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体細胞クローン技術の人間適用の危険性について
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映画ブラインドネス
http://blindness.gyao.jp/
【サラマーゴが問いかけ、を観念的に要約】
http://www.bookjapan.jp/search/review/200810/kato_nobuaki_01/review2.html
サラマーゴはこの物語を着想した時、レストランで食事をしていて、
「もしわれわれ全員が失明したらどうなる?」という問いが閃いたという。
だが次の瞬間には
「だけど、われわれは実際にはみんな盲目じゃないか」と考えた。
国家の無責任さ、不正に対して見て見ぬ振りをする市民の姿勢や、
拝金主義に堕し、欲望に溺れてゆく人々、
それも広義の意味でいえば「盲目」だろう。
われわれは実際、国家や組織の中に身を置きながら、
「国家」や「組織」が見えていない。カフカが『城』で描いたように、
われわれに認知できるのは、現象の断片だけであり、
その全体は杳として全貌を現すことのない夜暗に横たわる
「城」そのものなのである。
サラマーゴが問いかけようとしたことは、
観念的に要約すればそのようなことになるだろう。
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