米６月就業者数：戦後最悪、１８カ月連続減　失業率も悪化

1：あめりかん：2009/07/03(金) 05:42:16: 米労働省が２日発表した６月の雇用統計（速報値）によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比４６万７０００人減と、減少幅が５月の３２万２０００人減から再び大幅に拡大。雇用情勢の悪化に歯止めがかかっていない実態を裏付けた。就業者数の減少は１８カ月連続で、第二次世界大戦後で最長だった８１年８月～８２年１２月を抜いて戦後最長となり、０８年１月からの減少数は計６４０万人に達した。

失業率も９．５％と、５月の９．４％から０．１ポイントの悪化となった。８３年８月（９．５％）以来、２５年１０カ月ぶりの高い水準。今年に入ってから６カ月間での失職者数は３３８万人に膨らみ、戦後で最悪の雇用悪化が続いている。

就業者数の内訳を見ると、製造業が自動車大手の相次ぐ経営破綻（はたん）などの影響で１３万６０００人減と大幅に減少したほか、建設業７万９０００人減、小売り２万１０００人減など減少幅の拡大が目立った。

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