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やさしく学ぶ呉王朝の歴史
22
:
白牡丹
◆Enju.swKJU
:2012/02/04(土) 16:14:08
【楊昂譚】は宮中に参内する。彼は不正に握った権力を、その舌で皇帝のお墨付きを得て正当なものとした。
そしてたたみかけるように、配下の【郭勝】を遣わして燕王白果とよしみを通じようとするが、
そちらは燕王家の勘気を被り失敗する。
結局、【楊昂譚】は隴右の支配権を得ただけで任地に戻った。 宮中には束の間の平和が訪れた。
白牡丹と薛才人、薛才人に密かに思いを寄せた、燕王の二人の王子。
【白呈春】と【白承芳】の口から出る、衆知とは異なった『燕王』の顔。
白果も、若き日には叡宗の側室郭貴妃に懸想をしたことがあるという。歴史は繰り返す。
しかし、束の間の平和は永の平和とはならなかった。
楊昂譚は、今まで帝国が見て見ぬ振りをしてきた歪みを浮き彫りにした。
皮肉な事に、この事件は宮中に於ける帝位継承騒動を一時的にだが、鎮圧させた。
白牡丹は、一度呉朝とわが身を襲った危機に触れ、宗教的人間から政治的人間に変じようと努力していた。
努めて最高会議【政事堂】に顔を出し、燕王家や左輔右弼との関係を緊密にしようとし……
また、広陵の街へ抜け出したくなっても我慢して、
夢幻の中に落ちそうになっても、現実を見ようとした。
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