID:???0
- >>155-158 の続編です。
(1/3)
■ミドルステークスプレイヤーのための学習法
あなたは基礎的なことを学んだ。ポジションごとにどのハンドをプレイできるかを知っており、状況に
応じたベットサイズや下手な相手にどのようにバリューベットをするのかも理解している。
そして、上のステークスを攻略したくなることだろう。しかし、低いステークスと同じようにはいかない。
平均的なプレイヤーの技量は高くなり、低いステークスのように悪いハンドで稼ぐことはなかなかできなくなる。
改善し続けるために今何をすべきであろうか。あなたは基本的なことを一通り身に付けたので、この後は
一週間ないし一カ月ごとに一つのトピックを集中して勉強することをすすめる。たくさんの異なるテーマを
短い期間に勉強しようとすると、その勉強時間に見合った成果が得られないだろう。そして学んだことも
あっさり忘れがちである。どれだけ学んだかは問題ではない。学んだことをどれだけ覚えられるかが大事
なのである。時間管理については、もしポーカーの稼ぎで生活費を賄う必要があるなら、より多くの時間を
プレイに充てる必要があることだろう。しかし、それでもポーカーの時間の少なくとも20%を、可能なら
最大50%を勉強に充てることをおすすめする。ポーカーの勉強は終わりのないプロセスなのだ。
この段階では、学習のルーチンに以下の新しい2つのアイテムを用いることができるだろう。
■ポーカーソフトの使用
知っておくべきポーカーソフトは、以下の二種類である。
・トラッカー/HUD
・カリキュレーター
トラッカーは相手と自分自身の情報を得ることができる。カリキュレーターは、情報を元になにをすべき
かの理解に役立つ。
- 161 :出来事:2014/03/27(木) 01:31:10 ID:???0
- (2/3)
●Trackers/HUDs
“ホールデムマネージャー”(HM)と“ポーカートラッカー”(PT)は、トラッカー/HUDの二大有名ソフト
である。PokerStarsのクライアントソフトが生成するハンドヒストリーを読み込み、データベース化する
ことで、指定したシナリオのハンドを検索したり、プレイ中にスタッツを表示させたりできるHUD機能は
必須とは思わない。多くのトッププロがHUDなしでプレイしている。しかしながら、ミドルステークスに
挑戦しようとするプレイヤーにとって、トラッカー部分は非常に有用であると思う。
データベースにハンドが貯まれば、特定の状況をフィルターにかけ、ポジションごとのハンドや、3betの
成功率、特定のトーナメントやセッションなどをチェックし、リークを見つけ出すことができる。
また、特定のプレイヤーとのハンドを抽出し、傾向を見つけ出し攻略法を考えることもできる。特定の
相手を倒すためだけでなく、同様の傾向を持つプレイヤーへの対策にもなる。
これらのツールは試用期間があるので無料で試してみて、PTとHMの向いている方を選ぶとよいだろう。
●カリキュレーター
カリキュレーターソフトはたくさん存在する。しかし、どんなタイプのゲームをプレイしていてもまず
入手すべきなのは“PokerStove”である。PokerStoveは無料で、自分のハンドやレンジと相手のハンドや
ハンドレンジとのエクイティの計算にとても優れている。
もしあなたがトーナメントをプレイするのであれば、ICMizerかHoldem Resources Calculatorの期間
ライセンスか、SNG Wizardのライセンスのどちらかを買うべきである。
これらのカリキュレーターは、複雑なICM計算をして、色々な状況に対する適切なレンジを求めることが
でき、表として出力することもできる。また、トーナメントのストラクチャによって同じハンドでも違う
プレイになるようなケースを学ぶことができる。
他のプロと話したところによると、SNGプレイヤーはICMizerを、トーナメントプレイヤーはHRCを好むようで
ある。
Flopzillaはフロップ以降のプレイの分析に役立つソフトである。ハンドやハンドレンジのボード構成ごとの
解析ができる。フロップ以降のハンドの分析力を高めることができ、それによってプリフロップの判断の
精度も向上できる。同時に、相手のハンドレンジの特定のボード構成に対するバリューを求めることも
でき、ポストフロップでの判断力向上につながる。
- 162 :出来事:2014/03/27(木) 01:31:37 ID:???0
- (3/3)
■コーチング
コーチングを受けることは恐らくポーカーの学習においてもっとも効率の良い手段である。しかし、タダで
コーチングしてくれる友人がいない限り、コーチング料が必要になるのは明らかな難点である。そのため、
バンクロールを持ち、コーチングへの投資からある程度のリターンが期待できるミドルステークスの
プレイヤーに適していると考える。
掲示板やソーシャルネットワークを通じて、あなたのプレイするステークスでの優れたコーチの情報を
友人に尋ね、コーチのWebページやFacebook、ツイッターを使って連絡を取ってみよう。
コーチへの報酬は時間単位で支払うことになり、低いステークスで苦労して稼いだ金を使うことになる。
つまり、あなたはコーチングからできるだけ多くのバリューを取らなければならない。あなたにとって
