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介護保険制度について語るスレッド

1管理人:2004/01/23(金) 01:33
2000年4月に介護保険制度が施行してから現在までに、多様な問題点
が指摘され、各所で議論されてきました。

主立ったものを挙げれば、要介護認定に関わるもの、ヘルパーの人材
不足、介護に携わる人々の資格や労働条件に関するもの、サービスの
メニューや負担に関する地域格差、契約に関する問題、などかと思わ
れます。
そしてこれらに加え、民間部門の問題や供給のあり方とともに、公的
部門が今後いかように福祉サービスに関わってゆくのかについても問
われているように思われます。
大味なネタ振りではありますが、このスレッドでは以上を踏まえ、介
護保険制度についてみなさんに議論していただきたいと思います。

31管理人:2004/02/04(水) 04:58
その2

 以上を踏まえて、冒頭の自自公合意を論理学的に整合性があるように書き直すと、
以下の如くになる。

(1)福祉は税金のみでまかなう(税方式)こととし、従前の社会保険方式は廃止する。
(2)福祉の総費用は、消費税の税収範囲内にとどめ、他の財源の使用は一切認めない。
(3)福祉は価値が低く、一応臨時的に行っておくが、将来は不要となるか、又は手を引
く予定である。(…めでたい、めでたい、よろこべ!…とは正反対ですね)

〈(1)(2)について〉
すでに厚生省は2025年度の給付費は107兆円と推計し、消費税率は36%となる
ことを指摘している(1999年度で、国の消費税収入7兆3000億円で福祉費用8
兆8000億円であり、既に不足している)。また事業主負担がなくなり、家計負担が
増加することも指摘している。大蔵省は「財政・税収の現状は与党も理解している。
財源も与党の責任において議論していただけると思う」と消費税率の引き上げを含めた
議論の進展への期待感を表明している。

32管理人:2004/02/04(水) 04:58
その3

〈(3)について〉
客観的に言葉の意味を予断を交えずに分析すれば、(3)も内包することになる。福祉目的
税ということになれば、厚生省の財源は原則として主力は目的税ということになる。
すなわち「予算案提出→国会審議」に値しない目的税を主に執行する部署が果たして省庁
といえるのかということになる。これはとりもなおさず厚生省の存亡の危機であり、単な
る事務所に格下げされることとなれば廃止するのは誠に容易なことである。

厚生省はそのことを鋭敏に感じているようであり、先月4日の自自公合意発表前から種々
の発言がみられている。その一部を以下に列記する。

「…一切言わないで、とにかく税でやれと言う点が危険。…無責任だ」
「…事業主負担はどこへ行くのか。経団連は、一切の社会保障制度から、手を引きたいと言
っているようにみえる」
「消費税の福祉目的税化は非現実的」などなど

33管理人:2004/02/04(水) 04:59
その4

〈結語〉
1、人間心理として3つ並べると最初と最後は注目されるが、中央は見落とされ易いことが知
られている。そこで、中央にこれがあるのとないのとで正反対の意味になる「福祉目的税に改
め」の8文字を配置するというワナ。

2、消費税は逆進性が強く反福祉性の高いことで知られている。いわば、福祉に要する費用を
福祉を必要としている人々から徴収するというワナであり、何ら福祉になっていない。更に事
業主負担も免除されることになる。

3、現在でも消費税だけでは不足しているので、一度目的税化すれば、消費税率を上げる必要
がある。すると逆進性により、福祉を必要としている人の生活は苦しくなる。従って福祉給付
額を増やすことが必要となる。そのためには、消費税率を更に上げることが必要となる。この
繰り返しにより、消費税率が止めどもなく上昇し続けることになる。更に高齢化などにより福
祉を必要とする人が増加することによる消費税率上昇の加速も追加される。以上のワナにハメ
られることとなる。

4、厚生省の地位は低下の一途をたどり実質的には、自助努力同然となった福祉から国は手を
引くこととなり(消費税は一般財源にもどす)、途方もなく高率となった消費税が残ることと
なることも危惧される。

5、広範な人々の対応が必要と考えられる

【京都保険医新聞_第2193号_1999年11月1日_4面/理事提言欄から】
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/khoken-i/syuchou/pages/1999/teigen/te991101.htm

