立法府・国会スレ
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此迄国会ネタは議員選挙スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/l50でやって来たんですが与野党逆転で重要な法案審議が目白押しで益々注目度あがりましょうし新スレ立てます。
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渡部が結局選ばれずだったのは無所属の会所属時に民主党の反撥を受けながらも自公の推挙で野党の副議長として続投した経験が微妙に効いたんじゃあないかと思うんだが。
衆院議長に横路孝弘・前副議長を選出 旧社会党出身
http://www.asahi.com/politics/update/0916/TKY200909160174.html
2009年9月16日13時45分
衆院は16日、議長選挙を行い、民主党の横路孝弘・前衆院副議長(68)を選出した。横路氏は弁護士、社会党衆院議員などを経て北海道知事を3期務めた後、鳩山由紀夫代表や菅直人代表代行らと旧民主党結党に参加。96年に国政に復帰した。05年9月から09年7月まで衆院副議長。民主党内では旧社会党グループの中心的な存在で、小沢一郎幹事長とも近い。
衆院議長、親小沢・横路か非小沢・渡部か 党内対立へ発展も!?
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/299748/
2009/09/09 08:28更新
民主党の鳩山由紀夫代表による新政権の人事が続々と内定しているなか、衆院議長に横路孝弘前副議長と渡部恒三最高顧問の名前が挙がり、調整が続いている。横路氏は次期幹事長の小沢一郎代表代行に近く、渡部氏は外相に就く岡田克也幹事長の後見人的存在。調整が長引けば、親小沢対非小沢の党内対立に発展する可能性もささやかれている。
衆院議長の“新聞辞令”は、8日付朝刊ではまっぷたつに割れた。産経新聞が「渡部氏で最終調整」、東京新聞が「横路氏で調整」と報じた。
いずれも副議長経験者で「西岡武夫氏や石井一氏が参院にくら替えし、適任の長老格がほかにいない」(民主党関係者)こともあり、早くから両氏を推す声が出ていたが、これに党内力学が微妙に絡む。
横路氏は旧社会党グループのまとめ役で、小沢氏に近い。5月の代表選でも小沢氏とともに鳩山氏を支持した。対する渡部氏は、小沢氏が代表時代に西松建設事件に見舞われた際、辞任を求めた。小沢氏と岡田氏は、鳩山政権の党幹事長ポストや「政権移行チーム」をめぐり、つばぜりあいを演じた経緯がある。
政治評論家の有馬晴海氏は「適任者はふたりだけ、となればどちらもポストは欲しくなる。今後、そうした図式で綱引きになることはありうる。そうなれば、鳩山、小沢グループの数で横路氏だろう。横路氏が渡部氏に敬意を表して譲れば別だが」と話した。
一方、7日の党三役による会合で、小沢氏の幹事長就任と輿石東参院議員会長の留任が決まった。これを受け、小沢氏側近の山岡賢次国対委員長の留任が内定。幹事長室長も新設される見通しで、幹事長室長には、奥村展三広報委員長の起用が有力視されている。党執行部が「小沢シンパ」で固められる格好だ。
さらに、非小沢の筆頭格である前原誠司副代表と野田佳彦幹事長代理の入閣も有力となった。
有馬氏は「前原氏は順当ならば防衛相。挙党態勢を組む目的だ。野田氏もなんらかの役職につけるだろうが、小沢氏が党内に置いておきたくないから、閣内に押しやるのでは」と話している。
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6056 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/09/12(土) 12:29:11
http://www.asahi.com/politics/update/0912/TKY200909110434.html
衆院副議長は保利氏が軸 自民から選出2009年9月12日11時56分
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自民党は次期衆院副議長人事について、保利耕輔政調会長(74)を推すことを軸に調整に入った。民主党はすでに衆院議長に横路孝弘・前衆院副議長(68)を推す方針を固めている。16日召集の特別国会で、正副議長が正式に選出される。
保利氏は現在、11期。郵政民営化法案に反対して自民党を離党、06年に復党した。福田、麻生内閣で政調会長を務めた。
衆院の各派協議会は11日、慣例に従って議長を第1会派の民主党、副議長を第2会派の自民党に配分することを決定。常任委員長ポストについては、自民党に決算、懲罰の2委員長を、予算など残りの15委員長は民主党に割り当てることを決めた。改選前は自公15(うち公明2)で、民主2の割り当てだったが、総選挙で勢力が逆転。公明党は委員長ポストを失った。
6102 名前: ◆ESPAyRnbN2[sage] 投稿日:2009/09/14(月) 16:51:25
清廉・公平のイメージのある議長・副議長に、せいしろうで大丈夫かよ。
自民、衆院副議長に衛藤氏内定 保利氏固辞で再検討
2009年9月14日15時2分
自民党は次期衆院副議長に衛藤征士郎・元防衛庁長官(68)を推すことを内定した。15日の党総務会
で正式決定する。民主党は衆院議長に横路孝弘・前衆院副議長(68)を推す方針で、16日召集の特別
国会で正式に正副議長が決まる。
自民党執行部は当初、保利耕輔政調会長(74)に副議長就任を打診したが、保利氏は郵政民営化法案
に反対して離党した経歴があることや、麻生政権を政調会長として支えた責任があることなどを理由に固辞。
執行部は人選を再検討し、衛藤氏に打診。衛藤氏は14日中に受諾する意向を執行部に伝える。
衛藤氏は参院1期を経て衆院当選9回。現在は最大派閥の町村派で、防衛庁長官、外務副大臣、衆院
予算委員長、自民党行政改革推進本部長などを務めた。今回の総選挙では大分2区で敗れ、比例九州ブ
ロックで復活当選した。
http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY200909140179.html
6107 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/09/14(月) 20:45:25
>党内には「正副議長には小選挙区選出のベテラン議員を登用する」という暗黙の了解があり、
>今回比例代表で復活当選した衛藤氏は異例の起用となる。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090915k0000m010017000c.html
自民:衆院副議長に衛藤元防衛庁長官内定
自民党は14日、衆院副議長に衛藤征士郎元防衛庁長官(68)を推す方針を決めた。15日の党総務会で了承する。同党は保利耕輔政調会長を本命として調整を進めてきたが、保利氏が自身の離党経験を理由に固辞したため、正副議長を選出する16日の特別国会直前の駆け込み人事となった。
他に名前が挙がっていた加藤紘一元幹事長や鳩山邦夫前総務相は、衆院選前に麻生政権と距離を置いたことがネックとなった。正副議長は「上がりポスト」とみなされており、「ポスト麻生」含みの高村正彦前外相や町村信孝前官房長官に要請するわけにもいかず、人選は難航していた。
衛藤氏は参院1回、衆院9回当選。防衛庁長官、副外相、党行革推進本部長、衆院予算委員長などを務め、経歴は申し分ない。ただ、党内には「正副議長には小選挙区選出のベテラン議員を登用する」という暗黙の了解があり、今回比例代表で復活当選した衛藤氏は異例の起用となる。「大物議員」が相次いで落選した自民党の人材難がここにも表れた格好だ。【高山祐】
6108 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/09/14(月) 20:48:01
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091401000379.html
副議長は衛藤氏で最終調整 自民、14日にも内定
自民党は14日、次期衆院副議長に衛藤征士郎元防衛庁長官(68)=比例九州=を推す方向で最終調整に入った。細田博之幹事長が11日に打診し、衛藤氏は受け入れる方向だ。細田氏は14日中にも正式に要請し内定したい考え。15日の党総務会で正式決定する。
正副議長は16日召集の特別国会で選出される。執行部は当初、保利耕輔政調会長に打診したが、保利氏は(1)郵政民営化関連法案の採決で造反し、一時期離党した(2)執行部の一員として今回の衆院選惨敗に責任がある―ことを理由に固辞した。
衛藤氏は衆院当選9回、参院当選1回。大分県玖珠町長から国政に転身し、外務副大臣や衆院予算委員長も歴任した。今回の衆院選では大分2区で社民党の重野安正幹事長に敗れ、比例代表で復活当選した。
2009/09/14 12:59 【共同通信】
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宗男を外務委員長にしてホントに大丈夫かねってのはちょっとある。判決次第では矢張り輿論の批判を受けそうな気がするのだが。
鈴木宗男・外務、田中真紀子・文科…委員長人事
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090917-OYT1T00395.htm
鳩山内閣
民主党は17日午前、同党に割り当てられた衆院の常任、特別委員長などの人事を内定した。
常任委員長は18日の衆院本会議で正式に決まる。特別委員長と審査会長は同日の委員会などで互選される。内定した人事は次の通り。(敬称略)
【常任委員長】
内閣 田中慶秋▽総務 近藤昭一▽法務 滝実▽外務 鈴木宗男▽財務金融 玄葉光一郎▽文部科学 田中真紀子▽厚生労働 藤村修▽農林水産 筒井信隆▽経済産業 東祥三▽国土交通 川内博史▽環境 樽床伸二▽安全保障 安住淳▽国家基本政策 大畠章宏▽予算 鹿野道彦
【特別委員長】
▽災害対策 五十嵐文彦▽政治倫理確立・公選法改正 牧野聖修▽海賊対処・テロ防止 石田勝之▽拉致問題 城島光力▽消費者 末松義規
【審査会】
▽政治倫理 中野寛成
(2009年9月17日11時17分 読売新聞)
衆院懲罰委員長に河村氏=自民が内定
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091500816
自民党は15日、特別国会の召集を控え、同党に割り当てられた衆院常任・特別委員長人事を内定した。懲罰委員長には河村建夫官房長官を充てる。常任委員長は早ければ17日の本会議で選任、特別委員長はその後の各委員会で互選される。各委員長の略歴は次の通り。
◇常任委員長
【懲罰】
河村 建夫氏(かわむら・たけお)慶大商卒。文部科学相、官房長官。山口3区、当選7回。66歳(自民)
【決算行政監視】
今村 雅弘氏(いまむら・まさひろ)東大法卒。農水副大臣、党総務。比例九州、当選5回。62歳(自民)
◇特別委員長
【沖縄・北方問題】
山本 公一氏(やまもと・こういち)慶大経卒。総務副大臣、党副幹事長。愛媛4区、当選6回。62歳(自民)
(2009/09/15-19:06)
自民、「鈴木宗男外務委員長」に反対 異例の起立採決
http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180176.html
2009年9月18日14時12分
衆院の常任委員長17人が18日、本会議で選任された。特別委員長7人も各委員会の互選で選ばれる。委員長の配分は民主党14人、自民党2人、新党大地1人。特別委員長は民主党5人、自民、公明両党が各1人。
新党大地の鈴木宗男代表の外務委員長就任に自民党は反対。鈴木氏があっせん収賄罪などに問われ裁判が継続中のためで「国会の歴史で刑事被告人が役員についた例がない」(国対幹部)と主張した。着席したままの全会一致が慣例の常任委員長人事で、鈴木氏については起立採決という異例の形となった。
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>>1
とはさん、私のわがままを聴いてくださいましてありがとうございます。
政権交代で行政府が変わるのはもちろんですが、
立法府もいろいろと構造の変化がありそうで楽しみです。
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>>5
いえいえ,恰度新国会も始まるしいい機会になりまして,良いタイミングで要望出して下さって感謝です。
折角なんで立てて貰った方が良かったんですけど,待ちきれずに殺風景な>>1ですが立ててしまいました〜。
慣例が幅を利かす国会ですが色々変わって行くといいですねー
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慣例から常識へ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091800944
「大会派が選択」=控室割り当てで覚書−参院
民主、自民、公明、共産、社民の5党は18日、国会内で参院幹事長会談を開き、参院議員控室の割り当てに関する覚書で合意した。覚書では、3年ごとの参院選で各会派の議席数に大幅な変更が生じた場合は「会派の大きい順に控室を選択することを基本とする」とした。10月中に召集される臨時国会の冒頭、議院運営委員会で正式決定する。
覚書の合意に伴い、2007年の参院選で第1党になった民主党が自民党に対し、国会正面側にある控室を明け渡すよう求めていた問題は決着。民主党は近く入れ替えの準備に入る。 (2009/09/18-20:00)
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http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091801000930.html
参院でも“自民落城” 結党以来の控室明け渡しへ
与野党の参院幹事長が18日、国会内で会談し、議員控室の割り振りについて、10月中下旬に召集する方向の臨時国会で「規模の大きい会派から順に選択する」とする覚書を交わすことで合意した。これにより自民党は民主党の求めに応じ、「1955年の結党以来使ってきた」(自民党関係者)という正面玄関側の控室を明け渡すことになる。
自民党の新しい控室は、これまで民主党が使ってきた裏庭側になる。引っ越し作業は年明けをめどに着手。間取り変更などの工事が終わり、入れ替えが完了するのは来年夏の参院選前後になる見通しだ。
覚書は、今後も3年ごとの参院選で大幅な議席変更があった場合は控室の割り振りを変更できるとしており、来年の参院選で自民党が第1党に復帰すれば、正面側に戻ることができる。再工事が必要になるが、民主党は「裏庭側の間取りを“大規模会派仕様”にしておけば、その後の交換は容易」(平田健二参院幹事長)とみている。
民主党は2007年参院選で第1党になって以降、控室の交換を求めてきたが、自民党は拒否していた。
2009/09/18 20:11 【共同通信】
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http://www.jiji.com/jc/zc?k=200909/2009091800594
天皇陛下のお言葉全文
18日の特別国会開会式での天皇陛下のお言葉の全文は次の通り。
本日、第172回国会の開会式に臨み、衆議院議員総選挙による新議員を迎え、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。ここに、国会が、国権の最高機関として、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。(2009/09/18-15:36)
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与党国対会談と、ちょっと古いですが辻元おもしろニュース。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918ddm005010165000c.html
与党3党:「内閣一元化」国対委けん制
民主、社民、国民新の与党3党は17日、国会内で、鳩山政権発足後初の国対委員長会談を開き、臨時国会を10月中下旬に召集することを確認した。新政権が掲げる政策決定の「内閣一元化」に対し出席者から「(政府が)いくら立派な法案を作っても、通すのは国会の現場だ」(辻元清美・社民党国対委員長)など、注文が出た。
民主党内にも「いかにも内閣に全権限があるような考え方じゃ困る」(幹部)との警戒感が強まっている。同党の山岡賢次国対委員長は17日、記者団に「(政府が)何を考えていただいても、国会で実現されなければ何も残らない」とクギを刺した。【近藤大介、笈田直樹】
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180132003-n1.htm
臨時国会、10月中下旬召集で調整
2009.9.18 01:29
このニュースのトピックス:マニフェスト
民主党の山岡賢次、社民党の辻元清美、国民新党の下地幹郎の各国対委員長は17日、与党として初めて国会内で会談し、10月中下旬の臨時国会召集を想定して調整に入ることを確認した。これに先立ち、山岡氏は平野博文官房長官と国会内で協議し、「鳩山由紀夫首相と小沢一郎幹事長で召集時期について意見交換してもらいたい」と求めた。
民主党は政権公約を実現するための法案を臨時国会に提出し、成立を目指す方針で、十分な審議時間の確保を目指す。ただ、参院神奈川、静岡両選挙区補欠選挙が10月8日告示、25日投開票の日程で行われるため、早期に国会を召集して野党に政権批判の機会を与えることに懸念がある。
山岡氏は国対委員長会談後、「補選後がいいのか、むしろ国会を開いた方が補選の応援態勢も整うのか、あらゆる面から検討したい」と記者団に語った。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090903/plc0909031907013-n1.htm
社民・辻元国対委員長「与党の横暴許さない」?
2009.9.3 19:06
このニュースのトピックス:諸政党
辻元清美氏 「与党の暴走を許さない」。民主党と連立協議を始めている社民党の辻元清美国対委員長が3日、新任あいさつにたずねた公明党の漆原良夫国対委員長に対し、“与党内野党宣言”とも受け止められる発言をする一幕があった。
辻元氏は会談で、いきなり「与野党が代わるが、私は与党の暴走を許さない。数で押し切らない国対にしたい」と断言。その後も「数で押し切られる辛さは身に染みている」などと繰り返す辻元氏の勢いに、漆原氏は困惑しきり。「ここ、記事にするように」と記者団にいうのがやっとの様子だった。
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社民党党首としてのコメント
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800458
与党政策協議の存続を=社民・福島氏
福島瑞穂少子化・消費者担当相(社民党首)は18日の記者会見で、民主党が政策調査会廃止の方針を打ち出していることについて「(連立与党の)政策のすり合わせは重要。何らかの形で与党政調会議も必要だ」と述べ、与党3党の政策担当者レベルの協議の場を存続させるよう求めていく考えを示した。(2009/09/18-13:11)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800831
自公など、「鈴木外務委員長」に異議=衆院本会議、開会遅れ
18日の衆院本会議で選任された議院運営委員長を除く常任委員長16人のうち、自民、公明、共産各党が、民主党会派に所属する新党大地の鈴木宗男代表の外務委員長就任に反対を主張。与野党が調整に手間取り、正午に予定していた本会議開会が1時間余り遅れた。
自民党は、本会議に先立つ議院運営委員会理事会で、受託収賄罪などに問われる鈴木氏の公判が続いていることを取り上げ、「刑事事件の被告人が委員長になった例はない」と指摘。委員長の選任は、本会議での採決を省略する動議を可決した後、議長が一括指名するのが慣例だが、自民党は鈴木氏について、採決するよう要求した。
これに対し、民主党は「推定無罪の原則がある」と反論。理事会で調整がつかず、民主、自民両党国対委員長が協議した。最終的には、本会議で外務委員長についても、手続きを省略し議長が指名するとの動議を与党の賛成多数で可決。これを受け、横路孝弘議長が鈴木氏を含む16委員長を指名した。 (2009/09/18-18:42)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091800984
与党間協議の場を要求=社民、国民新が幹事長会談
社民、国民新両党は18日、国会内で幹事長会談を開き、民主党との3党党首クラスでつくる「基本政策閣僚委員会」だけでは与党間の政策調整が不十分だとして、新たな政党間協議の場を設けるよう民主党に求めていくことを決めた。また、首相直属の「国家戦略局」に両党を参加させるよう要求していく方針も確認した。
会談後、社民党の重野安正幹事長は記者団に「今は3党で協議して確認して走っているという雰囲気ではない。連立政権として必ずしも十分な意思疎通はできていない」と強調した。 (2009/09/18-20:44)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090918-OYT1T01048.htm?from=navr
「鈴木委員長」に野党反対、本会議採決で決着
衆院で18日に選出された外務委員長の人事を巡り、自民、公明、共産の3党と民主党など与党側が対立する一幕があった。
民主党は、統一会派を組む新党大地の鈴木宗男代表を委員長に内定したが、3党は「鈴木氏はあっせん収賄罪などで公判中で、刑事被告人が委員長になった例はない」と主張し、横路衆院議長による本会議での鈴木氏の指名に反対した。
しかし、最終的には、議長による指名の可否が本会議で起立採決され、与党の賛成多数で鈴木氏の就任が決まった。衆院の常任委員長人事に関し、議長指名の可否を採決したのは1972年以来、37年ぶりとなった。
(2009年9月18日21時47分 読売新聞)
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>坂口氏が所属することになったのは「財務金融委員会」。
>秘書から「なぜ、財務金融?」と戸惑いの声が上がった。
>間もなくして事務所に姿を見せた坂口氏は、しばらく紙を見つめた後、
>「あ、これ、あいうえお順に名前が並んでいるだけだよ」。
>実はこの紙、特別国会最終日だけのために、便宜的に割り当てられた所属一覧だったのだ。
>本当の所属委員会は10月の臨時国会で決まる。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000909190002
新人・坂口議員の今
2009年09月19日
■所属「財務金融委」に???
特別国会の最終日となった18日午前、東京・議員会館にある坂口岳洋氏(山梨2区)の事務所に、常任委員会の割当表のファクスが届いた。坂口氏が所属することになったのは「財務金融委員会」。秘書から「なぜ、財務金融?」と戸惑いの声が上がった。
間もなくして事務所に姿を見せた坂口氏は、しばらく紙を見つめた後、「あ、これ、あいうえお順に名前が並んでいるだけだよ」。実はこの紙、特別国会最終日だけのために、便宜的に割り当てられた所属一覧だったのだ。
本当の所属委員会は10月の臨時国会で決まる。坂口氏は国土交通、農林水産、経済産業、文部科学の4委員会を希望している。観光や農業、商店街の再生など、山梨が抱えている課題を解決するためだ。机上の勉強だけではなく、地元を歩きながら現状を把握していきたいという。
この日は午前中、同僚議員へのあいさつ回りに追われた。地元での活動や街頭演説もこなし、「一日があっという間に過ぎていく」という。
今月下旬にある息子の運動会にも「カメラマン役」として足を運ぶ予定だ。「毎年、運動会には行っているし、議員になっても気持ちは変わらない。一人の父親として参加してきます」。
(岡戸佑樹)
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http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092101000427.html
巨大民主党の“暴走”に警戒 続くか与野党対話路線
衆院選圧勝で政権交代を果たした民主党の国会運営が注目されている。山岡賢次国対委員長は自民党など野党との話し合い路線を掲げるものの、司令塔役の小沢一郎幹事長は「民主主義は数」が持論。野党が抵抗を強めた場合、強硬姿勢をむき出しにする可能性がある。野党に加え、連立相手の社民党にも巨大民主党の“暴走”に警戒感が消えない。
山岡氏は新政権が発足した16日、記者団に「私たちが野党の時に『与党はこうあるべきだ』と思っていた、数におごらない国会運営にしたい」と述べ、与党単独採決や衆院再可決を連発した自民党政権の手法は踏襲しない方針を表明した。
だが野党に転落した自民、公明両党は、10月中に召集される見通しの次期臨時国会に向け「野党の主戦場は国会だ」(大島理森自民党国対委員長)と、与党追及に手ぐすね引く。自民党が野党時代の94年に細川護熙首相の疑惑を追及し、辞任に追い込んだ「成功体験」が背景にある。
公明党の漆原良夫国対委員長も16日の両院議員総会で「民主党政策の矛盾点など、攻め口がいっぱいある。胸躍る思いだ」とと対決姿勢を強めようとしていることが、民主党の強硬な国会対策に火を付けかねない。
連立パートナーも、巨大民主の“暴走”には目を光らせる。社民党の辻元清美国土交通副大臣は、国対委員長就任が決まった直後、山岡氏に対し「自民党が大勝した時のような高慢さで国会を進めれば政権は終わりだ」とくぎを刺した。
2009/09/21 18:59 【共同通信】
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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200909220107.html
巨大民主“暴走”に警戒 続くか与野党対話路線 '09/9/22
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衆院選圧勝で政権交代を果たした民主党の国会運営が注目されている。山岡賢次国対委員長は自民党など野党との話し合い路線を掲げるものの、司令塔役の小沢一郎幹事長は「民主主義は数」が持論。野党が抵抗を強めた場合、強硬姿勢をむき出しにする可能性がある。野党に加え、連立相手の社民党にも巨大民主党の“暴走”に警戒感が消えない。
山岡氏は新政権が発足した16日、記者団に「私たちが野党の時に『与党はこうあるべきだ』と思っていた、数におごらない国会運営にしたい」と述べ、与党単独採決や衆院再可決を連発した自民党政権の手法は踏襲しない方針を表明した。
だが野党に転落した自民、公明両党は、10月中に召集される見通しの次期臨時国会に向け「野党の主戦場は国会だ」(大島理森自民党国対委員長)と、与党追及に手ぐすね引く。自民党が野党時代の1994年に細川護熙首相の疑惑を追及し、辞任に追い込んだ「成功体験」が背景にある。
公明党の漆原良夫国対委員長も16日の両院議員総会で「民主党政策の矛盾点など、攻め口がいっぱいある。胸躍る思いだ」と対決姿勢を強めようとしていることが、民主党の強硬な国会対策に火を付けかねない。
連立パートナーも、巨大民主の“暴走”には目を光らせる。社民党の辻元清美国土交通副大臣は、国対委員長就任が決まった直後、山岡氏に対し「自民党が大勝した時のような高慢さで国会を進めれば政権は終わりだ」とくぎを刺した。
民主党国対筋も、参院では民主党が単独過半数を持たず社民党などの協力を得ている現状に触れ「衆院で強引なことをして社民党がへそを曲げたら、法案が通らなくなる。丁寧に進めていく我慢が大事だ」と警告する。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090923/stt0909231758005-n1.htm
【単刀直言】鈴木宗男衆院外務委員長(新党大地代表) 「北方領土交渉で鳩山首相支える」 (1/3ページ)
2009.9.23 17:56
本会議に臨み、顔に手をやる新党大地の鈴木宗男代表。衆院外務委員長に決まって何を思うか=18日午後、衆院本会議場(酒巻俊介撮影) 外務省による税金の無駄遣い、対露外交、核持ち込みや沖縄返還に関する日米密約問題を中心に、私はこれまで政府に対し1900本近くの質問主意書を出しました。外交官が「ちょうネクタイにフォークとナイフ」の世界に閉じこもり、国民の理解を得ようとしなければ、国益を背負った外交は成功しないとの思いからです。衆院外務委員長として、今後も立法府の立場から政府に説明責任を求めていくつもりです。
自民、公明両党は18日、私が受託収賄罪などで公判中であることを理由に、委員長就任に反対したそうですが、私は無罪を主張し最高裁で争っているのだから、無罪推定の原則が働くはずです。しかも、2回も国民の審判を受けて衆院議員になっているので、私を選んでくださった国民の信任にこたえるためにも、委員長の職責をしっかり果たそうと思います。
■領土交渉を動かす
鳩山由紀夫首相からは「北方領土問題を動かしたいので協力してほしい」と言われています。外交は政府の専管事項ですから、立法府の側から、鳩山首相、岡田克也外相のラインをしっかりと支えていきたい。
私の役割は環境整備です。まずは国会議員に領土問題をよく理解してもらわなければいけない。「四島一括返還」ということを平気でいう人がいるのですから驚きます。
私が考える返還の道筋と、産経新聞の社説とは少し違うところがあるかもしれませんが、国後(くなしり)、択捉(えとろふ)、歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)の四島の日本への返還という原理原則は一致しています。ただ、「四島一括返還」は旧ソ連時代に使っていた表現で、この切り口からでは、ロシアは交渉に乗ってきません。
旧ソ連崩壊後の1993(平成5)年、細川護煕(もりひろ)首相とエリツィン露大統領との間で「四島の帰属問題を解決する」ことで合意した東京宣言以来、森喜朗政権までは間違いなく交渉は進んでいました。しかし小泉純一郎首相から麻生太郎首相までの政権が過度な対米追従外交を行い、北方領土問題への勉強不足と相まって交渉は後退しました。外務委員会で専門家に意見を述べてもらうなどして、世論喚起や啓発に努めたいですね。
■現実的返還論
交渉を進めるには、2001(平成13)年に当時の森首相とプーチン露大統領が日ソ共同宣言の有効性を公式文書で確認した「イルクーツク声明」まで時計の針を戻す必要があります。歯舞、色丹返還を明記した1956年の日ソ共同宣言、東京宣言、イルクーツク声明の3つを担保に交渉すれば必ず解決できます。
日本政府にとって大事なことは「四島」の旗を降ろさないことです。麻生政権下で「面積2等分論」「三・五島返還論」などという、足して2で割るような話が出てきましたが、バナナのたたき売りじゃないんだから、そんなのは駄目です。この点で産経新聞は実によく闘ったと思います。産経新聞が声を上げなければ、北方四島が日本から遠ざかってしまったかもしれません。
日本に返ってくるにはどうしたらいいか考えつつ、外交交渉上は現実的なアプローチをとるべきです。日本側から四島返還の旗を降ろすから混乱が起きました。
四島の帰属が未解決であることは東京宣言で日露両国首脳が確認しているのだから、まず二島を返してもらい、残り二島で日露両国が経済協力や共同統治をして交渉を続けるなど、色々なやり方ができます。「現実的返還論」でいくべきです。政府も「四島の帰属が確認されれば、実際の返還の時期、態様および条件は柔軟に対応する」としているのですから。
私はかつて「二元外交」をしていると誤解を受けましたが、政府の方針通りやってきたんです。「二島返還だけでいい」なんて考えたことも言ったことも一度もありませんよ。
鳩山首相は「領土問題は鈴木先生の考えでいい」と言ってくれています。身命を賭(と)して日ソ共同宣言に調印した鳩山一郎元首相の孫として、自分の手で領土問題を解決したいという首相の思いを実現するため、一生懸命に支援したいと考えています。(加納宏幸)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092400468
重野氏が国対委員長を代行=社民
社民党は24日午前の常任幹事会で、国土交通副大臣に就任した辻元清美国対委員長の職務を重野安正幹事長が代行することを決めた。
また、消費者担当相に就いた福島瑞穂党首と辻元氏の政府内での活動を支援するため、党所属議員らからなる「政権サポートチーム」(仮称)の設置も決めた。党の考え方を政府の施策に反映させる狙いもある。このほか、来年夏の参院選に向けて「党改革・組織強化委員会」(重野委員長)を設けることも確認した。(2009/09/24-13:20)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090924-547481.html
社民・重野氏が与党3党幹事長会談を要請記事を印刷する
社民党の重野安正幹事長は24日の記者会見で、民主、社民、国民新の与党3党幹事長会談を開催するよう民主党の小沢一郎幹事長に近く要請する考えを明らかにした。重野氏は「連立政権発足後、3党の政党レベルでのテーブル(協議の場)は一度もない。連立を組む政党の政策を反映させる仕組みをどうするかなどの意見を聞く場が必要」と述べた。
重要政策に関し連立与党の党首級が協議する「基本政策閣僚委員会」の在り方についても「菅直人副総理兼国家戦略担当相の後ろには何人もスタッフが控え、(社民、国民新)両党首の後ろには誰もいないという構図になる気がする」と調整が必要との考えを示した。(共同)
[2009年9月24日14時10分]
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092400991
与党、民主政調廃止に戸惑い=一元化徹底、小沢氏が主導
民主党が政策調査会の廃止を打ち出したことが、連立与党内の火種となりそうな気配だ。副大臣や政務官など政府の役職に就けなかった民主党議員は、政策決定に関与できなくなると懸念。社民、国民新両党からは、民主党の政調会長ポストも廃止されたことで、政策責任者レベルの調整ができないとの不満が出ている。
民主党は当初、分野別に議員立法などを手掛けてきた「部門会議」などの組織を政権獲得後も存続させ、政調会長を兼務する菅直人国家戦略担当相が会議で出された意見を吸い上げる構想を描いていた。
その方針が一転したのは15日の党幹部会だ。首相就任前の鳩山由紀夫代表が、政策決定の内閣一元化を徹底するため、政調会長も部門会議もなくすと提案。小沢一郎幹事長も同調し、その場で廃止が決まった。
3日後の18日には小沢幹事長名で、新たな政策決定の仕組みに関する文書が、党所属の全国会議員に配布された。政府の組織として、各省の副大臣が主催する「政策会議」を新設することが柱で、社民、国民新両党を含む与党議員からの政策提言は同会議で受けるとの内容だった。
ただ、提言の取り扱いについて、文書は「副大臣の責任で大臣に報告する」と定義しているだけ。民主党内には「地元の要望をどこまで聞いてもらえるのか不安」(中堅)との声が広がっている。小沢氏の狙いに関しても、「来年夏の参院選までは党の結束を優先し、意見を言わせないということではないか」(若手)との見方がある一方で、「菅氏の発言力を弱める動き」(ベテラン)との反発も出ている。
社民党の重野安正幹事長は24日の記者会見で、民主党政調の廃止について「われわれに相談があって決まった話ではない。意見を言う場はつくってもらいたい」と不快感を表明。英国訪問中の小沢氏の帰国を待って会談を求め、真意をただす考えを示した。
国民新党幹部も「政策会議に出るつもりはない。副大臣に直接意見を言う」と話しており、新たなシステムが定着するまでには曲折も予想される。(2009/09/24-20:49)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092400483
臨時国会は参院補選後=亀井金融相
国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相は24日昼の同党の例会で、臨時国会の召集時期について「選挙があるからそれが終わった後になるのではないか」と述べ、10月25日投開票の参院神奈川、静岡両補欠選挙の後になるとの見通しを示した。
亀井氏は「新政権は政治主導の政治を展開していこうとしている。臨時国会前にそういう体制をつくる時間的な余裕が必要だろう」とも指摘した。 (2009/09/24-13:40)
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目的ではなく民主党党内不一致論法に持ち込むための手段な気がします。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092600320
外国人参政権法案、臨時国会提出へ=公明代表
公明党の山口那津男代表は26日、永住外国人への地方参政権付与について「党として次の最初の国会に参政権付与の法案を出したい」と述べ、10月下旬にも召集される予定の臨時国会に法案を提出する考えを示した。静岡市内で記者団に語った。
永住外国人への参政権付与については、民主党の小沢一郎幹事長が来年の通常国会への関連法案提出に意欲をみせている。民主党との連携について、山口氏は「民主党がどういう政策決定をするかは定かではないので、よく見定めた上で検討していきたい」と述べた。(2009/09/26-18:33)
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自民も民主も党議拘束外すと思うので、関係ないと思いますよ。
むしろ自民の各議員の方が、「連立野党」として選挙協力を得られるかどうか、踏絵を迫られるかも。
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http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002392296.shtml
衆院議運委員長・松本剛明氏に聞く
国会改革などへの意欲を語る松本剛明・衆院議運委員長=国会(撮影・永見将人)
衆院議院運営委員長に就任した松本剛明氏(50)=兵庫11区(旧姫路市域)=が国会内で神戸新聞のインタビューに応じ、鳩山新政権の船出について「外から見る以上に、霞が関の官僚の方々は変化を感じ始めている」と、民主党の掲げる「政治主導」が動き始めた実感を語った。議運委員長として国会改革にも積極的に取り組む姿勢を示した。(磯辺康子)
松本氏は2000年に初当選し、4期目。05年から07年には党政調会長を務めた。今月16日、国会運営の要となる議運委員長に指名された。
民主党など3党連立の新政権が発足して1週間余りの現状について「とりあえずチームは動きだした。決めた方針を遂行していけるかどうかはこれから」とし、「政治を変えたことの結果が有権者に届かなければならない。それはつまり政策の実現」と決意を語った。
議運委員長は、国会運営の事務局長の役割を担う。国会審議の活性化など長年の課題は多いが、「これまでは与野党がそれぞれ自らに都合のいいルールを作ろうとして不毛な駆け引きもあった。野党の経験者が与党に、与党の経験者が野党になった今、運営を一から見直していくチャンス」と改革への意欲をみせた。
本格的な法案審議が始まるのは10月下旬に召集予定の臨時国会。「(民主党が取り組む)政府と与党の一元化という新しい仕組みに対応し、議会の運営も変えていかねばならない」と、論戦本番に向けて気を引き締めた。
(9/27 13:39)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090928/stt0909281945012-n1.htm
10月中〜下旬の臨時国会召集で一致 小沢、山岡両氏
2009.9.28 19:45
民主党の小沢一郎幹事長と山岡賢次国対委員長は28日、党本部で会談し、臨時国会の召集時期について、10月中旬から下旬が望ましいとの認識で一致した。
10月25日が参院神奈川、静岡両選挙区補欠選挙の投開票日に当たることから、政府・与党は今後、召集を投票日の前にするかについて、提出法案の取りまとめ状況をにらみながら詰めの協議を行う見通しだ。
山岡氏は会談後、「具体的に方向を決めているわけではない。党と政府でよく相談して決めていくことになる」と記者団に語った。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009092800877
臨時国会、10月中下旬で調整=民主
民主党の小沢一郎幹事長は28日、党本部で山岡賢次国対委員長と協議し、臨時国会を10月中下旬に召集することを確認した。会期幅や、同月25日投開票の参院神奈川、静岡両選挙区補欠選挙の前後いずれかに召集するかなどについて、政府と調整を進める。
山岡氏は協議後、小沢氏に一任されている党役員人事について、記者団に「参院の人事も見計らいながら、近々やっていくと思う」との見通しを示した。(2009/09/28-20:17)
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http://www.nhk.or.jp/news/k10015759961000.html
参院民主 会派結束へ研修会
9月29日 4時31分
参議院民主党は、参議院で過半数を占めていないことから、秋の臨時国会などでの円滑な国会運営を目指し、国民新党などと組んでいる会派の結束を確認するため、来週、研修会を開くことになり、鳩山総理大臣も出席する予定です。
民主党に所属している参議院議員は108人で、国民新党や新党日本などと統一会派を組んでいますが、それでも過半数には4人足りません。こうしたなか、鳩山政権発足後初めての本格的な論戦となる秋の臨時国会が、来月にも召集される見通しとなりました。参議院民主党は、円滑な国会運営を進め、鳩山政権を支えるためには会派としての結束を確認することが重要だとして、来月6日から2日間、神奈川県箱根町で研修会を開くことになりました。研修会には鳩山総理大臣も出席してあいさつを行うことにしており、民主党議員や、統一会派を組む国民新党や新党日本などの議員に対して政権運営への協力を求めることにしています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/k10015771951000.html
政策決定一元化 批判相次ぐ
9月29日 17時3分
衆議院で民主党の会派に所属する常任委員会の委員長らによる初めての会合が開かれ、出席者からは、鳩山政権の発足を受けて、政策を作り法案化する作業が政府に一元化されたことについて、「立法機関である国会の役割が果たせなくなるおそれがある」といった批判や懸念が相次ぎました。
会合では山岡国会対策委員長があいさつし、「鳩山内閣の支持率は高く、国民の期待に十分応えていかなければならない。政策を実現していくのは国会であり、国会の出来・不出来が鳩山内閣の評価につながる」と述べました。このあと、出席者が当面の国会運営などについて意見を交わし、この中では、鳩山内閣の発足後、政策を作り法案化する作業が政府に一元化されたことについて、「唯一の立法機関である国会が、法律の修正や議員立法などにかかわることができず、役割を果たせなくなるおそれがある」といった批判や、「党として、さまざまな団体から政策に関する陳情を受ける窓口がなくなる」といった懸念が相次ぎました。これを受けて、民主党では、政府側と国会運営のあり方について十分調整する必要があるとして、国会対策委員会の幹部を中心に、今後、平野官房長官らと協議していくことになりました。
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国会改革。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015784031000.html
民主 国会審議充実へ基本方針
9月30日 4時6分
民主党は、政権交代を機に国会審議を充実させる必要があるとして、常任委員会を定例日にかかわらずに開催し、答弁は、原則、閣僚や副大臣などの政務三役が行うべきだとする国会運営の基本方針をまとめ、今後、野党側と協議していくことになりました。
国会は、これまで、それぞれの常任委員会で、1週間に2日程度設定された定例日に審議が行われ、与党側の質問時間が野党側より短いケースが多く見られました。これについて、民主党は「政権交代を機に、国会運営も抜本的に改めて審議を充実させる必要がある」として、新たな国会運営の基本方針をまとめました。それによりますと、常任委員会は定例日にかかわらずに開催し、与党側の質問時間も十分確保するとともに、委員会で政府側に対して資料などを提出するよう要求があった場合は、国政調査権を積極的に行使するとしています。また、政府側の答弁は、原則、閣僚や副大臣、それに政務官の政務三役が行い、官僚が答弁資料を作成することも慎むべきだとしています。民主党は、こうした方針を基に、今後、与野党の国会対策委員長会談を開くなどして、野党側にも同調するよう求めていくことにしています。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009093000220
予算委筆頭理事に加藤氏=自民
自民党は30日、衆院予算委員会の筆頭理事に加藤紘一元幹事長を起用する方針を固めた。幹事長経験者が国会審議の最前線に立つのは異例。同党幹部は「国会論戦は自民党の考えを政策に反映させる唯一の場で、加藤氏が予算委に立つことで党再生に懸ける党の意気込みを示したい」としている。(2009/09/30-10:37)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009093000306
江田参院議長が来月訪ロ
参院事務局は30日、江田五月議長が10月10〜14日の日程でロシアを訪問すると発表した。同国側の招待に応じたもので、モスクワでミロノフ上院議長と会談する。この後、ラトビア、英国を訪れ、両国の議会関係者らと会談する予定。同19日帰国する。(2009/09/30-11:25)
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イチローさんの言う通り。
憲法59条の改正にも踏み込んで欲しい。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009093000971
参院の機能も議論を=民主党の小沢氏
民主党の小沢一郎幹事長は30日、静岡市内で記者会見し、最高裁が同日、参院の1票の格差縮小には現行選挙制度の見直しが必要と指摘したことに関し「当面の定数是正と同時に、参院の機能を併せて議論しなければならない」と述べ、二院制の在り方などを含めて与野党で慎重に協議すべき課題だとの認識を示した。
小沢氏は「(衆参両院の)役割をお互いに考えないといけない。参院は単に人口割りで定数を決めて良いのか、そうではない仕組みで二院制の持つ役割を考えたらいいのか。根本から考えなくてはならない」と指摘した。
また、民主党の平田健二参院幹事長は「2013年をめどに選挙制度の抜本的改革を行い、衆院に準じて定数を削減するとともに、格差是正を図る」との談話を発表した。(2009/09/30-19:31)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091001k0000m010003000c.html
江田参院議長:10月にロシアを訪問 上院議長と会談
参院事務局は30日、江田五月参院議長が10月10〜14日の日程でロシアを訪問すると発表した。ロシア上院の招待に応じたもので、ミロノフ議長と会談する。その後、ラトビアと英国も訪れ、議会関係者らと会談し、19日に帰国する。
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http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009093001000960.html
臨時国会26日召集で調整 鳩山政権、会期40日間か
鳩山政権は30日、次期臨時国会を10月25日投開票の参院静岡、神奈川両選挙区補選直後の26日に召集する方向で最終調整に入った。会期幅については、年末に政治主導で取り組む来年度予算編成作業に時間をかけるため、提出法案を絞り込み12月4日までの40日間とする案が浮上している。
臨時国会をめぐっては、民主党の山岡賢次国対委員長が10月中旬にも召集することを主張。これに対し、衆院選圧勝、鳩山政権スタートの勢いに乗って参院補選に突入したい輿石東参院議員会長らが押し切った形だ。
ただ衆院選から新首相の所信表明演説まで2カ月近くも空く日程には「できるだけ早く召集して堂々と所信を語るべきだ。鳩山内閣が何を目指すのか分からない」(大島理森自民党幹事長)と批判が強まるのは必至だ。
26日召集の場合、同日中に鳩山由紀夫首相の初めての所信表明演説を行い、28〜30日に衆参両院で各党代表質問を行う日程が想定される。
提出法案は、新型インフルエンザ用ワクチンの副作用被害補償に関する特別立法など必要最小限に抑える方針。首相は24日、訪問先の米国で「政治主導を実現する最低限必要な法案は出す必要があるが、まだ動きだしたばかりでどういう法案を作るか決めているわけではない」と述べた。
2009/09/30 19:00 【共同通信】
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009093001001
無策の国会に憤り=参院定数訴訟
参院定数訴訟で、最高裁大法廷は「小手先の数合わせ」と批判される定数の増減ではなく、制度見直しの必要性を明言した。参院のあり方自体に直結し、立法政策に属する選挙制度の改正にあえて踏み込んだ姿勢からは、抜本改革を進めない国会への強い憤りが読み取れる。
2004年の大法廷判決では、合憲とした裁判官中4人が、5倍を超える格差に「漫然と現在の状況が維持されれば、違憲判断の余地は十分ある」と警告。06年判決も、制度見直しも含めた格差縮小のための検討を継続するよう求めていた。
判決を受け同年、参院の超党派協議会が、来夏の参院選からの新制度導入などの議論を開始。昨年12月に新設された専門委員会は、来年通常国会への公選法改正案の提出を目指すとしていたが、3回開かれただけで議論が止まっている。
民主党は政権公約に参院の定数削減を盛り込んでいるが、13年の参院選を想定しているとみられ、来夏までの抜本改革は困難な情勢だ。
今回、大法廷は判決理由の骨子を法廷で読み上げた。民事・行政訴訟では極めて異例の対応で、国会への警告を直接示す意図と思われる。
判決は、改革に時間がかかることを理由に合憲判断したが、次回も「温情」が示されるとは限らない。党利を優先した中途半端な改正で不平等が温存されることがあれば、今度こそ参院の存在価値そのものが問われる事態となるだろう。(2009/09/30-19:54)
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http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2009100101000986/
委員会での官僚答弁を“禁止” 小沢氏、政治主導アピール
民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、神戸市で記者会見し、国会の委員会審議で閣僚に代わって官僚が「政府参考人」として答弁を行う国会審議の官僚依存を改めるため、今月下旬に召集見通しの臨時国会で、国会法の改正作業に取り組む考えを示した。鳩山政権の「政治主導」をアピールする狙いがあり、官僚答弁を原則禁止する方向で法改正を検討するとみられる。
小沢氏は「脱官僚支配は国会から始めないといけない。国民の代表者である政治家同士の議論ができるような国会にしたい」と強調。その上で「できるだけ国会法の改正作業をしたいが、予算編成もあるので時間的に間に合うか分からない」とも付け加えた。
2009年版の「民主党政策集」では、「衆参両院の委員会は専ら議員のみで議論を行い、国家公務員、民間人などから意見聴取を行う場合には、委員会の下に設置する小委員会で行う」としている。
また、小沢氏は臨時国会について「鳩山由紀夫首相が国民の生活が第一という政治理念と政策を堂々と訴えていく場になったらいい」と指摘。召集時期や会期幅は「政府サイドからどういう提案があるか分からない」と述べるにとどめた。
党役員人事に関しては、参院民主党人事が6日に固まるのを受け、7日にも発表する考えを示した。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009100100436
小沢氏の対応に不快感=重野社民幹事長
社民党の重野安正幹事長は1日午前の記者会見で、民主党に与党幹事長会談の開催を申し入れていることを明らかにした上で「再三にわたって要請し続けているが、いつやるかも決まっていない。率直に言っていかがなものか」と述べ、同党の小沢一郎幹事長の対応に不快感を示した。
重野氏は「政策決定に(社民、国民新の)2党がどうかかわっていくか極めてあいまいなまま、(衆院選から)もう1カ月が経過した。(政党間協議の)大枠を確認する場を持つべきだ」と強調した。(2009/10/01-12:42)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009100100917
与党幹事長が来週にも初会談
民主、社民、国民新3党は1日の国対委員長会談で、与党間の政策調整の在り方を議論するため幹事長会談を開くことで一致した。来週にも開催される見通しで、連立政権発足後初めてとなる。
党首クラスの「基本政策閣僚委員会」とは別の与党間の政策調整機関について話し合いたい社民が再三、幹事長会談を申し入れていたが、民主党の小沢一郎幹事長が先送りしていた。(2009/10/01-19:13)
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>>38
改変
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009100100917
与党幹事長が来週にも初会談=社国、政策協議を要求へ
民主、社民、国民新の3党は1日の国対委員長会談で、近く幹事長会談を開くことで一致した。来週にも開催される見通しで、社民、国民新の2党は与党間の政策調整の仕組みを設けるよう民主党に求める方針だ。
与党3党の幹事長会談は連立政権発足後、一度も開かれていない。社民党などは再三申し入れていたが、民主党の小沢一郎幹事長が先送りしていた。2党は「小沢氏とコミュニケーションが図れない」(社民党幹部)と不満を強めており、会談の定例化も要求する考えだ。
この後、社民党の重野安正、国民新党の自見庄三郎両幹事長は国会内で会談。民主党に提案する政策調整の仕組みについて、7日にも素案をまとめることを決めた。また、民主党に対する発言力を強めるため、2党幹部による定期協議を行うことも申し合わせた。(2009/10/01-20:57)
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http://mainichi.jp/select/today/news/20091002k0000m010059000c.html
連立与党:政権に火種 3党幹事長会談巡り曲折
2009年10月1日 20時50分 更新:10月2日 0時39分
小沢一郎民主党幹事長=国会内で2009年10月1日午前10時12分、藤井太郎撮影 民主、社民、国民新3党は1日の国対委員長会談で、連立与党の政策調整を巡り来週にも政権発足後初の幹事長会談を開くことで一致した。幹事長会談は社民党が重ねて申し入れてきたが、民主党の小沢一郎幹事長はなしのつぶてで実現せず、足並みの乱れが露呈。与党内で存在感低下に不満を募らす社民、国民新両党と、政策決定の「内閣一元化」をうたう民主党との温度差は大きく、新政権の火種となっている。【鈴木直、近藤大介、山内真弓】
「要請し続けているが、いつやるかも決まっていない。いかがなものか」。社民党の重野安正幹事長は1日午前の記者会見で不快感を表明。民主党の山岡賢次国対委員長に電話で「定例でやってきたのに、なぜできないのか」と迫った。山岡氏は1日夕になって与党3党の国対委員長会談に応じ、幹事長会談の開催を決めた。
社民党はその後、民主党抜きで国民新党と幹事長・政調会長会談を開催。政策決定に両党が関与できる仕組み作りを申し合わせたが、重野氏は会見で「今の内閣は民主党政権を想定した設計図になっている」と不満をぶちまけた。
政策決定の「内閣一元化」に加え、小沢氏は「政党間の公式な窓口は国対」との考えを示しており、幹事長会談に消極的。社民党は閣内だけでなく政党間協議も行うべきだとの立場で真っ向から対立している。
板挟みになった山岡氏は「政権に党首が入っており、意見は政府内で言えばいい」と苦言を漏らし、民主党内からは「新政権の実態は民主単独政権だ」と社民党への冷ややかな声も聞こえる。
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法案乱立で政府と民主党にきしみ
2009.10.1 23:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091001/stt0910012345015-n1.htm
10月26日召集が見込まれる臨時国会に鳩山内閣が提出する法案の選別をめぐって、政府・民主党間に軋(きし)みが生じている。各閣僚は就任後、衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた政策を次々と法案化する考えを打ち出していたが、法案が多すぎて収拾がつかない状態だった。このため、政府は法案絞り込みに舵(かじ)を切ったが、政府のちぐはぐな対応に、逆に党側からは「あまり法案を減らすと国民に政策の実現をアピールできない」(国会対策委員会幹部)との不満も出ている。
「衆院選での国民との約束はなるべく早く、たくさん取り組んだ方がいい」
民主党の山岡賢次国対委員長は1日昼、首相官邸で記者団にこう強調した。
鳩山由紀夫首相はこの日、山岡氏ら同党国対幹部を昼食に招いたが、「官邸と国対の関係をぎくしゃくさせないための『接待』じゃないのか」(ベテラン)との声が出ている。
政府はここ数日、法案絞り込みに走っている。マニフェストの要だった揮発油(ガソリン)税などの暫定税率廃止法案や、国家戦略室を「局」に格上げする法案を臨時国会へは出さず、来年の通常国会に先送りすることで調整中だ。
山岡氏は9月30日、国会内で平野博文官房長官と会談し「目先のことばかり考えない方がいい。来年夏の参院選で負けたら失脚だ。臨時国会で何を実現するかを考えよう」と述べ、子ども手当法案やガソリン税の暫定税率廃止法案などの臨時国会成立を主張した。だが、平野氏は「会期が短いので…」と言葉を濁した。
こうした政府側の姿勢の背景には、法案をできるだけ減らすことで臨時国会の審議時間を短縮し、「平成22年度予算案の年内編成の作業時間を確保する」(閣僚)思惑もありそうだ。
ただ、党内には「自民党から首相の違法献金問題を追及されるのを恐れて、国会論戦をできるだけ避けようとしているんじゃないのか」(中堅)との見方も出ている。(斉藤太郎)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009100200804
国会も「政治主導」徹底=小沢氏が改革検討、自民反発
民主党の小沢一郎幹事長が、国会の抜本改革に動き始めた。鳩山政権が掲げる「政治主導」を国会でも徹底するのが狙いで、審議の場から官僚を原則排除し、政治家だけでやりとりすることが柱となる見通し。行政へのチェック機能強化なども検討されるとみられるが、国会審議に消極的とも指摘される小沢氏が改革を打ち出すことには、自民党から批判も出ている。
「国民の代表たる政治家同士の議論ができるような国会にする意味で、国会法改正などの立法作業をしたい」。小沢氏は1日の記者会見でこう表明した。同氏は先月、日本と同じ議院内閣制の英国の議会運営を自ら現地調査しており、「調査結果を十分勘案してやっていきたい」と強調した。
民主党は、衆院選マニフェスト(政権公約)の土台となった2009年版の政策集に「委員会審議で官僚が『政府参考人』として答弁する官僚依存を改める」と明記。国家公務員や民間人からの意見聴取は「委員会の下に設置する小委員会で行う」としており、こうした構想を描いているとみられる。
官僚発言を小委員会に限る案は、小沢氏が旧自由党代表時代の03年に提出した「日本一新11基本法案」の一つの国民主導政治確立基本法案に盛り込まれた。行政監視機能の強化に関しては、民主党代表時代の06年12月にまとめた政権政策の基本方針で、会計検査院のような独立性の高い組織として「行政監視院」を国会に置くことを打ち出した。
また、小沢氏に近い山岡賢次国対委員長は、政府提出法案の審議促進を図るため、各常任委員会でそれぞれ週2、3日と定めている定例日をなくし、原則毎日開催できるようにすることを検討している。
ただ、小沢氏は重要法案を採決する本会議の欠席が目立つ上、代表時代は党首討論にもなかなか応じようとしなかった。小沢氏の主張について、自民党は「そう簡単にはいかない。審議拒否してきたのは誰だ」(国対幹部)と反発している。(2009/10/02-18:57)
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>>41
山岡にしてはまともなこと言いますね。
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http://www.asahi.com/politics/update/1002/TKY200910010480.html
小沢氏「国会法の改正を」 討議の活発化めざす2009年10月2日0時55分
民主党の小沢一郎幹事長は1日、神戸市で記者会見し、「脱官僚支配はまず国会から始めねばならない。国民の代表の政治家同士が議論できる国会にするよう国会法などの改正作業もしたい」と述べ、国会審議活性化のため、早ければ秋の臨時国会で国会法改正案を提出する考えを示した。党役員人事は、6日に参院の人事が固まった後、7日に発表すると表明した。
小沢氏が党首だった旧自由党は03年、「国民主導政治確立基本法案」をまとめ、各省庁1〜3人の大臣政務官を10人程度に増やしたり、衆参両院法制局の再編で国会立法調査院を設置したりするなど、政治主導の強化をめざした。9月に訪英し、国会運営などを視察した小沢氏は英国事情なども踏まえ、議員同士で自由に議論できる規定の明文化などをめざしているとみられる。かつて国会法では「自由討議」が規定されていたが、その後の法改正で削除されている。
小沢氏は臨時国会について「政権交代で鳩山内閣の初の本格国会だ。国民の期待も非常に高いものになる。首相が国民の暮らしに目を向けた基本的な政治の理念、政策を堂々と訴えていく場になったらいい」と語った。一方で、成立をめざす法案や会期については「政府がどういう提案をするかを見極めたうえで判断する」と述べ、政府の意向を尊重する考えを示した。
また、訪英の成果として議員活動や選挙運動の自由化を挙げた。「国会議員の日常活動は俗に言うどぶ板。英国で選挙は原則すべて自由だ。実現には国会法や選挙法の改正も視野に入れねばならない」と述べ、公職選挙法の抜本的改正にも強い意欲を見せた。
小沢氏は先月中旬、議員立法の原則禁止を党所属の国会議員に通知したが、「選挙・国会など議員の政治活動に係る優れて政治的な問題」にかかわる法案を例外としており、国会法などの改正も該当する。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091002/stt0910020042003-n1.htm
社民幹事長、与党幹事長会談への小沢氏対応に不快感
2009.10.2 00:41
社民党の重野安正幹事長は1日の記者会見で、民主党に与党幹事長会談の開催を申し入れていることについて「再三要請し続けているが、いつやるかも決まっていない。率直に言っていかがなものか」と述べ、小沢氏の対応に不快感を示した。
重野氏は、小沢氏の秘書に電話で要請を続けていることを披露し、「小沢さんは直接電話はつながりません。あの人は偉いから」と述べ、不満を漏らした。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091002/stt0910020008001-n1.htm
官僚答弁を原則禁止へ 小沢氏、国会法改正を表明
2009.10.2 00:06
民主党の小沢一郎幹事長は1日、神戸市内のホテルで記者会見し、国会審議で閣僚や副大臣、政務官に代わって官僚が「政府参考人」として答弁している制度を改めるため、26日召集見通しの臨時国会で、国会法の改正作業に取り組む考えを示した。
小沢氏は「脱官僚支配は国会から始めたい。できるだけ国会法等の改正の立法作業をしたい」と述べた。官僚答弁の原則禁止を図るものとみられる。ただ、「予算編成もあるので(臨時国会で)間に合うか分からない」とも語った。
小沢氏は昨年7月、自身が主宰する「小沢塾」で、政権交代後に政治主導実現のため「官僚の答弁を法律上禁止する」と述べていた。
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赤旗の主張。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-10-07/2009100702_02_1.html
2009年10月7日(水)「しんぶん赤旗」
委員会の定数削減
小沢幹事長が「国会改革」指示
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民主、社民、国民新の与党3党は6日、幹事長・国会対策委員長会談をおこない、「国会議員中心の国会運営」のための国会法「改正」を検討していくことで一致しました。
民主の小沢一郎幹事長は、これに先立つ5日、党本部で三井辨雄国対委員長代理と会い、「国会改革」の一環として、衆院の各常任・特別委員会の定数削減に取り組むよう指示しました。定数が減少すれば、各議員が所属する委員会は原則として一つに絞られることになります。
小沢氏はまた、副大臣や政務官が関係委員会に原則所属することも命じました。「各省政策会議」を主催する副大臣が委員会にも出席することで、政府の政策関与を強化する狙いがあるとみられます。国会法42条は、議員は少なくとも一つの常任委員となることを課す一方、例外として正副議長や首相、閣僚、副大臣、政務官などは常任委員を辞することができると定めています。
小沢氏は1日の会見では、「国民の代表たる政治家同士の議論にしたい」と述べ、「政府参考人」制度の見直しの立場も示しています。
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解説
少数会派の発言奪う危険
小沢・民主党幹事長による今回の指示は、「国会議員中心の国会にする」ためといいますが、第一にあげている「委員会の定数削減」は、少数会派の委員会審議への参加や発言機会の縮小につながります。副大臣・政務官の委員会所属によって、政府提出法案の審議が一方的に促進されることになれば、委員会審議は政府提出法案の追認機関となり、審議の空洞化をまねきかねません。
また、政府参考人の答弁禁止などについても言及していますが、現行規則でも、政府参考人を認めるかどうかは、委員会自身がきめることとなっており、これは運営のやり方の問題です。
小沢氏の指示の意図には不明なところが多々ありますが、そもそも、国会審議や運営のあり方は、全会派による民主的な議論でおこなうべきであり、与党側が一方的にやることは問題です。
いま必要なのは、国会が国民の負託にこたえ、国民のための審議をできるようにすることです。そのためには、政府・行政にたいする国会の監視機能を強化し、議員立法などの立法機能を強め、国会が国権の最高機関としての機能を発揮できる方向での改革こそが求められています。(日本共産党国会議員団事務局 白髭寿一)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091006-OYT1T00921.htm
与党「脱官僚」へ国会改革…自民には警戒感
民主、社民、国民新の与党3党は、国会審議の「官僚依存」を改めるため、国会改革に乗り出すことを決めた。
官僚が答弁する「政府参考人」制度や委員会定例日の廃止などを検討、国会法改正も視野に「政治主導」の審議を目指す。しかし、自民党などは与党ペースの国会運営を警戒しており、改革実現には曲折も予想される。
与党3党は6日の幹事長・国会対策委員長会談で、各党が国会改革の検討に入ることで一致した。
国会改革は、民主党の小沢幹事長が強く主張しているものだ。小沢氏は9日発行予定の党機関紙で「官僚が政府参考人として答弁することを禁止する国会法の改正に取り組む」などと意欲を示している。
衆参両院の規則では、委員会での質疑は閣僚や副大臣、政務官らに行うとされている。しかし、実際は官僚が政府参考人として答弁に立つことも多い。民主党は2009年版の政策集で「国会審議における官僚依存からの脱却」を掲げ、政府参考人の制度を改めるとしていた。
週2〜3日の委員会定例日の廃止は、連日の委員会開催を可能にし、審議時間を増やす狙いがある。民主党の山岡賢次国会対策委員長は6日の党の会合で「与党の質問時間を大幅に増やそうと思っている。徹底的な審議をして最善のものを作り出したい」と、審議時間増に意欲を示した。
民主党は委員会の定数削減も検討する構えだ。現在は1人の議員が複数の委員会委員を兼任する事例が目立つが、所属委員会を絞ることで担当分野の知識を深め、審議の活性化につなげたい考え。
ただ、改革の前途は容易ではない。
政府参考人の廃止で、閣僚や副大臣ら政治家は高度な答弁能力を求められることになる。委員会の定数削減には「少数政党の社民、国民新両党は委員を置けない委員会が出るため反発しかねない」(民主党国対幹部)との懸念もある。
自民党も性急な改革に警戒感を隠さない。大島幹事長は6日の記者会見で「国会改革はできるだけ(与野党の)合意をもってやることが大事だ。民主党の思いだけでルールを決めてはいけない」とけん制した。
◆国会改革の主な論点◆
▽官僚による国会答弁の禁止による政治主導の実現
▽委員会定数の削減による議員の専門性の強化
▽委員会定例日の廃止による審議時間の増加
▽「質問取り」を政務官に一任
(2009年10月7日07時41分 読売新聞)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009100700594
早期召集の連携拒否=共産
自民党の川崎二郎国対委員長は7日、国会内で共産党の穀田恵二国対委員長と会談し、政府・与党に対し、臨時国会の早期召集を共同で働き掛けるよう申し入れた。しかし、穀田氏は「自民党とは考え方が違う」として拒否した。自民党の新体制発足後、両党の国対委員長が会談するのは初めて。
また、自民党の浜田靖一国対筆頭副委員長は7日、みんなの党と「平沼グループ」にも協力を呼び掛けた。みんなの党は同調する考えを示したが、平沼グループは回答を留保した。(2009/10/07-19:57)
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新しい野党のかたちもまた新しい日本のかたちの一部分である。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091007-OYT1T00956.htm
自民、共産に共闘呼びかけ…臨時国会早期召集で
自民党の川崎二郎国会対策委員長は7日、共産党の穀田恵二国対委員長と国会内で初めて会談し、26日召集で調整中の臨時国会の召集前倒しを、自民、公明両党と共同で政府に申し入れるよう要請した。
会談は共産党の控室で行われ、川崎氏が「自民党と共産党は政策論では違いがあるだろうが、早期に国会を召集すべきという点では違いがないのではないか」と“共闘”を呼びかけた。これに対し、穀田氏は「(召集時期より)審議の中身が大事だ」などと断った。
自民党は国会での野党間の新たな共闘の枠組みづくりを模索し、共産党とはまず召集問題で部分的な連携を試みたが、不発に終わった格好だ。自民党は7日、みんなの党や、平沼赳夫・元経済産業相ら無所属議員でつくる会派にも協力を要請し、みんなの党には同意を得たとしている。申し入れは8日に衆参両院議長と政府に行う。
(2009年10月7日20時04分 読売新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091007/stt0910072011020-n1.htm
共同歩調を共産拒否
2009.10.7 20:09
自民党の川崎二郎国会対策委員長は7日、共産党の穀田恵二国対委員長と国会内で会談し、鳩山政権に早期臨時国会召集を求めるため、共同歩調を取るよう要請した。穀田氏はいったん持ち帰り党内で検討したが結局、拒否した。
穀田氏は記者団に「鳩山由紀夫首相が国際的な舞台でさまざまな公約を述べているので国会に説明するのが筋だ」としながらも「召集があまり遅いのもよくないが、『一日も早く』というわけでもない」と説明。共同歩調拒否の理由について「臨時国会で何を焦点にするのか自民党と認識が違う」と指摘し、スタンスの違いを強調した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091006/plc0910062057017-n1.htm
自公、臨時国会の早期召集要求へ
2009.10.6 20:56
自民党の川崎二郎、公明党の漆原良夫両国対委員長は6日、国会内で会談し、鳩山政権に臨時国会の早期召集を求めていく方針で一致した。両党は共産党やみんなの党、平沼赳夫元経済産業相らの「国益と国民の生活を守る会」の3会派にも同調を求めたうえで、8日にも早期召集を衆参両院議長と平野博文官房長官に申し入れる。
会談後、川崎氏は記者団に「鳩山由紀夫首相は国会で早期に堂々と所信表明演説を述べてほしい」と語った。
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>>50
自民党が共産党も含めたオール与党批判を繰り広げる日も近いかもw
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>>51
「自民党は確かな野党です!」w
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http://www.asahi.com/politics/update/1008/TKY200910070475.html
憲法解釈 内閣法制局長官の答弁禁止 小沢氏が意向2009年10月8日4時8分
民主党の小沢一郎幹事長が7日の記者会見で、国会で政府の憲法解釈を示してきた内閣法制局長官の答弁を、今後禁止する考えを示した。小沢氏は国会論議を政治主導にするために国会法を改正して「官僚答弁の禁止」を盛り込む考えだ。
小沢氏は会見で法制局長官の答弁を認めるかを問われて「内閣法制局長官も官僚でしょう。官僚は入らない」と語った。
国会法では、内閣法制局長官は公正取引委員会委員長、人事院総裁らと並んで、独立性の高い機関の長として「政府特別補佐人」として答弁が認められている。小沢氏は、政府特別補佐人も含めた官僚答弁を禁止する考えだ。
内閣法制局は、省庁が作成した法案を閣議にかける前に他の法律との整合性などを審査する。また、自民党政権時代、法制局長官は政府の憲法解釈について独占的に国会で答弁してきた。長官答弁が禁止されれば、首相や官房長官ら政治家が憲法解釈を示すことになる。
法制局改革は小沢氏の長年の持論だ。自民党の幹事長だった90年、国連平和協力法案(廃案)をめぐり、内閣法制局が自衛隊の派遣条件を厳しくとらえる憲法解釈を堅持したことで、小沢氏ら当時の自民党執行部から長官の罷免論が出たこともある。
小沢氏は9日付の民主党機関紙のインタビューに「この臨時国会では、官僚が政府参考人として答弁することを禁止する国会法の改正に取り組む。脱官僚依存にはこれが一番」と述べ、国会法改正に強い意欲を示していた。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091008/stt0910081327004-n1.htm
社民・重野幹事長、官僚答弁廃止「いかがなものか」
2009.10.8 13:26
社民党の重野安正幹事長は8日の定例会見で、民主党の小沢一郎幹事長が6日の与党幹事長会談の席上、官僚が閣僚などの政治家に代わり国会で答弁する「政府参考人制度」を廃止する国会法改正の必要性を強調したことに「あえて法律を変えてまで役人の答弁を禁止することは、多様な言論を担保する国会の場においていかがなものかとの思いがある」と述べた。党として慎重に対処する方針を示した発言だ。
8日に開かれた社民党の三役会議の中でも「(国会法改正は)おかしい」との意見が相次ぎ、重野氏は「今後党内で議論して、結論を出す」としている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009100800462
国会法「改正の理屈あるのか」=重野社民幹事長
社民党の重野安正幹事長は8日の記者会見で、民主党の小沢一郎幹事長が国会審議での「脱官僚依存」に向けた国会法改正を提唱していることについて「多様な言論を担保する国会において、あえて法律を変えて役人の答弁を禁止するのはいかがなものか。(法律を)変える理屈はあるのか」と疑問を呈した。
重野氏は、これに先立つ党三役会議でも「(小沢氏の主張は)おかしい」との意見が相次いだことを紹介。「党として正式に議論を深め、結論を出したい」と語った。(2009/10/08-13:45)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20091008-553296.html
社民・重野幹事長が国会法改正に消極姿勢記事を印刷する
社民党の重野安正幹事長は8日、国会内で記者会見し、国会審議活性化に向け民主党の小沢一郎幹事長が意欲を示している国会法改正について「法律を変えて官僚答弁を禁止することは、多様な言論を担保する国会のステージではいかがなものか」と述べ、消極的な姿勢を示した。
重野氏は同日の党三役会議でも異論が相次いだことを明らかにした上で「これから党内で議論し、きちんと対応方針を決める」と述べた。
国会法改正については、6日の与党3党幹事長会談でも検討する方針を確認していた。(共同)
[2009年10月8日13時56分]
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091008/plc0910081817006-n1.htm
臨時国会の早期召集を要求 自民、公明、みんな3党
2009.10.8 18:15
自民、公明、みんなの党3党の国対委員長は8日、官邸で平野博文官房長官に対し「鳩山由紀夫首相は国連総会などで重要な政策に言及しておきながら、国会では表明の機会が持たれていない」として、臨時国会の早期召集を要求した。
平野氏は「そろそろ開かなければならない時期なのは承知している。与党と相談したい」と答えた。開会がずれ込んだ理由として、首相の外交日程などを挙げた。政府、与党は臨時国会を26日に召集する方向で最終調整している。
自民党などは、横路孝弘衆院議長と江田五月参院議長にも同様の申し入れをした。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009100800912
国会改革、臨時国会にも=小沢氏
民主党の小沢一郎幹事長は8日午後、党本部で新党大地の鈴木宗男代表と会談し、国会改革について「臨時国会にも法案を出したい。できれば通常国会でそれを活用したい」と述べ、官僚の委員会審議での答弁禁止などを含む国会法改正案の臨時国会提出に意欲を示した。(2009/10/08-20:34)
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自公みん路線か。
臨時国会:野党3党が早期召集を要請
http://mainichi.jp/select/today/news/20091009k0000m010025000c.html
2009年10月8日 18時46分 更新:10月8日 19時37分
自民、公明、みんなの党の3党国対委員長は8日、首相官邸で平野博文官房長官と面会し、臨時国会の早期召集を要請した。政府・民主党は参院神奈川、静岡両補選後に召集する方針だが、野党3党は文書で「総選挙から長期間が経過する中、いまだ鳩山内閣の所信を聴くに至っていない」と申し入れた。平野氏は「与党の国対と相談しながら早く日程を決めたい」とだけ答えた。
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>>58
自公みん路線……響きは懐かしいけど字面がw
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009100900359
国会法改正、必要ない=福島社民党首
福島瑞穂少子化・消費者担当相(社民党首)は9日の閣議後の記者会見で、小沢一郎民主党幹事長が官僚の国会答弁を禁じる国会法改正に意欲を示していることについて「法改正してまで発言を禁止するのはどうか。野党がぜひ役所の方に答弁していただきたいと言えば、そこまで禁止する必要はないのではないか」と疑問を呈した。
福島氏は「政治主導だから基本的には閣僚がきちんと答弁すべきだ。ただ、国会審議の充実が大事なのであって、必要があれば役人や内閣法制局が答えることも(あっていい)」と強調した。
国会法改正をめぐっては、社民党の重野安正幹事長も「答弁禁止はいかがなものか」と述べるなど、同党内で慎重論が強い。(2009/10/09-12:11)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009100900445
国会改革は通常国会で=民主・山岡氏
民主党の山岡賢次国対委員長は9日、小沢一郎幹事長が提唱している官僚の国会答弁を禁じる国会法改正に関し「提出は通常国会になると思う」と述べ、改正案の提出は来年1月召集の通常国会との見通しを示した。国会内で記者団の質問に答えた。
改正案について、小沢氏は26日召集予定の臨時国会への提出に意欲を示していた。(2009/10/09-13:47)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009100900335
臨時国会26日召集=会期は40日間程度−政府方針
政府は9日午前の基本政策閣僚委員会で、臨時国会を26日に召集する方針を決めた。会期は40日間程度としたい考えで、平野博文官房長官が民主党の山岡賢次国対委員長と会談し、与党側との調整に入った。
臨時国会では、鳩山由紀夫首相の初めての所信表明演説と演説に対する各党代表質問が行われるなど、与野党による最初の論戦が交わされる。会期に関し、政府関係者は「予算編成に1カ月は取りたい」として、11月中に国会を閉じたいとの考えを示した。
与党党首級による基本政策閣僚委の開催は2回目。菅直人副総理兼国家戦略担当相、福島瑞穂少子化担当相(社民党党首)、亀井静香金融担当相(国民新党代表)らが出席した。
同閣僚委では経済情勢について「決して予断を許さない」として、政府として経済対策に積極的に取り組むことを確認。菅氏は、鳩山首相を本部長とする緊急雇用対策本部を来週初めにも設置する方針を説明し、同本部に福島、亀井両氏が加わることも決まった。(2009/10/09-12:32)
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>>59
でしょw>懐かしい響き
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>>61
みんなの党自身は自分達のことを野党という認識
はないと思いますよ。だから、野党と一緒にして
くれるなと思ってますよ。
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091010k0000m010016000c.html
江田参院議長:ロシアへ出発 露上院議長らと会談
江田五月参院議長は9日、ロシア訪問のため成田空港を出発した。同国上院の招待を受けたもので、民主党の高嶋良充参院幹事長が同行。10日には自民党の尾辻秀久参院議員会長も合流する。江田氏は12日にミロノフ上院議長らと会談。その後、ラトビアと英国を視察し、19日に帰国する。
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http://sankei.jp.msn.com/politicis/situation/091010/stt0910100104000-n1.htm
小沢幹事長、衆院委理事に一回生抜擢、比例当選は起用せず
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091010/stt0910100104000-n1.htm
小沢幹事長、衆院委理事に1回生抜擢、比例当選は起用せず
2009.10.10 01:03
このニュースのトピックス:小沢一郎
民主党の小沢一郎幹事長は9日、衆院の常任・特別委員会への党所属議員の配置を決めた。先の衆院選で初当選した1回生でも、選挙区当選議員は理事に抜擢(ばつてき)、2回生以上でも比例復活の議員は理事にしなかった。「選挙の厳しさ」を党内に徹底する小沢流人事を貫いた形だ。
2日、民主党国対幹部は議員会館の小沢事務所を訪ね、委員会理事の人選について相談したのだが、小沢氏は即座に答えた。
「1回生でも選挙区当選の議員を充てろ。それが民主主義のルールだ。比例復活の議員は次に頑張ってもらうしかない!」
衆院には17常任委員会と7特別委員会がある。委員長ポストは先の特別国会で決定したが、委員会運営の要の理事の人選は難航していた。民主党国対の案では、北陸信越ブロックで比例復活当選した当選2回の糸川正晃氏を、議院運営委員会理事に充てていた。糸川氏は衆院選前まで国民新党の国対委員長を務めた経歴があり、それを買っての判断だったが、小沢氏は「選挙区当選じゃない。ぞうきんがけからだ」とにべもなかった。
民主党1回生約140人のうち理事になったのは35人。激戦区で勝ち上がってきた面々が名を連ね、2回生以上の理事も全員が選挙区当選組となった。小沢氏側近は「選挙の厳しさをたたき込むものだ。選挙で勝てば1回生でも理事にして勉強させ、副大臣や大臣もできる一人前の議員に早く育ってほしいとの思いがあるのだろう」とみている。
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>>65
ありがとうございます。
慣れないことはするものではないですね。
自分は、小沢氏のこういう所が嫌いです。
能力に関係なく、小選挙区の当落で人事を
決める田中角栄の亜流のようなことをする
やりかたが「豪腕」とか「選挙至上主義」
とかいわれるのだと思います。
自分は反小沢なので、そう見えるのだと
おもいますが。
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>>62
「ゆ党」ですね分かります。
これまた懐かしい響きですがw
>>66
選挙区当選へのインセンティブを高めるという
意味では効果のある人事なんでしょうが、
今回無理を覚悟で自民党鉄板区に挑んだ議員には可哀想な気がします。
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仲野博子は無役で当然だけど、三宅雪子は処遇してやってもよさそうですね。
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1期目で若いですし、政治経験があったわけでもないので、「次に受かることが仕事」で
構わないと思います>三宅
個人的に処遇してやってほしいと思うのは、野田国義、打越明司ですね。
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鳩山と平野はコンビで軽い。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009101100156
「与党は質問の必要ない」=平野官房長官
平野博文官房長官は11日午後、大阪市内で開かれた民主党大阪府連の定期大会でのあいさつで、「与党議員はあまり質問する必要はない。(閣僚は)答弁が大変だ」と述べた。先の衆院選で当選した新人議員に対し、地元活動の重要性を訴えたものだが、国会質疑を否定しかねない発言だけに与野党から批判が出そうだ。
平野長官の発言は、「新人議員は、次の選挙に向けて基盤をしっかりとつくっていただきたい」と心構えを説いた後、飛び出した。(2009/10/11-19:07)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009101200266
日ロ対話の強化で一致=ロシア上院議長と会談−江田参院議長
【モスクワ時事】ロシア訪問中の江田五月参院議長は12日、モスクワでミロノフ上院議長と会談、議会交流の活発化など日ロ対話の強化で一致した。参院議長の訪ロは1999年10月の斎藤十朗氏以来、10年ぶり。
江田議長は会談後、「8月の衆院選による政権交代後もロシアとの関係を重視する大きな方向に変わりはないが、新政権は関係改善を加速していく」と強調。経済や社会、政治面での関係発展を通じて、領土問題解決と平和条約締結を目指す考えを表明した。
ミロノフ議長は、日ロの議会委員会間や若手議員間の交流を活発に進めたいと述べた。(2009/10/12-18:48)
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>>65-69
その昔、竹下元首相も、首相のとき、楽勝区の議員(定数4、5で自民系1とか)は重用しなかったらしいですね。
なんか、そんな話を思い出しました。骨の髄まで七日会と言いますか、選挙しつつ政治し、政治しつつ選挙するんでしょうか。
とはいえ、「一輪咲いても花は花」ということばもあるんで、四の五の言わず、できる奴は登用すればいいと思いますが・・・
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今まで「踏み込んだ事実確認」「意見披瀝」「文言を自己に有利に解釈することを前置き(つまり質問者の意見否定)した上で答弁」等霞ヶ関流答弁テクニックが縷々ありましたが、これからそんなこと考える必要もなくなる。
しかしねえ、本会議に出ない、代表質問もしない、国会軽視の小沢に旗振られて、みんな悔しくないのかね〜。
大型疑獄事件が起きたり、担当大臣がヒエラルキーの上にいるのかいないのかはっきりしない金融問題とか、公取事案とか審議するときどうするんだろ。それに手続法制の質疑なんか、もうめちゃめちゃになるんじゃないか。訴訟法とか破産法とか。
<スコープ>小沢幹事長の方針 官僚答弁禁止 戸惑う閣僚
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009101002000096.html
民主党の小沢一郎幹事長が打ち出した「官僚の国会答弁禁止」の方針が、政府・与党内で波紋を広げている。政治主導は同党の最重視するテーマだが、実際に官僚答弁を全面禁止して国会論戦を乗り切れるのか戸惑う声も多い。 (高山晶一)
国会の委員会審議で、閣僚に代わって官僚が政府参考人として答弁するのは、当たり前の光景だった。
これに対し、小沢氏は先の記者会見で「政治家同士で質問も答弁もするのは当たり前。当たり前の議会制民主主義を実現しようということだ」と明言。憲法をめぐる政府見解を示してきた内閣法制局長官も例外ではないとの考えを示した。
山岡賢次国対委員長は九日、来年の通常国会に、こうした内容を盛り込んだ国会法改正案を提出する方針を示した。
小沢氏の狙いは、内閣の方針が官僚によってねじ曲げられるのを防ぐこと。官僚の国会答弁によって「政治家が関知しない意見を盛り込んで、既成事実化することがあった」(長妻昭厚生労働相)との思いがあるからだ。
小沢氏が自民党幹事長時代、湾岸戦争で自衛隊を派遣しようとした際、内閣法制局から憲法違反の可能性を指摘されて断念したことが背景、とのうがった見方も出ている。
ただ、政府・与党内の受け止めは複雑だ。九日の記者会見では、温度差が浮き彫りになった。
平野博文官房長官は「基本的に政治家が答弁するのが、民主党的な考え方。国会法改正は賛成だ」と表明。
一方、原口一博総務相は「政治家同士がダイナミックな議論を繰り広げることは大事。(ただ)自らを縛る必要は全くない」と、法律で禁止することには慎重な見方を示した。
福島瑞穂少子化担当相も「必要があれば役人や法制局が答え、審議充実につながればいい。法改正してまで発言を禁じることはない」と指摘。官僚との対決姿勢で知られる長妻氏も「細かい数字や基本的な統計で、官僚の答弁をすべて認めないのはいろいろ議論がある」と述べた。
民主党内も、「閣僚が憲法解釈のような微妙な問題を、法制局長官のようにちゃんと答弁できるのか」と不安視する声がある。政治主導という理想と現実のはざまで、しばらく論争が続きそうだ。
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>>72
>その昔、竹下元首相も、首相のとき、楽勝区の議員(定数4、5で自民系1とか)は重用しなかったらしいですね。
へぇ〜,そんなことが。
効果の程はどうだったんでしょうかねぇ?