最適なプレイングプランや学習プランを事前にコーチに聞いておく必要がある。コーチングセッションの
各回ごとに前もって時間をとり、勉強中のトピックスに対する質問や、自分ではよくわからずコーチに
見てもらいたいハンドレビューを準備すること。
良いコーチは、質問に答えるだけでなく、うまく導いてくれる。私は昨年のチャレンジ(※)の間、
元Team OnlineメンバーのAndrew Brokosのコーチングを受けた。彼は素晴らしいコーチだと推薦できる。
(※) http://ja.pokerstrategy.com/news/world-of-poker/[%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC]-$100-%E3%82%92-$69,200.55-%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E5%AF%84%E4%BB%98%E3%81%97%E3%81%9F-Andr%C3%A9-Coimbra-_80815/
以下のYouTubeから我々のコーチングセッションの様子を見ることができる。コーチングとはどんな雰囲気で
行われるかもわかることだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=vQJQkWJgmm0
http://www.youtube.com/watch?v=o3zKVIJFdQk
http://www.youtube.com/watch?v=MDtyLJDU6UU
http://www.youtube.com/watch?v=l1tzEtNVwMI
■How to study poker (Part 2): Mid-stakes
http://www.pokerstarsblog.com/team_pokerstars_online/2014/how-to-study-poker-part-2-mid-stakes-146817.shtml
- 163 :出来事:2014/09/14(日) 22:24:11 ID:???0
- (1/4)
君はダウンスイングのまっただなかで、何をやってもうまくいかない。良い状況で打ったのに逆転
される。ターンでベットするたびにレイズされる。ブラフするたびにコールされる。
ノーリミットホールデムでは短期的には運の要素が非常に大きいことは誰もが知っている。しかし、
勝ちのセッションがまったくなければ、やる気をくじかれる。何年も勝ち続けているような優秀な
プレイヤーであっても、ダウンスイングが続くのは恐怖で震え上がらせられることである。
そこで、次のような当然の疑問がうまれる。運が悪かったのか、プレイが悪かったのか。この苦難は
自然に終息するのか。それとも悪いプレイによって自ら苦難を作ってしまっているのか。
一言で答えれば、両方だ。常に両方である。この疑問が生じるくらいに物事がうまくいかないことが
長く続きすぎたのは、運が悪いと言えるだろう。しかし、不運続きで負け続けてもプレイの質を
落とさないでいられる人を見たことはない。人間である以上、連日負け続けてそれでもいつも自分の
Aゲームを維持し続けることは不可能だと思う。そして、Aゲームをしたとしても不運に見舞われる
可能性は常に存在する。そのような時、どうやって立て直そうとするかを記す。
■あなたのエッジを明らかにする
プレイが悪いのではないかと心配になった時にまず最初にやることは、立ち戻って自身のゲーム
プランを見直すことだ。ノーリミットホールデムはハンドをこなすゲームではない。もっと大きな
枠組みを持つゲームであり、総合的なゲーム戦略が存在する。勝つためには、相手にあなたの戦略が
広まっていくのにあわせて、あなたの戦略を修正していかなければならない。
運が悪かった時、あなたの戦略の再構築をする時である。あなたが勝ち取ろうとしたものはなにか。
相手はどのようなミスをしたか。あなたの戦略は相手のミスにどんなアドバンテージがあるか。
あなたの戦略には相手が利用しうる弱点が出てないか。
運が悪かったのか、プレイが悪かったのか訊ねられた時、私がまず質問するのは、悪くなる前にどう
勝っていたか、ということである。たいていの場合、彼らはこう答える:「ビッグハンドで相手から
バリューを取った」
- 164 :出来事:2014/09/14(日) 22:24:38 ID:???0
- (2/4)
その答は十分ではない。運が良くてどんどんハンドがヒットするのは稼ぐためにいい方法である。
しかしそれはあなたの強みを活かしているわけではないので戦略とはいえない。そして、それしか
ないなら、カードが味方しなくなった瞬間、負けることになる。
本当の戦略は違う。例えば、私がラスベガスの$2-$5で通常使う戦略は以下の様なものだ。
「たくさんのハンドでプリフロップに参加してくる人が大半なら、自分は適切なタイトさでプレイ
する。プリフロップのレイズ、リレイズを多く行い早い段階でポットを築く。そしてターンやリバーで
ハンドを作る。なぜなら相手はプリフロップで多く参加しすぎているので彼らはターン、リバーで
弱いハンドになっていることが多い。相手の弱さを嗅ぎ分け、ポットをスチールする。なぜなら私は
プリフロップで強いハンドを選んでプレイしてブラフを含めた戦略を構築しているからだ。相手が
