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ロシア・韃靼・ユーラシアスレ

435チバQ:2015/09/05(土) 09:30:49
http://www.sankei.com/world/news/150905/wor1509050004-n1.html
2015.9.5 06:00

貧弱なロシア極東市場 外資誘致困難 高級ホテル建設は未完のまま 「見通し甘すぎる」

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人影のない海岸沿いの建物。高級ホテルになる予定だったが、建設資材とともに風にさらされていた=3日、ウラジオストク
 【ウラジオストク=黒川信雄】ロシア極東ウラジオストクの海岸沿いには、ガラス張りの建築物があった。人影もなくひっそりと建つこのビルは、2012年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため、政府主導で建設が進められた「五つ星」ホテルになる予定だった。国際的に孤立を深めるプーチン政権は極東を重視する姿勢を再び鮮明にしているが、先行きは極めて不透明だ。

 ロシア極東は人口わずか600万人程度。市場として貧弱で外資の誘致も極めて困難だ。にもかかわらず、プーチン政権はアジアの経済成長の波に乗ろうと開発に強い意欲を示してきた。その起爆剤と位置づけたのが、APECに向けた7千億ルーブル(約1兆2500億円)もの投資だった。

 開発には汚職の影がつきまとった。報道によると、露政府が「世界最大級」と豪語した水族館建設計画では、10億ルーブル以上の横領が発覚。関係者が逮捕され、現在も完成していない。2件の高級ホテル建設計画は100億ルーブルの資金が投じられたが、いずれも未完成のままだという。

 プーチン政権は、規制緩和や優遇税制で外資の進出を促進する「自由港」と「新型特区」制度を極東発展の軸に据える。しかし、これらの制度創設について日本企業関係者は「見通しが甘すぎる」と指摘する。

 内需の大幅な拡大が見込めない極東に比べ、他のアジアの港湾はインフラや輸送網も成熟しており、「今さら太刀打ちできるのか」(日本企業関係者)といった厳しい声が上がる。

 ウラジオストクでは7月、露自動車大手ソレルスと三井物産が手がけていたトヨタ車の合弁生産が中止に追い込まれた。中央政府を頼るばかりの発展モデルは限界に近づている。


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