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いろいろな解説を貼る

1じじい:2002/08/17(土) 02:12 HOST:YahooBB219184144050.bbtec.net
内緒でパクってきたんです…ひみつにして

2じじい:2002/08/17(土) 02:12 HOST:YahooBB219184144050.bbtec.net
額面価額には、本質的には意味はないと思います。
で、13年の商法改正により額面株式は廃止となり、すべて無額面株式に
なりました(ご注意ください)。

額面価額があったころは、一株あたり純資産が額面を割り込むような増資は
できませんでしたが、政策的配慮によるもの(非本質的)でした。

また減資も、「二株を一株に併合」「三株を二株に併合」などは本質的には
意味はありません。意味がある減資は、100%減資です(いったんすべての
株券を紙屑にする=既存株主の株主責任を果たす→その後増資して新出資者の
もとで経営再建はかる)。


株価が下落しても、経営者が慌てる必要はないのでは?
ということですが、理念的には会社は株主の物であり、実際にも取締役の
任免権は株主総会にあるのですから、株主価値を損なう経営は本来的には
あり得ないはずです。ただそれがそれほど意識されなかったのは、
株式持ち合いによる物言わぬ株主の存在が大きかったためです。しかしいま
持ち合い株式の解消が強く言われています。つまり(持ち合いの株主でない)
物言う株主の発言権が強まっていく潮流がある訳です。そういう状況下で、
「株価に一喜一憂しない!」という経営者は少ないのではないでしょうか。

また、経営成績評価の指標としてROEなどを用いている場合、発行株式数は
少なくしておくことが有利です。したがって経営者は、自社株買いを行って
でも流通する株式数を少なくしようとしています。そんななか、増資に
あたって、株価が安ければその分株数を多くすればいい、などと考える
経営者はいない(株価を高めようと努力したり、最低でも自然と高まってくる
タイミングをとらえて増資しようとする)と思います。

あまりに時価総額が安ければ、敵対的買収の対象となりやすく、その場合
経営者は切り捨てられる恐れもあります。

さらに言えば、上場には、単なる資金調達以上の意味がありますよね。
信用力のアップ、採用のしやすさ、取引条件の有利さ等。
株価の著しい下落は、それと反対の効果をもたらすわけですから、経営にも
打撃になるでしょう。

3じじい:2002/08/17(土) 02:12 HOST:YahooBB219184144050.bbtec.net
株価を会計上理論的に説明しようという考えかたがあります。
株式は、株主からみて配当請求権と残余財産分配請求権で、
償還期限がなく、会社の継続期間中は永久に分配をうけられることに
なります。残余財産は、現在の財産と今後の増加分に分解できますが、
現在の財産は、現在のBSの純資産で、今後の増加分は、今後の
各期利益のうちの内部留保分といえます。
ですから、株式の価値というのは、現在のBSの純資産に、今後の配当と
内部留保の現在価値を加えたものということになり、その1株あたりの
単価が株価ということになります。BS上の1株あたりの純資産と
株価の差は、将来の利益(のうち株主に帰属する分)ですから、もし
株価のほうが安ければ、理論的には将来の損失を見込んでいることに
なりますし、逆に、株価のほうがずっと高ければ、今後の収益性の
高さが見込まれていることになります。
もちろん、株価を決める要因はそれだけではありませんし、上の理論で
いっても、今後の配当と内部留保を誰かが予想し公表して、全部の
株主がそれを見て株式を売買しているわけではもちろんありませんし、
仮に絶対に当たる予想が公表されていたとしても、これらの現在価値を
求めるときに、どういう割引率を使うかで結果は変わってきますので、
一定の計算結果が出るわけではありません。あくまでも理論に
すぎませんが、STERN STEWART(www.sternstewart.co.jp)の有名な
指標もこういう理論にもとずています。