私にスチールをするよりも多くのポットを相手からスチールすることができる。それが私の主要な
エッジとなる」
これが戦略である。相手に対し、持続性があり長期間のエッジを得るための戦略について明確に
述べることができる。
しかし今、私が8セッション連続で負けて通算10バイインを失ったとしよう。運が悪かったのか、
プレイが悪かったのか。戦略に焦点を当ててみよう。
私の戦略は明らかにうまくいっていない。なぜならセッションを勝てていないからだ。しかし、
なぜうまくいかなかったのだろうか。不運なことが起こったからなのか、あるいは戦略は偽りの
ものだったからなのか。
- 165 :出来事:2014/09/14(日) 22:24:59 ID:???0
- (3/4)
例えば、ターンでブラフしてコールされた場合を考えてみよう。リバーのカードが出た後、相手が
ベットしてきた。私はフォールドしたら相手はリバーでガットショットストレートを引いたカードを
見せてきた。この場合、運が悪かった。相手がストレートドローをミスしていれば、私の戦略は
うまくいったからだ。
例えば、相手がフロップでベットし私がコール。彼がターンでチェックをし、私はブラフベット、
リバーで彼がチェックし、私はもう一回ブラフで打ったところ彼がコールし、フロップツーペアを
見せてきた。これは私の戦略に微調整が必要な兆候かもしれない。相手は私の戦略にあわせてきて、
強いハンドでチェックをして私のブラフを誘い出してきたかもしれないのだ。
相手のレイズに対し、ボタンからTh8hでリレイズしたところ、相手はさらにレイズしてきて、私は
フォールドした。彼はAAを見せてきた。これは運が悪かった。相手がオープンレイズしたからと
いってAAだと断定することはできないからである。
相手がレイズし、ボタンからQhQsでレイズしたところ、相手はさらにレイズしてきて、私はコール
した。相手は9s6sでフロップでトリップスを作り、大きなポットを勝ち取った。私の戦略は微調整が
必要かもしれない。ビッグペアで変わったトリップス相手にポットを落としたことが理由ではない。
それは運が悪かったのだ。相手がライト4ベットしてきたのは、あなたのリレイズ戦略に対抗策を
講じられた可能性がある。相手があわせてきたことを考慮して、リレイズの戦略をどう変更すべきかを
考えるべきである。
相手のハンドが見られるとは限らないので、完全なフィードバックができないことも多い。
アンラッキーだったのか、頻度にあわせた微修正が必要になるのかは推定しなければならない。
もし、あなたがターンでブラフし、3回連続でそれぞれ違う相手にレイズされたなら、3回とも強い
ハンドに飛び込んだのかもしれない。しかし、もし同じ相手から過去10回のターンで5回レイズされたら、
あなたの戦略を見直す良い機会である。
- 166 :出来事:2014/09/14(日) 22:26:28 ID:???0
- (4/4)
■ベストなプレイができると強がるな
ダウンスイングまっただ中の男が言う。「僕はうまくプレイしたんだ。これまでのただひとつの
プレイですら変えることはない。僕がどうやっても相手にどんどん引かれてしまうんだ」
このような男になってはならない。連日負けているならば、あなたは自分のベストのプレイはできて
いない。あなたはロボットではないのだ。
仮にもしすべてのセッションに明晰でポジティブな感情を持って挑んでいたとしても、それでも
ベストのプレイはできていない。なぜなら、負け続けることはあなたのポーカーの直感力を鈍らせる
からだ。自分のフラッシュドローは引きにくく、相手のは引かれやすいという考えがあなたの内部の
計算機に芽生えてくる。あなたの脳は、一時的に歪んだデータセットをもとに決断をすることになる。
私の考えでは、これは防げない。自分の脳をハックして通常の人間と違うように動作させることは
できないのだ。このような状態に陥ったら、何回か勝たない限り、再びA+なゲームをプレイする
ことはできない。私の提案としては、まず第一に、自分自身を欺かないことだ。あなたは、最高に頭が
切れている状態ではない。直せるところから始めよう。あなたの戦略にレーザーのように集中しよう。
あなたのエッジはどこから来ているかを考えて、それで戦おう。奇手を使ってはならない。
あなたのコアな戦略と一緒に使えない新しいことを試してはならない。
セッションの時間を短く保ち、毎セッションごとにハンドの分析を行うこと。
物事をシンプルに保とう。そうすればいずれ波は変わってくる。
■Poker Strategy With Ed Miller: Are You Running Bad Or Playing Bad?
http://www.cardplayer.com/poker-news/17682-poker-strategy-with-ed-miller-are-you-running-bad-or-playing-bad
- 167 :名無しさん@ポーカー大好き:2014/10/25(土) 11:35:44 ID:ybUkppfs0
- ccさん、出来事さん、ありがとうございます。
非常に勉強になりました。
ブラフについても是非、教えて頂きたいです。
ボードが噛み合った時にしか勝てません。
プロや買ってる人はどれぐらいの頻度でブラフしているのでしょうか?
