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最近読んで印象的だった本

44千々松 健:2009/02/26(木) 22:09:01
>28 ゲーテ ファウスト「神秘の合唱」再考、「フィボナッチ数列の殿堂」への夢 >65〜とも関連します。

この場合の「合唱」こそは Harmony の意味であると思います。
「ものみなの うつろうからに さながらに」と富永老師が575調に訳されている ゲーテの詩のGleichinis(グライヒニス)を更に踏み込んで「相似象」と訳して『すべて、過ぎ行くものは相似象である』と宇野さんは説明しています。
・・・ゲーテの「ファウスト」と<カタカムナ> p214
ゲーテは同時代に生きたルターによる聖書のドイツ語翻訳には異論を持ち、特に三位一体に関連しては手厳しいようでした。結論的には父と子と聖霊の三位は一体すなわち「合同:Unity」ではなく「調和:Harmony」であると言いたかったのでしょう。
ファウストの第二部の最後に、そして、ゲーテ自身の人生のラストソングにそれを歌い上げているのですから。
ゲーテの言葉に『最高の幸福の瞬間にも極度の逆境の瞬間にも、われわれは芸術家を必要とする。』とあるように、芸術家を歌や和歌と置き換えれば納得されます。
本日『介護百人一首』というのがNHKの番組で紹介されていましたが、逆境の中での歌こそ心を和やかにしてくれます。


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