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漢文翻訳スレッド
212
:
goushu
:2008/12/20(土) 22:23:26
特に深い根拠があっていうわけではないですが、直訳すれば職務が通じていたということでいいと思います。
>>211
さんのいう「異官通職」については始めて知りましたが、ちょっと調べてみましたが、どうも『周禮』天官・大宰の
三曰、官聯以會官治
に対する鄭玄注に
官聯、謂國有大事、一官不能獨共、則六官共舉之。聯讀為連、古書連作聯。聯謂連事通職、相佐助也。
とあるのに基づくようです。
ところで祠部尚書と右僕射の関係について、『唐六典』巻1の尚書省の左右丞相(=左右僕射)の注に『宋百官階次』なる書物を引用してこうあります。
ttp://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/k56/image/1/k56l0012.html
また(左右僕射は)列曹尚書と共に諸曹郎を分領し、尚書令がいない場合は左僕射を尚書省のトップとする。東晋以来、祠部尚書は置かないことが多く、右僕射に(その職務を)司らせた。もし左右僕射が両方いない場合には、尚書僕射が置かれて左(僕射)の職務を司り、祠部尚書が置かれて右(僕射)の職務を司った。
これによれば、祠部尚書が一時的に右僕射の職務を代行したというよりは、東晋も既に宋のように、右僕射がいない時にのみ一時的に祠部尚書が置かれた、と読み取れます。
逆に『唐六典』巻4の礼部尚書の注では、
ttp://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/k56/image/2/k56l0077.html
ttp://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/k56/image/2/k56l0078.html
東晋に始めて祠部尚書を置き、常に右僕射と職を通じ、もし右僕射がいなければ、祠部尚書に右(僕射)の職務を司らせた
とあってこの書き方だと祠部尚書と右僕射は並置されていて、右僕射がいない時だけ祠部尚書が代行したと読めるように思います。
果たしてどちらが正しいんでしょうかねぇ。
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