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青年は心して「自民党」政治を監視せよ

1ねこはこたつで </b><font color=#FF0000>(1XXBVyRg)</font><b>:2003/10/14(火) 04:34 ID:8AittMzE
選挙と青年

 
 今年は、おそかれ早かれ、衆議院の改選が行われることは必至である。
このときにあって、代議士を継続し、または、新しく立たんとする人々の周章狼狽、阿諛諂佞、または権謀術数、権力金力に叩頭百拝する姿は、不快のいたりである。

むかしは、新聞に雑誌に、あるいは人伝えに、そんなこともあるものかと他人事に知っておったにすぎないが、こんどは、なんの風の吹きまわしか、自分の目の前に、このことが展開されて、驚き入っている次第である。
 
 そもそも民主政治というものは、民衆の要望におされ、かつ、その要望にこたえて出馬した人々が、国家の大勢を考え、民衆の要望をいれ、国家百年の大計を政治に具現すべきものである。
しかるに、日本の現勢をみるに、ただただ、おのれの権勢を張り、名誉欲を満たさんがために、一党一派のなかに閉じこもり、その党派のなかに、また党派を作って、しのぎを削っている。

しかも、そのかれらの欲望達成の手段としては、金をばらまき、利権汚職をもって自己の地盤を固めて不敗の位置に立たんとしているものである。

 この状態は、だれびとの罪ぞや。これを選挙母体から‐民衆の無気力と、政治に自覚なき点と、封建時代の強きに頼り大に服する卑屈の精神から、きたものではなかろうか。

もし民衆が、一国政治の動向に、強く留意し、人材を求めてやまなければ、必ずそういうような人が現れ、かつまた、代議士志望の有象無象も、その風潮に同化して、毅然として国士の風が一国にみなぎるに相違ない。
 
 かかる民衆の無気力の根源は、また、いずこに胚胎したものであろうか。それは、青年の無気力と、惰弱によるものである。青年がどうしたならば、この優秀な日本の民族をして、東洋指導の位置につけられるか。

どうしたならば、混乱せる世界の政治情勢、経済情勢に平和を与えることができ、日本民衆も、自他ともに安定した世界を創造できるかと、瑞摩探査するときに、自然に中年層も、老年層も、これに追随して、りっばな代議士を選出できるのである。
 
 思えば、今日の政治の堕落の根源は、その罪の大半が青年にあると論ずる外はない。青年は敏感である。もし、自己というものを確立し、自己の思想抱負を尊重し、天下大衆の幸福を切願するならぼ、今日のような、腐敗した代議士に騙されるわけはない。

ときおり、新開で見ることであるが、社会党や自民党の公認の争いなど、聞くにたえない醜聞である。
しかも、自民党の公認料百万円だとか、社会党の公認料三十万円とか、また、出馬代議士は五百万円かかるとか、いうすら恥ずべきことであるのに、開いて恥じない民衆、聞いて驚かぬ青年、関心なき婦人、まだまだ、日本の政治の貧困の続くことは、遠い遠い先までであろう。
 
 創価学会が選挙運動にのり出したとき、これにはりっぱな目標があった。それは、いうまで貴く広宣流布である。ゆえに、選挙人は思想の統一がなされ、偉大な抱負に生き、未来に大きな希望をもっていたために、いままでのような醜悪なる選挙運動ではなく、正々堂々天下に恥ずるものはなかった。
わが創価学会の選挙のあり方こそ、古今無類のものであり、天下に恥ずるものなしであった。
 
 この行為は、その真剣な気持ちのために、戸別訪問という国法にひっかかり、一、 二の非難をまねいたが、それは、大木に節穴のあるがごときもので、意にかいするものではないと思う。しかし、こういっても、国法を犯す愚を二度とくりかえせというのではない。

 しかも、このことについて、おもしろい感じを受けたことがある。この非難のなかに閉じこもったのは、司直、役人であって、かれらの頭脳には、是の醜悪なる選挙がしみこんでおり、正しい選挙の大道を、知らないことを物語っているものである。

 とまれ、青年は心して政治を監視せよ。

 
         (昭和三十三年二月一日 大百蓮華 巻頭言)


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