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戦後日本の十大名著とは

1 相良武美 :2005/03/07(月) 23:35:36
藤原さんが、かって アメリカから日本の本を読む の中で
小室直樹、西尾幹二両氏の著作を戦後日本の十大名著と
されております。しかし、そのほかの本は示されておりません。
同書では、ヨーロッパの個人主義、危機の構造、日本衆合主義の魔力
があげられ、それ以上のコメントは出ておりません。
そこで思うのですが,数字にとらわれることもなく、
名著と思われるものを示してはいかがでしょうか?
(ただし、藤原さんの本は除く)
私は、個人的に上げるなら、色川大吉氏の 明治精神史
をあげたいと思います。明治時代初期の自由民権に対する
庶民の情熱を語った本として必要不可欠と感じています。

2 藤原肇 :2005/03/17(木) 03:58:23
今から十数年前のことになるが、『アルチュール・ランボウ』(中央公論)という本を読み、それまで単なる作詞家だと思っていた西條八十が、こんなにフランス語ができるだけでなく、学芸の本質に迫る理解力と博識を持つ人と知り、思わず呆然とした思いに包まれたことがある。これだけ実力を持つ人は大学など無関係で、野に生きる自由人として活躍できるが、日本では流行歌の作詞家として生きる道がないならば、日本は何と知的に貧しい国かと感じた次第だ。
その後になって西尾の書いた「ニーチェ」の本を読み返して、この先生はドイツ語の翻訳はしていても、ニイチェの本質が分っていないいわゆる学者で、世界レベルでは三流の文献解釈学者でしかないと分かった。そして、舶来好みの日本では大衆相手にニーチェを語っても、世界では雑音レベルの仕事を一生かけてやり、最後には行き詰ってニーチェを語らなくなったし、どんどん後輩に追い抜かれている状況が理解できた。
もし、この人の本を若い頃の私が誉めていたら、それは若気の至りということで恥ずかしく思う限りだが、著者が継続して進歩発展しない限り、読者にどんどん追い抜かれていくという恐ろしさを感じて、わが身を大いに反省しているという次第でもある。
ということでこれは他人事ではないと思い、心を引き締めています。

3 相良武美 :2005/03/17(木) 11:55:52
確かに、ヨーロッパの個人主義を呼んだ後、いくつかの書籍を購入したのですが、
何も感じるものがなく、そのままになっていて、しばらくしたら、突然訳のわからない
歴史教科書の会に出てきて、ついに行ってしまったのだと感じてしまいました。
藤原さんが引用するテーラーのドイツ人に関する記述そのままで、はまってしまったのね
という感じでした。
どこかにありましたが、第一作が、著者の精神の一番高いものであり、それを
越えられない人は、駄文を書くか、静かに隠遁するしかないのかもしれません。

さて、この題目については、数字にこだわるわけでなく、良い本を若い人にも(私が年寄りかは
別問題ですが)紹介して、次の世代にも残していきたいと感じたからです。

大学時代、図書館に行き、いろいろな本をあさりました。後ろの貸し出しカードを見て
殿くらい借り出されているか、等に思いをめぐらしtものです。しかし、今はPCでの
管理のためそれもままなりません。そのためにも多くの人の参加があればと思います。

4 会沢久司 :2005/03/17(木) 14:13:26
名著というには毛色が違いますが、たくましく生き抜いた人の
語録として、時々読み返している本です、趣味的なものですが、
まだ世間に出ていない若い人には特に参考になると思いますが。
1 ディック・ミネ 八方破れ言いたい放題(85年)
 軟派の代表のように思っていましたが、戦前戦中戦後ジャズ歌手で
 生き抜いた人だけに 大変な硬骨漢でバランスの利いた常識人でも
 あります。父上は文部省高級官僚で今の土佐高校の創立者でもあり
 ます。母上は日光東照宮宮司の娘で、お琴の名人とか。
 昔の性風俗についても貴重な証言を残しています。
2秋田實 私は漫才作者(75年)NHKの朝ドラマの主人公ともなった
 漫才作家の自伝的漫才史です。昭和世相史としても面白いですし、
 漫才作法、漫才的見方の見本として、一般人士にも参考になります。
3笠原和夫 映画脚本家 笠原和夫 昭和の劇(02年)
 やくざ、天皇、テロリズム、共産党、総会屋、被差別、吉田茂等々、
 規制知識を揺るがす証言に満ちています。226事件は昭和の壬申の乱、
 は卓見だと思います。
4藤田まこと 人生番狂わせ(99年)嫁さんのこしらえた30億の借金を
 5、6年で完済したお人です。離婚せず、自己破産せず、ご立派。
 事件屋、○資金、銀行、バブル期、崩壊以後の証言記録としても貴重です。

