名張毒ぶどう酒事件 - 1167126698

1：boro：2006/12/26(火) 18:51:38: ２００５年４月、名古屋高裁は再審を決定したにもかかわらず
検察側の異議申し立てを認めて、２００６年１２月２６日、
再審開始決定を取り消し、同時に死刑執行の停止も取り消したようです。
弁護側は２００７年１月４日、最高裁へ特別抗告する予定のようですが、、、。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000021-mai-soci
19：よしお：2007/05/29(火) 01:07:51: 被告人以外の村人たちには犯行の動機が無いということも分が悪いですね。
20：楽天家：2007/05/29(火) 08:26:05: 奥西死刑囚の家族とかに村人は相当な事をやってのけてますからね。
もし無罪なら、これまで自分達がしてきた事がすべて間違いになってしまいますから。

奥西意外に心象的に怪しいのはいますけどね。証拠がないし、違ってると、
名誉毀損になるので避けますが。
21：mitsuko：2007/05/29(火) 14:45:06: 被告に計画的殺意があったとしても懇親会のような公の場で実行するだろうか。
しかも巻き添えが出てしまう方法でだ。メリットが無い様に思う。
22：ぶしゃ：2007/06/13(水) 00:13:33: ２年前に名古屋高裁で再審決定を下した裁判官は定年退官したとか。

地裁や高裁の裁判官が最高裁の判決を覆すには相当な覚悟が必要なのでしょうか。

もう証拠がどうか、自白がどうか、などという次元の問題ではなく、裁判官の保身や
尊厳のために、一人の人間の運命が決められているように思えて成りません。
23：名無し：2007/11/16(金) 19:57:32: 動機らしい動機が無いのは奥西氏も同じだと思う。
三角関係の解消も妻、愛人を殺してしまっては何もならないんじゃ・・・？
たんなる村の若い者の悪戯が予想外に大事になってしまったのでは・・・？
奥西さんに罪を被って死んで行って貰いたいってのが村人の本音じゃないの。
あの番組を見ていて村人達の言動からそう感じました。
江川さんの書いた本によると奥西さんが犯行を認めていたときは奥西家の家族たちに対して寛大だったが
犯行を否認してからは、手のひらを返したように奥西家を迫害したらしいよ。
24：boro：2007/11/16(金) 21:17:03: >>23

「名無し」というＨＮは使わないようお願いします。
25：chappy：2007/11/17(土) 15:36:54: すいません　以後気をつけます。
26：mayuminh40：2007/11/22(木) 07:46:55: 江川さんの本にもあるけど、そもそも「昔の村の男」の奥西という人に、
三角関係の解消だの、真剣に悩む…という発想自体なかったんじゃないか。
村の後家さんのところに通うというのは、あまり特別なことじゃなかった
ような。
妻が怒るので、機嫌をとっとかなきゃ、くらいには思っていただろうけど。
27：しげ：2010/04/10(土) 12:07:43: ７度目の再審の決定が下されました。多分これが最後の審査になると思います。今日偶々時間が空いていたのでネットでこの事件の全容を見ていました。その中で事件現場に葡萄酒を搬送している時間帯に奥西さんが牛を散歩しているところを目撃してみえた女性がいたことが書いてありました。もし奥西さんの家で牛を飼ってみえたとしたらどうなりますか。でも事件からかなりの時間が経っています。村人達の記憶は薄れているでしょうし、亡くなった方もみえるでしょう。証拠としての力量は無いかもしれません。そして村人達にとってやっと平穏になれたのに今更と云う感覚が捜査の邪魔をしているこれが最大の原因だと思います。そして予断ですが、葡萄酒の中には経年変化で化学反応が起きることがある。もしこれが原因だったら、真犯人は存在しないことになりはしないか。皆さんのご意見を伺いたいです。
28：ゼロ：2010/04/10(土) 22:38:49: ＞奥西さんが牛を散歩

ここで言う「奥西さん」って、死刑囚になっている奥西さんのことですよね。奥西さんは「牛の散歩をしていた」と言っているんでしょうか？

＞葡萄酒の中には経年変化で化学反応が起きることがある。

科学変化して毒になるってこと？　葡萄酒が？　経年寝かせておいた葡萄酒が毒になる？
29：かもめ：2010/04/14(水) 05:27:21: ＞葡萄酒の中には経年変化で化学反応が起きることがある。
酸化反応はあります

当時の検査結果を画像で再検証するそうですが、紙クロマトでは詳しいことがわかるかどうか。。
ちなみにＴＥＰＰ製剤の色は褐色で、赤ワインの色は先に出てしまうと思います。
試料が今でも残っていれば、最新の機器で検査できようものなのですが…
初動捜査って、大切なんですね。。
30：ゼロ：2010/04/16(金) 11:50:34: ＞酸化反応はあります

