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東京校、大阪校

7匿名:2010/01/30(土) 11:08:37
先ほどの,投稿,1行目と2行目意向は,話が違いますね.
あゆみさん,理学療法士養成課程は,理学療法士国家試験を受験するための条件を整えるための学校です(大学や短大は,それに学士,短期大学士という学位取得が目標として付け加わりますが).
実際には,指定規則というのがあって,その規則で決められている教育内容を全て提供することが養成校の仕事です.要するに,理学療法士国家試験を受験できる条件は,”指定規則を充足している養成校を卒業する”ことです.
多くの養成校や大学の広報関係の資料では,卒業時に取得できる資格として”理学療法士国家試験受験資格”をあげていますが,厳密に言えば,そういう資格があるわけではありません(卒業すれば受験できるというだけの意味です).
ようするに,いろいろな学校で,単位をバラバラに習得しても,どこかの養成校で卒業したことにならないと受験できないと言うことです.
養成校は,指定規則で定められている教育内容を,3年から4年で習得できるように,それぞれ独自にカリキュラムを編成しています.科目などの配置が学校によってズレがあります.
また,大学などでは単位制をとっていると言っても,ほとんどの科目が,他の科目との連続性に縛られます(たとえば,基礎医学が習得できていなければ臨床医学を学んでも理解できないなど)ので,学生の都合で,科目の履修順序を自由に組み替えるということは難しいと思います.
また,多くの科目で,グループワークや実習を取り入れますし,自己学習にしても,一人ではできない内容が多い(検査の練習など)ため,クラスの構成が不安定(授業によってクラスの構成が激しく変わるなど)だと,教える側も学生も,必要以上に苦労を強いられます.
そういった事情で,転校するというのは,非常に難しいだろうと思います.もちろん,転校してはいけないという法律があるということではありませんので,受け入れてくれる学校があれば,可能だと思います.
いったん東京の学校に入って,それから,大阪の学校への転校を考えるなら,転校可能な学校,つまり,系列校が東京と大阪にあって転校という制度を持っている学校(存在するかどうかはわかりません)とか,あゆみさんの事情や希望を理解してくれて,転校を前提に入学を許可してくれる学校を探してから受験することだと思います.あるいは,あらかじめ,大阪に転校を受け入れてくれる学校を確保しておくこともよいかもしれません.
何にしても,”できるはず”という安易な判断で,入学して身動きがとれなくならないように準備することだと思います.
一番,簡単なのは,事情が許すようであれば,3年制の養成校を東京周辺で探して,卒業してから,大阪に行く(単身赴任ならぬ,単身学生?)か,逆に,大阪の学校に入学して,あゆみさんが先行して大阪にいくことだと思います.
途中での転校は可能性がないとは言いませんが(実際に転校受け入れを表明している学校もあるようです),現状では,簡単ではないと思います.
理学療法士養成も,全ての内容を,学校で教えなければいけないということではないと思います.実技や演習,そして一番大変なのが臨床実習などがありますので,全てを通信課程でとはいかなくても,通信課程とか,単位互換制度とか,もっと多様な学習スタイルが提供できるようになると飯名青と思います.
しかし,現状では,理学療法士そのものの数が少なく,これ以上,教育に人材が避けないだろうと言うこと(現場から,中堅がどんどん消えています),社会的に成熟し始めた中堅スタッフが,学校にとられることで,現場のスタッフの社会性という点では,他の産業分野に比べて,少し未熟な状態にとどまっているという現実(現場がなまけているわけでばありません,むしろ,精一杯がんばっています),
養成校の乱立により,教員の質も低下してきていること(本来,まだまだ,現場で社会人としてもトレーニングする必要のある人まで教員として吸い上げられてしまう).あゆみさんのような人たちに,より学びやすい環境が提供できるまでには,もう少し時間がかかりそうです.それでも,声を上げることでしか,状況は変わっていきませんので,がんばってほしいと思います.
転校できるような柔軟な学校が見つかることを願っています.


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