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都市への流入と過疎化問題

82凡人:2015/06/02(火) 05:22:46 ID:da95RwFo0
子育てサークル:片品に 移住者ら「ムラノコ」結成 情報共有、つながり深め /群馬
毎日新聞 2015年06月01日 地方版

子育てサークル「ムラノコ」メンバーの親子たち=片品村東小川で

 過疎化と少子化が進む片品村で、移住者ら母親3人が子育てサークル「ムラノコ」を結成した。広大な村内ではママ同士の横のつながりが希薄だったことから、「自分たちにできることをやってみたい」。豊かな自然に触れながら子育てしやすい環境づくりを目指している。【尾崎修二】

 12年前に片品村に移住し、夫と農業を営んできた瀬戸山美智子さん(36)は2013年に長女を授かった。「住みやすいけど、子育てには大変な場所だと気づいた」

 大きな病院や一時保育所がないことだけが苦労ではない。人口5000人に満たない片品村で、0〜2歳児は40人程度。面積は約400平方キロもあり、横浜市と同規模だ。村中に散らばった乳幼児とその親は、保育所に入るまでは、知り合う機会が少ない。幼い子を持つ母親同士が公園で出会う「公園デビュー」は、都市部では普通にあるが、村にはほとんどない。特に、自然環境にひかれて来た「移住組」は親戚づきあいもなく、子育て情報にふれにくかった。

 11カ月の長男を育てる澤祐子さん(32)は、村内のスキー場で働く夫と結婚し、移住後に出産した。「村のどこへ行っても子どもは少なく、どこで誰とどんなふうに遊べるのだろうかと疑問を抱いた」。ネットを通じて準備を進め、「外遊びと情報共有」のサークル結成を構想した。

 未就園児と親に参加してもらい、毎週水曜に公園などに集まり、一緒に遊ぶ。5月11日に瀬戸山さん宅に7組の親子らが集まり、みそ仕込み体験を実施。6月には村内にある武尊牧場にレンゲツツジを見に行く予定だ。村役場とも連携、手作りの子育てガイドブックを母子手帳と一緒に配布することを目指す。

 小中学生と2歳の3人娘を育てる沼野理絵さん(40)は「片品村は少し近所を散歩するだけでも自然がいっぱいで気持ちいい場所。何人もの親子で歩ければもっと楽しくなるはず」と話す。澤さんは「皆で公園や施設、店を巡ることで、子を連れていきやすい場所の情報を共有したい」と期待を込める。積極的に情報発信して村外の親子とも交流し、仲間を増やしたい考えだという。


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