酸化反応することがあるのは分かりましたが、それで人を殺す毒になる？
31：かもめ：2010/04/16(金) 22:28:18: こんにちわ。あまり詳しくないですが、わかる範囲で・・・

>>30
ワインのオリに含まれる酒石酸が体に悪いと聞いたことはありますが、
それで複数の人が飲んですぐ突然苦しみだしバタバタと・・
というのはないです。

それに、検査結果で農薬が検出されています。
いくら昔でも、同じワインと、現場のワインでの比較くらいしたのでは・・・

いつ開けてあったかわからないので、中国のギョウザ事件のような原因は
考えられなくもないですが。。

私はそれよりも、即効性の殺虫剤がワインくらいで分解されるものなのか
どうか知りたいです。
すぐ分解されると効かないので、ある程度たってから分解されるように
なっているはずなのですが・・・
32：紫煙狼：2010/04/17(土) 01:45:16: さぁてねぇ…。

無数の無機物が高濃度に凝縮されたところに放射線とか紫外線が降り注いで
生物が誕生した…なんて話がありますが、人類は一度も生命の生成には
成功してませんからね。もしかしたら奇跡的な偶然が重なって、人類にとって
最初で最後の現象が起きてワインから猛毒性の物質が生まれたかもしれませんね。
問題はその奇跡的な現象に「再現性」が無い限り「毒物はどこからか混入した」と
考えなければならないって話でね。

まぁ真犯人が誰かが判明して、それが被告人でなければ、被告人の冤罪は自動的に
確定しますが、真犯人が判明しなくても被告人が犯行を犯していないと立証できれば
とりあえずは用足りるのではないですかね？

裁判は誰が犯人かを推理する場ではなくて、被告人が犯人であるかを明らかにする場ですよ。
33：通りすがり：2010/09/01(水) 00:40:13: 葡萄酒の再鑑定するらしいです。
昨日の朝日新聞に載っています。
34：とんぼ：2010/11/20(土) 16:44:37: 村人ぐるみでなんか隠してる気がしないでもないね。
35：たけきち：2012/05/13(日) 21:48:58: 25日の名古屋高裁の決定はどうなりそうですか。
36：ｂｏｒｏ：2012/05/20(日) 10:44:04: 個人的には再審してほしいと思っています。
２００５年に一度は再審を決定したにもかかわらず
検察の異議申し立てで翌年、決定を取り消すという
事態になったわけで、このまま再審しないというのは
どうかとも思います。「疑わしきは罰せず」ですね。。。
37：たけきち：2012/05/20(日) 22:49:02: 自分もBOROさんと同じ意見です。奥西さんはこの50年戦って来ました。表現が良くないかもしれませんが無罪であれ有罪であれ、命をすぐに放棄する人たちが増えた現代において生きる力をそういう人に見習って欲しいと思います。映像も色々見ましたが当時の犯人として怪しそうな人がテレビにでて犯人は奥西といっていますが、どうなのでしょうね。
47：777：2012/07/11(水) 20:44:53: 他人の嫌がる事をやるのだけが俺の生きがいだからなwwwwwwwwww
54：ｂｏｒｏ：2012/07/19(木) 22:22:10: >>47

＞他人の嫌がる事をやるのだけが俺の生きがいだからなwwwwwwwwww

777さんへ。

これ777さんの本心ですか？
55：777：2012/07/19(木) 22:27:37: 僕はこの格言に従っただけですけどね：

ツァラトゥストラ

『せむしに対しては、せむしらしいことばで語らねばならない』
56：ｂｏｒｏ：2012/07/19(木) 22:32:43: 分かりました。
59：通りすがり：2012/10/10(水) 03:23:47: ＞科学変化して毒になるってこと？　葡萄酒が？　経年寝かせておいた葡萄酒が毒になる？
それはないと思いますが…。
60：mayuminh：2013/03/11(月) 17:20:13: 昨日、高校生の娘と渋谷のユーロスペースに映画「約束　名張毒ぶどう酒
事件死刑囚の生涯」を見に行きました。
仲代達矢が現在の、山本太郎が事件当時の奥西氏を演じていて、弁護団の
野嶋弁護士のゲストトークもありました。野嶋氏のお話によると、奥西氏は
昨年の７月から、もう食事がとれる状態ではないのだ、ということでした。
多くの人におすすめしたい作品ですので、こちらのサイトに書き込ませていただく
のが良いかな、と思いました。ＨＰを検索して、お近くの上映館に足を運んでみて
ください。場内ではすすり泣きが起こっていました。

