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市立小教頭、子ども貯金1800万円「競艇に」

1名無しさん:2012/03/12(月) 09:36:40

進学資金を使い込んだのは先生だった――。

小学校の教頭が児童の積立金約1900万円を横領するなどしていた問題で、佐賀県神埼市教委は11日、記者会見を開き、教頭がギャンブルなどに流用していたことを明らかにした。保護者からは「積立金の原資は、子どもたちがためた小遣いやお年玉。学校の信頼は地に落ちた」と怒るとともに、ため息を漏らした。

市教委によると、積立金を横領、紛失したのは、伊万里市立大川小の原田公裕教頭(49)。前任の神埼小(神埼市)で教務主任だった2008年6月〜09年10月、PTA会費から十数回にわたって計約114万円を着服。09年10月〜11年3月には、児童が毎月積み立てていた「子ども貯金」から約70回にわたり計約1800万円を使い込んだ。当時、学校の口座を1人で管理し、図書購入や研究発表費などの虚偽の理由を付けて引き出していた。11年4月に転任した。

子ども貯金は、中学の進学資金を任意で積み立てる制度。利息は学校の備品購入に充て、児童は卒業時に元本と一部の利息を受け取る。神埼市内の小学校7校のうち、6校で行われている。今月8日、学校が金融機関に問い合わせて不足が判明した。

市教委の調べに、原田教頭は「金は競艇や生活費に充てた。競艇でもうけて損失の穴を埋めようとしたがうまくいかなかった。反省している」。また、子ども貯金の一部約234万円については「車に乗せていたところ紛失した」と説明しているという。これまでに横領した1900万円のうち約1600万円を返済しており、現在、自宅謹慎中。

実松信子教育長は「今回の不祥事は教職員としてあるまじき行為。児童、保護者の信頼を著しく失墜させた」と陳謝した。

神埼署には事情を説明しているが、刑事告発については「弁済の予定も立っており、実害はないと考えている。弁護士と相談して検討したい」と消極的だった。

県教委は「神埼市教委から詳しい報告を受けた上で、厳正に対処したい」とした。

神埼小は11日夕、保護者を集め、不祥事の経緯などについて説明した。

説明会は非公開で行われ、出席者によると、保護者からは、校納金の管理状況、懲戒処分の行方などについて質問が出ていたという。

出席した男性は「子どもたちは先生や学校を信頼してお金を預けている。その先生から、このような仕打ちを受けた子どもの心の傷は深い」と悔しさをにじませた。

同校の田代高規校長は「お金の出し入れを1人の教員に任せきりにするなど管理に問題があった。信用失墜の最たるもので、子どもたちに何と説明すればいいのか……。大変申し訳ない」と話した。

(2012年3月12日07時44分 読売新聞)


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