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中近東の星座と神話

1StudioKODAI:2009/09/06(日) 17:57:49
 夏コミケの終了とともに、すでに半分まで終わってしまった感のある 2009年。今年はガリレイが望遠鏡で天文観測をした年から400年目だとのことで「世界天文年」だったんですね。
 そんなことはちっとも知りませんでしたが「中近東文化センター」は凄いぞ、との噂を聞いたので、ワタクシ、武蔵境へ行って参りました。
 JR中央線武蔵境駅から、「境91」「境93」または「吉01」系統のバスに乗って約10分「西野」バス停で下車、徒歩2分。遠いですが、意外に交通の便はいいです。行く価値は充分にありました!
 イランとかシリアあたりの陶器やガラス、青銅器などの古い品物を中心に、星座にちなんだ動物の装飾のあるものが並べられて、面白いです。
 古代エジプトに関しても、ファイアンス陶器のアミュレットや青銅の神像など、古代エジプトの星座の解説とともに陳列してあり、興味深いものでした。
 アストロラーベは…パンフレットにカラー印刷してあるモノは立派ですが、展示品は少ない。とはいえ、実物を見ること自体あまりないものですから、非常にありがたく拝見いたしました。んんん…やっぱりアラビア語を早くマスターせねば。書いてある文字が読めなくては楽しみは半分以下ですからねえ。
 ともあれ、特別展示は地元のボランティア?らしき人々が作った折紙(これが可愛いんです!)が飾ってあったりして、じつに親しみの持てる内容でした。
 いっぽう常設展示はというと、むしろこちらのほうが圧巻でした。企画展示をゆっくり観てしまった私は、常設展示を見る時間が足りなくなって、サクッと流す程度にしか見られませんでしたが、メソポタミア文明に詳しくなくとも、また中近東諸国の歴史に詳しくなくとも、ユーラシア大陸全体の歴史に興味のある方には、とってもお薦めできる、それは濃い内容の常設店です。
 中国の唐三彩って、イランあたりが発祥なのでしょうか。元時代の白地に黒い絵が描かれた陶器って、イランあたりが発祥だったんでしょうか。それとも逆? その辺は、見るのが好きなだけで半可通の私にはよく解らないことですが、ともかく、そういう歴史的な展示品が多くて見飽きません。
 標題の特別展示は9月23日までですが、特別展示が終わっても一度行ってみる価値は大いにアリです。
 「中近東文化センター附属博物館」開館時間は10:00〜17:00ただし入館は16:30まで。月曜木曜は休館日ただし祝日は開館。入館料は一般800円高大生500円65歳以上は400円中学生以下無料。ただし三鷹市または武蔵野市の住民は特別割引き料金。


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