- 168 :出来事:2014/12/25(木) 23:56:38 ID:???0
- タイミングテルの基本と例
■1.チェック
ケース1.CBにコールされたオリジナルレイザーが、ターンでは素早くチェックバック
→弱い〜中くらいの強さのハンドを持っている。CBがコールされたことであきらめている状態。
もし強いハンドであるならば、チェックがベストであってもその判断に時間を使うのが普通。
ケース2.CBにコールしたポジションの悪い側のプレイヤーが、ターンで十分時間を取ってからチェック
→アマチュアプレイヤーの場合、弱いか中くらいの強さのハンドのテル。
ケース2’.逆に、この状況で時間を取らずすばやくチェックした場合
→強さを隠して相手からのダブルバレルを誘い出す意図がある
■2.コール
コールのタイミングテルは重要。
一般的に時間を取らずにコールすることは、コールに値するが、レイズするほどではない
強さのハンドのテルのことがある。したがって、相手のレンジから非常に強いハンドを除外する
ことができる。仮にフロップセットやトップペアトップキッカーであれば、最終的にコールするに
せよレイズの選択肢がいったん頭の中に浮かぶため、タイムラグが生じるはず。
具体的には、時間を取らずにコールするハンドはドローハンドであることが多い(アグレッシブな
相手からのベットに対する即コールはそれ以外のハンドも含む)。
■3.ベット
素早いベットやレイズは、ブラフのテルである可能性が高い。強いハンドなら、バリューを最大限に
取るためのアクションを考える時間を取るのが通常だから。
また、ターンやリバーにおいて、ブラフでベットしないとポットが取れない、と認知したプレイヤーは、
ベットサイズはあまり考えないため、ベットのアクションが早くなる。
プリフロップのレイズについても同様。レイトポジションのプレイヤーの素早いレイズは、自分の番
まで誰もレイズしなかったらレイズしようとあらかじめ考えていたアクションで、弱いハンドである
ことが多い。プレミアハンドでは少し時間を取って考えることが多い。
状況を大きく変えるカードがボードに出た時の素早いベットもブラフのテルの可能性が高い。
例:オリジナルレイザーがフロップ、ターンとベットしてコールされ、リバーが出た後のボードが
5h8sJc/6h/4d となった時に、オリジナルレイザーが素早く大きなベットをした場合。
→もし、彼が本当に強いハンド(セットやストレート)を持っていた場合、最適なベット額やリバーの
カードで状況がどう変わったのかを考える時間を取ってアクションするのが普通である。
多くの場合、特に充分に慣れていないプレイヤーによるリバーの即ベットは、トリプルバレルを打ち
切って降ろさない限り勝てないということを自覚したプレイである。
■まず相手を見よ
タイミングテルに限らず、ポーカーのテルはそれまでに相手のプレイヤーを観察した結果があって
こそ意味がある。例えば、どんなハンドでも時間をおかずにベットするプレイヤーだった場合、
ベットのタイミングテルは特に役には立たない。あらかじめそのプレイヤーのベッティングパターンが
どういう時に出てくるのかを把握しておくのが理想である。タイミングテルは、主に不慣れで
シリアスではないプレイヤーに見られる。上手いプレイヤーは、よりバランスが取れていて
テルは読みにくい。
■An Introduction to Bet-Timing Poker Tells
http://www.pokernews.com/strategy/an-introduction-to-bet-timing-poker-tells-20060.htm
- 169 :出来事:2015/01/23(金) 00:58:37 ID:???0
- (1/5)
マイクロレート成功への最大の秘訣
私はオンラインポーカーの世界では、NL2($0.01/$0.02)とNL5($0.02/$0.05)で最も勝った男として
知られている。このレートでの24面打ちで最も高いウィンレートをたたき出した。なにも自慢をして
いるわけではない。これらのレートはオンラインポーカーの最低レベルで、高いレートにのぼり
もっと稼ぐための点火剤として、このレートを攻略することは重要なことである。
しかし、ほとんどの人はそこまでこぎつけない。彼らは最低レートにおいても勝つことはもちろん、
クラッシュすることもかなわないからだ。このことは私には奇妙に思える。もちろんポーカーは
一握りのプレイヤーが長期的に大きく勝てるゲームである。しかし、ここはNL2とNL5なのである。
私は現在でも時折このレートでプレイしており、その経験からどちらのレートも今もなお動物園状態
だと言える。特にNL2にはものすごいドンキーがあちこちに住み着いておりしばしば遭遇することに
なる。そしてこれらのレートの常連は控えめに言っても全員ビギナーである。彼らはポーカーの
達人ではない。
●私が最低レートで成功した最大のカギとは?
まず最初に言いたいのは、よく言われる標準的なプレイ方法、「最低レートではバリューベットを
徹底する」および「ブラフをしすぎない」ことは確かにカギである。まったくその通りである。
そして私のこれらのレートで成功した理由の多くもこの二つにある。しかし、あまり触れられない
三つ目のルールがあるのだ。このことについて、深く議論されているのを見たかどうかも思い出せない。
びっくりしないように備えてくれ。
徹底してフォールドしたのだ
- 170 :出来事:2015/01/23(金) 00:59:01 ID:???0
- (2/5)
そう、私はベストハンドかそれに極めて近いハンドを持っているとは思えない場合のほとんどは、
あきらめて相手にポットを譲ってやった。このレートであまり重要でないマージナルなエッジを求めて
闘ったりはしなかった。なぜなら私の成功にはそのエッジを集めることは大事ではなかったからだ。
その代わり、私は強いハンドを作った時にひどい相手から極力引き出すことに集中した。レギュラー
同士の不毛な戦いにも参加せず、奇策もほとんど用いず、ポットの主導権を持っていれば(ほとんどの
場合、私は持っている)、単にフロップでコンティニュエーションベットを打ち、それで取れなければ
あっさりあきらめる。実につまらない。まったく魅力的でない。しかし、このレートではこれが
非常に効果的なのだ。
●君の赤線はどうですか?