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009101300326
国会改革「英国のまね」=自民幹事長
自民党の大島理森幹事長は13日午前の記者会見で、民主党の小沢一郎幹事長が官僚の国会答弁を禁じる国会法の改正に意欲を示していることについて「何でも英国のまねをすれば、日本の政治はよくなるのか」と批判した。また、「国会法の改正は絶対に強行採決でやってはいけない。われわれは議院運営委員会で真摯(しんし)な話し合いをしていく」とけん制した。(2009/10/13-17:56)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009101300664
官僚答弁禁止、臨時国会に法案提出=小沢氏が前倒し表明
民主党の小沢一郎幹事長は13日午後、党本部で記者会見し、官僚の国会答弁を禁止するための国会法改正案など関連法案について、26日召集見通しの臨時国会に提出を前倒しする考えを表明した。
小沢氏は「国会そのものが官僚支配から脱しないといけない。できるだけ早く、臨時国会に提案し、通常国会からその仕組みに基づいて議員同士のディベートによる国会審議の活性化を実現したい」と強調。野党にも呼び掛けて、法案の早期成立を図る考えを示した。
民主党は当初、国会法改正案などは来年の通常国会に提出する方向で調整していた。 (2009/10/13-18:22)
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小沢はなんで官僚の答弁禁止にこんなに拘ってるんでしょうかね??
民主議員とは逆にどぶ板しかやらずに政策の勉強しない自民党議員に業を煮やし,政策の勉強させるための布石かw
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>>76
本来、議員同士で議論を戦わせなくてはならない国会の場で
官僚答弁を認めると委員会審議が形骸化する、という原則論が一番の理由でしょうね。
それと本来であれば閣僚が政府方針を言明しなくてはならない場面で
官僚に答弁をさせると政策の細目で官僚に裁量を与えてしまう、というのもあると思います。
当然、答弁に立つ閣僚や副大臣は所掌分野について官僚抜きで答えられないといけなくなるので、
結果として政策の勉強をしない政治家は政府入りできなくなるでしょうね。
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091014dde001010064000c.html
臨時国会:召集、23日に前倒し−−与党合意
民主、社民、国民新の与党3党は14日午前、国会内で国対委員長会談を開き、次期臨時国会を今月23日に召集し、会期を11月30日までの39日間とする案をまとめた。政府・与党は提出法案を10本程度に絞り込み、09年度2次補正予算案や来年度予算案の年内編成に集中する。15日にも自民党など野党に同案を示し、最終調整する。
政府・与党は当初、臨時国会召集日を今月25日投開票の参院補選後の今月26日とする案で調整していた。会談では与党側の代表質問は社民党が行うことも決めた。【近藤大介】
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091015k0000m010086000c.html
臨時国会:会期で首相官邸と与党が綱引き 足並みそろわず
臨時国会の召集日を巡って14日、首相官邸と与党との綱引きが露呈した。民主、社民、国民新の与党3党は14日の国対委員長会談で、臨時国会の会期について今月23日に召集する案で野党側と調整する方針で一致。参院補選後の26日召集を主張する首相官邸との調整不足は隠せない。今後の国会運営に関する主導権争いもからみ、双方の綱引きが続いている。
与党は14日の国対会談で、臨時国会について23日召集、会期を11月30日までの39日間とする案で一致。民主党の山岡賢次国対委員長は会談後、記者団に「(会期は)26日から11月30日というふうに官邸筋から流れているが、『一日も早い開会を』という野党の申し入れをしん酌した」と述べ、野党側への配慮を強調した。
26日召集案で政府と足並みをそろえてきた与党側が、前倒し召集へと方針を変えたのは、平野博文官房長官の講演がきっかけだった。平野氏は11日の講演で臨時国会召集日について26日召集、11月30日閉会との案を表明。野党との本格交渉を控える民主党幹部は「手の内をばらしたら話にならない。国対のイロハを知らない」と反発した。
政策決定の政府・与党一元化を掲げる鳩山政権に対し、与党側には「国会のことぐらい3党が主導的に決める」との意地がある。「23日召集案」が官邸に事前に説明された形跡はなく、平野長官は14日の記者会見で「政府の意思としては、26日(召集)が好ましいとお願いしていた」と不快感を隠さなかった。
鳩山由紀夫首相は14日夜、首相官邸で記者団に対し、今月23日から開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(日中韓)を挙げ、「(国会日程が)会議に支障ないような形にしたい。基本的に会期は政府の方で決める話であり、私どもの思いを(与党側に)伝え、与野党の交渉に臨んでほしい」と強調した。【近藤大介】
◇早期召集求めてきた自民、本音は「渡りに船」
自民党は、国会論戦を重視する谷垣禎一総裁の方針を踏まえ、公明党などとともに臨時国会の早期召集を求めてきた。しかし、新体制がようやく整ったばかりで、鳩山政権への攻め手を絞り込めていない現状で、「慣らし運転」的な政府・与党の国会日程は、本音では渡りに船というのが実情だ。
自民党は、政務調査会の部会長が国会の各委員会の理事を兼務する仕組みを新設。委員会のメンバーには閣僚経験者らベテランを重点的に配し、国会対策を強化する陣を敷いた。大島理森幹事長は14日の記者会見で「日程が決まれば堂々と論戦をしていきたい」と語った。
とはいえ、石破茂政調会長は15日に質問事項の検討を各部会長に指示する段階で、準備不足は否めない。当面は鳩山由紀夫首相の献金虚偽記載問題の捜査や、12月18日に予定される小沢一郎民主党幹事長の公設秘書の初公判をにらみつつ、通常国会での本格追及を目指す。【木下訓明】
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009101400957
国会日程で不協和音=山岡氏、唐突に召集前倒し−官邸・与党
鳩山政権発足後初の論戦の場となる臨時国会の日程をめぐり、首相官邸と与党の足並みの乱れが表面化している。与党は14日の国対委員長らの会談で、今月23日に召集する案を確認。政府がいったん固めた26日の召集を前倒しする方針を打ち出した。迷走の背景には、平野博文官房長官と民主党の山岡賢次国対委員長の主導権争いがあるようだ。
「会期は23日から11月30日までとしたい」。山岡氏が14日の会談で唐突にこう提案すると、社民党の重野安正幹事長は思わず「26日召集ではないのか」と確認したという。この後、山岡氏は記者団に、前倒しは早期召集を求める野党に配慮したためと説明した。
山岡氏はもともと、臨時国会を参院神奈川、静岡両補欠選挙(25日投開票)の前の今月中旬に召集する考えだった。鳩山由紀夫首相の初の所信表明演説を投票前に行い、補選の有権者に政権交代をアピールする狙いからだ。
しかし、官邸側は首相の献金虚偽記載問題に対する野党の追及を警戒。9日の基本政策閣僚委員会で、与党の希望を退け、補選後の26日に召集する方針を固めた。
さらに、本来は国会が決める会期についても、平野長官は2010年度予算編成の日程を確保する観点から、11月中に閉幕したいと公言。これが与党軽視と映ったのか、山岡氏は周辺に「これから野党と話すのに交渉にならない。官房長官は国対のイロハが分かっていない」と不満をぶちまけた。
ただ、仮に23日召集となれば、補選前に行われるのは首相演説のみとなる。自民党の谷垣禎一総裁は14日の記者会見で、「補選前に(政権側が)言いたいことだけ言うのは、フェアな国会運営ではない」と不快感を表明。公明党幹部も「姑息(こそく)なやり方」と反発した。
このため、民主党内には「結局、野党の反対を理由に26日召集になる」(国対幹部)との見方もある。首相も、タイで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)などの国際会議に出席するため、23日に日本を出発する予定で、14日夕には記者団に「会議に支障が出ないような形にしたいという思いがある」と語った。(2009/10/14-21:09)
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http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101401001112.html
臨時国会は26日召集でと平野氏 与党と食い違い
平野博文官房長官は14日午後の記者会見で、与党3党の国対委員長が臨時国会の23日召集方針で一致したことに関し「(25日投開票の)参院統一補選もあり、政府の意思として26日くらいが好ましいとお願いしている。調整を見守りたい」と述べ、補選後の召集が望ましいとの考えを示した。
鳩山政権発足後初の本格論戦の場となる臨時国会の召集日をめぐり、首相官邸と与党の食い違いが表面化した形だ。
鳩山由紀夫首相も14日夕、記者団に「(23日から始まる)東南アジア諸国連合(ASEAN)との会合出席に支障がないようにしたい」と語り、今後の与野党折衝で外交日程を優先させるよう要望した。
これに対し、自民党側は、参院補選前に首相の所信表明演説と代表質問が行われるよう23日以前の早期召集を求めていく方針。
2009/10/14 21:37 【共同通信】
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009101400554
福島氏、国会法改正「おかしい」=鳩山首相は与党内調整促す
福島瑞穂少子化・消費者担当相は14日昼、東京・内幸町の日本記者クラブで講演し、官僚の国会答弁を禁止する国会法改正案について「運用面で工夫すればいい。法律まで作って禁止するのはおかしい」と述べ、改めて反対の姿勢を示した。
民主党の小沢一郎幹事長は同案を臨時国会に提出する考えを表明しているが、福島氏は官僚の答弁禁止は「表現の自由(の問題)にリンクする」と指摘。その上で「与野党の議員が役所の人に答弁を求めたときに、答弁してもいいのではないか」と述べた。
鳩山由紀夫首相も14日夕、国会法改正案の扱いに関し、記者団に「臨時国会で間に合うかどうかという議論はあると思う」と指摘した。12月に2010年度予算編成作業が控えていることから、臨時国会に提出して成立を目指すかどうかは、連立与党間で十分調整する必要があるとの考えを示した発言だ。 (2009/10/14-20:59)
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>>82
自分は官僚の答弁禁止に必ずしも賛成ではないが、「表現の自由」はないだろ、弁護士
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4259256.html
民主・自民、臨時国会26日召集で合意
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低 鳩山総理の所信表明演説が行われる臨時国会は、今月26日からになることが決まりました。
民主党の山岡国対委員長と自民党の川崎国対委員長は、臨時国会を26日に召集し、11月30日までの36日間とすることで合意しました。
山岡委員長は、与党内で14日、合意した今月23日に召集し11月30日までとする案を自民・公明・共産の各党国対委員長に提案しました。しかし自民党側は、23日召集では所信表明演説に対する代表質問がないまま、25日の参院補欠選挙を迎えることになる、などとして反発。結局、今月26日の召集で合意しました。
政府・与党もこの案を了承し、36日間の会期中、郵政民営化凍結法案などが審議されることになります。(15日17:51)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091015/plc0910151919024-n1.htm
小沢氏の代表質問見送りに与野党双方から批判 (1/2ページ)
2009.10.15 19:18
民主党の小沢一郎幹事長が26日召集予定の臨時国会で、鳩山由紀夫首相に対する代表質問を見送ったことをめぐり、与野党から批判が出ている。小沢氏は、政府・与党一元化の観点から、党を代表する形で首相に質問するのは不自然と考えている。ただ、参院では輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長が代表質問を行うことが内定しており、チグハグさもみられる。
社民党の重野安正幹事長は15日の記者会見で、「与党になったから代表質問しないのは立法府の自殺行為だ」と代表質問見送りを非難した。社民党が連立与党を代表して質問するよう要請した民主党の山岡賢次国対委員長に対しても、「あくまでも社民党を代表して質問する。議会制民主主義の基本に触れる」と述べた。
民主党内では今のところ、表立って代表質問見送りに疑問を呈する議員はいない。ただ、小沢氏に批判的なベテラン議員には「小沢氏の論理を突き詰めると、『与党議員は委員会でも質問するな』ということになる」との声もくすぶっている。
自民党幹部は15日、小沢氏の姿勢にあきれ顔でこう語った。
「国会論議の活性化を唱えている方(小沢氏)が、代表質問をしないとは…」
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古い記事。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091015ddm005010003000c.html
臨時国会:23日召集方針 調整不足あらわ 政府・与党、主導権巡り綱引き
臨時国会の召集日を巡って14日、首相官邸と与党との綱引きが露呈した。民主、社民、国民新の与党3党は14日の国対委員長会談で、臨時国会の召集日を23日とする案で野党側と調整する方針で一致。参院補選後の26日召集を主張する首相官邸との調整不足が露呈することになった。今後の国会運営に関する主導権争いもからみ、政府と与党間のさや当てが続いている。【近藤大介、木下訓明】
与党は14日の国対会談で、臨時国会の会期を23日召集、11月30日閉会の39日間とする案で一致。民主党の山岡賢次国対委員長は会談後、記者団に対し「(会期は)26日から11月30日というふうに官邸筋から流れているが、『一日も早い開会を』という野党の申し入れをしん酌した」と述べ、野党側への配慮を強調した。
26日召集で政府と足並みをそろえてきた与党側が、前倒し召集へと方針を変えたのは、平野博文官房長官の発言がきっかけ。平野長官は11日の講演で臨時国会召集日について26日召集、11月30日閉会案を示した。野党との交渉を控える民主党幹部は「手の内をばらしたら話にならない。国対のイロハを知らない」と反発した。
政策決定一元化を掲げる鳩山政権に対し、与党側には「国会のことぐらい3党が主導的に決める」との意地がある。23日召集案が官邸側に事前に説明された形跡はなく、平野長官は14日の記者会見で「政府の意思としては、26日が好ましいとお願いしていた」と不快感を隠さなかった。
臨時国会が23日に召集されると、首相の所信表明演説は補選前に行われる一方、各党の代表質問は選挙後に先送りされる。自民党の谷垣禎一総裁は14日の記者会見で、「(首相側が)選挙前に言いたいことだけ言うのは、フェアな国会運営ではない」と批判。党幹部は「民主党国対委員長と官房長官の意思疎通はどうなっているのか」と皮肉った。
23日からはタイで東南アジア諸国連合(ASEAN)+3(日中韓)などの国際会議が予定されている。同会議に出席予定の鳩山首相は14日、首相官邸で記者団に対し「(国会日程が)会議に支障ないような形にしたい」と語った。民主、自民両党間では当初の26日召集案で合意を探る動きも出始めている。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009101500366
民主の代表質問辞退を批判=「立法府の自殺行為」−社民の重野幹事長
社民党の重野安正幹事長は15日午前の記者会見で、民主、国民新両党が鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する代表質問を辞退する方針を示したことについて「演説を受けて各党が質問するのが国会の常道だ。与党になったから代表質問しないというのは立法府の自殺行為だ」と批判した。
自身が行う代表質問を両党が「与党代表の質問」と位置付けていることには、「心外だ。わたしはあくまで党を代表して質問する。そんなことは国会議員のイロハだ」と不快感を示した。
官僚の国会答弁を禁ずる国会法改正案については「いかがなものかと言わざるを得ない。法案が出されないことを期待する」と語った。(2009/10/15-12:27)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091015-OYT1T01115.htm
臨時国会召集は26日…首相の所信表明演説も
政府・与党は15日、臨時国会を26日に召集する方針を最終的に決めた。与党3党はいったんは23日召集で合意したが、25日投開票の参院神奈川、静岡両補欠選挙直前の召集に反対する野党側に配慮した。
鳩山首相の所信表明演説は26日に行われる。会期は11月30日までの36日間となる見通し。
民主党の山岡賢次国会対策委員長は15日、自民党の川崎二郎、公明党の漆原良夫両国対委員長と相次いで会談。山岡氏によると、23日の召集を打診したが、川崎、漆原両氏は反対したという。その後、山岡氏は平野官房長官や与党幹部と電話で協議し、26日にずらすことで一致した。
野党が反対したのは、23日に召集され、その日に鳩山首相による初の所信表明演説が行われれば「週末の国内の話題が演説に集中し、補選に悪影響を与える」(自民党幹部)との考えからだ。
一方で、召集日の変更は「政府・与党の主導権争いが原因」と見る向きもある。
政府は、2010年度予算編成を最優先する立場から、国会の会期をできるだけ短くしたい考えだった。平野長官は9日の基本政策閣僚委員会で「12月は予算編成に使わせてほしい」と述べていた。周辺には「補選後の召集が望ましい」と語り、「26日召集―11月末閉会」案を示していた。
これに対して、民主党内には、政府主導で国会日程が決まることへの不満が強かった。「国会対策は野党との交渉だ。与党が仕切るべきだ」(民主党国対筋)との考えからだ。23日召集案は、14日に山岡氏が社民、国民新両党に持ちかけたものだが、これも「政府へのけん制が目的で、実は26日のつもりだったのではないか」(社民党)との見方も出ている。
自民党の大島幹事長は15日、召集日をめぐる政府・与党の対応について、党本部で記者団に、「内閣が会期を決める発言をしたり、国対委員長が召集日を言ったり、ちぐはぐしている。しっかりしてもらいたい」と批判した。
(2009年10月15日22時14分 読売新聞)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2009101501113
国会改革案、21世紀臨調に依頼へ=小沢氏
民主党の小沢一郎幹事長は16日、「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」の共同代表を務める佐々木毅元東大総長と会談し、国会改革について21世紀臨調としての考え方をまとめるよう要請する。小沢氏は26日召集予定の臨時国会に、官僚答弁の禁止を柱とする国会法改正案を提出する方針を示しており、参考にしたい考えだ。
官僚答弁の禁止には社民党や野党から反対論が出ている。小沢氏としては有識者の「お墨付き」を得ることで、実現への機運を高める狙いもあるとみられる。(2009/10/15-22:30)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009101600055
国会改革で月内に提言=21世紀臨調、小沢氏要請受け
民主党の小沢一郎幹事長は16日午前、都内のホテルで、「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」の共同代表を務める佐々木毅元東大総長らと会談した。小沢氏は官僚答弁禁止などの国会審議活性化のための法改正について「月内に提言をまとめてほしい」と要請。佐々木氏も了承した。
小沢氏は26日召集予定の臨時国会に、国会法改正案を提出する方針を示しており、法案化の参考にする。会談では、小沢氏の持論である戸別訪問の解禁に向けた公職選挙法の見直しや、個人献金の拡大など政治資金規正法の改正についても提言に盛り込むよう求めた。
会談後、小沢氏は国会改革に関し、記者団に「政府参考人制度を廃止し、(代わりに)役所や民間の意見を聞く仕組みをつくらなければならない」との考えを示した。(2009/10/16-13:40)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009101600843
小沢氏、国会改革へ「理論武装」=与野党に異論、調整は難航か
民主党の小沢一郎幹事長が、「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」に国会審議の活性化に向けた検討を要請した。官僚答弁の禁止などを盛り込んだ国会法改正案づくりに向け、有識者の後押しを得ることで「理論武装」を図るのが狙い。ただ、与野党に異論も多く、臨時国会での法案提出までは曲折も予想される。
「各党の賛同をいただいて臨時国会で成案を得たい。協議は調うと思う」。小沢氏は16日、記者団にこう述べ、臨時国会での法改正に自信を見せた。1993年の著書「日本改造計画」でも「官僚による答弁はすべて廃止する。政治家が答弁に立つのが本来の民主主義のあり方だ」と指摘するなど、国会改革は小沢氏の長年の持論だ。9月下旬には英国を訪問、議会関係者らからヒアリングを行うなど入念に準備を進めてきた。
小沢氏は来年の通常国会からの答弁禁止に向け、月内の報告を21世紀臨調に要請。具体的には、政府参考人制度の廃止や、役所側の意見聴取のための新たな枠組みの検討を求め、法案化の参考にしたい考えだ。
一方、小沢氏の言動に対し、与野党からは疑問の声も出ている。社民党の福島瑞穂党首は「法律まで作って(官僚答弁を)禁止するのはおかしい」と反論。自民党の大島理森幹事長は「何でも英国のまねをすれば、日本の政治はよくなるのか」と批判しており、調整は難航する可能性もある。(2009/10/16-20:41)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009101600964
小沢氏が検討を求めたテーマ
【国会審議の活性化】
1、政府参考人制度を廃止して、国会議員同士による審議への改め
1、公務員、有識者、市民団体等の意見聴取のための新たな場の設置
1、常任委員会の定数と定例日
1、国会の会期
1、国会の調査能力の強化
【公職選挙法】
1、選挙運動・政治活動の自由化
1、選挙運動などの規制の範囲と方法
1、欧米諸国の独立型選挙委員会をモデルとする日本版選挙委員会のあり方
1、選挙運動資金の規制およびその上限
【政治資金規制】
1、政治資金の公開、透明性の確保
1、日本版選挙委員会による政治資金に関する指導・監視
1、企業・団体献金のあり方
1、個人献金の普及・拡大(2009/10/16-20:41)
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http://www3.nhk.or.jp/news/k10013150661000.html
民主 参議院では代表質問検討
10月16日 5時12分
民主党は、今度の臨時国会で、鳩山総理大臣の所信表明演説に対する衆議院での代表質問を見送る方針を示していますが、参議院では「幅広い議論を行って、独自性を高める必要がある」といった意見が強く、輿石参議院議員会長が質問する方向で検討しています。
鳩山政権発足後、初めての本格的な論戦の場となる臨時国会は今月26日に召集される見通しです。こうしたなかで、民主党は与党としての国会運営のあり方を検討しており、山岡国会対策委員長は、さきに社民党や国民新党の幹部に対し、「政策決定が政府に一元化された結果、党と政府の考え方に違いはない」として、衆議院では鳩山総理大臣の所信表明演説に対する代表質問を見送る方針を示しています。しかし、参議院では、「衆議院よりも任期が長く、幅広い議論を行って独自性を高める必要がある」といった意見が強く、執行部は輿石参議院議員会長が質問する方向で検討しています。民主党が衆議院での代表質問を見送る方針を示していることをめぐっては、国民新党が同調する意向を示す一方で、社民党の重野幹事長が「立法府としての自殺行為だ」と批判するなど波紋が広がっています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/k10013161681000.html
国会法改正 国会前に民主案を
10月16日 16時35分
民主党の小沢幹事長は記者団に対し、国会審議での官僚の答弁を禁止することを柱とした国会法などの改正について、今月26日に召集される予定の臨時国会の前までに民主党の案をまとめ、与野党各党との協議に入りたいという考えを示しました。
この中で小沢幹事長は「国会を政治家どうしの議論の場にしなければならない」と述べ、これまで常任委員会などで「政府参考人」として認められていた官僚の答弁を禁止し、大臣、副大臣、政務官などに限る一方、委員会審議とは別の場で官僚や民間人から意見を聞く機会を設ける方向で、国会法の改正などを検討すべきだという考えを重ねて示しました。そのうえで、小沢氏は「立法のための原案が出来たら、各党の賛同を得て、できれば臨時国会で成案を得たい。各党による協議は整うと思う」と述べ、今月26日に召集される予定の臨時国会の前までに民主党の案をまとめ、与野党各党との協議に入りたいという考えを示しました。これに先立って小沢氏は、民間の有識者らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」・21世紀臨調の佐々木毅学習院大学教授らと懇談し、具体的な法改正のあり方についての検討を求め、佐々木氏らは了承しました。
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労組から金貰えないと困るってことか?
>ただ、企業・団体献金の全面禁止には、自民党のほか、民主党内でも「政治活動への影響が大きく、
>慎重に検討すべきだ」との声があり、
>公職選挙法や国会法など国会議員の身分に直結する法律の処理は、議員立法で行うことが通例だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091016-OYT1T01275.htm
小沢幹事長、企業献金廃止など検討に着手
民主党の小沢幹事長は16日、選挙運動や政治資金のあり方を抜本的に見直すため、来年の通常国会で、公職選挙法と政治資金規正法の全面的な改正を目指す方針を固めた。
同党が衆院選の政権公約(マニフェスト)に掲げた企業・団体献金の全面禁止や、戸別訪問の解禁など選挙運動の自由化が念頭にあるとみられる。与野党に呼びかけて議員立法で成立を図る考えだ。
小沢氏は16日、学者や経済人らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)の佐々木毅共同代表(学習院大教授)と都内のホテルで会い、〈1〉国会審議の活性化〈2〉公職選挙法〈3〉政治資金規制――の3分野について、改革の具体案を作るよう要請した。佐々木氏も受け入れた。
民主党はマニフェストで、政治資金規正法を改正し、その3年後から、企業・団体献金とパーティー券購入を禁止することを打ち出した。企業・団体献金への依存度の高い自民党にとって、より打撃の大きい内容だ。
小沢氏の16日の要請はこれを踏まえ、企業・団体献金のあり方や、政治資金の透明性確保の方法、インターネット利用などによる個人献金の拡大を検討するよう求めたものだ。
また、公選法改正は、インターネット利用や戸別訪問の解禁など選挙活動の自由化が柱だ。英国をモデルにした選挙運動資金の規制強化や、地方自治体の選挙管理委員会を改革し、選挙運動の監視権限を与えることなどを検討する。
ただ、企業・団体献金の全面禁止には、自民党のほか、民主党内でも「政治活動への影響が大きく、慎重に検討すべきだ」との声があり、具体案をめぐっては調整が難航する可能性もある。
一方、国会審議の活性化は、官僚の答弁を禁じることなどが柱で、26日召集予定の臨時国会に国会法改正案を提出する予定。官僚答弁の禁止に伴い、官僚や有識者、各種団体の意見を聴取するための新たな枠組みを国会組織に設けることなどを検討する。
公職選挙法や国会法など国会議員の身分に直結する法律の処理は、議員立法で行うことが通例だ。
(2009年10月17日06時10分 読売新聞)
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http://www3.nhk.or.jp/news/k10013176311000.html
国会法の改正案で与党調整へ
10月17日 5時22分
民主党は、政治主導の国会運営を実現するため、国会審議での官僚の答弁を禁止することなどを盛り込んだ国会法の改正案などを臨時国会に提出したいとしていますが、社民党は、慎重な検討を求めており、来週にも与党間の調整が始まる見通しです。
民主党の小沢幹事長は、政権交代を機に「まず国会そのものが官僚支配から脱しないといけない」と述べ、政治主導の国会運営を実現するため、国会法の改正案などを今月26日に召集される予定の臨時国会に提出し、成立を目指したいという考えを示しました。具体的には、常任委員会などで「政府参考人」として認められている官僚の答弁を禁止し、大臣、副大臣、政務官などに限る一方、委員会審議とは別の場で、官僚や民間人から意見を聞く機会を設ける方向で検討を進めており、民主党案がまとまりしだい、まず、連立を組む社民党、国民新党に示したいとしています。これに対し、国民新党は基本的に同調する方針ですが、社民党は、福島党首が「法律まで作って官僚の答弁を禁止するのはおかしい」として、否定的な考えを示すなど、慎重な検討を求めており、来週にも与党間の調整が始まる見通しです。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2009101700312
国会法改正を阻止=与党内調整、難航は確実−社民・福島氏
社民党の福島瑞穂党首(少子化・消費者担当相)は17日、北海道音更町で記者会見し、民主党の小沢一郎幹事長が官僚の国会答弁を禁じるための国会法改正に意欲を示していることについて、「社民党は反対だ。臨時国会に改正案が出るとしたら賛成することはできない。法案が国会に出ないよう、成立しないよう与党の中で頑張っていく」と述べ、改正を阻止する考えを明らかにした。
福島氏は「国会議員の質問に役人が答えることを法律で禁止するのは、表現の自由や国会の審議を侵害する可能性がある。運用面で解決できるのではないか」と指摘した。
福島氏が法改正に反対する姿勢を鮮明にしたことで、小沢氏が目指す改正案の臨時国会提出に向けた与党内調整は難航することが予想される。(2009/10/17-22:02)
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以前からの要求だが。
関連
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/5
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/5086,5087,5114,5263,5282
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036550420/1222,1318
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/2536
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091018-OYT1T00348.htm
参院の委員長席2つ明け渡せ…民主、自民に要求
民主党は参院で自民党が持つ内閣委員会と文教科学委員会の両委員長ポストの明け渡しを20日の国会対策委員長会談で求める方針を固めた。
自民党が応じなければ、臨時国会に委員長の解任決議案を提出し、選挙で差し替える強行策も辞さない構えだ。
これは、内閣委で国家戦略室を「局」に格上げする法案を、文科委で高校授業料実質無償化の関連法案を審議する見通しであることから、議事運営を有利に進める狙いだ。
自民党は拒否する構え。委員長解任に至れば衆参両院を通じて初の事態。
(2009年10月18日11時22分 読売新聞)
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http://www3.nhk.or.jp/news/k10013189891000.html
“官僚答弁禁止”与野党が議論
10月18日 11時45分
18日に放送されたNHKの「日曜討論」で、民主党の山岡国会対策委員長は、今度の臨時国会に国会審議での官僚の答弁を禁止することなどを盛り込んだ国会法の改正案を提出したいという考えを示したのに対し、自民党の川崎国会対策委員長は国会の議会制度協議会で慎重に議論するよう求めました。
このなかで民主党の山岡国会対策委員長は、国会法の改正について、「民主党の持論であり、揺るぎないことだ。国民のための国会にするには、相当いろいろなことを見直さなければならないが、まず象徴的なこととして、官僚の答弁の禁止を今度の臨時国会で行いたいと考えている。今後、各党と相談し、意見を十分聞いていきたい」と述べました。ただ山岡氏は、官僚が国会で質問する議員から事前にその内容を聞くことについて、「役人が聞き取って答弁を書いて、その原稿を閣僚らが読むのがダメだということであって、役人だからダメだということはない」と述べ、官僚がいわゆる「質問取り」をすることは問題ないという認識を示しました。社民党の重野幹事長は、国会法の改正について、「党内で議論の集約はしていないが、『いかがなものか』というのが多数の意見だ。これまでも実務を担う官僚の答弁が有効だったこともある。多様な機会を奪うやり方は言論の府としてとるべきではない」と述べました。国民新党の下地国会対策委員長は「脱官僚、政治主導の考え方は大切であり、前向きに検討したい。運用面ではなく、法律を変えることが大事だ」と述べました。これに対し、自民党の川崎国会対策委員長は「議長の下にある議会制度協議会で話し合いながらていねいに国会のルールを作ってきたので、そこで協議すればよい。できるだけ国会議員どうしが議論することは大事だが、年金問題や高速道路の無料化などの問題で、現場の責任者の声を聞くのは当たり前だ。やり方はいろいろあり、しっかり議論すべきだ」と述べました。公明党の漆原国会対策委員長は「国会法改正にどういう意味や意図があるのか、まだわからない。政治主導というのであれば、政治家が官僚を使い切ればいい。不正の追及など官僚に聞きたいこともあり、なぜ法律で禁止する必要があるのか」と述べました。共産党の穀田国会対策委員長は「官僚に答弁させずに、政治家が答弁すれば済む話で、これまでも力がある大臣は自分で答えていた。官僚の問題を追及する場合には、官僚に答弁させる必要がある。国会は行政の監視機能を果たさなければならない」と述べました。みんなの党の山内国会対策委員長は「政治家どうしで活発に議論するため、前向きに検討すべきだ。どうしても役人の意見を聞きたければ、参考人質疑などほかの手もある」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013187131000.html
社民 国会法対応で党内議論へ
10月18日 6時58分
社民党の福島党首は、民主党が、国会審議で官僚の答弁を禁止することなどを盛り込んだ、国会法の改正案の提出を検討していることについて、今度の臨時国会に提出されても、今の段階では賛成できないとしていますが、党内には、連立政権の与党として、慎重に対応を検討すべきだという意見も出ています。
社民党党首の福島消費者・少子化担当大臣は、17日、北海道音更町で記者会見し、国会法の改正案をめぐる議論について、「役人の答弁を法律で禁止するのは、表現の自由や国会審議を侵害する。法律でなく、運用で変えていけばいい」と述べたうえで、民主党が、今度の臨時国会に、国会審議で官僚の答弁を禁止することなどを盛り込んだ国会法の改正案を提出しても、今の段階では、社民党は賛成できないという考えを示しました。これについて、社民党内では、「議会制民主主義を守るためには、法改正に賛成できない」として、福島党首の発言自体は支持する意見が強くあります。ただ、その一方で、民主党と連立政権を組む与党として、民主党の出方を見極めたうえで、慎重に対応を検討すべきだという意見もあり、今後、与党の間での調整もにらみながら、社民党内でこの問題への議論が行われる見通しです。
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結局表向きの理由はどうであれ,内閣法制局長官の発言を封じて海外派兵に道を開くかどうかの小沢と福島の争いという事に成ってきましたかねぇ。
>>73
>小沢氏が自民党幹事長時代、湾岸戦争で自衛隊を派遣しようとした際、内閣法制局から憲法違反の可能性を指摘されて断念したことが背景、とのうがった見方も出ている。
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>>96
纏め感謝です。
正々堂々と決を採って取りに行けば良さそうですな。
出来れば共産党や公明党にも賛成に回らずとも棄権ぐらいにしてもらって自民の我が侭を浮き彫りにする形で行きたいが,輿石らの手腕の見せ所。
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ここって私しか知らないのかな?
↓ ↓ ↓
http://magiclien.com/?sk4
知ってる人が居れば情報ください!
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儀式を残して欲しいと祭司は言う。
http://www.asahi.com/politics/update/1019/TKY200910190390.html
与党代表質問は「政府の太鼓たたき」と批判 小沢幹事長2009年10月19日21時41分
民主党の小沢一郎幹事長は19日の記者会見で、首相の所信表明針演説に対する与党の代表質問について、「政府の太鼓たたき」と批判し、26日召集の臨時国会で自らは行わない意向を示した。政府・与党の一元化を進め、形式的と批判されがちな与党の質問を減らす国会改革の一環とみられるが、与野党に波紋も広がっている。
小沢氏は会見で代表質問をしない理由について、「私が『そうせい』と言ったわけではない」と前置きしたうえで「与党質問は『ひたすら政府の太鼓たたきになったような質問が多いね』と言うから、『まあそうだね』と言った」と述べた。
自民党はこれまで慣例的に幹事長が首相への代表質問に立つことが多かった。「政府は行政、与党は立法府の一員で、立場が違う」という認識に基づく。しかし、小沢氏は「議院内閣制の国会は、政府と野党の議論の場」が持論。政府・与党の一元化のもと、与党質問は必要ないとの姿勢だ。与党質問は形骸(けいがい)化しているとの考えも根底にある。
ただ、小沢氏の考えは与党内では共有されていない。代わりに代表質問を割り当てられた社民党は「立法府の自殺行為」(重野安正幹事長)と反発している。一方、参院で民主党は輿石東参院議員会長が代表質問を行う予定。「小沢、輿石両氏が一緒に代表質問をしなければ、鳩山政権側に余計な警戒感を持たれる」(民主党幹部)からだという。
一方、自民党の大島理森幹事長は「党として今後の方針をどう考えているかを発表する場がないのは、国会の充実した審議として良いのか、疑問を感じる」と批判している。
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小沢氏にとっては政治改革の仕上げと思ってるのかも知れませんが,例の如くやり方が強引では纏まるものも纏まらず心配であります。
小沢氏が政治改革に執念 与野党からは批判噴出
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091019/stt0910192351016-n1.htm
2009.10.19 23:42
民主党の小沢一郎幹事長は19日の記者会見で、企業・団体献金禁止や選挙戦での戸別訪問解禁のための政治資金規正法と公職選挙法の改正を来年の通常国会で目指す考えを表明した。これに先行する形で、官僚が国会で答弁する「政府参考人」制度の全面禁止を盛り込んだ国会法改正案を26日召集の臨時国会で成立させる構え。小沢氏が掲げてきた一連の政治改革実現への段取りを固めたかっこうだが、与野党からは性急な改革への反対論が噴出している。
一連の改革は、小沢氏が平成5年の著書「日本改造計画」以来、掲げ続けてきた旗印だ。
19日夕、党本部で平野博文官房長官と会談した小沢氏は、国会法改正への意欲を改めて表明。同日の記者会見では「与野党がお互いに切磋琢磨(せっさたくま)するところに議会制民主主義の狙いがある」と強調した。
小沢氏は国会改革の布石を打ってきた。9月下旬には改革のモデルとする英国議会を視察し、今月16日には「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)に、国会審議活性化、公選法、政治資金規正法の改正のあり方を諮問した。
政治資金規正法改正の焦点となる企業・団体献金の禁止については、企業献金やパーティー券収入の割合が大きい自民党を“兵糧攻め”にする狙いがありそうだ。
また、「官僚答弁の禁止」は、政治家同士の議論の活発化が狙い。臨時国会で法改正して通常国会から実施する考えで、21世紀臨調側に今月中のとりまとめを求めた。政府への政策決定一元化のために、9月に議員立法を原則禁止したが、政治改革関連法案は例外となっており、これらの課題は、閣外にいる小沢氏にとっては「選挙と並んで最も自らの存在感を示せるテーマ」(周辺)だ。
小沢氏のやる気とは裏腹に、与野党は反発を強めている。
社民党の重野安正幹事長は19日、「官僚に質問することで政治の優位性が失われるというのは飛躍した議論だ」と批判。自民党の川崎二郎国対委員長も18日のNHK番組で「現場の責任者(官僚)の声を聞くのは当たり前だ」と指摘した。共産党の志位和夫委員長も14日の党中央委員会総会で「高級官僚が不正を起こした際に責任を糾明できなくなる」と批判している。
また、小沢氏は官僚の答弁禁止にとどまらず、閣僚の答弁も4週間に1回程度に限定し、副大臣や政務官の国会出席を促そうとしている。ただ、不祥事発覚の際に、閣僚が国会への出席を避ける口実になりかねないという指摘もある。
小沢氏には政治家同士の議論を充実させる意図があると言われるが、本人が党首討論に応じなかった過去がある。そのため、民主党内にも「制度は活用しなければ意味がない。何でも英国をまねしたらいいわけではない」(中堅)との異論がある。(斉藤太郎)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102000543
内閣、文科委員長を要求=参院民主
民主党の平田健二参院国対委員長は20日午後、国会内で自民党の鈴木政二参院国対委員長と会い、自民党が握る内閣、文教科学両委員長と民主党が確保している決算、経済産業両委員長とのポスト入れ替えを求めた。これに対し、鈴木氏は「委員長枠の交換は参院選後に行うのが通例だ」と難色を示し、引き続き協議することになった。
平田氏は26日に予定される臨時国会召集までに結論が出ない場合、参院本会議に内閣、文科両委員長の解任決議案を出し、民主党議員を委員長に選任することも辞さない考えを伝えた。解任決議が可決すれば、衆参両院で初の事態となる。 (2009/10/20-14:29)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091021k0000m010052000c.html
臨時国会:26日に召集、所信表明演説も 会期は結論出ず
政府は20日の持ち回り閣議で、次期臨時国会を今月26日に召集することを決定した。平野博文官房長官は同日、衆参両院の議院運営委員会理事会で召集日を正式に表明し、了承された。政府・与党は会期を11月30日までの36日間とする方針。一方、自民、公明両党は「政権交代間もない国会で、聞きたいことがたくさんある」として、12月末まで開会するよう求め、結論を持ち越した。
20日の衆院議運委理事会では、開会式と鳩山由紀夫首相による政権発足後初の所信表明演説を26日に行うことで合意。所信表明演説に対する衆参の各党代表質問は、28日から3日間の日程で調整する。09年度第2次補正予算案と来年度予算案の編成作業を控え、政府・与党は臨時国会を11月末に閉会する意向だ。
民主、国民新両党の代表質問見送り方針について、民主党の高木義明筆頭理事は「政府と与党は同質で、質問する必要はないと判断した」と説明した。これに対し、自民、公明両党は「それなら社民党もやめるべきだ」と反発。参院民主党は代表質問について従来通り行う方針で、衆参で対応が食い違っている。【近藤大介】
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009102102000049.html
参院委員長ポスト 自民に交換を要求 国家戦略「局」格上げなど狙い
2009年10月21日 朝刊
民主党が参院委員長ポストの「交換」を自民党に強く求め、対立する騒ぎが起きている。民主党としては、マニフェストの目玉政策実現に向けて法案審議を円滑に進める狙いがあるが、自民党は強く反発。臨時国会召集を前に、国会は早くも荒れ気味だ。
民主党の平田健二参院国対委員長は二十日、自民党の鈴木政二参院国対委員長と会談し、民主党が握る経済産業、決算両委員長ポストと、自民党の内閣、文教科学両委員長ポストを交換するよう求めた。
鈴木氏は、委員長ポスト配分は三年ごとの参院選に併せて見直していることに触れ「まだ途中じゃないか」と拒否。平田氏は「うちがたくさん取るわけじゃなく、交換するだけだ」と食い下がり、平行線に終わった。
民主党が交換にこだわるのは、来年の通常国会に提出される国家戦略室の「局」への格上げ法案などが内閣委、高校の実質無償化法案が文科委に付託される見通しだからだ。
衆院では、決算行政、懲罰両委員会以外の常任委員長を民主党会派が押さえているが、参院の内閣、文科両委員長が自民党議員のままだと審議が停滞する恐れがあると判断したとみられる。
平田氏は、自民党が最後まで譲らなければ「ルールに従って本会議で決着をつける」と、数の力での決着も辞さない決意も伝えた。その場合は交換ではなく、民主党が両ポストを取るという。
自民党は徹底抗戦の構えだが、「民主党が絶対取ると言ったら、強行突破されてしまう」(幹部)と弱気な声も漏れている。 (高山晶一)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091020-OYT1T01134.htm
民主、参院2委員長の交換要求…自民拒む
民主党の平田健二参院国会対策委員長は20日、自民党の鈴木政二参院国対委員長と国会内で会談し、参院の内閣、文教科学の両委員長ポストを明け渡し、民主党の決算、経済産業の委員長ポストと交換するよう求めた。
国家戦略室を「局」に格上げする法案や高校授業料を実質無償化する法案の審議をにらんだ対応だ。
鈴木氏は「3年ごとの改選時に交代しており、任期途中だ」と拒んだ。22日に再度協議する。平田氏は、26日召集の臨時国会で、両委員長の解任決議案を提出して選挙で差し替えることも辞さない意向を伝えた。
(2009年10月20日21時57分 読売新聞)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091021ddm005010071000c.html
臨時国会:会期、来月末まで−−与党方針
政府は20日の持ち回り閣議で、次期臨時国会を今月26日に召集することを決定した。平野博文官房長官は同日、衆参両院の議院運営委員会理事会で召集日を正式に表明し、了承された。政府・与党は会期を11月30日までの36日間とする方針。一方、自民、公明両党は「政権交代間もない国会で、聞きたいことがたくさんある」として、12月末まで開会するよう求め、結論を持ち越した。
20日の衆院議運委理事会では、開会式と鳩山由紀夫首相による政権発足後初の所信表明演説を26日に行うことで合意。所信表明演説に対する衆参各党代表質問は、28日から3日間の日程で調整する。09年度第2次補正予算案と来年度予算案の編成作業を控え、政府・与党は臨時国会を11月末に閉会する意向だ。
民主、国民新両党の代表質問見送り方針について、民主党の高木義明筆頭理事は「政府と与党は同質で、質問する必要はない」と説明した。参院民主党は代表質問について従来通り行う方針で、衆参で対応が食い違っている。【近藤大介】
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091020-OYT1T01132.htm
民主、参院だけ代表質問…衆院は行わず
民主党の平田健二参院国会対策委員長は20日、自民党の鈴木政二参院国対委員長と国会内で会談し、26日召集の臨時国会で行われる、鳩山首相の所信表明演説に対する参院本会議での代表質問を民主党も行う考えを伝えた。
輿石東参院議員会長が質問する。
衆院では民主党と国民新党は「審議時間短縮のため」などとして、代表質問を行わず、社民党が与党3党を代表する立場で質問する。衆参で対応が異なることについて、民主党参院幹部は「両院で代表質問をしなければ、党が鳩山首相のはしごを外したと誤解されるだろう」と述べ、首相を支える姿勢をアピールするのが狙いだと説明した。
(2009年10月20日21時57分 読売新聞)
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小沢の国会改革の本気度には期待せざるを得ない。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091022k0000m010062000c.html
小沢幹事長:野党が情報得る仕組み充実を
民主党の小沢一郎幹事長は21日、自ら塾長を務める「小沢一郎政治塾」で講演し、国会改革について「我々が与党の間に、野党が十分な情報と資料を得ることができるような仕組みを作りたい」と述べ、国会審議の活性化に向けて、国政調査権の充実を図る考えを明らかにした。
小沢氏は自身の経験を踏まえ、「野党には情報がない。これじゃ本当の国会の論戦にならない」と指摘した。【渡辺創】
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http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20091021-558061.html
小沢氏が野党にも情報提供の必要性強調記事を印刷する
民主党の小沢一郎幹事長は21日、都内で講演し、国会議員同士の議論を活性化する国会改革の一環として、行政の持つ情報を野党が十分に把握できる仕組みが必要との認識を表明。中期的な目標として国政調査権強化などの制度改正に取り組む考えを明らかにした。
現在の国会論戦について「全部、官庁が情報を把握しており、野党は情報がない。これでは本当の論戦にならない。国会から官僚支配をなくさないといけない」と指摘。「国政調査権は持っているが、実務を担当する国会の法制局や調査局がきちんと行政に対し資料請求したり、情報公開を要求する権能を持つ国会機能を充実させたい」と意欲を示した。(共同)
[2009年10月21日20時18分]
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102100381
国会の調査機能強化を=民主・小沢氏
民主党の小沢一郎幹事長は21日午前、自身が主宰する「小沢一郎政治塾」で講演し、国会改革に関し「われわれが与党の間に、野党が十分な情報と資料を得ることができる仕組みをつくりたい」と述べ、国会の調査能力強化を図る考えを示した。
小沢氏は「国会は野党が政府・与党と対決する場だ」とした上で「野党は論戦するにしても情報がない。これでは本当の国会の論戦にならない」と指摘した。(2009/10/21-12:35)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091021/stt0910211144006-n1.htm
国会改革で小沢幹事長「法制局、調査室の強化を」
2009.10.21 11:44
民主党の小沢一郎幹事長は21日午前、都内で行われた自らが主宰する政治塾で講演し、国会改革について「国会の権能を強化しないと野党は情報がないから中途半端な議論で終わる。野党が十分な情報と資料が得られる仕組みを作りたい。国会の法制局、調査室が行政に資料請求や情報公開を要求する機能を充実させたい」と述べた。
その上で「(国会の調査機能の強化が)現時点では野党のためになるが、そうしないと本当の民主主義は機能しない」と強調した。委員会審議については「英国は委員会に官僚を入れない仕組みだ。この仕組みを日本にも作り上げたい」と述べ、官僚答弁を禁止すべきだとの考えを重ねて示した。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102200425
29、30日に代表質問=民主含む全会派−参院
参院議院運営委員会は22日午前の理事会で、26日召集の臨時国会について、鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党代表質問を29、30両日に行うことを決めた。政権交代後初の首相演説であることを考慮し、全会派に質問を認めた。
民主党は衆院では代表質問を見送る方針だが、「衆参ともに代表質問をしないと首相のはしごを外したと受け取られかねない」(幹部)として、輿石東参院議員会長が質問する予定だ。(2009/10/22-13:12)
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>>111
輿石がやるのは衆院とは違って政府から一定の距離を保った参院の独自性って奴かと思ったが「衆参ともに代表質問をしないと首相のはしごを外したと受け取られかねない」なんですねぇ。
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>>111
どっちだ?
>政権交代後初の首相演説であることを考慮し、全会派に質問を認めた。
みんなの党、代表質問の時間配分なしに抗議
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091022-OYT1T01013.htm
みんなの党の渡辺代表は22日、臨時国会での鳩山首相の所信表明演説に対する代表質問の時間を同党に割り振るよう横路衆院議長に申し入れた。
衆院議院運営委員会は21日、質問時間の配分を協議。みんなの党が時間の確保を求めたのに対し、民主党が反対し、時間は配分されなかった。
渡辺氏は22日に記者会見し、「民主党の嫌がらせだ」と批判した。
(2009年10月22日20時59分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091022-OYT1T01013.htm
みんなの党、代表質問の時間配分なしに抗議
みんなの党の渡辺代表は22日、臨時国会での鳩山首相の所信表明演説に対する代表質問の時間を同党に割り振るよう横路衆院議長に申し入れた。
衆院議院運営委員会は21日、質問時間の配分を協議。みんなの党が時間の確保を求めたのに対し、民主党が反対し、時間は配分されなかった。
渡辺氏は22日に記者会見し、「民主党の嫌がらせだ」と批判した。
(2009年10月22日20時59分 読売新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091022/stt0910222119011-n1.htm
民主は「横暴、暴挙」 みんなの党の渡辺氏も怒り心頭
2009.10.22 21:18
みんなの党の渡辺喜美代表は22日、国会内で記者会見し、臨時国会での鳩山由紀夫首相の所信表明に対する代表質問を民主党から拒否されたとして「議会制民主主義に反する横暴、暴挙だ」と怒りをぶちまけた。
みんなの党は、先の衆院選で「政権交代」を掲げ、5議席を獲得、特別国会の首相指名では鳩山氏に投票した。しかしその後は、民主党からの連携の呼びかけを拒否したり、日本郵政新社長人事を「渡りそのもの」と批判したりと、「是々非々」できた。
民主党は拒否した理由を「(みんなの党の)申し入れが遅かった」としている。しかし、渡辺氏は「嫌がらせだと受け止められてもやむを得ない。われわれの言論が民主党には一番嫌なのだろう」との見方を示した。
民主党は、参院でも自民党議員が務めている内閣、文教科学両委員長のポストを明け渡すよう要求。22日には民主党の平田健二参院国対委員長が自民党の鈴木政二参院国対委員長に26日の参院本会議で両委員長解任決議を提案する方針もちらつかせた。
野党時代の民主党は、自公連立政権を「数の横暴だ」と批判していたが、与党になった途端に「数の論理」で押し通し始めたようだ。
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>>114
こんなところ(みん党の代表質問)で無駄に強硬姿勢をとっても
民主にとって何の得にもならないと思うんですけどねぇ。
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>>115
同意。
小沢氏の意向ではと邪推してしまう。
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衆院は認めて、参院は認めなかった?
参院は院内交渉団体しか代表質問を認めていないので、10人以上(常会は5人以上)の議員が必要。
民主118、自民85、公明21までになりますが、共産7、社民5にも認めたのでしょう。
衆院はそういう慣例はないのですが、議席数に比例して質問時間が割り当てられるので、実際上、
5人/480人のみんなの党にまともな質問時間が与えられるかどうかは・・・
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記事を見る限り、衆議院で認めなかったのでは。
参議院はそもそもみんなの党の議員がいませんし。
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いや、これじゃダメだろう。国対担当が根回しの機会を忌避しては。
参院のように一定の規則(慣例)がない場合は、国対同士の協議で決まるのだから。
> 与党、野党ともに国対委員長会談には出ない
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200910/2009101600973
みんなの党に連携呼び掛け=民主・山岡氏
民主党の山岡賢次国対委員長は16日、みんなの党の山内康一国対委員長と国会内で会い、両党の
連携に関して「政策的に似ている部分もあり、国対レベルで入るのも手ではないか」と述べ、与党国対
委員長会談への参加を呼び掛けた。
これに対し山内氏は、「与党、野党ともに国対委員長会談には出ない。すべての法案に是々非々で
臨むのが党の方針だ」と参加しない意向を伝えた。(2009/10/16-20:47)
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>>119
山内氏のブログによると、自民党、公明党、共産党は
認めたらしいから、民主党が強行に反対した模様。
社民党が良くてみんなの党が駄目の理由がわからない
ようだ。
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>>113は参院ってのを見逃してましたね,俺。
>>114
>民主党からの連携の呼びかけを拒否したり
こんなシーンありましたっけ?
民主のライバルは自民党ではなくみんなの党と見定めたって感じでしょうか?
>>119
国対政治批判みたいなの昔ありましたよね〜。共産党とかが批判してた気がする。
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遅いからダメと云われたとありますね。
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/
国対委員長会談拒否された山岡の意趣返し??
