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刑法総論!Prat2

290ハンタカチ王子:2016/09/30(金) 15:15:02
整理してたら昔の試験問題が出てきたのでここにも投下しておく…。
何かの参考にでもなれば幸いであります。

平成23年度後期(平成24年1月31日施行) 刑法総論② 中空先生
持ち込み:判例なし六法のみ許可

(1) 次の事例について、3問中2問を選んだうえで、それぞれの事例で問題となる点についての学説状況を説明した上で自説を述べなさい。
ア. Xは、日ごろから自分の所属する暴力団と対立している組に属するYを殺すように親分Zから命令をうけていたところ、あるホテルでYを発見したのでYを射殺した。
ところで後で判明したところによると、実はYはその時点でホテルのロビーにいたAを殺そうとしており、もしXがYを射殺していなければYがAを確実に射殺しているところであった。Xの罪責は?
イ. Xは、ワイン好きのYを射殺しようと、毒を混入したワインを宅配便でY宅に送り届けることにした。ところが、宅配便業者の車が信号で停車中に後からZの運転するトラックに追突されたために配送中のワインが割れてしまった。Xの罪責は。
ウ. Xは、日ごろから仲の悪いYがたまたま通りにあった時に因縁をつけてきたので腹をたて手に持っていたバットで殴り全治1か月の重傷を負わせた。ところが、後で判明したところによると、Yは保険金が欲しいために手のはやいXに自分を殴りけがをさせてほしいと思い挑発をしたのであった。Xの罪責は?

(2) 死刑を廃止すべきか存置すべきか根拠を上げて、自分の考えをできるだけ詳しく論じなさい。

配点は(1)が各設問を併せて60点、(2)が40点であった。したがって必然的に両方答えて、なおかつ(1)の各設問で50点以上、(2)で20点以上というある程度余裕を持った点数を稼いでおかないとギリギリで心臓が止まる思いをするか、次年度で地獄が待っている。
またこれはどの教科でも言われるが(というか中学高校までは当たり前のようにやっていた方のほうが多いと思われるが)、授業中にノートに記録しておくことは必須である。これがあるのと無いのとでは相当違う。我々の世代とは異なり、早くも3年次になるとその先を見据えた行動が必要になってくるので1年のうちにがっちり取っておくことをお勧めする。
体育会系にはかなりきついご時世となってきたが、だからこそ頑張ってほしい。体育会系の皆様には人脈を確保するのが早道と伝えたいが、そうは言っても難しいケースもあろうとは思うので悩ましいところだ。


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