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よれた三十路の人生論
8
:
仮面臓器
:2016/12/03(土) 00:33:51 ID:???
【共に生きるために(思いやりの構造)】
共に支え合い続けるためには、
互いのプライドを大切にし合うことが肝心だ。
なぜなら、一人で生きているときは自分のプライドを楯にしている暇がないからだ。
お互いのプライドを大切にし合うことで、共存に意義を感じることができる。
強くあった方がいいのも
喜びや驚きを与えれる刺激性があったほうがいいのも
そんな自分を選んだという相手の選択へのプライドを守るためなのかもしれない。
これは、傷の舐め合いではない
あくまでも、相手がプライドをケアしてくれるという事実に感謝するだけで、それを当てにしろということではない。
自分のプライドのケアを相手に一方的に求め出せば、その時点から相手にとって、自分のプライドは厄介なものになってしまうからである。
いろいろ小手先で工夫しようとすると難しい。
だから、シンプルに言い換えればこういうことなのだ。
相手と接するときに、その見た目、言動、行動、思考、選択の一つ一つにプライドが存在しており、それにきちんと目を向けた上で、相手に接すること、
そして、そのプライドを大切に撫でてあげることが大切なのだ。
そして、相手が自分のプライドに眼を向けてくれているのなら、素直に感謝する。
それが大切なのだ。
これが、親子関係なら、親は、自分のプライドが自分の子供の生の中宿っていることを伝え、それを大切にしてあげることが大切なのだろう。
そうすれば、子は自分に乗った親のプライドを大切にしようと思えるのだろう。
自分の力で結婚した訳ではない親
自分が腹を括って結婚した訳ではない親
相対的な優越感のみのために結婚した親
等は、大抵これを怠るくせに、一般的に良しとされる環境作りに終始することに逃げて、エネルギーを使い果たし、そこについてこない子を卑下し、子の能力や将来にケチをつける。だから、家族として共倒れになる。
こういったことは、少なからずどの家庭にでもあるかもしれない。
でも、きっと、これは、今からでも手遅れではない。
なぜなら、今からプライドを傷つけ続ければ、共倒れ状態は続くであろうが、
これを期に、互いのプライドを思いやれるようになれば、必ず、その先に初めて、その各々の家族故の幸せがあるのだから。
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