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乳がんの治療 予防 乳がん 掲示板

18分子標的治療薬 掲示板:2011/09/22(木) 12:22:26
(*)分子標的治療 - Wikipedia
分子標的治療(ぶんしひょうてきちりょう、英Targeted therapy)とは体内の特定の分子を狙い撃ちしてその機能を抑えることにより病気を治療する治療法。
正常な体と病気の体の違いあるいは癌細胞と正常細胞の違いをゲノムレベル・分子レベルで解明し、癌の増殖や転移に必要な分子を特異的に抑えたり関節リウマチなどの炎症性疾患で炎症に関わる分子を特異的に抑えたりすることで治療する。従来の多くの薬剤もその作用機序を探ると何らかの標的分子を持つが、分子標的治療は創薬や治療法設計の段階から分子レベルの標的を定めている点で異なる。また、この分子標的治療に使用する医薬品を分子標的治療薬と呼ぶ。


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(*)「分子標的治療薬の副作用マネジメント」
http://www.dmm.com/mono/book/-/detail/=/cid=bkt32534570/photogallery-001
編集 : 弦間昭彦

がん薬物療法において使用頻度が急増している分子標的治療薬の副作用に焦点を絞り,そのマネジメント法の実際を解説.各分子標的治療薬の使用法とともに,副作用の予防対策,副作用出現時の対応策について各薬剤別,また副作用別に,がん薬物療法のエキスパートが実践的に記述する.副作用マネジメントが治療継続の鍵となる昨今において,がん治療医はもとより,がんチーム医療スタッフも必携の一冊


<書評 臨床雑誌内科107巻6号(2011年6月号)>
 がん化学療法において,分子標的薬を使いこなせるかどうかが,腫瘍内科医,がん薬物専門医の大きな資質のポイントである.次々と臨床の現場に登場する,多種多様の分子標的薬を理解し,使いこなすのは容易ではない.使いこなすことのもっとも重要なポイントは,副作用マネジメントである.副作用を確実にとらえ,適切に対応すること,病状や副作用の発現に応じて,治療の休薬と減量を判断すること,それが腫瘍内科医に求められている.本書は分子標的治療における副作用マネジメントについて,まさにニーズを的確に捉えたテキストである.
 分子標的薬の副作用は,独特の皮膚症状,手足皮膚反応,高血圧,血栓症など,従来の抗がん剤と大きく異なる.分子標的治療の多くは,腫瘍の縮小より進行を抑え,QOLを保ちながら延命効果を得るものであり,副作用管理を適切に行い,長期間治療を継続することがポイントである.
 筆者自身,日々多くの患者さんに対しがん化学療法の診療をしていて,医師一人では副作用の状態を把握し,適切に対応することは困難と感じる.他の医師,看護師,薬剤師のスタッフがうまく役割分担をして,複雑な化学療法の管理を共同で行っていくことがこれまで以上に必要となっている.分子標的治療が一般的になって,チーム医療の重要性が改めて強調されてきている.
 本書では,まず分子標的治療の副作用の特徴を航空写真的に全体としてとらえ,チーム医療の具体的な方法もわかりやすく解説されている.そして,薬剤ごとに特徴的な副作用とその対策,さらに臓器あるいは事象ごとの副作用対策へと2段階に分けて進んでいく.つまり,分子標的治療の副作用対策が縦と横とからコンパクトにわかりやすく解説されている.実に実用的であり,欲しかった本である.
 がん治療の均てん化を目指し,どこでも安心してがん化学療法を受けられる,というがん対策基本法ができ,がん薬物専門医も増えてきている.しかし,わが国ではまだまだ臓器ごとの診療科に属する医師が分子標的薬を使っているのが現状であり,自分の専門領域以外の事象を的確に把握し,対応することは非常にむずかしい.本書は,実際の現場でいかに適切に副作用に対応していくか,臓器ごとの特徴をそれぞれの領域の専門家がカバーしている.
 本書は,机の上に置いて分子標的治療を勉強するだけでなく,むしろ診察室において使える,まさに実践に役立つテキストといえる.分子標的治療に携わる医師,看護師,薬剤師にとって,必携の書である.


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