5 ヒロイエ :2005/03/17(木) 23:07:05
そういえば、記憶の範疇ですが、笠原和夫さんいついては
掲示板のどこかで触れていたように記憶していますが、
詳しくは思い出せません。

6 西條 :2005/03/17(木) 23:42:26
ヒロイエさん、笠原和夫さんの「昭和の劇」については、
過去ログ倉庫内の『「アメリカの戦争力」の著者・打村鑛三 』
で有馬さんがご紹介くださいました。

7 会沢久司 :2005/03/18(金) 00:42:26
西條八十は早大仏文教授が本業で歌謡曲の詩作はアルバイトで
しょうけど、本業より有名になってしまったようです。
全集も確か中央公論社から出ています。
歌謡曲でない作詞集も角川文庫で出ていますね。
村田英雄さんが何冊か自伝的なものを出してますが、
それによると例の王将の作詞の西條八十も作曲の船村徹も、
村田英雄もみな将棋をまったく知らなかったとか。
村田さんの一連の本も私の中では何度も読み返している「名著」
のひとつです。

8 山口乙彦 :2005/03/18(金) 14:53:13
会沢さんがいいと思った本の紹介をしてから脱線が始まり、自分でいいと思う本のことを議論しているだけになってしまい、誰も日本の十大名著のことを論じないのは不思議です。
原点に戻って十大名著の話にしますと、私は将基面さんの「反暴君の思想史」はその中に入るとおもうのですが、皆さんはどう考えますか。

9 会沢久司 :2005/03/18(金) 20:18:31
私が脱線させたという言い方は甚だ「心外」ですね。
名著というのとは違うがと断わって、戦後史の証言ともなり、
世間にうとい若い人には特に参考になる、気軽に読める、
柔らかい本という意味で出してみたのですから。
それに、アンケート投票してベスト10を選ぶというなら
ともかく、そうではないのですから、自分にとっての戦後の
名著でいいのではないでしょうか。私はこれ、オレはこれ、
で、いろんなリストが出て参考にするのもしないのも読む方の
ご自由に任せれば。人の書いたものにけちをつけて、自分のは
そんなのではないぞ式はいただけないですね。
それと読書の世界は果てしなく広いもので、1人でカバー出来るほど
やわではありません、自分が読んだ中での云々しか出来るものでは
ないのです。
それとあなたは十大名著についてちっとも説いていません。
説かれぬまま、自分の推奨銘柄を出しておられる。
あなたの推奨される将棋面さんがその専門分野で史上
どれだけユニークなのか、卓越しているのか、
説明がないまま十大名著に入るといわれてもちんぷんかんぷん
ですよ。人に意見を求める前にご自分のを披瀝されてはいかが。

10 ナニワのダルマ :2005/03/22(火) 21:21:47
戦後日本十大名著に「技術の知と哲学の知」望月太郎著も入れて見ては如何でしょう。今から2年前の脱藩総会のテーマに「今後の脱藩道場進展の理念」とその具体的課題として<適塾と松下村塾>について議論しましたね。その時に実学についてその背後にある理念や哲理のあり方に各自の意見が交わされましたが、この本はそういったテーマについて関わる内容が多く含まれています。「精神のハビトゥス」をキーワードにしてひとつの事を習熟することによって他の分野にも体系づけを行うことを可能にするためのデカルトの方法序説・規則や職人的な技能が科学としてのテクノロジーに一般化されるにつれ近代的な主体を獲得する一方、それまで地に足がついていた実践知を通じて蓄積されていた得の喪失、さらには興味深い内容としてベルグソンの生命論は読み応えがありますよ。

「超経済学」に紹介されている「ホロムーブメント」(織り込まれた秩序)を考える上でヒントを提供してくれるものと存じます。

11 ナニワのダルマ :2005/03/22(火) 21:25:56
徳が得になっています。訂正します。

12 ナニワのダルマ :2005/03/22(火) 21:49:38
将基面さんの「反暴君の思想史」の主要テーマの一つに<倫理>について論じられていますが、#10で紹介した「技術の知と哲学の知」との関連性としてトマス・アクゥイナスが登場します。我々が生きている社会一般におけるボンサンス、またこれからの問題としての産業社会との兼ね合いから見るといろいろ共通点が伺えると思います。

13 相良武美 :2005/04/27(水) 23:17:44
せっかく、藤原さんからバックアップをいただきながら、
リードがうまくできないことが、われながら残念でなりません。
ここに必要なのは、絶対に多くの人に読まれるべき書物ながら、
なぜか、埋もれている書物を広めるとこと、大切と思ったからであり、
すでに紹介されたり、しているものでも、新しい切り口を教え会うことなどを
通じ、新しいスレッドへ発展していくことを期待したものです。
私自身が、明治精神史をあげたり理由は、あの時期に、在野の人間が
勉強会積み上げ、新しい国を作り上げて行こうとする姿、そして、妥協、抵抗、
等をへて、位人身を極めるもの、アメリカの荒地でさびしくなくなる人とうの人生を
知ってほしかったからです。
ただ、色川先生は、その後どうも目立った動きをされなくなったようで残念です。
気づかないだけかもしれませんが