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091023ddm005010067000c.html
みんなの党:代表質問できず 「暴挙だ」と批判
みんなの党の渡辺喜美代表は22日、国会内で記者会見し、26日召集の臨時国会で同党の代表質問が認められなかったことに対し、「社民党に15分が割り当てられ、わが党に認めないのは、暴挙だ」と批判した。
衆院での各会派の質問時間は議運委理事会で決まる。議員数は社民党・市民連合の7人に対し、みんなの党は5人。同党の8月の衆院選での得票数(比例代表)は300万5199票で、社民党より961票少なかった。【木下訓明】
毎日新聞 2009年10月23日 東京朝刊
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>>124
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4265673.html
民主、委員長ポスト交換要求取り下げ
民主党は自民党に対して、参議院の内閣委員会と文教科学委員会の委員長ポストを譲るよう求めていましたが、23日、その要求を取り下げました。
「大人になりましょうと、こういう言い方をさせてもらって、ここは現状どおりで結構だと。(ポスト交換の要求は取り下げで)よろしいという結論にしました」(民主党 輿石 東 参議院議員会長)
参議院の委員長ポストをめぐっては、民主党がこれまで、国会法の改正や高校の授業料無償化などを実現するために、自民党が持つ内閣委員会と文教科学委員会の委員長ポストを民主党が持つほかの委員長ポストと交換するよう要求。
これに対し自民党が、委員長人事は参院選の後に行うのが通例だ、などと応じなかったため、民主党は委員長の解任決議を持ち出して決着をはかる構えを見せていました。
しかし23日、民主党の輿石参院会長と自民党の尾辻参院会長が会談し、民主党側は臨時国会が冒頭から混乱しかねないとして、この要求を取り下げることを伝えました。(23日16:57)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091024/stt0910241300002-n1.htm
貨物検査法案成立に意欲 民主・輿石氏
2009.10.24 13:00
輿石東・参院会長 民主党の輿石東参院議員会長は24日、山梨県甲州市で記者会見し、政府が27日にも提出する北朝鮮関連船舶を対象とした貨物検査法案について「出すからには、必ず成立させる前提で出さなければいけない」と述べ、臨時国会での成立に意欲を示した。
臨時国会での法案対応については「会期が11月いっぱいなので、やれることは限られる」と指摘。貨物検査法案のほか、新型インフルエンザ用ワクチンの副作用被害補償に関する法案などに絞って成立を図る考えを示した。
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参議院公式サイトで10月23日現在の法務委員会メンバーが面白いよ。
議長と副議長に大臣2名が法務委員に名が出ている状態ですよ。
編集中とはいえ不思議な現象ですね。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102600533
予算委員長に民主・簗瀬氏=常任・特別委員長を選出−参院
参院は26日午前の本会議で、簗瀬進予算委員長ら常任委員長14人を選任した。西岡武夫議院運営委員長ら3人は留任した。また、災害対策など6特別委員会の設置を議決、この後の各特別委で委員長が互選された。新たに選任された常任・特別委員長は次の通り。
◇常任委員長
【内閣】
河合 常則氏(かわい・つねのり)慶大経卒。総務政務官、党総務部会長代理。富山、当選1回。72歳(自民)
【総務】
佐藤 泰介氏(さとう・たいすけ)愛知教育大教育卒。愛知県教組委員長、文部政務次官、参院内閣委員長。愛知、当選2回(衆院2回)。66歳(民主)
【法務】
松 あきら氏(まつ・あきら)宝塚音楽学校卒。経済産業副大臣、党女性委員長。神奈川、当選3回。61歳(公明)
【外交防衛】
田中 直紀氏(たなか・なおき)慶大法卒。外務政務次官、農林水産副大臣。新潟、当選2回(衆院3回)。69歳(民主)
【財政金融】
大石 正光氏(おおいし・まさみつ)立教大文卒。参院環境、国家基本政策、予算委員長。比例、当選1回(衆院5回)。64歳(民主)
【文教科学】
水落 敏栄氏(みずおち・としえい)新潟商業高卒。文部科学政務官、党参院副幹事長。比例、当選1回。66歳(自民)
【厚生労働】
柳田 稔氏(やなぎだ・みのる)東大工卒。党参院政審会長、参院財政金融委員長。広島、当選2回(衆院2回)。54歳(民主)
【農林水産】
小川 敏夫氏(おがわ・としお)立教大法卒。裁判官、党参院幹事長、参院外交防衛委員長。東京、当選2回。61歳(民主)
【経済産業】
木俣 佳丈氏(きまた・よしたけ)一橋大商卒。経団連事務局、参院沖縄・北方特別委員長。愛知、当選2回。44歳(民主)
【国土交通】
椎名 一保氏(しいな・かずやす)日大法卒。財務政務官、党参院国対副委員長。千葉、当選2回。57歳(自民)
【環境】
山谷 えり子氏(やまたに・えりこ)聖心女子大文卒。首相補佐官、党女性局長。比例、当選1回(衆院1回)。59歳(自民)
【予算】
簗瀬 進氏(やなせ・すすむ)東北大法卒。弁護士、参院内閣委員長、党参院国対委員長。栃木、当選2回(衆院2回)。59歳(民主)
【決算】
神本 美恵子氏(かみもと・みえこ)福岡教育大教育卒。日教組教育文化局長、党「次の内閣」子ども・男女共同参画担当。比例、当選2回。61歳(民主)
【行政監視】
渡辺 孝男氏(わたなべ・たかお)東北大医卒。厚生労働副大臣、党政調副会長。比例、当選3回。59歳(公明)
◇特別委員長
【災害対策】
岡崎 トミ子氏(おかざき・とみこ)福島女子高卒。民放アナウンサー、党副代表、党「次の内閣」環境担当。宮城、当選3回(衆院2回)。65歳(民主)
【沖縄・北方問題】
市川 一朗氏(いちかわ・いちろう)東大法卒。農林水産副大臣、党総務副会長。宮城、当選3回。72歳(自民)
【政治倫理・選挙制度】
工藤 堅太郎氏(くどう・けんたろう)中央大商卒。岩手県議、参院内閣委員長、党参院議員副会長。比例、当選1回(衆院2回)。67歳(民主)
【拉致問題】
前田 武志氏(まえだ・たけし)京大院修。国土政務次官、参院沖縄・北方特別委員長。比例、当選1回(衆院4回)。72歳(民主)
【政府開発援助】
岩永 浩美氏(いわなが・ひろみ)中央大商中退。農林水産副大臣、参院予算委筆頭理事。佐賀、当選3回。67歳(自民)
【消費者問題】
山本 香苗氏(やまもと・かなえ)京大文卒。経済産業政務官、党副幹事長。比例、当選2回。38歳(公明)(2009/10/26-15:57)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091026dde007010038000c.html
参院:予算委員長、民主・簗瀬氏に 20ポスト決まる
参院は26日の本会議などで、辞任・欠員のあった14常任委員長と、6特別委員長を決めた。先の衆院選での民主党圧勝を受けて自民党側から譲られた予算委員長には民主党の簗瀬進参院議員が就任する。計20ポストの配分は民主11、自民6、公明3。各委員長は次の通り。
<常任委員長>内閣=河合常則(自民)▽総務=佐藤泰介(民主)▽法務=松あきら(公明)▽外交防衛=田中直紀(民主)▽財政金融=大石正光(同)▽文教科学=水落敏栄(自民)▽厚生労働=柳田稔(民主)▽農林水産=小川敏夫(同)▽経済産業=木俣佳丈(同)▽国土交通=椎名一保(自民)▽環境=山谷えり子(同)▽予算=簗瀬進(民主)▽決算=神本美恵子(同)▽行政監視=渡辺孝男(公明)
<特別委員長>災害対策=岡崎トミ子(民主)▽沖縄・北方=市川一朗(自民)▽政治倫理=工藤堅太郎(民主)▽拉致=前田武志(同)▽ODA=岩永浩美(自民)▽消費者=山本香苗(公明)
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http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009102602000207.html
鳩山首相の所信表明演説<要旨>
2009年10月26日 夕刊
26日行われた鳩山由紀夫首相の所信表明演説要旨は次の通り。
1、はじめに
国民は政権交代を選択した。日本に民主主義が定着してから実質的に初めてのことだ。国民の強い意思と熱い期待に応えるべく「今こそ日本の歴史を変える」との意気込みで、国政の変革に取り組む。
▽戦後行政の大掃除
鳩山内閣は官僚依存の仕組みを排し、政治主導・国民主導の新しい政治へと180度転換させる。まず行うべきは「戦後行政の大掃除」だ。
1つ目は「組織や事業の大掃除」だ。
行政刷新会議は予算や事務・事業、規制の在り方を見直す。税金の無駄遣いを徹底して排除し、行政内部の密約や省庁間の覚書も明らかにする。
中央集権・護送船団方式の法制度を見直し、地域主権型の法制度へと抜本的に変える。国家公務員の天下りや渡りのあっせんも全面的に禁止し、労働基本権の在り方を含め国家公務員制度を抜本的に改革する。行政情報の公開・提供を積極的に進め、オープンな政策決定を推進する。
もう1つの「大掃除」は、税金の使い道と予算編成の在り方を徹底的に見直すことだ。
縦割り行政の垣根を廃し、戦略的に税財政の骨格や経済運営の基本方針を立案していく。複数年度を視野に入れたトップダウン型の予算編成を行う。国家戦略室で財政の在り方を根本から見直し「コンクリートから人へ」の理念に沿って財政構造を転換する。長く大きな視野に立った財政再建の道筋を検討する。
政治も国民の信頼を取り戻さなければならない。私の政治資金の問題で政治への不信を持たれ、国民にご迷惑をおかけしたことを誠に申し訳なく思う。捜査に全面的に協力していく。
2、命を守り、国民生活を第1とした政治
▽友愛政治の原点
支え合いという日本の伝統を立て直すことが第1の任務だ。政治は弱い立場の人々や少数の人々の視点を尊重しなければならない。友愛政治の原点として宣言する。
▽国民の命と生活を守る政治
今後2年間「国家プロジェクト」として年金記録問題について集中的に取り組む。公平・透明で、将来にわたって安心できる新たな年金制度の創設に向け、着実に取り組んでいく。
新型インフルエンザ対策は万全の準備と対応を尽くす。医療費や介護費の抑制方針を転換し、医療提供体制を再建する。後期高齢者医療制度は廃止に向けて新たな制度の検討を進める。
子育てや教育は社会全体が助け合い負担する発想が必要だ。財源を確保しながら子ども手当の創設、高校の実質無償化などを進める。
生活保護の母子加算を年内に復活させ、障害者自立支援法は早期廃止に向け検討する。
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>>130
3、支え合って生きていく日本
日本社会を支えてきた地域の「きずな」が切り裂かれつつある。
目指したいのは人と人が支え合う「新しい公共」の概念だ。人を支える役割を「官」だけが担うのではなく1人1人が参加して社会全体で応援する新しい価値観だ。市民やNPOの活動を側面から支援していく。
すべての人が互いの存在をかけがえのないものだと感じる日本を実現するため、先頭に立つ。
4、人間のための経済へ
「人間のための経済」への転換を提唱する。経済合理性や経済成長率に偏らず、セーフティーネットを整備し、暮らしの豊かさに力点を置いた経済、社会に転換する。
▽経済・雇用危機の克服と安定した経済成長
金融・経済危機は今なお予断を許さない状況だ。雇用情勢の一層の悪化や消費の腰折れ、中小企業の資金繰りの厳しさに対応し、持続的成長を確保することは最重要課題だ。
子ども手当創設やガソリン税の暫定税率廃止、高速道路の原則無料化など家計を直接応援し、国民が安心して暮らせる「人間のための経済」への転換を図る。物心両面から個人消費の拡大を目指す。
内需中心の安定的な成長を実現する。「緑の産業」を成長の柱として育てる。公共事業依存型の産業構造を「コンクリートから人へ」という基本方針で転換する。医療や介護、子育て、教育、農林業、観光などの分野で新しい雇用と需要を生み出す。羽田の24時間国際拠点空港化など真に必要なインフラ整備を進め、アジア全体の発展を促す。
▽地域主権改革の断行
「地域主権」改革を断行する。地域で頑張る住民が主役となる国づくりに取り組む。地方の自主財源の充実、強化に努める。国と地方が対等の立場で対話できる協議の場を法制化する。
戸別所得補償制度の創設で農林漁業を立て直し、農林漁村を再生する。郵便局ネットワークを地域の拠点に位置付け、郵政事業を見直す。
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>>131
5、「架け橋」としての日本
日本は地球規模の課題の克服に向けて立ち上がり、東洋と西洋、先進国と途上国、多様な文明間の「架け橋」とならなければならない。
すべての主要国による国際的枠組みの構築や意欲的な目標の合意を前提に2020年に温室効果ガスを1990年比25%削減する目標を掲げ、国際交渉を主導。途上国支援のための「鳩山イニシアチブ」を実行する。
オバマ大統領の「核のない世界」の提案を強く支持する。未来の子どもたちに「核のない世界」を残す重要な一歩を踏み出せるよう不退転の決意で取り組む。
日本を取り巻く海を「争いの海」にしない。その基盤は緊密かつ対等な日米同盟だ。「対等」とは世界の平和と安全に果たせる役割や具体的な行動指針を、日本の側からも積極的に提言し、協力していける関係だ。グローバルな課題で連携し、協力し合う重層的な日米同盟を深化させる。在日米軍再編は安全保障上の観点も踏まえ、沖縄の方々が背負ってきた負担や苦しみに思いをいたし、真剣に取り組んでいく。
日本はアフガニスタンに農業支援、元兵士に対する職業訓練、警察機能の強化などの支援を行う。インド洋の給油活動の単純延長はしない。
北朝鮮問題は拉致、核、ミサイルを包括的に解決し、その上で国交正常化を図るべく、関係国と連携して対処する。6カ国協議を通じて非核化を実現する。拉致問題は考え得るあらゆる方策を使い、1日も早い解決を目指す。
日ロ関係は北方領土問題を最終的に解決し、平和条約を締結すべく精力的に取り組む。韓国、中国、東南アジアなどの近隣諸国とは、多様な価値観を相互に尊重し、真の信頼関係を築く。他の地域に開かれた透明性の高い「東アジア共同体」構想を推進する。
6、むすび
鳩山内閣が取り組むのは「無血の平成維新」だ。官僚依存から国民への大政奉還、中央集権から地域・現場主権、島国から開かれた海洋国家への変革の試みだ。変革の挑戦に力を貸してほしい。
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http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102601000585.html
野党「成長戦略メッセージない」 論戦で不備追及へ
野党各党は26日、鳩山由紀夫首相の所信表明演説について「成長戦略など日本の目指す方向に対する明確なメッセージがなかった」(谷垣禎一自民党総裁)として、国会論戦を通じて政策の不備や矛盾点を浮き彫りにさせたい考えだ。
谷垣氏は「具体性に欠ける。代表質問、予算委員会で問いただす」と批判、日本郵政社長への元大蔵事務次官起用や八ツ場ダム(群馬県)建設中止方針で首相を厳しく追及する考えを示した。
公明党の山口那津男代表は「抽象的なレベルでは公明党の主張と方向性が同じ面が随所に見られた」と一定程度評価しながらも、首相の偽装献金問題について「納得のいく説明が聞かれず残念だ」と述べた。
首相の実弟である鳩山邦夫元総務相は「美辞麗句の繰り返しだ。ひ弱な政治が展開されるのか」と疑問を呈した。
一方、「建設的野党」路線を掲げている共産党の志位和夫委員長は「労働者派遣法の抜本改正や米軍普天間飛行場移設問題などで具体的方策が語られなかった」と指摘した。
2009/10/26 17:56 【共同通信】
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>>130
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091027k0000m010090000c.html
所信表明演説:菅氏に気遣い?…首相、異例の個人名
衆院本会議での所信表明演説を終え、菅直人副総理兼国家戦略担当相(左)と握手する鳩山由紀夫首相=国会内で2009年10月26日午後2時55分、藤井太郎撮影 鳩山由紀夫首相は26日の所信表明演説で、菅直人副総理兼国家戦略担当相の名前を挙げた。首相の国会演説で現役国会議員の名前を出すのは極めて異例。国家戦略室の本格始動が遅れて存在感を示しきれない菅氏への、首相の気遣いとの見方も出ている。首相は「私と菅副総理のもと、国家戦略室において財政のあり方を根本から見直す」とわざわざ菅氏に触れ、演説を終えて自席に戻ると菅氏と握手を交わした。
首相は5月に民主党代表選が行われたホテルでの演説でも「ちょうど13年前、この会場で民主党が生まれた。菅さんとがっちり手を握って、政権交代を誓い合った」と語った。
背景には、旧自由党から合流し、影響力を強める小沢一郎幹事長に連携して対抗する意識があるとみられる。演説内容を首相と協議した松井孝治官房副長官は「一緒に戦い、副総理に任命した特別な思いと期待、連帯感みたいなものを感じた」と記者団に語った。【野原大輔】
http://www.asahi.com/politics/update/1026/TKY200910260447.html
所信で「菅副総理」に言及 「菅外し」封じる狙い?2009年10月26日22時45分
「私と菅副総理のもと、硬直化した財政構造を転換していく」――。鳩山由紀夫首相は26日の所信表明演説で、閣僚でただ一人、菅直人副総理の名前を読み上げた。所信表明に閣僚の名前を入れるのは異例。政権内で浮上する「菅外し」の動きを封じ、首相自ら菅氏との連帯感を示す狙いがあったとみられる。
首相と菅氏は、旧民主党をともに立ち上げ、共同代表に就任した。時に「鳩菅戦争」と言われたが、06年以降は小沢一郎幹事長を加えた「トロイカ体制」で政権交代の原動力となった。今では「お互いに絶対の信頼をおいている」(首相周辺)とされる。
しかし、政権発足後、菅氏が兼務するはずだった政調会長は党政調の廃止に伴い、ご破算に。国家戦略室の「局」への格上げも先送りされ「菅外し」との憶測も広がった。
首相には政権運営の安定には菅氏の協力が不可欠との思いが強く、「復権」への地ならしの意味もあるようだ。(村松真次)
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http://www.asahi.com/politics/update/1026/TKY200910260395.html
友愛と高揚感 国民に語りかけた52分間 首相所信表明(1/2ページ)2009年10月26日21時20分
注目された鳩山由紀夫首相の初の所信表明演説は、歴代の自民党政権とは一線を画す内容だった。約52分間をかけた演説から、政権の今を読み解くと――。
万雷の拍手と野党席からのヤジに迎えられ、鳩山首相が演壇に立つ。首相の眼前に居並ぶ議員の3分の2近くが民主党所属だ。
「あの暑い夏の総選挙の日からすでに2カ月――」。首相は演説を総選挙の話題から始めた。そして、議場を埋める議員たちに呼びかける。
「全力を振り絞ってお互いに闘ったあの暑い夏の日々を思い出してください」
「国民の皆さまから直接聞いた声を思い出してください」
首相が「思い出して」と繰り返したのは、先の総選挙での圧勝だ。国民の支持こそが鳩山政権の生命線であることを、自覚しているのだろう。
歴代首相の首相就任後初の所信表明演説からは、その時々の政治状況が浮かび上がる。例えば2000年に入ってからの5人の首相の演説を振り返ると、自民党政権が次第に追いつめられていった歴史を映し出している。
小渕首相の急死を受けて首相の座に就いた森首相は、所信表明で「継承」を繰り返した。続く小泉首相は「聖域なき構造改革」を掲げて自民党立て直しに取り組む。
05年の郵政選挙大勝の余韻が残る中で就任した安倍首相は、「美しい国、日本」を看板にイデオロギー色の強い政権運営を進めたが、07年夏の参院選で敗北。「ねじれ国会」に直面した福田首相は、「野党の皆様と、誠意をもって話し合いながら」と民主党の協力を懇願したものの、徹底抗戦にあって辞任した。
麻生首相はインド洋での補給支援活動継続への賛否など5項目を民主党に「逆質問」し、攻撃に転じようとしたが、先の総選挙で大敗を喫し、ついに野党に転落した。
これらに対し、政権交代を果たした鳩山首相の所信表明演説は国民へ語りかけることに力点を置き、同じく世論の支持に基盤を置いた小泉首相の演説にも見られない柔らかなスタイルとなった。
「政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない」と「友愛政治」をうたいつつ、政権が取り組むことを「無血の平成維新」と位置づけるなど、政権交代の高揚感も漂う。
歴代首相と比べ特徴的なことは、鳩山首相の個人的な体験談が出てくることだ。ひとつは、遊説先の青森で会ったおばあさんの話。「息子さんが職に就けず、自らいのちを絶つしか道がなかった、その悲しみを、そのおばあさんは私に切々と訴えられたのです」。もうひとつ、従業員のうち7割が障害者というチョーク工場の話にも触れた。
そんな新しさの一方で、自身の政治資金問題については「国民の皆さまにご迷惑をおかけしたことを、誠に申し訳なく思っております」と国民への謝罪を盛り込まざるを得なかった。野党から飛んだ「説明しろっ」というヤジは、多数を占める民主党議員の拍手でかき消されたが、自民党がこの問題を今国会で厳しく追及してくることは必至だ。政権の船出に吹くのが順風ばかりではないことは、首相自身も自覚している。
慶応大学の渡辺靖教授(文化人類学)は今回の演説について、「遊説中のエピソードを紹介するやり方はとてもアメリカ的だ」と話す。「あの夏の総選挙の勝利者は国民一人ひとりです」「国民の皆さま、議員の皆さま、私たちの変革の挑戦にお力をお貸しください」など、過去のオバマ演説を想起させるフレーズも散見されたという。
ただ、渡辺氏は「鳩山首相の演説はまだ総花的で、官僚の作文から脱し切れていない」とも指摘した。(円満亮太)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091026-OYT1T01060.htm
「変革」強調、民主議員が大きな拍手…首相所信表明
所信表明演説を終えた鳩山首相(右端)に起立して拍手する民主党議員ら=鷹見安浩撮影 臨時国会が26日召集され、鳩山首相が衆参両院本会議で就任後初の所信表明演説を行った。
首相は「変革」を9回繰り返し、政権交代の意義を強調する一方、野党にも施策への協力を呼びかけた。
衆院での首相の演説は52分間で、首相の国会演説としては記録の残る1970年以降最長だった。
衆院本会議場は3分の2近くが民主党議員で埋められ、議場前方に座った初当選議員を中心に大きな拍手が度々あがった。
演説直前、民主党の国会対策委員会幹部が演説を盛り上げるよう指示したためだ。時折あがる自民党など野党からのヤジは300超の民主党議席の存在感にかき消された。
首相は今回の政権交代を「無血の平成維新」と表現し、「官僚依存から、国民への大政奉還で、中央集権から地域・現場主権へ、島国から開かれた海洋国家への、国のかたちの変革の試み」と位置づけた。衆院でも参院でも、演説が終わると与党議員が立ち上がっていつまでも拍手を送った。
首相は演説後、首相官邸で「私が行いたい政治を国民に伝えたかったという意味では、それなりの反響があった」と記者団に述べた。一方、自民党の谷垣総裁は国会内で記者団に「やや冗長で感傷的だ。(首相への拍手歓声は)ヒトラーの演説に賛成しているような印象を受けた」と語った。
所信表明に対する各党代表質問は28日から30日まで衆参両院で行われ、野党側は首相の献金問題などを追及する構えだ。政府は臨時国会に、日本郵政グループの株式売却を凍結する法案など12本の法案提出を予定している。
所信表明演説全文1はこちら
(2009年10月26日20時29分 読売新聞)
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さすがサンケイ
と思ったら阿比留か
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091026/plc0910261437008-n1.htm
鳩山首相の所信表明演説 「あいまいさ」と「甘さ」目立つ (1/2ページ)
2009.10.26 14:34
鳩山由紀夫首相の初の所信表明演説からは、政権交代を成し遂げた高揚感と「友愛」にかける首相の強い思い入れは感じられるものの、諸施策に関する具体的言及は乏しい。残念ながら日本が置かれた厳しい国際環境への危機感もあまりうかがえない。
演説作成にあたり「役所の要望は極力抑え、国民の心に響くメッセージにしたかった」(政府高官)という意気込みは理解できる。だが、通例の1・5倍という12905文字を費やした割には、抽象的で焦点がぼけた印象だ。
例えば「何よりも、人のいのちを大切にし、国民の生活を守る政治」を掲げているが、これは当たり前すぎてことさら強調する意味が分からない。「大きな政府とか小さな政府とか申し上げるその前に」という表記も、どこを目指したいのか方向性が見えない。
あるいは、1月のオバマ米大統領就任演説にある「今日問われるべきなのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではない」との言葉を意識したのかもしれない。しかし、オバマ演説は同時に国民に「忠誠や愛国心」を求め、義務を果たすことが「市民権の代価」であるとも指摘している。上面だけをまねても、本質があまりに違う。
これだけ長い所信表明演説の中で、教育についてほとんど何も触れられていない点も気になる。その半面、日教組のドンと呼ばれる民主党の輿石東参院議員会長(幹事長職務代行)のキャッチフレーズである「『居場所』と『出番』」は盛り込まれている。
そして、特に懸念されるのが外交・安全保障に関する部分だ。民主党の政権公約(マニフェスト)通り「対等な日米同盟」をうたい「日本の側からも積極的に提言」する関係を目指すとしているが、それには日米同盟の片務性をただす必要がある。端的に言えば「集団的自衛権の行使を可能にする以外にない」(首相経験者)が、鳩山首相にその考えはないようだ。
東アジア共同体構想は高らかに主張するが、喫緊の課題である米軍普天間飛行場の移設問題に関しては「在日米軍再編については」と表現をぼかした上で「真剣に取り組む」とあるだけだ。日本は何もせずに“いきがる”一方、「大統領には分かってもらえる」(政府高官)といった、甘えの姿勢すらうかがえる。
だが、米国は契約(日米合意)を重視する冷徹な国だ。演説からは、改めて鳩山首相の危うさが浮き上がってくる。(阿比留瑠比)
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http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091027k0000m010095000c.html
所信表明演説:ヤジと喝采と…衆院本会議場
衆院本会議で所信表明演説を行う鳩山由紀夫首相(右)=国会内で2009年10月26日午後2時5分、平田明浩撮影 鳩山由紀夫首相にとって初めての所信表明演説が行われた衆院本会議場。52分間の演説中、議席の3分の2近くを占める民主党からは喝采(かっさい)が続く一方、自民党からはヤジが相次ぎ、首相が自身の献金問題に言及した際は、ひときわ厳しい怒声が浴びせられた。【篠原成行、長野宏美】
本会議場は、議長から向かって右に民主党、左に自民党と政権交代で位置が逆になった。議員席には演説が記された冊子が配布されたが、首相の言葉に合わせてページをめくる民主党議員に対し、ほとんどの自民党議員は冊子を閉じたまま。
演説が、予算編成の見直しや中小企業支援など具体的政策に及ぶと、自民党から「地方を無視しているだけだ」とヤジが飛び、傍聴席では首相の声が聞こえないほど。さらに「故人」献金問題に触れた際は、「だったらきちんと説明しろ」「(政治資金の)透明性がないじゃないか」と怒声が議場に響いた。
終了後、民主新人の福田衣里子氏は「演説が聞き取れないくらいのヤジで『これはちょっと』と感じた」。横粂勝仁氏も「相当ヤジが聞こえた。鳩山首相は『議員のみなさん』と語りかけているのだから、自民党には党の垣根を越えた発展的な議論で応じてほしい」と注文をつけた。
自民党からは批判の声が。弟の鳩山邦夫元総務相は「バラマキや夫婦別姓などは全部旧社会党の言ってきたこと。演説が本意とは思えない」と批判。二階俊博前経済産業相は「政治は言葉遊びじゃない。あれもこれもいっぺんにじゃなく、もっと落ち着いておやりなさいと思う」と語った。
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クローズアップ2009:鳩山首相、所信表明 原稿作りも「政治主導」
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
鳩山由紀夫首相が26日に衆参両院で行った就任後初の所信表明演説は、作成段階での官僚の関与を最小限にとどめ、「政治主導」にこだわったのが特徴だ。その結果、自公政権時代の2倍近くと異例の長さとなり、内容も「対決姿勢」一色だった麻生政権時代とは一変した。今後の国会運営でも与党側は参院2補選勝利を受けて強気の姿勢だが、野党側は鳩山首相の献金虚偽記載問題をターゲットに攻勢を強める構えで、国会論戦は波乱含みの展開も予想される。【中田卓二、山田夢留、近藤大介】
◇官僚の関与、最小限に オバマ氏意識、「変革」多用
「オバマ米大統領はチェンジという言葉で米国民を熱狂させ、政権交代がなされた。『変革』という言葉をあえて何度も使い、国民に(政治に)参加してもらいたいという意思を込めた」
鳩山首相は26日の演説終了後、記者団に「変革」を演説で9回も使った狙いを語った。森政権以降で「変革」を使った首相は小泉純一郎元首相だけで、それも1回のみ。鳩山首相の演説では「変革」以外にも、政権交代を意識した「新しい」「新たな」など「新」を使った語句が31回登場。数回にとどまった福田、麻生両政権とは対照的だ。また、「日米」という語句は6回と横ばいだったが、「アジア」は東アジア共同体構想を打ち上げるだけあり、17回と森政権以降で最多となった。
こうした演説は、従来とはまったく異なる手法で作られた。自公政権当時の首相の国会演説は、首相官邸と各省の間で政策分野ごとに「短冊」と呼ばれるペーパーが何度も往来しながら作成されたため、当時の野党・民主党は「官僚主導で総花的」などと批判したものだ。
今回は、「各役所の(政策の)羅列みたいな昔ながらの所信はやりたくなかった」(鳩山首相)との意気込みから、首相が野党時代からスピーチライターとして重用してきた松井孝治官房副長官が、首相の考えを聞き取って原案を作成。「タクシーのラジオで聞いても首相が何を感じているか分かるように」との方針の下、平易さをこころがけ、首相の信念を盛り込むことを優先した。その後、首相が手を入れたものを、菅直人副総理兼国家戦略担当相や平野博文官房長官らと協議した上で、10月21日に連立を組む社民、国民新両党に提示して意見を求めた。各省に「短冊」を配布したのはその後で、「政治主導」の動きは鮮明だ。
しかしその結果、「新しい公共」「人間のための経済」「地域主権」といった理念だけが走り過ぎ、マニフェストで掲げた政策の財源の具体策に触れることはなかった。首相は自身の偽装献金問題や米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設問題など、かじ取りの難しい案件にも触れたが、踏み込むことは慎重に避けた。
この演説内容では、初めて臨む与野党の本格論戦で野党の追及を乗り切れるか不透明。首相は「具体性に欠けると言われたらその通りだが、今回は首相として何をやりたいかを知らせる目的なのでご容赦願いたい」と語った。
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◇自民は「抽象的」と批判
衆院選に続く参院2補選の完勝を受け、国会運営に自信を見せる民主党は、鳩山首相の所信表明演説に対して「立派なすばらしい演説だった」(小沢一郎民主党幹事長)と賛辞一色となった。一方、補選で連敗し、新体制の出足からつまずいた自民党は一斉に「抽象的だ」と批判し、臨時国会での巻き返しに躍起となっている。
「政治不信の責任は、与党だけにあったとは思っていない。野党であった私たち自身も、責任を自覚しながら問題解決に取り組まなければならない」
鳩山首相は26日、衆院での所信表明演説で、政治不信の責任を野党側と共有する余裕を見せ、野党側に対し「国民のためになる議論をぶつけ合おう」と呼び掛けた。自公政権下の昨年10月、麻生太郎首相が所信表明で民主党の外交・安保政策などを批判したのに対し、高支持率を維持するゆとりを見せつけた格好だ。しかし、野党側は国会論戦に活路を見いだし、対決姿勢を強めなければ、与党ペースにどんどん巻き込まれ埋没してしまうと警戒感を強めている。
政府・与党にとっての不安材料は、鳩山首相の献金虚偽記載問題だ。衆院予算委員会の筆頭理事を務める町村信孝元官房長官(自民党)は26日、「衆院予算委を1日で済ませようといううわさがあるが、鳩山問題を聞かれるのがそんなに嫌なのか」と皮肉った。
それに加え、政権発足後、初の本格論戦で、閣僚の答弁力が未知数なのも事実だ。松野頼久官房副長官は26日の衆院議院運営委員会の理事会で従来通り、内閣法制局長官らを「政府特別補佐人」として出席させるため、議長承認を求めた。官僚答弁の禁止を掲げる民主党だが、今国会は「安全運転」を優先した形だ。
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幕上がる国会論戦 追及狙う自民、攻めあぐねる懸念も
2009.10.26 23:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091026/stt0910262350011-n1.htm
自らの理念を掲げた鳩山由紀夫首相の所信表明演説で、政権交代後、初の国会論戦が幕を開けた。自民党は米軍普天間飛行場移設問題や平成22年度予算編成をめぐる閣内不一致のほか、鳩山首相自身の発言のぶれ、さらに首相の政治資金問題を追及して、政権を揺さぶりたいところだ。ただ、内閣支持率は依然高く、野党慣れしていない自民党がどこまで突破口を開けるか、疑問視する声もある。代表質問は28日から3日間行われる。
「国会論戦で堂々と(政権の)アキレス腱(けん)を突かなければならない。手練手管をろうするだけでは自民党再生はないが、政権側の問題点に食らいつく姿勢を忘れたら、野党としての存在は否定される」
自民党の谷垣禎一総裁は26日、党本部で開いた両院議員懇談会で、正面からひたむきに国会論戦に臨む決意を示した。
衆院選で多くの中堅・若手を失ったこともあり、衆院の主な委員会には国会経験豊富な閣僚経験者を筆頭理事にそろえ、主戦場の衆院予算委員会には町村信孝元官房長官を据えた。ただ、「長老政党」のイメージを避けようと、本会議での代表質問には、衆院で総裁選に出馬した西村康稔氏(当選3回)、参院で沖縄県選出の島尻安伊子氏(同1回)の2人の若手を登用する。
また、首相の政治資金問題では、麻生政権時代に「鳩山偽装献金問題プロジェクトチーム」で座長を務めた村田吉隆情報調査局長を中心に、疑惑追及に向けた情報収集を急いできた。
ただ、自民党も2カ月前までは政権党だったため、いたずらに政府を批判すれば自民党政権時代の政策をたたくことになりかねないジレンマを抱える。
小沢一郎幹事長の方針通りに、民主党が国会質問をしないとなれば、質問時間はその分だけ自民党に割り当てられる。時間を多く得ることは追及のチャンスが増えることにつながるのだが、党内からは「ネタが切れてしまう」(筆頭理事の一人)と心配する声もあがっている。
高い内閣支持率という政権への「ご祝儀相場」が続く中、自民党が攻めあぐねる場面もありそうだ。(今堀守通)
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第173臨時国会召集=与野党が初の本格論戦
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102600013&j1
第173臨時国会が26日召集された。会期は11月30日までの36日間。政権交代後、与野党が初の本格的な論戦に臨む。民主党が参院2補選に完勝し、勢いを保つ中、鳩山由紀夫首相が示す政権運営方針に対し、野党の自民、公明両党がいかに論戦を挑むかが焦点となる。
首相の所信表明演説に対する各党の代表質問は28日から3日間行われる。
鳩山由紀夫首相は26日午前、国会内で開かれた民主党両院議員総会であいさつし、「本当の意味でこの国を変えていく臨時国会がスタートする。政府と党が一体となり、困ったときには国民のことを常に思う、そんな新たな政治をつくり出したいので、さらなる結集をお願いする」と、一致結束を求めた。
一方、自民党の谷垣禎一総裁は党本部で開かれた両院議員懇談会で、「相手の『アキレスけん』をきちんと突いていくことが必要だ。政権側の問題点に食らいつく闘争心を忘れたら、野党としての存在は否定され、党再生もあり得ない」と訴えた。
政府は公務員給与法改正案や新型インフルエンザ対策関連法案、中小企業融資の返済猶予制度を盛り込んだ法案などを成立させたい考え。また、北朝鮮関係船舶に対する貨物検査法案も提出する方針。
これに対し自民党は、建設中止に地元が反発する八ツ場ダムの問題をはじめ、子ども手当や農家への戸別補償など、鳩山政権の政策を徹底的にただす方針。大蔵官僚OBを内定した日本郵政社長人事や、首相の献金虚偽記載問題も明確な説明を求めていく。 (2009/10/26-12:43)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091028k0000e010071000c.html
臨時国会:政権交代後初の論戦 自民総裁15年ぶり質問
衆院本会議で代表質問をする自民党の谷垣禎一総裁(右)=国会内で2009年10月28日午後1時5分、平田明浩撮影 衆院は28日午後の本会議で、鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党の代表質問を行い、政権交代後初めての与野党論戦が始まった。自民党の谷垣禎一総裁が最初に登壇し、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)を「羊頭狗肉(ようとうくにく)」と批判。天下り禁止を掲げながら、元大蔵事務次官を起用した日本郵政の社長人事や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を巡る首相発言のぶれを指摘して「約束違反、言行不一致ばかり」と追及した。
自民党総裁による代表質問は94年5月の通常国会で、河野洋平総裁(当時)が羽田孜首相(同)に行って以来、約15年ぶり。
谷垣氏は鳩山首相の所信表明演説を「情緒的に過ぎ、理念先行で具体像がまったく見えない」と指摘した。その上で「『変える』のはこれからで、言葉ではなく、行動を注視していく」とけん制した。
鳩山政権は自公政権下で編成された09年度補正予算の見直しに着手し、2.9兆円余りの執行停止を決めている。谷垣氏は補正予算の執行停止については「景気の二番底を自ら作り出すようなもので、いたずらに政治空白をもたらす」と批判。見直し対象事業の判断基準を具体的に示すよう求めた。
外交では、普天間移設計画などを巡り、鳩山首相や北沢俊美防衛相ら関係閣僚の発言の食い違いを指摘して「我が国に不信を持たれ、外交関係に支障をきたすと危惧(きぐ)している」と懸念を表明。在日米軍再編に対する首相見解をただすとともに、県内移設に反対している社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相にも同様の質問をした。
政治とカネの問題では、鳩山首相の資金管理団体による献金虚偽記載問題について「国民の納得いく説明」を要求。「政府・与党の一元化」を理由に、衆院での質問を見送る民主、国民新両党に対しても「国会議員の仕事は委員会と本会議の採決への出席のみで事足りるのか」と疑問を投げ掛けた。
28日は谷垣氏に続き、自民党の西村康稔政調副会長、公明党の井上義久幹事長が質問に立つ。
代表質問は衆院が29日まで、参院は29、30両日にある。【坂口裕彦】
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NHKのニュースで代表質問みてますが,鳩山の自民党への返答にお前が云うな的な返しもあって痛快ですねー。
国民がふざけた答弁と思わないかちょっと心配ですけど,まあ普通の国民は国会ニュースなんか気にしないだろーし。。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102800937
菅氏、「心配無用」と反発=「存在感ない」の挑発に−代表質問
「心配をありがとう。しばらくすると心配して損したと思うのではないか」。菅直人副総理兼国家戦略担当相は28日の衆院本会議で、自民党の西村康稔政調副会長から「菅氏は全く存在感がない」と挑発され、約10分間にわたって反論の長広舌をふるった。
西村氏は「国家戦略室が何も仕事をしていない」と指摘。菅氏が6月に訪英したことにも触れ、「英国で一体何を学んだのか。仕事をしなくても格好のいい名前のポストをつくることだけ参考にしたのか」と当てこすった。
これに対し、菅氏は「今進んでいることは、財政の中身を根本的に変えることだ」と、自民党政権時代との予算編成の違いを強調。訪英に関しても「英国の政治主導を参考に、事務次官会議を廃止し、閣僚や副大臣が省庁間の調整をしている」と自らの「実績」をアピールした。(2009/10/28-19:08)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102900742
参院予算委では質問も=民主・輿石氏
民主党の輿石東参院議員会長は29日の記者会見で、同党が今国会の衆院予算委員会では質問を見送る方針であることに関し、「政府・与党一元化だから質問もしないということにはならない。与党でも質問しなければいけないときはする」と述べ、参院予算委での質問には前向きな考えを示した。
輿石氏は「会期内に早く法案を通さなければならない。それとの兼ね合いで、ここは衆院では質問しないでおこうという選択肢もあり得る。未来永劫(えいごう)予算委では質問しないと言い切ったわけではない」と語った。(2009/10/29-17:24)
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>関係省庁の役人と懇親のために開く全額公費のパーティーが、政権交代を機に廃止される。
>衆院は野党時代の民主党が廃止を呼びかけたのをきっかけに、06年度を最後に開かれていない。
http://www.asahi.com/politics/update/1029/TKY200910290207.html
慣例の公費パーティー廃止へ 参院委員長交代時の懇親会2009年10月29日15時5分
参院の常任・特別委員長、調査会長が、委員会メンバーや関係省庁の役人と懇親のために開く全額公費のパーティーが、政権交代を機に廃止される。参院の西岡武夫議院運営委員長と民主党の平田健二参院国会対策委員長が28日に協議し、廃止で一致した。
29日に民主党所属の委員長らに廃止方針を通達。自民、公明両党にも呼び掛ける。
パーティーは「委員長招待」ともよばれ、参院では委員長が交代する毎年秋ごろに開催するのが慣例だった。参院議長公邸で、都心の一流ホテルから仕出しを依頼し、立食形式で行うのが一般的だ。
参院事務局によると、06年度は17委員会で1042万円、07年度は12委員会で661万円、08年度は7委員会で394万円を使った。1回平均50万円以上で、最も経費がかかったのは08年度の予算委員会で約90万円だった。
衆院は野党時代の民主党が廃止を呼びかけたのをきっかけに、06年度を最後に開かれていない。(関根慎一)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091029/plc0910291113009-n1.htm
参院でも代表質問始まる 自民・林芳正氏が「民主の政策は社会主義的」と批判
2009.10.29 11:10
このニュースのトピックス:マニフェスト
参院本会議で代表質問する自民党の林芳正参院政審会長。後方右は鳩山首相=29日午前 鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する代表質問が29日、参院本会議でも始まった。最初に自民党の林芳正参院政審会長が質問に立ち、民主党の看板政策の子ども手当や高速道路無料化、郵政民営化見直しなどについて「社会主義的な政策で、国民の自主性や活力をそいでしまう。日本の将来を危うくする」と、強く批判した。
これに対し、首相は「何をもって社会主義的というのか全く理解できない。誹謗(ひぼう)中傷に臆(おく)することなく国民の負託に応えていきたい」と反論した。同時に「無駄遣いを一掃し、国民が豊かさと安心を実感できる政策を推進する」と述べた。
また、林氏は政府に経済成長戦略がないと指摘した上で「短期の鳩山不況、中期の財政破(は)綻(たん)、長期の英国病になる」と強調した。外交・安全保障政策では、米軍普天間飛行場の移設問題などを引き合いに出し、「首相は再三発言がぶれている。このようなことでは国家間の信頼は築けない」として見解をただした。
民主党は政策決定の「政府・与党一元化」を理由に衆院では質問を見送ったが、参院では所信表明を補完する立場で輿石(こしいし)東(あずま)参院議員会長が登壇し、「民主党と自民党の一番の違いは『政府の無駄遣い排除』と『官僚依存からの脱却』だ」として、先の衆院選マニフェスト(政権公約)の速やかな実行を求める。
午後は衆院本会議で2日目の代表質問が行われる。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1029&f=politics_1029_005.shtml
マニフェストは国民との直接契約と鳩山首相 2009/10/29(木) 14:10
鳩山由紀夫首相は29日午前に開かれた参議院本会議代表質問での自由民主党・林芳正議員(参議院自民党政審会長)の質問に答え、マニフェストの位置づけについて「わたしどもは、国民との間の直接の契約と考えている」と語るとともに、「マニフェストは4年間の間で実現するし、旧政権ではできないかもしれないが、新政権ではできる」と公約実現へ、強い意欲を示した。
また、八ツ場ダム建設中止をマニフェストに加えた経緯について「昨年の夏に八ツ場ダムを視察した際、(治水や利水の視点でみても)意味があるのか、大きな疑問点を感じた。地域の住民の方々と議論する中でも、そのような思いを持ったために、マニフェストに記載させて頂いた」と説明した。
民主党マニフェストでは、公共事業の見直しの筆頭に「川辺川ダム、八ツ場ダムの中止」が明記され「時代に合わない国の大型直轄事業は全面的に見直す」とされていた。(編集担当:福角忠夫)
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>>145
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091029k0000m010110000c.html
鳩山首相:強気の挑発答弁 「こんな財政に誰がした」
鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が28日、衆院本会議で始まった。初の国会答弁に臨んだ首相は、衆院選マニフェスト(政権公約)について「国民との契約であり、必ず実現する。もし4年後、達成できなかったと国民から思われたら、政治家として責任を取る」と明言。具体論に踏み込まない安全運転の一方で、厳しい野党質問に対し、挑発的な答弁も目立った。
代表質問初日には自民党の谷垣禎一総裁と同党の西村康稔政調副会長、公明党の井上義久幹事長が登壇。谷垣氏は「民主党マニフェストは羊頭狗肉(ようとうくにく)だ」などと声を張り上げた。先の衆院選後、自民党支持率は低迷しており、参院静岡、神奈川両補選にも大敗。国会での論戦に何とか活路を見いだそうと、園田博之幹事長代理と何回も推敲(すいこう)を重ねた原稿だ。
財務相経験者でもある谷垣氏は、財政再建論者。鳩山政権の来年度概算要求を「ばらまき」と批判した谷垣質問に対し、鳩山首相は言い放った。
「あなた方に言われたくない。より正確に申し上げれば、こんな財政にしたのは誰なんだ」
それまで腕組みをしながら答弁を聞いていた谷垣氏は、身を乗り出し、ヤジを飛ばした。
鳩山政権が発足間もないだけに、現政権への批判はそのまま旧自公政権の自己批判につながる可能性もある。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画を巡り、鳩山首相は「今まで10年以上結論を出さなかったのは、どの政権なのか」と切り返した。
普段、温厚な谷垣氏は代表質問後、鳩山首相の挑発答弁について「そういう反応で乗り越えられると思っているなら、噴飯ものだ」と不快感を表明。しかし当の首相は強気そのもの。28日夕、首相官邸で「旧政権のさまざまな失政のツケが国民に回ってきている。新政権でツケをなくし、よりきれいな状況に戻していかなければならない」と語った。【坂口裕彦】
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091029-OHT1T00031.htm
谷垣総裁“口撃”に鳩山首相皮肉返し…国会代表質問
鳩山由紀夫首相(62)の所信表明演説に対する各党の代表質問が28日、衆院本会議で行われた。
自民党の谷垣禎一総裁(64)は「民主党のマニフェストは羊頭狗肉」と“口撃”。これに首相は「ビジョンがないと言われたが、あなた方に言われたくない」などと皮肉で応じた。
野党となり一丸となって鳩山政権を攻めたい自民党だが、“亀裂”も露呈。谷垣氏に続いて西村康稔氏(47)が質問に立ったが、その直前に河野太郎氏(46)が席を立った。
大物幹部からのウケがいいことから一部で「ナチュラル・ボーン・ホスト(NBH)」との異名で呼ばれる西村氏。9月の党総裁選に出馬した際も、党内若手から「森喜朗元首相の傀儡(かいらい)」と見られ批判を受けた。
総裁選で河野氏を支持した山本一太参院議員(51)は28日付のブログで、代表質問について「本当なら、こういう場面で『河野太郎』を起用して欲しい」とつづっている。
西村氏は代表質問で鳩山首相の「故人献金」などを追及。長妻昭厚労相(49)を「(ミスター年金ではなく)ミスター検討中と呼ばれている」と揶揄(やゆ)するなど大張り切りだった。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00165632.html
参院代表質問 鳩山首相、景気が多少停滞しても「筋肉質な経済を作り上げたい」
国会は、29日朝から参議院でも鳩山首相の所信表明演説に対する代表質問が始まった。この中で、鳩山首相は、補正予算の見直しや歳出削減努力で景気が多少停滞しても、筋肉質な経済を作り上げたいとの考えを示した。
鳩山首相は「無駄に支えられた経済が持続的に成長するわけはないじゃありませんか。一時的に、確かに無駄であっても厳しい面が出てくるかもしれませんが、私たちは、むしろそれを乗り越えて、乗り越えたあとに筋肉質な日本の経済を作り上げたい」と述べた。
また自民党の林 芳正氏は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題で閣内の意見が割れていることについて、「関係閣僚間での調整を行っていないのではないか」と質した。
これに対し、鳩山首相は「13年間動かなかったものを、今動かそうとしている。最終的にはわたしが決断するので、ご心配無用だ」と述べるにとどまった。
また林氏が、日本郵政の新社長に斎藤元大蔵事務次官が就任したことについて、「渡りのあっせんにほかならない」と指摘したのに対し、鳩山首相は「民間勤務の経験があり、適材適所だ」と強調した。
(10/29 12:38)
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http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY200910280400.html
民主、国会質問する?しない? 小沢ルールへの対応迷走2009年10月29日7時29分
民主党が国会で質問するのかどうかで迷走している。小沢一郎幹事長の「政府・与党一元化」論を貫徹すれば質問はいらなくなるが、論戦の主舞台の予算委員会などで質問したいという議員の思いも強い。明確な方針がないまま臨時国会に突入している。
山岡賢次国会対策委員長は来週の衆院予算委員会は民主党の質問なしに1日で終えたいと語っていた。だが、28日には一転、「我が党にだって質問したい人がいる」と質問を認める可能性を示唆した。
対応が揺れるのは、小沢氏の理念をどう具体化するかが定まらないからだ。小沢氏は「国会は政府と野党の議論の場」と語り、衆院本会議での首相の所信表明演説に対する代表質問を回避。「小沢ルール」を突き詰めれば、政府が提出する予算案や法案の審議で与党の質問は不要になる。
だが、議員にとって質問は自身の力量を試す機会。テレビ中継で地元に向けて活躍をアピールできる場でもあり、山岡氏の「質問なし」発言には若手から不満が出ていた。
衆院側の不満を高めているのが参院の例外扱い。輿石東参院議員会長は29日の参院本会議で代表質問に立つ。高嶋良充参院幹事長は27日の記者会見で「参院は再考の府。質問を通じ政府に対する国民の理解を得られる」と語るが、明白な二重基準だ。
板挟みの山岡氏は28日、衆院予算委で民主党が質問する時間があるかどうかは、円滑な審議への与党の協力次第との考えを記者団に示した。「小沢ルール」から生まれた「質問しない」方針は、法案審議をめぐる駆け引き材料になりつつある。(渡辺哲哉)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091028/plc0910282025018-n1.htm
自民が貨物検査法案 公明、共同提出を拒否
2009.10.28 20:24
このニュースのトピックス:国会
自民党は28日、北朝鮮関連船舶の貨物検査を可能にする特別措置法案を、改革クラブ、みんなの党、平沼赳夫元経済産業相らがつくる「国益と国民の生活を守る会」とともに衆院に提出した。公明党は共同提案を拒否した。
自民党の特措法案は、今年の通常国会で麻生前内閣が提出、廃案になった法案と同内容。海上保安庁が検査主体となり、自衛隊は海上警備行動により海保の活動を補完するとしている。
鳩山政権は社民党に配慮して自衛隊に関する部分を削除した法案を提出する予定。公明党の山口那津男代表は政府案への賛成を示唆している。
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野党の視点からは、与党質問はプロレス・野党質問は真剣勝負であって、
一方、与党の視点からは、与党質問は予算や法案の意義を明確にする質問・野党質問は重箱の隅をつつくだけの質問と映ります。
時間が短縮されることは現在の国民にとっていいことですが、
与党の質疑が記録に残らないことは、民主主義の観点から、果たして後世の国民にとっていいことなのか。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091028-OYT1T00093.htm
民主、予算委も質問なし…戸惑いと落胆も
民主党の山岡賢次国会対策委員長は27日、臨時国会の衆院予算委員会では、同党議員は政府側に質問を行わない方針を記者団に表明した。
民主党は28日から始まる衆院代表質問での質問も見送る。いずれも審議時間の短縮が狙いだが、幅広い政策課題がテーマとなる予算委は、議員にとって大きな「見せ場」でもあり、党内には戸惑いと落胆が広がっている。
山岡氏は、予算委での質問を見送る理由について、「予算委には法案がない。(2009年度第2次)補正予算、(10年度)本予算は何があっても遅れるわけにはいかない」と語った。
鳩山政権は、12月に、子ども手当や高校の授業料無償化など「目玉政策」を盛り込む2010年度予算編成を控えている。景気対策のための補正予算編成も検討中だ。「法案審議は11月30日までの臨時国会の会期内に必ず終わらせ、予算編成に影響を与えたくない」(国対幹部)との思いが山岡氏にはあるようだ。
また、民主党内では、小沢幹事長が選挙での勝利を最優先に掲げているため、「『与党議員は国会審議に時間を割くより、選挙区での活動に集中すべきだ』と考えて、小沢氏が国対に指示したのではないか」と見る向きもある。
衆院事務局によると、自民党政権時代にも審議を急ぐため、与党の一部議員が質問を見送ったり、質問時間を減らしたりすることはあったが、「予算委ですべての質問を返上するというのは異例だ」という。
政策決定システムの内閣一元化を掲げる鳩山政権では、閣内に入れなかった議員は政策作りに関与できず、地元選挙区からの陳情処理もままならず、ただでさえ不満がくすぶっている。
ある議員は「予算委は地元への絶好のアピールの場だと思っていた」(中堅)と落胆を隠さない。
社民党幹部も「国会の自殺行為だ」と批判している。社民、国民新両党は、予算委で質問に立つことと、審議時間短縮のメリットを慎重に比較する構えだ。
民主党内では、今回の措置について、「会期が限られた臨時国会だけの特例」との見方が多いが、小沢幹事長は「(国会審議は)野党の質疑がメーンになるのは当然だ」と発言したこともある。「与党議員の質問廃止」が新たなルールになる可能性も捨てきれない。
(2009年10月28日00時49分 読売新聞)
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>>153
忙殺される政務三役に対し、党に残った議員は何をもって国政に奉仕るのかというのが、
深刻な問題になってますね。
選挙が仕事と言われても、それが「民主党」として重要なことは否定しませんが、
国民はそのために議員を選出した、民意を託したわけではないでしょう。
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慣例の公費パーティー廃止へ 参院委員長交代時の懇親会
http://www.asahi.com/politics/update/1029/TKY200910290207.html
2009年10月29日15時5分
参院の常任・特別委員長、調査会長が、委員会メンバーや関係省庁の役人と懇親のために開く全額公費のパーティーが、政権交代を機に廃止される。参院の西岡武夫議院運営委員長が、近く民主党所属の委員長らに廃止の方針を伝え、自民、公明両党にも呼び掛ける見通しだ。
パーティーは「委員長招待」ともよばれ、参院では委員長が交代する毎年秋ごろに開催するのが慣例だった。参院議長公邸で、都心の一流ホテルから仕出しを依頼し、立食形式で行うのが一般的だ。
参院事務局によると、06年度は17委員会で1042万円、07年度は12委員会で661万円、08年度は7委員会で394万円を使った。1回平均50万円以上で、最も経費がかかったのは08年度の予算委員会で約90万円だった。
衆院は野党時代の民主党が廃止を呼びかけたのをきっかけに、06年度を最後に開かれていない。(関根慎一)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091029/plc0910292152016-n1.htm
自民の空席目立った参院 民主から「迫力不足」との指摘も
2009.10.29 21:51
鳩山由紀夫首相の所信表明に対する与野党の代表質問が29日、参院でも始まったが、参院本会議場では自民党議員の空席が目立ち、民主党からはヤジの迫力不足を指摘する声が上がった。
この日の民主党の輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長の代表質問中、欠席や途中退席を含めた自民党の空席は、同党議員の約2割の15人だった。同党は28日の衆院本会議でも公明党の井上義久幹事長が代表質問に立つや退席者が続出。29日の衆院本会議でも、社民党の重野安正幹事長が質問している最中の空席は約20人に上った。
輿石氏は代表質問後の記者会見で「これまでは私が質問に立っただけで(自民党は)『(輿石氏の出身母体の)日教組!』なんて騒いだが、今回は言わなかったね。(自民党は)疲れたのかもしれません」と、自民党を皮肉った。
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今までも与党議員は質問時間の返上などをしていますね。
公式で質問禁止と言われると厳しい議員感情はあるかもしれませんね。
テレビ中継の入らない場合は極端に短縮なりして暗黙に実施すれば良いと思いますよ。
現実は新人議員は与党議員であることが最大の仕事ですね。
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しかし、それは異常に新人議員が膨れあがった今だけのことで、1年経ち、2年経ち、10年経てば、
政府に入らなかった200〜300名の与党議員は何をするのか、という話になります。
民主党は政調すら廃止してしまいましたから。参院選のマニフェストもどこで策定するのか。
そもそも国会の形骸化、与党議員の質問の形骸化は、法案の国会提出前に党政調で事前審査する
自民党がもたらしたもので、本来の姿ではないはずです。
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公明党、年金改革で具体案要求 国会に「与野党協議を」
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009103001000250.html
鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が30日午前、参院本会議で行われた。公明党の山口那津男代表は、年金制度改革をめぐり、国会に与野党協議の場を設ける必要性を指摘しながら「民主党案の詳細を明らかにすべきだ」と具体案の提示を求める。
官僚答弁禁止など民主党が検討する国会改革については「国権の最高機関である国会の審議制約につながる」と批判。民主党議員による議員立法の原則禁止に関しても「(議員立法は)肝炎対策など、与野党を超えて解決を図る道として重要だ。禁止は由々しき問題だ」と強調する。
民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)に盛られたガソリン税の暫定税率廃止や高速道路無料化については「温室効果ガス25%削減の中期目標に逆行しかねない」として見直しを迫る。永住外国人に対する地方選挙権の付与問題では、前向きな発言を続ける首相に見解をただす。
続いて自民党の小池正勝氏も質問。
2009/10/30 10:20 【共同通信】
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http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20091030-561186.html
首相と閣僚「長広舌」注意も記事を印刷する
民主党の平田健二参院国対委員長は30日午後の記者会見で、鳩山由紀夫首相と閣僚の答弁が長いと指摘されていることに関し「直らなければ官邸に申し入れることもある」と述べ、改善されない場合、注意が必要との認識を示した。
平田氏は「徐々に直ると確信している」としながらも「だらだら答弁すると他会派に迷惑がかかる。ある種の秩序を保つのが当然だ」と述べた。
また、臨時国会に提出された12本の法案処理に関し平田氏は「会期は11月30日までなので参院としては12本(全部を)仕上げるのは至難の業だ」と述べた。(共同)
[2009年10月30日20時9分]
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009103001117
首相らの答弁に苦言=民主・平田氏
民主党の平田健二参院国対委員長は30日の記者会見で、代表質問での鳩山由紀夫首相や閣僚の答弁を、自民党が「言っていることが分からない」などと批判していることについて「アドリブを入れればいいというものではない。質問されたことに的確に答えてほしい。徐々に直っていくと確信しているが、直らなければ官邸にものを言うこともある」と語った。(2009/10/30-20:18)
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>>23
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20091030-561108.html
公明党が外国人選挙権法案提出見送りへ記事を印刷する
公明党は30日、在日韓国人ら永住外国人に地方選挙権を与える法案の今国会提出を見送る方針を固めた。公明党は自民党との連立政権時代を含め同趣旨の法案を数度提出、今国会に際しても山口那津男代表らが法案提出に前向きな姿勢を示していた。来年の通常国会以降の法案提出を検討しているとされる鳩山政権側に配慮した格好だ。
公明党幹部は30日、「政府内で法案提出の機運が高まっているのに、こちらが提出すると話がこじれる」と語り、実現を図るためにも政府、与党内の議論集約を待ったほうが得策との認識を示した。民主党幹部は公明党に臨時国会への提出を見送るよう水面下で要請していた。
鳩山由紀夫首相は30日の参院本会議で、外国人選挙権法制化の必要性を説く山口代表の質問に「(選挙権付与に)わたしが積極的な思いを持っていることは事実だ」と答弁し、前向きな姿勢を重ねて表明した。(共同)
[2009年10月30日17時34分]
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091030ddm005010007000c.html
臨時国会:衆院民主、予算委も質問なし? 「自殺行為」社民反発
◇参院民主「する」方針
臨時国会への姿勢で与党内の足並みの乱れが目立ってきた。民主党の山岡賢次国対委員長は、衆院では代表質問に続いて予算委員会でも質問をしない可能性を示し、社民党が強く反発している。民主党内でも、参院では輿石東参院議員会長が予算委員会で質問する方針を明言した。代表質問に続いて衆参で対応が分かれれば、「活躍の場」を失われた衆院議員に不満が広がりかねない状況だ。【鈴木直、太田誠一】
社民党の重野安正幹事長は29日午前の記者会見で「本会議でも予算委でも質問しないことが定着したら立法府の自殺行為だ。実績として残すべきではない」と強い口調で民主党を批判。「社民党は(質問を)やります。昨日、山岡国対委員長に伝えました」と語った。
民主党が、衆院予算委での質問見送りを検討しているのは、国会日程が11月末までと窮屈なためだ。「予算委で審議する法案はない。今回は他の法案を通すことを優先したい」(山岡氏)ためだ。
だが、同じ民主党でも参院の対応は逆だ。輿石氏は29日午後の記者会見で「質問しますよ」とあっさり述べた。高嶋良充参院幹事長は「再考の府といわれる参院は、政府の良さを引き出す質問で国民の理解が得られる」と立場の違いを強調する。
国会質問はテレビ中継もあり、有権者にアピールする絶好の機会だ。結果として「参院優遇」となることが、衆院側には不満だ。ある中堅議員は「不満に思うことが何度もあり、もう慣れっこだ」と皮肉交じりに語った。
こうした議員心理に対し山岡氏は28日の国会対策委員会で「テレビで華々しく選挙運動したという人がいるかもしれない。だが、選挙で勝たせてもらったのだから、宣伝ではなく責任を果たす番だ」と審議の迅速化を優先するよう求めた。
鳩山由紀夫首相は29日夕、「衆院と参院で差が出ているが、政党内での判断だと理解している」と述べ、党側の判断に任せる考えを示した。
自民党の谷垣禎一総裁は同日の記者会見で「予算委員会にも(質問に)立たないとなると、国会をどう考えているのか。(政府に入らなかった議員は)単なる頭数、物事を決めるための数、との考えがあるなら、民主主義を豊かにするものではない」と批判した。
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http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20091029/227464
「代表質問与えないのは暴挙」 みんなの党、渡辺氏が抗議声明
(10月30日 05:00)
みんなの党の渡辺喜美代表は29日、今国会で同党に代表質問の機会が与えられなかったことに対し、「議会制民主主義の根底を揺るがす言論封殺だ」などとする抗議声明を出した。
声明は「先の選挙で得た300万人を越える有権者の民意を踏みにじるもので断じて許せない暴挙だ。国民の手に政治を取り戻す、と訴えてきた民主党の『数の暴力』により行われたことに失望を禁じ得ない」などとし、衆院議長や議運委員長、同委民主党理事に抗議の意思を表明する、としている。
渡辺氏は下野新聞社の取材に「本物の脱官僚を訴えているわが党にアキレスけんを突かれるのを避けたかったのだろう。年明けの通常国会では必ず首相らの演説に対する質疑時間が確保されるよう強く求める」と強調した。
党是の政界再編を仕掛けるためにも来夏の参院選での議席獲得が至上命令の同党にとって、今国会の代表質問は国民への絶好のアピールの場だった。衆院本会議での質問戦が終了したこの日、渡辺氏としては再び抗議の声を上げることで何とか次につなげたいとの思いが強かったようだ。
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悪弊打破。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-10-31/2009103102_02_1.html
2009年10月31日(土)「しんぶん赤旗」
少数会派44年ぶり出席へ
参院予算委理事会 オブザーバーで
参院予算委員会理事会が30日に開かれ、同理事会への少数会派(10人未満)のオブザーバー出席を認めることを確認しました。少数会派締め出しは1965年以来のもので、委員がいるのに、理事会に出られないという、予算委だけに残っていた「慣例」が44年ぶりに破られることになります。日本共産党の出席は5年ぶりです。
理事会で簗瀬進予算委員長(民主)は、「歴史的な政権交代があり、従来の自民党与党時代の習慣で改めるべきものは改める必要がある」「少数会派を尊重する立場から(共産、社民の)両会派の出席を認めることにしたい」と発言し、民主理事は「賛成」、自公理事は「異議なし」の立場を表明しました。
予算委員会は、国の予算とともに、国政全般の基本問題について各党がそれぞれの政治的立場にもとづき政府の見解をただす最も重要な場であり、同委の民主的運営は、国会全体に大きな影響を与えます。日本共産党はその立場から、理事を出していた時期も含めて、一貫して少数会派の尊重を主張してきました。
今臨時国会でも、召集前の21日に小池晃参院議員団長らが江田五月議長にたいし、文書でオブザーバー参加の実現など少数会派を尊重するよう申し入れ。29日には予算委員である大門実紀史議員が簗瀬委員長に同様の申し入れを行うとともに、参院国対委員長会談で井上哲士国対委員長が各党に働きかけていました。
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予算委の質問通告を限定 自民・石破氏が方針示す
11/01 16:03
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_pol/2009110101000242.htm
自民党の石破茂政調会長は1日、東京都八王子市で講演し、2日から始まる衆院予算委員会の審議に関連し、官僚を通じて質問内容を事前に政府側に伝える「質問通告」を限定する方針を示した。
石破氏は「『憲法観』や『日米外交』など大まかな項目だけを伝える」と表明。「それで閣僚が答えられないならば、国民が(政権を)判断する」と述べ、首相や閣僚の発言が食い違う米軍普天間飛行場の移設問題などで政権を揺さぶりたい考えを示した。
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そういえばなんで今までの野党民主党は素直に伝えてたんでしょうか?
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長妻はわざと質問前の日深夜に伝えてきて官僚に徹夜させるようなことしてたそうで官僚連中は長妻のことを嫌ってましたね。
其れ聞いて長妻もえげつないなと思ってましたが,今ふと思えば徹夜すべきは官僚じゃなくて自民党政治家だった癖に自民党政治家が答弁自分じゃ書けなくて官僚に書かせてたのが悪かったとも云えるかも知れませんなー。
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>>167-169
質問通告をすれば、効果的な答弁が得られるので、質問者にとっても有益な面がありました。
自民党は、統計的、資料的、答弁的な答弁は求めないはず。かつて民主党が南野法相に対して「根保証制度」を質問してキリキリ舞いさせたことがありますが、そんなことはないはずです。もしそんなことをして「大臣に聞いてるんだ」みたいな紛糾をしたら、卑怯としか言いようがありませんね。自民党の質問力も問われる。
衆院予算委:自民、質問通告拒否 2日から本格論戦
http://mainichi.jp/select/today/news/20091101k0000e010023000c.html
国会は2日からの衆院予算委員会で、与野党の本格論戦に入る。自民党は大島理森幹事長らが、鳩山由紀夫首相の献金偽装問題や民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)実現に必要な16.8兆円の財源の裏付けを徹底追及する構えだ。衆参代表質問での首相答弁は、公約実現への意気込みをアピールする一方で、具体論の先送りも目立った。首相が野党の質問をどうしのぐのか、今国会は最大の山場を迎える。
衆院予算委は2、4、5日の3日間。自民党は初日に照準を合わせ、質問者に大島氏のほか、町村信孝元官房長官、加藤紘一元幹事長ら論客をそろえた。大島氏が総論、町村氏が外交・安保、加藤氏らは財政・金融と、担当を振り分けた。
自民党の林芳正参院政審会長は31日の民放テレビで、「年末年始が大変という声が大きい」と語り、景気対策を取り上げる意向を示唆したものの、同党は「政治主導」を掲げる鳩山政権の姿勢を逆手にとり、詳細な質問通告を拒否。「どんな質問も各閣僚に答えてもらう」と政権を揺さぶっている。
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小さくても意味ある国会改革。
積み重ねて欲しい。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110401040
国会見学、だれでも自由=議員の紹介不要に−衆院
衆院議院運営委員会は4日の理事会で、国会見学について、衆院議員の紹介が必要との条件を撤廃することを確認した。参院では制限を設けておらず、これにより、原則誰でも見学できるようになる。
衆院では、2001年9月の米同時多発テロ以降、安全確保の観点から見学は衆院議員を通じた申し込みに限っていた。このため、授業の一環としての中高校生らの見学も、議員が紹介する形をとっていた。しかし、金属探知機などの警備体制が強化され、参院では問題が起きていないことから、松本剛明委員長が撤廃を提案し、各党が同意した。 (2009/11/04-21:04)
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2009/11/04
小沢幹事長、21世紀臨調より「国会審議活性化等に関する緊急提言」受ける
http://www.dpj.or.jp/news/?num=17212
小沢一郎幹事長は4日午後、都内で「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)の佐々木毅共同代表(元東京大学総長)、曽根泰教主査(慶應義塾大学教授)、飯尾潤主査(政策研究大学院大学教授)、谷口将紀運営委員(東京大学教授)と会談。国会審議活性化等についての提言を民主党が10月16日に要請したのに対し、21世紀臨調から「国会審議活性化等に関する緊急提言〜政権選択時代の政治改革課題に関する第1次提言〜」(下記ダウンロード参照)が示された。
提言は、21世紀臨調の学者有志による「政権選択時代の政治改革課題に関する検討小委員会」(座長=佐々木毅代表)が組織され、21世紀臨調の年来の主張を再整理し、新たな知見を加えて取りまとめられたもの。
冒頭、「かなり長いものになりました」と言って提言は小沢幹事長に手渡され、その後、約40分にわたって会談した。
小沢幹事長は会談後に記者団に、「4人の先生方においでいただいて、国会の審議の活性化についてのご提言をいただいた。大変貴重な、示唆に富んだご意見があったと感じている。できる限り、今回の提言を参考にさせていただきながら、与野党が合意できるもの、まとめられるもの、それを順次実行して参りたい」と表明した。
「特に、今行われている予算委員会でも総理はじめ国務大臣もほとんど、官僚のペーパーを読むということではなく、自分自身の意見で答弁されているように思う。従って、今後も、国会の審議は国民の代表たる政治家同士が、自分自身の見識に基づいて国民のために議論していく国会にしていきたい」との見解も示した。そのうえで幹事長は、「党内、そして各党の議論が煮詰まり次第、できれば可能なものから今国会で成案を得たいと思っている」と述べた。
また、社民党への対応について問われた小沢幹事長は、「社民党の皆さんも、基本的に政権交代を前提にした国会がどうあるべきかということは、ご理解が進んできているのではないかと思う」との見方を提示。同時に「これは政府提案でやれる話ではないので、議会制度協議会で各党の意見の調整をして参りたいと思う」と語った。法案提出は調整後の提出となるとの考えも示した。
国会審議活性化等に関する緊急提言〜政権選択時代の政治改革課題に関する第1次提言〜
http://www.dpj.or.jp/news/files/20091104teigen.pdf
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091106k0000m010078000c.html
自民党:質問主意書を次々に提出 野党時代の民主にならい
自民党が政府に対する質問主意書を次々に国会に提出している。与党時代には部会などで官僚に直接ただせば済んだが、野党に転落した今、閣議決定の答弁書を引き出せる質問主意書は有力な武器になると判断。6日から始まる参院予算委員会が終われば追及の機会も少なくなるため、野党時代に質問主意書を多用した民主党にならうことにした。
自民党が今国会で衆院に提出した質問主意書はすでに計10本(4日現在)。鳩山内閣の政策と民主党マニフェスト(政権公約)の乖離(かいり)をただすものや、09年度補正予算の一部執行停止の是非を問う内容が目立つ。
野党時代の民主党では長妻昭衆院議員(現厚生労働相)らが主意書を駆使して政府の無駄遣いなどを追及。自民党は「主意書を乱発し、答弁書作成で各府省に負担をかけている」と批判してきた経緯もあり、主意書をすべて国会対策委員会を通じて提出するようルール化した。国対に集められた主意書は各部会で内容を精査し、答弁書の情報共有も進める。
石破茂政調会長は5日の記者会見で「どういうものを出すか、戦略的に決めていく」と語った。ただ、党内には「鳩山内閣を攻める武器を縛るべきでない」とルール化への異論もあり、手探り状態なのが実情だ。
これに対し、民主党は政権交代後、「与党が政府を追及する必要はない」(幹部)との理由で質問主意書の提出を控えている。新人の緒方林太郎衆院議員が2日、初めて3本提出したが、国対幹部からたしなめられ撤回した。緒方氏は「政府の考え方を明らかにするつもりだったが、(なじまないと言われれば)そうかもしれない」と戸惑い気味だ。
一方、民主党と統一会派を組む新党大地の鈴木宗男衆院議員はすでに15本を提出している。【鈴木直、木下訓明】
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>亀井郵政・金融担当相は「何の権限があるんだ。町村あたりに何の権限があるんだ」とほえた。
>これに対し、町村氏は「閣僚は黙っとけ。おい、亀井! 閣僚がなんだ、閣僚が」とやり返した。
>呼び捨てでどなり合う町村、亀井の両氏。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00166012.html
衆院予算委 自民・菅元総務相、日本郵政社長人事を「天下り」と批判
国会で、自民党など野党は、鳩山首相の政治資金問題や普天間移転問題について、猛攻撃した。
攻守逆転の国会論戦第2ラウンド。
衆院予算委員会前、応援に動員された民主党新人議員が立ち見で傍聴しようとすると、自民党の町村元官房長官から、「ちょっと、こういう異常なのは排除させてよ」とクレームがついた。
これに対し、亀井郵政・金融担当相は「何の権限があるんだ。町村あたりに何の権限があるんだ」とほえた。
これに対し、町村氏は「閣僚は黙っとけ。おい、亀井! 閣僚がなんだ、閣僚が」とやり返した。
呼び捨てでどなり合う町村、亀井の両氏。
いつしか民主党議員そっちのけで、場外乱闘は続いた。
町村氏が「亀井退席だ! そんなこと言うんだったら、退席しろ、お前」と言うと、亀井大臣は「何を言ってるんだ。自民党時代はどうだったんだい!」と言い返した。
結局、「立ち見」は退場となり、衆院予算委員会は9分遅れで始まった。
大物議員を投入した第1ラウンドと打って変わり、4日は若手の柴山議員が、鳩山首相のアキレスけん「偽装献金問題」に切り込んだ。
これに対し、鳩山首相は「私自身に、まったく責任がないと申し上げているつもりもありません。いわゆる監督責任があるかというお話であろうかと思いますが、監督責任の是非に関しては、捜査が今、進行しておりますから、そこに委ねたいと思っております」と、監督責任については、捜査中を理由に明言は避けた。
しかし、新たな事実が明らかになった。
鳩山首相は「政治活動に対するお金が足りなくなったから、私のお金を借用するんだな、そういう思いで、それを理解をして、署名をしていたのは事実でございます」と述べた。
鳩山首相は、偽装に使われた資金が鳩山家の資産管理会社「六幸商会」から引き出される際、了承する文書に署名していたことを認めた。
続いて質問に立ったのは、自民党の石破 茂政調会長だった。
自民党国防族きっての論客、石破政調会長は、かつて鳩山首相が、自衛隊の海外派遣に関して「重大な憲法解釈の変更が行われた」との発言に触れ、「誤っていたので撤回すると。その時の考え方を修正する? 撤回する? 変更する?」と追及した。
これに対し、鳩山首相は「過去の言動に対しては、撤回をいたします」と述べた。
そして予算委員会は、午後になっても熱が冷めることはなかった。
午後、質問に立った菅 義偉元総務相は、日本郵政社長に元大蔵次官の斎藤氏を起用した人事を「天下り」と批判した。
これに対し、菅元総務相は「今度の人事に関していえば、いわゆる天下りあっせんではありません。全株有しているこの日本国が選任をしなければならない、その選任をいたしたということであって、そのことは決して天下り人事だと考えているわけではありません」と述べた。
菅元総務相は「まさに私は、官僚依存の政治を行っていると、そう見られても仕方がないことだろうと思います。 委員長、委員長! 注意してください、亀井大臣を!」と述べた。
委員会では、今の民主党を象徴するような、やじが相次いだ。
菅元総務相が「民主党の皆さんの中で、目立った反発がないということなんです」と述べると、「小沢が怖いだけだよ」という声が聞かれた。
町村氏は、民主党新人議員の「立ち見」について、「ああやらなきゃ、小沢さんの点数も上がらないかもしれないけどもね」と話した。
小沢幹事長に権力が集中した民主党。
最高顧問を外された渡部恒三前最高顧問からは、「小沢一郎君が右と言えば右。小沢一郎君が左と言えば左。『5+5は15』と言えば、『はい』と」と、愚痴がこぼれた。
激しさを増す国会バトルは、5日も続く。
(11/05 00:13)
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参院予算委員会だからここかな。。
「コンクリートなしに防災ができるのか」みたいな下らん揚げ足取りに「私のところに『コンクリート』という言葉を社名に使っている建設会社から大変な苦情が来ている」みたいなピント外れの苦情など一喝してしまえば宜しいのに何を陳謝しとんねん。
「コンクリートに罪ない」 自民・建設族議員が首相を攻撃
2009.11.6 19:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091106/plc0911061930011-n1.htm
「コンクリートには何も罪はありませんよね!」
自民党の「建設族」として知られる脇雅史参院議員は、6日の参院予算委員会でこう述べ、公共事業削減を進める鳩山政権を猛攻撃した。
脇氏は政府・民主党が掲げる「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズを取り上げ、「私のところに『コンクリート』という言葉を社名に使っている建設会社から大変な苦情が来ている」と怒りをぶちまけた。
これには、さすがに首相も「申し訳ない」と陳謝。脇氏が「コンクリートなしに防災ができるのか」とたたみかけると、首相は「人の命を守るためにコンクリートは必要だ。コンクリート業界の人に頑張ってほしい」とエールを送るしかなかった。
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マニフェストに記載のないことを拙速にやる意味は?