34:2004/02/05(木) 00:51
>>29
今、帰宅しました。返事遅くなってめんご。

>それならはじめから100円高くして、熟練ヘルパーをいやすくする政策のほうが望ましいのではないか。
そういう考えも当然あり得る。というか、アリでしょう。でもさ、誰しもが可処分所得の減額を嫌がる。基本的に。第2次的分配で徴収されるお金は介護保険に限られない。他者の効用縮減を求めるところに福祉は成り立たない、というのが私見なんですが、やはり限界があるって思うにょ。
といっても、徴収の仕方がいかにあるべきかっていうのは、規範的価値の問題だから、色々あって良いと思う。時代環境に適合した、より良いものを暫定的に採用していくしかないんだと思うな。

>可処分所得を一定にすることも可能

理論的には同意します。でも、マクロで最適分配が可能といっても、必ず分散が存在するからね。
これ、実際やってみないと、なかなか分からない。さらに、政策形成にはアクター間の利害も絡む。

>そういうことを平気で言いそうな政府への不信感です。

信頼や連帯に否定的であるなら、社会保険が成立しにくい土壌があるってことだよね。
私が不思議なのは、官僚や政治家自身が信頼を失うようなことをやりながらも、その重
要性を説くあたり。何も、介護保険に限られたことではないけど。ワーカーさんとか、
やってらんないって気になるんじゃないかな?

3522:2004/02/05(木) 02:27
>>34
>理論的には同意します。
痛いところをつかれた。確かに理論的だし、knife edge equilibriumなんかもあるし、そこらは
BBSで気軽に話せる限界でしょうかね。

>私が不思議なのは、官僚や政治家自身が信頼を失うようなことをやりながらも、その重
>要性を説くあたり。
まあ、清濁併せ呑んでいるつもりなのか、大事の前の小事のつもりなのかわからないけど、
私も不思議です。今の国民は馬鹿じゃないから、税金上げることに脊髄反射で反対はしないと
思うんですよ。小泉さんの首相就任当時、「痛みを伴う構造改革」に支持が集まったのは
その証拠。ところが「痛みを伴う構造維持」だったから支持率ガタ落ち。
逆に東京都の石原さんは無茶をやりつつも、一応構造改革しているから支持されて
再選された…なんて短絡的に解釈しちゃ駄目かな。あ、それよりそろそろスレ違いか。

36名無しさん:2004/02/07(土) 01:40
次の見直しっていつだっけ?
5年ごとだったような・・・

37社会福祉学科卒:2004/02/07(土) 11:16
介護保険の見直しスケジュールは、確か
①平成16年度に見直し案を確定
②平成17年度に国会へ提出
③平成18年度より新制度スタート
ではなかったかと・・・。

ところで、管理人さんの「消費税を福祉目的税化することは税の逆進性に繋がる」と
いう解説、非常によく分かります。だから、財源の出どこを消費税に、と安易に発言
してはいけないのですね。ただ、北欧の「高福祉高負担」も米国の「低福祉低負担」
も日本には適当でないため、「中福祉中負担」で進んでいるが、これからはどんどん
財源が枯渇してくるため、「年金」も「介護」も大なり小なり制度破綻は免れないで
しょう。私見では、逃げの意見かもしれませんが、「家族」という原始より続いてき
た人類の集団の存在価値を再認識し、「家族愛」「家族倫理」「家族道徳」といった
ものを教育に取り入れていく必要を感じます。そんな「離婚した人に不利」とか「家
庭内離婚の状態の女性に介護を押し付ける」とかいう議論は本筋ではないように思い
ます。もっと、「家族」というものの大切さを見直すべき時がきているように痛感し
ます。

どんなでしょう??

38名無しさん:2004/02/07(土) 13:26
>「家族」という原始より続いてきた人類の集団の存在価値を再認識し、「家族
>愛」「家族倫理」「家族道徳」といったものを教育に取り入れていく必要を感
>じます。

この主張、どうしてこういう意見が出てくるのかは十分に理解できるけど、多分
現実的じゃない。加えて言うなら、必ずジェンダー論をはじめとして、次のような
猛反撃をくらう。必ず。

まず、核家族化・一人世帯の増加はすでに進んでいて、今から世帯間同居を強制
することの難しさがある。それと、男女ともに、結婚後、老親と一緒に居住した
くはないという意識を持つ人も多い。これが一点。