それから、話しがそれますが、株式というのは、会社の価値を
切りわけたものだと考えれば、10個に切りわけても、100個に切り
わけても、会社全体の価値には変わりはないですから、いーさんの
書かれているとおり、株式併合で減資をすることに本質的な意味は
ありませんが、10個に切りわけるか、100個に切りわけるかで、1個の
大きさが違い、細かく切りわけてあったほうが、1個の値段は安く
なりますから、金持ちでなくても買えるようになります。上場企業に
なると、株主の層を広げようとすれば、投資単位を小さくしなければ
いけませんから、業績がよくて株価が高い企業などは、株式を分割して
1個の大きさを小さくして、個人投資家などにも買えるようにするわけです。
このことは上場企業では決算実務上も案外重要だそうで、証券取引所からも
1個の大きさを小さくするように要求されていて、基準額以上だと
決算開示のときに投資単位引下げについての説明を求められることに
なっていますので、上場企業の経理担当者はかなり気を使っている
そうです。証取法会計のはなしになってしまいますが、たとえば、
東京証券取引所では、投資単位引下げを要求していて
(www.tse.or.jp/listing/program/)、適時開示規則
(www.tse.or.jp/guide/rule/teikan/no_09.pdf)2条7項の義務や、
決算開示のガイドライン(www.tse.or.jp/news/200203/020329_a.html)
での開示要領(www.tse.or.jp/news/200203/020329_b.pdfの4ページ)が
決まっています。

4じじい:2002/08/17(土) 02:12 HOST:YahooBB219184144050.bbtec.net
例えば、とよたさんが業績、規模などの条件が同一のA社の株式とB社の株式のどちらかを買おうとしているとします。
 ここで、A社の経営者は株価の影響を全く考えない経営方針であり、減資をしても株式数を変化させないとします。
 これに対し、B社の経営者は株価の影響を重視しており、減資の際にはそれに見合った株式数の減少をするとします。

 このような事が事前に分かっていた場合、とよたさんはどちらを買いますか?
 僕であれば、A社株は買いません。
 なぜなら、A社株式はA社の業績悪化以外の原因で株価が下がる危険性が高いためです。
 おそらく、多くの人がこのように思うはずです。
 そうなれば、A社に出資しようとする人が少なくなり、低い株価を補うために多くの株式を発行しようとしたとしても、引き受けてくれる人がいないために、十分な資金が確保できなくなります。

5じじい:2002/08/17(土) 23:15 HOST:YahooBB219184144050.bbtec.net
さて、唐突ですが、工原15回目の講義で
A−CHI−CHI先生が募集してらした
「勘定記入の全体構造」(マスターテキスト3の39ページ参照)の
覚え方を考えましたので、以下書き込みさせていただきます。

《パーシャル-アウトプット-総合》の順番を
《総合-パーシャル-アウトプット》に変えて、
「くるくるぱあ」としては、いかがでしょうか。
(・・・放送禁止用語とかで、使用不可だったらごめんなさい)

ええと・・・何故「くるくる」?と思った方、
(総合→市場見込生産→回転寿司→くるくる)です・・・。
そんな訳ですので、よかったら使ってやって下さいませ。

6井上ファミリーパパ:2002/08/22(木) 00:25 HOST:ppp125.tochigi-ip.ne.jp
株価が下落しても、経営者が慌てる必要はないのでは?・・
業績悪化、悪評など株価が下がるのは、経営者にとって大問題。
配当落ちなど通常の循環にる値上がり、値下がりとは違うのでは?


現在のBSの純資産に、今後の配当と
内部留保の現在価値を加えたものということになり、その1株あたりの
単価が株価ということになります。・・地価の下落等による含み損の問
題を考えるとチョッと危険な理論では?減損会計の問題とあわせて考え
てみたら?
「あまり利益」「辛い利益」・・固定資産の有税償却を実施している?T自動車と
他の企業の利益を単純に比較?キャッシュフローが大切では?

7じじい:2002/08/23(金) 21:17 HOST:YahooBB219184144050.bbtec.net
>>6僕には難しくて分からない…


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