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091106/stt0911062212011-n1.htm
なぜ今、参政権法案?与野党に波紋、暗躍する推進派 党議拘束外しで急進展も (1/2ページ)
2009.11.6 22:10
民主党の山岡賢次国対委員長が6日、永住外国人への地方参政権付与法案を今国会に提出する方針を突然打ち上げたことに波紋が広がっている。地方参政権付与は国民主権にかかわる重大事だが、民主党は党内意見の集約を終えておらず、衆院選マニフェスト(政権公約)にも載せなかった。それだけに民主党では慎重派がさっそく反発しており、「寝耳に水だ」(幹部)と否定的な声も強い。だが、小沢一郎幹事長が賛成派である上、もし与野党が党議拘束を外して採決すれば、法案が成立してしまう恐れもある。(榊原智)
「今国会に法案を出して継続審議にしておけば、来年の通常国会の早い時期に成立できる。告知期間を置いても平成23年の統一地方選挙に間に合う」
民主党のある推進派は、山岡氏の方針を聞き、こんな胸算用を披露した。
地方参政権付与をめぐっては、鳩山由紀夫首相が5日の衆院予算委員会で「前向きに考えている」と表明した一方、「民主党内に多くの意見があるのも事実だ。強引に押し通そうと思っていない」と党内対立の存在を認めた。
それだけに山岡氏の発言は唐突感が否めないが、伏線はあった。
参政権付与派の「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民法的地位向上推進議連」の事務局長を務める川上義博参院議員は4日、小沢氏と会い、「地方にかかわる話だから議員立法で準備を進めたい」と進言していた。審議に時間がかかる政府提出法案よりも、議員立法の方が事が運びやすいと踏んだからだ。
好感触を得た川上氏は5日に山岡氏と会い、議員立法構想を伝えた。これが「今国会提出」という勇み足にも見える発言につながったとみられる。
参政権付与をかねて求めてきた在日本大韓民国民団(民団)に属する在日韓国人は、民主党議員を先の衆院選で支援し、両者の距離は確実に縮まっている。9月11日には民団メンバーが小沢氏に直接、地方参政権付与を要請している。
一方、山岡氏の発言を「国会会期延長の大義名分づくりだ」(民主党幹部)と見る向きもある。
今月30日までの会期では、国民新党が固執する郵政株式売却凍結法案も成立が困難との見方が強い。首相官邸サイドは郵政法案の会期内成立にこだわっていないとされるが、そうなれば国民新党との衝突も予想される。これを回避したい山岡氏が、重要法案を増やすことで官邸サイドに会期延長をのませる呼び水に使った−というわけだ。
だが、民主党の慎重派議員は「冗談じゃない。少なくとも20、30人は猛烈に反対する」「左翼政党と見られるデメリットの方が大きい」など参政権付与法案にさっそく反発している。
みんなの党の渡辺喜美代表も「参政権を行使したいなら日本人になってほしい」と反対を表明。自民党の大島理森幹事長は「(国民)主権にかかわる問題だから党議拘束なしには抵抗感を持つ」と慎重な考えを示した。
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>>177
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091106/stt0911062209010-n1.htm
外国人地方参政権法案の今国会提出を表明 民主・山岡氏「会期延長は不可避」
2009.11.6 22:07
民主党の山岡賢次国対委員長は6日、自民党の川崎二郎国対委員長と会談し、永住外国人への地方参政権付与法案を議員立法として今国会に提出したいとの考えを伝えた。山岡氏は会談後、国会内で記者団に「場合によっては党議拘束なしで(採決を)行いたい。私案として提案し、持ち帰ってもらった」と述べた。
法案は日本の永住権を持つ外国人(約86万人)のうち成年者に地方自治体の首長と地方議会議員の選挙権を与える内容。民主党内に慎重論もあるが、自民、公明両党などに賛同者がおり、各党が党議拘束を外せば、成立する可能性もある。
また、山岡氏は、記者団に今月30日が会期末となる今国会について「今の状況では延長せざるを得ない」と述べ、会期延長は不可避との考えを示した。
政府は今国会に日本郵政株式凍結法案や中小企業金融円滑化法案など12本を提出したが、オバマ米大統領の来日など外交日程が立て込んでおり、すべての法案を30日までに成立させるのは困難な情勢。鳩山由紀夫首相はB型、C型肝炎ウイルス感染者を支援する「肝炎対策基本法案」と、被爆者救済の範囲を拡大する原爆症認定に関する法案についても6日、参院予算委員会で「どういう形であれ法案を出して成立させたい。約束する」と明言しており、少なくとも12月上旬までの延長は避けられないと判断したとみられる。
11日の政府・民主党首脳会議で対応を協議する方針。自民党は会期延長に反対しない公算が大きい。
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091106-OYT1T01218.htm
国会の会期延長が浮上、法案審議日数足りず
民主党の山岡賢次国会対策委員長が6日、臨時国会の30日までの会期の延長に言及し、政府・与党内で困惑が広がった。
延長方針は政府に伝わっておらず、鳩山首相は首相官邸で記者団に、「参院で予算委員会が始まった日に延長の話が出るのはやや唐突だ。どういう状況で話が出たのか確認しなければいけない」と不快感を示した。
民主党の平田健二参院国対委員長も記者会見で、「30日までの会期に提出法案を仕上げるのが基本的な考えだ」と強調した。
しかし、政府提出法案などを処理するには、30日までの会期では到底足りないのも事実だ。審議する法案が当初の見込みよりも増えたことに加え、政府による国会同意人事案の提示が遅れたことなどが影響した。
10月26日に召集された臨時国会は、12月に来年度予算編成作業が本格化することを考慮し、11月30日までの会期とした経緯がある。ただ、例年の予算編成では12月20日をメドに財務省原案が各省庁に内示されており、政府・与党では「12月10日ごろまでの延長は許容範囲だ」という声もある。
今後、与野党で、12月上旬までの延長を視野に調整が進む可能性がある。
(2009年11月6日22時44分 読売新聞)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110601115
官僚、今国会初の答弁=自民が要求−参院予算委
6日開かれた参院予算委員会では、今国会で初めて官僚が政府参考人として答弁に立った。「脱官僚」を掲げる民主党は、官僚答弁の禁止を目指している。先の衆院予算委では自民党も、政治家同士の議論に政府側がどこまで対応できるのかを見ようと出席を要求しなかったため、官僚の出番はなかった。
同日答弁したのは総務省の田口尚文選挙部長と、外務省の鈴木庸一経済局長、鈴木敏郎中東アフリカ局長の3人。いずれも自民党が「参院は充実した審議をするため、従来通りの対応を取る」(国対筋)との理由から、出席を求めた。
自民党の西田昌司氏は、鳩山由紀夫首相の献金虚偽記載問題に関連して、「(元秘書の)監督上の責任は政治家にはあるか」と質問。これに対し、田口部長は「会計責任者の相当の注意を怠った時は50万円の罰金の定めがある」などと答えた。
また、予算委には宮崎礼壱内閣法制局長官も政府特別補佐人として出席。2009年度補正予算見直しに関する憲法解釈について答弁した。(2009/11/06-22:44)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110601078
参院予算委の詳報
6日の参院予算委での質疑詳報は次の通り。
【公務員制度改革】
舛添要一氏(自民) 官僚OBの人事院人事官への起用をどう説明するのか。
鳩山由紀夫首相 人事院そのものの存廃の議論が必要なぐらい人事院改革、公務員改革をしないといけない。実力のある人を就けないと改革はできない。(既に任命されている)2人は民間と学者の方だ。3人とも民間人で公務員制度の抜本的見直しができるのか。
【米大統領訪日】
舛添氏 米軍普天間基地移設への対応は。
首相 オバマ米大統領の来日までに結論を出すつもりはない。アフガニスタン問題も積極的に議論したい。
【アフガニスタン支援】
舛添氏 アフガンの国際治安支援部隊(ISAF)の作戦本部に自衛隊員を派遣するのか。
首相 アフガンに自衛隊、自衛官を派遣する意図はない。
川口順子氏(自民) 給油支援に代わり、民生部門を中心に4000億円から5000億円の支援をするのか。
首相 民生支援策として、その程度の規模のものを5年間にわたって提示しようと考えているが、具体策に関してさらに詰めたい。
【議員立法】
舛添氏 民主党は議員立法を禁止したのか。
首相 そのように決めたわけでもない。
【原爆症】
舛添氏 肝炎患者だけを救済して原爆症を放っておくのか。
首相 肝炎の話も原爆症の認定集団訴訟に関しても、早急に結論を出す。法案としてどういう形であれ提出し、成立させたい。
【地球温暖化対策】
川口氏 2050年までの(温室効果ガス削減の)長期目標だが、60%超削減では不十分だ。
首相 政治は高い目標をあえて掲げ、国際的にも動かし、国内でも世論をつくり出していくという先駆的な役割を求められる。私どもは60%以上削減と掲げて衆院選を戦ったが、不十分という声がある。さらに高い目標を掲げるべきだ。できれば80%という方向に向け、政府としても動いていきたい。企業の意見も伺いながら、決める時は大胆に決めなければならない。
【政治とカネ】
西田昌司氏(自民) (首相の資金管理団体の献金偽装は)鳩山内閣が吹っ飛ぶ問題だ。
首相 司法の判断を待ちたい。
西田氏 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」のカネの問題についてどう考えるか。
首相 事実を全く承知していない。小沢事務所に聞いてほしい。
西田氏 小沢氏らを参考人招致し、集中審議を求める。
【年金】
荒井広幸氏(改革クラブ) 年金問題はこじれているが(与野党の)接点はある。年金合同会議を復活してほしい。
首相 国会の皆さんで決めてほしい。超党派で議論を始めたらどうか。
【09年度第2次補正予算案】
平野達男氏(民主) 2次補正をやると宣言してはどうか。
首相 執行を凍結した(補正予算の)3兆円を、できる限り雇用問題、経済状況改善に使いたい。
【公共事業】
脇雅史氏(自民) 「コンクリートから人へ」とキャッチコピーで使うが、建設産業から大変な苦情が来ている。コンクリートの仕事をしている人は人間ではないのか。
首相 迷惑を掛けた方がいるなら申し訳ない。(2009/11/06-21:46)
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官僚をそういう存在にし続けたのは自分たちなのによう言うわ。
>舛添氏は「そういう答弁がくるのは分かっていた」と言い返した。
>>180
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091106-OYT1T01132.htm
参院予算委、法制局長官ら官僚が相次ぎ答弁
6日の参院予算委員会では、宮崎礼壹内閣法制局長官ら官僚が相次いで答弁に立った。
自民党の要求によるものだが、官僚の答弁がなかった衆院予算委員会とは違った審議風景となった。
「正式な手続きを踏襲しなければ、独裁に道を開きかねない。憲法の財政民主主義の解釈はどうか」
自民党の舛添要一・前厚生労働相は、麻生前政権下で成立した今年度補正予算の一部を、鳩山政権が国会の議決なしに執行停止したと批判し、憲法上の問題点を法制局長官に尋ねた。
しかし、長官の答弁は「憲法上の問題は生じない」だった。舛添氏は「そういう答弁がくるのは分かっていた」と言い返した。
首相の献金問題や小沢・民主党幹事長の政治資金問題を取り上げた自民党の西田昌司氏は、首相らとの質疑が行き詰まりそうになると、総務省選挙部長に法解釈などを尋ねた。
自民党は、衆院では民主党の「脱・官僚依存」の方針を基本的に受け入れ、今後も委員会などへの官僚出席は極力求めない構えだが、参院ではこれまで通りの対応をとっている。
(2009年11月6日21時25分 読売新聞)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009110600990
「江利川人事官」、17日に同意へ=衆院採決日程で合意−民・自
民主党の山岡賢次、自民党の川崎二郎両国対委員長は6日、国会内で会談し、人事院人事官に江利川毅前厚生労働事務次官を充てる政府の人事案について、17日の衆院本会議で採決することで合意した。参院は18日の本会議で採決する方向で調整しており、いずれも与党などの賛成多数で同意される見通し。
江利川氏の人事をめぐっては、自民党が「天下り廃止の民主党公約に反している」と批判、天下りの定義を示すよう要求。政府側が「府省庁のあっせんを受けない再就職は天下りに該当しない」との文書を示したため、採決日程の協議に応じた。
本会議での採決に先立ち、衆参両院の議院運営委員会は10日、江利川氏の所信聴取をそれぞれ行う。(2009/11/06-20:12)
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>>176
「自民から人へ」のキャッチフレーズにしたら陳謝すべき苦情は来ないかもしれません。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110601027
「コンクリートに罪ない」=自民が批判、鳩山首相陳謝
「建設産業から大変な苦情が来ている。コンクリートの仕事をしている人は人間ではないのか」。6日の参院予算委員会で自民党の脇雅史氏が、公共事業依存からの脱却を目指す鳩山政権が掲げる「コンクリートから人へ」のスローガンを取り上げ、激しく抗議する場面があった。鳩山由紀夫首相は「迷惑が掛かった方がいるなら申し訳ない」と陳謝した。
首相は「財政が厳しい中で、人間のための経済にしなければいけないという思いでこのようなメッセージを出した」と理解を求めたが、旧建設省出身の脇氏の怒りは収まらない様子。「コンクリートに罪はない。災害列島の日本に暮らしているが、コンクリートなしに防災はできない」と畳み掛けると、首相は「人の命を守るためにコンクリートが必要になる。コンクリート業界の方にも頑張っていただきたい」と低姿勢で答弁した。(2009/11/06-20:41)
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>>178
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110600994
外国人参政権、小沢氏動く?=「党議拘束外し」で打開探る
民主党が6日、永住外国人に地方参政権を付与する法案の今国会提出に動きだしたのは、かねて参政権付与に前向きな小沢一郎幹事長の意向を踏まえてのものとみられる。ただ、党内には依然、異論も根強く、調整の行方は不透明だ。
政府・民主党はもともと、参政権付与法案は来年の通常国会に政府提出法案として出す方向で検討していた。
しかし、政府側は通常国会では、衆院選で掲げたマニフェスト(政権公約)の実現をあくまで優先する構え。このため、参政権法案の先送りを懸念した推進派議員の一人が4日、小沢氏と会い「このままだと実現しない。今国会で議員立法でやりましょう」と促すと、小沢氏は「山岡(賢次国対委員長)と相談する」と応じたという。
山岡氏は6日、自民党の川崎二郎国対委員長と会談、議員立法での提出を検討する考えを伝えた上で、「互いに縛りを掛けないでできませんか」と、採決の際の党議拘束を外すことを打診。この後、自民党以外の各党国対委員長にも電話し、法案の共同提出を呼び掛けた。
山岡氏が「非拘束」を持ち出したのは、民主党内では中堅・若手の保守系を中心に「外国人への参政権付与は憲法上疑義がある」との反対論が少なくないためだ。同党は小沢代表時代に検討委員会を設けて調整したが、いまだに意見集約はできていない。反対派の一人は6日、「トライしたければすればいい」と実現阻止に全力を挙げる考えを強調した。
党内で生煮えの参政権法案をあえて提出しようとする民主党の意図に関しては、来年の参院選をにらんで、参政権付与に積極的な公明党と、自民党との「分断」を図るのが狙いとの見方が公明党内からは出ている。さらに、与党内では「党運営の実権を握る小沢氏が、党内の誰が本気で反対するのか見定めようとしている」と見る向きもある。(2009/11/06-20:06)
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http://blogs.jp.reuters.com/blog/2009/11/06/%e8%87%aa%e6%b0%91%e5%85%9a%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%93%e3%81%b8%e5%90%91%e3%81%8b%e3%81%86%e3%81%ae%e3%81%8b/
2009年11月06日 5:18 pm JST
自民党はどこへ向かうのか
コメントを掲載する投稿者 吉池威
政権交代で見直しが決まった日本郵政の新社長に元大蔵事務次官の斎藤次郎氏が就任すると聞いて、多くの有権者は、政権公約(マニフェスト)と「違う」と感じたのではないか。
人事院人事官に前厚生労働次官の江利川毅氏を充てる人事を国会の同意案件にする方向でもあり、相次ぐ官僚OBの起用で民主党がこれまで主張してきた「脱官僚依存」は、政権発足からわずか2カ月も経たずに看板倒れになったとの印象を与えている。
財源、基地、ダム、年金など、総選挙で掲げたマニフェストと現実とのギャップの大きさがクローズアップされてきた。9月に発足した鳩山由紀夫内閣の中では、郵政民営化の見直しで豪腕ぶりを発揮、意気揚々とする亀井静香郵政・金融担当相を除き、各閣僚は憔悴しているようにも見える。
だが、2大政党制になった今、有権者は公約を守らない民主党に見切りをつけ、次の国政選挙で自民党支持に回るかといえば、世論の動向はそう単純でもなさそうだ。10月25日の参院神奈川、静岡両補選は、いずれも民主党新人が当選、党の再生を急ぐ自民党候補を退けた。
民主党は2003年ごろから、議員や党職員が独自の調査に基づいて政府が提出した予算の対案を提示してきた。当時は野党だったため財務省の記者会見室の利用も許されず、財務省記者クラブなどで対案に関するブリーフを開いていた。脱官僚をすでに意識し、今の政策を地道に練り上げてきたのだ。官僚の大きな協力を得て政策を作成してきた自民党の議員が、立場が変わったからといって野党時代の民主党議員のように手作りの政策を簡単に打ち出すことができるとは考えにくい。
せっかく2大政党制になったにもかかわらず「与党がだめなら野党に」という仕組みになっていない。来年の参院選で振り子を戻すのは難しいとの諦観が自民党内にもある。
ある前衆院議員は、今後連立与党の予算編成で内部分裂が起こり、民主党が自滅するとみている。「その時までにこれといった政策を打ち出せなければ、そのときは自民党が本当にだめだ」と話す。「だめだ」とは言っても、党内に新党立ち上げのエネルギーはなく、政界再編シナリオも立ち消えとなった。今後に向け特定の「空想」「妄想」もわいてこないが、それでも野党・自民党の復活を願う声はあるはずである。歴史はまだ始まったばかりなのだから。
(写真/ロイター)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110600863
会期内の全法案成立目指す=鳩山首相
鳩山由紀夫首相は6日夕、民主党の山岡賢次国対委員長が、30日までの今国会会期の延長を検討する考えを示したことについて、「政府としては今まで通り、会期中にすべて事を終えたい」と述べ、現時点では延長を考えず、政府提出法案すべての成立を目指す意向を強調した。
また、「参院で予算委員会が始まったその日に延長という話が出ることは、私から見てもやや唐突だ」と指摘、山岡氏の発言に不快感を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。(2009/11/06-18:27)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110600891
10日も質疑=参院予算委
参院予算委員会は6日午後の理事懇談会で、9日に続いて10日も質疑することで合意した。野党は鳩山由紀夫首相の出席を求めたが、与党は即答を避けた。民主、自民両党の筆頭理事が引き続き協議する。(2009/11/06-18:45)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091106ddm005010019000c.html
質問主意書:野党・自民が武器に 本家・民主は制限の動き
自民党が政府に対する質問主意書を次々に国会に提出している。与党時代には部会などで官僚に直接ただせば済んだが、野党に転落した今、閣議決定の答弁書を引き出せる質問主意書は有力な武器になると判断。6日から始まる参院予算委員会が終われば追及の機会も少なくなるため、野党時代に質問主意書を多用した民主党にならうことにした。
自民党が今国会で衆院に提出した質問主意書はすでに計10本(4日現在)。鳩山内閣の政策と民主党マニフェスト(政権公約)の乖離(かいり)をただすものや、09年度補正予算の一部執行停止の是非を問う内容が目立つ。
野党時代の民主党では長妻昭衆院議員(現厚生労働相)らが主意書を駆使して政府の無駄遣いなどを追及。自民党は「主意書を乱発し、答弁書作成で各府省に負担をかけている」と批判してきた経緯もあり、主意書をすべて国会対策委員会を通じて提出するようルール化した。各部会で内容を精査し、答弁書の情報共有も進める。
石破茂政調会長は5日の記者会見で「どういうものを出すか、戦略的に決めていく」と語った。ただ、党内には「鳩山内閣を攻める武器を縛るべきでない」とルール化への異論もあり、手探り状態なのが実情だ。
これに対し、民主党は政権交代後、「与党が政府を追及する必要はない」(幹部)との理由で主意書の提出を控えている。新人の緒方林太郎衆院議員が2日、初めて3本提出したが、国対幹部からたしなめられ撤回した。緒方氏は「政府の考え方を明らかにするつもりだったが」と戸惑い気味だ。【鈴木直、木下訓明】
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>>185
> 参政権付与派の「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民法的地位向上推進議連」の事務局長を務める川上義博参院議員は4日、小沢氏と会い、「地方にかかわる話だから議員立法で準備を進めたい」と進言していた。審議に時間がかかる政府提出法案よりも、議員立法の方が事が運びやすいと踏んだからだ。
> 好感触を得た川上氏は5日に山岡氏と会い、議員立法構想を伝えた。これが「今国会提出」という勇み足にも見える発言につながったとみられる。
>>179
> 今月30日までの会期では、国民新党が固執する郵政株式売却凍結法案も成立が困難との見方が強い。首相官邸サイドは郵政法案の会期内成立にこだわっていないとされるが、そうなれば国民新党との衝突も予想される。これを回避したい山岡氏が、重要法案を増やすことで官邸サイドに会期延長をのませる呼び水に使った−というわけだ。
なぜ今、参政権法案?与野党に波紋、暗躍する推進派 党議拘束外しで急進展も
2009.11.6 22:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091106/stt0911062212011-n1.htm
民主党の山岡賢次国対委員長が6日、永住外国人への地方参政権付与法案を今国会に提出する方針を突然打ち上げたことに波紋が広がっている。地方参政権付与は国民主権にかかわる重大事だが、民主党は党内意見の集約を終えておらず、衆院選マニフェスト(政権公約)にも載せなかった。それだけに民主党では慎重派がさっそく反発しており、「寝耳に水だ」(幹部)と否定的な声も強い。だが、小沢一郎幹事長が賛成派である上、もし与野党が党議拘束を外して採決すれば、法案が成立してしまう恐れもある。(榊原智)
「今国会に法案を出して継続審議にしておけば、来年の通常国会の早い時期に成立できる。告知期間を置いても平成23年の統一地方選挙に間に合う」
民主党のある推進派は、山岡氏の方針を聞き、こんな胸算用を披露した。
地方参政権付与をめぐっては、鳩山由紀夫首相が5日の衆院予算委員会で「前向きに考えている」と表明した一方、「民主党内に多くの意見があるのも事実だ。強引に押し通そうと思っていない」と党内対立の存在を認めた。
それだけに山岡氏の発言は唐突感が否めないが、伏線はあった。
参政権付与派の「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民法的地位向上推進議連」の事務局長を務める川上義博参院議員は4日、小沢氏と会い、「地方にかかわる話だから議員立法で準備を進めたい」と進言していた。審議に時間がかかる政府提出法案よりも、議員立法の方が事が運びやすいと踏んだからだ。
好感触を得た川上氏は5日に山岡氏と会い、議員立法構想を伝えた。これが「今国会提出」という勇み足にも見える発言につながったとみられる。
参政権付与をかねて求めてきた在日本大韓民国民団(民団)に属する在日韓国人は、民主党議員を先の衆院選で支援し、両者の距離は確実に縮まっている。9月11日には民団メンバーが小沢氏に直接、地方参政権付与を要請している。
一方、山岡氏の発言を「国会会期延長の大義名分づくりだ」(民主党幹部)と見る向きもある。
今月30日までの会期では、国民新党が固執する郵政株式売却凍結法案も成立が困難との見方が強い。首相官邸サイドは郵政法案の会期内成立にこだわっていないとされるが、そうなれば国民新党との衝突も予想される。これを回避したい山岡氏が、重要法案を増やすことで官邸サイドに会期延長をのませる呼び水に使った−というわけだ。
だが、民主党の慎重派議員は「冗談じゃない。少なくとも20、30人は猛烈に反対する」「左翼政党と見られるデメリットの方が大きい」など参政権付与法案にさっそく反発している。
みんなの党の渡辺喜美代表も「参政権を行使したいなら日本人になってほしい」と反対を表明。自民党の大島理森幹事長は「(国民)主権にかかわる問題だから党議拘束なしには抵抗感を持つ」と慎重な考えを示した。
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http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009110702000143.html
早くも会期延長論 同意人事、民主戦略に狂い
2009年11月7日 朝刊
参院予算委員会開会前に資料に目をやる鳩山首相=6日午前、国会で
今月30日までの臨時国会の会期延長が、不可避の情勢になってきた。政府・与党は当初、2010年度予算編成に十分な時間を確保するため、今国会は法案を絞り込んで短期間で終わらせる戦略だったが、もくろみは外れつつある。
民主党の山岡賢次国対委員長は6日、自民党の川崎二郎国対委員長と会談後、会期延長について「せざるを得なくなるかな、今の状況では。(延長幅は)予算編成に差し障りがないよう、間合いを測っていきたい」と述べた。11日に政府与党首脳会議を開き、政府側と詰める方針。延長幅については、12月4日ごろまでが有力視されている。
延長せざるを得なくなってきた直接の原因は、人事院人事官に前厚生労働事務次官・江利川毅氏を充てる国会同意人事案。政府が4日に提示したのとほぼ同時に報道されたのが野党側から問題視され、当初10日を目指していた衆院採決が1週間ずれ込んだ。
同人事案が承認されないうちは、衆院総務委員会で国家公務員給与法改正案の審議が進められず、同委員会に付託される日本郵政関連株の売却凍結法案の審議にも入れず、国会日程全体に影響が及んでいる。
単独採決など強引な国会運営に徹すれば、会期内ですべての法案を処理することは可能だが、鳩山政権にとって事実上、最初の国会で「強行はしたくない」(山岡氏)。こうした事情から会期延長に傾いたようだが、もともと綱渡りだった国会戦略に狂いが生じてきた印象は否めない。
山岡氏が川崎氏との会談で、永住外国人参政権付与法案の今国会提出を検討していると伝えたのも、会期延長の理由を補強するためだったとみられる。
会期延長をめぐっては、首相官邸と党国対間の連携不足も露呈した。鳩山由紀夫首相は6日夜、記者団に「ようやく参院で予算委員会が始まった日に延長という話が出るのは、やや唐突だ」と困惑した。平野博文官房長官も記者会見で「何としても当初の会期で法案を通していただきたい」と述べた。最終的に会期を延長するにせよ、いま言うのは早すぎるということのようだ。
党内では「来年の通常国会がちゃんと回るか心配」(中堅)と懸念する声も出始めた。
◆自民、追及の機会確保で異例の歓迎
自民党の川崎二郎国対委員長は6日の記者会見で、民主党の山岡賢次国対委員長が30日までの今国会会期の延長を検討する考えを示したことについて、「法案審議をしっかりして政府としての責任を果たしたいなら、できるだけ日数を取ることが正しい。自公(両党)とも反対しない」と述べ、基本的に賛成する方針を明らかにした。
会期延長に野党が理解を示すのは異例。自民党としては、鳩山首相の献金虚偽記載問題などを徹底追及する機会を確保し、政権のイメージダウンを狙う思惑があるとみられる。
(高山晶一、大杉はるか)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009110700226
官僚答弁激減、中断もなし=予算委質疑様変わり
鳩山政権下での初の本格的な与野党論戦となった衆参予算委員会での質疑。官僚の答弁は激減し、審議が中断する場面もほとんどなかった。政権交代に伴い、国会論戦も様変わりした。
衆院で3日、参院で1日の計4日間の質疑がこれまでに終了。民主党は「脱官僚」政治を掲げて政権に就いたこともあり、政策の細部にわたる質問にも、鳩山由紀夫首相と閣僚がもっぱら答弁に立った。このため、答えられない場面も。6日の参院予算委では、アフガニスタン情勢に絡み自民党の川口順子元外相が「国連安保理決議1776、1833をご存じか」と尋ねると、岡田克也外相は「すぐには思い出せない」と正直に答えた。同日には今国会で初めて、外務省の局長と総務省の選挙部長ら官僚が答弁に立ったが、いずれも自民党が、法律の解釈や過去の経緯の説明を求めて指名した。
審議の中断が少ないのも特徴だ。これまでは、首相と閣僚の答弁に食い違いが生じたり、質問に直接答えなかったりすれば、野党の理事が委員長席に詰め寄り、審議を止めるよう要求。政府の統一見解が示されるまで、長時間中断するケースも珍しくなかった。
しかし、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、首相、外相、北沢俊美防衛相が三者三様の答弁をしても、自民党は審議を止めず、民主党内から「野党慣れしてない」(幹部)との声すら漏れるほどだ。
一方、衆院予算委では毎回、大量の民主党新人議員が傍聴し、答弁する首相らを拍手や質問者へのヤジで援護射撃。4日は、野党側が室内後方に陣取る数十人の民主党議員の退席を求めて混乱し、開会が8分遅れた。若手の大量動員は、野党時代の民主党が法案採決が強行される際に、反対をアピールするためによく用いた手。自民党側からは「威圧的で議事妨害だ」との批判が出ている。(2009/11/07-18:50)
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>>192
野党馴れしてないどころか,国会止めることしか能がなかった野党と較べて,めちゃめちゃ建設的野党ですやん♪ヽ(゚∀゚)ノ
> 審議の中断が少ないのも特徴だ。これまでは、首相と閣僚の答弁に食い違いが生じたり、質問に直接答えなかったりすれば、野党の理事が委員長席に詰め寄り、審議を止めるよう要求。政府の統一見解が示されるまで、長時間中断するケースも珍しくなかった。
>しかし、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、首相、外相、北沢俊美防衛相が三者三様の答弁をしても、自民党は審議を止めず、民主党内から「野党慣れしてない」(幹部)との声すら漏れるほどだ。
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http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111101000853.html
週内に国会法改正案まとめる 官僚答弁禁止で民主
民主党は11日午後、政治改革推進本部(本部長・小沢一郎幹事長)の全体会議を党本部で開き、官僚答弁を禁止する国会法改正案を週内に取りまとめることを決めた。
小沢氏はあいさつで「党公約を突き詰めると官僚依存脱却に集約される。国会を政治家同士の論戦にする。できるだけ早く党内の意見を取りまとめ、国会としての成案を得たい」と述べ、各党に働き掛け今国会での成立を目指す考えをあらためて示した。
会合で海江田万里事務局長は「国会審議活性化の課題」として(1)官僚が答弁する「政府参考人」制度廃止(2)内閣法制局長官の答弁禁止(3)政治主導強化のため政務官増員―などを提示した。
この日は衆参の国会議員約200人が出席。政府参考人廃止や政務官増員に反対意見はなかった。一方、過去の政権下で政府の憲法解釈を事実上担っていた法制局長官に関し「これまで果たしてきた役割を変えることにつながらないか」(中堅)と懸念する声も出た。12日も全体会議を開く。
2009/11/11 20:02 【共同通信】
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009111102000141.html
<論戦2009>野党の自民 予算委終了 調査力・突っ込み ともにイマイチ
2009年11月11日 紙面から
国会は十日、参院予算委で質疑を行い、衆院と合わせ計六日間の予算委の論戦を終えた。十五年ぶりに野党の立場で質問し、論戦力が注目された自民党。実力派議員らがマニフェストの在り方、安全保障など根本的な問題に切り込み、見せ場をつくった半面、全体的には調査力や突っ込みの物足りなさは否めず、消化不良の印象が残った。 (原田悟)
「あまりに大きなお金で、言葉を失ってしまった」
十日の参院予算委。自民党の西田昌司氏は、鳩山首相の政治資金虚偽記載問題で、鳩山家の資産管理会社から、元公設秘書が引き出した資金が六年間で約三億円に上るとの首相答弁を引き出すと、一瞬息をのんで驚いてみせた。
自民党が予算委で首相の資金問題を取り上げたのは、初日から数えて六回目。まだ知られていない数字が初めて表に出た。ただ、首相が金額を調査する意向を示したのは九日の審議中のことで、確約させたのは自民党ではなく公明党だった。
予算委は「論戦の華」と呼ばれ、野党にとって存在感を示す絶好の機会。野党時代の民主党は独自調査でつかんだ事実を突きつけ、年金記録不備や耐震偽装問題で政権与党を揺さぶってきた。
しかし、首相の急所である資金問題に対する自民党の質問には、独自調査に基づいた追及材料は見当たらなかった。「報道によると」といった間接情報が目立ち、「承知していない」「資料はすべて東京地検に提供した」とかわす首相の答弁を突き崩せなかった。
加えて、論戦全般でも「追及することに慣れていない」(自民党幹部)ため、迫力不足の感が強かった。共産党が米軍普天間飛行場の移設問題で、首相や閣僚の過去の発言を調べ上げ、執拗(しつよう)に矛盾を突いた攻防を見た中堅議員は「うまい」と認めるしかなかった。
大島理森幹事長は十日の記者会見で「鳩山政権の問題点を浮き彫りにし、自民党の人材力を示せた」と自画自賛したが、改善の必要性はないのか。次の主戦場となる各委員会で、自民党の「野党力」が再び問われる。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111101060
官僚答弁禁止など5項目=民主が国会改革試案
民主党の政治改革推進本部(本部長・小沢一郎幹事長)は11日、党本部で全体会議を開き、国会改革の試案を提示した。試案は官僚答弁の禁止など5項目。出席者から異論はなく、12日に了承される見通し。同党は衆参両院の議院運営委員会に案を提出し、今国会で関連法の改正を図る考えだ。
小沢氏は冒頭のあいさつで「国会が官僚支配のままでは何の(ための)国民主導、政治主導かということになる。国会論戦を政治家同士の論戦にすることを優先課題として取り上げていきたい」と述べ、今国会成立に全力を挙げる考えを強調した。
試案は「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」がまとめた提言をベースとし、今国会での改正を念頭に項目を絞った。
官僚答弁に関しては、政府参考人制度を廃止する一方で、常任委員会に官僚や有識者、市民団体などから意見を聴取する場を新設。内閣法制局長官は「政府特別補佐人」から外し、国会での答弁を禁じている。このほか(1)質問の事前通告期限などの明確化(2)政務官の増員−を盛り込んだ。(2009/11/11-20:53)
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>>189
えっ、3本だけで?
もしかして当選直後に25本送って突っ返された前科があるからそういうことを言われてるのでしょうか?
宗男はずっと出してるのに。
緒方林太郎ブログ「治大国若烹小鮮 ― おがた林太郎ブログ」より
あーあ(9月7日更新分より)
しばらく、エントリーを怠っていました。
というよりも、秘密のサプライズ・プロジェクトとして「これまで疑問に思っていたことを、初登院日に質問主意書としてぶつけてみよう。」と思って準備をしていたため、そちらにエネルギーを注いでいました。
当初、衆議院の事務局に相談したら、主意書の出し方を事務的に説明をする書類が送られてきました。それを受けて、かなりの数の主意書(約25本くらいです)を準備して衆議院事務局に送ったら、非常に慇懃に
「答弁は新総理からのものになりますし、こういう質問は与党議員にはお控えいただく方が・・・」と諭されてしまいました。雰囲気から、私が感じたメッセージは「与党議員はそういうことやらないものなんです。
止めてください。」というものでした。(後略)
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>>197
緒方氏の質問趣意書が、確かに3本だけ撤回されてますね。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/kaiji173_l.htm
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>>197-198
なんか民主党の風通しが悪くなって行く感じでやですねぇ。。
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民主の国会改革案を批判=共産書記局長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009111600554
共産党の市田忠義書記局長は16日午後の記者会見で、内閣法制局長官を含めた官僚の答弁禁止を柱とする民主党の国会改革案について「真の狙いは解釈改憲を究極のところまでやり、(自衛隊の)海外派兵を可能にすることだ。絶対に許すことはできない」と批判した。
また、人事院人事官に江利川毅前厚生労働事務次官を充てる同意人事案について「江利川氏は自公政権に深くかかわっており、政府から独立して中立公正の立場で職務遂行できるか疑わしい」と述べ、反対する考えを示した。(2009/11/16-15:54)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091117k0000m010096000c.html
与党:2法案を同時審議 自公は反発
衆院議院運営委員会(松本剛明委員長)は16日、中小企業者等金融円滑化臨時措置法案とインフルエンザ対策法案の2法案について、17日の衆院本会議で趣旨説明と質疑を行うことを決めた。民主党が緊急提案し、社民、国民新両党などの賛成多数で決めた。自民、公明両党は、2法案を同時に審議入りさせるのは「慣例に反する」と反対しており、後半国会は波乱含みの展開となっている。【近藤大介、木下訓明】
民主党国対は小沢一郎幹事長が示した法案の会期内成立の方針を受け、今週から来週前半にかけて、全12法案を相次いで審議入りさせる日程を描いている。国家公務員の給与を引き下げる給与法改正案を24日の衆院本会議で可決。国民新党がこだわる日本郵政グループの株式売却凍結法案は、27日にも参院本会議で成立させる「特急日程」だ。
これに対し、自民党の川崎二郎、公明党の漆原良夫両国対委員長は16日、横路孝弘衆院議長と会い、金融とインフルの2法案の審議入りについて「与党の横暴」と厳しく批判。この後、民主党の山岡賢次国対委員長が、国会内で川崎氏と会談し、「審議時間を十分取る」などと約束したため、自民党も審議入りには応じる姿勢を見せた。
自民党は当初、与党が同時審議入りを強行すれば、松本委員長の解任決議案の提出も検討していた。しかし、本会議の日程を決める議運委員長の解任決議案を提出すると、今後の国会審議全体を拒否せざるを得なくなる。党国対は各委員会での審議で、アピールする機会を失うのは得策ではないと判断した。
ただ、民主党の国会戦略にも課題は多い。小沢氏は16日の与党幹事長・国対委員長会談で、官僚答弁を禁止する国会法改正案を今国会に提出する意向を表明。今国会の会期が残り半月となるなか、新たな「荷物」が増えた格好だ。民主党の国対幹部は「一つ日程が狂えば、すべてが狂い出す」と綱渡りの国会運営を懸念している。
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http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111601000706.html
民主、国会改革などで強硬姿勢に 国会攻防本格化
民主党は、16日で国会会期末まで残り約2週間となったことを受け、焦点の中小企業金融円滑化法案などの処理や国会改革で強硬姿勢に傾きつつある。野党側も対決色を濃くしており国会攻防が本格化した。
同日午後開いた社民、国民新両党との幹事長、国対委員長会談で、民主党は法案の会期内成立を目指す方針を確認。さらに山岡賢次国対委員長は「粛々と進める」と強行採決も辞さない姿勢を示した。一方、衆院議院運営委員会理事会で、17日の本会議で中小企業金融円滑化法案などの趣旨説明と質疑を行うよう求めた。
また、小沢一郎幹事長は与党幹部会談で、官僚答弁禁止の国会法改正案に関し「官僚依存の国会から脱却したい。今国会で行いたいので早めに検討してほしい」と成立に重ねて意欲を表明、協力を要請した。
これに対し社民党の重野安正幹事長は「(検討の)時間がほしい」と慎重姿勢を示した。国民新党の自見庄三郎幹事長は、今国会提出に賛意を示した上で「民主党がまとめた原案を衆院議会制度協議会に提出してはどうか」と提案。重野氏は「持ち帰って検討する」と述べた。
2009/11/16 19:42 【共同通信】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111600836
小沢民主幹事長、国会改革案に理解求める=社民は態度保留
民主党の小沢一郎幹事長は16日、社民党の重野安正、国民新党の自見庄三郎両幹事長と国会内で会談した。小沢氏は、官僚答弁の禁止を柱とする国会改革案の内容を説明するとともに、関連法案の今国会提出に理解を求めた。重野氏は「全否定はしないが、もっと理解を深める必要がある」と述べ、賛否を保留した。自見氏は民主党の方針に賛意を示した。
社民党は福島瑞穂党首が同改革案に反対する姿勢を示している。小沢氏は会談後の記者会見で「(社民党に)なるべく早く結論をいただき、与党3党でそろって(衆院の)議会制度協議会に掛けたい」と語り、社民党の歩み寄りに期待を示した。社民党は近く民主党の担当者を招き、改革案の内容を聴取。その上で、最終的な賛否を決める方針だ。(2009/11/16-20:01)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091117k0000m010067000c.html
国会法改正案:今国会に提出へ 社民は回答留保
民主、社民、国民新の与党3党は16日、国会内で幹事長・国対委員長会談を開いた。民主党の小沢一郎幹事長は官僚の国会答弁禁止などを盛り込んだ国会法改正案を今国会に提出する意向を表明。国民新党は了承したが、社民党の重野安正幹事長は「官僚答弁禁止に懸念があり、党内で議論を深めたい」と述べ、回答を留保した。
小沢氏は今国会提出を目指す理由について「来年の通常国会に向け、官僚依存から脱却したい」と説明。小沢氏が本部長を務める民主党政治改革推進本部の原案では、内閣法制局長官を答弁禁止の対象にしており、護憲を掲げる社民党には「政治家の判断で、憲法解釈が変わりかねない」(幹部)との慎重論が根強い。
国会のルールである国会法の改正は、議長の諮問機関である議会制度協議会や議院運営委員会の小委員会など、超党派の枠組みで検討するのが通例。会談後、小沢氏は党本部で記者会見し、「できるだけ早く(社民党から)結論をいただき、与党3党そろって議会制度協議会で議論したい」と強調した。【白戸圭一】
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009111700821
幹事長室は「雰囲気いい」=鳩山首相
鳩山由紀夫首相は17日、衆院本会議終了後に国会内の民主党幹事長室を突然訪問した。本会議が予定より早く終わり、時間が空いたため。小沢一郎幹事長は不在だったが、高嶋良充参院幹事長(筆頭副幹事長)らと懇談し、「みんなで仲良く話している雰囲気はいいね」とうれしそうだった。
もっとも首相は日ごろから、官邸内の情報が限られていることに不満を漏らしており、幹事長室でも、副幹事長らがなごやかに談笑する様子を見ながら、「官邸もこのように風通しが良ければいいのにな」とぼやいていた。 (2009/11/17-18:50)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091118k0000m010017000c.html
人事官人事:衆院で同意…自公共は反対
衆院は17日の本会議で、人事院人事官に江利川毅前厚生労働事務次官を充てる国会同意人事案の採決を行い、民主、社民、国民新の与党3党の賛成多数で同意した。18日の参院本会議でも同意される見通し。鳩山政権は官僚の天下り禁止を掲げており、自民、公明、共産3党は「官僚OBの起用にあたる」として反対した。【近藤大介】
毎日新聞 2009年11月17日 18時33分
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091117-OYT1T00930.htm
日銀総裁人事に民主・西岡氏、反省の弁
民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は17日の記者会見で、同党が昨年、日銀総裁に武藤敏郎・元財務次官を起用する国会同意人事案に反対したことについて反省の弁を口にした。
西岡氏は、「純粋に武藤さんがいい、悪いという前に、政治状況があった」と述べ、当時の自公政権と対決するのが主眼であったと説明した。そのうえで「(財政運営と金融行政を分ける)『財金分離』を理由に武藤さんがはねられたのは、今でもおかしいと思っている」と語った。
西岡氏としては、江利川毅・前厚生労働次官を人事院人事官に起用する鳩山政権の方針が「脱・官僚依存」に矛盾すると批判を浴びていることから、「過去の過ち」を率直に認め、江利川氏の人事案に理解を求める狙いがあったようだ。
しかし、自民党議員からは、西岡氏の発言に、「日銀総裁人事でさんざん我々を困らせておいて、ご都合主義にもほどがある」との声も出ている。
(2009年11月17日18時24分 読売新聞)
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平田民主参議院国対委員長 法案ゼロに懸念隠さず
2009/11/18(水) 17:52
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=1118&f=politics_1118_012.shtml
平田健二民主党参議院国会対策委員長は18日午後2時からの記者会見で、「(残された会期実質1週間という中で)参議院に法案が1本も(衆議院から)送付されていない。いつ送付されるのかも分からない状態が続いている」と会期が残り少ないことから、閣法の成立に懸念を示した。「民主も(衆議院で)議席数が多い訳だから、もう少し、きちっと仕切っていけば良いと思う」と苛立ちからか、与党としての衆議院の運営にも不満を漏らした。
平田委員長は「臨時国会が召集されて4週間目に入るが、残された会期(実質)1週間という中で、参議院に法案が1本も来ないというのは、経験がない」と憂慮するとともに、「審議日程を考えると(成立は)大変難しくなっている」と懸念を隠さなかった。
「(衆議院で遅れているのは)野党慣れしていない前の与党(自公)が衆議院段階で無理難題を押し付け、結果、法案審議を遅らせているから」と指摘。
議員立法の扱いについては「政府提出の法案(閣法)が全て成立してから」とし、閣法についても「精一杯する(成立をめざす)」が、「いくつか、積み残しをせなならんかも」と焦りも覗いた。(編集担当:福角忠夫)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009111902000225.html
返済猶予法案 民主、初の採決強行 衆院委 野党反発、国会緊迫
2009年11月19日 夕刊
衆院財務金融委員会は十九日昼、自民、公明の野党が欠席する中、借入金の返済猶予を促す中小企業金融円滑化法案を採決し、与党と共産党の賛成多数で可決した。法案は午後の本会議に緊急上程され、与党などの賛成多数で可決、参院に送付される見通しだ。
野党はこれに強く反発し、玄葉光一郎委員長(民主)の解任決議案を衆院に提出。松本剛明議院運営委員長(民主)の解任決議案を提出する方針だ。政権交代後、初の法案採決がいきなり強行される事態となり、国会は一気に緊迫した。
委員会採決に先立ち、自民、公明両党の国対委員長は横路孝弘衆院議長に、緊急上程を認めないよう申し入れた。両党は午前の質疑も欠席した。
金融円滑化法案は十七日の衆院本会議で審議入りしたばかり。民主党は三十日に迫った会期末をにらみ「十九日中に衆院を通過させないと、日本郵政関連株の売却凍結法案などほかの法案の成立が難しくなる」と、法案処理を急ぐ理由を説明。野党が日程協議に応じなくても、ほかの法案の審議を進める構えだ。
ただ、民主党は自民党政権時代の国会運営を「数の横暴だ」と反発してきただけに、世論の批判にさらされるのは必至だ。
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http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009111901000884.html
金融法案、衆院通過へ 野党は解任決議で対抗
与野党は19日、金融機関に返済猶予などを促す中小企業金融円滑化法案の採決をめぐり対立を続け、午後1時に予定されていた衆院本会議開会はずれ込んだ。与党は同法案を19日夜の本会議に緊急上程して与党の賛成多数で可決、参院に送付する見通しだ。
自民党は玄葉光一郎財務金融委員長(民主党)と松本剛明議院運営委員長(同)の解任決議案を提出。与党は粛々と否決する方針だ。
民主党は本会議後に開く議院運営委員会で、日本郵政株式売却凍結法案など、審議日程が決まっていない法案の各委員会での審議入りを決める方針。野党が反発を強めるのは必至で、30日の会期末をにらんだ与野党の攻防は激化する。
これに関連し、鳩山由紀夫首相は19日夕、官邸で記者団に「国会の運営は任せているので、私の方から申し上げるべきではない。国民の皆さんのためを思いながら、できるだけ早くという気持ちで行動していると理解している」と述べた。
横路孝弘衆院議長は19日午後、与党3党の国対委員長を呼び、野党との協議を要請。これを受け、与野党の国対委員長が国会内で会談した。野党側は同日中の採決を見送るよう求めたが、与党側は応じなかった。
2009/11/19 19:57 【共同通信】
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112000031
強気路線、小沢氏が「指揮」=国会、未明まで混乱
与野党は19日、中小企業金融円滑化法案の衆院通過をめぐり激突した。今国会会期末を30日に控え、政府提出法案の確実な成立を目指して政権交代後初の強行採決に踏み切った民主党に、自民、公明両党は反発。玄葉光一郎衆院財務金融委員長らの解任決議案を連発して抵抗し、混乱は20日未明まで続いた。
民主党が強気の戦略へとかじを切ったのは、国会運営の実権を握る小沢一郎幹事長が先週の段階で、「会期末までにきちっと法律を仕上げるのがあなたたちの務めだ」と国対幹部に指示したためだ。山岡賢次国対委員長は当初、徹底審議を求める野党に配慮して会期延長も視野に入れていたが、方針転換を余儀なくされた。
与党は18日夕の衆院財務金融委員会理事会で、金融円滑化法案の採決を突如提案。野党は反発したが、玄葉委員長は19日朝、同日の採決を職権で決定。自民、公明両党が欠席する中、同法案は与党と共産党の賛成多数で可決された。20日未明に衆院本会議でも可決された。
金融円滑化法案は亀井静香金融・郵政改革担当相(国民新党代表)が所管する。亀井氏は同法案に加え、国民新党が今国会で最重視する郵政株式売却凍結法案も担当。残り実質1週間となった審議日数を考慮すると、郵政凍結法案の会期内成立を図るには、金融円滑化法案は25日までに成立させなければならず、参院審議を考えれば衆院通過は20日未明がタイムリミットだった。
「分かった、分かった」。小沢氏は19日午後、国会内の幹事長室で山岡氏が状況を報告すると、シナリオ通りに事が運んでいることに満足したのか、こう言ってうなずいたという。
一方、自民党は「なぜこんなに急ぐのか。国会のルールまで政治主導で変えていくことは許されることではない」(大島理森幹事長)と猛反発。横路孝弘衆院議長に抗議の申し入れを行ったのに続き、玄葉委員長と松本剛明衆院議院運営委員長の解任決議案を提出。与党時代に受けた抵抗戦術の数々を逆に実行した。
強引とも言える民主党の国会運営に対し、自民党は「鳩山由紀夫首相の(政治資金にかかわる)疑惑を隠したい意図が見て取れる」(茂木敏充元金融担当相)と強く批判。金融円滑化法案の趣旨説明と質疑を行う20日の参院本会議を欠席する方針だ。(2009/11/20-01:31)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112001073
小沢氏、強行連発を断念=党内は安堵−民主
中小企業金融円滑化法案の衆院通過を強行した民主党は20日、衆院の各委員会で予定していた郵政株式売却凍結法案など11法案のうち7法案の採決を見送った。自民、公明両党が出席を拒否する中、2日続けて慣例無視の正面突破を図る構えだったが、方針転換した。党の全権を握る小沢一郎幹事長も、世論の反発を心配する党内の声を考慮せざるを得なかったようだ。
20日午前10時半からの与党国対委員長会談。民主党の山岡賢次氏は同日中に各委員会で、法案・条約を採決する方針を示し、社民、国民新両党に協力を求めた。これらの多くは、金融円滑化法案の衆院通過を待って、20日未明の議院運営委員会で、与党だけで各委員会への付託を決めたもの。小沢氏ら党執行部は同日中に衆院を通過させることまで想定していた。
ところが、小沢氏は同日昼、国会内で輿石東参院議員会長や山岡氏らと会うと「乱暴にやらないで自公と一緒にやればいい。24、25日(も衆院の各委員会)でやればいいじゃないか」と述べ、採決を見送り、野党と話し合うよう指示した。これを受け、山岡氏は社民、国民新両党の国対委員長らと再び会談し、方針変更を伝えたが、理由の説明はなし。強行路線に同調した社民党内からは「何でぶれるのか」(幹部)と不満が漏れた。
そもそも、金融円滑化法案の20日未明の衆院通過自体、定例日以外での委員会採決や与党だけでの緊急上程決定など、慣例に反する対応を重ねてのこと。さすがに、政府・民主党内で、先行きを懸念する議員も少なくなかった。
鳩山由紀夫首相は20日未明の衆院本会議の休憩中に国会内の幹事長室を訪れ、小沢氏に「こんなことをやって国民はどういう反応をするかな」と懸念を伝えた。横路孝弘衆院議長も民主党の三井辨雄国対委員長代理に何度も電話をかけ「十分な審議がないのなら、本会議採決は認めない」と2日続けての強行は認めないと伝えた。
「強行、強行で国民・国会無視と言われたくなかったのだろう」。国対幹部は、小沢氏が世論の反発を懸念したとの見方を示し、安堵(あんど)の表情を見せた。同氏と距離を置く渡部恒三元副議長はこう言い切った。「昨晩の国会ぐらい国民に恥ずかしい、大騒ぎはなかった」。(2009/11/20-21:52)
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http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009112102000143.html
民主の国会運営、小沢発言に右往左往
2009年11月21日 朝刊
民主党は20日、政府提出法案を一気に衆院通過させる攻撃的な国会運営を一変させ、融和路線に舞い戻った。与党になりたての「慣らし運転」とはいえ、対応がくるくる変わる背景には、小沢一郎幹事長の意向を周囲が必死に推し量る中で党方針が決まっていく実態が浮かび上がる。
民主党は19日夜の段階では、参院に未送付の政府提出法案をすべて、20日中に衆院本会議に緊急上程・可決するシナリオを描いていた。
それが20日未明になって、各法案は委員会採決にとどめ、本会議上程は連休明けに持ち越す方針に転換した。
これによって新型インフルエンザ対策特別措置法案など4本を委員会採決したが、昼ごろになって「国会を正常化させる」と、残りの法案は、20日中の委員会採決も見送る方針に再転換した。
党幹部は、小沢氏から「自民、公明両党が欠席のまま審議を進めるな」「25日まで(衆院で)委員会審議すればいい」と指示が出たと説明する。
与野党対立のあおりで成立が危ぶまれていた肝炎対策基本法案についても、小沢氏は「やってあげればいいじゃないか」と述べたという。
こうした意向が、急転直下の軟化に直結したのは間違いなさそう。小沢氏としても、あまりに強引な国会運営で世論が離れることを心配したようだ。
もっとも、民主党が「会期末の30日までに全法案を成立させる」という強硬姿勢をとったのは、小沢氏が安易な会期延長論を戒めたことがきっかけ。「言葉少な」といわれる小沢氏のひと言ひと言に周囲が振り回され、党の方針が大きく変わっていく姿が透けて見える。
党幹部は今回の迷走を「『天の言葉』を聞きながらやるしかないんだから、仕方ない」とあきらめ顔だ。
自民党からは「『天の声』に対する忖度(そんたく)政治が横行している」との声が出ている。
(国会取材班)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009112102000053.html
与党内に会期延長論 国会正常化目指す
2009年11月21日 朝刊
与党に二十日、政府が提出した十二法案すべての成立を期すため、三十日までの会期を十二月上旬まで延ばす小幅延長論が浮上した。与党は採決強行の姿勢を転換。連休明け二十四日は衆院本会議での法案採決を見送り、自民、公明両党と国会正常化の協議を優先する方針を固めた。これにより、全法案の会期内成立が絶望的になったためだ。
民主党の小沢一郎幹事長と輿石東参院議員会長らは二十日午後、国会内で会談。自民、公明両党欠席のまま委員会採決した新型インフルエンザ対策特別措置などの法案を、強引に衆院通過はさせず、正常化を目指すことを確認した。
民主党の山岡賢次国対委員長は公明党の漆原良夫国対委員長に会い、こうした方針を伝えた。漆原氏は、与党が鳩山由紀夫首相出席による国会審議に応じれば、正常化につながるとの見方を示した。
自民党の大島理森幹事長は記者団に、正常化への対応に関し「民主党が反省し、どういう結論を出して来るかが一番のポイントだ」と述べ、民主党が譲歩する必要があると主張した。
会期をめぐってはこれまでにも、二〇一〇年度の予算編成や税制改正に支障が出ない範囲として、十二月四日や九日までの延長が取りざたされたことがある。
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>>212
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2009/11/20091121s01.htm
強行採決/国会改革から遠い「数は力」
深夜のドタバタ劇が繰り返された。このやるせない既視感は何だろう。政権交代があっても、不毛な強行採決に終止符が打たれることはなかった。
衆院は20日未明の本会議で、金融機関に返済猶予などを促す中小企業金融円滑化法案を与党と共産党の賛成多数で可決した。民主党は参院での審議も急ぎ、30日の会期末までに政府提出法案をすべて成立させる構えだ。
民主党は自公政権下で、半ば恒例化した強行採決を厳しく批判してきた。それなのに鳩山政権発足後初の法案の審議は、わずか2日間。後は一気呵成(かせい)に事を進めた。
年末に向けて資金繰りが憂慮される中小企業への配慮や、2010年度予算編成への影響を避ける狙いがあったとしても、拙速との批判は免れない。ブルドーザーで強引に正面突破を図るような国会運営を国民は望んでいない。民主党には強く自重を促したい。
後半国会が荒れ模様となったのは、日程が窮屈になったためだ。民主党の山岡賢次国会対策委員長は当初、臨時国会の会期について「今の状況では延長せざるを得ない。強行採決はあまりしたくない」と述べていた。
それが一転、強硬路線へとかじを切ったのは小沢一郎幹事長の鶴の一声だった。「会期末までにきちっと法律を仕上げるのが(国対の)仕事だ」
総選挙で308議席を獲得し、政権を奪取した民主党。小沢氏にしてみれば、有権者の圧倒的信任を背景にスピーディーに法案を通すのは与党の務めと言いたいところなのだろう。
だが、返済猶予法案は中身をめぐって実りある議論が交わされたわけではなく、金融界も冷めた目で見ている。玄葉光一郎財務金融委員長自身が「時間不足」を認めているように、生煮えの印象はぬぐえない。
自民党は鳩山由紀夫首相の偽装献金疑惑に続き、小沢幹事長側への大手建設会社からの裏献金疑惑が浮上したことが、与党が会期延長に及び腰になっている理由とみている。
民主党は法案処理を急ぐあまり、党首討論の開催に難色を示し続けてきた。「政治とカネ」をめぐる問題に有権者は敏感だ。強行採決の裏側に疑惑隠しの意図があるとするなら、鳩山政権は大きな火種を抱え込んだことになる。
多数によって決められたことに従う。これが小沢氏の民主主義観だ。だが、「数は力」は一面の真実でしかない。議会での討議を通じて合意点を見いだしたり、政策変更したりすることも、国民代表である議会の重要な役割であるはずだ。
小沢氏の要請で国会活性化の提言をまとめた「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は、通常国会の会期を大幅に延長し、実質的な通年国会を実現するよう求めた。
今回の審議打ち切り―強行採決が提言の趣旨と対極にあることは疑いようがない。国会改革とは何よりも、多様な民意をすくい上げるすべを磨くことだ。問答無用はいただけない。
2009年11月21日土曜日
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>>213
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20091120-OYT1T01493.htm
与野党攻防 旧態依然の混乱を続けるのか(11月21日付・読売社説)
与野党の立場が入れ替わっても、国会の風景が以前と同じというのは、いかにも情けない。
中小企業金融円滑化法案の審議をめぐって与野党が対立し、与党は野党側の同意を得ないまま、衆院本会議での採決に踏み切った。自民、公明両党は衆院議院運営委員長などの解任決議案を提出して抵抗し、法案の採決も欠席した。
民主党が採決を急いだのは、来年度予算の年内編成を最優先に考えたからだ。30日の会期末までにすべての提出法案を成立させるには、審議にこれ以上時間をかけるわけにいかないと判断した。
だが、そもそも短い国会会期を設定したのは与党側であり、審議日程が窮屈なのは当初から予想されたことだ。野党側との日程協議も手間取り、民主党の輿石東参院議員会長の言うとおり、「与党慣れしていない与党」ぶりを露呈してしまった。
だが、自公両党の対応も、問題が少なくない。
特に、郵政株式売却凍結法案の採決で造反が出ることを警戒する自民党は、金融円滑化法案の審議を引き延ばそうとしていた。
双方に言い分はあるにせよ、審議時間をめぐる綱引きに終始している点では、旧態依然であることに変わりはない。
民主党の小沢幹事長は、「政治家同士の論戦の場にしたい」として、国会改革をめざしている。
小沢氏が具体案の検討を要請した「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は、提言の中で、「審議日程の駆け引きに終始する『日程国会』の根本的な転換なしには、有意義な国会改革を行うことはできない」と指摘した。
典型的な「日程国会」ぶりを見せつけられては、「政治家同士の論戦の場」へと自己改革する力があるのかと疑いたくなる。
自公両党は、来週もすべての法案審議を拒否するという。
かつての政権党とは思えないような不見識な対応である。
党首討論や外交問題の集中審議などの開催を求め、迷走する米海兵隊普天間飛行場移設問題、鳩山首相の偽装献金問題といった論点をただすのが筋だ。
北朝鮮を対象にした貨物検査を可能にする特別措置法案は、自公両党も早期制定を求めていたはずだ。肝炎対策基本法案のように民主党と協議中の議員立法もある。混乱を放置し、成立を危うくさせることは許されない。
自公両党はすみやかに審議の場に復帰すべきだ。
(2009年11月21日01時28分 読売新聞)
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>>214
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20091121k0000m070160000c.html
社説:強行採決 やはり会期を延長せよ
攻守所を変えた、と言うものの、毎度おなじみの醜態をさらすのも能がなさすぎるのではないか。
民主党の国会運営である。中小企業者等金融円滑化臨時措置法案が20日未明、自民、公明、みんなの党が退席する中、与党3党などの賛成多数で可決、参院に送付された。残り11法案についても一部は同日午前の常任委員会で強行採決が行われた。与党内からの批判もあり、衆院本会議での処理は週明けに回された。だが、与党が時間切れ採決を強行し野党が欠席戦術を取る、という図式は、政権交代で政治のあり方が一新されることを期待する国民の目からすると、あまりにも旧態依然に映る。国会改革を唱える民主党の理屈にも合わないし、何よりもこんなことで国民が政治不信を抱くようではとても大きな改革はできない。
そもそもこの国会は構え方自体に問題があった。まずは、開会が衆院選2カ月後と遅れに遅れ、会期もまた36日間と短すぎた。本来であれば、政権交代後初の本格国会として、公約実現のための諸法案成立を期すべきところ、対決法案はすべて通常国会に先送り、公務員給与法案など12本にしぼり込み、党首討論にも応じない腰の引けた運営をしてきた。
そのあげくの強行採決である。格好悪いことこのうえない。なぜならば、民主党が先に小沢一郎幹事長の下でまとめた国会改革案は、会期不継続の原則の見直し、官僚答弁の規制をうたっているが、そこに一貫して流れているのは、政治家同士の論戦を重視する思想、国民の信任を受けたもの同士が、日程に縛られずに省益を超えた立場から徹底論議する「熟議」の精神であるからだ。今回のように審議2日で採決するのは、どうみてもこの精神に反する。
なぜ、民主党がかくも国会論戦に後ろ向きなのか。自民党は「鳩山由紀夫首相の献金問題を追及されるのが嫌で国会を早く閉じたがっている」と言うが、それはむしろ国民に献金隠しの印象を与え、鳩山首相にとっても民主党にとってもマイナスだろう。小沢氏流の国会手法が表れた、という見方もある。小沢氏は、自民党の幹事長時代から国会対策的な話し合い路線を嫌い、一定の議論を消化すれば堂々と多数決で決着を図るべきだ、が持論である。ただ、それでも時間が足らなすぎる。
ある程度延長してはどうだろうか。もちろん、デフレ対策で年末の予算編成日程をしっかり確保しておきたい気持ちはわかる。が、法案を通すつもりなら国会運営でもスジを通すべきだ。鳩山首相が当初漏らした「こういうことをやっていると、国民はどういう反応をするだろうか」の言が鍵を握る。
毎日新聞 2009年11月21日 2時40分
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>>215
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091121ddm005010088000c.html
臨時国会:民主国対、迷走 鶴の一声で朝令暮改
民主党の国会運営が迷走している。30日の会期末をにらみ、20日未明に政権発足後初の強行採決に踏み切ったはずが、同日の国会では自民、公明両党との融和路線に転換。ほとんどの法案の委員会採決を先送りし、国会正常化に向けて動き始めた。小沢一郎幹事長と山岡賢次国対委員長の連携不足は深刻で、「司令塔不在」の国会対策に、与党内から「朝令暮改は困る」(社民党の重野安正幹事長)との不満も出る。【近藤大介、木下訓明】
◇連携不足に不満
国会は20日未明の中小企業者等金融円滑化臨時措置法案の強行採決を受け、自民、公明両党が審議拒否を続け、同日も混乱が続いた。小沢氏は20日午後、国会内で輿石東参院議員会長や山岡氏ら民主党幹部と会談。「『国会軽視だ』と言われるので、乱暴にやらず、自公両党とやったらどうか」と融和策を指示した。
20日午前の与党国対委員長会談で、山岡氏はなお強気だった。日本郵政グループの株式売却凍結法案など残りの政府提出11法案の、24日の衆院本会議での強行採決も辞さない方針を確認した。だが、この与党方針は小沢氏の「鶴の一声」で撤回され、各法案の衆院通過は、26日以降にずれ込むことになった。
山岡氏は当初、予算委員会の日程調整で野党側に譲歩するなど会期延長を視野に入れていた。しかし今月11日、小沢氏が政府提出法案の会期内成立を目指す方針を示すと、強気の国会運営へ転換。国会終盤を迎え、再び融和路線に転じることを強いられている。
金融円滑化法案の強行採決を控えた19日夜の衆院本会議場で、小沢氏は山岡氏らを呼び、「今夜、金融法案を採決する必要があるのか」とただした。国対方針を巡る小沢氏と現場の調整不足は明らかで、公明党幹部は「山岡さんは自分で決められないから対応がちぐはぐになる。かわいそうだ」と語った。
民主党の国対方針に、自民党は「司令塔なき国会運営」(幹部)と冷ややかだ。川崎二郎国対委員長は「異常事態を招いたのは与党で、打開を図るのは与党の責任だ」と強調。会期延長をにらみ、予算委員会の集中審議などを交換条件として求める構えで、審議復帰のタイミングでも揺さぶりをかける。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112100305
与党内に小幅延長論=対立激化で法案処理さらに遅れ−国会
今月30日までの国会会期について、与党内で21日、12月上旬まで延ばす小幅延長論が浮上した。日本郵政グループの株式売却凍結法案など政府提出12法案のうち、衆院を通過したのは中小企業金融円滑化法案のみ。実質5日間しか残っていない審議日数で、すべての法案を成立させるのは極めて困難になっているためだ。
民主党幹部は21日、「常識的には小幅延長だろう」と語った。また別の幹部は「野党の協力がなければ全法案の会期内成立はできない」と述べた。仮に延長せずに採決強行も避ける場合、政府・与党は処理する法案の選別を迫られる。
鳩山由紀夫首相は20日、「年末になると(2010年度)予算を編成しなければならず、そのための時間もいただきたい」と否定的な考えを示している。これに対し、同党内では、会期の小幅延長であれば10年度予算編成に大きな影響は及ばないとの見方が出始めている。
今国会は、人事院人事官の同意手続きに野党が抵抗し、法案審議に遅れが出た。このため、与党は国会運営を強気に進め、20日未明の衆院本会議では金融円滑化法案の採決を強行。これを受け、自公両党は衆参両院で法案の審議拒否に突入した。
一方、民主党は、参院に送付された金融円滑化法案を除く11法案のほとんどを20日中に衆院の各委員会で採決する方針だった。しかし「強引な国会運営」に対する世論の批判を懸念し、柔軟路線に転換。郵政法案など7法案の採決を見送るとともに11法案を24日に衆院通過させる当初方針を撤回、照準を26日にずらした。
態度を硬化させている自公両党は24日も、既に合意した審議以外は欠席する考え。与党は事態打開のため、国対委員長会談を同日に開くよう提案、野党も応じる方向。ただ、野党側は正常化の条件として、首相にかかわる「政治とカネ」の問題や、「日米関係」をテーマとした予算委員会での集中審議などを求める考えで、正常化で合意できるかは不透明だ。(2009/11/21-19:09)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091121-OYT1T01041.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20091121-080017-1-L.jpg
主要法案成立見えず、会期末迫り民主に焦り
国会では与野党の対立が続き、自民、公明両党は週明け以降も法案審議に応じない構えだ。30日の会期末までに、与党は政府提出の主要法案を成立させたい考えだが、道筋は見えてこない。
政府が衆院に提出した12法案のうち、これまで参院に送られたのは中小企業金融円滑化法案だけだ。残る法案から郵政株売却凍結法案を除いた10法案について、民主、社民、国民新の与党3党は26日以降の衆院本会議で採決し、参院に送付する方針だ。
当初の予定より時間をかけて処理するのは、慎重審議を求める自民、公明両党に配慮したからだ。与党は自公両党に24、25日の委員会審議に出席するよう呼びかけることにしている。
ただ、自公両党は、鳩山首相の献金問題に関する集中審議や党首討論の開催などを復帰条件として与党を揺さぶる考えで、混乱はすぐには収まりそうもない。
参院側も焦りを募らせている。仮に多くの法案が26日に送られてきても、土日を除くと会期は2日間しか残されていない。「強硬イメージ」払拭(ふっしょく)のために衆院で方針を転換したのはいいが、時間不足から参院での審議を強引に進めることになれば、結局は批判を浴びかねない、というわけだ。
民主党の平田健二参院国会対策委員長は20日の記者会見で、「衆院から送られてこない法案は審議できない。30日が会期だからできないものはできない」と強調した。
郵政株売却凍結法案の扱いも、民主党には悩みの種だ。国民新党が成立を強く求めているが、会期を延長しない限り成立が難しい状態になりつつあるからだ。
亀井金融・郵政改革相が金融円滑化法案の参院審議に出席することもあり、郵政凍結法案の衆院通過は27日以降となる見通しだ。
国民新党は2007年、「郵政民営化見直し法案」の参院提出を条件に民主党と統一会派を結成した経緯がある。それだけに、民主党では「法案を成立させなければ、国民新党が会派離脱を言いだしかねない」として小幅の延長を模索する向きもあるが、小沢幹事長は延長に否定的とされ、結論を出せずにいる。
(2009年11月22日16時15分 読売新聞)
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国会改革について。
大学の一般教養で一番おもしろかったのは元国会職員の国会概説みたいな講義でしたねー。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091124015.html
政権交代で改革も国会に残る「お役所仕事」ぶり
衆院での法案採決強行で緊迫化している今国会。政権交代を受け、衆院本会議の一般傍聴の制限撤廃や質疑公開など政治主導の“改革”が徐々に進んだ。一方で変化に即応できていない国会の「お役所仕事ぶり」もうかがえる。
衆院は6日、2001年9月11日の米中枢同時テロ以来、議員紹介がなければ認めていなかった本会議の一般傍聴や国会参観を再開した。
憲法は両院の会議を原則として「公開する」と規定。参院は同時テロを理由とした特段の傍聴制限は行っていなかったが、衆院は警備上の理由で議員紹介のある場合を除き傍聴を認めず、衆参で対応が分かれる状態が続いていた。
民主党で初めて衆院議院運営委員長に就任した松本剛明氏が4日の議運委理事会で参院で問題が起きていないことなどを挙げ「いつまでも放っておくのはいかがか」と撤廃を提案。「当分の間」とされながら8年以上も続いていた措置だったが理事会の翌々日から傍聴や参観が自由になった。
政権交代前、ねじれ国会で注目された日銀総裁などの国会同意人事。
衆参本会議での採決に先立ち、両院で所信聴取と質疑が行われる。今回、人事官候補者に対する質疑では、衆院は報道陣の立ち会いや撮影は認めなかったが専用のテレビで様子を中継するようになった。
参院ではさらに民主党の西岡武夫議院運営委員長が「なるべく国民にオープンにしていこう」とインターネット中継も提案したが、自民、公明両党の反対で今回は見送られた。
一方で、政権交代への感度に疑問を抱かせるような対応も。10月下旬、地元の支持者を連れて国会を案内していた民主党の議員秘書は衆院を紹介するパンフレットを見て絶句した。
鳩山由紀夫首相の就任から1カ月以上経過していたが、歴代首相の一覧で載っているのは自民党の麻生太郎氏まで。秘書の抗議もあり、衆院は応急策として「鳩山由紀夫」のシールを張って対応した。
パンフレットに掲載されている議院運営委員会メンバーの集合写真も前任の小坂憲次委員長(自民党)時代のまま。ようやく先週、新たなメンバーの撮影を行うとしていたが、与野党対立が一気に強まり「仲良く写真に納まる雰囲気ではない」として日程は流れた。
[ 2009年11月24日 08:48 ]
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091124k0000e010051000c.html
国対委員長会談:自公が党首討論要求 民主は回答保留
与野党会談に臨む(左から)漆原良夫公明党国対委員長、川崎二郎自民党国対委員長、山岡賢次民主党国対委員長、重野安正社民党幹事長、下地幹郎国民新党政調会長=国会内で2009年11月24日、平田明浩撮影 民主、自民、公明3党の国対委員長は24日午前、国会内で会談し、国会正常化に向けた協議に入った。自民、公明両党は、審議復帰の条件として(1)鳩山由紀夫首相と谷垣禎一自民党総裁の党首討論(2)衆院予算委員会での「外交」「政治とカネ」などの集中審議(3)法案の十分な審議時間の確保−−などを要求。民主党は回答を保留した。
続いて行われた与野党国対委員長会談では、日本郵政グループの株式売却凍結法案について、自民党が26日の衆院本会議での趣旨説明を求めたのに対し、国民新党が「成立が危うくなる」と反対し、25日の総務委員会での審議入りを主張した。
与党側は30日の会期末までに全法案を成立させる方針を変えていないが、新型インフルエンザ対策法案などの衆院通過は26日以降になる見通しで、参院での審議を急げば野党が再び反発するのは必至だ。
党首討論について、首相は24日午前、首相公邸前で記者団に「私はもともと避けているわけではない。すべて国対に判断を任せている」と語った。【近藤大介】
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2009112401000151_Main.html
民主、会期延長を提案 幹事長会談呼び掛け
国会内で開かれた与野党国対委員長会談=24日午前
民主党の山岡賢次国対委員長は24日昼、自民、公明両党の国対委員長との会談で、30日までの今国会の会期を12月4日まで延長する意向を表明した。焦点の日本郵政株式売却凍結法案も含めた審議促進と国会正常化に協力を要請。野党側は同月9日までの会期延長を提案し、折り合わなかった。
山岡氏は事態打開に向け、野党側の求めた党首討論開催に応じる方向で調整する構え。民主党の小沢一郎幹事長は山岡氏と会談し、与野党幹事長会談の開催を各党に呼び掛ける方針を決めた。
国会は、与党による中小企業金融円滑化法案の採決強行を機に混乱。24日朝から正常化を目指し断続的に与野党国対委員長が協議を続けた。
議員立法の肝炎対策基本法案や原爆被害者救済のための基金創設に関する法案については、成立に向けて努力を続けることを確認した。
野党側は外交・安全保障や「政治とカネ」をめぐる衆院予算委員会集中審議の開催や衆参両院での法案の十分な審議時間の確保も要求した。
集中審議について山岡氏は記者団に「通常国会で本格的に論議してほしい」と否定的な考えを強調した。
(初版:11月24日10時6分)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091124/stt0911241222008-n1.htm
国会正常化「与野党幹事長会談で決める」 民主・小沢幹事長
2009.11.24 12:21
このニュースのトピックス:どこへ行く、橋下府政
民主党の小沢一郎幹事長は24日午前、輿石東参院議員会長や同党国対役員、衆院の常任委員長らと会談。小沢氏は、国会正常化について、「(与野党)幹事長会談で決める。各委員会で理事会を開くように」と述べ、政府提出の法案を審議中の衆院総務、国土交通、厚生労働、安全保障の4委員会で理事会開催を呼びかけ、与野党協議を進めるよう指示した。
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112401000715.html
12月上旬まで国会会期延長 25日から正常化
国会は24日の与野党協議で、自民党が日本郵政株式売却凍結法案を抱える衆院総務委員会を除き各委員会で審議に復帰する意向を示したことにより、25日から正常化する。与党側は政府提出法案などの成立を図るため、30日までの国会会期を12月上旬まで延長する方針を確認。これにより、鳩山由紀夫首相と自民党の谷垣禎一総裁による初の党首討論は12月2日にも開催される可能性が出てきた。
与野党は、国家公務員の給与を引き下げる給与法改正案や、新型インフルエンザワクチン副作用被害補償法案などを26日の衆院本会議で採決することで一致。いずれも可決、参院に送付される。議員立法の肝炎対策基本法案も26日に衆院通過の見通しだ。北朝鮮関連船舶を対象とする貨物検査特別措置法案は27日にも委員会採決の方向。
民主党の山岡賢次国対委員長は24日午後、自民党の川崎二郎国対委員長との会談で、野党側が求めた外交・安全保障や「政治とカネ」をめぐる衆院予算委員会集中審議の開催を拒否。このため山岡氏が各党に呼び掛けた与野党幹事長会談は見送られた。
2009/11/24 20:17 【共同通信】
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http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112501000805.html
肝炎法案26日に衆院通過 郵政も審議入り
衆院厚生労働委員会は25日夕の理事懇談会で、議員立法の肝炎対策基本法案について、26日に委員会採決する日程に合意した。法案は同日午後の衆院本会議に緊急上程され、可決される運び。与野党は参院でも速やかに採決する方針で、同法案は今国会で成立する見通しとなった。
また25日の衆院議院運営委員会理事会は日本郵政株式売却凍結法案について、26日の衆院本会議で趣旨説明と質疑を実施し、審議入りすることを正式に決定。ただ30日までの会期内成立は困難で、与党は12月上旬まで会期を小幅延長して成立を目指す。
民主党の山岡賢次国対委員長は25日、党国対の会合で郵政法案をめぐり「(採決を)強行するつもりはない。丁寧に審議していく」と表明。会期延長に関しては「最終的に参院の意向に従う」として、参院の審議日程を考慮して延長幅を検討する意向を示した。
与野党は26日に国対委員長会談を開き、会期延長について協議する見通し。野党は十分な審議時間の確保を求めている。民主党は27日に衆院議長へ延長を申し入れる方針だ。
2009/11/25 20:15 【共同通信】
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009112500816
国会延長、条件付き容認=自民総裁
自民党の谷垣禎一総裁は25日午後の記者会見で、30日までの今国会会期の延長を与党が検討していることについて、鳩山由紀夫首相との党首討論などに与党が応じることを条件に容認する方針を示した。
谷垣氏は党首討論のほか、(1)「外交」と「政治とカネ」をテーマとした衆院予算委員会での集中審議(2)参院決算委で首相が出席しての総括質疑−の開催を要求。「こうしたことをきちっと消化するためなら、会期延長に賛成する」と述べた。
首相の献金虚偽記載問題については「ご自身も以前、秘書の問題は政治家の問題と指摘されている。そういう考えに沿って責任を果たしていただく必要がある」と述べ、元公設秘書が立件された場合の政治責任は免れないと強調した。(2009/11/25-18:02)
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国会改革案、国民新が賛成方針
http://www.asahi.com/politics/update/1125/TKY200911250434.html
2009年11月25日23時12分
国民新党は25日、党本部で議員総会を開き、民主党が提案している国会改革案に賛成する方針を決めた。民主党は連立を組む社民、国民新両党の賛成を得て、衆院議長の私的諮問機関である議会制度協議会に諮る方針だが、社民党は賛否をまだ決めていない。
民主党案は、(1)政府参考人制度を廃止する(2)内閣法制局長官を政府特別補佐人から削除する(3)政治家同士の法案審議の場と別に、公務員や有識者などの意見を聞く場を新たに設置(4)質問の事前通告を徹底する(5)政治主導を強化するため政務官を増員する――の5項目。
国民新党は25日に民主党政治改革推進本部の海江田万里事務局長から説明を受け、方針を決めた。亀井静香代表は記者会見で「会期は非常に短いが、やるべきことは急いでやるべきだ」と語り、今国会中の成立に理解を示した。賛同したのは、自らが成立を求める郵政株式売却凍結法案に協力を得るためだ。
一方、社民党の福島瑞穂党首は25日の会見で「党で十分議論する」としか語らなかった。党内には歴代内閣の憲法解釈を支えてきた内閣法制局長官の国会答弁を禁止することへの懸念があるからだ。国会改革に積極的な民主党の小沢一郎幹事長は24日の会見で「週明けに社民党の考え方を明らかにしてくれることになっている」と決断を促している。
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4293663.html
民主・輿石氏、会期延長は30日に判断
今の国会の会期末が来週月曜日に迫る中、民主党は来月上旬までの会期延長を検討していますが、輿石参院幹事長は、会期末当日の30日に延長するかどうかを判断する考えを示しました。
「判断は、法案が宿命的に衆院から参院にまわってくるので、30日に参院で判断させてもらうと、こういうことになっているので、そのように取り計らっていこうと思っている」(民主・輿石参院幹事長)
こうした中、法案の出口となる参議院では、与野党の国対委員長会談が断続的に開かれましたが、党首討論を行うかどうかなどで結論は出ず、自民党は国会審議をボイコットしています。公明党は来週月曜の参院本会議で鳩山総理に対する質疑を行うことを条件に、審議に出席しています。
これに関連して衆議院の自民党幹部は、26日中に党首討論と「政治とカネ」をテーマにした集中審議についての回答が無ければ、27日から国会審議を欠席する考えを示していて、会期末を目前に与野党の対立が再燃しています。(26日16:13)
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http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112801000383.html
国会、30日に会期延長議決 郵政法案、党首討論が焦点
国会は週明けの30日、会期末を迎えるが、与野党が午前に国対委員長会談で延長幅を協議し、午後に12月上旬までの延長が議決される見通しだ。民主党は閣僚らを2010年度予算編成に専念させるため、延長を12月4日か5日までにとどめたい考え。自民党は十分な審議時間確保や党首討論を求め、同月中旬までの延長を主張している。
民主党は、連立与党の国民新党が強く求める日本郵政株式売却凍結法案の成立を急ぐ方針。与党内では、郵政法案について12月1日に衆院を通過させ、2日に参院で審議入りした後、4日に成立させる「最短コース」の日程案が浮上している。
これについては、再び審議拒否に入っている自民党が、鳩山由紀夫首相の偽装献金問題に対する追及回避狙いだと反発するのは確実。このため与党内には、小沢一郎幹事長ら民主党議員約140人の10日からの訪中日程に影響しない9日までの延長とする“軟着陸案”もある。
政権交代後、いまだに実現していない首相と谷垣禎一自民党総裁による党首討論開催も焦点。
2009/11/28 16:36 【共同通信】
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2009年11月27日(金)
審議拒否しない公明/中立路線を鮮明化
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6600-6601
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091129ddm002010101000c.html
大島・自民幹事長:「来月18日まで国会延長必要」
自民党の大島理森幹事長は28日、今国会の会期延長について「12月18日ぐらいまでは必要ではないか」との認識を示した。自民党は与党が検討している12月上旬までの小幅延長は受け入れない構えで、会期末30日の与野党国対委員長会談で要求する。香川県丸亀市内で記者団に語った。【吉田卓矢】
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審議拒否してるのに国会延長要求というのは、わかりにくい気がしますね
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12月4日までの延長を議決 衆院本会議、自民は欠席
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/2009113001000149.htm
国会会期延長に向け、各党を回る民主党の山岡国対委員長=30日午前、国会
国会は会期末の30日午後の衆院本会議で、民主、社民、国民新の与党3党などの賛成多数により12月4日まで4日間の会期延長を議決した。自民党は欠席した。民主党の山岡賢次国対委員長が30日午前、野党の国対委員長らと個別に会い延長幅を提示した上で、横路孝弘衆院議長に延長を申し入れた。
会期延長に伴い、日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の株式売却を停止する日本郵政株式売却凍結法案は成立する見通し。与党は、北朝鮮関連船舶を対象とする貨物検査特別措置法案など残る2法案も含め、今国会に政府が提出した12法案すべてを成立させる方針だ。
ただ野党が求めていた鳩山由紀夫首相と谷垣禎一自民党総裁による初の党首討論開催は、今国会では実施しないことを確認した。
山岡氏は野党との会談後、記者団に「円高、デフレなど経済(の状態)は緊急性を帯びている。一日も早く国会を終え、予算編成の論議に入りたい」と強調。小幅延長にとどめ、閣僚らを2010年度予算編成に専念させたい考えを示した。
2009年11月30日月曜日
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>>229
俺です。名無しになってた。別にコメント付けた訳じゃないからいいんだけど。。
肝炎対策法と返済猶予法が成立 自民党は欠席
http://www.asahi.com/politics/update/1130/TKY200911300114.html
2009年11月30日11時26分
自民党、改革クラブが欠席した参院本会議で、肝炎対策基本法案が可決された=30日午前、国会内、飯塚悟撮影
参院本会議で肝炎対策基本法の採決を見守る福田衣里子氏(手前左)=30日午前、国会内、飯塚悟撮影
参院本会議が30日午前、自民党欠席のまま開かれ、ウイルス性肝炎の患者支援と医療体制の整備を盛り込んだ肝炎対策基本法案が全会一致で可決、成立した。金融機関に中小企業や住宅ローン利用者の借金の返済猶予を促す中小企業等金融円滑化法案(返済猶予法案)も、全会一致で可決・成立した。この臨時国会で法案成立は初めて。
政府が提出した12法案のうち、返済猶予法案以外にも、新型インフルエンザ対策特別措置法案や給与法改正案など8法案が採決され、いずれも与党の賛成多数で可決・成立した。
議員提案の肝炎対策基本法は、救済対象を患者全体に広げ、国や自治体が患者の経済的負担軽減措置や予防策の推進、治療レベルを全国で均一にする対策を講じることなどを定めている。ウイルス性肝炎患者・感染者は全国に約350万人いるとされる。
27日から審議拒否している自民党は、同法案については「人命にかかわる問題」だとして例外扱いし、参院厚生労働委員会での採決には出席、賛成していた。しかし、審議復帰の条件としていた12月18日までの会期延長や党首討論、予算の集中審議の開催などが認められなかったため、30日午前の参院本会議は欠席した。ただ、鳩山由紀夫首相出席のもとで2008年度決算の質疑が行われる同日午後の本会議には出席する方針だ。
また、議員提案で原爆症認定集団訴訟の敗訴原告を救済する法案も、同日の参院本会議で全会一致で可決、衆院に送られた。
法案によると、法人格のある第三者機関が基金を設立。政府が3億円を補助するほか、一般からも出資を募り、敗訴原告の救済に充てる。対象になる敗訴原告は現在15人だが、今も続く裁判で敗訴が見込まれる人もおり、最終的に30人前後になる可能性がある。
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■30日に成立した法律
(政府提出)
中小企業等金融円滑化法
新型インフルエンザ対策特別措置法
改正一般職給与法
改正特別職給与法
改正国家公務員育児休業法
改正裁判官報酬法
改正検察官俸給法
改正裁判官育児休業法
改正防衛省職員給与法
(議員提出)
肝炎対策基本法
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国会会期12月4日まで延長 野党反発のなか衆院で議決
http://www.asahi.com/politics/update/1130/TKY200911300101.html
2009年11月30日13時23分
民主、社民、国民新の与党3党は30日、同日までの臨時国会を12月4日まで延長することを決めた。政府提出(閣法)の12法案の審議が遅れ、一部の成立が間に合わないため。連立与党合意の郵政民営化見直しのための郵政株式売却凍結法案など残り3法案の成立を図る。
延長方針は30日午前、民主党の山岡賢次国会対策委員長が野党各党に伝えた。野党側は反発していたが、午後の衆院本会議で議決された。
野党側は、景気対策や鳩山由紀夫首相の政治資金問題で党首討論や衆院予算委員会の集中審議が必要とし、自民党は18日までの延長を主張した。だが、民主党は鳩山内閣の年内予算編成作業に支障が出るとして短期間にした。
10月26日召集の今国会は政権交代後初の本格的な論戦の場になるとみられたが、運営が混乱。人事院人事官に大物官僚OBをあてる政府の国会同意人事や閣法採決強行に野党が反発して審議が進まず、郵政法案などの成立には、延長が不可避となっていた。
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12月4日まで国会延長が勝手に決まったぞ。
山岡が間違いなく韓国人参政権を仕掛けて来る。韓国人権侵害救済法案などもろくに審議をしないで強行採決するつもりだ!!気付いた者から順に叩き潰せ!!国家の存亡の危機である!!
