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バサラ日記（その２８）
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木曜日のバサラ日記（続き）
午前から続いた警察署での取調べを追え、夕方、三宮に行き、気分転換に
ハンター坂の喫茶店「カラスのハーモニカ」で夕食。
その後、行きつけの銭湯「カプセルホテル神戸三宮」で身体を綺麗に洗った後、
東門街・東門ビレッジ地下にある系列店バー「カラスのハーモニカ」に行って、
スコッチのお湯割を飲みながら、お気に入りの２６歳女子を口説いた。
自分は、この３月にバーを倒産させた上で、４月に警察に逮捕留置され、どん底の状態にいるが、
私の本質は、アーティストである事。今は基地外扱いされる事が多いが、日本でまだ
誰も開拓していない超現実主義文学（シュールレアリズム）と科学技術コミュニケーションの融合を
命懸けで行っている事。
その過程で、警察に逮捕留置され、今も取調べ中の身であるが、
超現実主義文学（シュールレアリズム）と言う芸術は、権力と対峙するのが特徴なので
逮捕留置は（この方向性の芸術を進む以上）元々、不可避であった事。権力による弾圧は
今後も避けられない立場にいる中、思想家の端くれとして、
「この分野での日本一のアーティスト」になる事を目指している事。
５年、１０年では評価されない分野にいるが、私の芸術活動を理解できる友人は欲しくて、
音楽活動家が集まる「カラスのハーモニカ」に頻繁に来ていること。
その「２６歳女子」が来月、この店を辞めた後、私と店抜きに友人交際してくれる事を
申し込みたい事。ただ、拒否された場合はストーカーにならない事。
返事は今ではなく、一ヶ月以内に欲しい事を１５分程度で伝えたところ、
相手は笑って頷きながら聞いていたが、明確な返答はなかった。
まあ、私の女口説きは こんなものだ。時間をかけて口説く。
２６歳女子は５２歳初老の私の相手には若すぎるが、好きになったので 仕方がない。
ただ、「去るものは追わず」 だ。相手が拒否した段階で、関係は終わる。
その「駆け引き」を本格的に始めた。
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