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お前らが経験した不思議な(怖い)話を教えてくれ

34 TAIRA :2017/02/05(日) 19:28:38 ID:5HKKzH8U0
【妖怪との格闘】( TAIRAの実体験 です)

 これは今から14年ほど前、ヒーリング能力等、現在の私が持つ能力が覚醒し始めた頃の事でした。
 当時は霊的感覚も非常に高まっており、日常的に不思議な体験をしていた時期に当たるのですが、それはその頃の体験の中でも最も心に残っている衝撃的な出来事でした。
 その夜私は自宅の寝室で、まだ生後数か月だった娘(長女)を寝かしつけていました。
 時間は午後11時頃で、薄明りの中、浴室から聞こえる入浴中の妻が立てるシャワーの音だけが耳に聞こえてくる静かな秋の夜だったと記憶しています。
 
 ふと気が付くと、隣に寝かせていたはずの娘が私の身体の上に乗っていたのです。
 私は驚きました。まだまともにハイハイもできない乳児にそんな事ができるはずはなく、また更に驚いた事にその身体は青く光り少し透き通っていたのです。
 その長女の姿をした不思議な存在は、満面の笑みを浮かべながら私の身体の上をハイハイして迫って来ました。
 私は驚きながらも「これは娘じゃない」と思い、両腕でその存在を振り払いました。
 「それ」はしばらくの間 長女の姿をしたまましつこく私に纏わり続けていたのですが、完全に私が「ニセモノ」だと断定している事を察したのか、気が付くと何か別の物に変化して、背後から私を羽交い絞めにしていました。
 私は肘打ちや踵蹴りで抵抗して何とかその「化け物」を振り払おうを試みました。
 しかし力の差は明白で全く歯が立ちませんでした。
 
 完全に「遊ばれている」と思った私は
 「お前は一体何なんだ!?」
 「顔くらい見せろ!!」
 と罵声を浴びせながら、その化け物の正体を見てやろうと 何度も後ろを振り返ろうとしました。
 しかし、
 「見ない方がいいぞ」
 その化け物からの予想だにしなかった一言に私は一瞬、抵抗を忘れました。
 「見ない方がいい 見たら腰を抜かすぞ」
 化け物は確かにそう言いました。
 私はゾッとして振り返る事をやめました。背中に伝わってくる感触から、その化け物の身体が まず間違いなく「人間の形」をしていないであろう事に気づいたのです。
 それは視界の端でわずかに認識できていた情報から、頭部だけは「長い髪の人間の女」の姿をしているように感じていたのですが、身体の方は何か巨大な蛇のような恐ろしく人間離れした奇妙な感触に満ちていたのです。
 私は動揺しながらも、その化け物を振り払うために無我夢中で抵抗を続けました。
 ただ、その状況の中で一つの事に気づきました。
 それは、化け物が私に語り掛けた際に使った「言葉」です。

 〔後半へ続きます〕


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