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大腸がんの治療 予防 大腸がん 掲示板

29大腸がんの腹腔鏡下手術 掲示板:2011/11/07(月) 02:01:22
埼玉医科大学国際医療センター 大腸がんの腹腔鏡下手術で全国トップクラス
ttp://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111024/dms1110240835004-n1.htm
(2011.10.24 連載:ニッポン病院の実力)

 中高年から発症しやすくなる大腸がんは、近年、医療の進歩が目覚ましい。早期がんに対する大腸内視鏡下切除術や、進行再発がんに対して狙い撃ちにする分子標的薬が登場している。

 さらに、かつては肛門付近の直腸がんは術後の人工肛門が必然だったが、最近では多くの人が肛門を残せるような手術の技術も向上した。肛門の周囲にある数ミリの括約筋(かつやくきん)を、がんを切除しながら残すという高度な技術だ。加えて、医療機関によってはその手術を、腹部に数カ所の小さな孔を開けた腹腔鏡下手術で行っている。そんな大腸がんの腹腔鏡下手術で、全国トップクラスの実力を誇るのが、埼玉医科大学国際医療センター包括がんセンター下部消化管外科だ。

 「腹腔鏡下手術であっても、腹部を大きく切る開腹手術でも、お腹の中で行う治療に変わりはありません。ただ、腹腔鏡下手術では、画像モニターで微細な組織も確認でき、出血量が少なく、患者さんへの身体的な負担が少ないことは、大きなメリットだと思っています」

 こう話す同科の山口茂樹教授(49)=写真=は、1999年の米国留学で腹腔鏡下手術の技術を磨くまでは、開腹手術を行っていたという。留学先で、腹腔鏡下手術が患者の合併症を予防することや、手術後の回復の早さなどを目の当たりにし、その技術向上に努めてきた。帰国後、県立静岡がんセンター大腸外科部長を経て2007年より現職。

 国内の腹腔鏡下手術は、第I期や第II期の大腸がんで行われるのが一般的だが、山口教授は、条件がそろえば進行した第III期の大腸がんにも実施している。その手腕から、日本内視鏡外科学会などで手術手技を動画で公開し、若い医師の育成にも一役買っているほどだ。

 「直腸がんの手術は、狭い骨盤の中で行うため、非常に細部に渡ってデリケートな治療になります。開腹手術では術者と助手しか骨盤深部を見ることはできませんが、腹腔鏡下手術であれば画像モニターで多くの人が見ることができます。患者さんの負担が少ないだけでなく、若い医師も技術が学びやすい」(山口教授)

 近年、腹腔鏡下手術が広がっているとはいえ、国内ではいまだに開腹手術にこだわっている医師もいる。どちらが本当に良いのか、明確な結論は出ていない。そこで臨床試験がスタートしているという。山口教授はそれに参加している。

 「私たちは技術に自信を持っていますが、技に溺れることなく、日々進歩させています。治療のメリットやデメリットが客観的なデータによって示されることで、患者さんも選択しやすくなるでしょう。患者さんがご自身の希望に沿って、どこの病院でも同じレベルの治療を選択できるようにしたい」と山口教授。その取り組みは今も続いている。


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