長年の間、ポーカー掲示板などでは、赤線について強い固定観念が持たれているようだ。赤線について
知らない人のために説明すると、赤線は、Holdem ManagerやPokerTrackerで使われるグラフの線
(赤色)のことで相手をフォールドさせるなどショウダウン以外での勝ちを表す。私の赤線は良い
ものではないことを認めなければならない。以前ブログに載せたことがあるが、下向きに45度に
傾いたものである。赤線だけを見ればひどい失敗をしていることになるだろう。
しかし、私はこのことでは心配していない。 なぜなら、人々が赤線の向きにこだわっている一方で、
私が注目しているのは緑線だ。緑線とは、HMやPTのグラフでトータルの勝ちを表わす線の色のことで
ある。
ご存知の通り、トータルの勝ちこそが重要なのだ
私は、NL2やNL5でのノンショウダウンブラフ王には決してなりえない。これらのレートにおいて私の
赤線は、常にひどいものであることが運命づけられている。しかしながら、私の緑線は強烈に魅力的で
ある。正しい方向に45度の傾きで伸び続けている。
- 171 :出来事:2015/01/23(金) 00:59:38 ID:???0
- (3/5)
●でも、赤線を下げることで、プレイに悪い“くせ”がつくんじゃないの?
マージナルな状況の大半でフォールドしてしまうのは、NL10($0.05/$0.10)以上でのウィンレートを
上げるためにはよろしくない。NL10以上のレートでの相手には付け込まれてしまいやすいからだ。
しかし、もちろんNL10以上でのことは今回の記事の対象外である。最低レート限定でこの戦略を使う
ことは、レートを上げた時に変えなければいけない悪い“くせ”をプレイヤーに身につけさせるもの
だ、と非難するものもいる。
それに対する私の答えは変わらない。「相手への適合こそがポーカーでの成功につながることを、
あなたはまだご存じないのですか?」と。私は、シンプルなアプローチを取ることを、NL2やNL5の
プレイヤーに向けてブログや著書、ビデオで一貫して説き続けてきた。このレートで成功するのに
それが最善の戦略だからである。
しかしながら、NL25($0.10/$0.25)やNL200($1/$2)といったレートで、このようなプレイは決して
薦めるものではない。実際はむしろ逆で、上のレートで勝つにはまったく違う戦略による異なった
ゲームをしなければならないので、マージナルな状況でも戦っていかなければならないことが多くなる。
最大限のEVを稼ぐためにそこでのゲームに適合することは、勝ち組プレイヤーとして欠かせない。
もっともわかりやすい例を挙げよう。プレイマネーのネットポーカーでプレイしたことがあれば、
相手がまったく降りないことがわかるだろう。毎ハンド、ほとんどのプレイヤーがリバーを見に行く。
もしプリフロップでオールインしたとしても何人かそれにコールしてくるだろう。
そのようなプレイマネー卓において、AAを持っていたとしてもBBの3倍にレイズするのは恐ろしい
事態を招く。テーブルの全員がコールしてきて、ベストなスターティングハンドを持っているのに
フロップ以降で難しい事態に追い込まれる。相手にあわせた最適なプレイは、プリフロップで
シンプルにオールインすることだ。
もちろん、リアルマネーのキャッシュゲームであれば、いきなりAAでプリフロップオールインしろと
指導したことはない。リアルマネーにおいて相手のプレイは全く異なり、いきなりオールインすれば
毎回単にフォールドするだけである。ポーカーで成功するというのは、相手に適合するということで
ある。すなわち、すべてのレートで適用できる単純な戦略というものは一切存在しない。
- 172 :出来事:2015/01/23(金) 01:00:15 ID:???0
- (4/5)
●NL2やNL5でシンプルな戦略を使うことによる隠れたメリット
最低レートにおいて、マージナルな状況ではフォールドすることを薦めるのには、もうひとつ大きな
理由がある。最低レートで成功するには非常に重要なコンセプトなのだが、このことについて議論
されているのも見たことない。
この戦略は、ティルトを防ぐにも有効なのだ。
NL2やNL5でプレイする者は、ほとんどポーカー歴がないビギナーが大半である。ビギナーはティルトに
うまく対処できないことは有名だ。ティルトによる影響は、リバーでの不思議なコールからプリ
フロップでハンドを問わずにオールインを繰り返すことまで様々な症状となって現れるが、99%の人は
前者のような形でティルトする。しかし、これは長期的なウィンレートにも大きな影響がある。
以前私は“spew test”と呼ぶ、その月の主な負けハンドを抽出して1,2時間研究を行い、もし
理想的にプレイできていたら負けをどれだけにとどめられたかを自問自答していた。そしてしなくて
よかった負けを積算したところNL25でたくさんプレイしていた時期でその合計は$800に及んだ。
良くないコールやティルト気味な判断によって月に32バイイン分もが失われていたのだ。自分は経験
豊かなプレイヤーで、ティルトしにくくかなり手堅いプレイができるとの自信があっても、この結果
だったということに注意してほしい。
なので、ビギナーには、マージナルな状況でビッグポットを争うことを必ず避けるようにすることを
お薦めしたい。ティルトすることによる精神的な影響により、引き続き大きなポットを失う危険性が
