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「From Far East Laboratory」 への質問スレッド
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:
極東博士
:2007/10/18(木) 23:21:31 ID:G6iz/z3k0
より具体的に言えば、三次元空間を動く粒子(物体)に対しては、
その2階微分方程式は3つの2階導関数x¨,y¨,z¨を含み、
6個の変数x,y,z,x¨,y¨,z¨の1階の微分方程式に帰着される。
つまり、運動粒子がk個あれば、6k次元の位相空間が必要になるというわけだ。
六畳一間程度を満たしている空気分子を考えても、100000000000000000000000000000次元
程度の位相空間を用意しなければならない。もっと身近な例を考えてみよう。
もし、車を買い換えようとすれば下取り価格、燃費、車検までの期間、保険料、
乗り心地、動力性能などの各要素を今現在所有している車と比較して考えるだろう。
こうした要素は高次元の点とみなすこができる。まして、他社の競合車と比較する場合は、
さらに次元が増加する。買い換え時はこの空間内で最適の領域を見つけることになる。
同じことは株式市場におけるコンピュータの自動売買プログラムに反映されている。
これはエヴァのATフィールドがある種のエネルギー障壁、ポテンシャル・バリヤー
として表現されていることから動力学と位相空間の関係を見事に表していると思われたが、
第24話で渚カヲルが「誰もが持つ心の壁」などと科学的、物理的、ハードSF的解釈に対する
見事な肩すかしを食らわしてくれたね。
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