14 海原並彦 :2005/04/28(木) 10:30:16
この春、自宅の書棚スペースが手狭になってきたので、全体的に整理してみました。
3000冊くらいの中から1割ほどをブックオフに持っていき処分しましたが、ここで感じたのは岩波書店の本に、ほとんど(確か全く)処分すべきものがなかったことです。それまでこの書店に対しては「権威主義的」出版社といった程度のイメージでしたが、あらためて同社の選択眼の確かさを感じた次第です。
ところで、戦後日本の十大名著ということですが、実際問題としてなかなか思い浮かばないのが現実です。
これが「戦前(明治・大正・昭和初期)日本の十大名著」なら、文学だけでも鴎外、漱石、芥川で簡単に一杯になりそうです。その他の小説、社会科学系、評論、自然科学系、人文科学系などの本を含めるとなると、50冊、100冊はあっという間という気がします。 
当掲示板でも話題になった、西原克成博士の『内蔵が生みだす心』(NHKブックス)は発想のオリジナルさ、考証の綿密さで間違いなく「戦後日本の十大名著」に入るのではないかと思います。
ただし、それに続く本がなかなか見当たらないのが現実で、好著はありますが、名著となると思い浮かびません。
小説なら(私は小説に不案内なのですがあえて挙げると)、安部公房氏の著作などが挙げられるかもしれませんが、氏は成人に近くなって終戦を迎え、メンタリティは戦前に形成されていると思われるので、「戦後日本」に加えるには抵抗があります。
明治維新から敗戦まで約80年、敗戦から現在まで60年、年月にそれほどの差はありませんが、この知的な生産性の違いはどこに由来するものでしょうか。

15 相良武美 :2005/04/28(木) 11:05:50
確かに、西原さん、将基面さんの著作はその候補ではあるでしょう。
ただ、自分もそうですが、結局藤原さんから紹介されたものでしかない
(そうでないかもしれませんが)。
自分で探しだ出せないところが、ものすごく重要だと感じる
このごろです。

さて、海原さんの言う
明治維新から敗戦まで約80年、敗戦から現在まで60年、
年月にそれほどの差はありませんが、この知的な生産性の違いは
どこに由来するものでしょうか。

ところを考えると、その前の時代が根本でしょう。
江戸時代と昭和前期において、何が欠落し、何がちがうのかを考えるのは
別のスレッドを立てましょう。

16 藤原肇 :2005/05/28(土) 03:15:30
藤井先生と最初に会ったときの実にショッキングだった体験談は、「間脳幻想」の「まえがき」に克明に記録してあるが、その数日後に元陸軍参謀で「恋闕」の著者の黒崎貞明さんと出会い、それが「藤井先生の毒舌を守る会」だったと書いたことがある。黒崎さんは陸軍軍事資料部に属して特命で終戦工作を試み、それを藤井先生は「たった一人の終戦工作」と題したパンフレットを自費出版した。スイスでの藤村少将たちの終戦工作と並ぶものとして、海軍での高木惣吉少将による終戦工作は知られているが、黒崎さんによる終戦工作は余り知られていなかったものであり、藤井さんの本が私の終戦の和平工作への関心と結ぶきっかけになった。
そして、藤井先生から一読を勧められたのが吉松安弘の「東条英機暗殺の夏」であり、さすがに映画の脚本を作る人の作品だけあって、小説家のものと違う臨場感を伴った迫力を感じたことで、私はこの本を密かに日本の戦後の十大名著になると思い続けてきたのである。

17 野田隼人 :2005/05/28(土) 07:53:13
映画の脚本家と言えば、本掲示板でも過去に1〜2回ほど登場した笠原和夫氏を思い出します。最近、尾崎(清之輔)さんと会い、その時に尾崎さんに笠原さんの『昭和劇』(太田出版)を紹介してもらったのですが、この本は一読するだけの価値はあると思います。例えば、大杉栄を殺ったのは甘粕正彦ではなく麻布の第三連隊らしいこと(p.353)、大正帝に子どもができなかったこと(p.240)などは、知ってはいたものの、活字にしたものを初めて目にしました。尤も、甘粕の件は藤原博士が『財界にっぽん』に既に記事にされていますので、初めてとは言えませんが…。ともあれ、大正天皇、池田大作、児玉誉士夫らについて、あそこまで突っ込んで書いてる本は初めてであり、改めてそうした本を出版した太田出版は勇気があると思った次第です。

