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南アフリカニューススレッド

1虹の国・SouthAfrica:2003/12/12(金) 23:49
南アに関するニュースを共有するスレ

2虹の国・SouthAfrica:2003/12/12(金) 23:52
犯罪多発に苦悩する南ア
外国人グループが暗躍、願われる警察力の強化
 「キャピタル・オブ・クライム」(犯罪首都)の汚名を持つ南アフリカで、
 治安回復に向けた警察の努力が続けられている。民間の治安研究所が行った
 最近の調査では、国内犯罪の大半が外国人犯罪組織によるものと判明、犯罪
 捜査の最前線に立つ南ア警察には、諸外国との緊密な捜査協力など、より高
 次元かつ広範囲な犯罪捜査能力が求められている。
(ヨハネスブルク・長野康彦)

3虹の国・SouthAfrica:2003/12/13(土) 00:00
地元の治安調査機関が最近発表した報告書によると、南アフリカでは現在、数にして
二百三十もの犯罪組織が存在し、その大半が外国人によってコントロールされて
いることが分かった。ロシア・マフィア、中国マフィア、ナイジェリア人犯罪組織、
パキスタン・ギャングなど、国柄もさまざま。それらが国境を越えた犯罪ネットワー
クの中で、地元の人間を歩兵として雇い、犯罪活動を行っているとしている。雇われ
た人間は麻薬の運搬やダイヤモンド・貴石の密輸、強奪した高級車の国外持ち出し
など、さまざまな役割を担当しているということだ。
 昨今、特に問題となっているのがナイジェリア人犯罪である。南アには現在、
四万人から十万人のナイジェリア人が滞在しているとみられるが、そのうち正式なビザ
を取得しているのはわずか四千人程度。不法滞在者の多くが麻薬密売や売春、文書偽造
、資金洗浄詐欺などの犯罪に手を染めている。また、急速に増えつつあるのがパキスタン人
の犯罪組織で、こちらも麻薬密売が活動の中心。ロシア・マフィアは武器密売、詐欺、
車盗、売春、ウラニウムの密輸を行っていることが分かっている。

4虹の国・SouthAfrica:2003/12/13(土) 00:01
中国マフィアは金やダイヤモンドの密売や、南アの海岸沿いに生息するアワビの密漁、
偽物や模造品を安く中国から仕入れて南ア国内で売りさばいたり、アイボリーや絶滅危惧
(きぐ)種の密売などにも手を広げている。中国マフィアは台湾人や韓国人とも手を組む
ことも知られているが、地元の人間と手を組むことは少ないようだ。こうした犯罪組織は
ほとんどの場合、合法的なビジネスを行うなど表の顔を持っており、警察としても摘発が
なかなか容易ではない。

 外国人による犯罪のまん延は、一つには内務省(移民局)の管理体制の問題が挙げられる。
内務省の広報担当官も書類管理システムが侵入され易いものであることを認めており、内務省
内部の役人が犯罪組織に買収されるなど、犯罪者に対する入国管理が甘くなっている現状が
見受けられる。

 一方、南アの現地人による犯罪グループは外国人グループと比べるとさほど組織化されておらず
、犯罪内容としては車の乗っ取りや現金輸送車強盗が多いことが分かった。暴力が伴う凶悪犯罪が
多いことも特徴の一つだ。警察に届け出られる犯罪全体に対する暴力犯罪の割合は米国が15%、
英国が6%であるのに比べ、南アフリカでは33%。三件に一件が殺人や傷害など暴力的内容を持つ
犯罪だ。

 殺人を例に挙げれば、南アフリカ警察が今年九月に発表した〇二―〇三年の犯罪統計によると、同国では
十万人に四十七・四人の割合で殺人が発生している。これは日本の四十三倍、米国の八倍とかなりの高率だ。
車のハイジャックも毎年一万五千件前後を記録。日に四十台以上の車が強奪されていることになる。

 なぜ南アフリカが世界でも犯罪最多発国となっているのか、その原因を特定するのは容易ではないが、
いくつかの要因が考えられる。第一にはアパルトヘイト(人種隔離)下で、政治的目的の達成のため暴力が
正当化されていたという過去があること。アパルトヘイト政権は、黒人を中心とする国民層を抑圧し、
治安維持の名の下に反政府国民には公然と暴力を行使した。

