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鉄道ファンの掲示板

102廃線に癒やしのトンネル:2012/05/02(水) 20:06:25
廃線に癒やしのトンネル
ttp://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001205010001

 安曇野市にある篠ノ井線の廃線区間がいま、癒やしのトレッキングコースとして人気を呼んでいる。
 篠ノ井線は1902(明治35)年に開通。山や谷が多く難工事の末に線路が敷かれた明科駅と西条駅の約9キロ区間は1988(昭和63)年、カーブの少ない新線が開通したことに伴い、86年間の役目を終えた。
 廃線敷きはレールが取り外された後、荒れ放題に。防災や景観上良くないと、住民有志が5年ほど前から草刈りや整地をし、所有者の市もトンネルの補修やトイレの設置をし、明科駅からの約6キロのトレッキングコースとして生まれ変わった。
 鉄道の敷石を踏みしめ、緩やかな勾配の山道を歩くコース沿いには、トンネルや電柱、踏切、標識がいまも残り、スイッチバック式の信号場跡も。明治の趣が色濃く残るれんが造りの漆久保トンネルは、人気の撮影スポットだ。内部の壁は煤(すす)で汚れ、蒸気機関車が走った往時をしのばせる。
 斜面は約3万本のケヤキの森。新緑が満喫できそうだ。晴れた日の北アルプスの山並み、善光寺への旅人の安全を願って祀(まつ)られたとされる石像、コケに覆われた壁、そして「牛・馬・羊などを放牧しないこと」と書かれた「日本国有鉄道」の注意看板……。日常の疲れを癒やしてくれる物が、ここにはいっぱいある。
 「廃線敷きウオーク」として知られるようになった2年ほど前から訪れる人が増え、市の名所を案内をする「安曇野案内人倶楽部(く・ら・ぶ)」が結成された。ケヤキは土砂崩落防止の鉄道防備林として植林されたことや、篠ノ井線はかつて石炭を運んでいたこと、周辺は刻みたばこの有名な産地だったことなど、地域の歴史を伝えている。
 事務局長の高松伸幸さん(43)は「地元や東京の子どもたちが訪れ、住民から自然環境などを聞いて学ぶ交流も始まっている。里山文化を知ってもらう流れができれば安曇野の観光の付加価値も高まります」と話す。


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