18 藤原肇 :2005/06/07(火) 15:22:59
これはオリジナルな著作ではないために、戦後の十大名著のカテゴリーに入らないかも知れませんが、川上正光先生が注釈した『言志四録』(講談社学術文庫)は名著であり、特に川上先生の書いた〔付記〕を味わって読むことを楽しみましたので、それに準じるものとして推薦しておきたいと考えます。
佐藤一斎は私が敬愛する佐久間象山と横井小楠の先生であり、幕末に活躍した多くの志士たちに強い影響を与え、日本の近代化に貢献した人たちの思想的バックボーンを構成した点で、一度は読破しておきたい本であると思っています。
しかも、この本の注釈をした川上先生は東京工大の学長だった点で、学長に相応しい幅広い教養人だと尊敬した次第です。
ノーベル賞を貰ったというだけで東北大学だか筑波大学かの学長になり、大した教育理念もない老いさらばえた老人だったと馬脚を露呈した人や、映画の解説者もどきで有名人として東大総長になった人など、戦後の日本の大学の学長や総長の質の低下が目立っていた時に、川上さんが東京工大の校長だったのは一抹の清涼剤だと思ったものでした。

19 野田隼人 :2005/06/07(火) 17:13:35
佐藤一斎の『言志四録』を私も所有していますが、偶然にも藤原博士と同じ川上正光氏が講談社学術文庫から出している本でした。この本を数年前に入手したのは、佐藤一斎の思想に関心があったこと以外に、小学生の子ども達に音読させるのに『言志四録』が一番良いというアドバイスをある人から受けたからです。

ともあれ、川上氏の「付記」は、今の為政者には耳の痛いことでしょう。曰く、

「いつの時代でも不景気がなく、平和な生活が送れること、これが為政者の腕前である」
川上氏の「付記」は、藤原博士の「用語解説」を彷彿させるものがあります。

20 横浜次郎 :2005/06/13(月) 16:14:39
この本は名著なんだろうけど、これしかないから名著で、しかも
相当数の人間が買ってはみたが、読んでない「失敗の本質」を入れておかざる終えないのでは
ないでしょうか。
戦後60年経ちますが、未だにこれを超える本がでてこないまま、今日に至った
悲しさを示すために残さなければならない本と思います。
おかしな本で、相当な版を重ねた割に、ほとんど使われた気配が無く
日本人お得意の、プラス思考(はっきり行ってノーテンキ思考)を
示した点で名著入りです。

21 藤原肇 :2005/06/25(土) 03:16:08
息抜きのつもりでいつも気軽な気分で読み始めるのだが、読んでいるうちに気軽さに代わって引き込まれることへの緊張感を感じて、「よくもこんな細かいことに気を配って観察している」と思うことが多い。そして、こんな形で旅を歩くことが大切だと省察の気分を味わうのが、司馬さんが四半世紀にわたって書き続けた「街道を行く」であり、気恥ずかしさも手伝って人に漏らしたことはないが、私にとってこれは戦後日本の十大名著の中に入ると密かに思っている。あれだけ長大なシリーズを全体として取り上げるのではなく、その中でこれはという一冊があるだろうと言われれば、それは「戦争と平和」「カラマーゾフの兄弟」「ジャン・クリストフ」「静かなるドン」の第何章がいいかを選べといわれるようなものだ、と若いころに文学少年だったことを思い出しながら言いたくなる。司馬さんの作品は「街道を行く」の他は「峠」「花押」「空海の風景」を読んだ程度であり、いわゆる世に知られた歴史小説は読んでいないから、司馬さんの小説に対して発言する立場にはない。だが、「街道を行く」で得た司馬さんのイメージが崩れるのを恐れて、多くの人が読んでいるために共通の話題に欠けるにしても、エンターテーメントとしての歴史小説に手を出さないのは、歴史好きの私における男としての意地なのかもしれない。

22 中野美恵子 :2005/07/06(水) 12:27:20
十大名著という言葉のせいかも知れませんが、名著を一冊づつ十冊を選ぶことを考えてしまい、こんな具合に数十冊のシリーズものでも、十大名著の候補になると教えられてなるほどと思いました。
私たちはどうも固定観念に縛られて発想が乏しくなり、頭が回転していないことを痛感させられました。

23 藤原肇 :2005/07/23(土) 02:08:06
『賢者のネジ』のまえがきで清水さんの『生命知としての場の理論』を紹介して、激賞しましたが覚えていますか。
私はこの本は秘伝書だから大衆には無理かもしれないが、わかる人にはなんとも言えない味わいがあり、十大名著に入れたいなと密かに思っています。
だが、誰も『賢者のネジ』についての議論をしないので黙って、誰かが言い出すと待っていましたが、本が出て一年以上過ぎたのでちょっと触れてみました。。また、清水さんの『生命と場所』(NTT出版)も名著ですが学問的であり、これはそのレベルの人が読むタイプの本だから、十大名著の中に入れなくてもよく、書棚に確保しておいたらいい性質のものと思う次第です。

