したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

「さらば 暴政」を読みました

42藤原肇:2016/04/06(水) 14:11:57
最近の日本のジャーナリズムは腰抜け揃いで、安倍が懐柔の目的で夕食に招くと、新聞社の社長や編集長たちが,喜々として買収のもてなしに駆けつけ、牙を抜かれ権力の太鼓持ちになり果てている。だから、批判精神の片鱗もなくなってしまい、政府に都合の悪い情報は報道しないし、隠ぺい工作に加担しているだけでなく、嘘の政府宣伝で大本営発表が記録顔をする。だから、50年後の学者が新聞を下敷きにして、今のことを歴史として書いても、情報源の新聞が空疎だから、まともな歴史を構築できるわけがない。
その典型がフクシマの原発事故だし、世界理動きに関しても報道しないので、日本人の情報感覚は実にお粗末だ。その傾向は戦後の日本を特徴づけたので、私は世界から情報を発信し、その結果が50冊余りの著書になった。だから、『平成幕末・・』や『小泉・・』もそうだが、『さらば暴政』もその仲間として、未来の読者の歴史資料として、考える上でのヒントを提供し、それを基に給料をもらう学者たちが、それぞれ本を書けばいいと思い、活字化を試みたのであった。
だから、売れて読まれるということよりも、資料として図書館に保存されて、未来においても読めることが、大切だと考えて本にする努力をした。しかも、多くは買い取りという条件で、半ば自費出版に近いし送料も大変だった。だが、最近の図書館は貸本屋に近く、寄贈しても読まれないということになり、書棚がないという理由で売り払われ、処分されてしまうケースも多く、日本の読書文化は全滅に近い。
しかも、「サルでも分かる」を売り物にして、分かりやすさで売る本を読めば、考える能力を喪失することで、人間はサル以下の存在になり果てるから、屠殺場に率いられる羊や牛と同じになる。ホモサピエンスとしての人間は、考えると共に情報発信することで、人間としての価値を誇れたのではないかと、異国の空のもとに住んで過ごしたが、この感じは最近になるほど強くなっている。老化現象に伴うなげきにしても、これは実に悲しいことである。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板