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バサラ日記(その25)
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誤認があります。
まず、ピカソは例外的に存命中から彼の作品は評価されており、
自身もその価値を知っていて生涯贅沢に過ごせていました。
さて、他の巨匠はなぜ存命中に評価されなかったのでしょう。
当時西欧では画商の多くはユダヤ人で、親から子に代々受け継がれています。
彼等は才能ある純真な芸術家を発掘して、
当時高価であった画材と並みの生活費を与え、
好きなだけ絵をかける環境と引き換えに作品を搾取していました。
そして収集された作品は作家が死去するまで世に出さず、
次の子供の代になって売り出されます。
そうすることで、作家が自身の価値を悟ることなく独占することが出来、
作品の乱発もさせず希少価値を引き出していました。
そのため、存命中は世間に作品が出ていなかっただけで、
評価されなかったわけではありません。
掘下げて考えれば、既に目利きの画商から評価され飼われていたのです。
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