高いのである。マージナルな状況に頻繁に自分を追い込むようなプレイによる君のエッジは、コイン
フリップよりも少ないものとなる。マージナルな状況のポットを連続で落とす可能性は高い。
ティルトによってスタック全てを失うことによる隠れたコストは、これまできちんと議論されて
こなかった。“spew test”のようなやり方で分析をしているという人の話も聞かない。ウィン
レートが平均的なプレイヤーであれば、この違いはほとんどのプレイヤーにとって勝ち組と負け組の
明暗を大きく分けるものになる。
- 173 :出来事:2015/01/23(金) 01:01:44 ID:???0
- (5/5)
●NL2やNL5で勝つことは、退屈である
これまでに述べたような最低レートで勝つための方法はエキサイティングなものではない。多くの
新しいプレイヤーは高いバイインのトーナメントの様子をテレビで見てポーカーに興味を持つ。私も
そうだった。しかし、テレビでのポーカー番組には多くの編集が入っている(12時間のプレイから
おもしろいものを選んで1時間にまとめているのだ)。さらに言えば、かかっている金額やスタック
サイズもNL2やNL5と異なる。
オンラインでのキャッシュゲームのスタックは通常100bbであるが、ライブトーナメントのファイナル
テーブルではせいぜい40bbくらいである。この違いは同じポーカーでもまったく違ったゲームとなる。
スタックの小ささにより、マージナルなハンドでもどんどんオールインできる。
一般に(特にNL2やNL5において)、勝てるポーカーというのは退屈である。君がテレビで見たプロの
多くも、ファイナルテーブルにたどりつくために、ずっと退屈なグラインドをしてきたのである。
単にその姿をあなたに見せていないだけのことだ。テレビでは、これまでどれだけのハンドを単に
フォールドして小さなポットを譲ってやったかを隠しているのだ。なぜかって? それは、エキサイ
ティングでないから! テレビ局のディレクターも視聴率につながらない、そんな内容を望んでいない。
しかし、規律正しくグラインドし続けることは、ポーカーで勝つために欠かせない真実である。NL2や
NL5に生息する多数のドンキーやコーリングステーションの群れの中でプレイし成功するには、
君のエゴを捨て去ることが極めて重要だ。テレビで見たハイステークスプレイヤーのような華麗な
プレイをNL2やNL5で試してみれば、君のウィンレートは必ず悪い影響を受ける。シンプルなプレイを
続けることこそが、最大の利益を重ねることができるのだ。
■The Biggest Key to My Success at the Micros (It Might Shock You) | BlackRain79
http://www.blackrain79.com/2014/11/the-biggest-key-to-my-success-at-micros.html
同様の趣旨ですが、より具体的に記したこちらの記事も参考になると思います。
http://hyahhoopoker.com/others/beatingmicro
- 174 :出来事:2015/04/14(火) 01:32:06 ID:???0
- 参加人数が非常に多い低バイイン(数ドル以下)オンラインMTTの4つのヒント
1.トーナメント開始からプレイする
多人数トーナメントでディープランする可能性を最大限に高めるために必要なことの一つは、
できるだけ早く参加登録をすることである。トーナメントの中にはレイトレジストによる利点を
得られるものもあるが、低バイイン多人数トーナメントにおいては、最初のハンドが配られる前に
参加登録を終わらせるようにする。なぜかというと、弱く経験不足なプレイヤーは序盤のディープ
スタックの時により高くつくミスをしでかしてくれるからである。あなたが、フィールドの大多数に
対してスキルで勝ってると思うなら、20bbかそこらのアベレージの状況で、多くの“フィッシュ”達が
すでに“釣りあげられ”飛んでしまった状態でレイトレジストする理由がどこにあるのか。
あなたは、ひどくへたくそなプレイヤーこそ相手にしたかったはずだ。最初から参加しないことは、
楽々勝ち取れるチップとバリューをみすみす捨てていることになる。
2.我慢強くあれ
大規模トーナメントをプレイする際には絶対に我慢強くなければならない。良いハンドが来ない中、
待ち続けることに耐えかねたなどの理由で、酷くクレイジーなハンドを持ってポットに参加する
ことでトーナメントから飛んでいくプレイヤーの例には事欠かない。トーナメントでは、しばしば
ひたすらフォールドし続けるしかなかったり、15bb程度の低空飛行をずっと強いられることもある。
3.集中せよ
我慢強さに加えて、この手のトーナメントで長時間にわたって生き残るために集中力を身につけな
ければならない。例えば3000人ほどが参加した$3.3+Rでは夜7時にスタートし、決着がつくまでに
11時間かかることもある。実際これだけの時間を集中し続けることは難しく、眠たい時間帯もある
だろうが、ハンドに集中し続けることは巨大フィールドトーナメントでより生き残るために欠かせない。
4.ギアを変えられること
これらに加えて、大きいフィールドのトーナメントでは、対戦相手を欺くための素早いギアチェンジ