24 谷口源太郎 :2005/07/27(水) 08:10:26
いわれてみたらその通りですが、藤原さんが『賢者のねじ』の前書きで清水先生の本を紹介して、こんなにすごい本があるのにそれに気づかないで、お前たちは馬鹿の壁みたいなくだらない本を読み、それに感心しているのは何とバカなんだと言っていたのに、それに気がつけなくて恥ずかしい限りです。
でも、ベストセラーになってバカ売れするような本は、昔からくだらないものが多いのです。でも、その反対側に位置している良い本について、われわれはもっと真剣に取り扱ったほうが良いと痛感しました。

25 尾崎清之輔 :2005/08/01(月) 22:02:07
柳生新陰流の剣の真髄とは「一刀両段」にあり、『生命知と場の論理』を読破
された方でしたらご存知のように、それは自分の中心線(人中路)を截り徹す
ことにありますが、自らの中心軸を見極めつつ、観の目を持つこと、つまり、
常に変化する自分の中心軸とその周りの(変化する)場を一瞬にして捉えると
いうことが肝要であり、これが無限定な創出の場を導き出すという意味から、
並大抵の修行で到達できる次元のものでは無いと、先日ある勉強会で頂いた
ヒントから改めて思い知るに至りました。

26 藤原肇 :2005/08/09(火) 07:56:50
何をもって十大名著と呼ぶかは人によって異なるし、その判断の基準を何にするかによっても、大いに異なるのは当然だと思います。この条件としての基準の検討をしないままで、十大名著はこれこれだという議論を続ける限り、個人的にこう思うという程度の人気投票になり、日本人が好む「所感」の列挙になる可能性が大きい。
そこで今回は私の発議としての十大名著の候補として、もし日本で戦後に出た本で外国語に訳された場合に、世界の読者に通用して感銘を与える内容を持つ、戦後の日本で書かれた本という意味で考えたら、何がそれに相当するかというアプローチをしてみました。しかも、その著者に何冊も著書がある場合には、いったいどの本を選ぶかも問題になります。
このような頭脳訓練を経た後で私が選んだ一冊の本は、一つの国や文明がいかに存在理由を持ち、それをインフラに対しての目配りと実践に座標軸を置き、その具体的な内容を活写した点の素晴らしさで、「すべての道はローマに通ず」(ローマ人の物語X)を指名します。なぜかについては皆の議論が始まった段階で、私の見解を述べることにしたいと思っています。

27 宇多悠太郎 :2005/08/09(火) 15:17:00
>もし日本で戦後に出た本で外国語に訳された場合に、世界の読者に通用して
感銘を与える内容を持つ、戦後の日本で書かれた本>
これだけでは基準として、一方的というか、一方通行的ではないでしょうか。
それなら逆に日本人で外国で外国語で出版した人のことも範疇に入れるべきです。
例えば西鋭夫さんがスタンフォード大学から出した
「Unconditional Democracy」(1981)などは、
アメリカの対日占領政策の本だが、類書がなく、また占領政策の本としても
ますます外国の研究者、一般層にも古典的評価を得ているものだ。
西さんに限らずこんな例は他にもあるはず。
それに例としてあげられた塩野さんの本が果たして戦後という時間軸に
ふさわしいかどうか。
ローマ帝国の大版図作りなどが野心家のビジネス層に受けやすいのでしょうが、
政治的には戦後日本はローマの属国的位置にあるのであって、経済大国幻想に
乗っかったローマものは日本人の頭をぼやかす種類のものであります。
そういう意味で大国幻想をあおるような塩野さんの本は戦前的著書ではないでしょうか。

28 ナニワのダルマ :2005/08/09(火) 17:22:24
仮説を立てた問題の議論を継承する為、#26に関して一応まずは最初に「ジャパン・レボリューション」正慶孝・藤原肇共著の最終章に掲載されている「理想を生かす21世紀型の日本社会」の<知識集約型の産業社会としての日本の未来像>という項目にリンク・抜粋しておきたいと考えます。

 ・・・情報社会の到来が本格化する事によって、近代化を支配した統治形態の限界が目立つが、国家や政府の役割の再検討をすることにより、行き詰まり状態の打開が現実のものになる。経済状態の世界化が急速に進んだために、国民国家の役割に大変化が起こっており、人間生活に関わる社会問題には小さ過ぎるし、個人や家族のレベルの問題には大き過ぎるので、権力のかなりを国際機関や地域政府に任せて、権限の分散を図る事が急務になっている。
 この問題を考える時に決め手になるのが、官、民、私の住み分けと公の位置付けであり、歴史に踏み込んで古代人の知恵を探して、言葉の持つ枠組みを確認したらどうか。語源的には官は軍人など中央の役人を指し、民も私も隷属身分の人間のことであり、官、民、私は共に役務に服すという形で、貴族に属す公に仕えるという意味を持つ。
 これは古代中国の社会制度に由来しており、周王朝の井田制土地制度に基づく概念だがら、現代に有効性を強制することは出来ない。だが、官、民、私は共により高貴なものに奉仕するという意味で、公共という言葉の成り立ちを知る上で役に立つはずだ。