加えて、介護の文脈で「家族」を強調する場合、それは女性労働力「のみ」(←こ
こがポイント)を念頭してるケースが多い。というか、ほとんどそう。
ヤンキーやらならともかく、少なくとも大卒以上の人間の間では男女共生は素養と
して浸透しているし、それに触れることなく大学を卒業する人はいないでしょう。
そうすると、必ず「男性が介護をすれば?」と言いかえされる。もっと極端にいうなら、
「介護をするのは男性‘だけ’でよい」ともいえちゃう。この論理を逆手に取ると。

つまるところ、女性が暗黙裏に介護の担い手と想定されている状況を前提に、
「どうして女性が介護をしなきゃいけないの?」「男性が介護すればいいじゃん!」
という素朴な意見にさえ、解答することができない。

3938:2004/02/07(土) 13:40
>管理人

コピペ貼りすぎ。うざい。

40:2004/02/07(土) 22:16
>>38
とはいえ、地域による事情の差違もあるかと思われ。
確かに、人的資源の不足を女性労働により補いたいという文脈はあるんだろうね。
でも、二世帯同居だっていくらでもあるし、介護のために嫁つれて同居ってケース
もないわけじゃない。
議論の戦略として、一つは議論には男性も介護に携わるという前提は絶対必要かな、と。
その上で、それでも人的資源が不足しているのをどうするか。介護保険に基づいた
ワーカーなどの熟練化を待つしかない、とかね。

41名無しさん:2004/02/08(日) 16:14
ぜんぜん話が違うんだけど、
性別役割分業にフェミ婆さんたち、敏感すぎて恐い。

42名無し仔猫:2004/02/21(土) 11:50
俺のオヤジ、半身不随でクルマ椅子なんだが、長い間使ってた特殊なのが
(シートが昇降式で、自分で床に腰を下ろせるから介護の手間が大幅に楽
になる)壊れちまって、23マンもしてアタマかかえてたら、保険のリー
スで月々2000円とかで助かったよ。なのに、介護事務所に注文しても
なかなか来ないもんで、カラダに負担かかって、ついに入院しちまってw
教訓としては、福祉は利用すべきものだが、頼り過ぎるのは要注意ってこ
とかな? なかなか、現場も大変なんだろうが。

43男として素朴な疑問:2004/02/22(日) 11:27
女性に介護を押し付けるのは、確かに男女差別かもしれない。でも、男の感覚
として、男性に介護されたいか???最近の介護業界の主張では「同性介護」
というのが声高に叫ばれている。それによると、女性向けの介護は女性が担う
べきということらしい。ならば、「男性も女性に介護されたい」「女性も女性
が介護すべきだ」という両方の意見を集約すると、そもそも「高齢者介護」と
いうのは女性が行うべきだ・・・というある意味女性に負荷をかける結論にな
ってしまうではないか。

ここのところ女性はどう考えますか。(私は個人的には、女性向けの介護を男
性がやってもいいという意見ですが、世間一般の考えは違うようです。)

44名無し仔猫:2004/02/22(日) 17:11
おまい、馬鹿野郎。女性は丁重に。

45名無しさん:2004/02/23(月) 08:47
>>43

>「男性も女性に介護されたい」

ここに問題があるように思われw
介護される男性がどのように思おうと、男性の介護は男性が行うということに
なれば、論理は明瞭となる。

46名無し仔猫:2004/02/25(水) 15:55
俺のイトコ♂、介護士だっけな。割と普通じゃねえの? 高卒のワカモノの
就職先とか。

47ある男の意見:2004/02/25(水) 20:49
「男性の介護は男性がやればいい」という意見は主として女性側の意見と思われる。
男としては、優しい女性に「シーツ交換」「体位変換」「オムツ交換」「陰部清拭」
をしてほしいのだ。
女性の介護は同性である女性が担い、男性も女性に介護をしてほしいと願う、だから
女性に介護が集中する。女性に「介護」を押し付けるなといっても、介護を受ける側
が満足しなければ、やがて不満が爆発するだろう。

48名無しさん:2004/02/26(木) 10:31
>優しい女性

ほんとにそうなるかは分からないw
不細工なおばちゃんが介護する可能性は十分にある。

ちなみに、俺だって介護される立場なら、女性にやってもらいたいとは思う。
でも、先の論理に照らし合わせればそれは単なるわがままに過ぎないだろう。

担い手が少ないわけだから、女性だけってわけにはどうしてもいかない。
男性のわがまま(ほんとに、酷いわがままだと思う)に付き合っていては、
人材不足はいつまでも解消しない。
ジェンダー問題もつきまとう。負担は女性だけに重くのしかかることになる。