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091130-OYT1T01162.htm
社民非協力で国会法改正見送り…小沢氏不満ぶちまけ
民主党の小沢幹事長は30日の記者会見で、官僚による答弁禁止などを柱とする国会法改正について、社民党の協力が得られないことを理由に今国会での成立を断念する考えを表明した。
同時に、同党への不満をぶちまけた。
小沢氏は、11月16日に社民党に改正案を打診して以降、同党から返答がないとしたうえで、「非常に残念だ。私は(06年に)代表に就任して以来、参院選、衆院選という二つの大きな選挙を担当したが、非自民で(当時の野党の)みんなの力を合わせて政権交代をと(目指した)。特に社民党には、選挙区の割り当てやらいろんなところで積極的に協力してきたつもりだ」と過去の話まで持ち出して「社民批判」を展開した。
社民党は、小沢氏の目指す国会改革について、「法律を作って役所の答弁を禁止することまでは必要ない」(福島党首)と一貫して否定的だった。
小沢氏は学者や経済人らでつくる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)に改革原案を求めるなど力を入れてきた経緯もあり、「最後には社民党も折れてくれる」と見ていたようだ。小沢氏に近い議員は「連立関係にも悪影響を及ぼすかもしれない」と指摘している。
(2009年11月30日22時11分 読売新聞)
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>>233
可成りお怒りですが,法案提出を見送る軟着陸を見せたのは可成り配慮してますよねー。
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天命で鳩山後の首相になるのは:
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/68.html
地球の金権支配の砦の倒産が切迫している
09.11.29記
(1)宇宙情報:
ロスチャイルドの私設・米国中央銀行=FRB,
イルミナティの世界金権支配銀行=イングランド銀行、
それらの支配銀行バチカン銀行
−これらは2010春に倒産する!
地球の金権奴隷支配体制は崩壊に向かっている!
その前に、世界新金融・経済恐慌で日本人の大多数の
生存の脅威が差し迫っている。
それへの対処は、国民全員を対象にした最低生活費の永続的国家支給である
「ベーシック・インカム」以外にない。リビアでは実施を決定した。
政治資金規正法違反容疑で鳩山首相が逮捕・起訴されて失脚したあとは、
亀井静香が天命で首相になる。
彼の役割は、ベーシック・インカムの実施にある:
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/68.html
(2)USAは2010夏6ヵ国に分裂して
USAは消滅する。
米軍は世界中から撤退、
日米安保は米側が廃棄する。
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/67.html
(3)ロックフェラーの指揮で米新クーデター計画:
モサドが仕掛けた肺ガン末期のオバマ降ろし、
バイデン暗殺、モサドの手先ペロシー下院議長を臨時大統領に、
モサド諜報員・2重国籍者エマヌエル大統領首席補佐官を副大統領にする計画だ。
米軍では逆クーデター決起が近い。
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/68.html
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091203-OYT1T01030.htm
「党首討論なし、極めて遺憾」…参院議運委員長
民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は3日の議運委理事会で、党首討論を行わないまま4日に臨時国会を閉会することについて、「衆院の国会運営のまずさで党首討論も行われなかったことは、極めて遺憾だ」と述べ、与党に苦言を呈した。
(2009年12月3日20時35分 読売新聞)
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西岡もここんとこすっかり苦言呈し役となってますなー。
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折れましたねぇ〜。辺野古とのバーターか?
社民も「官僚答弁禁止」受け入れ 民主の国会改革案了承
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY200912030389.html
2009年12月3日20時26分
社民党は3日の政審全体会議で、官僚答弁を禁止する民主党の国会法改正案を了承した。今後、連立相手の国民新党も交えて法案要綱をつくり、年明けの通常国会での法案提出を目指す。
社民党内には、内閣法制局長官などの官僚答弁を全面禁止する改正案への異論がある。だが、政治家同士の法案審議以外に、法制局長官ら公務員から意見聴取する場を設け、そこでの発言を議事録に残すことで折り合った。
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田村議員離党:民主入りなら過半数到達 連立運営に影響も
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091219k0000m010062000c.html
自民党の田村耕太郎参院議員の離党は、民主、社民、国民新の与党3党の連立運営にも影響しそうだ。仮に田村氏が民主党入りすれば、国民新党などと統一会派を組む民主党は参院でも過半数を確保し、社民党の発言力は低下する。自民党内では離党「予備軍」の存在も懸念されており、来年1月召集予定の通常国会をにらんで与野党の駆け引きが激しくなってきた。
民主党内では18日、田村氏の離党について「来夏の参院選で正々堂々と戦い、いい人材を得た方が良い」「参院選を控え、連立の枠組みは変わらない」など、冷静な反応が目立った。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や来年度予算編成など、与党内で調整が必要な案件は山積しており、無用の混乱を避けるためだ。
ただ現在の国会勢力で、参院の1議席は重い。民主党の参院勢力は、会派離脱中の江田五月議長を除き114人。統一会派で120議席だが、過半数(議長を除く)は1議席不足だ。このため参院で5議席持つ社民党の協力が不可欠。社民党にすれば「連立離脱」をちらつかせることが、民主党との最大の交渉カードとなっていた。
田村氏が民主党入りすれば、状況は一変する。社民党幹部は「普天間問題では、民主党も一枚岩ではない。鳩山由紀夫首相は『友党への配慮』の名目で党内をまとめており、すぐには社民党を追い詰めない」と、「大人の対応」を民主党に期待する。
自民党の大島理森幹事長は18日の記者会見で「規律を保持する観点から、看過できない」と述べ、田村氏を党紀委員会で処分する考えを示した。党内には「まだ2、3人怪しい議員がいる」との情報もあり、離党者が相次げば、党のイメージダウンは避けられない。谷垣禎一総裁の求心力低下にもつながりかねず、執行部は引き締めに躍起だ。【白戸圭一、高山祐、木下訓明】
毎日新聞 2009年12月18日 20時41分(最終更新 12月18日 20時41分)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091223k0000m010016000c.html
参院議員:ファーストクラス使用だめ 旅費削減案
民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は22日、財務省で藤井裕久財務相と会談し、正副議長を除く参院議員が海外渡航する際、航空機のファーストクラスの使用をやめ、ビジネスクラスとする出張旅費の削減案を示した。参院の出張旅費は概算要求時の2億2400万円から4500万円減額され、1億7900万円となる。
参院での出張旅費の見直しは自民、公明両党の了承を得ていないが、予算編成に間に合わせるため、西岡氏が独断で示した。10年度の旅費は、今年度比でも2400万円減となる。衆院側も同様の削減案を出す方針だ。
国会議員の出張旅費を巡っては、民主党の小沢一郎幹事長がファーストクラスをやめてビジネスクラスとするよう提唱し、与党3党で合意している。【高山祐】
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20091222046.html
今まではファーストクラス 座席変更で民主出張費減額
民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は22日、財務省に藤井裕久財務相を訪ね、参院議員の海外出張旅費について、2010年度概算要求の約2億2400万円から約4500万円減額する方針を伝えた。
与党3党が、国会議員が海外出張で利用する航空機の座席をファーストクラスからビジネスクラスに改める方針を決めたことを受けた措置。議長と副議長を長とする議員団以外は、ビジネスクラスの料金を適用する。
[ 2009年12月22日 13:27 ]
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/143084
国会議員 特権天国 仕分け必要の声 膨らむ予算 来年度1490億円
2009年12月27日 09:02 カテゴリー:政治
今年の流行語大賞に選ばれた「事業仕分け」。国の事業が必要かどうかを民主党議員らが厳しく追及し、国民の支持を得たが、国会関連予算は対象外だった。国会議員には年収約2200万円のほかに数々の公費手当があり、JR無料パスなどの優遇措置も手厚い。「議員特権こそ仕分けを」の声が高まりつつある。
「国会議員が先に実行すればすべての政府関係者もそうなっていくはずだ」。7日、民主党の山岡賢次国対委員長は記者団に胸を張った。
国会議員が委員会調査などで海外出張する際、従来の航空機ファーストクラス利用を改め、ビジネスクラス以下を使うことで与党3党が原則合意。渡航先の在外公館から車の提供など便宜供与を受けないことも確認した。
政府が掲げる「無駄遣い排除」を党が先取りした格好だが、こうした取り組みが「焼け石に水」と思えるほど国会議員の“特権”は盛りだくさんだ。
給与に当たる歳費が月額約130万円。期末手当と呼ばれるボーナスが平均約630万円。これだけで年収約2200万円に上る。加えて非課税で領収書が不要な「文書通信交通滞在費」が月額100万円支給される。これらは日割りでなく月割り計算。8月30日の衆院選で当選した議員は在任期間わずか2日で8月分が満額支給された。
さらに、衆参両院の委員長になれば国会会期中に日額6千円が加算され、運転手付きの乗用車まで用意される。
■恵まれた設備面
文書通信交通滞在費は電話代などの通信費、交通費、宿泊費として使うものだが、電車や飛行機に無料で乗れる別の優遇措置もある。各議員は(1)JR全線の無料パス(2)東京‐選挙区間の月4回往復分航空券(3)JRパスと月3回往復分航空券‐のいずれかを選択できる。
設備面も充実。議員宿舎は東京・赤坂の一等地にありながら家賃は3LDKで9万2千円。「同程度の物件なら相場は50万−60万円」(周辺の不動産業者)というから格安。各議員が事務所を構える永田町の議員会館は都内電話料と光熱水費が無料。秘書給与は3人まで公費負担される。まさに至れり尽くせりだ。
衆参両院の予算は毎年1千億円を超え、25日に決定した2010年度予算案では「豪華すぎる」と批判のある新議員会館関係経費が増額され1490億円(前年度比13・6%増)まで膨らんだ。
■定数削減望む声
特権批判の高まりを気にする国会議員は少なくない。民主党の若手参院議員は「事業仕分けのように費用対効果を詰められると答えられない」。「仕分け人」を務めた若手議員の事務所は「答えづらい」とコメントを避けた。
同じく仕分け人の村藤功九州大ビジネススクール専攻長は「仕事さえきちんとしてくれれば気にならない」という容認派。「特権批判より、何千億円も削れる無駄遣いを放置するなど議員としての仕事の質を問うべきだ。仕事をしない政治家は半分でも3分の1でもいい」と指摘する。
国会議員定数について民主党マニフェスト(政権公約)は「衆院の比例定数を80削減」と明記する。経費見直しや定数削減など、国会議員が自らの身を削れるか。「本当に公費でないとダメですか」。事業仕分けで官僚を問い詰めた仕分け人議員の言葉が今、自らに返ってきている。
=2009/12/27付 西日本新聞朝刊=
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009122800744
与党、国会改革法案を了承=小沢氏「強い意志で通す」
民主、社民、国民新の与党3党は28日午後、国会内で幹事長・国対委員長会談を開き、民主党が提示した官僚答弁の制限を柱とする国会改革関連法案の骨子を了承した。3党は同法案を通常国会に提出、成立させる方針で、年明けに法案要綱を野党各党にも提示し、理解を求める考えだ。
民主党の小沢一郎幹事長は席上、同法案の扱いについて「丁寧に(各党間調整を)やりながら、強い意志で通していきたい」と述べ、早期成立を目指す考えを強調した。
法案骨子は、政府参考人制度を廃止して官僚答弁を制限するほか、内閣法制局長官を「政府特別補佐人」から除外するのが主な内容。各委員会で官僚から意見を聞く必要がある場合には、法案審議と別に「意見聴取会」を開くことを衆参両院の規則に規定するとしている。
政府の副大臣や政務官の定数については政治主導体制強化のため「所要の増員を行う」とした。さらに、委員会の質問通告に関する各党申し合わせ事項について、「例外なく質問の前日の正午まで」と改めた。
一方、社民党の要求を受け、3党は国会改革関連法案作成や運用に際し、「少数政党・会派、無所属議員への特段の配慮を行う」ことも確認した。(2009/12/28-20:52)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010010100018
衆参議長が年頭の辞
横路孝弘衆院、江田五月参院両議長は1日、年頭の辞をそれぞれ発表した。要旨は次の通り。
【横路議長】
昨年8月の衆院選は国民から非常に高い関心が寄せられた。国民の多くが国の将来に対する深刻な不安を感じ、それが選挙結果という形で表れ、政権交代が起こった。
通常国会では、与党が衆院選で掲げた諸施策を実施するため、多くの重要法案が提出される。国民が示した民意をしっかりと受け止め、その期待に応えなければならない。
そのためには、国会の議論を活性化し、与野党が真摯(しんし)に議論を尽くして、国民のために最善と信じる政策を進めることが大切だ。少数意見にも十分耳を傾けつつ、国民に開かれた国会をつくっていきたい。
【江田議長】
昨年夏の衆院選により、政権が交代し、わが国の政治は大きく転換した。国会も衆参の「ねじれ」が解消し、新たな局面に入っている。しかし、国会も政府もまだ手探りの状態にあるようだ。
先の臨時国会では、党首討論が行われず、最後の本会議にも全会派そろっての出席が得られなかった。国会の生命と言うべき充実した審議とは遠い結果に終わったのは残念なことだ。
それぞれの主張を一方的に言い放つだけでは、議会政治の本義は生かされない。参院には、与野党の枠を超えて課題に取り組もうとする伝統がある。この夏、参院選が行われるが、引き続きこの伝統を大切に守っていくべきだ。(2010/01/01-00:36)
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>>243
年始早々年頭の辞を発せねばならないとは議長ってのも大変なんですな〜。
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国会18日召集で最終調整=参院選7月11日有力に
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010010100164&j1
政府・民主党は1日、通常国会の召集日を18日とする方向で最終調整に入った。夏に参院選が控えているため、2009年度第2次補正予算案を1月中に成立させるとともに、10年度予算案の年度内成立に全力を挙げる方針だ。
召集日について、政府は8日までに閣議決定する段取りを描いている。これに先立ち、民主党は6日に与野党国対委員長会談を開き、野党側に18日召集を提案する構えだ。
一方、通常国会の会期は150日間で、18日召集ならば6月16日まで。会期延長がなければ、公職選挙法の規定により、夏の参院選の日程は従来通り日曜日投票を前提とすると、「6月24日公示−7月11日投開票」となる。
ただ、通常国会で、野党側は、鳩山由紀夫首相の元公設秘書が在宅起訴された偽装献金事件や、政府が5月まで結論を先送りした米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題などについて徹底追及する方針。これに対し、政府・民主党は国会改革関連法案や政治主導確保法案などを提出する考えで、これらが会期内に成立できるかは不透明な部分もある。(2010/01/01-21:44)
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予算委で「党首討論」=自公党首が質問に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000164-jij-pol
1月13日19時6分配信 時事通信
自民党の谷垣禎一総裁と公明党の山口那津男代表が18日召集の通常国会の予算委員会で質問に立ち、政治とカネの問題をはじめ鳩山由紀夫首相を直接追及することになった。鳩山政権誕生後、党首討論は一度も開催されておらず、予算委で事実上の「党首討論」が実現する。
昨年の臨時国会で、自公両党は再三、党首討論開催を要求。しかし、首相が偽装献金問題で集中砲火を浴びることを嫌ったためか、与党は拒否していた。
通常、野党党首は国会冒頭に本会議場で行われる代表質問で政府の方針をただすが、自公両党首は一問一答形式の予算委に臨み、党首対決を演出することにした。衆院予算委に谷垣氏、参院予算委に山口氏が立つ。
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政府・民主党:通常国会に61法案提出へ 野党は対決姿勢
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100114k0000m010022000c.html
政府・民主党は13日、18日召集の次期通常国会に、国家戦略室を「局」に格上げする政治主導確立法案や子ども手当支給法案など計61法案を提出する方針を固めた。09年度第2次補正予算案は25日までに衆院を通過させ、月内に成立させる方針だ。自民、公明両党は13日、幹事長らが会談し、鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長を巡る「政治とカネ」の問題を徹底追及する方針を確認した。
主な提出法案は、日本郵政グループの経営形態見直しなどを盛り込んだ郵政改革法案▽地方分権改革の目玉となる「国と地方の協議の場」設置法案▽高校無償化関連法案▽選択的夫婦別姓の導入を目指す民法改正案など。18日に菅直人副総理兼財務相の財政演説を行い、19日と20日に衆参両院で各党代表質問を実施する予定だ。
民主党の山岡賢次国対委員長は13日の党会合で、2次補正を巡る衆院予算委の審議について「2日半か3日間であげていきたい」と述べ、25日の衆院通過を目指す考えを強調。首相の施政方針演説など政府4演説に対する民主党の代表質問を衆院では見送り、審議の迅速化を図る方針を示した。【近藤大介】
毎日新聞 2010年1月13日 18時06分(最終更新 1月13日 21時24分)
党首討論:補正予算の月内成立条件に開催 3与党が打診へ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118k0000m010084000c.html
民主、社民、国民新の与党3党は17日夜、東京都内のホテルで国対委員長会談を開き、18日召集の通常国会の対応を協議した。会談では09年度第2次補正予算案の月内成立に野党側が応じることを条件に、党首討論の開催を呼びかける方針を確認。民主党の山岡賢次国対委員長が18日、自民党の川崎二郎国対委員長らに打診する。
3国対委員長は、自民党が要求している小沢一郎民主党幹事長らの参考人招致についても「立法府の場で取り扱うことはしない」として、応じないことを申し合わせた。【近藤大介】
毎日新聞 2010年1月17日 21時59分(最終更新 1月17日 23時26分)
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自民会派が3参院議員の会派離脱届を提出
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100112-OYT1T01493.htm?from=nwlb
参院会派の「自民党・改革クラブ」は12日、自民党を離党した田村耕太郎(鳥取選挙区)、吉村剛太郎(福岡選挙区)、長谷川大紋(茨城選挙区)各議員の会派離脱届を参院事務局に提出した。
参院の新勢力分野は次の通り。
民主党・新緑風会・国民新・日本120▽自民党・改革クラブ82▽公明党21▽共産党7▽社民党・護憲連合5▽無所属7
(2010年1月12日22時49分 読売新聞)
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首相「偽装献金は決着」…衆院代表質問
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100116-014762/news/20100120-OYT1T00075.htm
衆院は19日午後の本会議で、菅財務相の財政演説に対する各党代表質問を行った。
鳩山首相は自らの元秘書2人が起訴された偽装献金事件を「決着済み」とし、民主党の小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件に関し、法相による検事総長に対する指揮権発動を否定した。
自民党の大島幹事長が偽装献金事件をただしたのに対し、首相は「検察捜査で全容が解明され、処分決定によって決着したと認識している」とし、母親からの資金提供も「私が知らなかったことは検察の捜査で事実として解明された」と強調した。小沢氏に首相が「どうぞ闘って下さい」と述べた真意は「小沢氏の『闘う』との表明は、自らの潔白を証明していく決意で、そのことを了とした」と説明。「小沢氏も潔白を訴え、説明するのは当然の権利。国策捜査、指揮権発動は考えていない」と語った。
一方、衆院予算委員会は19日の理事会で、2009年度第2次補正予算案について、20日に財務相から提案理由説明を聴取し、審議入りすることを鹿野道彦委員長の職権で決めた。
(2010年1月20日01時10分 読売新聞)
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クソ自民め,なかなか上手に攻めますね〜。上のは脱官僚を逆手に取ったものだし下のは鳩も麻生並みだと炙り出すべくひっかけ質問の様で。
官房長官 しどろもどろ 天皇特例会見と憲法
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010012202000052.html
2010年1月22日 朝刊
二十一日の衆院予算委員会で、憲法解釈をめぐる政府答弁が迷走した。鳩山政権は政治家同士の論戦を目指すとして、今国会から内閣法制局長官の答弁を禁じた。いざ憲法問題を質問されると、「法の番人」抜きには対応できない醜態をさらしてしまった。
憲法問題を取り上げたのは、自民党の谷垣禎一総裁。昨年十二月の天皇陛下と中国の習近平副主席の特例会見を取り上げ、天皇の外国要人との会見が憲法が定める国事行為に当たるかどうか、鳩山首相に尋ねた。
答弁に立とうとした首相を制して挙手した平野博文官房長官は「公的行為だ」と即答した。天皇の公的行為は、内閣の助言と承認によって行われると憲法に明記された国事行為と異なり、法律に明文規定がない。
谷垣氏が公的行為に関する内閣の責任について見解を求めると、平野氏は何を勘違いしたのか「(国の)象徴たる天皇の行為として(公的行為は)当然認められる」と的外れな答弁。谷垣氏は「(公的行為)の根拠を聞いているのではない」と声を荒らげた。
平野氏は「法律的な問題だから、後刻答える」とその場を収めようとしたが、谷垣氏は「時間のムダだから、私から答えます」と一蹴(いっしゅう)。委員室からは失笑が漏れた。
谷垣氏が天皇の政治利用を防止するためのルールをただしたのには、平野氏は「前政権にはあったんでしょうか」と逆質問。しどろもどろの答弁も繰り返し、谷垣氏に「官房長官に問いかけるのはお気の毒だ」と同情される始末だった。
内閣法制局長官の答弁禁止をめぐっては、政府にも「きつい。想定外の質問が出たら詰まってしまう」(閣僚)と心配する声が出ていた。悪い予感は本格論戦の初日に的中した。 (関口克己)
首相「朝三暮四」と「朝令暮改」間違える
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100122-OYT1T01219.htm
鳩山首相が22日の衆院予算委員会で、巧みな言葉で相手をだます「朝三暮四」の意味を問われ、「よく知っている。物事をあっさり変えてしまうことだ」と間違え、質問者から「それは朝令暮改だ」と訂正される一幕があった。
自民党の茂木敏充氏が、麻生政権の編成した2009年度第1次補正予算に関し、鳩山政権が執行停止にした内容を09年度2次補正予算案で復活させているとし、「朝三暮四」だと批判するやりとりで飛び出したものだ。
(2010年1月22日21時48分 読売新聞)
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法律問題は法制局がダメなら、普通に千葉か、千葉じゃ(国会論戦的に)危険なら仙谷に任せればいいのに。
法解釈って社会科学だから、公式を知らない人には答えられませんよ。
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さすが、参院自民の方が野党として何をすべきか分かってる。
> 統一会派を組む自民党と改革クラブは、…全員が政治資金問題を追及。このうち、荒井広幸氏ら三人はすべての
> 持ち時間を費やす徹底ぶりだった。
当然、次は↓が焦点になる
> 特に小沢氏については「首相に聞いてもらうか、小沢氏に出てきてもらうしかない」(荒井氏)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010012702000093.html
政治とカネ 集中砲火 参院自民発奮真相解明には限界
2010年1月27日 朝刊
国会は二十六日、論戦の舞台を参院予算委員会に移した。自民党は、鳩山首相や小沢民主党幹事長の政治資金
問題で集中砲火を浴びせ、追及の甘さが目立った衆院との違いを示そうと躍起になった。ただ、小沢氏ら関係者
不在の中で、真相解明に限界も見えてきた。
統一会派を組む自民党と改革クラブは、舛添要一前厚生労働相ら五人が五時間余り質問し、全員が政治資金
問題を追及。このうち、荒井広幸氏ら三人はすべての持ち時間を費やす徹底ぶりだった。
首相の偽装献金事件では、西田昌司氏が、偽装献金の発覚を受けて首相が昨年六月に訂正した資金管理団体
の政治資金収支報告書について「訂正申告自体が虚偽だ」と指摘。首相は「今からみれば正確でなかった。当時
知り得た情報の中で正確に修正した」と苦しい弁明を強いられた。
森雅子氏は、各閣僚に資金管理団体の収支報告書を提出前に確認するかどうかを質問した。首相と亀井静香
金融相、前原誠司国土交通相が確認していないことが分かった。
荒井氏も、小沢氏の資金管理団体による不動産購入の異常さを各閣僚に認めさせた。
衆院では、首相が同じ答弁を繰り返したにもかかわらず、野党は追及を中途半端に終わらせる場面が多かった。
参院では、違う答弁を引き出そうと質問を工夫し、首相や各閣僚の政治資金に対する管理意識の低さを露呈する
ことができた。
とはいえ、問題の核心に迫るような新事実を得たわけではない。特に小沢氏については「首相に聞いてもらうか、
小沢氏に出てきてもらうしかない」(荒井氏)との声も漏れる。さらなる攻勢に手詰まり感も漂っている。
(古田哲也)
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>>255
>さすが、参院自民の方が野党として何をすべきか分かってる。
で,我々与党支持者としては,未だ検察の捜査中なんだから下らん議論に時間費やすな,この税金泥棒め,税金でおまいら飼ってやってんだからちゃんと政策の話しで論戦せい,と野党を見下していればええんですなw
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正に総選挙前と逆の構図ですが、そのとおりですね。
「景気の鳩山」「景気の菅」、…「景気の麻生」と同レベルな気もしますが、争点を景気対策や行政改革、
年金改革にしたい連立与党と、「政治とカネ」で一点突破を図る自民の図。
他の争点で自民が民主以上のものを示せるとも思えないし、示せたとしても、恐らく公明や共産、みんななど
野党との共同歩調を取りづらいものになる。
世論がどちらに味方するか、「政治とカネ」一点突破に対して「もっとやれ」なのか「いい加減にしろ」なのか。
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五月蠅いヤジに五月蠅いと云って何が悪い。ち思うんじゃが。
亀井金融相、答弁中の自民ヤジに「うるさい!」
特集 激震民主
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100127-OYT1T01097.htm
亀井金融相は27日の参院予算委員会で、昨年秋の臨時国会で成立した中小企業金融円滑化法に関して答弁中、「効果がない」とヤジを飛ばした自民党委員を「うるさい」とどなりつけた。
自民党は簗瀬進委員長らを通じて発言の訂正と謝罪を要求したが、亀井氏は「うるさいからうるさいと言ったまで」と拒否した。
事態を重く見た平野官房長官は27日夕、国会内で自民党の鈴木政二参院国会対策委員長と会談し、「申し訳ない。亀井氏やほかの閣僚にも、不規則発言をしないよう注意する」と陳謝した。
(2010年1月27日21時13分 読売新聞)
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なんだこれは?
> 「(経営破綻(はたん)した日本航空を)危機のたびに救ってきたのは誰か」との質問に、
> 問われていない人が「自民党」と叫んだ
http://www.asahi.com/politics/update/0129/TKY201001280512.html
亀井氏の「うるさい!」 全閣僚にヤジ自制促す事態に
2010年1月29日0時28分
国会審議中のヤジをめぐって平野博文官房長官が28日、閣僚全員に自制を促す異例の事態になった。
2009年度2次補正予算案の審議で与野党の応酬に閣僚も加わり、自民党が「品位を欠く」と猛反発。
急きょ開かれたこの日の閣僚懇談会では、「ヤジ禁止令」まで出された。
「うるさい!」
閣僚懇の直接のきっかけとなったのは、亀井静香金融相のこの発言。27日の参院予算委員会で
飛び出した。中小企業金融に関する社民党議員の質問に答えながら、自民党の西田昌司氏のヤジに
言い返した。閣僚席では菅直人副総理がニヤニヤ。野党は亀井氏の謝罪と議事録からの削除を要求し、
審議拒否もちらつかせた。このため、鳩山由紀夫首相は28日朝、緊急の閣僚懇談会を招集。平野氏が
「不規則発言は厳に慎むように」と注意し、菅氏も補正予算成立を前に「ここは韓信のまたくぐりだ」と
自制を求めた。
「うるさい」発言にとどまらず、18日に始まった衆参両院の補正予算審議では、閣僚の不適切な言動が
目立っている。野党の質問に「大臣をバカにするな」と怒鳴ったり、「(経営破綻(はたん)した日本航空を)危機
のたびに救ってきたのは誰か」との質問に、問われていない人が「自民党」と叫んだりする場面もあった。
閣僚の「暴走」に業を煮やした自民党は、衆院議院運営委員会で理事が「閣僚の不規則発言が目に余る」
と抗議。亀井氏と菅氏、福島瑞穂消費者担当相を名指しで批判した。自民党の舛添要一前厚労相は
「閣僚のたががあまりにもゆるんでいる」と話す。(南彰)
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平田が随分偉そうなんですけど。。
「野党気分が抜けてない」民主・平田氏が苦言
特集 激震民主
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100129-OYT1T01013.htm
民主党の平田健二参院国会対策委員長は29日の記者会見で、予算審議での閣僚のヤジなどについて「まだ野党気分が抜けていない。いちいち議員席からのヤジに敏感に反応するようではだめだ。嘆かわしい」と苦言を呈した。
(2010年1月29日18時28分 読売新聞)
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>>258
この板では人気無さそうですが、
密かに亀井ファンです。実は亀井先生はかのチェ・ゲバラを尊敬しているんですよ。
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/739472309fb34190d4e7768d8e002ba6
>総選挙前の8月10日に私が書いたエントリー記事「亀井派と社民党の合併は如何?」
>のコメント欄に下記のようなコメントをいただきました。保守政治家の亀井静香氏が
>チェ・ゲバラを尊敬しているというのは、多くの人々にとって大変に興味深い事実のようです。
>ちょっと私的に分析してみたいと思います。反小泉左右共闘を考える上でも、警察出身の
>亀井静香と革命家のチェ・ゲバラの共通点を探るというのは興味深いと思われるからです。
>亀井さんが自民党総裁選に立候補したときは、マスコミの取材に答えて
>「私が尊敬するのは、貧困に苦しむ民衆のために死を選んだチェ・ゲバラと大塩平八郎だ」と公言していました。
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「小沢法案」に暗雲…国会改革、外国人選挙権
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100116-014762/news/20100131-OYT1T00222.htm
民主党の小沢幹事長の資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件が、小沢氏の肝いりで推進してきた国会改革や永住外国人に地方選挙権を付与する法案の行方に影を落としている。
与党内にはもともと慎重論があっただけに、事件の推移を見守る空気が強まっている。
「この件が片づかないとな。片づけば、選挙も含め死ぬ気でやる」
小沢氏は28日、永住外国人選挙権付与法案に積極的な同党の川上義博参院議員と国会内で会った際、悔しげにこう語ったという。逮捕された石川知裕衆院議員は2月4日に拘置満期を迎える。その後の展開を見極めなければ、積極的には動けないというわけだ。
永住外国人への地方選挙権付与は民主党内で賛否が分かれ、国民新党は強く反対している。それでも政府が政府提出法案として今国会に提出することを検討しているのは、小沢氏が強く働きかけてきたからだ。
しかし、鳩山首相は27日、国民新党の賛同を法案提出の条件とすることを記者団に表明した。国民新党が賛成に転じる見通しは立たず、提出に向けた機運はしぼみつつある。
政府提出となる場合に所管大臣となる原口総務相も、30日の読売テレビの番組で「拙速を避けることが大事だ」と慎重な検討を求めた。党幹部は「小沢氏が刑事責任を問われるかどうかなどがはっきりするまで、法案の扱いを棚上げしようという空気が強まっている」と指摘する。
官僚が答弁する政府参考人制度の廃止を柱とする国会改革も、消極的だった社民党に対し、小沢氏自ら説得に乗り出して推進してきた経緯がある。小沢氏は早急に与野党協議を開始したい考えだが、他党の動きは鈍い。民主党は衆院の議会制度協議会(衆院議長の私的諮問機関)の開催をたびたび求めているものの、石川容疑者の逮捕後は動きが止まり、開催のめどは立っていない。
一方、民主党は28日、「政治資金対策チーム」(主査・海江田万里衆院議員)の初会合を開き、企業・団体献金の全面禁止を盛り込んだ政治資金規正法改正案を今国会で成立させる方針を確認した。
民主党は昨年の衆院選政権公約(マニフェスト)で、小沢氏が主導する形で企業・団体献金の全面禁止を掲げた。小沢氏の秘書が逮捕、起訴された西松建設の違法献金事件に対する世論の批判をかわす狙いがあったが、党内では「癒着を防ぐためには、公共事業受注企業などからの献金を禁止すれば十分だ」との慎重論が根強い。
このため、社民党や野党などから民主党に対し、「政治とカネ」に関する対応が遅いとの批判も強まっている。
(2010年1月31日11時04分 読売新聞)
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総務相、独立行政法人の改革表明 天下り防止で
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020401000151.html
原口一博総務相は4日午前の参院決算委員会で、無駄遣いや天下り防止のため、独立行政法人の抜本的改革を進める意向を表明した。「独法は原則廃止だ。(天下りなどは)廃止を含め検討しないと止まらない」と述べた。
民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)で独法に関し「不要な事業や民間で可能な事業は廃止し、国が責任を負うべき事業は国が直接実施」と明記。独法の在り方について「全廃を含めて抜本的な見直しを進める」としている。
仙谷由人行政刷新担当相も答弁で「必要ないものは必要ない、ということにしなければいけない」と強調。4月に再開する行政刷新会議の事業仕分けで、政府関連の公益法人と独立行政法人を対象とする意向を重ねて示した。
民主党の柳沢光美氏に対する答弁。
この日は鳩山由紀夫首相と全閣僚が出席し、2008年度決算に関する総括質疑を実施。民主党は経済政策や外交、安保政策をめぐり首相らの見解をただす。野党側は、首相や小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」問題などを追及する。
午後は自民、公明、共産、社民各党が質問。
2010/02/04 11:45 【共同通信】
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明日は某所へ長浜副大臣の顔を見に行く予定だったんだけど,国会の関係で抜け出せなくなったそうな。残念。
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>自民党は、国土交通省が公共事業の予算配分額(個所付け)を民主党を通じて各都道府県連に通知したと反発し、審議は混乱した
>個所付けとは、個別の公共事業に対して、いくらの事業費を配分するかを決めるもので、3月末ごろに公表する「実施計画」で決まる。国交省は昨年11月、予算編成に伴い個別の公共事業に関する「事業計画」を策定。これを元に予算成立後、各地方整備局を通じ自治体側に通知することが財政法などで定められている。
>今回は民主党本部が1月末、地方組織に対し直接、個別の道路事業費などを「74〜84億円程度」などと幅を持たせた上で、配分額が決定したかのように通知した。前原誠司国交相は「公共事業削減で地方が心配しており、仮配分の説明をすべきと思った。個所付けではない」と強調した
個所付け問題で予算委紛糾 自民が怒る理由は?
2010.2.5 23:35
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100205/plc1002052338015-n1.htm
平成22年度予算案に関する実質的な審議が5日の衆院予算委員会で始まった。自民党は、国土交通省が公共事業の予算配分額(個所付け)を民主党を通じて各都道府県連に通知したと反発し、審議は混乱した。表向きは、予算成立前の通知が国会軽視にあたるという点が問題となる。だが、その背景には、個所付けを通知できるのは予算の情報や権限を握る与党だけであり、7月の参院選に向け、民主党が与党としての実力を地方に見せつける意味を持つという問題がある。だからこそ自民党は怒っているのだ。
予算案審議で自民党の金子一義前国交相は「国会審議を前に党本部を通じて県連に流す行為は守秘義務違反だ。夏の参院選に利用するなりふり構わぬ利益誘導政治だ」と糾弾した。石破茂政調会長も「国会を無視した行為だ」と批判した。
個所付けとは、個別の公共事業に対して、いくらの事業費を配分するかを決めるもので、3月末ごろに公表する「実施計画」で決まる。国交省は昨年11月、予算編成に伴い個別の公共事業に関する「事業計画」を策定。これを元に予算成立後、各地方整備局を通じ自治体側に通知することが財政法などで定められている。当然、現段階で事業費は確定していない。
しかし、今回は民主党本部が1月末、地方組織に対し直接、個別の道路事業費などを「74〜84億円程度」などと幅を持たせた上で、配分額が決定したかのように通知した。前原誠司国交相は「公共事業削減で地方が心配しており、仮配分の説明をすべきと思った。個所付けではない」と強調したが、自民党は事業費の「内示」だと反発したわけだ。
金子氏は、個所付け情報を得た複数の民主党県連が、県側に概要を説明していたとも主張した。長年政権与党の座にあった自民党は予算権限を握る強みを熟知している。「個所付け通知は権力者がだれかということを知らしめる意味がある」(閣僚経験者)ことを知っているからこそ、自民党は怒ったのだ。
自民党の追及に対して、政府側では、前原氏が「県連を通じて外に出たのは想定外であり、極めて遺憾だ」と陳謝したほか、鳩山由紀夫首相も5日夜、記者団に「情報が混乱したことは本当はあるべきことではなかった」と語り、あっさりと政府のミスを認めた。ただ、前原氏は漏れた情報は予算の仮配分の説明であって、「個所付けではない」と言い張り、馬淵澄夫国交副大臣も「関係資料を見繕った中間的な状況説明だ」と述べた。情報漏洩(ろうえい)を認めながらも苦しい言い訳を付け加えざるを得なかったのは、「予算の分捕り合戦の末に、議員の地元選挙区に利益誘導する古い政治スタイルを民主党がひきずっていると思われたくない」(自民党議員)からとみられる。
このため、政府側は自民党要求の資料提出にも消極的で、平野博文官房長官は「誤解を招いたことはおわびする」としながらも提出要求を一貫して拒否した。
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>>265
> 予算成立前の通知が国会軽視にあたるという点が問題となる。
表向きとはいえ、この主張自体がおかしいですよね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/2165
にも書きましたが、本来は個々の道路事業の当否を国会審議で取り上げられるように箇所付けを公表するタイミングを前倒ししたのに。
野党に転落した自民党も必死なんでしょうが、こういう理由付けは汚いです。
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石川被告の進退が焦点
2010.2.6 00:02
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100206/stt1002060004000-n1.htm
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の政治資金規正法違反事件で起訴された同党衆院議員、石川知裕(ともひろ)被告の進退が、国会攻防の焦点になるとともに、民主党そのものの今後を左右する重要な問題となってきた。野党側は議員辞職勧告決議案を提出したが民主党は審議未了廃案をねらっている。ただ、石川被告をかばい続ければ世論の民主党への批判が強まりかねない。民主党では石川被告を離党させて早期決着を図るべきだとの声も急速に広まりつつある。
福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)は5日の衆院予算委で「(石川被告の)道義的、政治的責任は重い。議員辞職勧告決議の前に進退を判断することを期待する」と強調した。
また、鳩山由紀夫首相は「まずは本人が政治家としての意思をどう示すかだ。党としての処分もその時考える」と述べた。小沢氏ら党幹部が一斉に「(石川被告は事件で)議員の職責に関連して責任を問われているわけではない」と言い出していることに遠慮しながら、微妙な言い回しで議員辞職の可能性に言及した形だ。
小沢氏は4日夜、記者団に「石川(被告)は国会議員の職責に関連して責任を問われているのではない。(事件は)議員になる前、私の事務所にいたときのことで、起訴内容も収支報告書の形式的な点について責任が問われている」と強調した。側近の山岡賢次国対委員長も5日、国対の会合で、辞職勧告決議案の扱いについて「決議案の事項に該当する問題は秘書の時の問題で、国会議員としての事項ではない。審議するに当たらない」と表明した。
この論法に従えば、「議員になる前」なら、選挙違反などのその他の犯罪にかかわっても、議員辞職の必要はない−ということになってしまう。
それでも、小沢氏らがこうした発言を繰り返す背景には、石川被告の進退問題をうやむやにすることで、石川被告らを秘書としていた小沢氏の「監督責任」論が強まるのを食い止める狙いがある。
石川被告が議員辞職すれば小沢氏の責任問題に飛び火しかねず、辞職しなければ世論の批判を浴びかねない。この難問を解決する手段として、小沢グループなどからは「石川に辞職はさせず、離党で収拾したい」との声も上がり始めた。離党でけじめをつけさせると同時に、石川被告を民主党と無関係の立場に置くことで、これ以上の議論の発展を抑えようというわけだ。
一方、民主党幹部の辞職勧告決議案つぶしの言動に野党は反発している。
自民党の大島理森幹事長は5日、山岡氏の発言を取り上げ、「民主党の倫理観なるものがそこにあらわれている」と批判した。みんなの党の渡辺喜美代表も「(石川被告は)潔く辞めてはどうか。民主党が潔さは必要ないと考えるならそれでもいいが」と皮肉った。
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辞職勧告決議案で細野氏「まずは本人が判断」
2010.2.6 10:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100206/stt1002061047001-n1.htm
民主党の細野豪志副幹事長は6日午前の読売テレビ番組で、野党が提出した民主党衆院議員の石川知裕被告への辞職勧告決議案について「今回の一連の動きを見ると、検察の判断は絶対なのか。まずは本人が判断し、国会としてどうするかという手順だ」と述べ、早期の採決は不要との認識を示した。
同時に「石川議員の今後を考える上で、党として判断するケースもあり、本人の見解や事実の把握が必要だ」と述べ、近く石川被告から党が対応を聞く方針であることを明らかにした。
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秘書の罪は議員の罪?加藤紘一氏の“逆襲”に首相しどろもどろ
2010.2.8 18:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100208/plc1002081810016-n1.htm
鳩山由紀夫首相の資金管理団体の偽装献金事件をめぐり、自民党の加藤紘一元幹事長が8日の衆院予算委員会で質問に立った。首相は過去に加藤氏の秘書による脱税事件について「秘書の罪は国会議員の罪」と断罪していただけに、「因縁の対決」となった。
加藤氏は、首相の当時の発言が自身に向けられたことには触れずに、「どうして過去と現在で発言が違うのか。首相になったから責任は取らないのか」と追及した。首相は後ろめたさからか、「今置かれた立場で考えたときに、責任の果たし方を自分なりにさまざま思いあぐねた中で考えたところだ」としどろもどろ。さらに加藤氏の追及を受け、「当然その責めは私自身にもある」と認めた。
首相は平成14年3月の夕刊フジのコラムで、加藤氏について「もし鳩山由紀夫の秘書が同じことをすれば、国会議員バッジを外す」と述べた。加藤氏は秘書の脱税事件の責任をとって議員を辞職し、その後の衆院選で当選を果たした。
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田村氏の入会届、民主系会派が提出
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100116-014762/news/20100209-OYT1T00895.htm
参院会派の「民主党・新緑風会・国民新・日本」は9日、民主党に入党した田村耕太郎議員(鳥取選挙区)の入会届を参院事務局に提出した。
同会派は121人となり、定数242人の参院で過半数(慣例で採決に加わらない議長を除く)に達した。参院の新勢力分野は次の通り。
▽民主党・新緑風会・国民新・日本121▽自民党・改革クラブ82▽公明党21▽共産党7▽社民党・護憲連合5▽無所属6
(2010年2月9日17時32分 読売新聞)
社民抜きでも参院過半数、官房長官「謙虚に対応」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100116-014762/news/20100209-OYT1T00597.htm
平野官房長官は9日午前の記者会見で、田村耕太郎参院議員の民主党入りで、同党が国民新党などと組む参院会派が121人となり、社民党抜きでも江田議長を除く参院(総定数242)の過半数を占めることについて、「3党連立(政権)だから、謙虚さを持って対応する。3党連立合意に基づいてやらせていただく」と述べ、引き続き連立の枠組みを重視して政権運営にあたる考えを強調した。
(2010年2月9日12時57分 読売新聞)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100210/stt1002101900012-n1.htm
「資料出す」「お前、待て」民主、個所付けめぐり国会で怒鳴りあい
2010.2.10 22:01
松原仁筆頭理事「資料を出す努力をする」
池田元久理事「出す必要はない」
与野党対立の主戦場となっている衆院予算委員会の理事会で10日、与党である民主党の理事同士が怒鳴り合う珍しい一幕があった。
きっかけは自民党など野党4党が求める平成22年度予算案の配分(個所付け)方針をめぐる資料提出の是非についてだった。国土交通省が1月末、予算成立前に民主党を通じて地方自治体に示したことに野党側が「参院選向けの利益誘導政治だ」と強く抗議していた。松原氏らは10日中に資料を提出し、野党側を軟化させる方針だった。
ところが松原氏がさらに発言を続けようとすると、池田氏は「お前、待て!」とかみつくありさま。目の前で展開された思わぬ民主党の仲間割れに、自民党理事は「誰と話していいのか、さっぱり分からない」とあきれ顔。民主党幹部にも「党の中で戦っていてはどうしようもない」とため息交じりの声が漏れた。
結論が出ないまま開かれた予算委は、自民党側の資料提出要求を拒む政府側の答弁をめぐり断続的に中断。結局、委員会中の与野党協議の結果、その後の理事会で資料が提出された。
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>>272
資料出す?出さない? 民主議員同士が「怒鳴り合い」
http://www.asahi.com/politics/update/0211/TKY201002110097.html
2010年2月11日8時15分
鳩山政権が10日、公共事業の「個所付け」資料の扱いでドタバタ劇を繰り広げた。資料の国会提出をめぐって民主党議員同士が与野党協議の場で口論。閣僚が一般には開示できないと答弁しているにもかかわらず、結局は野党の攻勢に押されて国会に提出するちぐはぐぶりだった。
この日の衆院予算委員会理事会に資料を提出することは、9日の与野党協議で合意済みだった。だが、10日になって民主党内が混乱。理事会で民主党理事同士が「出す出さないで怒鳴り合い」(自民党理事)を演じた。その後開かれた委員会でも平野博文官房長官が提出を明言せず、自民党が審議を止めて、民主党がようやく提出に応じた。
委員会では閣僚の苦しい答弁が続いた。前原誠司国土交通相は、国交省から民主党への内示について「1月下旬に党側から要請があり、三日月(大造)政務官が阿久津(幸彦)副幹事長に説明した」と答弁。その一方で情報公開法では「不開示情報としている」と述べ、情報公開請求があっても公開しない資料であるとの考えを示した。
自民党の金子一義前国交相は「国家公務員法上の守秘義務違反ではないか」とただした。衆院法制局は、前原氏が5日の答弁で「国と地方の率直な意見交換が損なわれる恐れがある」ことを理由に資料提出を拒んだことをふまえ、そのような情報は「一般論として守秘義務規定で保護されるべき秘密では」と述べた。
平野氏は内示にかかわった政府関係者の処分について、政務三役は国家公務員法上の守秘義務を課せられないことなどから「精査しないといけない」と語るにとどめた。
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>>272-273
党内政局が裏にありそうな感じですね。
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私は除籍なのに…元民主の浅尾氏が石川被告との違いをぼやく
2月12日22時29分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100212-00000631-san-pol
「私が離党届を出したときは受理されず除籍になった」−。みんなの党の浅尾慶一郎政調会長は12日の衆院予算委で、
政治資金規正法違反罪で起訴され民主党に離党届を提出した石川知裕被告(衆院議員)を引き合いに出し、「悪いことをした人は除籍にならないが」と恨み節を漏らした。
浅尾氏はかつて民主党に所属。昨年8月の衆院選でみんなの党から出馬するため、党を除籍になった。
当時、幹事長だった岡田克也外相は答弁で「公認候補がいながら離党して立候補するというので、除籍したのは当然だ」と説明したが、浅尾氏は納得がいかない様子だった。
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首相の疑惑追及で与謝野氏、野党らしい野党の追及なんですが、追及は大いに結構なんですけれども、新事実が乏しい上に、どう広がっても一族一家の問題に終始し、企業献金とは違い、関与人数の絶対数が少ないので、内部告発者が出る可能性も小さい。
よって、レッテル張りが目だってしまう。かつて社会党、共産党は、リクルート事件の時、関係政治家のパーティー調査、政治資金収支報告書閲覧や第三者割当増資照会などあらゆる手立てを講じたが、自民はやってないだろう。もっと野党らしくしなさい。
「母に資金無心」で応酬=与謝野氏追及、首相は全否定−予算委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010021201073
12日の衆院予算委員会の集中審議で、自民党は、小沢一郎民主党幹事長に加えて鳩山由紀夫首相の「政治とカネ」の問題を徹底追及した。与謝野馨元財務相は「兄が母親から、子分に配る金をもらっていた」とする首相の弟の鳩山邦夫元総務相の「証言」を基に、偽装献金事件の幕引きを目指す首相を執拗(しつよう)に攻め立てた。
「母親と政治資金の話はしてないような答弁をしているが、実際はしているのではないか」。与謝野氏は、首相側が母親に資金提供を求めていたとする邦夫氏の話を紹介。首相に贈与税逃れの疑いがあるとして、「『平成の脱税王』だ。首相をやる資格はない」と辞任を迫った。
これに対し、日ごろは温厚な首相は激高。「全くの作り話だ」と完全否定した上で、「母に尋ねていただいても結構。子分に配る金をくれなんて言うわけない」と声を荒らげた。首相のあまりの興奮ぶりに、与党委員から「冷静に、冷静に」との声が上がる場面もあった。
首相は一貫して、母親からの資金提供を「知らなかった」と説明。先月21日の衆院予算委では「違う事実が出てきたら、バッジを付けている資格はない」と、議員辞職にも言及した。それだけに自民党としては、邦夫氏の証言を持ち出して首相答弁との整合性を突き、「民間人だったら逮捕、起訴だ。首相だけ特別扱いでいいのか」と世論に訴える狙いがある。
ただ、与謝野氏の質問終了後、邦夫氏は記者団の取材に応じ「母から電話で『お兄さんは子分を養うためにお金が大変要ると言っている』と言われた」と述べる一方、「(母に)兄が言ったか、秘書が言ったのかは知らない」とも指摘。首相自身が母親に資金提供を要請したかどうかは承知していないことを明らかにした。
予算委の質疑を聞いた民主党幹部は「与謝野氏の質問はえげつない」(党幹部)と反発した。しかし、首相と小沢氏の政治資金問題が響いて内閣支持率の下落に歯止めが掛からない状況に、同党内からは「夏の参院選で惨敗しかねない」(中堅)と危惧(きぐ)する声が漏れる。
首相は12日夜、記者団に「子分を養うために金が要るみたいなことを考えたこともないし、言うはずもない」と重ねて強調。一方、自民党の谷垣禎一総裁は記者会見で「首相として(疑惑を)払しょくする行動を起こさなければならないのは当然だ。それがなければ心証は限りなくクロに近づく」と、追及の手を緩めない考えを示した。(
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>>276
> かつて社会党、共産党は、リクルート事件の時、関係政治家のパーティー調査、政治資金収支報告書閲覧や第三者割当増資照会などあらゆる手立てを講じたが、自民はやってないだろう。もっと野党らしくしなさい。
嘘かほんとか知りませんが、それらの調査は政治家やそのスタッフ以上に新聞社などのメディアが関与してたという噂を聞いた事があります。
記者が調べた情報でニュース配信できそうもないものを持ち込んだりしてたみたいな。
仮にその噂が正しいとすれば、
メディア関係者全体のレベル低下で情報が取れないのか、野党(自民)に肩入れする気概のある人が減ってきたのか、
いずれにせよ今の自民に協力できる人材がメディアにいないって事かもしれません。
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細川政権の時は共産党の調査能力で調べた結果を,自民党の国会審議の持ち時間でやられるもんだから堪らなかった,と云う話しを聞いたことがありますが,今回は共産党も自民党には協力せずの建設的野党路線でしょうか。
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石川議員、民主会派を離脱=衆院
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010021500748
民主党は15日、政治資金規正法違反で起訴され、同党を離党した石川知裕衆院議員の会派離脱届を衆院事務局に提出した。石川議員は無所属となった。衆院の新勢力分野は次の通り。
民主・無所属クラブ310▽自民・改革クラブ119▽公明21▽共産9▽社民・市民連合7▽みんなの党5▽国民新3▽国益と国民の生活を守る会3▽無所属3(2010/02/15-20:28)
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http://www.asahi.com/politics/update/0216/TKY201002160428.html
自民重鎮、テレビに出たい? 国会質問に売り込み殺到2010年2月16日21時27分
野党転落で出番の減った自民党の重鎮たちが、テレビ中継のある国会審議に新たな活躍の場を求めている。執行部も重鎮を無視できず、質問順は「年功序列」の様相だ。
「派閥領袖(りょうしゅう)らが軒並み『質問させろ』と売り込んでくる。テレビ中継される日を指定してくるんだ」。党幹部は重鎮の処遇に頭を抱える。
与党時代は、当選回数順に大臣・副大臣や党の部会長などのポストを決めることが慣例だったが、野党転落でポストは激減。脚光を浴びることのできる数少ない場面が国会の予算審議というわけだ。
衆院予算委員会がテレビ中継された今月5、8日の2日間、自民党は10人が質問。このうち、当選8回以上のベテランは加藤紘一元幹事長(13回・70歳)、野田毅元自治相(13回・68歳)、伊吹文明元幹事長(9回・72歳)、町村信孝元官房長官(9回・65歳)、石破茂政調会長(8回・53歳)、金子一義元国交相(8回・67歳)の6人。質問時間も6人で7割を占めた。「次のテレビ中継日に質問に立つ確約をとった」という閣僚経験者もいるという。
ただ、重鎮の質問は憲法や外交、経済など自分の専門分野が目立ち、鳩山政権を揺るがす「政治とカネ」の追及はいま一つだ。12日の集中審議では与謝野馨元財務相(10回・71歳)が「政治とカネ」に食いついたが、あとは後藤田正純氏(40)ら当選4〜5回組が追及役に回った。
政策論争は重鎮で、若手は汚れ役ばかり――。若手からは「人気回復には世代交代が必要なのに、ベテランは『自分だけは別』と思っている」と、ぼやきが止まらない。(蔭西晴子)
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>>280
これはこれでいいことだと思います。
金の問題で予算委員会が空転するのではなくちゃんと政策論争をするというのは本来望むべき話だと思います。
ただ、若手にばかり金の話をさせるのはどうかと。若手の方がしっかりした論争ができるのではないか
と思いますし重鎮は金の話をすると自分に跳ね返ってくると思っているのかもしれません。
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着実だなぁ。岸の民主会派入りは未だかねw
吉村氏が民主会派入り=参院
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201002/2010021700677&rel=y&g=pol
参院会派「民主党・新緑風会・国民新・日本」は17日、自民党を離党し、国民新党に入党した吉村剛太郎参院議員の入会を参院事務局に届け出た。同会派の勢力は122議席となり、社民党抜きで過半数を確保した。
参院の新たな勢力分野は次の通り。
民主・新緑風会・国民新・日本122▽自民・改革クラブ82▽公明21▽共産7▽社民・護憲連合5▽無所属5。 (2010/02/17-15:56)
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野党を分断出来ていても本体の支持ががた落ちではねぇ。。
自民が審議拒否=小沢氏らの招致要求−公明、共産同調せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000031-jij-pol
2月22日9時17分配信 時事通信
自民党は22日朝、党本部で臨時役員会を開き、長崎県知事選で同党支援候補が与党推薦候補に大差で勝利したことを踏まえ、今後の国会対応を協議した。その結果、「政治とカネ」の問題をめぐり、民主党が鳩山由紀夫首相の元秘書や小沢一郎幹事長の国会招致に応じなければ、国会審議を拒否する方針を決めた。民主党は自民党の要求を受け入れない方針だ。
役員会では「審議に出て、政治とカネの問題を追及するべきだ」との慎重論も出たが、国会審議に応じる条件として、小沢氏らの証人喚問、参考人招致のほか、小沢氏の元秘書、石川知裕衆院議員に対する議員辞職勧告決議案の採決を求めていくことを確認。公共事業の「個所付け」資料が流出した問題で国土交通省の政務三役らの処分などを要求していくことも決めた。
谷垣禎一総裁は役員会後、「(与党は)いまだにゼロ回答だ。対決するのは今をおいてほかにない」と記者団に語った。
これを受け、自民、公明、共産、みんなの野党4党は国会内で国対委員長会談を開き、小沢氏らの国会招致を求めていくことで一致。横路孝弘衆院議長に与党に働き掛けるよう申し入れた。公明、共産、みんなの各党は審議拒否には同調しない考えだ。
衆院予算委員会は22日午前9時、自民党欠席のまま開会。午後は首相と関係閣僚が出席して、「経済・外交」をテーマに集中審議が行われた。2010年度予算案について、民主党など与党は24日の中央公聴会などを経て3月1日に衆院を通過させる方針だ。
最終更新:2月22日13時16分
時事通信
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> 谷垣氏は長野市で開いた長野県議との意見交換会で、首相への実母からの資金提供に関し「確定申告の時期にばかばかしくて税金を払ってられないとの声が確実に出る。(審議拒否には)おしかりもあるとは思うが、野党として何もしないわけにはいかない」と強調。
だからその問題はかたがついてるだろうにw
これ、一歩間違うと検察批判にもなってるって自覚はあるんですかね?