 だから、官は国家の中央や地方の政府が扱う領域で、民は利潤を追求する企業の領分に位置付け、私は家族や個人にまつわる限定分野と考えることで、固有領域と共有領域の識別が可能になる。このように整理すれば、官、民、私はそれぞれの利害に関係しているが、社会に必要な役割を果たす公の部分は、公共の利益を目指す共有領域であるから、その構造と機能の再検討から出直したらいい。・・・

以下参照

http://www.geocities.jp/collegelifecafe3666/0201rev.html

29 ナニワのダルマ :2005/08/09(火) 18:43:54
#27に関して
日本が属国である以上、逆発想で日本に存在しない長所とは何かを想像してみるのは面白いのでは。そもそも大日本帝国が何故80年ぐらいしか持たなかったのかその失敗の本質を知ることは己を知る材料ですね。「敵に勝つ最大の秘訣は相手の長所を知ること。」ゲーテ、日本属国論は覇道に目覚めるカンフル済でもなく卑屈になってナルシズムに耽るものでもないはずで現実認識をするために役立でればいいと思います。帝国主義の裏の顔として確かに人間の歴史がひとつは所有の歴史でもあるという観点をもちますし、悪の仕組みでもあると思ってはいますが・・・。

30 宇多悠太郎 :2005/08/10(水) 09:11:34
ナニワのダルマさんへ
如何ながら何に対して、誰に対しておっしゃっておられるのか
理解しかねています。
もう少し分かりやすく焦点を明らかに願います。
私の本意は塩野さんのご本はたしかに面白いですが、これをもって
戦後の名著と言うのは違うのではということです。
藤原さんは恐らく世界に通用すると言う点で、お選びになられたとは
思いますが、それはそれとして、日本人の錯覚心理に乗った
塩野本作りであろうと私には見えますし、その点で司馬遼太郎と同じ、
女性版ではと思われます。読者層もほとんど重複しておりますし。
貴殿の28、29は多分属国的位置について何かを言おうとされた
ようですが、理解不能です。属国の定義は簡単で他国の軍隊が常駐し財政、
立法に大きな影響力を行使しているということです。
そうと知られぬようにうまく統治する法は古代の中国で牧民策として、
集成されておりますから、別段珍しいことではないです。
要するに塩野さんの本は立派ではありましょうが、読者との関係に
おいて錯覚があり、それを巧妙につくろいながら量産している心根を
指摘したまでです。

31 ナニワのダルマ :2005/08/10(水) 17:38:16
宇多様、レス有難う御座います。

#29に関して
(誰に対して述べているのか)
別に誰に対しても述べていません。掲示板ですので閲覧している人達全てが対象です。特定の個人に対する返答であれば#26の藤原博士、#27の宇多さん、と言う風に表記したいと存じます。

(属国論に対する見解)
定義ですが貴殿と同意見です。私個人の意見として#29で少しコメントしましたが自分の手の届かない所で起きている領域に対しては、情動的な思いや幻想に支配され、そもそも持つ必要の無いコンプレックスまで抱える事よりもできるだけ理知的に全体像を把握する判断力を養う方が賢明だし、またそう努めたいと思う次第です。古人の言葉を引用したのはその一例です。

(塩野さんの本について)
仰せのように錯覚や乖離があると思います。佐高信が司馬遼太郎の女性版と評して「我こそはカエサルなり」という人間が量産されると困ると言うような事を彼の書評本で見た記憶がありますが私の場合特に気にはなりません。「豚もおだてれば木に登る」ような人間にうんざりしている人にはラ・フォンテーヌ先生の寓話集を読む事をお薦めします。

 参照http://iwao.pekori.to/shiono/forum/fan/fan.cgi

#28において
(何に対して述べているのか)
宇宙巡礼の読者が塩野さんの本を個人的に評価するか否かという観点ではなく、#26の藤原博士が設定した条件づけのもとで考えた場合、皆さんはどのような考えを持つかという発議だったと解釈し、投稿した次第です。

32 ナニワのダルマ :2005/08/10(水) 18:17:59
宇多様、
西鋭夫氏の著書の紹介有難う御座いました。
戦後日本語に翻訳された良書を考えてみるのも興味深いです。

33 ゼミ生 :2005/08/11(木) 06:11:51
「Unconditional Democracy」は2004年に新しい序文つきでスタンフォードから再販されました。
日本人離れした英文で書かれております。

