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バサラ日記(その21)

18植田徹:2015/04/08(水) 01:37:47
一方、博士1人を育成するために投入される国費は1億円から1億5000万円である。
国民の血税が注ぎ込まれた博士号取得者が、社会の片隅でフリーターとして置き去りにされることは、
社会の知的活力として大きなマイナスとなる。

これは、社会問題だ。

国の政策(大学院重点化)のつけで、年々増え続けている 
この全国の余剰博士のための抜本的解決策が、
『自営業への道を指し示す事』である、と考える。

そもそも医学部と歯学部そして薬学部が強いのは、それが出来るからである。
クリニック(医院)や薬局を自営する道が開ける。大学教授や企業研究員の道に進まなくても
クリニックや薬局の経営者として雄々しく生きていく事が出来るのである。

しかし、理学部、工学部、農学部卒には 従来、こういった道がなく、
やむをえず、コンビニ店員、ウエイトレス、あるいはパチプロなどをしながら生計を立てるフリーター生活
をしている博士が多いのが現状である。この場合、1億円から1億5000万円の国費を使った大学院や大学で学んだキャリア
が生かせずゼロからの出発となる。これは国の損失でもある。

だが、サイエンスバーなら、大学院で学んだキャリア、研究者としてのキャリアが生かせるので
ゼロからの出発にならない。博士号取得者の専門知識が高度な社会的サービスとして一般社会に還元出来る。
その上、大学教員クラスの収入を得る事も夢ではない事を 最初に示す事が出来れば、
それは社会に対する大きな財産になる。

その全国初のモデルケースが、神戸のサイエンスバーバサラなのだ。
当店は、まだ損益分岐点を超えていないが、その境界にある。
それを突破できれば、全国の余剰博士に新たな人生の選択肢を指し示す
事が出来る可能性がある。意義は大きい。
全国の余剰博士にとって「救世主」になりうる可能性がある。




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