したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

「風日」案内

8毛蟹:2010/10/11(月) 11:49:13
千手さんの10月9日付けブログ「鑑賞 奥の細道 月山の句」を拝読しました。

深い感銘を受けました。「崩れたのは芭蕉の自信である」という解読は、自身を月山まで運んだ人間でなければ決して見出せないでしょう。
「鑑賞」という控えめなタイトルになっていますが、中身は「解釈」という行為の再定義であり、とても厳しいものでした。
それをわたしは、「解釈者であるわたし自身が実際にその場所に身を運んで、解釈の対象とするその句を詠めるか否か、それを解釈の出発点(同時に終着点かもしれませんが)にする」と仰っているのかなと思いました。
そこを出発点にすれば、その句を詠んだ作者の身の置き所も分かりそうです。もしわたしがその句を詠めないなら、作者はその場所まで身を運んでいないと知ることができそうです。
もしわたしがその句を詠むことができれば、とてつもない喜びが解釈者に訪れるでしょう。「解釈」とい言葉にわたしが押し付けていたイメージが払拭された心地がします。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板