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ちょっと専門的なQ&Aスレ

3 ミケ :2006/08/05(土) 01:37:27 ID:KO.P9.dA
第一掲示板、おじん さんの質問(8月 2日(水)08時25分27秒)へのお答え。
お題:「生物が成長という能力を獲得したのはどうやって?」

>「この様にして細胞分裂は行われる」という言わば仕組みの観察結果ではなくて、その事が出来得る能力を細胞はいったいどのようにして獲得したのか?という疑問です。
>例えば古代の海中で一番初めに誕生した生き物は、自分が死ぬ前に自分の子を残したんでしょう?一代の間にそのような能力をいかにして得たのだろうか?という事です。

ええっと、、、この疑問は
>進化論ではなく、それ以前の問題だと思われますが・・・(8月 1日(火)16時22分44秒)

と表現するには不適切であることをまず指摘しておきます。
これは進化論を受け入れてから考えるべき問題ですね。
『生物は世代を経て変化してきたように見える。』
『ならばどのような道筋を通って、どのような原因によって変化してきたのか?』
ってことで。
どうしてこんなことを言うかというと、その後の答え方にも関わってくるからです。

さて、ではそのお答えを。
結論から言うと、一代でそのような能力(分裂・分化)を獲得したわけではありません。
事実、先カンブリア代中ごろまでの地層からは、多細胞生物はほとんど発見されていません。
分子系統学的研究から、多細胞生物は立襟鞭毛虫と呼ばれる生物と近縁(近い親戚関係)であるとされ、
この鞭毛虫類は細胞群体を形成することから、
細胞群体が多細胞生物の起源であるという考えが現在は有力です。

最初の細胞が獲得していただろう能力は「異化と同化」、すなわち代謝能力。
外から物質をとりこんで分解・再構築して材料にするとともに、
そこからエネルギーを取り出すという作業のことです。
これも一代で獲得したわけではないと考えられています。
最初の細胞の前段階は自己複製酵素活性を持つ分子だったと考えられています。
(第一掲示板7月12日(水)20時38分48秒の投稿を参照のこと)
複製を繰り返す過程で複製の間に余計なものが入り込んだ。
これがセントラルドグマや代謝経路。順番はまだよく分かっていないはずですが。


この細胞がミトコンドリアを取り込んで真核細胞となり、
それが多細胞生物へと連なる、、、とこんな感じです。


>さっそくググりました。百貨事典のサイトを一通り読んで、それでも分らない点があったらまた後でお訊きします。その折は宜しくお願いします。

訊いたほうがラクなのは分かりますが、本当に理解したいと思うのなら
すぐに訊かないでそこからさらにもう一歩調べることを強くオススメします。
百科事典サイトにでてきた重要っぽい単語をキーワードにして。


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