自民、集中審議も欠席 谷垣氏、街頭で理解要請
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022201000791.html
自民党は22日午後、鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」問題をめぐり与党が小沢氏らの証人喚問などに応じないことに反発し、衆院予算委員会集中審議への出席を拒否した。
谷垣禎一総裁は街頭などで欠席戦術に理解を求めたが、党内には審議で追及すべきだとの意見もあり、どこまで貫けるか見通せない状況だ。ほかの野党は出席した。
谷垣氏は長野市で開いた長野県議との意見交換会で、首相への実母からの資金提供に関し「確定申告の時期にばかばかしくて税金を払ってられないとの声が確実に出る。(審議拒否には)おしかりもあるとは思うが、野党として何もしないわけにはいかない」と強調。
その上で「証人喚問や石川知裕衆院議員の辞職勧告決議案採決に応じてくれれば、いつでも審議に応じる」と復帰条件を挙げた。
22日夕の衆院議院運営委員会理事会では、子ども手当法案と高校無償化法案について、それぞれ23、25両日の衆院本会議で趣旨説明と質疑を行い審議入りしたいとする与党提案に対し、野党が反発し日程が決まらなかった。22日中に再協議の方向。
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なんと1週間も前にもう目途立ってたのか。
10年度予算、年度内成立へ 3月初めに衆院通過
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021701000974.html
衆院予算委員会は17日、2010年度予算案採決の前提となる中央公聴会を24日に開くことを与党の賛成多数で決めた。予算案は25日以降に設定見込みの分科会などを経て、3月2日までに衆院を通過する見通し。このため憲法の規定により、10年度予算案は年度内に成立する公算となった。
予算委に先立つ理事会で、鹿野道彦委員長が公聴会の議決を提案したが、野党各党は反対。鹿野氏が委員長職権で議決することを決めた。これを受け、自民党は17日夜、鹿野氏の解任決議案を衆院に提出。自民党の川崎二郎国対委員長は記者会見で「小沢一郎民主党幹事長らの国会招致の道筋がつかないうちに公聴会日程を決めるのは反対だ」と述べた。
決議案は18日の衆院本会議で、与党の反対多数で否決される見通し。自民党は審議拒否した場合の世論の批判を考慮し、決議案否決後の質疑に応じる方針。19日には、新潟市と大阪市で地方公聴会が開かれる予定だ。
2010/02/17 21:03 【共同通信】
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無駄削減の工程表 丸川氏、財務相に「出せんのか」
http://www.asahi.com/politics/update/0308/TKY201003080373.html
2010年3月8日21時34分
「無駄削減の工程表はないんですか」
8日の参院予算委員会で、自民党の丸川珠代氏が鳩山内閣のムダ削減をめぐって菅直人財務相に詰め寄った。アナウンサー時代の冷静なイメージを百八十度転換し、真っ赤なスーツ姿で工程表を「出せんのかと聞いてるんです」とたたみかけた。
「元気のいい質問をありがとう」と応じていた菅氏も次第に高揚。「マニフェストにないものを出せと言われても出せない」と声を荒らげ、11年度以降分についても「作っておりません」。
野党時代、「消えた年金」問題で政府に迫った長妻昭厚生労働相を思わせる姿に、自民党席から「テレビが入っていれば」との声が上がった。
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殆ど閣外協力の様相。。
公明、子ども手当法案に賛成へ=与党が修正受け入れ、高校無償化も
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010031000899
民主、社民、国民新の与党3党は10日午後、国会内で国対委員長会談を開き、子ども手当支給法案と公立高校授業料無償化法案について、公明党の要求に応じ、それぞれの法案の付則を修正することを決めた。これを受け、公明党幹部は「ここまでやってもらい反対というわけにはいかない」と語り、両法案に賛成する方向で調整する方針を明らかにした。
与党は、両法案を12日の衆院厚生労働、文部科学両委員会でそれぞれ採決し、いずれも16日の衆院通過を目指す。
子ども手当法案に関しては、公明党の主張に基づき、付則に(1)児童養護施設の入所者など支給対象になっていない子どもへの支援(2)2011年度以降の子育て支援に関する施策の拡充−を検討することを明記する。公明党は、法案の名称に同党が推進してきた児童手当の文言を入れることや、支給回数の細分化も求めていたが、政府・与党が難色を示したため断念した。
一方、公立高校無償化法案の付則には、3年後の見直し規定を盛り込む。公明党は、私立高校生に世帯所得に応じて最大約24万円を助成する仕組みで十分かどうかなどを検証したい考えだ。
民主党が政策面で公明党に配慮する背景には、夏の参院選をにらんで自民党と公明党の分断を図る狙いがある。「政治とカネ」の問題で内閣支持率下落に歯止めが掛からない中、民主党執行部としては、安定政権維持のための選挙後の連携も視野に入れているとみられる。(2010/03/10-21:47)
子ども手当て法案修正、与党3党と公明合意
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100310-OYT1T01044.htm
与党3党と公明党は10日、子ども手当法案と高校授業料無償化法案の修正で合意した。
子ども手当法案の修正案は12日の衆院厚生労働委員会で可決、16日の衆院本会議での衆院通過が確実となった。
子ども手当法案の修正は、児童養護施設の入所者など支給対象にならない子どもへの支援を含め、「制度の在り方を検討する」との文言などを付則に盛り込むことで4党が一致した。
高校授業料無償化法案の修正では、法施行後3年以内の見直しを付則に追加する方向となった。
両法案の修正は、公明党の漆原良夫国会対策委員長が民主党の山岡賢次国対委員長に持ちかけた。政権交代後、公明党が与党と法案修正で合意するのは初めて。
また、子ども手当法案は、支給対象を日本人に限定しておらず、外国人でも日本に居住していれば母国などに住む子どもの手当を受け取ることができる。この点について、鳩山首相は10日の衆院厚生労働委員会で、2010年度は予定通り外国人にも支給する考えを示す一方、「国民に『こういう人まで(手当をもらえるのか)』という思いがあるかもしれないので、11年度についてはぜひ検討したい」と述べ、将来的な見直しに言及した。
(2010年3月10日21時36分 読売新聞)
子ども手当:公明が賛成へ 民主と修正合意
http://mainichi.jp/select/today/news/20100311k0000m010052000c.html
2010年3月10日 19時29分 更新:3月10日 21時37分
民主、公明両党は10日、子ども手当法案について修正協議を行い、付則の一部を修正することなどで基本合意した。公明党は同法案に賛成する。自民、公明両党は昨年の衆院選で民主党の政権公約(マニフェスト)の目玉だった子ども手当を強く批判してきた経緯がある。公明党が賛成に転じたことは、参院選を前にした同党と民主党の接近を示すものだ。
修正は法案の付則に、児童養護施設の入所者など子ども手当の支給対象とならない子どもへの支援や、11年度以降の子育て支援施策の拡充に関する文言を盛り込む。
公明党は山口那津男代表が鳩山由紀夫首相に介護政策の提言を申し入れるなど、政策面から連携する動きを見せている。これに関連し、鳩山首相は10日、首相官邸で記者団に「公明党が大変大事にしている子どもに対する政策なので、協力関係ができることは政権にとってはありがたい」と述べた。
一方、両党の接近には他党から警戒感も出ている。自民党幹部は「公明党もいよいよ独自路線を出してきた」と不快感を示した。また、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相も「公明党から修正(要求)があれば連立3党で協議をして返すことが筋だ」と批判した。【近藤大介、田所柳子】
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2568 名前:二階席[] 投稿日:2010/03/27(土) 22:05:41
衆議院議長骨折?事故?老衰??
2569 名前:名無しさん[] 投稿日:2010/03/27(土) 22:07:03
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032701000884.html
横路衆院議長が左足骨折で入院 議員宿舎で痛み
横路孝弘衆院議長(69)が27日昼、都内の衆院議員宿舎内で左足に痛みを訴え、都内の病院に搬送された。骨折が確認され、手術のため入院した。議長周辺が明らかにした。
複数の関係者によると、横路議長の意識は鮮明。議長は職務に影響が出ないよう努める意向を示しているという。
2010/03/27 21:41 【共同通信】
2570 名前:名無しさん[] 投稿日:2010/03/27(土) 22:07:49
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldFlash/2010/03/2010032701000874.html
横路衆院議長が入院 2010/3/27 21:25 メールで記事を紹介する 印刷する
横路衆院議長(69)が、左足に痛みを訴え、病院に搬送。骨折が確認され、手術のため入院した。
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台湾名物?もこんな事態。
国会乱闘の放送「子どもに害」=当局がTV局に罰金−台湾
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201003/2010032500798
【台北時事】与野党が鋭く対立する台湾の立法院(国会)「名物」の乱闘シーン放送をめぐり、メディアなどを監督する「国家通信放送委員会」(NCC)は25日までに、乱闘を放送した民放2社に対し、「子どもに有害な映像を長時間放送した」などとして30万台湾ドル(約87万円)の罰金を命じた。テレビ局側は「報道の自由を侵害する」と反発している。
問題となったシーンは、1月18日の立法院審議時に発生した。地方制度に関する法案をめぐって賛成派の与党・国民党と反対派の野党・民進党の立法委員(国会議員)が激しく対立。数十人が議場で小突き合う乱闘になり、民放各局はこのシーンをニュース番組でこぞって放送した。(2010/03/25-18:07)
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http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040101000959.html
民主が若林元農相の懲罰動議 青木氏の投票ボタン押す
民主党は1日、3月31日に参院本会議で行われた10年度NHK予算承認案採決の際、隣席の青木幹雄前自民党参院議員会長の投票ボタンを代わりに押したとして、自民党の若林正俊元農相の懲罰動議を提出した。2日の議院運営委員会理事会で扱いを協議する。
参院事務局の記録によると、若林、青木両氏は同承認案に賛成している。
青木氏は共同通信の取材に対し「用件があり、(承認案の)採決時には議場を出ていた。若林氏から『ボタンを押してしまった』と連絡を受け驚いている」と説明。若林氏の事務所は「事実関係が分からず、本人に問い合わせ中」と話している。
民主党は懲罰動議の理由で「最も厳正な行為である採決で前代未聞の不正を働き、国会の議決をゆがめた。民主主義を否定する行為で、断じて許せない」と批判した。
民主党関係者によると、若林氏が青木氏の席の投票ボタンを押す姿を撮影した写真が持ち込まれ、判明したという。
2010/04/01 20:52 【共同通信】
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リリーフエースが調子乗って採決のボタン迄リリーフしちゃったか♪
息子の立候補辞退にまで追い込みたいねぇw
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引退がもともと決まってたからか、対応がずいぶん早かったね。
「ウチは不祥事が起きたらきちんと対応します」という自民のアピール狙いもあるのかも。
若林元農相、江田参院議長に辞職願
ttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100402-OYT1T00226.htm
自民党の若林正俊・元農相は2日午前、江田参院議長に「一身上の都合」を理由に辞職願を提出した。
若林氏はこれに先立ち参院幹部と会談し、3月31日の参院本会議で隣席の青木幹雄・前参院議員会長の投票ボタンを押したことを認め、議員辞職する意向を伝えた。若林氏は午前10時半から国会内で記者会見する。
(2010年4月2日09時22分 読売新聞)
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リリーフ若林は伝説に残りますなあ
http://www.asahi.com/politics/update/0402/TKY201004020107.html
隣席のボタン投票「魔が差した」 自民・若林議員辞職
2010年4月2日11時13分
自民党の若林正俊元農林水産相は2日午前、参院議長あてに参院議員としての辞表を提出し、参院本会議で辞職が認められた。3月31日の参院本会議での採決で、隣席の同党の青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを代わりに押したことの責任を取った。
民主党は1日、若林氏に対し、「国民の負託を受けた参院議員として民主主義を否定する行為」として懲罰動議を参院に提出していた。参院自民党の執行部は1日、参院選への悪影響を避けるため、谷垣禎一総裁の指示で若林氏に辞職を勧告。早期の収拾を図った。
31日の参院本会議では、高校無償化など9法案とNHK予算承認の計10件が押しボタン投票の対象となった。若林氏は辞職後に開いた記者会見で、途中退席した青木氏が「すぐ戻ってくると思い」、10件すべてについて自身と同じ賛否で投票ボタンを押し続けたと説明した。
若林氏は「青木氏と日ごろ諸案件で協議しており、考えは一致している」と述べたうえで、「魔が差した」と振り返った。青木氏からの指示はなく、過去に同様の行為はしなかったと明言した。
一方、青木氏は2日、記者団に「昨日、ことわりの電話が若林君からあった。僕も驚いた。想像もできんことだ」と語った。
若林氏は党両院議員総会長で、参院長野選挙区で当選2回。夏の参院選には立候補せず、今期で引退する予定で、同選挙区では長男が出馬を表明している。
本会議場での押しボタン投票は1998年に参院で始まった。参院改革の一環で、議員の投票行動の明確化に役立つとして導入された。各議員の席に賛成、反対、取り消しのボタンがあり、本人が着席し「氏名標」という自身の名前が書かれた立て札を立てると、ボタンが押せる。
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http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20100402-OHT1T00053.htm
えっ!若林元農相が隣の採決ボタン勝手に10連打
民主党は1日、3月31日に参院本会議で行われた2010年度NHK予算承認案が全会一致で可決された際、隣席の青木幹雄前自民党参院議員会長(75)の投票ボタンを代わりに押したとして、自民党の若林正俊元農相(75)の懲罰動議を提出した。若林氏はこの日の計10回採決すべてを“代理投票”した疑いが出ており、自民党は議員辞職を含めた厳しい対応を求める方針を固めた。
前代未聞の“事件”が国会で起きた。先月31日の参院本会議。参院事務局の記録によると、10年度NHK予算承認案で、若林、青木両氏は賛成している。だが、採決の時、青木氏の姿は議場になかったのだ。
青木氏は共同通信の取材に対し「用件があり、(承認案の)採決時には議場を出ていた。若林氏から『ボタンを押してしまった』と連絡を受け驚いている」と説明。若林氏の事務所は「事実関係が分からず、本人に問い合わせ中」と話している。
31日の参院本会議は同承認案のほか、高校無償化法案など9法案を採決。同事務局の記録では、青木氏の席の投票ボタンはすべて押されていた。民主党参院幹部は1日夜、「計10回の採決すべてで若林氏が代わりに投票した疑いが強い。証拠もある」と述べた。
民主党関係者によると、若林氏が青木氏の席の投票ボタンを押す姿を撮影した写真が持ち込まれ、判明したという。
民主党は懲罰動議の理由で「最も厳正な行為である採決で前代未聞の不正を働き、国会の議決をゆがめた。民主主義を否定する行為で、断じて許せない」と批判した。2日の議院運営委員会理事会で扱いを協議する。
自民党内からも「議員辞職に値する」(幹部)との厳しい声が出ている。党執行部は1日夜、議員辞職を含めた厳しい対応を求める方針を固めた。
参院は1998年の通常国会から押しボタン方式を導入。同事務局によると、別の議員の投票ボタンを押したとして問題化したケースはこれまでないという。
若林氏は農水官僚出身で、83年、衆院初当選。落選後に参院に転出し長野選挙区選出、現在2期目。安倍、福田両内閣の農相などを歴任。7月に任期満了となるが出馬せず、長男・健太氏に公認を譲り政界引退を表明している。
(2010年4月2日06時02分 スポーツ報知)
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ミスターリリーフ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100402k0000e010012000c.html
若林元農相:議員辞職 「許されざる行為」と謝罪
自民党の若林正俊元農相は2日午前、参院本会議採決で議場にいなかった青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを代わりに押した問題の責任を取り、江田五月参院議長に議員辞職願を提出した。参院は同日の本会議で辞職願の受理を決めた。若林氏は国会内で記者会見し、事実を認めたうえで「国会議員として許されざる行為だ」と謝罪した。
若林氏は3月31日の本会議で、10年度NHK予算承認案の採決の際、隣席の青木氏の投票を代行した。これを問題視した民主党は1日、若林氏の懲罰動議を提出。参院自民党からも批判の声が上がり、尾辻秀久参院議員会長が同日夜、若林氏に進退を含めた判断を求めていた。
若林氏は会見で、NHK予算を含め、31日に行われた計10件の採決ですべて青木氏の投票ボタンを押したことを明らかにした。理由については「魔が差したとしか言いようがない。それぞれの案件への考えは党内で一致していたので、青木氏がすぐ戻ってくると思いボタンを押した」と釈明した。
一方、青木氏は国会内で記者団に「(昨夜)本人から『申し訳ない』と電話があった。それ以外は何もない」と述べた。若林氏への投票依頼については「そんなことするはずがない」と否定した。
若林氏の辞職を受け、大島理森幹事長は2日、自民党本部で記者団に「まことに残念だが、政治の信頼が問われているときに、こういう処置は当然だ」と語った。そのうえで「最も重い決断で区切りがついた」と述べ、早期の対応で問題は沈静化するとの見通しを示した。
民主党の輿石東参院議員会長は国会内で「残念だが、やむを得ない。この行為は懲罰に値するので(動議を)出した」と語った。若林氏が辞職したため、同党は懲罰動議を撤回した。
若林氏は農水官僚出身で、83年衆院選で初当選し、3期務めた。その後、98年に参院選長野選挙区で初当選し、現在2期目。安倍、福田内閣の農相などを務めた。不祥事で死去・辞任した閣僚を継いだため「ミスターリリーフ」とも呼ばれた。自民党が野党転落後の09年9月の首相指名選挙では、党両院議員総会長として同党の首相候補となった。今期限りでの引退を表明しており、自民党は今夏の参院選長野選挙区で、公募により若林氏の長男(46)を公認している。
参院は98年に押しボタン方式を導入したが、別の議員の投票ボタンを押して問題化した例はないという。【中田卓二】
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早期の収拾を図りましたねぇ。
ぱっぱと辞めれる・辞めさせれるのは野党の強みだな。。
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この問題で青木も辞めさせられたら
「関係者が起訴されただけで本人は黒ではない」
「私は不正が行われてると知らなかった」
と言ってる人たちにも波及させられたかもしれないんですけどねぇ
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まあ勝手にボタン押された青木はむしろ巻き込まれた方ですからねぇ(;´Д`)
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>>298
「青木氏が本当に依頼していないのか」
「過去に若林氏との間で同様の行為が行われてたから今回もやったのではないか」
「青木氏はシロではなく限りなくクロに近いが、完全なクロとはいえない」
この論法で追い詰める事が不可能なら小林だの小沢だのも追い詰めようがないと思います。
青木「若林がやった事、私は知らない」
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なるほど。論法としてはそうなるか。
青木も気軽にこれまでも頼んでいたかもしれないですしね。
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でも、そんなもん頼まないと思いますけどw
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>>301
例えば小林議員の問題も一部(郷原とか)から
> 政党支部宛の政治献金であれば合法なのに、違法な政治家個人宛に献金すること自体が理解不能です。金をくれると言っている人から泥棒するようなものです。
とか言われてます。
これが正しければ「(政党支部宛にすれば良いのだから)そんな違法献金頼まないと思いますけどw」で終わっちゃうんじゃないですかね。
構図・論法としてはそうなると思います。
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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201004020230.html
“お助けマン”で有名に 議員生活最後も「代役」 '10/4/2
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2日議員辞職した自民党の若林正俊元農相は、与党時代末期に、閣僚らの不祥事が起こるたびに緊急避難的な「代役」として表舞台に登場することが多く、同党の“お助けマン”として知られた。議員生活の最後も押しボタン採決の身代わり投票で辞任に追い込まれる皮肉な結末となった。
若林氏は2006年9月安倍内閣の環境相で初入閣。07年5月に事務所費問題を抱えた松岡利勝農相(当時)の自殺で臨時代理を一時務めた。同年8月には赤城徳彦農相(同)の事務所費問題と“ばんそうこう騒動”による更迭で農相を兼任。同年9月に農業共済組合の補助金不正受給問題で辞任した遠藤武彦農相(同)の後任に就任した。
また昨年の衆院選大敗後、特別国会の首相指名選挙で、惨敗に大きな責任があった麻生太郎総裁(同)に投票することへの反発から自民党議員は両院議員総会長の若林氏に投票。敵をつくらない温厚な人柄で「代役」としての役割が確立した。
任期満了を迎える今夏の参院選には立候補せず引退表明。長野県連の公募を経て若林氏の長男が、「代役」の“後継”として自民公認で出馬することが決まっている。
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>>302
うーん、まぁ、だから小林議員が罪に問われなかったのですよね。
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>>304
そうなんですよね。
でも自民などに言わせると「(勝手に)議員献金で処理した会計責任者は起訴されてるじゃないか!小林も議員辞職しろ」な訳で。
普通に当てはめようとすれば「(勝手に)隣席のボタン押した若林は辞職するじゃないか!青木も議員辞職しろ」が妥当かなと。
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(2010年4月2日21時53分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100402-OYT1T01007.htm
代理投票「報道関係者から指摘」民主党幹部
自民党の若林正俊・元農相(参院長野選挙区)が2日、参院本会議での「代理投票」という前代未聞の不祥事で辞職したことは、議会史上の汚点となった。
問題の背景に、国権の最高機関である国会の規律低下を指摘する声もある。
問題は、民主党が1日に若林氏に対する懲罰動議を参院に提出したことで表面化した。民主党幹部は「報道関係者からの指摘で判明した」としている。
若林氏は辞職後の記者会見で、3月31日の参院本会議で隣席の青木幹雄・自民党前参院議員会長の投票ボタンを押したことを認めた上で、「青木さんの意に反することはないと思った」と語った。青木氏からの指示や依頼は否定し、同様の行為は過去に「一切ない」と強調。「魔が差した」と釈明を繰り返した。
真相は「ヤブの中」だが、自民党の川崎二郎国会対策委員長は2日の記者会見で、「もう一度タガを締め直そう。我が党で緩みがあったら議論にならない」と述べ、背景には議員の国会に臨む姿勢に緩みがあったとの見方を示した。
実際、若林氏の辞職を許可した2日の参院本会議は、自民党議員76人中20人が欠席した。2010年度予算や、子ども手当法などの重要法案成立で、タガがすっかりはずれた格好だ。
自民党だけではない。今国会では政府・与党側でも閣僚の審議への遅刻や乱暴な答弁など、「国会軽視」と批判を受ける問題が続発している。
議員への信頼を前提とする参院独自の押しボタン式投票システムも見直しが迫られる可能性もある。
同システムに関しては1998年の導入時に、指紋認証の仕組みも検討されたが「見識ある国会議員がそんなことをするはずがないと見送られた」(参院事務局幹部)経緯がある。しかし、今回の問題は議員への信頼感を失わせるものとなったからだ。過去に操作ミスなどが相次いだほか、今回のような「代理投票」もチェックできないという事情もある。
一方、若林氏が「代理投票」したNHK予算など10件の採決結果は、今後も有効なものとして扱われる。各党から賛成者数などの訂正要求があれば、議院運営委員会で協議する。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010040200842
前代未聞の不祥事、若林氏辞職で幕=徹底調査は行わず−二重投票問題
自民党の若林正俊元農水相の「二重投票」問題は議会制民主主義の根幹を否定する前代未聞の不祥事だ。ただ、与野党とも若林氏の参院議員辞職で幕引きを図ろうとしている。過去に同じ行為がなかったか、全議員を対象にした徹底調査に極めて消極的。議員一人ひとりの自浄能力が厳しく問われそうだ。
「自分の席は死角になると思っていた」。若林氏は問題が発覚した1日、自民党の参院幹部への事情聴取にこう釈明したという。実際、若林氏は3月31日の参院本会議で、隣席の青木幹雄前参院議員会長の投票ボタンを代わりに押し、二重投票は10回に及んだ。仮に確信犯だとすれば、「今回が初めて。魔が差した」との言い訳は通らない。
今回の問題は、マスコミ関係者から民主党に証拠写真が持ち込まれて発覚。民主党は1日、直ちに若林氏に対する懲罰動議を提出した。その裏で民主党の輿石東、自民党の尾辻秀久両参院議員会長が同日、ひそかに会談し、早期に事態を収拾させることを確認した。
青木氏は参院自民党の重鎮で、夏の参院選で改選を迎える。民主党にとって自民党の大失態は格好の攻撃材料となるはずだったが、同党の平田健二参院国対委員長は2日の記者会見で、若林氏や他の議員の調査について「必要ない。この一件はこれで終わり」と否定した。
こうした中、自民党関係者は「民主党も同じことをしていたとのうわさを聞いたことがある」と指摘。ある民主党参院議員も「わが党の二重投票の可能性は完全に否定できない」と漏らす。
「衆院のカーボンコピー」などとやゆされた参院が独自性発揮のための取り組みとして、押しボタン方式を導入したのは1998年。当時は「牛歩」による野党の採決引き延ばしを防ぐ狙いもあった。
投票からおおむね30分で賛否が参院のホームページに公表されるため、地元の有権者などから、メールで感想が送られることもしばしばあるという。投票行動が直ちに有権者の視線にさらされ、それをごまかすために二重投票が行われていたとすれば、「言語道断」(関係者)と言わざるを得ない。
一方、国会図書館によると、海外では、議員のなりすまし投票が問題化したアルゼンチンで押しボタン方式を見直し、指紋照合システムを導入した例がある。今回の問題をきっかけに国会で今後論議される可能性も出そうだ。(2010/04/02-21:53)
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>>305
その当てはめで民主が反論しようとした場合、
「会計責任者・秘書に対する監督責任がある小林氏(や小沢氏)と、
若林氏に対する監督責任があるわけではない青木氏を混同するのはおかしい」
と反撃されそうな気はしますけどね。
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>>307(´・ω・`)っ民主党、自民党両党ともに
何か若林氏と同じ事やってた可能性も否定できない記事ですねぇ。
掘り起こせば、一人や二人もっと出てくる可能性ありそうですなぁ。。。
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>>306
まともな仕事しろや,自民党参院議員。
>実際、若林氏の辞職を許可した2日の参院本会議は、自民党議員76人中20人が欠席した。2010年度予算や、子ども手当法などの重要法案成立で、タガがすっかりはずれた格好だ。
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多分でてくるでしょうね。
民主にたれこんだという記者も、どっかで誰かの行為を見かけた事あって、後から違法行為と知って狙ってたとかじゃないすかね。
報道されたもん見てると、あまりに堂々とやってるから「悪い事」って感じも余り受けないですし。
自分だとあの光景だけ見て予備知識もまるでなければ
なんかこう「代理人制度」みたいなのが正式にあってやむを得ず欠席などの場合手続きにのっとってやってたりするんかなぁ
とか思っちゃいそう。
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たまたま輿石ではなく青木だったってだけかもしれませんねぇ。
誰か高感度カメラで青木が,じゃあ後は宜しくとか軽い感じでいってるの捉えてたりしないのかなぁ。
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http://twitter.com/cool_batman/status/11479714110
@imai_masato 楽しく拝見してます さて、ご意見をお願いします 今話題の若林氏のボタン押問題で、大事な決議投票時に退席した青木氏は問題にならないのは何故ですか? 国会審議中に居眠りするよりも確信犯だと思います 10もの投票をスルーなんて(−_−メ) 5:19 AM Apr 2nd Keitai Webから
cool_batman
coolbatman
↑をうけて今井雅人衆議院議員のつぶやき↓
http://twitter.com/imai_masato/status/11523750611
@cool_batman 青木さん、大問題。でも衆議院でもそういう人いるんですよ。 11:07 PM Apr 2nd Echofonから cool_batman宛
imai_masato
今井 雅人
そういう人って……居眠りとかしてる人の話だよね?(−−;
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あ、退席しちゃう人か。
凄い読み間違えてた、失礼。
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たちあがれ日本が会派届 衆院に提出
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010041201000314.html
新党「たちあがれ日本」は12日、平沼赳夫代表と自民党に離党届を提出した与謝野馨元財務相、園田博之元幹事長代理の計3人による新会派「たちあがれ日本」の結成届を衆院に提出した。衆院会派「自民党・改革クラブ」は与謝野、園田両氏の、「国益と国民の生活を守る会」は平沼氏の、いずれも退会をそれぞれ届けた。
衆院の新たな会派別新勢力分野は次の通り。
民主党・無所属クラブ310▽自民党・改革クラブ116▽公明党21▽共産党9▽社民党・市民連合7▽みんなの党5▽国民新党3▽たちあがれ日本3▽国益と国民の生活を守る会2▽無所属4
2010/04/12 12:31 【共同通信】
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>>315
参院の新たな会派別新勢力分野は次の通り。
民主党・新緑風会・国民新・日本122▽自民党・改革クラブ78▽公明党21▽共産党7▽社民党・護憲連合5▽たちあがれ日本2▽無所属6▽欠員1
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日韓議連の新会長に民主・渡部恒三氏
2010.4.16 20:13
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100416/stt1004162014009-n1.htm
超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟の会長が、自民党の森喜朗元首相から民主党の渡部恒三元衆院副議長へ近く交代することが16日、明らかになった。
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http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100416dde041040007000c.html
国会見学:人気は参院に軍配、9年連続増 規制響き衆院横ばい
今夏に通常選を控える参院への参観(見学)者数が9年連続で増加を続け、過去最高を更新し続けている。人数的には上回っている衆院の見学者数に大きな変化はない。参院の見学者増の背景には、米同時多発テロ以降09年11月まで行われていた衆院の規制や参院が中学生などを対象にした国会体験プログラムがあるとみられる。【曽田拓】
参院広報課によると、09年の見学者は34万6人と、10年前の1・7倍。一方、衆院は90年代後半には、60万人を超える見学者が訪れているが、ここ10年間は40万人台後半〜50万人台で推移している。
「特に一般の見学者が増えている実感があります」。参院の衛視として20年の勤務実績を持つ若林隆さん(39)は話す。衛視は院内警備のかたわら、見学者の案内役も務め約1時間で議場や皇族の控室などを回り説明を行う。
若林さんが見学者の増加を実感し始めたのは01年ごろ。小泉純一郎首相が誕生しテレビや新聞では首相のまんじゅうや携帯電話ストラップが国会土産として紹介された。「知人から『買ってきて』と頼まれるようになった」と振り返る。
同年、米国で同時多発テロが発生。衆院は見学を議員紹介のあった団体、個人に限定する規制を始め09年11月まで行っていた。一方、参院は02年から小学5年〜中学生向けに、国会の仕組みを体験できるプログラムを開始。02年は約2万3000人だった利用者は昨年は約9万人と好評で、昨年から1日3回から4回に増やした。
15日に両親を連れて静岡県三島市から見学に来ていた設計業、高橋憲一さん(47)は「以前、衆院は議員の紹介なしではだめと聞いていたけど、ホームページを見て参院なら大丈夫と思って来た」。
参院広報課は「衆院の規制もあってか、旅行雑誌などでの国会見学の記事では、参院を紹介する傾向が多い印象がある。その影響も背景にあるかもしれない」と推測。財団法人「日本修学旅行協会」は「体験学習型の修学旅行が人気なのに加え、不景気の中(入場料のいらない)国会見学は学校にとっても、ありがたい存在なのでは」としている。
毎日新聞 2010年4月16日 東京夕刊
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会派名として改革クラブは残るんですね
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100426-OYT1T01167.htm
新党改革、参院会派の結成を届け出
新党改革(舛添要一代表)は26日、参院会派の結成を参院事務局に届け出た。これに伴い、参院会派の「自民党・改革クラブ」は、舛添氏ら6人の会派離脱届を提出した。参院の新しい勢力分野は次の通り。
民主党・新緑風会・国民新・日本122▽自民党・改革クラブ72▽公明党21▽共産党7▽新党改革6▽社民党・護憲連合5▽たちあがれ日本2▽無所属6▽欠員1
(2010年4月26日19時57分 読売新聞)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100428k0000m010105000c.html
自民党:「政党法制定」浮上…相次ぐ離党に
野党転落後、離党する議員が後を絶たない自民党で「政党法」制定論がにわかに浮上してきた。比例代表で当選した議員が新党に移るのを禁じるのが狙いで、与謝野馨元財務相や舛添要一前厚生労働相への当てつけの面が強く、党内の引き締めに苦しむ執行部の焦りの裏返しともいえる。
自民党の党紀委員会は27日、与謝野、舛添両氏の除名処分を決定したが、全会一致にはならなかった。委員の一人は「党則は離党して新党に移ることを想定していない。ルールを作るべきだ」と指摘。大島理森幹事長は記者会見で、政党法制定も視野に「法改正も含めて議論しなければならない」と述べた。
公職選挙法や国会法には、比例代表で既成政党から当選した議員がその後結成された新党に移ることを防ぐ規定がない。大島氏らは政党法でこうした「抜け穴」をふさぎたい考えだが、憲法が保障する「結社の自由」の壁が立ちはだかる。自社さ連立政権時代の94年、政党交付金の創設に伴って制定された「政党法人格付与法」は、政党の権利・義務を明文化したい自民党と、政治活動への公権力の介入を嫌う社会党が対立した結果、第2条に「この法律のいかなる規定も、政党の政治活動の自由を制限するものと解釈してはならない」と明記した。
日本大法学部の岩井奉信教授(政治学)は「付け焼き刃でなく、大きな政治改革の枠組みの中で考えるべきだ」と拙速な論議を戒める。【中田卓二、木下訓明】
◇政党法◇
日本では、公職選挙法や政治資金規正法などに政党に関する個別の規定はあるものの、「政党とは何か」を明文で定義した法律はない。憲法は21条で「結社の自由」を保障しているだけだ。政党法制定の議論は戦後間もないころから何回か行われてきたが、公権力による政治活動への介入につながるとの批判が根強く、今日まで実現していない。海外では政党の憲法上の地位と任務を定めたドイツ政党法が代表的。ミャンマーのように軍事政権が反対政党の活動を規制する例もある。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010053002000066.html?ref=rank
迫る会期末 国会大荒れか 野党、不信任・解任案を乱発へ
2010年5月30日 朝刊
国会は週明けから会期末(六月十六日)を見据え、与野党が激突する大荒れの展開になりそうだ。与党は成立させる重要法案を絞り込み、審議が短時間でも強引に採決に持ち込む方針。一方の野党は常任委員長の解任決議案や閣僚らの不信任決議案を乱発して徹底抗戦する構えだ。(古田哲也)
衆院は三十一日の本会議で、野党が提出した赤松広隆農相の不信任決議案と東祥三経済産業委員長の解任決議案を採決し、与党の反対多数で否決する見通し。その上で、与党が衆院総務委員会での採決を強行した郵政改革法案を与党の賛成多数で可決、参院に送る運びだ。
与党は、参院で審議中の国家公務員法改正案や地球温暖化対策基本法案の成立に万全を期す方針。参院で先議した地域主権関連三法案も、衆院総務委で郵政法案を処理したことで、会期内成立のめどが立った。
郵政法案は、衆院での審議がわずか六時間余で打ち切られた。与党が野党の猛反発を承知で委員会採決を急いだのは、成立が郵政改革に執着する国民新党との連立維持や、夏の参院選での「郵政票」の取り込みにつながるからだ。
一方で、社民党が成立にこだわる労働者派遣法改正案は、福島瑞穂消費者担当相罷免のあおりで先行きが不透明になってきた。
政治主導確立法案や、高速道路料金見直しに絡む道路財政特別措置法改正案は、委員会での質疑がストップしたままで、成立は絶望的だ。
与党が法案の「仕分け」を一方的に固めるのに対し、野党は委員長解任・閣僚不信任の決議案を出し続け、会期末で採決待ちの法案を時間切れの廃案に持ち込む構えだ。
今国会は衆院で、横路孝弘議長、松本剛明議院運営委員長、鹿野道彦予算委員長らに対する計八本の解任・不信任決議案が提出され、いずれも否決されている。野党は新たに内閣不信任決議案なども提出する見通しだ。
解任・不信任決議案は、過去には一九六九年の通常国会で十三本が本会議で採決された例があるが、今国会の本数は近年では異例中の異例で、与野党対立の根深さと国会審議の不毛ぶりを象徴している。
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内閣不信任・首相問責「効果的に提出」 民主内混乱で自民
2010.6.1 12:22
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100601/stt1006011223012-n1.htm
自民党は1日午前の役員会で、民主党内における鳩山由紀夫首相交代論の高まりを受け、近く衆院に内閣不信任決議案、参院に首相問責決議案を、それぞれ提出し、与党側を揺さぶる方針を確認した。具体的提出時期は「効果的なタイミングを見極めたい」(川崎二郎国対委員長)として、1日夕にも行われる鳩山首相と小沢一郎民主党幹事長の会談結果を踏まえて判断することとした。
役員会で、谷垣禎一総裁は「衆院解散に追い込むという強い決意をもって終盤国会に臨みたい。きょうは(民主党内の)動きを注視したい」と強調した。
大島理森幹事長は直後の記者会見で「鳩山首相1人だけを替えれば参院選を乗り越えられるという、小手先の選挙論としか思えない」と述べ、民主党内の首相交代論を批判。連立与党を離脱した社民党には「いざというときには理解を求めていく」と語り、問責決議案提出などの際に協力を呼びかける方針を示した。
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新内閣がいきなり強行採決では印象悪すぎると思われる。
選挙後国新斬りして欲しいから継続審議か廃案がいいけどそれじゃ民主が負けすぎるかw
【首相辞任】宙に浮く郵政法案 廃案か それとも強行突破か
2010.6.2 23:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100602/stt1006022324040-n1.htm
鳩山由紀夫首相の退陣表明により2日、国会審議がすべてストップした。16日の会期末を控え、首相指名選挙や新首相の所信表明演説などのため法案審議はきわめて窮屈になる。郵政改革法案などの重要法案は廃案の危機にあるが、与党は連立維持や選挙対策の観点から衆院に続いて強行突破する可能性を探っている。
首相指名選挙などのため、土、日曜を除くと、法案審議に使える日数は残り5日もないとみられる。民主党の平田健二参院国対委員長は2日の記者会見で「時間的余裕がなくなったので(成立させる)法案を絞り込まなければならない」と述べた。
郵政改革法案は、参院で審議にも入っていない段階にあり、成立が危ぶまれている。今国会で成立しないと、参院選の実施に伴って廃案となる。
国民新党の亀井静香代表(郵政改革・金融相)は2日の同党の集会で同法案の成立を強く訴えた。審議を短時間で終えて採決を強行すれば成立は可能だが、世論の批判は避けられない。逆に、成立しなければ、国民新党を支持する郵政関係票が目減りしかねず、民主、国民新両党の連立に亀裂が入る。どちらをとるか、民主党は厳しい判断を迫られている。
社民党が成立を求めていた労働者派遣法改正案は、衆院で審議中。与党内では採決しないまま衆院で継続審議にする声が出ている。
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衆参両院首相指名選挙の結果 2010/6/4 16:56 メールで記事を紹介する 印刷する
4日の衆参両院本会議での首相指名選挙の結果は次の通り。(敬称略)
【衆院】
投票総数 477票
(過半数 239)
菅直人 313票 (民主310+国民3)
谷垣禎一 116票 (自民116)
山口那津男 21票 (自民21)
志位和夫 9票 (共産9)
福島瑞穂 7票 (社民7)
渡辺喜美 5票 (みんな5)
平沼赳夫 5票 (立ち上がれ日本3+国守2)
舛添要一 1票 (鳩山邦夫1)
石川知裕は投票しなかった模様
【参院】
投票総数 237票
(過半数 119)
菅直人 123票 (民主122+松田?)
谷垣禎一 71票 (自民71)
山口那津男 21票 (公明21)
志位和夫 7票 (共産7)
福島瑞穂 6票 (社民5+糸数?)
舛添要一 6票 (改革6)
平沼赳夫 2票 (立ち上がれ日本2)
渡辺喜美 1票 (川田1)
大江と長谷川は投票しなかった模様
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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201006040260.html
東京選出首相56年ぶり 東工大卒は初めて '10/6/4
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民主党代表菅直人は4日、内閣制度が始まった1885年の初代伊藤博文から数えて61人目、戦後32人目の首相に。東京都選出は鳩山由紀夫の祖父鳩山一郎が就任した1954年以来56年ぶり。政治家一族出身ではない非世襲首相は村山富市以来で、東京工業大卒としては初めてとなる。歴代首相を各種データで振り返った。(敬称略)
▽山口が最多8人
吉田茂以降は選挙区、それ以前は出生地で都道府県別に「出身地」を数えると、最も多いのは山口で8人。伊藤、山県有朋ら明治の元勲に始まり、戦後も岸信介、佐藤栄作、安倍晋三を輩出した。戦後に限定すると福田赳夫、康夫親子や中曽根康弘、小渕恵三の4人を出した群馬がトップとなる。
東京出身は鳩山一郎のほか、戦前では高橋是清、近衛文麿、東条英機がいる。出身の首相がいない県は20ある。
▽歴代平均上回る
歴代首相の初就任時の平均年齢は62歳。菅は63歳でわずかに上回る。初代の伊藤が最年少で44歳、最高齢は終戦時の鈴木貫太郎で77歳。戦後に限れば52歳の安倍が最も若く、幣原喜重郎の73歳が最高齢だ。
▽2人続けて国立大
戦後の首相を出身大学別に見ると、吉田、佐藤、中曽根や鳩山由紀夫ら11人の東大が最多。次が早大で、森喜朗、小渕、福田康夫ら6人。橋本龍太郎、小泉純一郎の慶大と三木武夫、村山の明大がこれに続く。
上智大の細川護熙以降、学習院大の麻生太郎まで10人連続で私大出身者だったが、民主党政権になってからは国立大出身の首相が続くことになる。
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菅新首相、郵政改革法案が最初の関門 国会延長論も浮上
http://www.asahi.com/politics/update/0605/TKY201006040609.html
2010年6月5日3時2分
菅直人新首相にとって待ったなしの課題は、最終盤の国会をどう乗り切るかだ。連立を継続する国民新党が成立を強く求める郵政改革法案の取り扱いを誤れば、最大の正念場の参院選を前に政権が失速しかねない。
菅氏は党代表選出後、国民新党の亀井静香代表と会談した。同法案の「速やかな成立を期す」こと、民主、国民新、社民で合意した3党連立合意を「引き継ぐものとする」ことで合意し、連立維持を確認した。亀井氏は「今国会で成立させて参院選を堂々と戦う」と満足げに語った。
しかし、16日までの会期内に同法案を成立させることは困難だ。菅氏は4日の会見で「今国会で成立を期すことに全力を挙げていきたい」と、亀井氏に同調した。ただ、その一方で「基本は会期で終わるのが普通だが、新体制ができた中で議論が必要だ」と、延長に含みを持たせた。
与党内では2週間程度延長した上で、参院選を7月25日投開票とする案が浮上している。ただ、7月11日で固まっている日程を動かすことは、選挙準備を進めてきた参院側の反発を招く可能性がある。
一方、菅氏は会見で、小沢一郎幹事長が休止させていた党政策調査会を復活する考えを表明した。「政調会長が閣内の役職を兼ねることを検討してもいい」と述べ、政調会長を閣僚に起用して、同党が掲げる「政策決定の一元化」を強める考えを示した。
民主党は昨年9月以降、党所属議員からの政策提言は、各省政務三役が参加する政策会議で吸い上げる一方、自治体や業界団体などからの陳情は、窓口を幹事長室に一元化して政府に伝える仕組みを整えた。
だが、各省政策会議には権限が与えられず、形骸(けいがい)化。陳情改革は、幹事長室への権限集中を招いた。このため多くの議員に「政策に関与できない」という不満が強まり、党内から政調復活を求める声が高まっていた。
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>>327
出身大学をみると岡田(東大)、前原(京大)と順当に行けばしばらくは国立が続く感じですね。
次世代でみると枝野(東北大)、樽床w(阪大)、原口(東大)も国立
(七奉行で言えば玄葉が上智、野田が早稲田、仙谷は東大)
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>>329
暫く首相候補に困らない民主党ですねぇ。国立が多いのは非世襲の非金持ちの優秀なのが多いから…と云えるのかな?
後はちゃんと政権維持できるかなんですけどw
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自民党内閣での将来の首相候補というのは何だかんだ言っても「政府や与党内での仕事をきちんとこなして評価を高めた人たち」だった(それでも最後はあんなにグダグダになった)訳で。
翻って>>329にあげられたのって結局「野党の中で発言力があった人たち」というだけでは?
少なくても鳩山内閣でまともな実績を上げたと言えるのって枝野くらいでしょ。
岡田は外交機密文書問題で得点するも、普天間(総理の影響も考慮)で失点でややプラス止まり、前原に至ってはダム容認発言、個所付け問題、高速無料化問題、休日分散問題、トヨタ、JAL、普天間(総理の影響も考慮)など失点ばかり(得点あったっけ?)で大幅マイナスという印象ですが。
枝野も事業仕分け担当というある意味卑怯なポジションで「失敗しなかった」程度の評価もできるし、政権交代前には総理候補に上げられてた長妻なんて実務やらせてみたらダメだったって事か名前すら出てこないんですね。
原口はやろうとしてる事や方向性は評価してるんだけど、まだそれが実績に結びついてない感じだし。
これで「非世襲の非金持ちの優秀なの」と言われてもですねぇ、本気でこの辺を「首相候補」と呼ぶ気なんでしょうか?
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>>330
自分は逆に岡田 前原の先が居ない。そんな印象を持っているんですが。強いて言えば枝野でしょうが いまいちパッとしないような
>>331
産経新聞の方ですか?自民党総理で「政府や与党内での仕事をきちんとこなして評価を高めた人たち」って誰のことですか?
麻生?福田?安倍?小泉?森?小渕? 橋本くらいまで戻るんじゃないか?
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>>332
細野氏もいいと思いますよ。
自民党は見た目で選ぶ以外ないと思います
よ。後藤田氏や小泉氏のようなイケメンじ
ゃないと。
>>331
最近の自民党が駄目だから政権交代があっ
たわけで、自民党現職にはいないでしょう
ね。まだ民主党の方がましです。
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>>332
ふむ、じゃぁ逆に「政府や与党内での仕事をきちんとこなして評価を高めた」わけではない人って誰?
あなたの書き方だと小渕以降全部って事でOK?
一々書くのも面倒だから最近の人で判りやすい大きなものに絞るけど
安倍=北朝鮮問題に積極的に関与
福田=長期に渡る官房長官として政権の運営に寄与
麻生=政調会長や総務相として郵政民営化などの遂行
これらが彼らの評価の基板にある。
逆に言うと「これらがなかった」か「これらで失敗した」と仮定した場合、彼らが総理候補や総理として認められたかがそもそも怪しい。
別にこれがあんたらの頭の中で「社会的に良い事」だったかどうかはどうでも良いんだよ。
総理総裁を筆頭とした組織の中で、与えられた仕事をキチンとこなした、もしくは期待以上の成果を上げた、と周囲が認められるようならば良いんだ。
この程度の実績で良いから>>330の連中の誰か「鳩山総理代表から与えられた仕事」に対する実績を(>>331に書いた以外に)残しているのか?
ついでに言うが、こういう指摘をする人間は「即産経の回し者」みたいな発想しかできんのか己は?
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>>331
世間的な印象では331氏の印象とは違って前原の評価はあがったのではないでしょうかね。
メール事件で浮上は無いと思ってたけど首相候補として名が挙がってますしねぇ。
まだ政権交代して1年も経ってないので野党のなかで発言力有った人達を首相候補に擬して今後の閣僚としての仕事ぶりを見てくのがそんなに可怪しいとは思いませんけど。
長妻の名が出てこなくなったと云う事はそれなりに閣僚としての仕事ぶりで評価が上下してるとも云えるわけで。
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>>333
> 最近の自民党が駄目
というのはちょっと意味合いが違うんだよ。
>>334にも書いたように、部下(閣僚や党役員)はトップ(総理総裁、総理代表)の敷いた絵図面の上で踊るしかない。
せいぜいがその延長線上で期待以上の成果を上げる位しかない。
だから、トップの描いた絵図面が国民の意思や希望からずれていると、仕事をすればする程、トップだけでなく部下たちも含めた組織全体が国民から総スカンをクラってダメ出しされる。
そういう場合二つの解決策があって、一つは「トップに下からダメ出し」、もう一つは「別のトップがあのトップではだめだよね」とやるどちらかしかないんだが、
今までは自民党の中でこのどちらも出来ていたけど、選挙制度をいじくって後者を党内(派閥単位)でなく国会内(政党単位)でやるようになったんだよ。
副作用的に前者(組織内で下からの突き上げ)も難易度かかなり上がってる(麻生にしても鳩山にしても支持率が極度に低下するまでロクに手がだせない状態だった)。
だから「自民党現職にはいない」なんて断言してると早晩「民主党現職にもいない」となって「政治家は全部ダメ」か「とにかく素人で手垢ついてなけりゃ誰でも良い」となってくよ。
もう少し現実見ましょうよ。
>>335
前原のは単に「反小沢筆頭」って評価でしょ。
試しに「前原が小沢と手を組んで反菅に回った」なんて報道を出したら即死亡では?
「実績があってそこが評価されてる」というならどの仕事か教えてくださいませ。
> まだ政権交代して1年も経ってないので野党のなかで発言力有った人達を首相候補に擬して今後の閣僚としての仕事ぶりを見てくのがそんなに可怪しいとは思いませんけど。
判りませんかね?「今後の閣僚としての仕事ぶりを見てく」という意味での候補者として上げられてる名前なら特に何も言いませんよ。
>>330では「暫く首相候補に困らない」と言われています。
そこで上がってるのが「政権交代して1年も経ってない」のにメッキの剥げかかってきた人を筆頭にした「野党のなかで発言力有った人達」だって指摘なんですよ。
正直、民主党支持層(それもクリーンな民主党が好きそうな方々)は脳天気すぎないかと心配してるんです。
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>>336
自民党や民主党以外から出てくるかも知れ
ないし、先のことはわかりません。現時点
で自民党にはいないだけ。これから出てく
るかも知れないですよ。
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>>336
指導者として鳩はしょうもないと思ってましたから,これで少しは皆マシな仕事できるようになると期待してます。
1年弱ではなかなか出せる実績も出せないのでわ?>>334であげた安倍・福田・麻生の実績で1年弱で出せるものはそんなにないでしょうし。
いつか首相の器論争した名無しさんだと思いますが,ご心配の内容は一理あるとは思いますが,まあ未だそこまで心配してないのが実際の所です。
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>>338
> 一年弱ではなかなか出せる実績も出せないのでわ?
だからといってこのまま2〜3年続けていってもモノになってそうなやりかけの仕事ってのも余り見当たらない気がするんですが。
>>331で言うと原口について述べた部分が例外的というか、後は岡田の機密問題がどうなるかって位ですかね。
全体として、その閣僚によるグランドデザインや先見性に乏しい案件ばかりが散見されるような気がしてます。
一々書くと愚痴っぽくなるだけなんでやりませんが。
そういう意味では保留扱いの岡田原口以外の主要閣僚は総取替えしてしまっても良い位に感じてるんですよね。
週末挟んでかなり大掛かりな改造になりそうだし、個人的には前原か長妻どちらかだけでも更迭できたら菅を見直します。
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煽ってみたらレスついてるなあ
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都合が悪くなると釣りだとか煽りだとか言う人っていますよね。
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前原の仕事ぶりは政権発足直後から小生はかなり注目していて、行革、Air、鉄道、海上輸送、
土木建設、利水治水、宇宙あたりのスレに相当書き残しています。
チバQさんはもっと幅広い視点で、それぞれのスレに記事を残しています。
ダム容認発言、個所付け問題、高速無料化問題、休日分散問題、トヨタ、JAL、普天間…、
そうした単語を並べても、その単語に対する記事や我々のレスは数十単位であり、それぞれどういう経緯と
思惑で出てきた問題か、国会スレでは語りきれません。
とは板は政局・選挙だけでなく、政策面でもかなり細かく追っている板ですから、具体的な事例に対して
折々での経緯と思惑を踏まえ、お話しししていきましょう。
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>>342
自分も前原氏は鳩山内閣の中で頑張ってい
ると思っているのですが、メール問題もあ
ってちょっと評価が低いと思います。
田中康夫氏が叩くほどでもないと思います
。
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会期延長、今言えぬ…樽床国対委員長会見
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100604-612891/news/20100607-OYT1T00699.htm
民主党の樽床伸二国会対策委員長の7日の記者会見の要旨は次の通り。
◇
(野党側の鳩山首相と小沢氏の証人喚問、予算委員会の参考人招致の要求については)8日の野党の国対委員長会談の状況を受けて、判断したい。(小沢氏の政倫審の出席については)今、断定的には言えない。
(国会の会期延長の可能性は)すべてが何次方程式か分からないが絡まっている。会期延長の問題や、郵政改革法案、労働者派遣法案なども全部総合して考えなければならない。今どうだと申しあげることはできない。
(2010年6月7日23時48分 読売新聞)
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国民新党と新党日本は衆院で統一会派結成
へ。
(ソース@朝日新聞)
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>>345
衆院で統一会派=国民新、新党日本が合意
6月8日1時10分配信 時事通信
国民新党の亀井静香代表と新党日本の田中康夫代表が7日、衆院で統一会派を組むことで合意した。
参院選での選挙協力が狙い。田中氏は民主党会派に所属しているが、離脱する。
8日に両代表が記者会見し、発表する。
新会派は国民新党3人、新党日本1人の計4人で、名称は「国民新党・新党日本」とする。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010060800034
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>>345-346
なんと。。
親小沢の康夫ちゃんが小沢外しに反撥!?
それにしても最初は兄弟党で,次ぎに完全に断絶でその次ぎに統一会派とはなかなか因縁の二党ですねぇ。。
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http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100604-612891/news/20100608-OYT1T00634.htm
国会延長、政府・民主党内の意見が二分
菅新首相は8日午後に新政権を発足させるが、国会と参院選という二つの「関門」が早くも待ちかまえている。
会期末を16日に控えた今国会の会期を延長するかどうかは、政府・民主党内の意見が二分している。調整は難航しており、新政権、新執行部の力量を占う最初の試金石となっている。
会期延長は、「6月24日公示―7月11日投開票」が有力視される参院選の日程変更に直結する。延長幅は2週間が想定されており、延長の場合は、「7月8日公示―同25日投開票」にずれ込む見通しだ。
菅氏は延長の方向で検討するように指示したが、夏の参院選で改選を迎える民主党参院議員を中心に、「延長は野党に追及の時間を与えるだけだ。支持率低下のリスクが高まる」と延長反対論が強まっている。
新政権発足を受けたマスコミ各社の世論調査で、民主党の支持率が「V字回復」を果たし、早期の選挙戦突入が得策との判断が働いている。さらに、「郵政改革法案、労働者派遣法改正案、国家公務員法等改正案などの成立に野党が協力するはずがなく、会期を延長しても強行採決は避けられない」と、延長による法案処理によって、党のイメージダウンを懸念する向きも強い。
だが、延長しない場合、連立の枠組みが揺らぐ可能性が出てくる。
国民新党は郵政改革法案の今国会成立を強く求めており、同法案成立には、2週間以上の延長が必要と見られているためだ。同党の亀井代表は菅氏との間で、「郵政改革法案の成立を期す」との政策合意を交わしている。
菅氏も4日の記者会見で「(国民新党との)合意にそって全力を挙げていきたい」と述べた。民主党執行部にすれば、社民党が連立を離脱したばかりだけに、国民新党との関係悪化は避けたいという思いが強い。
一方、自民党など野党は、政治とカネの問題に絡み、小沢一郎前幹事長らの証人喚問を要求しており、これにどう対応するかも課題だ。自民党内には、「会期を延長して、政治とカネの問題で民主党を揺さぶった方がいい」との意見が出ている。民主党は「会期を延長すれば、政治とカネを巡り、政治倫理審査会や予算委員会の開会も必要になる。だが、このまま閉会すると、『疑惑隠し、政策隠し』と批判されかねない」と苦悩している。
夏の参院選は、菅民主党が、鳩山内閣の支持率急落に伴って離れた支持層を、どれだけ取り戻せるかが焦点だ。
首相交代や新執行部の発足により、政党支持率は回復基調にある。党内からは参院選で60議席以上を獲得し、単独過半数(122議席)を確保することも「再び視野に入ってきた」(参院幹部)と強気の声も出ている。
枝野幹事長は8日未明の民放番組で、支持率の回復について、「まだ『瞬間風速』なので、本当にしっかり仕事をしていかないと、どうにでも振れる数字だ」と述べ、楽観論を戒めた。
今後、民主党は各選挙区の情勢調査を行い、接戦の選挙区に集中的に人員や選挙資金を投入する方針。枝野氏自身も「全国行脚」をスタートさせ、新政権の政策をアピールして回りたいとしている。
ただ、野党は「表紙を替えただけで、民主党の政権担当能力の欠如、バラマキ体質は変わらない」と批判を強めている。普天間問題や宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題など、鳩山政権が積み残した課題にどう対応するかという課題も残る。対応を誤れば、「ご祝儀人気」も下落しかねない。
(2010年6月8日18時29分 読売新聞)
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国会:民主、郵政法案先送り提案 会期延長巡り調整続く
http://mainichi.jp/select/today/news/20100610k0000e010057000c.html
2010年6月10日 13時21分 更新:6月10日 13時52分
民主党の樽床伸二、国民新党の下地幹郎の両国対委員長は10日午前、国会内で会談し、今国会の会期延長問題について協議した。樽床氏は会期延長を見送り16日に閉会して、郵政改革法案は参院選後の臨時国会に先送りすることを正式に提案。これに対し、下地氏は「今国会中の郵政法案成立は(民主、国民新)両党党首間の約束だ」と強く反発、引き続き両党間で調整を続けることになった。
政府・民主党は会期を延長せず、夏の参院選を「6月24日公示、7月11日投開票」としたい考えだ。
これに関連し、仙谷由人官房長官は10日午前、国民新党の亀井静香代表と東京都内で会談。亀井氏が「今国会で成立させてほしい」と要請したのに対し、仙谷氏は「今国会でできるかどうかはともかく、連立合意で『速やかな成立を期す』という文言になっているので誠実に履行する」と答え、平行線だった。
民主党内では、郵政法案を今国会で成立させるには、会期を延長しても強行採決は避けられないとの見方が強く、仙谷氏は同日の会見で「国会運営も波静かとは言わないが、国会らしい審議でお願いしなければいけない」と述べ、強行採決は避けたいとの考えを示した。【朝日弘行、横田愛】
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国会会期延長でにらみ合う与野党 決められぬ民主 攻めあぐねる野党
2010.6.9 00:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100609/plc1006090033009-n1.htm
8日に誕生した菅直人新政権の喫緊の課題は、16日で会期末を迎える今国会を延長するかどうかだが、「対話」を強調する民主党新執行部は方針を決定できず、政権運営の稚拙さを早くも露呈してしまった。一方、野党は参院選を前に新政権に少しでもダメージを与えたいが、決定打はなく攻めあぐねている。(今堀守通)
「党内事情で国会に空白を生じさせたことにおわびしたい。これからはきちんと議論を重ねていく国会にしていくのでご協力いただきたい」
民主党の樽床伸二国対委員長は8日午後の与野党国対委員長会談で、野党の要求を無視し、強行採決を連発したこれまでの強権的な国会運営をわび、対話を重視する姿勢を打ち出した。
だが、野党側が「政治とカネ」問題をめぐり、衆院予算委での小沢一郎前民主党幹事長らの証人喚問などを要求すると、樽床氏は「9日にできるところまで返事をさせてもらいたい」と返答。山岡賢次前国対委員長との違いを鮮明にし、「脱小沢」をアピールしたかったようだが、さすがに野党の要求の丸のみはできなかった。
しかも樽床氏は首相の「晴れ舞台」である所信表明の期日さえ、野党に明示できなかった。会期延長をめぐり、民主党内では、国民新党との「信義」を重視し、延長して郵政改革法案を成立させるべきだとする意見と、支持率が高いうちに一気に参院選を行うべきだとの意見が交錯する。首相も方針を決めあぐねているのが実情なのだ。
一方、野党は、会期延長せず、6月24日公示、7月11日投開票の日程で参院選に踏み切られると手痛い。2週間ほど延長し、郵政改革法案を強行採決してもらった方が与党の横暴をアピールできるからだ。
このため、与党が延長に消極的で、野党が延長を求める「あべこべ現象」が起きてしまった。
自民党は8日、川崎二郎国対委員長の下に首相の過去の言動調査や疑惑追及に向けたプロジェクトチームを発足させた。川崎氏は記者会見で「『逃げるな、菅!』をこれからの自民党国対のキャッチフレーズにしたい」と息巻いた。
だが、「疑惑」といえるほどの材料は集まらず、初会合はほとんど雑談に終始したという。国会日程が決まらない上、首相の攻撃材料も乏しい。党内のイライラは募っており、このままでは民主党の政局が飛び火しかねない。
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会期延長問題「迷走している」 大島自民幹事長が批判
2010.6.10 13:37
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100610/stt1006101338012-n1.htm
自民党の大島理森幹事長は10日、今国会の会期延長問題について「衆参両院の予算委員会で十分な審議日程を取るべきだ。そのために必要であれば会期を延長すべきだ。早く判断してほしいが、迷走しているようだ」と述べ、菅政権の対応が遅いと批判した。党本部で記者団に語った。
国会会期問題で山口代表が批判「政権担当能力低い」
2010.6.10 13:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100610/stt1006101333011-n1.htm
公明党の山口那津男代表は10日の中央幹事会で、今国会の会期延長問題について「結論がいまだに出ないのは政権担当能力の低さを物語る」と述べ、菅政権を批判した。
同時に「何よりも優先すべきは衆参両院での予算委員会で、重要課題を議論することだ」と指摘した。
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荒井問題があって会期延長無しで押し切ったなら荒井GJだw
参院選:7月11日固まる 郵政法案、今国会成立見送りへ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100611k0000m010123000c.html
政府・民主党は10日開いた与野党国対委員長会談で、通常国会の会期を(1)1日延長し16、17日に衆参予算委員会を開く(2)会期末の16日に党首討論を行い会期は延長しない−−の2案を提案した。これにより、参院選の投開票日は7月11日になることが固まった。国民新党が求める郵政改革法案の今国会成立は見送りとなるが、同党は「連立離脱」をちらつかせて今国会の成立を迫っており、同党の対応が注目される。
民主、国民新両党は10日夕、幹事長、国対委員長会談を開き、民主党の枝野幸男幹事長は「郵政改革法案は会期延長しても成立は困難だ。参院選後に成立させる方が実現性が高い」と述べ、郵政改革法案の審議を参院選後の臨時国会に持ち越す考えを示した。
その約1時間後、東京都内で開かれた改選期の民主党参院議員のパーティー。輿石東参院議員会長は「7月11日になるであろう参院選に向けてもう30日だ。時間との闘いだ」とあいさつし、げきを飛ばした。党幹部は「民主党はもう変更はない。後は国民新党がどう判断するかだ」と語った。
民主党が強気なのは、菅内閣誕生で、鳩山前政権時代とは状況が一変したからだ。鳩山前政権は、政権末期の社民党の連立離脱が大きなダメージとなって首相退陣に至った。国民新党が「連立離脱」カードに期待をかけたのもそのためだ。しかし、わずか1週間で状況は変化していた。
最大の要因は内閣支持率の回復だ。民主党にとって、国民新党が持つ組織票「郵政票」は大きな魅力だったが、支持率回復でその重みは相対的に下がった。社民党の連立離脱に危機感を強め、「鳩山降ろし」に走った参院側は今回は早期参院選を求める原動力になっている。民主党参院幹部は「9日に(国民新党の支持団体の)全国郵便局長会(全特)の幹部に会い『臨時国会で必ず郵政改革法案を成立させる』と説明した。これで全特は民主党を支援する」と明かした。
政権の構造も前政権から変化した。鳩山由紀夫前首相は、連立重視の小沢一郎前幹事長の意向を無視できず、郵政改革法案の成立を目指してきた。だが、菅直人首相が「強い経済」とともに「強い財政」を標ぼうするのに対し、国民新党の亀井静香代表は積極財政論者。首相周辺からは「嫌なら、(国民新党は)出ていけばいい」と突き放す声も聞こえる。
菅氏と亀井氏は昨年12月、09年度2次補正予算の規模を巡って対立した。菅氏は財政規律の観点から1次補正の執行凍結分(2.7兆円)で収める意向だったが、亀井氏が大規模な財政出動を主張し7.2兆円まで増額。最終局面では、連立与党の党首級による基本政策閣僚委員会で、20分間も口論する一幕もあった。
今年3月には郵政改革案を巡り、亀井氏がゆうちょ銀行の預け入れ限度額の引き上げを首相の了解なく発表。仙谷由人氏が「国民的な議論が尽くされていない」などとかみついた。ゆうちょ銀行などの消費税減免の方針に対しても、菅氏が「聞いていない」と反発し、激論となっており、菅・仙谷ラインと亀井氏との政策対立は根深い。
首相は10日、枝野氏らを首相官邸に呼び直接指揮。同日昼には樽床伸二国対委員長に「きょう一日努力してほしい」と同日中の決着を指示した。民主党の中堅参院議員は「『脱小沢』が評価されたのは首相のリーダーシップ。今回も早期に決着させれば支持率はまた上がる」と指摘した。【大場伸也、横田愛】
毎日新聞 2010年6月10日 22時48分(最終更新 6月10日 23時00分)
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菅首相:地域主権改革3法案の成立微妙
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100611k0000m010091000c.html
菅直人首相は10日、首相官邸で全国知事会長の麻生渡福岡県知事ら地方6団体の代表者と会談した。麻生氏らは、国と地方の協議の場の設置などを柱とする地域主権改革関連3法案の今国会成立を求める要望書を提出。首相は「地域主権改革は菅政権に代わっても一丁目一番地の改革なので強力に推し進める」と意気込みを示す一方、「国会日程が大変厳しい」と述べ、成立は微妙な情勢だとの認識を示した。3法案は参院先議で参院を通過し、衆院で審議中。
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>>353-354
日付忘れてた
毎日新聞 2010年6月10日 21時07分
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100614/plc1006142042017-n1.htm
衛藤副議長が与党に苦言? 民主「唐突」と反発も
2010.6.14 20:42
衛藤征士郎衆院副議長(自民党会派を離脱中)が14日の本会議で「国会の権威と権限、国会議員としての誇りを堅持して、国民の信頼と負託に応えうる厳正な国会運営を強く要請する」と異例の呼び掛けをする場面があった。
今国会で与党が法案採決をたびたび強行したことや、菅直人首相誕生を受けて提案した予算委員会の開催を14日に一方的に撤回したことに対し、苦言を呈したとみられる。
ただ、こうした発言をする際は事前に議院運営委員会理事会などに通告するのが慣例。民主党からは「唐突な発言だ」(幹部)との反発も出た。
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永井陽之助を知らない世代が国会議員になってるんだなあ。でも、政治学をかじっていれば知ってそうな気もするけど。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100614-00000620-san-pol
故永井氏めぐり首相と渡辺氏が“まな弟子”対決
6月14日20時46分配信 産経新聞
拡大写真
衆院本会議に臨み、仙谷由人・官房長官(左)と話し込む菅直人・首相=14日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
菅直人首相が頻繁に取り上げている政治学者の故永井陽之助氏をめぐり、14日の衆院本会議では、首相と同じく永井氏の薫陶を受けたみんなの党の渡辺喜美代表が取り上げ、さながら“まな弟子”対決を演じた。
首相は東京工業大在学中、永井氏の授業に出席。卒業後も交流を重ね、恩師と仰いでいる。今月の民主党代表選や国会での所信表明、街頭での演説では、現実主義者として知られる永井氏の代表作「平和の代償」を挙げ、「外交は内政だ」と訴えてきた。
一方の渡辺氏はホームページで、早稲田大在学中、東工大に通い永井氏の授業を聞く「モグリ学生」だったことを告白。「永井政治学はその奥の深さと文章の華麗さでわれわれを魅了した」と敬愛してやまない。
その渡辺氏は14日の代表質問で、「永井先生は憲法9条について『改正すべきです』と答えた。首相はどう思うか」とただした。渡辺氏より6歳年上の首相は「永井先生とは長く親しくさせていただいた」と述べ、「兄弟子」の自負を強調。ただ、「憲法9条そのものを題材にした議論はしたことはない」とはぐらかした。
2人が永井氏をめぐって論戦した中、若手の民主党幹部からは「永井さんて、だれ?」との声も漏れる。昭和40年代に論壇をにぎわした現実主義者も、民主党では完全に過去の人のようだ。
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この前選出されたばかりなのにもう不信任案ってどうなん。
通常国会、16日閉幕=自民、内閣不信任案提出へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010061500831
第174通常国会は150日間の会期を終え、16日に閉幕する。菅政権の誕生に伴い、野党が要求した衆参予算委員会での本格論戦は行われないまま、与野党は7月11日投開票の参院選に突入する。
自民党は予算委開催を受け入れない政府・与党に反発。16日に菅内閣に対する不信任決議案を提出することを決めた。
国会は15日、参院で菅直人首相の所信表明演説に対する各党代表質問を実施。16日は閉会中審査の手続きなど会期末処理を行い、閉会する。
野党は、衆参両院で3日ずつの予算委開催を求めたが、政府・与党は拒否。また、民主党は15日、野党が申し入れていた与野党党首会談にも応じないことを決めた。(2010/06/15-19:27)
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>>357
向こうは菅に首班投票した訳でもないでしょうし、いつ選出されようが、やってる内容に不信任される名分を与えるような事してる以上関係ないのでは?