(プレイスタイルを変えること)の技術も必要になる。入賞へのバブルラインが近付いた際や、
ファイナルで高額賞金が見えてきた場合、そこまで長時間プレイしてきたのに報われないでよいと
思うプレイヤーはいない。そのため、多くのプレイヤーはバブルが近付くと極端にタイトパッシブな
プレイをする。しかし、バブルは自らの手で終わらせるくらいの意気込みでアグレッシブにプレイ
するのがよいのだ。なぜなら、他のプレイヤーがタイトすぎるのであなたがバブルの被害者になる
こともないからだ。
トーナメントの終盤でも同じことが言える。他のプレイヤーが飛ぶのを待って賞金が上がるのを狙う
よりも、アグレッシブにプレイして自分の運命は自らの手で作り出すべきである。このような
アプローチを取ると、最初の賞金が安い段階でトーナメントから脱落することもしばしばであるが、
アグレッシブにチップを集めることに成功した場合に獲得できる高額賞金で十分その埋め合わせは
できるのである。
■Four Tips for Navigating Large Low Buy-In Online Poker Tournament Fields | PokerNews
http://www.pokernews.com/strategy/four-tips-for-navigating-large-online-poker-tournaments-20471.htm
- 175 :出来事:2015/04/29(水) 11:35:12 ID:???0
- プロポーカープレイヤーになりたい人向けの計画法/Daniel Negreanu
(1/4)
トロントで開催された「責任あるゲーミング」会合でスピーチを行ったとき、次のような質問を
受けた。「若者のギャンブル中毒の問題に取り組んでいるのですが、彼らのうち少なからずのものが
ポーカーのプロになりたい、と口にします。このような子たちに対してあなたならどう話しますか?」
このような子たちに接するときに最も大事なのは、彼らに対し正直に、ギャンブルで生計を立てる
ことの複雑さの話をコーチングとしてすることだと思う。「それはできっこない」とは言えない
だろう。生計を立てている人がいるのは明らかだからだ。すでに世界にはたくさんのプロポーカー
プレイヤーがいるが、多くのものはポーカーを真面目な仕事として扱い、プレイも勉強も一生懸命
真剣に取り組んでいるからこその結果である。
なので、コーチングとしての会話の目的は、ポーカーで生活するには何が必要なのかを具体的に
解き明かすことにある。説教するよりも彼ら自身にわかってもらうことの方が好ましい。
まず、最初に説明するのは、プロのポーカープレイヤーとは、顧客(自分よりポーカーのスキルに
劣るもの)を楽しませることを事業とする小さなビジネスのオーナーだということだ。成功する
ビジネスにはミッション・ステートメント(企業の根本的な目的と長期目標)が欠かせない。
自分一人の小さなビジネスであるから、ビジョン・ステートメントと呼ぶことにしよう。
ビジョン・ステートメントは、君の企業に期待する指針を短い文章で記されなければならない。
君は企業を始めようとしているのだから、まずは書いてみよう。例えばこのような感じで:
「私のポーカーでのビジョンは、生活を豊かにする目的を達成する手段としてポーカーを用いる
ことです。ポーカーを学び、プレイを改善し、スキルを開発することに打ち込むと同時に、
経済的に自立します。」
- 176 :出来事:2015/04/29(水) 11:35:44 ID:???0
- (2/4)
これは一つの例である。ビジョンにはしばしば立ち戻ることで、これからの君のキャリアの道標に
なるものであるから、自分自身の言葉で書くことが必要だ。次のステップは、これをもとにより
具体的に、豊かとはどのくらいのことなのか、君が望むポーカーでの収入を求めることになる。
ここでは年10万ドル稼ぐことが目標と仮定しよう。
さあ、ビジョン・ステートメントと目標が決まった。次に決めるのはどのような手段でそれを達成
するか、現実のプランを決めることだ。ビジョン・ステートメントに書いた通り、プランの内容には、
経済的に自立できること、テーブルの外での勉強を続けることを盛り込むことになる。年10万ドル
稼ぐためにはポーカーのプレイ一時間あたりでどのくらい稼ぐことが必要なのかに落とし込むことになる。
例えば、君のバンクロールと現状のスキルでは、Bellagioでの$2-$5ノーリミットホールデム
キャッシュゲームがプレイできるとしよう。選んだゲームでどれだけ稼げるかは重要である。
まずはそのゲームのベストプレイヤーがどれくらい勝てるかの情報を回りの人から聞いて、その
ウィンレートから30%を割り引くのがよい。君はそのゲームのベストプレイヤーになれるかもしれ
ないが、それが証明されるまでの間は学習フェーズにあると思い、ベストプレイヤーと同じウィン
レートを期待してはいけない。
僕の聞いたところによると、このゲームのベストプレイヤーは1時間あたり$30勝てるそうだ。そこから
30%を引いて$21、簡単にするために$20とする。年10万ドル稼ぐために、何時間をポーカーテーブルで
過ごす必要があるだろうか。そう、年5000時間である。つまり、月417時間、週100時間である。
ビジョン・ステートメントで定めた勉強の時間はこれには含まれてない。10時間のプレイごとに
