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バサラ日記(その32)

148名無しさん:2017/04/16(日) 09:48:31
【同位体比率とは】

自分の理解が追い付かないので
統合失調症と間違えるアホの文系のため説明しよう。

自然界の元素には、重さが違う多様な種類があるので、その比率を
把握する事によって、化合物の出処を追いかける事が出来る。例えば
猛毒サリンは有機リン剤なので、炭素とリンからなる化合物だ。
この炭素とリンには、それぞれ多様な重さの違う種類(これを同位体と言う)がある。
その比率を調べる事によって、サリンが米国産か、中東産か、ロシア産か、
区別できるのである。しかもガスクロマトグラフ/ 同位体比質量分析計を使うのなら
試料は、微量でも良い。同じ事がサリン空爆に使われた爆弾の破片に関しても言える。
爆弾に使った金属元素の同位体比を調べれば良いのである。

文系のアホの為に、もう少し説明する。

自然界の元素には、複数の種類がある。重さが微妙に違うのだ。
(原子核の中の)中性子の数が違うのだ(陽子数は同じ)。
例えば、自然界の水素の多くは中性子数が一つだが、
中には、中世指数が二つのものもある。これを重水素と言う。
中性子数は三つのものもある。これを三重水素と言う。
このような中性子数が違う元素が、自然界に何故出来るかと言うと、
宇宙から放射線が絶えず降っているからである。

この特性を使えば、化合物の由来を簡単に追いかける事が出来る。
第三次世界大戦に繋がりかねないリスクが出たシリア騒動で、まだ
このトレーサビリティが報道されていない。と言う事は、国際社会は
また、この単純な方法に気付いていないと言う事だ。なら、
神戸サイエンスバーが2chで提案したら、国際社会は内々に
動くはずだと、私は考えている。

わかったか? アホ文系。




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