瓦礫の塔からきますた

6：ああ：2019/01/19(土) 23:56:16: そしてこれもまた皇国の社会問題になったのであり、これを憂慮した皇国朝廷と政府は、準軍教育機関であり、しばらく休講状態であった宇宙(そら)乃原女学院女学院を前記の疫病による排泄機能不全女子、つまり現在籍女学生のために解放し、入学させたのである。入学の条件として卒業後は軍や諜報機関、軍と関連のある軍事企業や軍と関連のある民間企業の場合、即応予備として軍に登録する事を条件に入学させたのである。
そのような事情で入校した現在籍女学生たちは、五教科の教育に加え、軍事教育も施されるハードさのための世間の女子学生のような学生ライフはほほ無縁な生活を送り、いずれは戦場や政治的な関わりの強い職場に身をおく宿命にある。
加えて排泄機能に障害を持つという恥ずかしさと負い目を持つため劣等感や人格的未熟さを持つものも少なからずおり、学内の生活や人間関係に悪戦苦闘する有り様である。
前置きは長くなったが、これは2318年前期(夏休み含む)に起きた不祥事とその当該不祥事に関与した学生への懲罰処分の顛末であるが、その一般の教育機関では夏休みといわれる休暇機関だが、その前に女学院の学期とその休暇機関の事に触れるが、当学院でも、前期と中期(一般での二学期)の間の休暇機関、つまり一般での夏休みや中期から後期(一般での三学期)の間の休暇である冬休み(年末年始)や後期から新学期の休暇である春休み(特別高等科は一ヶ月半ほど)あり、それらの休暇期間、特に夏休みでも学生の全員が在学し、五教科などの補講や期間中あまり行えない月面訓練(中等科)や遊泳も含む宇宙空間ので船外活動訓練(高等科から)を行うことが多く、金曜から週末ぐらいしか休めないことが多い。

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