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バサラ日記(その30)
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神戸ゆかりの反体制活動家、奥崎謙三の姿を描いたドキュメンタリーである
「行きゆきて、神軍」の抜粋をyoutubeで観た。
戦時中のカニバリズム(人肉食)をテーマにした映画だ。奥崎謙三の活動によって
南方戦線で日本軍は、戦死した敵兵、白人を白豚、現地人を黒豚と呼び、
食糧として扱っていたらしい。戦争は圧倒的に米軍の勝ちだったので、
敵兵の死体は少なく、現地人もスバシッコイので捕獲しにくく、当時の日本軍は、
日本軍内部で階級が下(二等兵)の者から、あるいは嫌われ者から
順々に銃殺して、解体して喰っていたと言う。
日本国家がひた隠しにしていた、この国家の恥部を、一人納得がいかない
上等兵、奥崎謙三(神戸市兵庫区荒田町:私の自宅から徒歩圏)が立ち上がって、敗戦後、
関係者に聞き取り調査を始め、映画化して、後世に残る高い評価を受けたが、反発も大きく
生家は更地にされ、先祖代々の墓も暴かれ、更地にされるような酷い扱いを世間から受けた。
奥崎が、この聞き取り調査を行うに当たって、なかなか口を開きたがらない関係者に
殴る蹴るの暴行を加え、殺人も犯し、何度も刑務所に入りながら
目的を完遂した。
奥崎にとっては、刑務所とか刑事裁判とか逮捕とか検察とか警察とか どうでもよく、
国家が作った法律より、自分の方が上だと思っていたので、自らの事を
神軍と呼んだ。自分の価値観が一番偉いのである。
このキチガイじみた突出した個性がないと、南方戦線における日本軍のカニバリズム(人肉食)は
公にならなかった。奥崎の貢献は大きい。
私が思うに、当時の日本軍は補給を軽視する体質があり、食糧は現地調達、
さもなくば玉砕が基本だったので、ニューギニア島等の南方戦線で
行われたカニバリズムは、中国大陸でも行われていたであろうと思う。そうでもないと
中国大陸に送られた何十万人かの日本兵の蛋白源がない。栄養学的に日中戦争が成立しないのだ。
戦中、現地の中国人を殺しまくって人肉を喰っていたのだろう。しかし、国家は
年金で帰国兵の口封じをし、帰国兵の中から 奥崎のような極端に個性が強いキチガイも
出てこなかったので、今のところ、中国大陸による日本兵による人食い問題は
表沙汰になっていないだけではないかと疑っている。
このように国家が隠している事を白日の下に晒すのは、とてつもないエネルギーがいる。
また、多少の暴行も犯さないと国家の恥部を暴けない。これは可罰的違法性の問題ではないだろうか。
この点、奥崎と私は似ているなと思って、この映画を見たのである。同じ神戸人である奥崎と私とで
違う点は、奥崎は「語り部」として映画監督を使ったが、私はネットを使っている事だけ
かもしれない。また、奥崎は小学校卒の学のない男だが、私は旧帝大卒である。
旧帝大卒には旧帝大卒の闘い方がある。奥崎を見習って、私も頑張りたい。
このままでは納得できない。国家の闇を暴く。検察がなんだ。警察がなんだ。
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