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アイオーン・ソフィア《ユダヤ編》

9【管理人】アイオーン・アブラクサス★:2009/04/17(金) 00:26:40 ID:???0
>>8 ヤルダバオトさん
ご無沙汰しております。やはり四月はお互い時間割の準備などで慌しい
ようですね。まあ、ぶっとんでいるが面白いと評価してくださったこと
には、ようやく私もぶっとんだ話で面白おかしく解釈できるようになっ
てきたということかなと(^^;)。それがなければ面白くないと仰っ
てくださったのは博士でしたけどw。

>結果的には、限りなくユング的なものに近い結論が導き出される気がしますが。
そりゃまあ、根本的にそれをネタにして応用しているわけですからw
でもユング以前にエイレナイオスの『異端反駁』の『プトレマイオスの
教説』にも同じことが書いてありますよ。ロゴス=ソーテール(キリス
ト)だとw。
結果的に霊的人間はアンゲロスとの聖婚でもってプレーローマに引き上
げられるわけで、これは『ヨハネ福音書』のハギオン・プネウマに対応
してるといえます。ちなみにプトレマイオスのデミちゃんは最終的に義
人扱いでプレーローマには入れませんが、「ソーテール=アカモート」
がプレーローマに回帰した後に中間の場所に引き上げられて落ち着きま
すねw。あれだけを見てると自分を『ルカ福音書』とか『マタイ福音書』
の「百人隊長」にたとえているデミちゃんは「ちゃん」づけしたくなり
ますねw。『フィリポ福音書』だと中間の場所は「死の場所」になって
しまいますが。

『エノク書』はユング曰く「先駆形態」ですから、失敗例としてみなせ
るでしょう。アンゲロス(=ハギオン・プネウマ)が、この場合人間に
欲情したグリゴリ(堕落天使)だったわけで、その結果生まれたのが巨
人族、つまり自己と神とを同一視してナルシスティックな熱情に駆られ
ている傲慢な人間ですね。ユングの表現で言えば無限のヒュプリスに陥
った自我肥大(インフレ)的人間ということになるでしょう。明らかに
神人合一の失敗だということができます。

ただ、私はこっちはむしろ、北欧神話におけるオーディンと自動殺戮機
械的人間ベルセルク、ニーチェの「神の死」の宣告、フロムの自動機械
人形(オートマトン)、グノーシスの非神的要素パトス、ノアの方舟の
話と絡める案を考えていました。ユイのサードインパクトに対する考え
方が、自我肥大症患者の「お片づけ♪お片づけ♪」だったということと
絡めて説明するつもりでした(^^;)。ゼーレども(霊魂ども)は少
なくともまったく神と関係のない非神的要素ですからw。
何のことか分からないかもしれませんが、それを知らなくてもこの統合
論に関するところだけ読まれてくだされば、『ヨブへの答え』の理解へ
の参考に結びつくのではないか、と思っていますw。『マリア被昇天』
は絡められるか分かりませんが。というか、ようは彩り方の問題ですよ
ね、面白くするのってw。


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