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トンデモネタに対する突っ込み用情報ソース備忘録

10 ミケ :2006/08/23(水) 23:47:29 ID:KO.P9.dA
はやし さんという人物が、
中立説によれば、生物は変化し続けていなければおかしい。
生きた化石が変化しないことに対する説明はないのか、
というような内容を第一掲示板で主張しました。

彼は種の起原を読んだと自称していたので、
「種の起原」下巻のp.49からp.50にかけて生きた化石についての説明があるので読めば分かる、
分からないなら解説してあげようか、
と言ってみたら、(第一掲示板、8月20日(日)21時17分51秒 )

自分の解釈を全く示すこともなく、「あっさりじゃあお願いします」と言われてしまいました。
(8月20日(日)21時37分53秒 )

種の起原を読んだことがあるのなら、あるいは手元にあるのなら、
自分なりに該当箇所の解釈を示してくれるかもとか思っていたのですが、
まあ、それはちょっと期待しすぎだったようですね。

もしかして実は読んでなくて、しかも手元にすらなくて、
解説を聞いてからおかしいところを探そうという魂胆なんじゃないか
などと邪推してしまうのは、ミケのココロが黒いせいでしょうか。
愚痴はここまでにしておいて、とりあえず該当箇所の引用から。

**********以下引用**********
(前段までが、異なる属や綱の生き物同士で変化の速度が異なるという実例、生きた化石とかも含む)
これらのいろいろな事実は、私の学説とよく一致する。
私は一つの地方に住むすべての生物を突然に、あるいは同時的に、あるいはひとしい程度に、
変化させるような一つのきまった発達の法則があるとは信じていない。
変化の過程は、極度に緩徐でなければならない。
おのおのの種の変異性は、ほかのあらゆる種の変異性とまったくかかわりをもたない。
かかる変異性が自然選択によって利用されるかどうかということ、
また変異は多かれ少なかれ蓄積されて、変異しつつある種を多少とも変化させるようになるかどうかということは、
多数の錯雑した偶然的要因――変異性が役に立つような性質のものであること、交雑の能力、
繁殖の速さ、その地方の緩徐に変化する物理的条件、
そしてことに、変異しつつある種が競争せねばならない他の生物の性質――に依存する。
それゆえ、ある一つの種が他のものよりずっと長く同一の形態を保持し続けていたり、
あるいは、かりに変化するとしてもわずかな変化であったりしても、おどろくにはあたらない。
**********以上引用**********
(岩波文庫 「種の起原(下)」 p. 49-p.50)


とりあえず、ダーウィン以降に得られた知見もついでに加えた上で上記を解説しましょう。

生物の形は、
突然変異によりバリエーションが与えられ、
物理的環境および生物観相互作用に起因する自然選択によってそれらがふるいにかけられることで決定します。
突然変異はランダムですので、どんなバリエーションが与えられるかは分かりません。
で、どう変化していくかということは、自然選択を引き起こす種々の要因によって決定します。
突然変異はランダムであり、遺伝子一つ一つが形態に及ぼす効果は軽微であることが多いので、
基本的に変化の過程はきわめて緩やかになります。
環境や他の生物が同じであれば、その姿が長く変化しないこともまたありうるだろう、
とダーウィンは言ってるわけですね。

まあこれだけで十分とは思いますが、
一応補足しておきたいことがいくつかあります。
長くなったので投稿を分けます。続きは>>11


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