ひとつ驚いたことを付け加えますと（下世話かもしれませんが）、古い実写映像が
たくさん挿入されており…奥西氏というのは、非常に目立つ人物でした。
娘が「一瞬、古い白黒フィルムで俳優が登場したのかと思った」と言っていましたが、
私も写真等で奥西氏の顔を知っているにも関わらず、同じことを感じました。
「過去に映画化されていて、主演を演じる俳優が現地を見学に来た？」というような
錯覚を起こさせます。
写真で見ても、顔立ちの整った人なのでなるほど女性にもてたかもしれない…
くらいにしかわからないでしょう。しかし実際に歩くなど行動している映像を見ると、
圧倒的な長身でたぶん日雇いなどで鍛え上げていますから、非常にスタイルが良い。
これでは他の被害者家族と同様に動揺していても、目立ちすぎるでしょう。
周囲の人に、良くも悪くも過剰な感情を起こさせるだろうな、と思いました。
61：ｂｏｒｏ：2013/03/11(月) 22:18:15: 名張毒ぶどう酒事件では昨年、名古屋高裁が第７次再審請求差し戻し審で
検察側の異議申し立てを認め、奥西の再審請求を棄却しています。

また、今月６日に福井中学女子殺害事件の再審請求の異議審で、
名古屋高裁が検察側の異議申し立てを認め、
同高裁金沢支部の再審開始決定を取り消しました。

単なる偶然でしょうけど、どちらも名古屋高裁（裁判長は違うようですが）で
一度は再審開始を決定しているにもかかわらず、高検の異議申し立てを認めて
再審請求の棄却、再審開始の決定の取り消しとなっています。

ともに最高裁に特別抗告していますが、
再審への道が遠くなりつつあります。
62：mayuminh：2013/03/11(月) 23:37:06: ＞一度は再審開始を決定しているにもかかわらず、高検の異議申し立てを認めて
再審請求の棄却

これなんですが。再審開始を決定する人と、棄却する人、とてもタイプが違うのだ、
というふうに映画では触れられていました。
前者は辞めることを覚悟しており、後者は栄転を遂げていると。
63：ｂｏｒｏ：2013/03/12(火) 21:00:08: ＞再審開始を決定する人と、棄却する人、とてもタイプが違うのだ、
というふうに映画では触れられていました。
前者は辞めることを覚悟しており、後者は栄転を遂げていると。

こういうことはよく聞くことですが、
あってはならないことですね。
人の命がかかっているというのに自分は栄転とは。
64：mayuminh：2013/03/13(水) 02:14:10: この部分はとてもデリケートだと思いました。
まぁ実際に、前者は直後に辞め、後者は直後に栄転した、と事実が語られ、
他の冤罪事件の裁判官の方が、ご自分の実体験をもとに難しい世界なのだと語る…
そういう描き方でした。
65：紫煙狼：2013/03/14(木) 13:26:16: なぜ「再審開始を決定した人」が辞職しなければならなかったか？
なぜ「再審請求を棄却した人」が栄転できたのか？

何らかの確定的証拠を以って検証できるものではないにせよ、
今一度考えてみなければならない問題だと思います。

奥西氏の無実を信じる方々にとって、上記の事実は
・正義を貫くためには職を賭して戦わなければならない。
・正義の心を捨てれば出世が待ち構えている。
という穿った認識を生むのではないか？と私は危惧しました。
66：よけいな紹介？：2013/04/05(金) 11:50:35: 　次のようなブログエントリーがありました。名張毒ぶどう酒事件のことや司法官僚のことなど、書かれてありました。
「名張毒ぶどう酒事件/「司法官僚」裁判官の内面までゆがめ、その存在理由をあやうくしているシステム」
http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/fa89370eb3a3495591e2cc66fe9e09d1
67：早春：2013/04/08(月) 20:57:23: 記事の中の次の文章が気になりますね。

＞その（再審）請求を受け入れるということは、前任裁判官たち（の決定）を全否定すること。

「死刑確定後、再鑑定などで新たな新証拠が見つかり、再審請求して受け入れられる」ということが

「前任裁判官たちの決定を全否定する」とは限らない、と誰もが思うはず。

その新証拠が足利事件のようにＤＮＡによる鑑定結果で「犯人ではない」という

確たるものであれば一応、何の問題ないとも言えますが、「確たるもの」でない限り

前任裁判官たちの決定を「否定」したととらえられても仕方のないことなのか・・・？

だからと言って、その後の栄転や左遷に影響を及ぼすようであれば問題ですよね。

「民事なんかより刑事事件が面白いに決まってるじゃないか」

そう露骨におっしゃる弁護士、判事、検事がいることもまた確かで

この記事にもあるように再審開始を決定したばっかりに

民事事件だけ担当するようになった、なんて話もあったり。

なんだかなあ～。
68：最近：2019/03/07(木) 19:28:21: 東海テレビのドキュメンタリーを観てこの事件の詳細を知った者ですが、
>>21さんに同意です。