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法案成立率54%で過去最低=首相交代響く−国会
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010061500967
政府が今国会に新規提出した法案64本のうち、15日までに35本が成立した。国会は16日に閉幕、成立率は54.7%となる。大学運営臨時措置法の処理をめぐり混乱した第61通常国会(1968年12月〜69年8月)の55.8%を下回り、現行憲法下での最低を更新する。首相交代による混乱や会期延長の見送りなどが影響した。
成立した主な法律は、民主党が衆院選で公約した目玉政策である子ども手当法や高校授業料無償化法など。一方、重要法案のうち、郵政改革法案や公務員人事の一元化に向けた国家公務員法改正案は廃案に、また、国家戦略局設置を柱とする政治主導確立法案、製造業への派遣を禁止する労働者派遣法改正案などは継続審議となる。
◇主な法案の審議結果
【成立】
▽改正刑事訴訟法・改正刑法 殺人など凶悪事件の公訴時効撤廃
▽高校授業料無償化法 公立高校の授業料を徴収せず、私立高校生に就学支援金を助成
▽子ども手当法 中学卒業までの子ども1人あたり、月1万3000円を支給
【廃案】
▽国家公務員法改正案 中央省庁幹部人事を一元管理する「内閣人事局」を内閣官房に
設置
▽郵政改革関連法案 日本郵政グループを再編
▽地球温暖化対策基本法案 温室効果ガス25%削減を明記
【継続審議】
▽政治主導確立法案 国家戦略局設置など
▽地域主権関連3法案 国と地方の協議の場の創設など
▽労働者派遣法改正案 「登録型」派遣や製造業への派遣禁止
▽国会改革関連法案(議員立法) 官僚の国会答弁を制限
(2010/06/15-21:08)
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国会運営の稚拙さ露呈=「政治とカネ」深まらず−民主
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201006/2010061500947&rel=j&g=pol
16日に閉幕する通常国会では、政府・与党が重要課題と位置付けた法案の多くが成立先送りとなる。参院選を控えて窮屈な審議日程が事前に想定できたにもかかわらず、法案の優先順位付けを行わないまま場当たり的な対応に終始したためだ。民主党は与党として初めて臨んだ通常国会で、強行採決を連発するなど稚拙さを露呈した。
今国会は1月18日に召集された。2010年度予算は戦後5番目の早さとなる3月24日に成立。民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)の柱である子ども手当支給法、高校授業料無償化法も年度内に成立し、前半は与党ペースで進んだ。
ところが、後半国会になると状況は一変。郵政民営化を見直す郵政改革法案は、政府・与党内の調整に手間取り、国会提出が4月末へと大幅にずれ込んだ。
国家戦略室を局に格上げする政治主導確立法案について、民主党は当初、官僚答弁を制限する国会改革関連法案との並行審議を目指したが、野党の抵抗を受けて断念。国家公務員法改正案の処理を優先したため、政治主導法案は5月中旬にようやく審議入りした。
会期延長の是非や、どの法案を優先するかといった基本方針をぎりぎりまで固め切れなかったことから、終盤国会で与党はわずか1日の委員会審議で郵政法案の採決に踏み切るなど強行採決を連発。「国会軽視だ」(自民党国対幹部)と反発する野党との対立が先鋭化した。
結局、鳩山由紀夫前首相の退陣に伴う「政治空白」や、民主党新執行部が会期延長しない方針を決めたことが影響し、郵政法案や公務員法改正案は廃案に、政治主導、国会改革の両法案は継続審議となる。
小沢一郎民主党前幹事長や鳩山氏らの「政治とカネ」の問題も、議論は深まらなかった。野党は、小沢氏ら関係者の国会招致を繰り返し求めたが、参院選への影響を恐れた政府・与党は真相解明に及び腰。菅直人首相は15日の参院代表質問で「(小沢、鳩山両氏の)2人とも政治責任を取り、辞任という重大な判断をした」と述べ、幕引きを狙う姿勢を鮮明にした。
野党時代に自民党議員の疑惑追及に熱心だった民主党の「変身」には、「逃げてばかりだ」(公明党幹部)との批判が上がる。ただ、野党側も小沢氏らの問題に関し、予算委員会の質疑ではマスコミ報道を確認するにとどまるなど、攻めの甘さが目立った。(2010/06/15-20:32)
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>>357
鳩山に突きつけられないまま逃亡されて、谷垣に対する党内での突き上げが強まったのはあるでしょうね。
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>>361
個人的には鳩山の時に間に合わず出せなかったという大失態を演じたので大義無く出してきた感じが強いですねー。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010071200973
「共闘」、早くも足並みの乱れ=参院議長人事で野党
参院での与党過半数割れを受け、野党共闘の試金石になるとみられた参院議長人事への対応をめぐって12日、野党内で足並みの乱れが表面化した。自民、みんなの両党は、民主党が握る議長ポスト獲得への意欲を示すが、公明党が「参院の慣例」を理由に、一線を画す姿勢を鮮明にしたためだ。
7月末にも召集される臨時国会で、野党側から議長を出す構想は、参院選で「民主劣勢」が伝えられた選挙戦終盤からささやかれ始めた。
参院議長は、「第1会派から」との慣例に従い、民主党出身の江田五月氏が務めている。しかし、みんなの党の渡辺喜美代表は11日夜の記者会見で、野党側から新議長を出すべきだと提起。自民党の谷垣禎一総裁も12日未明の会見で「通常国会で首相問責決議案を上程せずに握りつぶした江田議長の続投は認められない」と呼応した。
もっとも、今回の参院選で自民党は改選第1党になったとはいえ、非改選を合わせると第2党のままで、民主党が最大勢力であることに変わりはない。このため、公明党の山口那津男代表は同日、「第1党が議会の要職を占めるというルールは確立している」と難色を示した。
自民党内からも異論が上がった。12日の役員会。谷垣氏は「今後は参院が主戦場となる。他の野党と連携を取りながら、しっかりやっていただきたい」と呼び掛けたが、尾辻秀久参院議員会長は「参院のことは放っておいてくれ」とクギを刺した。
尾辻氏にとって、谷垣氏の言動は参院自民党への「越権行為」と映ったためだが、「対民主党で野党の共闘態勢を築く前に、野党内の溝を露呈するのは得策でない」との判断もあったようだ。(2010/07/12-19:35)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100712-OYT1T00798.htm
自民が参院議長など要求、他の野党と調整へ
自民党は12日、参院での与党過半数割れを受け、参院の主要ポスト獲得に向け、他の野党と調整に入る方針を固めた。
参院では現在、議長、議院運営委員長、予算委員長を民主党が握る。大島自民党幹事長は同日午前、党本部で記者団に「議長だけでなく、野党として互いの共通認識を作る話し合いはしなければならない」と述べた。同党は川崎二郎国会対策委員長を中心に、野党間で調整する方針だ。
ただ、公明党の山口代表は12日午前の記者会見で「原則として第1党が議会の要職を占めるルールが確立しているととらえている」と述べ、野党が共闘して議長などのポストを得ることに慎重姿勢を見せた。
(2010年7月12日18時12分 読売新聞)
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【政治】国民新党、参院での民主党との統一会派を解消
国民新党の下地幹郎幹事長は13日午後、都内で記者団に、
参院での民主党との統一会派を解消すると、同党に伝えたことを明らかにした。 (2010/07/13-17:07)
記事引用元:時事ドットコム(2010/07/13-17:07)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010071300682
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>>365
新党日本=平井はどうするんですかね?
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100713-OYT1T00747.htm
国民新党、参院での民主との統一会派離脱へ
国民新党は13日、参院で民主党とつくる統一会派「民主党・新緑風会・国民新・日本」から抜ける方針を決めた。
下地幹事長が同日、記者団に明らかにした。 同党は、連立政権には、引き続き、とどまる。与党としての立場は実質的に変わらない見通しだ。
国民新党は14日に参院事務局に、党所属の参院議員6人(うち3人は、参院選で落選または今月中に引退予定)の離脱と、新会派を届け出る予定だ。参院での与党過半数割れを受け、社民党など他党との連携を進めるうえで、主導的な役割を果たす狙いがあるとみられる。
下地氏は、統一会派解消の理由について、「参院において、もう少し国民新党らしさを出したい。(統一会派では)党の個性が出ない」と記者団に説明した。
民主党との関係については、「協力はこれからもしていくし、連立の形も変わらない」と強調した。
(2010年7月13日19時36分 読売新聞)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010071300648
参院会派拡大を模索=社民
社民党は13日、党本部で三役懇談会を開き、参院選の当選者が改選3議席に満たない2人にとどまったことを受け、今後の対応を協議した。党所属参院議員が4人に減り、本会議での代表質問に必要な5人に足りなくなったことから、無所属の糸数慶子参院議員の会派入りや他党との統一会派結成を模索していくことを決めた。
また、党大会に代わる全国代表者会議を来月27日に開き、選挙戦の総括を行うことにした。(2010/07/13-16:33)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010071302000071.html
<スコープ>色めく野党 共闘模索 議長・解散 戦術に温度差
2010年7月13日 紙面から
参院選で与党の議席が過半数を大きく割り込んだことで、自民党に加え、第三極として独自色の発揮を目指す公明党とみんなの党も勢いづいている。この三党は、菅政権を追い込むという点では利害が一致し、共闘の動きも見せているが、焦点の参院議長ポスト奪取や衆院解散要求をめぐっては温度差もある。 (原田悟)
自民党の川崎二郎国対委員長は十二日未明、参院選の大勢判明を受け、みんなの党の山内康一国対委員長と電話で会談。野党で参院議長ポストの獲得を目指すことを確認した。
参院の新勢力は、過半数が百二十二議席なのに対し、自民、公明、みんなの合計が百十四。第一党の民主党から議長を選出するのが慣例だが、三党結束を前提に、ほかの野党の協力を取り付ければ過半数に届き、野党系議長を誕生させられる。自民党は各党と調整を進める方針だ。
三党は、先の通常国会で与党の対応が横暴すぎたという認識は共有している。中でも、みんなの党の渡辺喜美代表は江田五月参院議長(民主)を「とんでもない国会運営をやらかした」と酷評。野党統一の議長候補擁立を主張する。
ただ、公明党の山口那津男代表は、約三千人の党所属地方議員を抱える事情から「地方議会を通じ、比較第一党が議会の要職を占めるルールが確立している」と慣例の逸脱には慎重だ。
自民党にも執行部に「議長は、与党の攻撃にさらされる危険がある。一つでも多くの委員長ポストを獲得すべきだ」と異論があり、党内外の足並みはそろっていない。
一方、早く衆院を解散して信を問え、という解散要求でも、みんなの党が突出している。参院選で躍進し、今が旬。政界再編が究極の目標だけに、渡辺氏らは「過渡期は短い方がいい」と首相の決断を促す。
自民党の谷垣禎一総裁も「一刻も早く解散すべきだ」と繰り返している。ただ、自民党は参院選に総力を傾注していたため、次期衆院選では小選挙区の約三分の一で候補者が未定で、準備不足は明らか。
幹部は「これから一年の民主党の国会対応が見ものだ」と、お手並み拝見の構え。今のところ、本気で早期解散に追い込もうというよりも、政権揺さぶりの狙いの方が大きいようだ。
公明党は「国民は民主党政権に対してノーの審判を下した」との声明を発表したが、山口氏は衆院解散については「現在のところ考えていない」と求めない意向。来春の統一地方選に全力を挙げたい考えとみられ、野党共闘が進む気配はない。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100712/elc1007122235102-n1.htm
[参院選]野党共闘さて みんなの発言力強化に警戒も 自民は谷垣総裁続投も… たちあがれ、改革は新たな模索 (1/2ページ)
2010.7.12 22:34
参院選で勝利した自民党とみんなの党は、参院での議長ポスト獲得に向け、他の野党と共闘していく方向で動き出した。ただ、議席を1から11へ大躍進させたみんなの党が発言力を増したことに自民党など他の野党は警戒感を強めており、主導権争いに発展する可能性もある。一方、たちあがれ日本と新党改革は、国民新党などを巻き込み、新たな局面打開を模索しており、野党の足並みがそろうにはなお時間がかかりそうだ。(今堀守通)
みんなの党の渡辺喜美代表は12日、朝から夜までテレビ局に引っ張りだこだった。番組では民主党との連立の可能性を突っ込まれたが、「向こうがアジェンダ(政策課題)を丸のみすれば別だが、連立はありえない」と繰り返し否定。「民意が出たのだから菅内閣は潔く退陣すべきだ。辞めないのならば早急に衆院を解散するのが憲政の常道ではないか」と気勢を上げた。
また、今後の国会対応について「とんでもない国会運営をやってくれた江田五月参院議長は代わっていただき、野党共同候補について早急に協議を開始したい」と述べ、議長取りへの野党共闘を呼びかけた。
自民党は12日午後に党本部で役員会を開き、谷垣禎一総裁の続投を確認した。谷垣氏は「自民党の再生や改革が国民から評価された。統一地方選、衆院選の準備も進めたい。党役員は今のままの体制で(任期切れの)9月まではやっていく」と大島理森幹事長らの当面の留任を決めた。
また、谷垣氏は「参院が主戦場となる」と指摘し、「他の野党とも連携を取りながらやっていただきたい」と連携工作を活発化させるように指示した。
役員会後、大島氏は記者会見で「ねじれ国会の苦しみは身をもって知っている。議論するのは当然だが、議論に耐えられないならば内閣は存在する意味がない」と述べ、かつて民主党に煮え湯を飲まされた同意人事や日切れ法案での徹底抗戦をにおわせた。
ただ、自民党内には「お家芸」の内紛がなおくすぶる。役員会で河野太郎幹事長代理が「これで改革が止まったようになるのは絶対ダメだ」と述べ、執行部の早期刷新を要求。テレビ番組では「参院選は完全に民主党のオウンゴールだ。自民党はボールに触れてもいない」と皮肉った。
また、みんなの党の「勇み足」に警戒心も広がる。参院自民党幹部は「いきなり手の内をテレビで明かしてどうするんだ」と不快感を表明。公明党の山口那津男代表は「比較第一党(民主党)が要職を占めるという暗黙のルールが確立している」と述べ、共産党を含めた野党共闘の難しさを指摘した。
新党改革の舛添要一代表は12日、「ちょっと一呼吸置き、落ちついて戦略を練りたい」と与党との連携の可能性を示唆。たちあがれ日本の平沼赳夫代表は、国民新党との連携について「門戸を閉じない」と含みを持たせた。与謝野馨共同代表は舛添氏との連携を探っているとみられ、新党間の合従連衡が始まる可能性もある。
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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201007130235.html
参院議長人事で駆け引き 野党、民主党をけん制 '10/7/14
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参院での与党過半数割れを受け、新たな参院議長選出をめぐる駆け引きが続いている。非改選議員を含めれば依然第1党の座にある民主党から選出するのが慣例だが、みんなの党は野党から議長を選出すべきだと主張し自民党も同調。だが、公明党などは慎重姿勢で実現には疑問符が付く。民主党をけん制して国会運営で柔軟姿勢を引き出す狙いがありそうだ。
いち早く「野党議長」を唱えたのは、みんなの党の渡辺喜美代表だ。参院選当日の11日夜、記者会見で「野党共闘で新しい人物を選ぶ」と表明。自民党の谷垣禎一総裁も「乱暴な国会運営を引き継ぐのなら(与党から)議長を出すべきではない」と呼応した。
江田五月議長(民主党)は今回の参院選で議席を得ており、議長再選は可能。ただ、野党は先の通常国会で、江田氏の議事運営に不満を強めて不信任決議案を提出しており、渡辺氏は「議長交代は当然」と訴える。
衆院では1993年に細川政権が発足した際、連立与党が社会党の土井たか子氏を議長に選出。第1党だった自民党が副議長に回った例がある。
今回も野党が同一行動を取れば議長ポストを取れるが、公明党の山口那津男代表は「比較第1党が要職を占める暗黙のルールが確立している」と指摘。国会の慣例を崩すことには消極的だ。
自民党側にも「野党が結束すれば議長不信任案を可決できる。議長ポストを取るより、不信任カードを握っている方が国会の主導権を握れる」(参院幹部)との思惑があり、最後まで議長に固執する雰囲気はない。みんなの党と足並みをそろえるのも、野党共闘構築に向けた環境整備との見方が強い。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010071300643
参院議長は民主から=社民・重野幹事長
社民党の重野安正幹事長は13日の記者会見で、参院議長人事への対応について「議長は(比較)第1党から出すのが常識。第1党は民主党だ」と述べ、野党共闘で野党から選出すべきだとする、みんなの党の主張に反対する考えを示した。(2010/07/13-16:28)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100712/elc1007120403042-n1.htm
【参院選】ねじれ再び…首相立ち往生か 議長ポスト狙う野党、問責決議も視野 (1/2ページ)
2010.7.12 04:01
このニュースのトピックス:参院選2010
選挙の大勢が判明し、民主党開票センターで会見する菅直人首相=12日未明、東京都千代田区のホテルニューオータニ(酒巻俊介撮影) 参院で与党が過半数を割り込んだことで、衆参ねじれが再び生じることになった。7月末の臨時国会で自民党など野党が参院議長ポストを押さえて主導権を握れば、郵政改革法案など重要法案の審議は軒並み滞る。首相に対する問責決議案が可決する公算も大きくなり、菅直人首相は早々に立ち往生しかねない。(佐々木美恵)
国会法の規定では、改選議員の任期が始まる7月26日から30日以内に臨時国会を開き、参院の正副議長の選出や議席の確定を行わなければならない。政府・民主党は1週間ほどで閉会する方針だが、ねじれを受け、冒頭から混乱する公算が大きい。
民主党が参院での主導権を握るためには、みんなの党や公明党などを念頭に連立工作を進めて過半数を回復しなければならないが、両党はすでに連立に消極的な姿勢を示している。このため、民主党は政策ごとに他党と提携するパーシャル(部分)連合に事態打開の望みをつなぐことになりそうだ。
自民党は議長ポスト奪取に向け、野党共闘を画策する。共産党が同調するかどうかがカギとなるが、議長ポストに加え、議院運営委員長まで野党が押さえれば、民主党は参院運営の主導権を完全に奪われる。
首相に対する問責決議案も野党の思惑通りにいつでも可決できるようになる。たとえば秋の臨時国会で首相の問責決議案が可決されれば、首相はそれ以降は参院本会議出席さえままならなくなる。
そうなれば国民新党が最重視する郵政法案の成立は絶望的となる。首相は、国民新党の亀井静香代表と6月11日に「郵政法案を臨時国会の最優先課題として速やかな成立を期す」との覚書を交わしており、批判は免れない。
社民党との関係修復も難しい。8月末までに米軍普天間飛行場移設問題で辺野古崎(沖縄県名護市)の滑走路の工法などを具体化しなければならないからだ。「県外移設」を求める社民党は当然承服しない。
平成19年の参院選で自公政権が過半数割れした際、小沢一郎前幹事長や鳩山由紀夫前首相らは「直近の民意はわれわれにある。憲政の常道に従い、政権運営を譲るか、衆院を解散すべきだ」と主張した。主導権を得た参院では慣例を無視した国会運営を続けた。今後はすべてブーメランのように民主党に返ってくる。
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>>366-367
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100714-OYT1T00577.htm
国民新、社民に統一会派呼びかけ…衆参両院で
国民新党が社民党に対し、衆参両院での統一会派の結成を呼びかけていることがわかった。
国民新党幹部が14日午前、明らかにした。衆院で統一会派が結成されれば、民主党会派と合わせた議席数は318となる。定数が480の衆院は現在、欠員2で、慣例で採決に加わらない横路議長も除くと、両会派で衆院の3分の2の議席に達することになり、参院が否決した法案の再可決が可能になる。
国民新党は、衆院での再可決により、労働者派遣法改正案や郵政改革法案を成立させたい考えだ。すでに社民党の重野幹事長に打診しているが、社民党は回答を保留している。社民党内では「政策実現のためには統一会派も必要だ」という前向きな声もあるが、「党の独自性が失われる。与党との統一会派は支持者に理解されない」という慎重論が強い。
(2010年7月14日14時19分 読売新聞)
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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100714/stt1007141137005-n1.htm
議長は第1党が「常道」も、自民・谷川参院幹事長が江田氏交代を要求
2010.7.14 11:35
自民党の谷川秀善参院幹事長は14日午前のテレビ朝日番組で、参院議長選出に関し「憲政の常道は守るべきだ」と強調した。慣例通り第1党の民主党から選出すべきだとの考えを示した発言だ。
ただ通常国会で自民党など野党が江田五月参院議長の不信任決議案を提出した経緯を踏まえ「これにけりをつけていただかないと次にはいけない」と指摘し、江田氏の交代を求めた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010071400352
江田参院議長交代へ=後任に輿石氏ら浮上−民主
民主党は14日、参院議長人事について、江田五月議長を交代させる方向で調整に入った。参院で与党が過半数割れする中、通常国会での江田議長の議会運営に野党が反発しており、円滑に臨時国会に入るには議長の交代が必要だと判断した。後任には輿石東参院議員会長や西岡武夫議院運営委員長が浮上している。
参院では議長を第1党から選出する慣例があるが、参院選の結果、野党が参院で多数を占めることになったため、連携して議長ポストを獲得しようとの動きがある。しかし、公明党は慣例通り議長を第1党の民主党から選出すべきだとの立場を崩しておらず、野党の足並みがそろっていないため、実現は困難な情勢だ。
このため民主党は、通常国会で首相問責決議案の本会議採決を見送るなど「強行的な国会運営」と野党が反発している江田議長の交代で、野党側の理解を得たい考え。その上で、慣例通り議長は第1党の民主党、副議長は第2党の自民党から選出することで事態を収めようとしている。
参院副議長には自民党の谷川秀善参院幹事長らが取りざたされている。(2010/07/14-12:17)
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http://www.asahi.com/politics/update/0715/TKY201007140599.html
民主参院会長、輿石氏留任へ 議長候補は西岡氏軸に調整(1/2ページ)2010年7月15日7時30分
民主党は14日、輿石東参院議員会長を留任させる方向で最終調整に入った。参院選で与党が過半数割れとなり、衆参各院で多数派が異なる「ねじれ国会」を乗り切るため、重鎮の輿石氏を党務に専念させて守りを固める方針だ。これに対し、改選第1党の自民党は「早期の衆院解散・総選挙」を掲げ、野党共闘へ連携を強める。最初の攻防は参院議長選。民主党は西岡武夫参院議院運営委員長を推す声が強い。
「輿石氏の続投で大丈夫だろう」。参院幹部は14日、期待を込めて語った。党内からも「大幅に議席を減らした参院は輿石氏以外ではまとまりがつかない」(中堅議員)との声が強く、参院議員会長の留任が党内の大勢となった。
輿石氏は2006年に会長に就任。07年参院選で民主党が比較第1党に躍り出ると、自民、公明両党の連立政権下で「ねじれ国会」の運営を主導した。今回、過半数の122議席を大幅に下回る106議席にとどまることになり、参院を取りまとめるには輿石氏の経験に頼るしかないとの声が広がった。
輿石氏は小沢一郎前幹事長との信頼関係が強く、小沢氏も輿石氏について「お互いに気持ちは一つ」。菅直人首相の「消費税10%」発言で参院選で敗北しただけに、参院側には不満も募る中、小沢氏との近さが輿石氏への期待につながっている面もある。
会長人事の決着が見えたことで、今後の焦点は参院議長人事に移る。現在の江田五月議長は6月の通常国会会期末に、野党側が提出した議長不信任決議案を採決せずに閉会した。この手法に野党側は反発を強めており、民主党内でも「江田氏の続投は難しい」との見方が強い。
後任議長の筆頭として名前が挙がっているのは、党重鎮の西岡武夫参院議院運営委員長だ。小沢氏が新進党党首時代の幹事長を務め、自由党結党時も行動を共にするなど小沢氏にも近い。
この他、当選回数の多い直嶋正行経済産業相や北沢俊美防衛相らの名前も挙がっているが、現職閣僚を議長に起用するには内閣改造を伴うことになり、西岡氏を軸に調整が進みそうだ。
「こちらの狙いはすべて、民主党を解散・総選挙に追い込むことにある」。野党で共闘し、議長や議院運営委員長ポストを取りに行く背景について、自民党のある幹部はこう解説する。
さっそく複数の名前が野党の統一議長候補として取りざたされはじめた。
参院自民党では中曽根弘文元外相、尾辻秀久参院議員会長、山東昭子副議長らの名前が挙がる。一方、幅広い合意形成のため、自公政権時代の協力をもとに公明党重鎮の草川昭三氏を推す声もある。
とはいえ、これまでの慣例にこだわる動きや迷いもみられる。
「憲政の常道は守るべきだ」。参院自民党の谷川秀善幹事長は14日のテレビ番組で、慣例通り、参院議長は比較第1党の民主党から出すべきだとの考えを示した。
その後、尾辻氏とともに党本部で谷垣禎一総裁と大島理森幹事長に会い、「参院のことは参院で決めますから」と伝えた。
公明党の山口那津男代表も投開票翌日の記者会見で、「国会の枢要な役職には暗黙のルールがあった。比較第1党が主要な地位を占める。議長にしても議運委員長にしても、議会運営の要だ」。野党共闘よりも、慎重姿勢に軸足を置いていた。
だが、勢いに乗る野党の主戦論者がかみ付いた。みんなの党の渡辺喜美代表は「自民党や公明党はさっそく腰が引けて、『議長は第1党から出すんです』なんて言っている。与党ボケだ」と指摘。すると、山口氏は14日のBS放送に出演し、前言を翻した。
「江田議長は通常国会の会期末にかなり乱暴な運営をやってきた。(参院議長を)民主党から出すべきだと明言したことはない」(園田耕司、南彰)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100716k0000m010113000c.html
民主党:輿石参院会長再選へ 議長は西岡氏軸に検討
参院民主党は15日、選挙管理委員会(岡崎トミ子委員長)を開き、議員会長選挙を「21日告示・29日投票」の日程で行うことを決めた。与党の過半数割れで混乱が予想される国会運営での結束を重視し、ベテランの輿石東参院議員会長の続投を求める声が強く、無投票で輿石氏が再選される方向。江田五月参院議長の後任には、西岡武夫参院議運委員長を軸に検討しているが、みんなの党などが「野党統一候補」を立てて議長ポストを奪取する動きに出ており、与野党間の調整に手間取る可能性もある。【高山祐、木下訓明】
民主党では当初、議長候補として輿石氏と西岡氏が浮上した。ただ「ねじれ国会」の指揮を執る議員会長ポストの重みが増すのは確実で、参院幹部は15日、「輿石氏がまとめ役としてとどまることを求める声が圧倒的だ」と語った。
西岡氏は小沢一郎前幹事長とも近く、国会運営にも通じている。しかし野党には「強引な国会運営を行った当事者」との反発がある。「野党も納得できる候補者を選ぶしかない」(参院民主党幹部)との声があり、30日召集予定の臨時国会開会ぎりぎりまで調整が続く可能性がある。
一方、自民、公明、みんなの3党幹事長らは15日、東京都内のホテルで臨時国会への対応を協議し、公平・公正な議会運営を民主党に求める方針で一致した。野党統一候補をめぐっては、自民党内にも「憲政の常道」を理由に民主党に譲るべきだとの意見があり、会談ではこうした立場の違いを封印した。
野党は、通常国会で横路孝弘衆院議長と江田五月参院議長に与党寄りの姿勢が目立ったとして強く反発。民主党が「西岡議長」を提案しても認めない構えで、野党統一候補をちらつかせて譲歩を引き出す作戦だ。
野党統一候補に一時慎重姿勢を示した公明党の山口那津男代表は14日夜のBSフジの番組で「第1党の江田議長が乱暴な運営をした。民主党から出すべきだと明言したことはない」と語り、自民、みんな両党に足並みをそろえている。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010071802000072.html
参院議長ポスト 野党狙わず?
2010年7月18日 朝刊
与野党逆転した参院で議長ポストを奪いにいくかどうかをめぐり、野党間で思惑が交錯している。与党を追い込む態勢を整えるという方向性は共通しているが、具体論では意見はバラバラ。野党7党は週明けに対応を協議するが、調整が難航する可能性もある。 (金杉貴雄)
参院議長は歴代、慣例で第一党から選出されてきた。民主党は参院選で負けたが、新勢力の議席は百六。自民党の八十四を上回る第一党の座を維持し、本来なら議論の余地はない。
しかし、先の通常国会で、江田五月参院議長が菅首相への問責決議案、江田氏自身への不信任決議案を採決せずに閉会したため、野党側は「憲政史上にない暴挙だ」(谷垣禎一自民党総裁)と反発。連携を強める自民、公明、みんなの三党の中には、民主党を上回る合計百十四議席の「数の力」で議長を取りに行くべきだという強硬論もある。
ただ、一貫して議長奪取を主張し続けているのは、みんなの党だけ。同党の渡辺喜美代表は十六日の記者会見でも「野党統一の議長を選出したらいい」と強調した。
これに対し、自民党にも主戦論は強く「野党がまとまるなら、議長を公明党に譲ってもいい」との声も出ている一方、谷川秀善参院幹事長は「議長は長年、憲政の常道で第一党から出ている」と指摘。もともと積極的でない公明党の参院幹部も「今まで通りやればいい」と同調する。
実は、自民党の最大の狙いは、議会の段取りを実質的に仕切る議院運営委員長との見方が強い。
議長は最高責任者だが、実務は少ない。議運委は本会議の日程や、法案の委員会付託を決めるため、委員長の権限は絶大。参院選の結果、議運委は野党が過半数を占める見通しになっており、主導権も握れる。一連の自民党の言動には、与党に議長奪取をちらつかせながら、議運委員長の確保を狙う駆け引きの雰囲気も漂う。
もっとも、三党が結束し、他の野党とも協調しなければ与党からつけ込まれる可能性がある。野党第一党の自民党が調整力を発揮し、各党が納得できる結論を導き出せるかどうかが、ポスト争奪戦の成否を握っている。
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100721-OYT1T00987.htm
国民新党と社民、参院統一会派先送り
国民新党と社民党は21日、参院での統一会派結成を当面見送ることで一致した。
統一会派構想は国民新党側が打診したが、同党内に慎重論が浮上した。国民新党の森田高政調会長は21日、社民党の又市征治副党首と電話で会談し、9月の臨時国会に向け、改めて協議することを確認した。
両党は衆院での統一会派結成はすでに断念している。
(2010年7月21日20時41分 読売新聞)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010072800942
参院議長に西岡氏、民主方針=自民・尾辻氏が副議長有力
30日召集の臨時国会で選出される参院議長人事について、民主党は江田五月議長の後任に、西岡武夫参院議院運営委員長(74)を推す方針を固めた。一方、自民党は野党統一候補を模索していたが断念し、副議長候補を提示する方向で調整中だ。副議長候補は尾辻秀久参院議員会長(69)が有力となっている。
民主党は28日の参院与野党国対委員長会談で、「第1会派(民主党)から議長、第2会派(自民党)から副議長」とする方針を説明。野党側は持ち帰ったが、正副議長に関しては従来の慣例に従う方向だ。自民党は議運委員長ポストの獲得を目指す。
議長人事をめぐっては、参院で過半数を握った野党内から統一候補を擁立し、選挙に持ち込むべきだとの主戦論があった。しかし、共産、社民両党が反対し、公明党も慎重姿勢を崩していない。
議長候補の西岡氏は、参院当選2回(衆院当選11回)。文相、自民党総務会長、新進党幹事長などを歴任し、2003年に民主党入りした。一方、副議長候補には当初、自民党の谷川秀善参院幹事長が取りざたされたが、党執行部は、閣僚経験や参院議員会長を務める尾辻氏が適任と判断した。(2010/07/28-19:38)
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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201007300236.html
自民、参院議長選で白票 民主の国会運営けん制 '10/7/30
自民党は30日、民主党の西岡武夫氏が選出された参院本会議の議長選挙で白票を投じた。一方、民主党は自民党が副議長に推した尾辻秀久氏に投票する「低姿勢」。与党過半数割れを踏まえ、自民党が民主党の国会運営をけん制した格好だ。
自民党は本会議前の議員総会で、白票による投票を指示。参院幹部は「民主党からの議長選出には同意したが、西岡氏が議院運営委員長として3年間続けた強行的な国会運営はやはり承服できない」と解説した。
これに対し、民主党の輿石東参院議員会長は議員総会で西岡、尾辻両氏の名前を書いた紙を掲げ、「両名を書いていただきたい。自民党とみんなの党は西岡と書けないと言っているそうだが、どうでもいい」と指示した。
議長選挙で西岡氏は過半数の139票を獲得。西岡氏以外の得票は白票88票、みんなの党の江口克彦氏11票、尾辻氏が1票だった。副議長選挙は尾辻氏235票、白票5票だった。
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野党共闘道のり遠く 議運委員長の権限は絶大だが… (1/2ページ)
2010.7.30 22:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100730/plc1007302246032-n1.htm
30日召集の臨時国会は、参院選で与党過半数割れに追い込んだ野党が参院で主導権を握れるかどうかが最大の焦点だが、第一関門の議長ポストは民主党に奪われ、早くも野党共闘の難しさを浮き彫りにした。野党第一党の自民党は議院運営委員長ポストを何とか民主党から奪い取ったが、逆に今後の国会運営で主導権を握れなければ、激しい突き上げを食らうことになりかねない。(今堀守通)
「議長選挙においては、野党連合を保つ意味で白票での投票をお願いしたい」
30日の参院本会議直前に開かれた自民党の参院議員総会で、谷川秀善参院幹事長は議長選挙で民主党の西岡武夫氏に投票しないよう呼びかけた。
西岡氏は先の通常国会まで議運委員長を務め、江田五月前議長とともに与党寄りの国会運営を強行した「戦犯」の一人。たちあがれ日本、新党改革も同調して白票を投じ、みんなの党は江口克彦氏に投票することで西岡議長に抵抗した。
だが、公明、共産、社民の3党は野党ながら、第一党が議長を選出するという「慣例」に従って西岡氏に投票した。自民党などの抵抗は西岡氏の議長選出に影響しなかった。
一方、議運委員長は自民党の鈴木政二氏に決まった。議長と議運委員長が与野党で分かれるのは、平成5年の細川連立政権以来となる。
議運委員長は、本会議の日程や法案の扱いを決める議事運営の要だ。議運委員会での採決をしないまま、本会議の開会を決めたり、拒否したりする権限も持つ。与党が衆院で法案採決を強行すれば、参院で審議させないこともできる。
このため、自民党内には「名(議長)より実(議運委員長)を取った」と評価する声もあるが、議運委員長が力を発揮するには野党共闘が前提となる。
先の通常国会では、公明党や共産党は、自民党が反対した子ども手当法や高校授業料無償化法に賛成した。今後も各法案で野党の足並みがそろわなければ、とたんに鈴木氏は厳しい立場に追い込まれる。無理に委員長職権で参院を運営しようとすれば、与党から解任決議案を突き付けられかねないからだ。
先の通常国会終盤で野党が結束したのは民主党が一方的な国会運営を強行したことがきっかけだった。与党が各野党の理念や政策の違いをうまく利用し、低姿勢を貫きながら政策ごとに各野党をくどいていけば、野党共闘は「夢物語」になりかねない。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010073102000061.html
【政治】
参院議長選、異例の大量白票 自民などがけん制
2010年7月31日 朝刊
民主党の西岡武夫氏が参院議長に、副議長に自民党の尾辻秀久氏が選出された三十日の参院本会議での議長選挙で自民党は西岡氏に対し、白票を投じた。たちあがれ日本と新党改革も同調し、白票は八十八票に上った。議長選挙でこれだけ多いのは異例で「ねじれ国会」を象徴するスタートとなった。
自民党は議長を民主党から選ぶことは受け入れたが、西岡氏は議院運営委員長時代、強行的な国会運営をしたとして白票を決めた。みんなの党は同党の江口克彦氏に投じた。
参院での与党過半数割れを踏まえ、野党が民主党の国会運営をけん制した格好で、西岡氏も「謙虚に話し合いを重視した議会運営に努めたい」と述べた。
参院事務局によると、議長選挙で多数の白票が出たのは、一九八三年七月十八日に自民党の木村睦男氏が選出されて以来。当時は木村氏がロッキード事件を擁護する発言を行ったとして、社会党など野党各党が百十票の白票を投じた。
◇
参院正副議長に就任した西岡武夫、尾辻秀久両氏は三十日、それぞれ所属会派の「民主党・新緑風会」、「自民党」を離脱した。臨時国会での衆参両院の会派別勢力分野は次の通り。
【衆院】
民主党・無所属クラブ三〇七▽自民党・無所属の会一一六▽公明党二一▽共産党九▽社民党・市民連合七▽みんなの党五▽国民新党・新党日本四▽たちあがれ日本三▽国益と国民の生活を守る会二▽無所属四▽欠員二
【参院】
民主党・新緑風会一〇六▽自民党八三▽公明党一九▽みんなの党一一▽共産党六▽たちあがれ日本・新党改革五▽社民党・護憲連合四▽国民新党三▽無所属五
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議員削減発言は「不見識」=西岡参院議長が首相批判
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010080200574&j1
西岡武夫参院議長は2日午後、国会内で記者会見し、菅直人首相が衆参両院の国会議員定数の削減を目指す考えを表明したことについて「行政府の長としては極めて不見識だ」と批判した。 (2010/08/02-16:52)
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http://www.asahi.com/paper/editorial20100803.html#Edit1
社説 2010年8月3日(火)付
衆院予算委―与野党の姿、新たな兆し
ねじれ国会での、与野党の役割を再考させられる論戦だった。
菅直人政権発足後、衆院予算委員会が初めて開かれ、自民党の谷垣禎一総裁と石破茂政調会長が、これまでとはひと味違った質問ぶりを見せた。
谷垣氏は「日銀総裁がしばらく空席だった。ああいう乱暴でむちゃなことは自民党は決してしない」と明言した。政権に就いていた2008年、参院の第1党の小沢民主党に日銀総裁人事などで苦しめられた。その仕返しはしないという宣言である。
赤字国債の発行を認める法案について「真剣に向き合わざるを得ない」と語った。否決すれば予算の執行もままならず、政府を追い込める。一方で、国民生活に深刻な影響が生じ、野党も批判を浴びかねない。
衆参の多数派が異なるうえ、与党が衆院の3分の2も持たない状況では、野党も与党とともに、権力と責任を分かちあう。そのことに対する自覚を、谷垣質問に見て取ることができる。
ねじれに苦しんだ経験を持つ党が野党となる。政権交代がもたらした政党政治の成熟の一側面かもしれない。
谷垣、石破両氏が菅首相を叱咤(しった)激励したのも、印象的な光景だった。
石破氏は「野党の時の総理は気迫に満ち満ちていた。気迫と責任感を持って国民を説得するのが政治家の役割だ」と語った。しっかりしてください。毅然(きぜん)とした態度を。野党とは思えぬような言葉を首相に投げかけた。
確かに参院選後の首相はすっかり歯切れが悪くなっていた。消費税を持ち出したから選挙に負けたと責められ、9月の党代表選で消費増税を約束することは考えていないとも述べていた。
首相はこの日も慎重な物言いに終始したが、参院選で提起したのに代表選で言わないのでは言葉が軽すぎると谷垣氏に批判されると、「私は財政再建では、一歩も引くつもりはない」と力を込めた。
代表選を控えて発言を慎重にせざるをえない事情はわかる。だが、いったい何をしたいのかあいまいにしていては、だれの理解も得られない。
党内の了解を得るだけでは法案はひとつも通らない。目を向けるべきは国会全体であり、さらには民意である。
内向きな発想を捨て、めざすことを明確にし、説得を試みる。財政再建で引かないというのなら、同じ目標を掲げる自民党に「財政健全化責任法」を提出せよと首相の側から促す。それくらいの攻めの姿勢があってもいい。
きのうのような論戦のありようが定着すれば、政策ごとに多数派を形成する土壌も整う。それなら歓迎である。
政治の停滞を許さない日本の苦境が、野党に「大人のふるまい」を促す。首相はそれに応え、幅広い合意を取り付ける努力を始めるべきである。
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「支持目当てに死刑を執行」、衆院予算委で野党の追及に千葉法相ぶぜん
2010年8月3日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1008030003/
2日から始まった衆院予算委員会で千葉景子法相が、最大野党である自民党の追及を受けた。「国民の支持目当てに死刑を執行した」と断定されたことにぶぜんとした表情。「(死刑を)職務として承知し、それに沿って執行させていただいた」などと「恣意(しい)的な運用」との見方を強い口調で否定した。
「議員を落選した大臣を続投させるなんて民意の否定そのものだ」。自民党の柴山昌彦氏の菅直人首相への追及に、千葉法相は首をかしげるしぐさ。首相は「法相として適任」などと従来の主張を繰り返した。
柴山氏は「野党議員時代に北朝鮮による拉致実行犯の釈放要求に賛成した」といった千葉法相の過去の言動を挙げ、「死刑廃止論者であるから、廃止世論を盛り上げるために刑場公開を打ち出したのだ」と指摘。法相は「まったくそのようなことは考えてもおりません」と反論し、存廃両論にらみの対応であるとの姿勢を示唆してみせた。
これに先立つ与党・民主党の議員からの質問では、「1票の格差是正」をめぐって千葉法相に対し、「70万票近くも得ながら議席を失ったことは気の毒だ」(岡島一正氏)との同情が示された。法相は「私がとやかく申し上げる問題ではないかもしれないが、国会の場で格差問題が議論・検討されることを望みます」などと応じた。
この日、野党のトップバッターとして質問に立った谷垣禎一自民党総裁は、菅首相との間で基本政策関係の論戦に終始。法相続投など個別案件に踏み込まず、身内の自民議員など野党サイドから「何でもっと追及しない」とのヤジを浴びた。与党から「今日は谷垣総裁の“優しさ”に助けられた」(民主党予算委委員)との声も聞かれた。
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http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1008030036/
落選の千葉法相に批判「政治空白の象徴」
2010年8月3日
千葉景子法相は衆院予算委員会2日目となる3日も厳しい質問にさらされた。公明党の井上義久幹事長は「政治空白を生むモラトリアム内閣の象徴」と批判。「法律上、閣僚の半数は民間からの起用でもかまわない」などとの菅直人首相の答弁に野党から「詭弁だ」とのヤジが飛んだ。
井上氏は「落選した千葉法相続投は理解に苦しむ判断。民意で否定された人物に死刑執行などの権限を託すのはおかしい」と指摘。「民主党代表選を理由として人事を先送りしたのは明白。民意より党内事情を優先するような内閣に求心力はない」などと断じた。
法相は予算委前の閣議後会見で「審議の場では説明を尽くしていきたい」と話していた。しかし答弁を求められないために反論ができず、むっとした表情だった。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100814/plc1008140119000-n1.htm
「解散で無給はごめんだ」民主秘書会が「日割り法案」に異議 (1/2ページ)
2010.8.14 01:11
このニュースのトピックス:国会
国会議員歳費や公設秘書給与を日割り支給にする歳費法などの抜本改正が秋の臨時国会で行われるのを前に、民主党の秘書会が、公設秘書給与については事実上の「適用除外」とするよう党三役に要請していたことが13日、分かった。公設秘書は特別職国家公務員で給与は国が支払うが、雇い主は国会議員。「衆院解散による議員失職で雇い主がいないのに、秘書だけ給与を払えというのはおかしい」との指摘もある。
民主党秘書会(会長・鬼ケ原克志・佐々木隆博衆院議員政策担当秘書)が要請したのは今月2日。枝野幸男幹事長、樽床伸二国対委員長、玄葉光一郎政調会長、松本剛明議運委員長に対し、「法律改正では、当事者である公設秘書の意見も聞いてほしい」と、歳費法に加えて公設秘書給与法改正も含める場合には配慮するよう文書で要請した。
これに対して枝野氏は、「公設秘書給与も対象となれば、話を聞くことはやぶさかではない。勝手に法改正することはない」と応じたという。
先の臨時国会では、国会議員歳費や公設秘書給与の月割りから日割り支給への改正について、与野党が一致した。だが、民主、自民両党などは、歳費の一部を自主返納する歳費法改正案を成立させ、今夏の参院選で初当選した議員らが自主返納することを可能にしただけで抜本改革は先送りした。ただ、世論の批判は強く、秋の臨時国会では抜本改正を迫られる見通しだ。
現行の国会法および議員秘書給与法では、衆院議員の公設秘書は、衆院が解散した時点で議員同様に秘書も失職。参院議員の公設秘書も、任期が満了すると失職する。だが、衆参どちらでも、在職期間の最後の月は、実働日数にかかわらず給与は満額支給されている。
これが日割りになれば、衆院が解散して失職した公設秘書は、次の採用まで選挙をしながら、30〜40日間も「無給」で秘書として働くことになりかねない。
このため衆院議員の公設秘書からは「急な解散総選挙は議員の都合。失職して給与がない上に、選挙で仕事が増えるのでは割に合わない」との不満もある。
鬼ケ原氏は「秘書給与法改正は国家公務員の身分にもかかわること。今後は、各党の秘書会などとも連携して、秘書の意見も取り入れてもらうよう要請していく」と話している。
■公設秘書 給与を国費で負担する国会議員の秘書。身分は国家公務員特別職で、公設第1秘書、第2秘書、政策担当秘書の3人を置くことが国会法132条で認められている。秘書の任免は各国会議員の判断で行うが、給与は議員の所属する院から支払われる。給与は在職期間に応じて決まり、政策秘書で月額36万5900〜54万4200円。住宅手当や通勤手当など各種手当もある。ボーナス(期末手当)は、夏冬合わせて4・15カ月分。議員が「ポケットマネー」で雇う場合は、私設秘書として区分される。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010081400038
歳費返納、全議員が申請=対象の59人、正副議長も−「大変だが、筋通す」
初当選した参院議員らが任期前の歳費を自主返納できるようにした改正歳費法の施行を受け、参議院事務局が対象の59人に案内を出したところ、期限の13日までに58人が手続きをしたことが事務局への取材で分かった。残る1人は16日に申請するほか、新旧の正副議長も、役職で上乗せされている分の返納を申し出た。
国会議員の月給に当たる歳費は、任期が1日だけでも1カ月分(129万7000円)が支給される。働いていない期間の給料支払いに批判が高まり、国庫への返納を可能とする改正法が6日に全会一致で成立した。
対象は7月の参院選で当選し、同月26日から任期が始まった新人と元職。返納額は、歳費から税金を差し引いた後に任期前の25日間分を日割りして算出し、事務局が今月10日に通知した。平均は約79万円で、正副議長も合わせた総額は約4800万円となる。
ただ、歳費とは別に支給される月額100万円の文書通信交通費は返納の対象外で、歳費を日割り支給とする根本的な法改正も秋の臨時国会以降に先送りされた。
取材に対し、有田芳生参院議員(民主党)は「労働なき報酬はあり得ないと昔から主張していた身。借金を抱えて大変だが、筋は通さないといけない」と強調。文書通信交通費や秘書給与も日割りの対象とするよう訴える議員もいたが、文書通信交通費については、「個人に還元されるものではない」「月末に支払いが集中する事務もある」と歯切れの悪い意見も。
国会議員の定数削減と合わせ、自らに痛みを強いる政策をどこまで実現するか。今後本格化する論議が注目される。(2010/08/14-05:16)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100916k0000m010038000c.html
社民党:福島党首が公明の井上幹事長と会談 連携呼びかけ
社民党の福島瑞穂党首は15日、公明党の井上義久幹事長と国会内で会談し、民主党が参院選の公約で掲げた衆院比例代表の定数削減を拙速に進めないよう連携を呼びかけた。自民、公明、みんな、たちあがれ日本、新党改革の各党は定数削減自体には賛成の立場だけに、社民党は年内の与野党合意を目指す菅直人首相の再選に危機感を強めている。
福島氏は会談で「2大政党だけではくみ取れない民意がある。この問題は全会一致になるようにゆっくり議論すべきだ」と指摘。井上氏は「定数削減はすべきだが、比例代表の削減には反対。各党各会派の合意が必要だ」と一定の理解を示した。
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今のところ空きそうな衆院委員長
鉢呂吉雄衆院厚生労働委員長
大畠章宏衆院国家基本政策委員長
鹿野道彦衆院予算委員長
田中慶秋衆院内閣委員長
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公明と立ち上がれとちゃんと協議して信頼感を醸成したい所であるねぇ。
自民は不快感、公明「評価」=首相の事前協議提案に−補正予算
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091800014
菅直人首相が2010年度補正予算案に関する事前協議を提案したことについて、自民党からは17日夜、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)修正が条件として、反発する声が上がった。一方、公明党などは協議に応じる姿勢を示し、野党間で反応は分かれている。
自民党の石破茂政調会長は、取材に「意見交換はやぶさかでないが、財源が何か明らかにしてほしい。国債発行の前にマニフェストの優先順位を見直すのが先だ」と述べた。また、「主義主張が異なる大連立はあり得ない」とも強調した。
別の自民党幹部も「子ども手当などに何兆円も使えないと、国民に謝罪し説明することが必要だ。協力できる状況をつくってこいということだ」と不快感を示した。
これに対し、公明党幹部は「ねじれ国会とは、与党がこうべを垂れ、野党もそれを受け入れ、歩み寄っていくのが本来の姿。野党と話し合いたいとの考えを示したのは評価できる」と語った。たちあがれ日本の幹部も「歓迎する。自民党は協議を受けて、自分たちの考え方を入れさせないと(いけない)。どっちみち補正には反対できないだろう」と指摘した。(2010/09/18-00:41)
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小沢Gの松本は此処でも交代か。
衆院議運委員長に川端氏 前文科相
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/3866
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これ、おそらく大阪地検の証拠隠滅問題と併せて証人喚問か参考人招致されるんじゃないんでしょうかね。となると、那覇地検じゃなくて最高検あたりが適任者ということになるのですが、検察幹部が証人喚問されるとなると、造船疑獄以来52年ぶり。
司法の独立と密接に絡むし、機密に属することに証言を求めると内閣の宣明が必要になるので、刑事局長あたりで止めるほうがいいんじゃないの、それは。
「那覇地検次席を国会に呼ぶ」 尖閣問題で自民・大島氏
http://www.asahi.com/politics/update/0925/TKY201009250350.html
沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件を巡り逮捕された中国人船長を那覇地検が釈放したことについて、自民党の大島理森副総裁は25日、「那覇地検の次席を国会に呼び、(釈放の)プロセスを明確にしてもらう」と述べ、10月1日からの臨時国会で鈴木亨次席検事の証人喚問や参考人招致を求める考えを示した。佐賀市内での党佐賀県連の大会で述べた。
大島副総裁は、仙谷由人官房長官が記者会見で、地検の対応を「了とした」と述べたことについて、「司法の世界に政治が介入した証しだと思わざるを得ない」と指摘。政府の方針と判断の過程を明らかにすることを「私たちの大きな責務だ」と強調した。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100926/plc1009262126021-n1.htm
【尖閣事件】臨時国会大荒れに 与野党協調の「思惑」もろくも崩壊 野党は尖閣問題徹底追及 (1/2ページ)
2010.9.26 21:25
沖縄・尖閣諸島沖での漁船衝突事件で日本側が中国人船長を勾(こう)留(りゅう)期限前に釈放したことを受け、10月1日召集の臨時国会は大荒れとなる様相を帯びてきた。政府・民主党は平成22年度補正予算案を円滑に成立させ、与野党協調路線の道筋をつけることを狙っていたが、野党は海上保安庁が衝突時に撮影したビデオテープの国会提出を要求するなど政府の対応を徹底追及する構え。民主党代表選でV字回復した内閣支持率は再び急落に転じかねない。(坂井広志)
石原伸晃自民党幹事長「歴史に残る大失態だ。最高検が政治判断、外交判断で決めたのならばどういう権限か。証人喚問でただしたい」
江田憲司みんなの党幹事長「証拠物件のビデオを国会に出してもらい、真実を世界に発信し、中国がいかに理不尽なことを言っているかを示さないと外交失態は回復できない」
26日のNHK番組で民主党の岡田克也幹事長は野党の集中砲火を浴びた。自民党などは、最高検や福岡高検幹部らの証人喚問に加え、江田氏は海上保安庁のビデオテープ提出を要求。政府・民主党が描いた「与野党協調」の思惑はもろくも崩れた。
政府・民主党は、臨時国会の召集日を当初予定した10月6日から1日へ前倒しした。菅直人首相は4、5両日にベルギーで開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議への出席を見送らなければならなかったが、前倒しを主導したのは仙谷由人官房長官だった。
仙谷氏の念頭にあったのは、小沢一郎元幹事長の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件をめぐる東京第5検察審査会の2回目の議決だった。
ここで「起訴すべきだ」と議決されれば、小沢氏は強制起訴される。野党は小沢氏の証人喚問などを要求し、国会が紛糾することは確実だった。
議決は10月下旬にも出される公算が大きい。それまで野党の要求を丸のみしてでも補正予算案を成立させなければならない。もし小沢氏が不起訴になっても与野党協調態勢を確立しておけば、小沢氏支持勢力の反撃にも対抗できる。仙谷氏はこう考えたのだ。
鉢呂吉雄国対委員長らが「平身低頭」路線と自ら命名し、野党との対話を必死に模索。鳩山由紀夫首相−小沢幹事長時代の強権的な国会運営との違いを強調したのも、仙谷氏の密命を受けたに違いない。
だが、仙谷氏の「皮算用」は中国人船長の釈放により、裏目に出た。国会で焦点となるのは、検察当局への「政治介入」であり、その首謀者は仙谷氏と目されているからだ。仙谷氏が「地検独自の判断だ。これを了とする」などと強弁を続ければ、野党はますます反発し、得意の「寝技」も通用しなくなる。
加えて首相はなお当事者意識が希薄だ。国会での野党の追及に「場当たり的」な答弁で切り返せば、政権の命取りになりかねない。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010092302000050.html
<スコープ>1日から臨時国会 焦点は補正予算案 与党誘い水 乗らぬ野党
2010年9月23日 紙面から
民主、国民新両党は二十二日午前の国対委員長会談で臨時国会を十月一日に召集する方針を確認した。臨時国会の最大の焦点は二〇一〇年度補正予算案。参院で与野党が逆転した「ねじれ国会」のもと、政府・民主党としては、野党側と話し合った上で円満に成立させたい。成功すれば、今後の国会運営のモデルケースとなるが、今のところ、明るい兆しは見えない。 (原田悟)
民主党の岡田克也幹事長は二十二日の記者会見で、野党に対し「誠心誠意、話をしていく」と強調した。
党代表選などのドタバタのあおりで経済対策が遅れ気味と指摘される菅直人首相としては円高と株安に対する取り組みを国民にアピールするためにも、臨時国会で補正予算案を早期に成立させたい。
問題はどう野党側の協力を得るか。政府は予算規模や提出時期をまだ、明示していない。野党を協議の場に引っ張り込むため、政府・与党で一方的に決めない方がいいとの判断だ。
政府・与党は国会提出前に野党側と補正予算案の中身などで合意したいと考えている。自民、公明など野党五党は九日、仙谷由人官房長官に早期の補正予算編成を求めており、話し合いの余地がないわけではない。首相周辺は「野党側の考えの丸のみを含めた合意形成も予想される」と野党側への大幅譲歩も辞さない考えを示している。
しかし、規模、財源などで野党側との隔たりは今のところ埋めがたい。財政負担をできるだけ抑えたい政府は二、三兆円規模を想定。これに対し、自民党は国債発行一兆円を財源にした総額五兆円、公明党も国債発行一・五兆円による四兆円規模を求めている。
自民党の谷垣禎一総裁は二十二日「まず政府・与党としての姿勢(を示すこと)を求める」と指摘。公明党の井上義久幹事長も同日、岡田氏に対し、「国会の場で議論していけばいい」とつれない。両党とも民主党との協議になかなか乗ってこない。
政府としては、引き続き、野党側の変化を待つ構えとはいえ、野党に甘い顔ばかりもできない。特に自民党が補正予算編成の前提として求めている民主党の衆院選マニフェストの見直しは高いハードル。自民党に譲歩しすぎれば、今度は民主党内が収まらなくなる。
一方、臨時国会は野党側が「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎元幹事長の国会招致などを求めて、与野党の対決色が強まる可能性もある。そうなれば、話し合いの機運は一気にしぼんでしまう。補正予算案をめぐる与野党協議を取り巻く環境は依然厳しい。
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首相の隣に前原外相=議場席次
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010092800950
菅改造内閣の衆参両院本会議での閣僚席(ひな壇)が28日、決まった。議員席から見て、演壇左の菅直人首相の隣には前原誠司外相が座り、その左側に仙谷由人官房長官、野田佳彦財務相らが続く。演壇を挟んで右側には、鹿野道彦農林水産相、自見庄三郎金融・郵政改革担当相らの順で着席する。 (2010/09/28-20:36)
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民主との補正協議取りやめ=「尖閣」審議控え対決姿勢に−自公
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010092900368
自民、公明両党は29日午前、民主党との間で同日午後に予定していた2010年度補正予算編成に関する協議を取りやめることを決め、それぞれ民主党に伝えた。
協議は民主党側が呼び掛けたもので、同党の玄葉光一郎政調会長が自公両党の政調会長らと個別に会談する段取りだった。しかし、自民党幹部は同日、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に関する衆院予算委員会の集中審議が30日に行われることを指摘し、「裏で手を握っているように見られるのは困る」と説明。公明党幹部も「(集中審議の前に)政権に寄り添う形になっては追及の矛先が鈍る」と語った。
一方、民主党内には「今回の協議が(個別政策ごとに連携する)部分連合への布石と見られることを、公明党が警戒しているようだ」との見方が出ている。 (2010/09/29-11:35)
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民自、民公の補正協議が急きょ中止「言質とられたくない」と公明幹部
2010.9.29 12:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100929/stt1009291252002-n1.htm
平成22年度補正予算案をめぐり、29日午後に予定していた民主党の玄葉光一郎政調会長と自民、公明各党の政策責任者との協議が急(きゅう)遽(きょ)、中止になった。
自民、公明両党は30日に予定している尖閣諸島周辺の中国漁船衝突事件をめぐる衆院予算委員会の集中審議を前に、政府・民主党への批判を強めており、自民党幹部は「協調ムードになるのは好ましくない」と説明した。公明党幹部は「この段階で補正予算案(の賛否)に対しての言質をとられたくない」と述べた。
一方、民主党の鉢呂吉雄国対委員長は29日午前の国対正副委員長会合で「誠心誠意、国会運営する中で野党の意見を取り入れることも出てくる。それぞれの立場で野党に目を配り頑張ってほしい」と述べ、引き続き野党との話し合いに取り組むよう指示した。
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ちょと前の記事。これが尖閣案件でぽしゃったという訳か。
菅首相会見 補正予算、野党との協議を優先
2010.9.18 00:43
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100918/plc1009180047002-n1.htm
菅直人首相は17日夜の記者会見で、雇用回復などに向けた経済対策の裏付けとなる平成22年度補正予算の編成に関し、「野党との合意形成も可能性は十分ある」と述べ、補正予算案の提出時期や規模について野党との協議を優先させる姿勢を示した。以前から、菅首相は政策ごとに野党の協力を得るパーシャル(部分)連合による国会運営を念頭に置いており、今回の補正予算案がその第一歩となる可能性がある。
首相はさらに「(予算案を)提出しても野党が強行に反対すれば、参院で(の自然成立まで)30日はかかる。逆に言えば、野党の希望も取り入れた形で(予算案を)組めば審議も順調にいくだろう。野党と意見交換をして提出時期を考えたい」とも述べ、秋の臨時国会に提出した上で、審議は来年の通常国会までかかる可能性も示唆した。
また、今後の野党との関係について、「政策の意見交換の中で、個別の合意が生まれることも十分あると思うし、それが積み重ねって、もう少し幅広い共通テーブルができることもあるかもしれない」と述べ、連立の組み替えに発展する可能性を否定しなかった。
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決算委員長は野党ポストにするって慣例化はいかがだろうか
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010092900698
決算と懲罰を交換=参院委員長ポストで−民・自
民主、自民両党は29日の参院議院運営委員会理事会で、それぞれが握る決算委員長と懲罰委員長のポストを入れ替えることで合意した。
7月の参院選の結果、与野党の参院勢力が逆転したことを受け、自民党は民主党が持つ予算委員長ポストを要求していたが、民主党は拒否。代わりとして、決算委員長ポストを譲ることで折り合った。 (2010/09/29-16:51)
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どーでもよすぎる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101002-00000043-jij-pol
首相演説時、「官房長官寝てた」=自民幹事長が指摘
時事通信 10月2日(土)11時44分配信
自民党の石原伸晃幹事長は2日午前の読売テレビの番組で、菅直人首相が所信表明演説を行った1日の衆院本会議中、ひな壇で「仙谷由人官房長官が寝ていた」と指摘した。その上で、「官房長官が首相の所信表明のときに寝ているなんてことは、わたしたちの政権のときにはなかった」と批判した。
仙谷氏は1日午後2時からの衆院本会議での首相演説時、閣僚席の背もたれに寄りかかり、口を半開きにして目を閉じていた。自民党の安倍晋三元首相らが「注意しろ」などと声を上げたため、議員席にいた古川元久官房副長官がひな壇に登って声を掛け、仙谷氏は姿勢を正した。
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衆院代表質問 議会軽視? 民主は質問せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101007-00000521-san-pol
産経新聞 10月7日(木)11時24分配信
菅直人首相の所信表明演説への代表質問が6日、衆院本会議で行われたが、民主党は質問を見送った。同党は昨年9月の政権交代後、当時幹事長だった小沢一郎元幹事長の判断で取りやめて以来、衆院での代表質問を一度もしていない。
代表質問をしない理由について同党の鉢呂吉雄国対委員長は5日、「菅内閣が継続しており代表質問するには及ばない」と述べ、審議促進を理由にあげた。
だが菅内閣発足直後の6月の通常国会で、同党が衆院での代表質問を見送った際には、当時の枝野幸男幹事長(現幹事長代理)が「次の機会にはしっかりと政権党を代表する質問をする」と約束していた。野党からは「小沢時代と同じ議会軽視だ」(自民党閣僚経験者)との批判が出ている。
最終更新:10月7日(木)11時24分
産経新聞
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バイオ燃料開発会社「日本中油」の架空増資事件で、社長を務める元衆院議員、柴野多伊三(たいぞう)容疑者(59)=電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕=らが「海外市場に上場すれば株が上がる」と持ちかけて販売した同社の未公開株は10億円近くに上ることが分かった。東京地検特捜部は柴野元議員を拘置期限の11日までに架空増資事件で起訴した後、詐欺容疑での立件を視野に入れ捜査を進める模様だ。(毎日新聞)
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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101016ddm005010147000c.html
参院予算委:「熟議」ないまま終了 首相答弁、際立つ公明配慮
参院予算委員会は15日、菅直人首相と全閣僚が出席した総括質疑を行い、衆参両院での計4日間の予算委審議を終えた。今国会の最大の課題と位置付ける10年度補正予算案の早期成立をにらみ、菅首相の答弁には公明党への配慮が際立った。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」を乗り切るには、公明党の協力が不可欠。低姿勢を続ける首相からは持ち前の攻撃力が薄れ、防戦に追われた予算委となった。
「夢のある魅力的な提案だ。経済産業相に検討するよう、この場で指示を出したい」
公明党の白浜一良参院議員が15日の予算委で、雇用創出策として政府系金融機関の融資で起業を促すよう提案すると、菅首相は笑顔でこう応じた。一方で、みんなの党の小野次郎参院議員が「首相になってやりたいことがなくなったのではないか」と皮肉ると、「全然違う」とかみついた。政党によって、答弁の違いが目立った。
衆参の予算委が終わり、今国会の焦点は10年度補正予算案の審議に移る。政府・民主党は10月末に補正予算案を国会に提出し、11月中の早期成立を目指す。自民党が民主党政権批判を強めるなか、補正賛成の方向で調整している公明党の存在は大きい。首相としては公明党へのリップサービスを続けることで、将来の「部分連合」も視野に、ねじれ国会の活路を見いだそうとしている。
そんな政府・民主党にとって影を落とすのが、小沢一郎・民主党元代表の国会招致問題だ。小沢氏は15日に検察審査会の「起訴議決」取り消し訴訟を起こし、国会招致の実現自体が微妙な状況。菅首相は同日夜、記者団から小沢氏の提訴について問われると、「司法手続きのことですから、私からはコメントを控えます」と述べるにとどめた。
菅首相は1日に行った所信表明演説で、今国会について「具体的な政策をつくり上げる『政策の国会』になるよう願っている」と強調した。しかし、「政治とカネ」問題に敏感な野党各党は、頼みの公明党も含め、民主党批判に力点を置き、与野党協議は深まらないままだ。国会論戦は袋小路に陥り、首相の目指す「熟議の国会」の具体像は見えない。【高山祐、野原大輔】
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半数近くの議員欠席…国会開設120年記念式典 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_the_diet__20101129_2/story/20101129_yol_oyt1t00978/
国会が29日午前に参院本会議場で開いた議会開設120年記念式典を、国会議員の半数近くが欠席した。
天皇、皇后両陛下らをお迎えして、国会の節目となる行事だっただけに、議員らの意識が問われそうだ。
参院事務局によると、衆参両院の国会議員721人(衆院は欠員1)のうち、出席したのは約370人で、党として欠席した共産党(15人)以外にも、330人以上が欠席した。
欠席した民主党の若手議員らからは「統一地方選に向けた地元会合を優先した」「陳情を受けていた」などの声が上がった。週末に地元に帰った議員がそのまま地元活動を優先したケースが多かったとみられ、「歴史への意識が薄いことの表れだ」という批判が出た。同党の岡田幹事長は29日の記者会見で、「それぞれ色々事情があると思うが、少し残念に思った」と述べた。
[ 2010年11月29日21時46分 ]
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101129-OYT1T00978.htm
半数近くの議員欠席…国会開設120年記念式典
. 国会が29日午前に参院本会議場で開いた議会開設120年記念式典を、国会議員の半数近くが欠席した。
天皇、皇后両陛下らをお迎えして、国会の節目となる行事だっただけに、議員らの意識が問われそうだ。
参院事務局によると、衆参両院の国会議員721人(衆院は欠員1)のうち、出席したのは約370人で、党として欠席した共産党(15人)以外にも、330人以上が欠席した。
欠席した民主党の若手議員らからは「統一地方選に向けた地元会合を優先した」「陳情を受けていた」などの声が上がった。週末に地元に帰った議員がそのまま地元活動を優先したケースが多かったとみられ、「歴史への意識が薄いことの表れだ」という批判が出た。同党の岡田幹事長は29日の記者会見で、「それぞれ色々事情があると思うが、少し残念に思った」と述べた。
(2010年11月29日21時46分 読売新聞)
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政局になってきたか。
民主党:執行部、小沢氏招致の13日決定目指す
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101210k0000m010099000c.html
民主党の小沢一郎元代表の国会招致を巡り、同党の鉢呂吉雄国対委員長は9日、国会内で公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、小沢氏の衆院政治倫理審査会(政倫審)への招致議決を目指すことを13日の党役員会で決定したいと伝えた。議決には輿石東参院議員会長ら参院側が強く反対しており、見通しは立っていないが、執行部側には公明党との連携で小沢氏側に圧力をかける狙いがある。【葛西大博、横田愛】
会談で鉢呂氏は漆原氏に議決に至った場合の協力を求め、漆原氏は「国会での説明責任を求めてきた以上、反対はしない」と応じた。
岡田克也民主党幹事長は9日の記者会見で「小沢氏が自ら出席することが望ましいが、実現しない時は(13日の)役員会で話し合う」と述べ、議決を目指す考えを改めて強調。小沢氏に近い党幹部が仙谷由人官房長官の更迭に言及したことについても「まったく党幹部としての自覚を欠いた発言だ」と厳しく批判し、対決姿勢を鮮明にした。
岡田氏ら執行部が強硬姿勢を見せているのは、小沢氏の「政治とカネ」の問題が来春の統一地方選や通常国会に向けた障害になっているとの認識があるためだ。鉢呂氏が公明党に協力を要請したのも、小沢氏問題を進めれば通常国会に向け野党との協力も進む、と党内にアピールする意味がある。政倫審は委員の過半数の議決で開催できるが、強制力はない。しかし、岡田氏らは党の決定を経たうえで政倫審で議決すれば、小沢氏が出席を拒否した場合、党の処分が可能になることも念頭に置いているとみられる。
これに対し小沢氏側は、政権運営の障害は参院で問責決議を受けた仙谷氏にあると反撃する。松木謙公農水政務官は9日、「(小沢氏の国会招致より仙谷氏らへの)問責決議の方が重い」と指摘。ベテラン参院議員も「仙谷氏を辞めさせればいい。問責決議を受けた人はいったん下がればいい」と語った。
輿石氏ら小沢氏側も仙谷氏を問責した野党側と歩調を合わせる構えだ。小沢氏に近いグループの反対姿勢は硬い。小沢氏に近い党幹部は「13日に議決を決定することはできず、処分などできない」と言う。小沢氏に近い新人衆院議員20人も9日、国会内で議決に反対する会合を開いた。会合では、側近の岡島一正衆院議員が小沢氏の意向について「司法の場できちんと説明するので、国会招致について(出席拒否は)変わっていない」と強調した。
毎日新聞 2010年12月9日 22時15分(最終更新 12月9日 23時26分)
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統一地方選とダブルは困る公明党は弱腰だなぁ。
通常国会、審議拒否しない可能性も…公明党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101216-00000965-yom-pol
読売新聞 12月16日(木)22時53分配信
【唐山(中国河北省)=志磨力】公明党の山口代表は16日、中国・唐山市で同行記者団と懇談し、参院で問責決議が可決された仙谷官房長官らが続投した場合の来年の通常国会への対応について、「国会でのテーマも変わる。(先の臨時国会と)しゃくし定規に同じ対応がイコールだとは思っていない。政権の対応ぶりをよく見ながら考えていく」と述べ、審議拒否をしない可能性に言及した。
一方で、2011年度予算案と関連法案については、ともに反対することになるという見通しを示した。
最終更新:12月16日(木)22時53分
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首相と官房長官を酷評=月刊誌で「国を任せられない」−西岡議長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011010600636
西岡武夫参院議長が8日発売の月刊誌「文芸春秋」2月号に、菅直人首相と仙谷由人官房長官を批判する論文を寄稿していたことが6日、分かった。「菅・仙谷には国を任せられない」と題し、首相らの言動を酷評。与党・民主党出身の参院議長が首相らを雑誌で批判するのは極めて異例で、波紋を呼びそうだ。
西岡議長は論文で、首相について「あまりにも思いつきで物を言うことが多過ぎる」と強調。特に諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門を命じた福岡高裁判決の上告断念を表明したことを挙げ、「まさにそのあしき例だ」と指摘した。
また、「経済政策の哲学のなさは、まさに目を覆うばかり」とし、「菅政権はそもそも国家に対する『哲学』すらないのではないか」「北朝鮮をめぐる危機対応のまずさも、まさに『国家観』のなさによるもの」などと批判した。
一方、仙谷長官に関しては、昨年秋の臨時国会で失言が相次いだことを挙げ、「問責決議を受けたのは当然。それに対して『法的拘束力のなさ』を理由に平然としているのはいかがなものか」と暗に辞任を要求。さらに、「彼の発言は国会答弁の名に値するものではない。あれらは全て、『法廷闘争』のやり方だ。厄介な質問が出るとわざと相手を怒らせる」との見方を示した。
西岡議長は「今度の通常国会では、小沢一郎民主党元代表の問題よりむしろ、仙谷長官の問題が大きい」とも指摘。最後は「国家観、政治哲学を欠いたままでは、菅首相、仙谷長官に国を担う資格なしと言わざるを得ない」と結論付けた。 (2011/01/06-17:38)
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前政権で小沢独裁とか批判してた連中はなんでこういう執行部に従順なんだ?