49ある意味「主張」か:2004/02/29(日) 11:31
皆さんの一般論はすごく理解できます。でもやはり、「男はわがまま」なんで
す。よほど性格の悪いおばちゃんでもない限り、女性に介護されたいのです。
何というか表現しにくいのですが、やり方がソフトなんですよ・・・女性の方
が。男性の介護も、力がある分体重の重い人の介護は安定感がありますが、一
般的には要介護高齢者のからだは弱っており、できるだけソフトタッチが欲し
いのです。これは理屈ではないですね。
飛躍して思うのですが、もうそろそろ声高に「男女平等」を叫ぶのは止めたほ
うがいいですね。「雇用機会均等法世代」の女性も「男女共同参画世代」の女
性も、言われるほど幸福ではないようです。何でも男性と同じにしようとして、
女性としてのメリットを捨て去っているようです。そして、それに気付いてい
ない人が多いようです。これは長い目で見て、本当に不幸だと思います。

50名無しさん:2004/02/29(日) 13:33
あのー・・・

ここは政策「研究」を議論するところですよね?
あなたが主観的にどのように思うかを述べるのは結構なのですが、論理的に
われわれを説得してもらいたい。

主張の背後に論拠がないのなら、誰も頷くことはできないでしょう。
いくらあなたの主張に共感したとしても。

51名無しさん:2004/03/05(金) 17:35
まあまあ、、、
主張の趣旨は理解できなくもないじゃないか。

52エリートにこの国が救えるか?:2004/03/06(土) 09:58
政策論ですか・・・机上の空論ではなく現場の状況に立脚した議論が望ましい
ですね。厚生労働省のキャリア官僚は、「オムツ交換」の現場を知ることなく
介護保険制度をつくり、混乱をきたす度に微調整し、最終的には財源がないと
いう理由で給付を絞り込む訳ですから・・・。
でも、論理(ロジック)で説得されても、生理的(感情的)に納得できなけれ
ば人は動かないものですよ。人が動くことによって社会全体が動くのです。。

53名無しさん:2004/03/06(土) 12:42
>現場の状況に立脚した議論が望ましいですね。

こちらもそれは同意です。
ですので、それに論拠をつけて論じてほしい。

54名無しさん:2004/03/06(土) 18:03
どうも今のままだと、20歳から介護保険料払うみたいね。

55名無しさん:2004/03/06(土) 18:28
>>52
あえて反論してみるけど、「オムツ交換の現場を知ること」が現場の状況に立脚しているとは
とても思えないのだが。
その論法だと、1500年前に生きていない人は奈良・平安時代を語れず、
火星に言ったことの無い人は火星について語れないのでは?

56名無しさん:2004/03/06(土) 20:10
そうそう。
議論に必要なのは、現場の状況を「認識」しているということであって、
「経験」しているということではないんだよな。

援助論系の人たちには、どうもこの辺を理解してないで議論している方が多い
ように思われ。
とはいえ、現場経験の価値は認めるけど。

57名無しさん:2004/03/06(土) 22:15
現状は給与の面から言えば、現場が一番安い、だからみんな研究所の職員や
講師や指導者になりたがる、論理も大切だけど現場も大切と考えます。

58名無しさん:2004/03/07(日) 10:52
少し論点がズレるが、福祉介護の現場職員が定着しないという事実について、
このような状態(職員使い捨て)がいつまで続いてもいいのか、それを防ぐ
手段はあるのかについても考えるべきだろう。在宅の介護スタッフは安定し
た施設職員がいいと言って特養・老健・病院等に転職するが、やはり体調を
崩したり人間関係がストレスとなって2〜3年で辞めていく。こんなことの
繰り返しが現場で行われている。確かに、在宅介護はスタッフが実績給のた
め、利用者が減ってしまえばスライドして給料もへってしまう。こんなのや
ってられない、とスタッフは辞めていく。どうしようもない・・・介護報酬
制度が1件のサービス内容によって決まっているのだから。
国の財源がないのは理解できるが、アルバイトに毛が生えたようなスタッフ
が支えている介護制度というのも情けないではないか。このような点を指し
て、国の上級官僚は現場が見えていないと言っていると思われ!

