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山中伸弥ノーベル生理学・医学賞

15iPS細胞 掲示板:2011/09/27(火) 18:25:13
時代を駆ける:山中伸弥/1 研究はマラソンに似て -聞き手・須田桃子  毎日jp(毎日新聞)
ttp://mainichi.jp/select/opinion/kakeru/news/20110921ddm012070013000c.html
 あらゆる細胞に変化する「万能細胞」が、マウスの皮膚細胞にわずか4種類の遺伝子を入れるだけでできた−−。06年の人工多能性幹細胞(iPS細胞)の登場は世界を驚嘆させた。開発した山中伸弥さん(49)は、昨春新設された京都大iPS細胞研究所の所長として、約200人を率い、研究の最前線を走る。
 《この5年で、ラスカー、ガードナー国際、京都、ウルフ各賞など、ノーベル賞登竜門とされる科学賞を総なめにした》
 普通なら、出て間もない成果は選ばれない賞ばかり。異例の評価ですが、僕自身ではなく技術そのものに対する評価だと思っています。その後、がーんと進んだことも大きい。研究の進展は、07年にヒトでのiPS細胞作成を発表したときの予想をはるかに上回ります。
 《超多忙である。分刻みのスケジュールをこなし、毎月1度は海外へ》
 確かに忙しいと言えば忙しいですけど、数年前に比べると支援体制はものすごく充実しているので、昔みたいに毎晩ほとんど寝ないみたいなことはあまりない。ま、時々はありますけど、一応ベッドには入っていますので、肉体的には随分楽です。ただ、研究所の運営や、今年度も30億円近くの税金で支援していただいているので、その成果をどうやって出していくかとか、精神的な負担は今の方がありますね。
 《趣味はスポーツ。日課のランニングは最もほっとする時間という》
 昼休みに鴨川沿いを約30分、寝不足でも二日酔いでも。10月には約20年ぶりにフルマラソンを走ります。
 研究はマラソンに似ています。フルは4、5回走っていますが(過去にやった)柔道やラグビーとはちょっと違いました。勝ち負けだけじゃない。今私たちがやっている研究は海外の超一流大学との競争になっています。研究で負けるというのは論文発表で先を越されることなんですが、たとえそうなっても、あきらめず最後まで走り抜き、きちっと論文や特許を出していく。研究者にはそういう使命があります。


毎日新聞 2011年9月21日 東京朝刊


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