34 中野弘子 :2005/08/20(土) 09:44:28
塩野さんの著作について野田さんが27で戦前的なものと批判していますが、日本の男性作家がこれといって読んで読後感が残る、そんな作品を書いていないという現実は、江戸時代の戯作や黄表紙の水準だと言えそうです。
どうして日本人の思考レベルが少しも発達しないのか、その辺が問題なのかも知れないと思いますが。

35 藤原肇 :2005/08/23(火) 12:53:22
シーザーやネロなどについての物語に関心があれば、ローマ通史をモンタネッリの『ローマ史』で読めばいいし、ローマ帝国の没落ならギボンの『ローマ帝国衰亡史』で、個人のことなら『プルターク英雄伝』が参考になることは、昔から誰もが知っている常識的な知識である。しかも、塩野さんの『ローマ人の物語』はそれらを下敷きにしており、日本で出版されたものとして簡単に手に入るし、日本の男性作家が生み出す愚劣なものに較べて、卓越しているのは確かだとはいっても、感激して『ユリウス・カエサル』を十大名著だと推薦するほど、自分がヤワだとは思っていないのは確かだ。
だから、世界の読者にも通じる普遍性という条件をつけて、『すべての道はローマに通ず』だけは人間が主人公ではなく、インフラが主役だという点に注目したいと考えたのだったが、何となく出鼻をくじかれて議論が進まなかったのは残念だった。ローマ帝国が大英帝国やアメリカ帝国と根本的に違うのは、インフラ整備を国家事業として全力を挙げた点であり、この点でインフラを役人や政治家の利権にしている日本は、帝国の足元にも及ばない酋長の君臨する村社会であり、そんなことを考えたのであえて問題提起してみた。
要するに、ある特定の条件を設定して問題提起した時に、その条件を考慮しないで全体否定が行われると、条件をめぐっての考察が出来なくなるという点で、条件をつけて失敗したと悔やむこと久しかったために、書き込みを続けることにならなかったのだが、中野さんが男の作家のだらしなさに触れたので、気を取り直して書き込みをしたという次第。
確かに日本人の男は男性脳が麻痺していて、理性的な領域を取り扱う能力が劣化しており、好き嫌いという感情の世界に埋没しているために、何がプライオリティかを識別できなくなってしまい、小泉のようにプライオリティの低い郵政問題にこだわり、より重要な問題はすべて投げやっている狂った状況を発生させ、日本全体が感情に支配されて右往左往して見苦しい。ただ、ここはこの問題を論じる巣レッドではないので、インフラ問題を論じるスレッドを開設してそこで議論を続けることにしたい。

36 海原並彦 :2005/08/29(月) 14:22:58
 独創性、普遍性に優れた名著ということでは、(どの本と特定はできませんが)『意識の形』『極意と人間』『身体には希望がある』など高岡英夫氏の一連の著作が挙げられるのではないでしょうか。
 氏の業績は、「肚」「心」「頭」、あるいは「気」といった東洋の身体意識を運動科学の方法論で再発掘し、ふたたび現代人の意識上に浮上させようとしているところに卓越したものがあると思います。
 また、「憶の状態(西原博士)」と「ゆる(高岡氏)」など、西原博士と高岡氏の著作を読み合わせていくと、興味深い符合点に遭遇します。この辺については別スレッドで述べさせて頂きたいと思います。

37 藤原肇 :2005/09/26(月) 10:24:21
『賢者のネジ』の「まえがき」で取り上げて論じた、清水先生の『生命知としての場の理論』を読んだ人は多いと思います。
また、この本の原点について松岡正剛が論じているだけでなく、非線形について分かりやすい議論を展開しているので、目を通してみたらいかがと思いました。
もちろんこれは松岡君の『千夜千冊』が出所ですが、取り上げて紹介している人がいたので、孫引きの紹介になります。
また、興味深いことに松岡君にも清水先生にも『間脳幻想』を署名してプレゼントしているので、たとえ書名が無くても『間脳幻想』を読んだ人は、松岡君や清水さんの仲間であるだけでなく、藤井先生の薫陶を受けた読者だということで、一人静かに誇りを胸に秘めて微笑んだらいいでしょう。
http://www.asyura2.com/0505/bd41/msg/341.html

38 江戸川圭司 :2005/10/13(木) 04:42:59
吉本隆明については、みなさんどう評価されていますか?

