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秋はローマ帝国?
1
:
紋章官
:2009/08/29(土) 22:36:37
海のエジプト展、トリノ・エジプト展と夏はエジプト展つづきでしたが、秋になると
ローマものが続きます。
まずは国立西洋美術館の「古代ローマ帝国の遺産」展が9月から11月にかけて開催、
その間に現在、仙台、金沢と巡回中の「古代カルタゴとローマ」展が10月頃、東京駅大丸で
行われます。ちなみに今あるコイン専門店に古代金貨が今まで見たことがない程の
数で売りに出ています。目の保養にどうでしょうか?アケメネス朝、マケドニア、
シラクサ、プトレマイオス朝、帝政ローマ、めったにないセレウコス朝やバクトリアまで
価格が価格なので簡単には売れきれないはず。9月にコイン販売会が有楽町交通会館で
ありますので、そこで見れます。
2
:
StudioKODAI
:2009/09/21(月) 01:44:27
実家が金沢なので、石川県立美術館にて「古代カルタゴとローマ」展を観て参りました。
見ごたえがあるかというと、とりたてて一般ピープルの目を惹くようなものはありません。けれども、入場料が安いので、興味のある方にとっては、コストパフォーマンスが良くて嬉しい展覧会です。
場所的には北アフリカのチュニジアで発掘されたものが中心のような印象を受けました。時代的には古代ローマですから、私はそれほど期待してはいませんでしたが…
古代エジプトの影響は、地理的に離れたところに、時代も隔たったところで残っていて、意外に面白い。棺の意匠や装飾品、彫像、さらには宗教的なシンボルそのもの――そこかしこに、変容を遂げた古代エジプトを見出だすことができ、ある意味カルチャーショックを受けました。古代ローマ風になっちゃったイシス女神とかアフリカンに化けたプタハ神とか、見た目は完全に古代ローマ風なのに冠はやっぱり古代エジプトの二重冠を被っているスフィンクスとか。
私の趣味が古代エジプトであるせいか知りませんが「こんなに変わってもやっぱり存在する」古代エジプトの片鱗を見ることができて、ちょっと切ないやら嬉しいやら、とても複雑な気持ちになりました。
古代エジプトとは縁遠いですが、モザイク画は大きさが大きいだけに、なかなか迫力がありました。色石やガラス、陶片などを細かいさいの目状に切り刻んで永続的に残る絵を描いた、モザイク画。沢山見ているうちに、モザイク画も意外に魅力あることに気づかされます。また、古代エジプトでもモザイク画でもありませんが、シンプルな石碑がありまして、憂いに満ちたというか、なんとも哀愁漂う若者の顔が線刻描きで描かれていました。その若者の首に巻かれたマントの表情がまた良くて。印象的といえば、これが最も印象的でした。
そんなわけで、いろいろとても面白い展覧会でした。
3
:
紋章官
:2009/10/16(金) 23:15:47
先日カルタゴ展、見てきました。カルタゴ人の遺物というのはなかなか珍しいというものか、トペテ出土の宗教石碑(ステラ)にどうしても目がいっていました。Studio KODAIさんがエジプトの影響やモザイクの情報を書かれていますので私は有翼神官棺とハンニバル軍の遺品と想定される甲冑の紹介。まず有翼神官棺は棺の蓋に翼を輿から下に交差させた女性神官の棺で、従来カルタゴの彫刻の紹介が少ない中、際立った作品といえます。また出土地不明ながら、ハンニバル軍関連と考えられる甲冑見事な打ち出し細工で飾られており、高い工芸技術を今に伝えています。さて東京展では別に六本木のテレビ朝日のオープンスペースでモザイクの世界地図を会期にあわせ展示中。前はBALADの春日城のセット、今回のモザイク。なにかいろいろとやってますねえ。
4
:
紋章官
:2009/10/25(日) 11:50:09
昨日、ローマ帝国の遺産展を見てきました。展示品は彫刻、モザイク、フレスコ画それにポンペイ出土の装身具やコイン。面白いの秤や砦スタイルの炉で、皇帝などの彫刻に比べると地味ですがが注目してください。展示は全体にゆったりしていますので、見て回るのが楽。それに入り口でのアオスタの広場の復元ビデオや最後のポンペイの噴水の家のCG再現映像も興味が引かれるものでした。
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