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□■□社会・時事問題☆総合雑談スレ□■□

1春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/07/14(土) 14:06:03
本来、カルトのような団体に関わって疲弊された場合は、まず休養が一番だと思います。
無理をして社会的な問題に興味を持ったり、過剰な責任感から
自分を追い詰めたりするよりも、身近な日常の回復と平和を大切にして頂きたいと思います。

が、こうした問題に関わることからネットで様々な情報に触れ、問題を理解してもらったり助言を受けると共に、
「カルト批判側」のドグマや偏った知識に基づく偏見まで、そのまま受け入れてしまうケースもあるように思います。

多くの場合、それらは他の場所ですでに論議され、様々な指摘を受けている内容であることも多いのですが、
「カルト批判側」グループへの恩義や信頼から、そうした指摘があることすら知らず、
免疫のないままプロバガンダに引っかかってしまうこともあります。
宗教カルトの場合、その宗教カルトを批判している別の宗教カルトにハマってしまう場合もあるでしょう。

カルトとは呼べないような宗教であっても、特定の宗教への批判による反動から
入信した場合は、過剰に原理主義的な言動に走ってしまうことがあります。
宗教ではない、特定の思想哲学や政治信条の場合でも、これは同じです。

そのようなことに陥らないよう、なるべく広い視野や事実に寄り添い、
個人の真摯な興味や真面目な熱意を歪めてしまわないよう、免疫をつける場所にしていけたらと思います。

素朴な疑問や問いかけ大歓迎です。誰だって、どんなことだって、初めは知らないのが当たり前なんです。
結論を急がずに、ゆっくりのんびりを心掛けて、興味のあることを一緒に考えていきましょう。宜しくお付き合い下さい。

239春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/09/18(火) 23:45:08
>>238 統計ヲタさん
あ、その感覚は正しいような。昔の私は、そこが分かってなかったんですよ〜。(汗)

なるほど…国際人道法を理解されてるからこそのご意見ですな。感服です。m(__)m
>>238を拝読する限り、私などが統計ヲタさんにお教え出来ることなんて何も無いと思います。逆にこちらが教わらないと。(汗)

素人の私なりの説明は、これから工夫して書いてみますけど、内容に問題が無いかのチェックとご指導を宜しくお願いします。(深々)

240春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/09/19(水) 20:08:11
>>238 統計ヲタさん
>有事の際には自衛隊は国際法規に反しない範囲で必
>要な行動を執ることができる、平時法は全部停止

↑これは戒厳令の説明ですね。ですが有事についての一面を、簡潔で当を得た内容でご説明下さっていると思います。

つまり簡単に言うなら「平時」というのは、犯罪は警察が捕まえて、それは平時の法に基づいて裁かれ、
治安が保たれています。そういうことで収まらなくなったのが「有事」でしょう。
そして、そういう状況で活動出来ることこそが、軍隊の強みなんだと思いますから。

なので有事法制というのは、軍隊という「強力な暴力装置」である「番犬」が暴れ過ぎないよう、
コントロールする「躾」であると思います。その為にこそ必要なものであって、
それ無しに有事の際、全て刑法の正当防衛や緊急避難で処理されちゃったら、そっちの方が危ないです。
(恥ずかしながら、私は昔↑そう処理すれば良いと勘違いしてましたw)

ところで戦時国際法というのは、私たちが平時に接する国内法とは、多分に性質が違います。
私たちが法を犯せば、警察に捕まったり司法によって裁かれたりしますが、
それは国家権力があって、その元で行われることです。

そうした権力は、国と国との関係の上には存在しませんよね?

ですから、言ってみれば国際法というのは、言葉は悪いですが
「ヤクザの出入り(喧嘩)の際の取り決め、約束事」に近いと思います。
んで、その喧嘩がスムーズに行われ、喧嘩の勝ち負けに関わらない範囲で守られているのが戦時国際法だと思います。

いわば戦場から発生した倫理の問題とも呼べるかもしれません。
こうした事と本質的に共通する問題は、日本の合戦の歴史の中にも見ることが出来ます。
いわゆる「武士道」と呼ばれるものの、発生や変遷ともリンクしているんですね。

241春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/09/19(水) 20:10:58
>>240続き)

分かり易く一例を述べるなら、戦国時代の合戦では略奪が横行し、女性は戦利品としての
悲惨な扱いを受けていますが、平安時代の合戦を書いた「将門記」や「今昔物語集」の中には、
敗者側の女性たちの生命が保護され、解放される話が出てきています。

これは単純に平時の延長としての倫理観の問題ではなく、東国の近隣の武士団が争った場合は、
縁戚関係も入り組んでいますから、一度や二度の合戦に勝ったからと好き放題な振る舞いをすれば、
先々思わぬところから恨みを買い、敵を作っていつ足元をすくわれるか分からない訳です。
そういう心配のない相手だと踏めば、勝者も略奪に躊躇はしないでしょう。

戦時国際法で捕虜の待遇が保証されるのも、そうでなければ兵士は万一捕虜になった時のことが
心配ですから、士気に関わる訳です。傷病兵に関する取り決めもそうですね。

怪我をしたら見捨てられるのでは、勇敢に戦うのは難しい。
事実、中国の国民党軍は怪我をした兵士を見捨てるということで士気が上がらず、
米国の軍事顧問がそれを改善してからは、兵士は勇猛果敢になったそうです。

傷病兵や捕虜の権利を守ることが戦争の勝利の妨げにならず、逆に兵士の士気など
得られるメリットがあれば、こうした取り決めは守られる傾向が高くなります。
ですから残酷な兵器だからというだけで、それを人道上禁止しても、あまり実効は上がらないでしょう。

ただし、お互いに何が必要かの条件が違いますから、自軍にあまり必要でない兵器は積極的に
禁止に賛成して、必要故に禁止に踏み切れない他に対するイメージアップを図ることも出来るかもしれません。

基本的には、私たちが普段「国」という権力の元で守られている「法」に対する印象と、国際法は違うものです。
たとえば、私たちの社会では、犯罪被害に対する自力救済は基本的に認められていませんね?
しかし、国際社会では国の上にある権力は存在しませんから、逆に基本が自力救済の世界なんです。

戦時国際法があっても、強者の横やりや無理は通りがちですし、弱者の泣き寝入りもある。
そういう意味でも、ヤクザ同士が出入りに関して合意したり
取り決めた約束と考えると、近いイメージなのではないかと思います。

242春田の蛙 ◆j/aD5mpE9Y:2007/09/19(水) 21:03:53
――ということで、素人なりに何とか分かり易い説明をと、頑張って>>240>>241を書いてみました。(^^;

思うんですが、統計ヲタさんとT.Rさんの行き違いは、ひょっとして「戒厳令」と「非常事態宣言」
(この二つは必ずしも明確に分かれる訳ではないと思いますが)の違いではないでしょうか?

「戒厳令と非常事態令はどこがどう違うのでしょうか?」
http://mltr.free100.tv/faq12t.html#02900

ですからお二人とも、むしろこの話題を詳しく存じておられるように感じます。m(__)m


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