59名無しさん:2004/03/07(日) 11:48
>在宅の介護スタッフは安定し
>た施設職員がいいと言って特養・老健・病院等に転職するが、やはり体調を
>崩したり人間関係がストレスとなって2〜3年で辞めていく。こんなことの
>繰り返しが現場で行われている。


ソースきぼん。

60名無しさん:2004/03/07(日) 15:14
>>59
58じゃないけど
http://kaigogenba.sunnyday.jp/backnum20021223.html
この辺はどうか。

61名無しさん:2004/03/07(日) 15:25
連貼り失礼。
>>58
現場の士気を維持する為の一つの回答(もしくは方法論)として、先にリン
クを張ったサイト
http://kaigogenba.sunnyday.jp/index.html
の「介護現場よもやま話」第13回から、“ナレッジマネージメント”というキ
ーワードで三回に渡ってサイト運営者の意見が書かれてある。
施設経営者であれ、現場の人間であれ、読むだけは読んどいて損は無いと
思われる。

62名無しさん:2004/03/07(日) 15:28
>>58
それでも人が足りている(=職員の定員を満たしている)わけだよね。
確かに給料を上げれば、だいぶ問題は解決するとは思うけど、
介護にアルバイトに毛が生えた以上の給料を利用者は支払うか?

時給2,000円、1日8時間労働、1ヶ月25日労働として年480万円。
ここから施設の運営費とかガソリン代などの実費、社会保険料などを
差し引くと概算で手取り年160〜240万円程度。
あるいは夫婦共稼ぎでその間ヘルパーが来る場合、夫婦どちらかの
額面(>手取り)以上の給料をヘルパーに支払うか?

確かに介護保険になって1割負担なので、直接は500円、1,000円払う人も
いるだろう。けど、9割は保険料なので、保険料値上げになる。

そう考えると、上級官僚は現場を見たうえで社会も見ているが、
現場は現場しか見ていないのではないか?

63名無しさん:2004/03/07(日) 15:38
>>61
面白いサイトの紹介ありがとう。
ナレッジマネージメントは、別の文脈で知って、数冊本を買っている。
自分は、それを介護に応用するということは考えてみませんでしたが、
…うーん、どうでしょうね。特養でアルバイトをして観察した範囲ですが、
実施するのは相当大変そうですね。実施できれば凄いことだと思いますが。

でも、確かに読む価値はある内容でした。

64名無しさん:2004/03/07(日) 15:55
>>60

さんくす!

65名無しさん:2004/03/08(月) 14:04
介護保険って、要介護認定を受けた人からも金取るんでしょ?(確か4000円くらい)

これ、何とかならんの?

地方あたりで月収20万円の4人家族とかだったら1万6千円取られる。
介護保険でサービスを受けていても。
富裕層なら問題ないかも知れないけど、これは不味いでそ。

66名無しさん:2004/03/08(月) 22:14
>>65
健康保険って、病院に行った人からも金取るんでしょ?(確か16000円くらい)

これ、何とかならんの?

地方あたりで月収20万円の4人家族とかだったら1万6千円取られる。
健康保険でサービスを受けていても。
富裕層なら問題ないかも知れないけど、これは不味いでそ。

…という意見は聞いたことが無いのですが?

6765:2004/03/09(火) 16:03
いや、健保は健常者にも適用されうるわけで。
稼げる人が保険料とられるというのは分かるんだけど、介護だと本人稼げない
わけでしょ。家族も支払うけど、老々介護なんてのもあるしね。
社会保険というだけで健保と介護、両者を一緒くたにはできないかと。

68青い海とハイビスカス:2004/03/20(土) 09:19
介護報酬では、訪問介護のヘルパーさんの生活を支えていけない。これは、訪問介護
は「実績給の契約社員」か「登録ヘルパー」でしか経営が成り立たないからである。
でも、高齢化のこの時代、ヘルパーになろうという志をもった人達も増えており、そ
れがシングルマザーだったりすると幼い子を抱えて大変なことになる。看護婦のよう
にとまでは言わないが、最低でも月収20万位出してあげられる構造(制度)ができ
ないものか・・・介護労働はボランティアではない!

69名無しさん:2004/03/20(土) 11:03
そうなんだよね。
どうすればいいと思います?

70名無しさん:2004/03/20(土) 23:58
>>49

「同性介護」って、
女性がその職域を男性に犯されないために作ったものでしょ。
同性介護なんかやってる国って一体どこよ?

