したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

体細胞クローン技術の人間適用の危険性について

943名無しさん:2008/12/14(日) 09:19:14

ネットで見るロング・キッス・グッドナイトの映画評(以下、全文引用):
http://www.kabasawa.jp/eiga/other_films/pics/longkiss/longkiss.html

http://jp.youtube.com/watch?v=z4X2npRTCJY&NR=1


美人エージェント役のジーナ・デービスはレニー・ハーリン監督の妻
http://www.kabasawa.jp/eiga/other_films/pics/longkiss/longkiss1.jpg

こんなに、おもしろい映画を見逃していたとは、何たる不覚。 
2000年2月5日のテレビ放映で初めて、
『ロング・キッス・グッドナイト』(1996年)を見た。

だいたいにして、『ロング・キッス・グッド・ナイト』は、
メイス・ウィンドゥ役のサミュエル・L・ジャクソンの出世作じゃないか。
なぜ、この大切な映画を劇場で見ていないんだ、俺は。
と、そんなことをいまさら後悔してもしょうがないので、
ここに映画評としてアップすることで、今の感動を素直に発散したい。

ジェット・コースター・ムービーとは、まさにこの映画のこと。
伏線を張って次から次へとアクションを転がしていくテクニックは
ただ者ではない。レニー・ハーリン監督恐るべし。

実は、『ロング・キッス・グッドナイト』には、もう一つ重要なおもしろさが
隠されている。そこが、非常に重要なのだが、その点について、
インターネットの映画評をざっと見てみたが、残念なことに
全く言及されていない。

 『ロング・キッス・グッドナイト』は、脚本を400万ドルという
当時のハリウッド最高価格で脚本を買い取り製作した作品として、
話題になった。

インターネットの映画評を通読したところ、
「この脚本のどこに400万ドルの価値があるのかわからない」
という批判が多かった。これは私にとっては大きな驚きだが、
一見極めて単純なアクション映画で描かれていた重要な描写に、
ほとんどの人が気づいていないのは、大いなる不幸である。

 『ロング・キッス・グッドナイト』は、アクション映画でありながら、
実はアクション映画ではなく、多重人格映画なのである。
8年前に記憶喪失として海岸で発見されたケインは、
田舎町の小学校の教師として夫と娘と幸せな日々を過ごしていた。

そこに、突然訪れる暗殺者。自分の過去を探す旅に
黒人探偵ミッチ(サミュエル・L・ジャクソン)と出かける。

記憶喪失者の自己のアイデンティン探究映画として
多くの人はとららえたであろう。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の
『トータル・リコール』とも似た話である。

しかし、実際はやや異なる。娘思いの一児の母ケインと、
殺人機械と化したCIAエージェントのチャーリーとの多重人格が、
いかに一人の女性として統合するかまでを描いた作品なのである。

多重人格者を主人公とした映画は数十本は存在するし、
多重人格者を題材にした小説も何冊も出版され、
多重人格ほど人々に良く知れ渡った精神障害はないとも思われるが、
実際その理解は、フィクションの多重人格者の誤ったイメージで
支配されていると思われる。

なぜなら、『ロング・キッス・グッドナイト』のような、極めてリアルな
多重人格者の描写を見ても、ほとんどの人が多重人格だとは
夢にも思わないのであるから。多重人格は、精神医学的診断では、
解離性障害ということになる。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板