39 江戸川圭司 :2005/11/10(木) 02:18:15
その発言がいろいろと物議も醸してきた吉本隆明ですが、
やはり『共同幻想論』は、戦後十大名著に入る独創的な著作だと思います。
術語定義や方法論に難があるとしても、ベネディクト・アンダーソンの『幻想としての共同体』に先駆けています。
小室直樹氏の弟子である、橋爪大三郎『永遠の吉本隆明』(洋泉社新書)や小浜逸郎氏の吉本隆明論が
全体をつかむにはお薦めです。

国家論に関するガイダンスとしては、浅羽通明『アナーキズム』『ナショナリズム』(ちくま新書)もよかったです。

日本であまり流行らない文明論の先駆者として、梅棹忠夫『文明の生態史観』も十大名著候補に挙げてみます。
近代化に対する楽観的な見方は、時代の制約もあるでしょうが。
ジャレド・ダイヤモンド『銃・病原菌・鉄』と比べても面白いかもしれません。

40 江戸川圭司 :2005/11/10(木) 02:25:55
吉本のいう「大衆の原像」、この理念型もある意味実態とかけ離れた面を
もつわけですが、大衆or民衆の生活実感をくり込もうとしたところは
個人主義や市民社会の問題とあわせて学ぶべき点が多いと考えます。

41 江戸川圭司 :2005/11/15(火) 11:25:19
連投稿失礼いたします。
吉本隆明の『共同幻想論』は英訳が困難だと思われますが、彼の思想に関しては、
三和酒類が発行する季刊iichikoで山本哲士などが英文で紹介しているようです。
企業文化の一例としても興味深いです。

42 江戸川圭司 :2005/11/28(月) 03:16:22
興味深いことに、三和酒類も本社が宇佐にある企業ですね。
マーケティングから分析した『奇蹟のブランド いいちこ』平林千春(ダイヤモンド社)
という本もありました。
季刊iichikoには清水博氏の投稿もあります。
三和酒類や前川製作所は〔場の理論〕をモデルにした企業といえるかもしれませんね。

43 藤原肇 :2006/12/24(日) 14:18:58

『松岡正剛千夜千冊』は七巻もののシリーズだから、果たして十大名著の仲間に入れていいタイプのものかどうかに関しては、正直なところ私には言い切る自信がない。だが、この本全体が俯瞰している知の全体像の広がりと、すべてを結ぶ関係性が織り成す世界の絢爛さは、全く見事だと感嘆の賛辞を言わないではいられない。これは単なる書評の集大成ではなくて、知の編集工学に基づく思想曼荼羅だと言ってよく、ヨーロッパの洗練された読者たちの好奇心を満たして興奮させる点で、世界に誇るべき名著だとその上梓を心から喜びたい。
五年間の島流しということで無人島に持って行きたい本としては、とりあえずこの『松岡正剛千夜千冊』と『幸田露伴全集』というボリュームのあるものが、その候補として浮かび上がって来ることになるのであり、もし一年ならこれまで論じた単本もので満足できるから、松岡さんのこの本は無人島行きの人には金貨以上の価値を持ち、大塚久雄先生なら『ロビンソンクルーソー』以上だと言って推薦図書に指定することだろう。
それにしても『松岡正剛千夜千冊』には1144冊の本が、ネットワーク状に結びついているのだから圧巻だ。しかも、最初の1000冊に加えて更に144冊が選ばれたことで、10の3乗に12の2乗が付け加わった秘数は示唆的であり、この本は『宇宙波動と超意識』の最後のページに引用した、空海の瞑想の辞の「・・・重々帝網なるを、即身と名づける」の帝網として、本書はまさに帝網のネットワークからなる、『般若波羅蜜多』の世界を体現していると思う。
同じフランス派に属して博物学に知の基盤を持つが、私と松岡さんでは感心の方向が違っているから、私にとって欠けた分野の存在が気になるのであり、それを松岡さんがいつの日にかは更に続編として336冊を付け加えて、1440冊で完結するものにしてくれたら点にも上る思いだが、それは彼にとっては「屋上屋」だということになるに違いない。

44 藤原肇 :2006/12/24(日) 14:30:56
最後の四行に誤植が二つあり訂正。
感心の方向は関心の方向。
336冊は296冊で単純な計算間違いで、小学生に笑われそうで恥ずかしい限り。

45 尾崎清之輔 :2007/10/08(月) 17:51:56
以前このスレッドの25で、清水博士の『生命知と場の論理』において、柳生新陰流の剣の真髄を「一刀両段」から、『自らの中心軸を見極めつつ、観の目を持つこと、つまり、常に変化する自分の中心軸とその周りの(変化する)場を一瞬にして捉えるということが肝要であり、これが無限定な創出の場を導き出す』ことに気が付いたと申し上げましたが、最近ちょっとした縁から老荘思想に関する書籍を数冊読み直したところ、先述の感想に加えて、「戦わない戦い方」や「戦わずして勝つ」ことの意味が、柳生新陰流の剣の持つ意味の中にも関わっているのではないかと思いました。

46 藤原肇 :2008/05/14(水) 09:44:44
清水先生の『生命知としての場の理論』については#37で書いたが、最近になって『生命を捉えなおす』を読み直した印象として、これは凄い思想の塊だということを改めて痛感した。対談のときに糸川英夫博士が「生命のピックバンは未だ解明されていない」と嘆息していたが、生命現象の謎は最大の謎であり続けるに違いない。、


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