71名無しさん:2004/03/21(日) 02:15
参考までに。


「同性介護のメリット・デメリット」
http://www.ryokufuu.com/backnumber/douseikaigo.htm

72福祉の世界も大変:2004/03/21(日) 12:22
同姓介護については、概ね女性は女性に介護されたい(体格がいい利用者であれば、
2人介護もしてほしい)というのが全国的な一般論でしょう。それに対し、男性は
確かに男性に介護をされても特段問題はないと思います。ただ、可能であれば女性
のほうがいいというのは事実あると思います。だって、入院しても男性の看護師よ
り優しい天使のような看護婦さんのほうが、ソフトタッチでいいでしょう・・・。

これは理屈ではないと思いますよ!

73名無しさん:2004/03/21(日) 12:24
同姓ではなく同性です。(失礼)

74名無しさん:2004/03/21(日) 15:13
>>72

以前にも書き込みしていた方ですよね?

>理屈ではない

というのは感覚的には分かるのですが、もう少し説得的に述べて欲しいんですよ。
例えば、女性の労働力の方が男性のそれより介護に適しているとか、女性自身が
介護労働をしたいと思っているという意識データがある、とか。
男性労働力が介護にいかに不適かを客観的データによって示すという方法もある。

天使のようなソフトタッチとかいうなら、それこそ風俗でも行けばいいという話に
なる。まあ、気持ちは分からないではないんだけど。

75名無しさん:2004/03/21(日) 16:55
そうは言っても、以下の感情はあるんだよねー!

>可能であれば女性のほうがいいというのは事実あると思います。

76名無しさん:2004/03/22(月) 02:49
>>74
自分も、できるだけ説得力のあるレスが良いと思いますが、最終的には「感情」は存在しえます。
例えば74さんがキスをするのに、美形の異性と不細工な異性のどちらとキスをしたいですか?
こんなの、意識データもなければ客観的に不適当ではありませんよね。

77名無しさん:2004/03/22(月) 12:31
いや、そんなことはこちらも分かっていますよ。

感情の問題が重要であるなら、それが需要と繋がるとか言ってもらえればよかった。

女性による介護を希望する男性は多い = 女性による介護労働に対する需要

ってさ。

でも、これだけでは現在の労働力不足を前にしては説得力はない。
他にも正当化できる理由が必要じゃないかな。

7870:2004/03/22(月) 16:12
>>70ですが、
ちょっと言葉足らずだったので補足。

 「同性介護」って、
 女性がその職域を男性に犯されないために作ったものでしょ。
 同性介護なんかやってる国って一体どこよ?

と書きましたが、ここでの「同性介護」は
女性→男性はOKで、男性→女性を禁止した
女性利用者への「同性介護」についてです。
すいません。


ソフトタッチうんぬんは関係ないと思いますが。

男性利用者が女性職員に求めているものは
純粋な「ケア」ではなくて、それ以外のものです。
それを女性による介護への需要とはき違えるのはどうかと。
さらに言えば、
女性の方が男性よりも介護の質が上とか考えている人も多かったり。

79名無しさん:2004/03/23(火) 01:45
>>77だけど、、、

>男性利用者が女性職員に求めているものは
>純粋な「ケア」ではなくて、それ以外のものです。

話はこれに尽きるよね。もちろん、その通りだと思います。

>それを女性による介護への需要とはき違えるのはどうかと。

これを述べた文脈は、主張を説得的にしてほしいというお話のなかでのこと。
たとえ話なんで、別にはき違えているというわけではないですよ。
誤解しないでね。

80福祉学科OB:2004/10/24(日) 14:34
いよいよ我が国の人口が減少に向かう時代が迫りつつある中、高齢者は加速度的に
増加しており、福祉財源は急速に枯渇しつつある。
介護保険も軽介護(支援・介護1)が急増したため、「介護予防」として別給付に
しようとしたり、支援費も認知されることで利用者急増のため、介護保険と一緒に
してマルメ込もうとしている。
そんな中、介護報酬が減額されれば倒産する介護事業者は続出、結局は資産のある
高齢者が「高級有料老人ホーム」に入所したり、豪邸に数名の家政婦を雇って生活
する反面、多くの庶民的高齢者はろくな介護が受けられなくなるという現実しかな
い。

さあ、どうする??


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