 一方で一部の反アパルトヘイト活動家らには、「自由」「解放」を獲得するためには暴力的手段も
いとわないという風潮がまん延した。そうした過去の延長から、目的が政治的なものから個人へと
シフトしても、目的達成のためには暴力も正当化できるという意識が国民の中に根強く残っているのでは
ないか、と治安調査機関のリポートは指摘する。

 共産主義が黒人解放と結びついて浸透したこともあり、「目的達成のための暴力の正当化」は犯罪者に
とって非常に都合のいい「理論」となっているわけだ。現に、アパルトヘイトで白人から抑圧された
黒人系国民の中には、裕福な白人から富を強奪し、分け前をもらうことくらい当然、という意識が一部には
あり、犯罪意識が薄いことも厳然たる事実である。

5虹の国・SouthAfrica:2003/12/13(土) 00:01
銃器のまん延も理由の一つに挙げられる。国内で銃器所持の正式登録者数は三百五十万人。
総人口の8・3%が武装していることになる。登録済みの銃器の数は四百二十万丁で、実際には不法に
出回っている銃器の数は同等かそれ以上存在するとみられている。武器は長年内戦が続いた隣国の
モザンビークから流れてくるものが多く、安価で頑丈な旧ソ連製AK47自動小銃が闇で一丁五百ランド
(約八千円)ほどで取引されているという。頻発する現金輸送車強盗の手口は荒く、犯人らは車で
現金輸送車に体当たりして動きを封じ、AK47で掃射し警備員を射殺、現金を根こそぎ奪うという、
アクション映画さながらの光景が繰り広げられている。

 南アはブラジルなど中南米諸国と並んで世界で最も治安が悪いとされるが、極端な貧富の差や
脆弱(ぜいじゃく)な刑事司法制度なども犯罪多発の要因として挙げられよう。

 ヨハネスブルク警察のクリス・ウィルケン広報官は「南ア警察の捜査能力は十分とは言えない」
と警察力の不十分さを率直に認めており、「熟練された警察官の育成」が大きな課題としている。
今後、捜査員のスキルアップや国際刑事警察機構(ICPO)とのさらに緊密な捜査協力等、
警察力の強化が願われるが、犯罪抑制に至るまでには時間がかかるものとみられ、「犯罪首都」の
汚名返上に向けた南アの苦悩は今後も続きそうだ。

6名無しさん:2004/07/18(日) 00:31
http://www.orania.co.za/default2.asp
オラニアのホームページです。

7yeboo:2004/07/25(日) 22:32
>オラニアのホームページです。

Baie Dankie.

8BOTSHABELO:2004/10/11(月) 11:22
最近の新聞にこのような記事がありました。

ケープタウンの宝石商の息子さん(43)が、来店した2名と店の階上で話をしていて、胸と腕を銃で3発撃たれて亡くなったそうです。
犯人は何も取らないで逃げ、逮捕されていないそうです。
従業員が緊急医療サービスに通報したそうですが、到着したのは家族が到着した後の20分後だったそうです。

ケープ・フラッツで「父親の銃で遊んでいて、6歳の少年が銃で2歳の弟の頭を撃ち死亡させた」という記事が掲載されていました。
警察は父親の銃を没収したそうですが逮捕しておらず、現時点では容疑者ではないそうです。
南アフリカでは、銃の所有者の責任が放置されていることが問題になっているみたいです。
ケープ・フラッツでは、原因はよくわかりませんが、ここ3日間で4人の子供が銃によって亡くなっていて、ケープタウンでは毎年約50人の子供が亡くなっているそうです。

9名無しさん:2005/01/14(金) 02:17
ttp://www.worldtimes.co.jp/
マンデラ氏の長男、エイズで死去―南アフリカ
【ヨハネスブルク7日長野康彦】

南アフリカのネルソン・マンデラ前大統領(86)は六日、ヨハネスブルクの
自宅で記者会見し、長男マハト・マンデラ氏(54)が同日、エイズで死亡した
ことを明らかにした。
南アはHIV/エイズ感染者が五百万人と世界最多の国。前大統領はエイズ
撲滅のため三年ほど前から積極的な活動を続けており、「隠さず堂々と話す
ことが大切。エイズに対する偏見を払拭するためにはそうするしかない」と
公表の理由を語った。

10管理人:2010/03/07(日) 22:17:18
掲示板状況確認のための書き込みです


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