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文化・学術・研究関連スレ その4

3875名無しさん:2020/09/22(火) 21:22:55 ID:NrdB.GxU0
先ほど話に出た、コロナウイルスを確実に殺す善玉抗体を、新型コロナから回復した人の血液中から集めてきて、その抗体の遺伝子をクローニングして工業的に大量生産します。現在、中国や米国で治験が行われていますが、ウイルスを強力に殺す抗体を作り、投与した集団の重症化を抑えることに成功しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3c88c5899e94cd5dd96026de8229d7881ad23fc?page=3

コロナは重症化を防ぐことが大事です。人工抗体で重症者や死亡者を減らすことができれば、インフルエンザと同様にそこまで恐れるものではなくなるかもしれない。また、人工抗体を投与すればその効果は1カ月は残ります。感染が拡大しているエリアに行かなければならないときに防御策として使える可能性もある。確実なワクチンが開発されるまでの間、こうしたものをつなぎとして活用すべきです。しかしワクチン開発に比べて、人工抗体開発に投じられる予算は極端に少なく、そのアンバランスさを危惧しているところです。

 ――今後、一般の人がアフターコロナ時代に新型コロナの感染を防ぎながら生活していくために必要なことは何でしょうか。

 免疫力が弱いか、一定以上の飛沫を浴びた人から感染は広がります。免疫力には個人差があるので感染は社会全体で同じスピードでは広がらず、最終的には免疫力が強く、感染予防策を何重にも行っている人たちが感染せずに残り、そこで感染は止まります。マスクをする、3密を避ける、手洗いをする、対人距離を保つなどの基本的な感染防御策を徹底することがまず第一です。

 もう一つできることとしては「現在流通し広く接種が進んでいる、他のワクチンを積極的に打っておく」ということが挙げられます。小児が新型コロナで重症化しないと確認されていますが、この理由の一つとして考えられているのが、小児が小学校入学までに十数種類のワクチンを接種するからではないかということです。

 ワクチンは特定のウイルスを殺す獲得免疫を得るためのものですが、獲得免疫とは、門番である自然免疫を刺激しないと働かない。そのため、各ワクチンには自然免疫を刺激する物質も入っています。つまり毎年ワクチンを打っている子どもたちは毎年自然免疫を上げる機会を得ていて、それが新型コロナの重症化を防ぐ効果につながったのではないかという議論があります。

 ポリオや肝炎、おたふくかぜのワクチンを接種した人は、新型コロナの感染率が下がったという統計も出ています。また、ギリシャで医療従事者にBCGを追加接種(一度打ったワクチンをもう一度打つこと)した結果、BCGを打った集団には有意差をもって新型コロナの感染者が発生しないという結果も論文になりました。毎年のインフルエンザワクチンのみならず、高齢者の肺炎球菌ワクチン、風疹ワクチンなど、大人でも打つ機会があるワクチンは積極的に接種しておくべきでしょう。

 Key Visual:Daddy’s Home, Kanako Onda

ダイヤモンド編集部/鈴木洋子


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