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完璧認定2

925幸せな名無しさん:2025/06/30(月) 22:42:37 ID:MAtkWCGY0
こんにちは。

>>884のバカボンのパパの決めゼリフ「これでいいのだ」は、過去の完璧認定スレでも既出だとは思いますが、まさにパパ自身が完璧認定を実践していますよね笑


〜完璧認定の創始者はバカボンのパパだった!!〜

赤塚先生が本当にそれを理解したうえでパパの決め台詞にしたのかは、今となっては定かではありません。
ですが、相棒であるタモさんが「これでいいのだ」の真の意味を、先生の弔辞でアドリブで説明されたのは有名ですよね。

> 『あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。
それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を絶ちはなたれて、その時その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事にひとことで言い表してます。
すなわち、「これでいいのだ」と。』
(一部抜粋)

この界隈のことを詳しく知ってから改めてタモさんのこのアドリブ弔辞を読み返すと、本当に鳥肌が立ちました。

「重苦しい意味の世界から解放され」
これは言葉、つまり認識、思考そのもののことを指していますよね。
自己観察でも、思考(言葉)に巻き込まれないことを重視します。
なぜなら、それこそが苦の根本だからです。

「また時間は前後関係を絶ちはなたれて」
これは完全に、禅語の「前後裁断」をわかっていて言っている表現ですよね。
つまり、過去未来に囚われていない「今ここ」のことです。

意味の世界である言葉は、常に過去を説明するものであります。
しかしそれに気づかないと、私たちは言葉によって作られた「意味の牢獄」に閉じ込められてしまいます。
「こうあるべき」「こうでなければならない」という思考の物語は、すべて過去の記憶や習慣が織り成したもの。
そして未来さえも、その過去の延長線上に予想し、不安や期待という形で意味を付け続けます。

でも、バカボンのパパの「これでいいのだ」は、その意味づけを一瞬で止める魔法の言葉です。
「意味を問わない」「良し悪しを決めない」「変えようとしない」
ただそう在るものを、そのまま受け入れる。
それは思考による意味の網を断ち切る行為であり、まさに「前後裁断」そのものですよね。

「これでいいのだ」と言った瞬間、
過去の後悔も未来の心配も、その場の状況の良し悪しも、すべてをひとまとめに肯定します。
しかもそれは、無理やりポジティブに捉えるのとは違います。
「いいことにしよう」ではなく、「もうこのままでいい」という降参であり、明け渡しでもある。

そしてこの明け渡しこそが、意外にも一番自由で軽やかな状態を生む。
なぜなら明け渡しとは、エゴ(私)を手放し、過去の重い鎖を断ち切ることだからです。

タモさんの言う「重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり」というのは、まさにそのことを示しているのだと思います。

結局、現実を苦しくしているのは「意味」そのものであり、「こうでなければ」という思考の抵抗です。
それを一声「これでいいのだ」で手放す。
そこにあるのは、「今ここ」にまるごと飛び込む生の肯定です。

こんなふうに、バカボンのパパはふざけているようで、実はとても深いことをやっていたのかもしれませんね笑。
そして赤塚先生自身がそれを意識していたかどうかに関わらず、先生の感性は、その真理を笑いの中に自然に表現していたのでしょう。

しかし、タモさんは一体どこでこれを知ったのか…。
先生と毎晩どんちゃん騒ぎをしていた中で気づいたのか…。
にしても、あまりに「わかっている」。
博学な人なので禅にも造詣が深いとしても、実践していないとあの弔辞をアドリブでここまで完璧に言い表すことはできないと思うのです。
やっぱり、すごい人だなーと思います笑。


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