2時間は勉強の時間が欲しいので、年1000時間(週14時間)の勉強の時間が必要となる。
さて、週に105時間ポーカーをプレイし、14時間勉強すると週120時間を費やすことになる。1週間は
168時間なので、1日8時間睡眠は週56時間となり、これらの合計で週176時間となってしまう。
ヒューストン、問題が発生した! いくらビジョン・ステートメントで目標を明確に定めたとしても、
この計画は実行不可能だ。睡眠を取らず誰とも人づきあいをしない限り実現できない。どんなに
うまくポーカーがプレイできたとしてもこの計画は失敗に終わる。
- 177 :出来事:2015/04/29(水) 11:36:07 ID:???0
- (3/4)
見直すとしたら、年の収入目標だろう。例えば年10万ドルから5万ドルに減らすことになる。話を
省くため、君は年5万ドルならがんばって達成できるとする。これで君の生活は豊かになるだろうか。
それは君に必要な生活費に依存する。君は法律に従う国民であり所得税を支払うとすれば、5万ドルの
30%が税金とする。税金を支払うと残りは$35000となる。つまり、1ヶ月に$2900が使える。
車が必要ならば、リース費用が必要だ。また、食事もしたいだろうし、アパートに電話やインター
ネットも引きたいだろうと思う。月$1200のアパートを借り、車とガソリン代に月$300、そして食費に
月$1000とする。合計で$2500となり、残りの$400でそれ以外の支出【すべて】を賄う必要があるのだ。
言うまでもなく、避けられないダウンスイングが襲ってくるのに備えてバンクロールを充分に保つ
必要もある。車を修理したりスピード違反をすることもできない!
もし君がプレイしたい、あるいは生計を立てるために必要なレートをプレイするのに十分なバンク
ロールを持たなかった場合、資金不足に陥ったらどうするプランなのか?どうすればそのレートで
プレイを続けられるか。 友達から借りるというのも一つの手だ。しかし、返済するためのバンク
ロールをどうやって作りあげるのか。この例では、ベストケースでも月に$400しかゆとりがうまれ
ない。「すべてがプラン通りうまくいけば2年後に返済できます」という人に$5000を貸してくれる人が
君の周りに何人いるだろうか。ステーキングしてもらうという手もある。勝ち分の50%を受け取ると
いう約束で、誰かが$2-$5をプレイする資金を出してくれたとしよう。これはつまり君の月の収入が
$1450にまで落ち込むことになるが、君の生活費は変わらないので、赤字のままである。もっと
高レートをプレイすることにして、そのための資金をステーキングしてもらったら、だって?
それは、これまで君がほとんど経験したことがなく、より手ごわい相手で、$2-$5と同じウィン
レートになる保証がどこにもない、$5-$10をプレイするための資金を出してくれる人を探すことになる。
見つかればいいのだけどね。
- 178 :出来事:2015/04/29(水) 11:36:33 ID:???0
- (4/4)
これは意図的に暗い見通しを描いている。しかし、プロポーカープレイヤーになりたいと思うものの
ほとんど全員が直面する、絶対に無視できない現実である。君は、職業倫理を保ち、月の支出を適度に
抑え、スキルセットを磨き、感情を安定させ、やる気を出し、意思を持ち、バンクロールを維持する、
ことができるだろうか。やる気はわかるがおそらくこのライフスタイルが実現できるのは2%ないし5%
くらいの者だろう。マイナーリーグの野球選手でメジャーリーグに行けるのは5%に満たない。NFLに
入るために体重を増やしている高校のフットボール選手で、NFL所属のプロになれる確率はさらに
それ以下だろう。他の多くのキャリアも同様に高い壁がある。花形プレイヤーとは、特別なものを
持ち、そして成し遂げる方法を見つけられた特別な人であり、多くの人は失敗に終わっている。
これはポーカーにおいても真実である。
たとえ君の夢がどんなものであっても、夢を追い求める気持ちをそぐことがこの記事の目的ではない。
私の意図は、何かを成し遂げようとしたときに、いかに大変な努力が必要なのかを描き出したかったの
だ。君がテレビで見て思うような楽な世界ではない。全身全霊を傾ける努力してもまだ十分でない
可能性が高いと知りながらもなお、夢を実現させるためにその努力を続けたいと、君は思えるだろうか?
■A Foolproof Plan To Becoming A Professional Poker Player
http://www.fullcontactpoker.com/poker-journal.php?subaction=showfull&id=1429899055&archive=&start_from=&ucat=&
- 179 :itinyan ◆/Pbzx9FKd2:2016/07/11(月) 15:20:16 ID:JYhih8AM0
- a
- 180 :ひゃっほう掲示板◆告知:2016/10/24(月) 10:16:57 ID:???0
- このスレッド(掲示板)は、10月24日午後に新ドメインに自動移行します。
こちらには書き込めなくなりますので、ご注意下さい。
また、一部書き込みが新掲示板へ反映されない可能性がございます。ご注意下さい。
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■