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【news+】ニュース速報スレ【全般】★9

256名無し長右衛門:2011/02/16(水) 00:28:51
2010-09-28 10:28:18
ブラック企業が若者をメンタル疾患に追い込み「民事的に殺す」-パワハラ専門部が存在する日本企業テーマ:ワーキングプア・貧困問題
 パネルディスカッション「ブラック会社で働く若者たち――周辺的正社員の明日」から、NPO法人POSSE 代表・今野晴貴さんの報告要旨です。(※「非正規の惨状が「ブラック企業化」と正社員の「働きすぎへのムチ」として利用される」 の続きとなるエントリーです。私の要約メモによるものですのでご容赦ください。by文責ノックオン。ツイッターアカウントはanti_poverty)

 NPO法人POSSE は、若者からの労働相談を年間200件ほど受けています。私自身の活動のきっかけは、若者に投げかけられている「自己責任論」への疑問がありました。現代の若者の意識の方に問題があってニートやフリーターになっているのだから、「ニート・フリーター問題は若者の自己責任だ」などと責められ、「若者はゲームをやりすぎてニートになった」とか、「食べ物がやわらかくなって若者のあごの発達が悪くなってニートになった」とか、果ては「若者とチンバンジーが似ているからだ」などのひどい言説が跋扈してきました。
 若者のニート・フリーター問題は「自己責任」などではなく「労働問題」なのだということを、私たちは若者の労働相談やアンケートなどに取り組みながら、それを調査・分析し、提言していきたいと考えています。
 POSSEでは、働く若者の労働実態と意識を調査するため、2006年から毎年、アンケート調査を実施しています。その中から、2008年のアンケート調査を紹介します。アンケートの調査対象は18〜34歳で500人から回答を得ました。調査結果のポイントは次のようなものでした。

 ◇500人を雇用形態別に見ると、①中心的正社員30.6%(定期昇給がありかつ賞与がある正社員)、②周辺的正社員25.1%(定期昇給または賞与が無い正社員)、③派遣・請負労働者28.0%、④パート・アルバイト16.3%、であった。
 ◇正社員だけを見ると、定期昇給がありかつ賞与がある中心的正社員は6割で、定期昇給または賞与が無い周辺的正社員は4割にものぼることが分かった。
 ◇周辺的正社員は、定期昇給または賞与が無いため低収入であるにもかかわらず、周辺的正社員の労働時間は平均週54時間で、中心的正社員の平均週50時間よりも長時間働いている。
 ◇雇用形態別の職歴から、正社員から非正社員への一方通行の転換があることが明らかになった。とりわけ周辺的正社員から派遣・契約といったフルタイム型非正規雇用への転換として顕著に表れており、ここに太い転換のルートが形成されている。
 ◇若者全体の2割以上が職場で「使い捨ての雰囲気」を感じていた。
 ◇残業代不払い、有給休暇が取得できない、社会保険・雇用保険未加入、パワハラ、セクハラ、不当解雇などの違法状態を経験したことのある若者は全体の5割にのぼった。




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