小沢以上に(というか全く別次元で悪意に満ちた)独裁的な国会運営をしようとしてるんだが。
http://www.ustream.tv/recorded/11967416
08:36
> 参議院で否決された場合 衆議院で再可決されるには三分の二の賛成が必要ですが、これを二分の一に改めるという国会改革案を幹事長が民主党として提示をされると、そういう話
> もうひとつ大きなことは、問責決議案の取り扱いについて、これは法的拘束力がないのだから、一切気にしなくていいのだ。というそういう国会改革案
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横路衆院議長が自民逢沢氏と会談「両院協議会改革に理解求める」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110111-00000583-san-pol
産経新聞 1月11日(火)19時40分配信
横路孝弘衆院議長は11日、議長公邸で自民党の逢沢一郎国対委員長と会談し、「ねじれ国会」を念頭に衆参両院の決定が異なる際に開く両院協議会の改革に理解を求めた。
会談後、逢沢氏は記者会見し、改革の必要性に一定の理解を示したが、「与党の政権運営上の苦境や困難を乗り切るために議長が手を貸すものではない」と慎重な姿勢を示した。
横路氏は当初、自民党の谷垣禎一総裁に対して会談を呼びかけたが、谷垣氏は断り、逢沢氏が会談に応じた。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110118/stt11011811550020-n1.htm
自民・石原氏、小沢氏の政倫審に「茶番に付き合う気は毛頭ない」欠席へ
2011.1.18 11:54
自民党の石原伸晃幹事長は18日午前の記者会見で、民主党の小沢一郎元代表の招致議決の前提となる衆院政治倫理審査会幹事懇談会について「小沢氏本人が出てこないと明言している中で、そのような茶番に付き合う気は毛頭ない」と述べ、欠席する考えを改めて示した。
また、公明党が出席を検討していることに対しては「公党としての考えにのっとって適切に判断すると確信している。足並みは乱れていない」と両党の結束を強調した。
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>>413を受けて公明も欠席を決定
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110118/plc11011811480060-n1.htm
公明が政倫審幹事懇欠席を決定 自民・石原氏「茶番に付き合う気はない」欠席へ
2011.1.18 12:54
公明党は18日午前、国会内で幹部会を開き、小沢一郎元民主党代表の招致を検討する衆院政治倫理審査会幹事懇談会への欠席を決めた。自民党も欠席する方針で、18日午後に予定される幹事懇は民主党単独で開催されるはこびとなった。
幹部会後、公明党の漆原良夫国対委員長は「小沢氏が出てこないのに議決をするということは政倫審の存在にもかかってくる」と指摘。「出席して主張すべきという意見もあったが、むしろ中途半端な印象を与える。出席しない理由を明らかにする方が明確なメッセージになる」と述べた。
これに先立ち、自民、公明両党の幹事長、国対委員長、政調会長は都内のホテルで会談。自民党の石原伸晃幹事長は記者会見で「小沢氏本人が出てこないと明言している中で、茶番に付き合う気は毛頭ない」とし、幹事懇に欠席する考えを改めて示した。
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>>413-414を受けて民主が幹事懇そのものの取りやめを両党に「通告」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110118/plc11011813490067-n1.htm
民主、自公両党に小沢氏の政倫審幹事懇の取りやめを通告
2011.1.18 13:49
民主党は18日午後、小沢一郎元代表を招致するため同日午後に開催する予定だった衆院政治倫理審査会の幹事懇談会を取りやめる方針を決め、自民、公明両党に通告した。
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脱小沢を予算委に限って断行すると、別の常任委で思わぬ敵討ちをされるおそれもあるので、一長一短、そうは執行部の思い通りに国会は動かないと思います。
余談ですが、ヤジ、不規則発言は国会の華とはいいますが、お願いだから、参院予算委の与党筆頭理事から森ゆう子は外してくれないか。与党筆頭理事が率先してヤジるって、今まで見たことない(たまらずヤジるというのはたくさん見たことありますが)。野党ならまだしも、国会中継見ていてみっともないよ。
民主党:予算委の委員 「小沢系」13人が5人に激減
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110122k0000m010075000c.html
民主党は21日、通常国会召集を24日に控え、衆院常任・特別委員会の委員人事を決定した。予算委員会は同党委員32人のうち、これまで小沢一郎元代表に近い委員が13人だったが、大幅入れ替えで5人に減少。証人喚問の舞台となる予算委を非小沢系で固め、小沢氏側をけん制する狙いがあるとみられる。
人事は、安住淳国対委員長が体制強化のため行った。事前に党所属議員全員に希望先を聞いたが、予算委と政治倫理審査会(政倫審)は除外し、執行部判断で人選した。
予算委の小沢氏系13人のうち、川内博史氏ら12人は18日、連名で「辞任する意向はない」との文書を提出していたが、1人を除き降板が決まった。小沢氏系では新たに仲野博子氏ら3人が加わったが総勢は5人となった。
小沢氏系の森ゆうこ参院議員は21日、岡田克也幹事長に「小沢氏招致への執着が党内の亀裂を大きくしている」との抗議文を提出。小沢氏系と鳩山由紀夫前首相のグループも同日会合を開き、「裁判所を超えたことはできない」と離党勧告を検討する執行部をけん制する意見が出た。鳩山氏は「一足飛びに証人喚問という議論になるのか。私はそうは思わない」と慎重な対応を求めた。
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「努力する」「〜しなければならないと思う」というように、民主党は抽象的な表現をよく使うが、中身の政策をまったく深く考えようとしていない。野党時代でもそうだった。自民党の政策には「あれはいかん」「これはいかん」と反論はしているが、”自分ならこうする”みたいなことはまったく考えていなかった。例え野党だったとしても、自分が与党だという気持ちで本当に深く考えてやらなければ、今回のようにいざ政権交代になったときに現在のような問題が生じるわけだ。思えば民主党と自民党は、旧軍の陸軍と海軍をほうふつとさせるように仲が悪い。このままでは中国を始めとする諸外国に経済面、外交面その他もろもろで敗北をよぎなくされてしまう。その先は本当に外国の植民地になるのか、あるいは政府不在の”保護観察国家”になるのかは私には分からない。そうならないように、各政党には各々が与党になった気持ちで、きめ細かな”仮政策案”を作るように義務化させ、ねじれ国会の原因である2大政党制を廃止し、3大政党制を作るように私は勧める。それぞれにもの言える、第三政党が存在すれば、ねじれになる確率はかなり軽減されるだろう。そしてそれぞれが出した案の中で一番よいものを採用し、今度はその案を元に3党が協力して肉付けをしていくという方法が効率的だと思う。まぁ反論は承知の上だが一つの案として軽く聞き流してほしい。
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色々減税しとるしなぁ。。増税せえ
予算関連「つなぎ法案」提出を検討…政府・与党
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110301-00001234-yom-pol
読売新聞 3月2日(水)3時4分配信
政府・与党は1日、2011年度予算関連法案のうち、3月末までに成立しなければ4月から税率が上がるなどして国民生活に影響が出る法案について、期限を一定期間延長する「つなぎ法案」を議員立法で提出する方向で検討に入った。
所得税法等改正案や関税定率法改正案などのうち、期限切れになる部分だけ延長を認める内容で、具体的には、中小企業向けの法人税、牛肉やチーズなどを輸入する際の関税、不動産の移転登記に伴う登録免許税などの軽減措置などをそれぞれ延長する。適用期限の延長はそれぞれ3か月程度とする方向で調整している。
つなぎ法案は、税の軽減措置などが失効すれば企業活動や国民生活にただちに影響が出る内容に限定、赤字国債を発行するための特例公債法案や、大幅な修正論が浮上している子ども手当法案は対象外とする。
最終更新:3月2日(水)3時4分
読売新聞
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政府、震災復旧へ補正予算を検討 野党も同調
http://www.asahi.com/politics/update/0311/TKY201103110653.html
2011年3月12日0時1分
東日本大震災を受けて菅直人首相は11日夕、緊急記者会見し、「国民の皆様の安全を確保し、被害を最小限に抑えるため、政府として総力を挙げて取り組んでいく」と述べた。菅内閣は首相を本部長とする緊急災害対策本部を設置し、被害情報の収集や対応にあたった。菅内閣は、被害復旧など震災対策に取り組むため、補正予算を編成する検討に入った。
菅首相は同日夜、自民党の谷垣禎一総裁や公明党の山口那津男代表、国民新党の亀井静香代表ら与野党の幹部と首相官邸で会談し、「救国のために協力するということで、ぜひともよろしくお願いいたします」と協力を求めた。会談で補正予算の必要性を確認し、谷垣氏や山口氏ら野党も協力する意向を示した。官邸と各党とをつなぐホットラインを設置することも決めた。
これに先立ち、首相と谷垣氏は電話で会談。谷垣氏は政府に全面的に協力する意向を伝え、「政治休戦」の動きが始まった。また、与野党は週明け14日の国会審議のすべてを中止することを決めた。
首相は緊急記者会見で「被災された方々には、心からお見舞いを申し上げます。国民は落ち着いて行動されるよう心からお願いを申し上げます」と語った。また、原子力発電施設については「一部の原子力発電所が自動停止したが、これまでのところ外部への放射性物質などの影響は確認されていない」と説明した。
菅内閣は地震発生直後、危機管理センターに官邸対策室を設置し、関係閣僚らを首相官邸に緊急招集。全閣僚による緊急災害対策本部を設置し、「政府として地方自治体と緊密に連携し、被災者の救援・救助など災害応急活動に総力を挙げて取り組むとともに、国民生活や経済活動が早期に回復するよう全力を尽くす」ことを決めた。
宮城、岩手両県知事から自衛隊の派遣要請があったことを受け、首相は北沢俊美防衛相に「自衛隊は最大限の活動をすること」と指示した。
引き続き2回目の緊急災害対策本部を開き、枝野幸男官房長官が全省庁の政務三役に直ちに登庁するよう指示。枝野官房長官はその後の記者会見で、防災担当の東祥三内閣府副大臣が現地入りする準備を始めたことを明らかにした。
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<東日本大震災>子ども手当見直し財源確保へ 与野党一致
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000125-mai-pol
毎日新聞 3月15日(火)19時38分配信
与野党は15日、幹事長・国対委員長会談を開き、東日本大震災の復興のための補正予算編成で、11年度予算案の子ども手当や高速道路無料化を見直して財源を確保する方向性で一致した。ただ、与党は11年度予算案をいったん成立させた後に予算の一部を削って震災対策に充てる考えなのに対し、野党は予算案採決前の抜本的な修正を要求。与野党の調整には課題も残っている。
民主党の岡田克也幹事長は会談で「大きな災害のため(予算の)見直しは大胆にやる」と表明した。子ども手当について「被災地対策に充てたり、もっと大胆なこともありえる」と震災対策への充当に前向きな考えを示したほか、高速道路無料化についても「被災地では高速道路の補修が必要だ。(無料化と)どちらを優先すべきか議論になる」と踏み込んだ。
一方、自民党は谷垣禎一総裁が15日の記者会見で、11年度予算案の財源を確保する特例公債法案について「参院採決の時点で修正に協力し、結論を得る」と歩み寄りのサインを発した。脇雅史参院国対委員長も「予算の組み替えに同意してもらえたら、特例公債法案を可決する場面はある」と語った。野党側にも復興に全力を挙げるため、特例公債法案にかたくなに反対できない雰囲気が広がる。
ただ、与野党の主張には隔たりがある。自民党は子ども手当と高速道路無料化に、農家への戸別所得補償、高校無償化を加えた四つの政策を凍結したうえで、10、11年度の予備費も足して約5兆円の財源を捻出し、当面の緊急復興対策に充てるよう求めている。公明党も「大幅に見直し災害復旧にあてる姿勢が必要だ」(山口那津男代表)としている。
これに対し、民主党は全面凍結に慎重だ。また、民主党は11年度予算案と特例公債法案を成立させた後に、11年度予算を見直して財源を確保したい考え。野党は法案採決前の大幅修正の確約を要求しており、なお歩み寄りが必要だ。
一方、与野党は15日、「各党・政府震災対策合同会議」の設置を決めた。福島第1原発での放射能漏れ事故など深刻な事態を踏まえ、与野党が情報を共有して対策に当たるのが目的で、16日に初会合を開く。【中田卓二、野口武則】
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国会議員が血税と議員特権を悪用して、
・若い精子と受精するための2回の同棲。
・歳費もらったままの4ヶ月育児休暇。
・14回の体外受精費;1回20〜60万円。
・2回の米での卵移植:1回 500万円。(国内法違反)
・NICUのベッドと集中治療費:5月退院までに健保2000万はかかるだろう。
・これから1年の間に5回の内臓手術: ? 万円。
このような暴挙をする議員・大臣を誕生させる社会の要因とは一体なんだろうか?
・人格に目を向けない選挙民の民度の低さ?
・地方大物野田卯一の権威・地盤とその取り巻きの利権享受者の底力?
・比例で救われる民意否定選挙制度?
・NHK・出版社などメディアの興味本位報道と大衆の追従?
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これからも代議制民主主義の問題事例として、重要な研究課題となろう。
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http://www.asahi.com/politics/update/0325/TKY201103250415.html
被災者向けに旧高輪議員宿舎の開放検討 衆院
2011年3月25日18時30分
衆院は25日、2007年に閉鎖して空き家になっている旧高輪議員宿舎(131戸)を東日本大震災の被災者向けに開放することについて検討を始めた。同日の議院運営委員会で民主党理事が提案、川端達夫委員長が事務局に調査を指示した。
ただ、高輪宿舎は老朽化が進んで耐震改修が必要で、電気や水道などのインフラはすでに廃止されている。民主党の安住淳国対委員長は同日の記者会見で「ハコは立派で当面使えるが、水と電気を改めて設置し直すと相当の経費がかかる。それでも希望者がおられるのであれば提示したい」と述べた。
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そろりと大連立へ?
議員歳費を半年間3割減へ 民自公調整、総額20億円超
http://www.asahi.com/politics/update/0327/TKY201103270131.html?ref=reca
2011年3月27日19時28分
民主、自民、公明の3党は、来月から半年間、国会議員の歳費を3割削減する方向で調整に入った。東日本大震災の復興財源確保のため、まずは国会議員が身を削る姿勢を示す狙い。削減額は1議員あたり約300万円、総額で20億円超になる見込みだ。28日にも3党の幹事長が最終的な詰めの協議を行う。
歳費削減を巡っては、公明党の山口那津男代表が震災直後に「1年間、3割削減」を主張。与野党内の慎重論を踏まえ、「半年間」を軸に3党が協議を続けてきた。
民主党の岡田克也幹事長は27日、青森県八戸市で歳費法改正を検討していることを表明。公明党の山口代表も27日、京都市で講演し「今週には必ず合意し、復興の先頭を切りたい」と語った。
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東京多摩地区ばりの民共共闘!?
子ども手当、延長へ=共産、再可決に前向き
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2011032800637
一般会計総額92兆4116億円の2011年度予算案は29日、成立する。年度末で効力が切れる現行の子ども手当を6カ月延長する「つなぎ法案」についても、民主党は同日の衆院通過を目指す。野党多数の参院では可決のめどは立っていないものの、これまで衆院の3分の2以上の賛成による再可決に否定的だった共産党が28日、協力する姿勢に転じたため、4月以降も子ども手当が延長される公算が大きくなった。
参院予算委員会は29日午前、菅直人首相と全閣僚が出席して締めくくりの質疑を実施。東日本大震災の発生後、首相の国会答弁は初めて。11年度予算案は同委とこの後の参院本会議で野党の反対多数で否決されるが、憲法の衆院優越規定に基づき、両院協議会を経て同日中に成立する運び。
年度内で効力が切れる減税措置を3カ月延長するつなぎ法案についても、29日の衆院財務金融委員会と本会議で可決し、参院に送付され、年度内に成立する見通しだ。(2011/03/28-21:43)
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公明案丸呑みかと思ったが社共との共闘で再可決の手もあり自由度は増した形。
公明が児童手当拡充案発表 所得制限設ける
http://www.asahi.com/politics/update/0329/TKY201103290372.html
2011年3月29日19時26分
公明党の山口那津男代表は29日、自公政権時代の児童手当を拡充し、中学生まで一律に月額1万円を支給する案を発表した。民主党の子ども手当に歩み寄る対案で、総額は1.9兆円規模だ。
児童手当では小学生までだった支給対象を子ども手当と同じ中学生まで拡大。3歳から小学生までの支給額を5千円から倍増した。所得制限は年収860万円未満(夫婦と子ども2人のサラリーマン世帯)とした。
菅政権は新年度から3歳未満は2万円、3歳から中学生までは1万3千円を支給し、総額2.9兆円規模の子ども手当法案を提出したが、成立のメドが立たない。公明党案は子ども手当に歩み寄りつつ総額は1兆円ほど抑制。山口氏は「震災の復興財源を生み出した」と説明する。
一方、中学生まで1万3千円を一律に支給する今年度の子ども手当を4月から半年間延長する「つなぎ法案」は29日、与党に加え、共産、社民両党の賛成で衆院本会議で可決された。参院は与党、共産、社民では過半数に少し届かず、民主党は無所属議員らへの働きかけを強めている。参院で否決されても、衆院の3分の2の賛成による再可決に当初慎重だった共産党が容認姿勢に転じたため、成立の公算が出てきた。
だが、参院の運営を握る自民党が応じなければ、参院採決に至らない。菅政権は自民党の要求に応じて子ども手当法案を撤回し、つなぎ法案一本に絞り込んで審議入りにつなげたい考えだ。民主、自民両党間では、つなぎ期間を3カ月に短縮することで妥協を目指す案も浮上している。
民主党と公明党の政策は支給対象年齢は同じで支給額の差も縮まっている。所得制限の有無に違いはあるが、民主党の岡田克也幹事長は「大きな違いがあるとは思わない。合意できる」。公明党幹部も「民主党が近づいてくるのは覚悟の上」としており、民公連携に発展する可能性もある。
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もともと、私は西岡武夫が嫌いです。それを前提として書きますが。
増税に反対なのは理解はできますが、参議院の過半数は、議長は採決に加わらないから、121。民主+共産+社民+国民新+糸数で120議席、野党から1議席造反があれば121。という微妙な数なのであるから、議長はより中立的な達観した言動をしてしかるべきではないか。
別報道だと「増税反対議連をつくる」とかだんだんヒートアップしていく西岡氏、輿石参院会長が岡田幹事長とともに菅と対応協議する場面が多くなってきた現在、そのうち「西岡おろし」があるかもしれない。
西岡参院議長「首相としての資格改めて疑う」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110512-OYT1T00918.htm
西岡参院議長は12日の記者会見で、政府が東日本大震災の復興財源確保のため増税を検討していることについて、「ただでさえ日本の経済は大変な状況になる。消費税による財源(確保)はあり得ない。当面は国債を発行するしかない」と述べ、反対する考えを示した。
菅首相が中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止を要請したことに関しても、「日本経済、国民生活全体への影響を計算した上での判断なのか疑問だ。首相としての資格があるのかどうか改めて疑わざるを得ない」と批判した。
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なんか西岡張り切り気味ですねぇ。。
参院議長発言に批判相次ぐ=「正常でない」「首相と対話を」−閣僚
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2011052000354
菅直人首相に即刻退陣を求めた西岡武夫参院議長の発言をめぐり、20日午前の閣僚の記者会見で、発言は不適切との批判が相次いだ。
北沢俊美防衛相は「議会で選ばれた三権の長が、国会で選ばれた首相に直截(ちょくせつ)に辞任を要求するのは正常な形ではない」と批判。野田佳彦財務相は「良識の府のトップなので、発言はその線を踏まえてやってもらいたい」と苦言を呈した。
前参院議長の江田五月法相は「西岡氏とは見解が違う。首相は震災対策などに精いっぱい取り組んでおり指摘は当たらない」と首相を擁護。衆院副議長経験者の中野寛成国家公安委員長も「公の場でそのような発言をするのはいかがか」と述べた。
片山善博総務相は「できればマスコミにぱっと出される前に、三権の長同士で対話があってもよかったのではないか」と注文を付け、枝野幸男官房長官は「(参院議長は)立法府の長であられる方なので、憲法でいう三権分立原則を踏まえて、直接的なコメントは避ける」と皮肉った。 (2011/05/20-12:07)
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>片山善博総務相は「できればマスコミにぱっと出される前に、
>対話があってもよかったのではないか」と注文を付け
こういうコメントはパフォーマンス優先で根回しもせず不規則発言する総理に言うべきだと思う。
自分たちに不都合な場合だけ対話を要求するってどうよ?
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内閣不信任決議案を提出 自・公・たちあがれ 2日採決
http://www.asahi.com/politics/update/0601/TKY201106010469.html
2011年6月1日18時10分
自民、公明、たちあがれ日本の3党は1日夕、菅政権への内閣不信任決議案を横路孝弘衆院議長に提出した。2日午後の衆院本会議で採決される。
提出理由は「菅総理に指導者としての資質がない以上、難局にあたって、菅内閣とともに政策体系を積み上げていくことは到底できない。被災地の復興と被災者の生活再建を実現していくためにも、菅総理は一刻も早く退陣すべきだ」などとしている。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060100669
「加藤の乱」は不発=過去の不信任決議、可決は4例
現行憲法の下で内閣不信任決議が可決されたのは、1993年の宮沢内閣など4例のみだ。2000年の「加藤の乱」は、野党だった民主党が森喜朗首相に対して提出した不信任案に自民党の加藤紘一氏が同調の動きを見せたが、執行部の切り崩しで不発に終わった。
当時の森内閣は、度重なる首相の失言などで支持率が低迷。民主党幹事長だった菅直人氏と気脈を通じていた加藤氏は不信任案に乗じ、盟友の山崎拓氏とともに倒閣を図った。
加藤派、山崎派が結束して賛成に回れば不信任案の可決は確実だったが、幹事長を務めていた野中広務氏が執行部の権限をフル活用。衆院小選挙区への対抗馬擁立をちらつかせ、不信任案同調の動きを鎮圧した。結局、加藤氏らは衆院本会議での採決を欠席するにとどまり、不信任案は否決された。
一方、93年に旧社会党などが提出した宮沢内閣への不信任決議は、衆院選挙制度改革に自民党最大派閥だった竹下派の内部抗争が絡み、同党から小沢一郎氏ら多数の造反者が出て可決された。小沢氏らは新生党を旗揚げし、自民党は分裂。宮沢喜一首相は衆院を解散したが、衆院選で自民党は過半数を割り込んだ。この結果、非自民の細川連立政権が誕生し、自民党は野党に転落した。
80年の大平内閣に対する不信任決議は、自民党非主流派だった福田派や三木派などから大量に欠席者が出た結果、可決された。伏線に、79年の首相指名選挙で、大平派と田中派が支える大平正芳総裁に対し、非主流派が福田赳夫氏を首相候補として推した「40日抗争」と呼ばれる激しい内紛があった。
「バカヤロー解散」として有名なのが53年のケース。国会質疑で吉田茂首相が野党議員に暴言を吐いたことをきっかけに不信任決議が提出されると、鳩山一郎氏らが自由党を脱党して決議に賛成し、可決された。連合国軍総司令部(GHQ)の施政下の48年には、GHQが「内閣の助言と承認」に基づく「天皇の国事行為」としての解散(7条解散)を認めなかったため、第2次吉田内閣に対する不信任決議に与野党が賛成。「なれ合い解散」と呼ばれた。(2011/06/01-17:09)
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http://www.asahi.com/politics/update/0602/TKY201106020451.htm
民主から賛成は松木・横粂氏、棄権は15人 不信任案2011年6月2日19時2分
内閣不信任決議案に賛成票を投じる民主党の松木謙公氏(左)=2日午後3時21分、国会内、西畑志朗撮影
民主党・無所属クラブの衆院議員のうち、内閣不信任案に賛成したのは松木謙公、横粂勝仁の2氏。また、石原洋三郎、内山晃、小沢一郎、太田和美、岡島一正、笠原多見子、金子健一、川島智太郎、木内孝胤、黒田雄、古賀敬章、瑞慶覧長敏、田中真紀子、三宅雪子、三輪信昭の15氏が棄権した。
また、共産党の9人と社民党の6人は全員棄権。国益と国民の生活を守る会の小泉龍司、無所属の石川知裕、佐藤夕子の各氏も棄権した。
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http://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY201106040146.html
自民、2度目の不信任案構想 実現性は…2011年6月4日19時5分
菅政権への内閣不信任決議案を出して否決された自民党内で、前例のない「2度目の内閣不信任案提出」構想が出ている。菅直人首相に早期退陣を再度迫るためだが、国会には、1度議決した法案などは会期中に再び審議できない「一事不再議の原則」がある。このため、実現性は低そうだ。
2日の不信任案否決後の菅首相の「居直り」姿勢にある自民党幹部が激怒。「不信任案の一事不再議は国会の慣例に過ぎない。(再度)出してはいけないと法律に定められてはいない」と語った。別の幹部も再提出に賛同する姿勢だ。菅首相が目指す会期の大幅延長を逆手に取り、「会期中に事情が変更された」と、別の提案理由をつくり、提案者を変えるなどすれば可能と踏む。
ただ、こうしたなりふり構わぬ「菅降ろし」の姿勢が国民に理解されるかはわからない。仮に自民党が政権に戻った場合、同じことを他党からやり返される恐れもある。
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http://www.asahi.com/politics/update/0618/TKY201106180548.html
菅政権が国会に提出した法案について、西岡武夫参院議長が参院での審議を認めないと表明した。議長による前例のない「審議拒否宣言」だ。西岡氏は執拗(しつよう)に菅直人首相の辞任を求めており、法案審議を人質にとって辞任を迫っているとの見方もある。専門家からは「議長権限の乱用だ」との批判が出ている。
西岡氏が「審議拒否」を宣言しているのは、国家公務員の給与を削減するための臨時特例法案。震災復興財源の確保を目的に2013年度末まで国家公務員の給与を削減する内容だ。菅内閣は3日に閣議決定して衆院に提出したが、審議には入っていない。公務員給与を増減する場合に通常は必要な人事院の勧告を経ない初のケースで、人事院の江利川毅総裁は「遺憾」との談話を出している。
西岡氏は6日の記者会見で「人事院の了解がないまま出すのは反対だ。了解がない限り、議案を付託する考えはない」と明言。「震災、原発事故への対応で努力している」として公務員への配慮も理由にあげた。16日の記者会見でも「仕組みを無視して内閣が勝手に法案を出す方がおかしい」と重ねて自らの正当性を主張した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110704-00000043-mai-pol
<与野党5党>小政党にも五分の魂? 「民自公で決めるな」
毎日新聞 7月4日(月)18時50分配信
国民新党と、みんな、社民、たちあがれ日本、新党改革の与野党5党が4日午後、国会内で幹事長会談を開き、民主、自民、公明の3党だけで国会の審議日程などを決めるべきではないとの認識で一致した。一つ一つは小所帯の各党だが、5党を合わせれば衆院会派で17人、参院会派では23人になる。「小政党にも五分の魂」とばかりに「与野党協調」で意地を見せた形だ。
4日午前に民主、自民、公明の3党が幹事長・国対委員長会談を開いたことを受け、国民新党の下地幹郎幹事長が3党を除く各党に呼びかけた。
会談で各党は「何かあるたびに国会審議が止まり、3党で解決が図られるのはおかしい」と批判。下地氏は「小さいところ(政党)も、国会についてどうあるべきかの考えを持っている。今のやり方は、3党で決めて下に通告するみたいだ」と不快感を示した。【朝日弘行】
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http://www.asahi.com/politics/update/0727/TKY201107270344.html
節電国会 「暑い」論戦 3度高い設定でも上着は義務
節電対策で冷房が控えられた衆院本会議場では、扇子に涼を求める国会議員の姿もあった=国会内、仙波理撮影
会期が8月末まで延長され、国会も節電の夏を迎えている。震災や原発対応をめぐる政権の混乱に冷ややかな声は多いが、空調の設定温度が上がった本会議場は例年になく「暑い」論戦の場となっている。
衆院本会議場は今月に入り、扇子で顔をあおぐ議員の姿が目立つ。再生可能エネルギー特別措置法案が審議入りした14日も、本会議が終わると、議員たちは「暑かった」と口々に言いながら出てきた。
空調の設定温度は28度で昨年より3度高い。ネクタイはしなくてもいいが、上着はこれまで通り着用が義務づけられている。衆院の議院運営委員会の理事会の申し合わせで決められた。
衆参両院も、電気事業法にもとづく「電力使用制限令」の対象だ。最大電力を昨夏より15%削減しなければならない。
両院とも25%削減を目標に掲げ、半分以上のエレベーターやエスカレーターを停止させているほか、照明を落としたり、噴水を止めたりといった対策を講じている。参院本会議場は照明をつけず、天井のステンドグラスからの明かりだけで審議をする時間帯も多い。
昨年建て替えられた衆参両院の議員会館も、共用部分の設定温度は28度。大型蓄電装置を使って夜間にためた電気を昼間に使ったり、ガスタービンエンジンによる自家発電を活用したりして電気の使用量を減らしている。
一方、議員会館内にある各議員の事務所には「温度差」があるのが実情だ。両院は議運の理事会で「議員室は厳密な温度設定(最低28度)をする」(衆院)、「一層の節電への協力をお願いする」(参院)と申し合わせた。
だが、在室中は事務所側で自由に部屋の温度を設定できる。「エアコンは使わない」と話す議員や28度を厳密に守る議員がいる一方、猛暑が続いた7月前半は24度前後まで冷やした部屋も少なからずあった。
「遠方からの来客を蒸し暑い部屋に通せない」「パソコンやコピー機の熱で暑く、窓も開けられない」。議員秘書からはこんな声も漏れる。室温を24度に設定していた事務所のスタッフは「議員が外から戻った時は汗がひくよう、一時的に冷やしている」と話した。
7月22日までをみると、衆院議員会館の電力使用量は、制限令で義務づけられた15%減は達成したものの、目標に掲げる1日あたり25%減をクリアできたのは4日間だけ。一方、本会議場などがある衆院の本館(別館、分館含む)は半分ほどの日で25%減を、参議院は本館、議員会館とも連日25%を達成している。
節電を呼びかける川端達夫・衆院議院運営委員長は「(議員に)強要はできない」としつつ、「国会で節電をすることにメッセージ性がある。メリハリのきいた節電で昨年比17%減は達成したい」と話す。(松村北斗、小野甲太郎)
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http://www.asahi.com/politics/update/0730/TKY201107300391.html
国会議員の質問主意書急減 震災や鈴木氏収監が影響
国会議員が書面で政府見解をただす質問主意書の提出件数(衆院)が、今年の通常国会は急減している。東日本大震災が起きたことに加え、質問主意書を連発した新党大地の鈴木宗男氏が昨年末にあっせん収賄罪などで収監された影響が大きいようだ。
質問主意書の提出は今年、通常国会が始まった1月24日から震災発生の3月11日までは142件あった。だが、震災後は4月中旬まではなく、今月29日時点でも360件。背景に与野党の自粛があったとみられる。
民主党は2007年参院選に勝利すると、質問主意書も活用して政権交代へと攻勢をかけた。通常国会で見ると、提出件数は07年の481件から08年に587件へと増え、総選挙を控えた09年通常国会では691件にのぼった。
ただ、民主党以上に提出件数を押し上げたのは鈴木氏のようだ。鈴木氏は小会派で国会での質問時間が限られたが、対ロシア外交などをめぐり対立した外務省を主に追及するため、質問主意書を数多く提出した。その数は05年から5年間で2140件、09年は全体の7割の466件を占めた。
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民主党:16人が会派離脱撤回
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110901k0000m010059000c.html
民主党に会派離脱届を提出していた同党衆院議員16人は31日、国会内で輿石東幹事長に離脱届撤回の考えを伝え、了承された。小沢一郎元代表に近い渡辺浩一郎衆院議員ら16人は2月、元代表への処分方針に抗議し、離脱届を出していたが、執行部は受理していない。渡辺氏は記者団に「野田佳彦新首相が党内全体の融和政策を取っているので、それに呼応する意味で撤回した」と述べた。
毎日新聞 2011年8月31日 20時22分
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http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/09/29/20110929ddm005010081000c.html
ファイル:ヤジに1分以上注意−−参院予算委
28日の参院予算委員会で、石井一委員長(民主)が野党席からの激しいヤジに対し「四十数年の議会生活で十数回委員長を務めたが、この委員会はやかましい。常に騒ぐのはやめていただきたい」と、1分以上にわたって注意する場面があった。参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」で、委員会室でのヤジが常態化。石井氏は「ヤジは議会の華。なるほど、と笑いの起こるようなヤジにしていただきたい」と注文した。傍聴席からの不規則発言についても「退場を命ずる場合もある」と警告した。
毎日新聞 2011年9月29日 東京朝刊
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たばこ増税見直し 補正予算早期成立へ民主譲歩
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011101301000764.html
記者会見する民主党の前原政調会長=13日午後、衆院第2議員会館
民主党は13日、東日本大震災の本格復興に向けた2011年度第3次補正予算案の早期成立を図るため復興財源をめぐり自民、公明両党に譲歩する方針を固めた。両党の主張を受け入れ、たばこ増税を見直す方向で検討、復興債の償還期間も10年より長期とする。民主党の前原誠司政調会長は14日午後に開く3党政調会長会談で、この方針を伝える構えだ。
自民党の茂木敏充、公明党の石井啓一両政調会長は13日午後、国会内で会談。償還期間の延長のほか、3次補正の中で復興対策と円高対策の項目を明確に分けるよう求める方針を確認した。その場で前原氏に電話し、14日の会談を決めた。
2011/10/13 19:03 【共同通信】
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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/10/17/kiji/K20111017001836030.html?feature=related
議員歳費 50万削減わずか半年でもう満額復活!!
国民には「増税」「年金支給年齢引き上げ」など負担増のニュースばかり届くが…
Photo By スポニチ
東日本大震災の復興財源に充てるため、4月から半年間月額50万円を削減していた国会議員の歳費が、10月10日支給分から元の129万4000円に満額復活。一部野党からは削減延長論が出ているが、民主党などは削減の再開や延長はしない方針。増税や年金支給年齢引き上げが議論されており、国民の先行き不安と負担感は募るばかり。しかし、議員たちの動きは鈍い。削減終了までの裏側と、各政党や議員たちの本音を探った。
「半年間、3割」という歳費削減に関する国会議員歳費減額特例法は、今年3月末に民主・自民・公明の3党協議で国会提出され、可決された。期限切れとなる9月26日には、みんなの党が延長を求める法案を参議院に提出したが、議論はほとんどなく、臨時国会が閉会した。
国民に増税を求める一方で、あっさりと進んだ満額復活。9月27日の予算委員会で減額延長についての法案審議を促した、みんなの党の江田憲司幹事長によれば「その日の夜に行った超党派の会合では総スカンだった。どの党の議員も“みんなの党だけでやれば”という感じですよ。各党の幹事長も回ったが、結局は自分の問題になってくれば逃げる」と議員たちの反応は鈍かったという。
民主党の輿石東幹事長は今月6日に記者会見で「歳費削減だけが身を削ることではない。歳費を削られ秘書を1人減らさなければならないとの悲鳴も聞こえる」と説明。その前には民主党の1年生議員全員による「削減をする場合は、いきなりではなく事前に議論してほしい」「お金のない議員には、党から貸し付けなどを行ってほしい」などの要望書が幹事長に手渡されていた。
しかし、月額129万4000円の歳費から半年間50万円削減されたが、それとは別に非課税の文書通信交通滞在費が月額100万円、政党に交付される立法事務費が議員1人につき月額65万円支給される。ボーナスに当たる期末手当は年間約550万円。一般市民の感覚から言えば、事務所運営にしろ生活費にしろ、十分すぎるほどの金額だ。
スポニチ本紙が各政党に行ったアンケートでは「削減延長反対」と明記する政党は少なくない。削減に「賛成」としたのは公明党とみんなの党のみ。それでは国会議員はどこで「身を切る」のだろうか。
民主党は「議員定数の削減」で補うとしているが、定数削減についての各党の意見はバラバラ。大政党は比例定数の削減を提唱し、小選挙区での勝利が難しい小政党は比例の削減は反対。自分たちの議席が減らない方法に目が向いている政党が多く、定数選挙制度の見直しや、削減法案成立には年単位の時間がかかりそうだ。
江田氏は「歳費の問題を定数削減に問題をすり替えている。手っ取り早い給料カットができないのに、自分たちの数を減らすことができるはずがない」と民主をはじめとする各党を批判。
さらに「これでは全く国民の理解は得られない。国会議員自ら身を切れという世間の常識は永田町の非常識なんだ。国民に増税を訴える民主・自民の議員こそ削減を率先して提唱すべきでしょう」と憤りを見せた。
「アルバイトを減らした」「地元に事務所を開けない」などの声は一部議員から上がっている。しかし、民主党の若手議員(当選2回)は「50万円削減は正直きつかった。会合が重なって出費が続くと大変」としながらも「削減されても同年代の民間の給与と同じ、もしくは少しいいぐらいなので、生活できないということはない」との“本音”も聞こえてきた。被災地の現状やこれから負担が増えていく国民のことを考えると、この言葉の意味は大きい。
半年間で総額21億6000万円の削減ができた中、20日にも開会される臨時国会で、みんなの党は歳費削減法案を再び提出する予定。各議員、各政党がどのような議論をするのか、国民の厳しい目が向いている。
[ 2011年10月17日 06:00 ]
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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/10/17/kiji/K20111017001836050.html
歳費の用途 所得税、党県連費など引かれ残額わずか
議員歳費満額復活
議員歳費はどのように使われているのか。民主党の当選1回の徳永エリ参院議員は「歳費と別にいただく文書通信交通滞在費は全て事務所運営に使っています。歳費から50万円カットされては手元にほとんど残らない」と語る。削減後の約79万円のうち、20万円以上の所得税、党県連に毎月払っているお金が16万円、議員宿舎が約10万円、所属する議員連盟の会費が1会派約1万円、国費で賄われる3人以外の秘書やスタッフの給料1人20万〜30万円などが引かれるという。
徳永氏は「本当にギリギリです。明細をお見せしてもいい。これではお金のある人しか議員になれない」と訴えた。その上で「復興のためにお金を使うべきというのは十分分かっている。なぜ50万円、半年カットなのか。私たちにも心構えややり繰りがあるので、1割減を5年間続けるなどやり方を考えてほしい」と話した。また、同党の福嶋健一郎衆院議員は「地元の声や要望に応え、きめ細やかな活動をすればするほどお金はかかる。削減は延長しなくてもいいが、資金的に余力のある議員はスタッフを被災地に派遣するなどできるようなことがあってもいい」と提案した。
一方、みんなの党の江田氏は「私は政治献金ゼロで、無所属時代は政党からの助成金もゼロでやってきた。秘書は3人プラス、自費で2人雇っている。やっていけないなんて甘い。政治活動には十分すぎる」と強調した。
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http://www.asahi.com/politics/update/1018/TKY201110180590.html
国会会期、最長の289日 震災などでほぼ通年に
今月20日召集の臨時国会の会期が12月9日までに固まり、通常国会と1回目の臨時国会をあわせると、今年の国会の開会期間は計289日になる。通常国会が毎年1月に始まるようになった1992年以降でいちばん長く、ほとんど「通年国会」だ。
菅政権は震災対策の法案や補正予算案を通常国会で成立させるとして、野党が「延命策」と批判するなかで会期を大幅延長。通常国会としても92年以降で最長の220日だった。今回の臨時国会も震災対策のほか重要法案が控え、早くも会期延長が取りざたされる。
通常国会の会期は150日。臨時国会は必要に応じて開かれる。92年以降でこれまで最長だったのは、07年の279日。夏の参院選で衆参がねじれ、臨時国会はインド洋での自衛隊給油法案の審議がこじれて越年した。それに続くのは93年の278日。衆院での小選挙区制導入を柱とする政治改革関連法案をめぐり越年した。今年は越年しなくても最長記録を更新する。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000051-jij-pol
会長に自民・小坂氏=設置から4年で始動―参院憲法審
時事通信 10月21日(金)11時11分配信
参院は21日午前、憲法改正原案を審議する憲法審査会を開催し、会長に自民党の小坂憲次前参院幹事長を投票で選出した。衆院憲法審も民主党の大畠章宏前国土交通相を選任。憲法審は、2007年8月の設置後、4年を経て始動した。
参院憲法審は、民主、自民両党がともに会長ポストを要求して譲らなかったため、委員45人による互選を実施。小坂氏の23票に対し、民主党の江田五月前法相は22票と、1票及ばなかった。小坂氏には自民党のほか、公明党などが投票した。
最終更新:10月21日(金)12時44分
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http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/10/27/20111027ddm003040204000c.html
クローズアップ2011:衆院、在外公館へサイバー攻撃続発 見えぬ敵、対応遅れ
サイバー攻撃の被害防止に向け、インフラ機器メーカー9社を中心に発足した官民連絡会議=経済産業省で2011年10月25日、和田憲二撮影 防衛関連企業に続いて外務省や在外公館にも情報の窃取を目的とした「標的型メール」が送り付けられていたことが判明した。衆院議員の公務用パソコンや衆院のサーバーでもウイルス感染が確認されている。相次いで発覚する国の中枢を狙ったサイバー攻撃。この国の情報セキュリティーはどうなっているのか。その現状を追った。
◇各機関、企業連携不足
サイバー攻撃は、(1)一般のパソコンへの偽メールなど(2)政府や企業の実務に関わる被害(3)外交・防衛などの機密への被害−−の3段階に分けられ、今回の在外公館などへの攻撃は「三つのうち真ん中」だ。藤村修官房長官は26日の会見で、重大な被害につながっていないとの認識を強調。昨年9月に首相官邸でもホームページなどにアクセスしにくくなるサイバー攻撃があったことも明らかにした。
政府のサイバー攻撃対策は、00年に中央官庁のホームページが改ざんされ、対策推進室が設置されたのがきっかけだ。現在は、官邸近くの内閣府別館にある内閣官房情報セキュリティーセンター(NISC)が対策の中核を担う。官僚や民間技術者ら約80人が政府内のシステムを24時間監視。各府省庁の情報共有や連携を進める。
ただ、NISCは調整・集約とサポート役で、実際の攻撃対応は各府省庁が担当。縦割り行政の弊害もあって政府内の連携は十分ではない。6月ごろから起きた在外公館などへの攻撃について、藤村長官は26日の会見で「知ったのはつい最近」と述べ、外務省から情報が来たのが同日朝だったと明らかにした。
衆院のネットサーバーなどがウイルス感染した問題でも「三権分立」が縦割りの壁になった。NISCは衆参両院や最高裁に「直接言えない立場」(担当者)で、25日の発覚時点で政府は衆院側から全く情報を得られていなかった。
一方、経済産業省は25日、サイバー攻撃の被害防止に向け重電や重工などインフラ機器メーカー9社を中心とする官民の連絡会議を発足させた。もともと来春をメドに官民の情報共有の枠組みを構築するはずだったが、今夏の三菱重工業の被害を受けて前倒しした。
ただ、急ごしらえの会議では、被害状況やセキュリティー対策の情報を共有していくことを確認しただけで、具体的な検討はこれから。高度化する手口に、出席企業のトップからは「いたちごっこになるのでは」(大宮英明・三菱重工業社長)と懸念の声も上がる。
経産省自身「犯罪者を捕まえるのは警察の仕事」(幹部)というように、捜査当局とどう連携していくのかも今後の課題。「個別企業を超えた対応が必要」(釜和明・IHI社長)との認識は共有しつつ、手探りの対策が続く。【久田宏、小山由宇、和田憲二、中島和哉】
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◇なりすまし、海外サーバー…捜査に壁
標的型メールによるサイバー攻撃が、中央省庁や防衛関連企業にも及んでいることから、警察当局は国の安全保障や外交への脅威になりかねないとして警戒を強めてきた。
警察庁は8月、防衛産業など先端技術を扱う企業約4000社の間で、サイバー攻撃の情報を共有するネットワークを設置。加盟企業に実施した調査では、サイバー攻撃は4〜9月だけで890件に上り、攻撃が日常化している実態がうかがえる。
サイバー攻撃の危険性は、市販のウイルス対策ソフトで検知できない不正プログラムが利用される点にある。攻撃者は、業務連絡などを装ったメールを送信。受信者が添付ファイルを開くとウイルスに感染し、パソコン内の情報が外部に流出する恐れがある。感染に気づかず、発覚していない情報流出も多いとみられている。
攻撃ルートの解明も容易ではない。攻撃者とは無関係のサーバーやパソコンを経由したり、通信先が海外のサーバーであることが多く、攻撃者の特定は難しい。
警察庁には5月、標的型メールの受信が二十数件あった。不正プログラムを解析したところ、感染した場合の通信先は半数が中国だった。情報セキュリティーの専門家は「サーバー所在国が攻撃者の居住地とは限らず、追跡をますます困難にしている」と話している。
三菱重工業に対するサイバー攻撃事件では、警視庁が9月30日、同社の被害届を受理し、不正アクセス禁止法違反や業務妨害などの容疑を視野に捜査を開始。感染したサーバーは不正プログラムの指示で中国など海外のサーバーに強制接続されており、海外の捜査当局にも協力を要請する方針だ。【鮎川耕史、村上尊一】
毎日新聞 2011年10月27日 東京朝刊
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>>375
>今後の焦点は参院議長人事に移る。現在の江田五月議長は6月の通常国会会期末に、野党側が提出した議長不信任決議案を採決せずに閉会した。この手法に野党側は反発を強めており、民主党内でも「江田氏の続投は難しい」との見方が強い。
>後任議長の筆頭として名前が挙がっているのは、党重鎮の西岡武夫参院議院運営委員長だ。小沢氏が新進党党首時代の幹事長を務め、自由党結党時も行動を共にするなど小沢氏にも近い。
>この他、当選回数の多い直嶋正行経済産業相や北沢俊美防衛相らの名前も挙がっているが、現職閣僚を議長に起用するには内閣改造を伴うことになり、西岡氏を軸に調整が進みそうだ。
後任は直嶋か北沢ってところか?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/3542-3545
3542 :名無しさん:2011/11/05(土) 07:41:12
西岡武夫参院議長が死去。(NHK速報)
このページの名簿のままだと、(大石/広野氏は繰り上げ当選済みなので)
秦知子氏が繰り上げ当選となります。
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/kaihyou/yb00018.htm
3543 :名無しさん:2011/11/05(土) 08:37:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111028-00000140-mai-pol
<西岡参院議長>今国会前半は欠席へ 帯状疱疹が回復せず
毎日新聞 10月28日(金)23時55分配信
拡大写真
西岡武夫参院議長
西岡武夫参院議長(75)は28日、口内にできた帯状疱疹(ほうしん)の影響で参院本会議を欠席していることについて「十分に回復せず、発声が聞き取りづらく、議事進行でご迷惑をおかけすることになりかねない」として、12月9日に会期末を迎える今国会の前半は出席を見送るとのコメントを発表した。復帰は11月中旬以降になるとみられ、参院本会議の議事進行は尾辻秀久副議長に任せる。西岡氏は21日の今国会の開会式も欠席していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111105-00000021-jij-pol
西岡参院議長が死去
時事通信 11月5日(土)7時40分配信
西岡武夫参院議長が5日午前2時24分、肺炎のため都内の病院で死去した。
3544 :チバQ:2011/11/05(土) 09:33:34
参考)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011102000386
西岡参院議長が病欠
西岡武夫参院議長は20日召集された臨時国会冒頭の本会議を欠席した。口内にできた帯状疱疹(ほうしん)で発声に支障があるためとしている。議事進行は尾辻秀久副議長が代行した。議長が国会召集日に欠席するのは極めて異例だ。
周辺によると、西岡氏は21日の開会式も欠席する見通し。ただ、19日に参院議長公邸で西岡氏と会った民主党の輿石東幹事長によると、議長は元気な様子だったという。(2011/10/20-12:46)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011102800683
西岡議長、会期前半は欠席
西岡武夫参院議長は28日、口の中に帯状疱疹(ほうしん)ができた影響で参院本会議を欠席していることに関し、「いまだに十分回復せず、発声が聞き取りづらい状態。議事進行で迷惑を掛けることにもなりかねないため、(今国会の)会期前半については本会議を副議長にお願いしたい」とのコメントを発表した。復帰は11月後半以降になるとみられる。
これに関連し、民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は記者会見で、同日午後に西岡議長から電話があったとし、「会期後半になれば本会議に出席されると思っている」と語った。(2011/10/28-16:35)
3545 :チバQ:2011/11/05(土) 09:39:10
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011110501000095.html
西岡参院議長が死去 新自由クラブ結成も
9月30日の参院本会議でよろめいて転倒しかけ、橋本雅史事務総長に支えられ参院本会議場の議長席に着く西岡議長
参院議長の西岡武夫氏が5日午前2時24分、肺炎のため都内の虎の門病院で死去した。75歳だった。長崎市出身。
西岡氏は衆院11期、参院2期を務めた。長崎新聞社論説委員を経て1963年の衆院選で初当選。後に自民党に入ったが、76年にロッキード事件批判で離党して新自由クラブを結成し、幹事長に就いた。80年に自民党復党後は文教族の実力者として竹下、宇野両内閣の文相、党総務会長などを歴任。93年の野党転落後に政治改革推進を掲げて再び離党し、小沢一郎氏と行動を共にして新進党、自由党、民主党と歩んだ。
2001年の参院選で転身し、10年の菅政権時に議長就任。
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今携帯電話の速報で知りまして急遽来ました。まとめ感謝。
北沢氏が後任ですかねぇ。。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111105-00000024-mai-pol
<西岡参院議長死去>与野党から驚きと悼む声
毎日新聞 11月5日(土)11時39分配信
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今年の長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で献花する西岡武夫参院議長=長崎市で2011年8月9日、金澤稔撮影
5日未明に肺炎で死去した参院議長の西岡武夫氏は、1963年衆院選で初当選した現役最古参の国会議員だった。菅直人首相(当時)の政権運営を批判して退陣を求めるなど、歯に衣(きぬ)着せぬ発言が時に論議を呼んだ異色の議長だったが、突然の訃報に与野党からは驚きと悼む声が聞かれた。
東京都内の参院議長公邸には5日、民主党の輿石東幹事長や小沢一郎元代表、鳩山由紀夫元首相らが弔問に駆けつけた。自民党の中曽根弘文参院議員会長、青木幹雄元参院議員会長や森喜朗元首相、河野洋平前衆院議長らも訪れた。
輿石氏は「残念で本当に悔しい。戦後の日本の政治史に残る信念の人、正義感の強い偉大な政治家だった。今の政治状況を一番心配されていた」と故人をしのんだ。中曽根氏は「議長として選挙制度改革に熱心に取り組まれ、さぞ無念のことと思う。本当に信念のある見識の高い立派な先輩だった」と語った。
また、野田佳彦首相は「東日本大震災からの復旧・復興に向けて今後もさらなる活躍が期待されていた中で、誠に残念だ」との談話を発表。前任の参院議長だった江田五月前法相は毎日新聞の取材に「私の議長時代に、議運委員長として苦労いただいたことをはじめ、新自由クラブ時代以来、ずっと兄事していたので残念でならない」と語った。
自民党の谷垣禎一総裁は宮城県栗原市で記者団に「自民党では党三役も務め、私自身も指導いただいた。不退転の決意で行動され、大きな影響力があった。今回の(東日本大震災の)国難に際しても議長として決然として行動された」と語った。公明党の山口那津男代表は「国会議員生活も多年にわたり、多くの功績を残された。選挙制度改革では議長案を示され、取りまとめに情熱を傾けられた」とのコメントを出した。社民党の福島瑞穂党首は「長く国会で活躍してこられ、議長に就任されてからは、参院の改革にも意欲的に取り組んでこられた」との談話を発表した。
議長公邸では7日までの午前9時〜午後5時、記帳を受け付ける。【佐藤丈一、高橋恵子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111105-00000517-san-pol
西岡参院議長死去 弔問に議員ら続々 小沢元代表、森元首相…
産経新聞 11月5日(土)11時56分配信
都内の病院で死去した西岡武夫参院議長の遺体は5日午前9時15分ごろ、最後の生活の場となった参院議長公邸に到着した。公邸では、遺体の到着に先立つ午前9時から弔問の受付が始まり、自民党の森喜朗元首相をはじめ与野党問わず多数の政治家が訪れた。「一票の格差」が問題になった参院選挙制度の改革に取り組んでいた最中の突然の悲報に、弔問客は一様に驚きを隠せない表情を見せた。
民主党の輿石東幹事長は「残念で悔しい思いだ。今の日本の政治状況を心配していた。戦後の日本政治史に残る信念の人で、正義感の強い、尊敬する先輩政治家だった」と悼んだ。
早稲田大雄弁会の先輩である青木幹雄元自民党参院議員会長は「こんなに早く亡くなるとは、残念の一言に尽きる。本会議を休んでいたので体は悪いと思っていたが、その以前は元気だったので…」と声を詰まらせた。
平成5年に自民党離党後は行動を共にしてきた民主党の小沢一郎元代表は午前9時半ごろ、公邸を訪れた。民主党では、岡田克也前幹事長や藤村修官房長官、平田健二参院幹事長らも駆けつけた。
社民党の福島瑞穂党首は「大変ショックだ。参院選挙制度改革に情熱を傾けてきた議長だった。志半ばで亡くなられたことは非常に残念だ」と述べた。
自民党の谷垣禎一総裁は「突然の訃報に大変驚いている。慎んでご冥福をお祈りしたい」との談話を発表した。
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111105-OYT1T00764.htm
参院議長後任、直嶋元経産相や北沢前防衛相浮上
民主党は5日、西岡武夫参院議長の死去を受けて、後任の議長候補の人選に入った。
党内では、いずれも参院議員で当選4回の直嶋正行元経済産業相や北沢俊美前防衛相らの名が浮上している。後任が決まるまでは、国会法に基づき、尾辻秀久副議長が議長の職務を代行する。
野田首相は5日、後任議長候補について、「公正中立に(国会を)運営される方を選ぶということにつきる」と述べた。西岡氏の死去については、「突然だったので大変驚いた。(私が)学生の時に初めて政治にかかわったのは、(西岡氏らが結成した)新自由クラブの応援だった。臨時国会中の会談を申し出ていたが、かなわなかったのは残念だ」と述べた。参院議長公邸に西岡氏の弔問に訪れた後、首相公邸前で記者団に語った。
(2011年11月5日21時01分 読売新聞)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111105/stt11110521150007-n1.htm
後任は8日にも選出 難航すれば3次補正成立に影響
2011.11.5 21:14 (1/2ページ)[国会]
西岡武夫氏が5日死去したのを受け、民主党は後任の参院議長選びを本格化させた。慣例に従い参院第一党の同党から8日にも選出される見込みで、党内では直嶋正行元経済産業相らの名が挙がっている。だが、民主党は過半数に達していない上、野党は野田佳彦政権の人事に反発している。人選で野党側の理解が得られなければ、平成23年度第3次補正予算案の早期成立にも影響を与えそうだ。
参院は7日午後に議院運営委員会理事会を開催することを決めた。西岡氏死去の報告後、議長選挙を行う本会議の日程も協議する。
初代参院議長の松平恒雄氏が死去した際には翌日に後任が選ばれた。これを踏まえ、民主党は8日に本会議を開いて後任を決めたい考えだ。輿石(こしいし)東(あずま)幹事長は5日、都内で記者団に「民主党会派として議長が空席ということは許されない。早急に対応する」と述べた。
しかし平成22年の前回議長選で、自民党は西岡氏の議運委員長時代の運営に反発し同氏に投票しなかった。同党は、首相が松原仁国土交通副大臣に拉致問題担当を兼務させた人事についても「法令無視だ」と反発している。前回は西岡氏に投票した公明党も、首相が元同党参院議員の高野博師氏を内閣官房参与に起用する人事を決めたことに批判を強めている。
自民党幹部は「民主党からの後任は限られる」と指摘する。候補に挙げられている北沢俊美元防衛相は在任中、民間人が自衛隊関連行事で政権批判するのを封じる事務次官通達を出させた。「再登板」の声が上がる江田五月前法相には、前回の任期終了直前に突きつけられた議長不信任決議案を審議しないまま閉会したことが尾を引いている。
議長選出が難航すれば、補正予算成立がずれ込む可能性があり、民主党は野党側の意向に沿った人選を強いられかねない。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000050-mai-pol
<参院議長>平田健二氏を推薦へ 参院民主
毎日新聞 11月11日(金)12時32分配信
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平田健二参院幹事長
参院民主党は11日、国会内で議員総会を開き、5日に死去した西岡武夫参院議長の後任に、平田健二参院幹事長(67)を推す方針を決めた。輿石東参院議員会長(党幹事長を兼務)の提案を満場一致で認めた。後任の参院幹事長には小川敏夫元副法相(63)が指名された。民主党は参院で過半数を確保していないが、議長は第1党から選出するのが慣例で、14日の参院本会議で正式に議長に選出される見通し。
議長候補には他に直嶋正行元経済産業相、北沢俊美前防衛相らの名前が挙がっていた。ただ、直嶋氏は民主党政調でエネルギー政策見直しなどの責任者を務めていて交代させにくく、北沢氏は野党時代の参院国対委員長として自民党と激しく対立した経緯もあり、平田氏の起用が固まった。平田氏は岐阜選挙区選出で当選3回。連合傘下の「ゼンセン同盟」出身。【高橋恵子】
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>>450
何かと党幹部に対する不規則発言が多い平田議員の口封じかと思ったけど。
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参院議長に平田氏選出 閣僚未経験で3人目
2011年11月14日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184061-storytopic-3.html
参院は14日午後の本会議で、5日死去した西岡武夫参院議長の後任に、民主党参院幹事長を務めていた平田健二氏を選出した。
平田氏は参院当選3回(岐阜選挙区)で閣僚の経験がない。参院事務局によると閣僚未経験の議長は1971年就任の河野謙三氏以来、3人目。民主党参院議員会長を兼務している輿石東幹事長と近く、野党との関係も良好とされる。
輿石氏は、野党が参院で多数を占める「ねじれ国会」を乗り切るためには平田氏が適任と判断。自民党は当初、尾辻秀久副議長よりも当選回数が1回少ないことなどを理由に「バランスが崩れる」と再考を求めたが、最終的に容認した。(共同通信)
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谷垣総裁、異例の質問登壇…突き上げで対決姿勢
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111116-OYT1T00938.htm?from=popin
環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加問題で、賛否を明確にできない自民党への批判が党内外で強まっている。
同党の谷垣総裁は、TPP交渉参加をテーマに開かれる17日の衆院本会議で質問に立つが、TPP交渉参加問題で党内の賛成派、反対派双方から「指導力不足」と突き上げられる中、野田首相との対決姿勢を強調しようとする苦しい立場がうかがえる。
総裁が代表質問以外で、本会議に登壇するのは異例で、首相の交渉参加表明を巡る閣内不一致や日米間の発表の食い違いなどをただす考えだ。
その谷垣氏は16日、町村議会議長全国大会であいさつし、「TPPを主導する首相の発言が国内外で異なっている。足元のおぼつかない民主党政権で、国益を守る確固たる交渉ができるのか」と政府の対応を批判した。
ただ、自民党はTPP交渉参加への賛否は明確にしていない。民主党の中堅議員は「自民党は、我が党のようにけんけんごうごうの議論をやっていない。批判する権利はない」と切り捨てる。
政府内からも「谷垣氏ら自民党執行部は、発言のぶれや発表の問題点など、枝葉の話をすることで本質的な議論を避けている」との指摘が出ている。
(2011年11月16日20時55分 読売新聞)
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もう田中ももたんでしょ。。次は輿石の云う事聞かずに任命すべし。
2012年2月6日13時20分
「国会内でコーヒー飲まない決意」 防衛相が釈明
http://www.asahi.com/politics/update/0206/TKY201202060129.html?ref=goo
「今後は在籍(在任)期間は国会内でコーヒーを飲まない決意で臨みたい」。国会審議中に離席して国会内でコーヒーを飲んでいた田中直紀防衛相は6日の参院予算委員会で、「脱コーヒー宣言」した。礒崎陽輔氏(自民)の質問に答えた。
田中氏は先月31日の同委員会開会中に10分以上席を離れ、一時は「行方不明」騒動になった。
6日の委員会で田中氏は「風邪気味で薬を飲んでトイレに行ったため、時間がかかった」と説明。「日ごろの癖で、ただ(食堂に)座るのではなくコーヒーを飲むという精神だった」と述べ、「心からおわび申し上げたい」と謝った。
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東アジア・東南アジア・オーストラリアへはLCCを使うこと
ヨーロッパやアメリカ行くときもエコノミー使うこと
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120510/plc12051021180015-n1.htm
議員外遊予算4・5倍の背景に中国の圧力? 決定直前訪中の議長らに「議員外交弱い」と指摘
2012.5.10 21:18
衆院の議員海外派遣の旅費予算に関し、与野党が平成25年度予算案に今年度の4・5倍にあたる20億円を要求することで合意した問題で、増額は中国側の提案がきっかけだった可能性が10日、浮上した。
関係者によると、今年1月に議会交流で訪中した小平忠正議運委員長らに対し、丹羽宇一郎駐中国大使が「民主党は議員外交が弱い。政権を担う覚悟があるのか」と非難。今月3〜6日に訪中した横路孝弘議長と議運委員に対しては、中国側要人から「あなた方のお国は議員外交が少ないですね」と指摘されたという。
こうした“外圧”が影響したのか、異例の大幅増額は8日の衆院議院運営委員会理事会で「議員の海外派遣強化が急務だ」として決まった。お手盛り批判もある旅費増額要求だが、実態は、中国に気兼ねした結果だったのか?
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120525-00000132-mai-pol
<参院本会議>「休業」1カ月 政局駆け引きで法案放置
毎日新聞 5月25日(金)23時0分配信
国会開会中にもかかわらず、この1カ月間、参院本会議が一回も開かれない異常事態が続いている。4月20日の本会議で前田武志国土交通相と田中直紀防衛相の問責決議が可決されたが、政府・民主党が2閣僚の交代を拒否し、反発した野党側が自民党を中心に審議拒否を続けているためだ。消費増税法案をめぐる政局の駆け引きばかりが目立ち、ほかの法案を放置したまま怠慢を続ける国会への批判が高まっている。【青木純、鈴木美穂】
最後の参院本会議は4月27日。問責決議後の例外扱いで改正郵政民営化法を成立させたが、その後の参院は開店休業状態。消費増税法案の審議が始まった衆院と比べ「ヒマで何もやることがない」(野党幹部)状況だ。石井一予算委員長が5月10日に提出した辞表も放置され、後任も決まっていない。
民主党側には、問責閣僚の問題で譲れば、自民党が消費増税への協力条件としている衆院解散・総選挙やマニフェスト政策の撤回、法案に反対する小沢一郎元代表との決別などにもずるずる応じざるを得なくなるとの危機感がある。強硬路線を主導する輿石東幹事長は衆院選挙制度改革でも野党に譲る姿勢を見せず、「解散を先送りするため、法案審議を避けて、会期を延長せずに通常国会を閉じようとしている」との疑念を生んでいる。
犠牲となっているのがほかの法案だ。今国会の政府提出法案の成立率(新規分)は25日現在25%で、このまま6月21日の会期末を迎えれば、過去最低だった10年通常国会の55%を大きく割り込む。
経営難にあえぐ地方競馬を支援する競馬法改正案は衆院通過からすでに2カ月が経過。福山競馬を運営する広島県福山市の幹部は「この法案は地方競馬再生の切り札。まだかまだかと待っている」と語る。放置された法案の関係省庁にも徒労感が広がり、「結果的に政府・与党の求心力が失われるのではないか」(衆院事務局)と官僚の士気低下を懸念する声も出ている。
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首相、自民と協調路線も 小沢氏再会談決裂なら
http://www.47news.jp/CN/201205/CN2012053001001830.html
野田佳彦首相は30日、消費税増税をめぐる小沢一郎元代表との会談が物別れに終わったことを踏まえ、近く再会談する方向で調整に入った。首相は6月上旬以降に想定する増税法案の衆院採決をにらみ、次回の会談で決着させたい考えだ。ただ双方が歩み寄る可能性は低く、会談が決裂すれば、首相は自民党との協調路線に軸足を移す公算が大きい。
首相は30日までに、増税法案に関する自民党との修正協議や衆院採決の日程案を民主党幹部に示し、6月21日までの今国会会期中に採決するよう指示した。党幹部が明らかにした。
2012/05/30 19:21 【共同通信】
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自民・公明両党“消費増税”修正協議へ
http://news24.jp/nnn/news89037581.html
消費税増税法案をめぐる民主・自民・公明3党の修正協議の場が7日、ようやく整うこととなった。しかし、民主・自民両党の隔たりは大きく、修正合意のメドとした15日までに合意できるかどうか、両党ともに正念場を迎える。 7日の自民党臨時役員会では、谷垣総裁から修正協議に臨む原則が示された。15日までに結論を得て、会期内採決することを前提に、自民党の社会保障基本法案を受け入れることを求めるなどとしている。自民党案は、社会保障制度改革のために1年かけて審議を行う「国民会議」の設置を柱としている。 自民党はこれまで、民主党がマニフェストに掲げた最低保障年金などの撤回を求めているが、野田首相は「白紙撤回はできない」と拒否してきた。自民党内には、撤回せずとも国民会議の場で議論することでよしとする案も検討されていて、一定の譲歩をするかどうかも今後の焦点となる。 また、これまで修正協議に消極的だった公明党も7日朝、協議に参加する方針となった。井上幹事長は会見で「15日までに努力する話があったので、協議をして、私どもの主張を明確にしていきたい」と述べた。修正協議が審議の引き延ばしに利用される懸念があったが、民主党が修正合意の期限を15日に区切ったため、協議に応じることにしたという。 7日夕方には、民主・自民・公明3党の幹事長会談を再び開き、修正協議のメンバーや方法などを話し合う見通し。協議のメンバーは、民主党は藤井税調会長や、一体改革の調査会長である細川前厚労相らが中心となる見通し。これに対し、自民党側は町村元官房長官、鴨下元環境相らが協議に臨む方針を固めている。
[ 6/7 16:48 NEWS24]
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小沢氏ら54人超反対=増税法案が衆院通過―民主、事実上分裂
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000098-jij-pol
時事通信 6月26日(火)15時38分配信
野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」とした消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案は26日午後の衆院本会議で採決され、与党と自民、公明両党などの賛成多数で可決された。しかし、民主党からは消費増税法案の採決で、小沢一郎元代表を含め、野田政権を少数与党に追い込む目安となる54人を上回る議員が反対票を投じるなど、大量の造反者が出た。小沢氏は離党、新党結成も視野に入れており、民主党は事実上分裂した。
衆院を通過した関連法案は計8本。現在5%の消費税率を2014年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる一方、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた最低保障年金創設や、後期高齢者医療制度の廃止、国民年金と被用者年金の一元化は、有識者らでつくる「社会保障制度改革国民会議」の議論に委ねる内容だ。首相は参院での審議を経て、9月8日までの今国会中の成立を目指す。
首相は26日夕に首相官邸で記者会見し、法案成立に向けた決意を表明する。小沢氏も支持する議員らと会合を開き、今後の政治行動について説明する見通しだ。
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消費税増税法案に反対、民主党議員57人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000569-san-pol
産経新聞 6月26日(火)15時38分配信
税制抜本改革消費税法案が衆院で可決。予想を超える数の造反議員に厳しい表情の野田佳彦首相=26日午後、東京・国会(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞)
26日午後の衆院本会議で行われた消費税増税法案の採決に反対票を投じた民主党議員57人は次の通り。(産経新聞調べ。敬称略)
小沢一郎、東祥三、山岡賢次、牧義夫、鈴木克昌、樋高剛、小宮山泰子、青木愛、太田和美
岡島一正、辻恵、階猛、松崎哲久、古賀敬章、横山北斗、相原史乃、石井章、石原洋三郎
大谷啓、大山昌宏、岡本英子、笠原多見子、金子健一、川島智太郎、菊池長右エ門、木村剛司、京野公子、熊谷貞俊
黒田雄、菅川洋、瑞慶覧長敏、高松和夫、玉城デニー、中野渡詔子、畑浩治、萩原仁、福嶋健一郎、水野智彦、三宅雪子、村上史好、山田正彦、加藤学、中川治、橘秀徳、橋本勉
鳩山由紀夫、松野頼久、初鹿明博、川内博史、小泉俊明、平智之、中津川博郷、福田衣里子、福島伸享、小林興起、石山敬貴、熊田篤嗣
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012073001026
会期中に参院議長交代?=民・自勢力逆転なら混乱も
参院第1会派の民主党と第2会派の自民党の議席差が縮まる中、自民党内で最大会派に復帰すれば議長ポストを獲得すべきだとの意見が出ている。しかし、国会の会期中に勢力が逆転して議長が交代した前例はなく、混乱も予想される。
「会期中であっても、もし自民党が参院最大会派になった時には、自民党から参院議長を出すことを強く求めていくべきだ」。同党の山本一太前参院政審会長は30日の記者会見でこう主張した。
自民、旧社会両党による「55年体制」後、参院議長は参院選後の臨時国会冒頭で、選挙結果を受けて新たに構成された最大会派から選出されるのが通例。与野党は問わず、2007年の参院選後の「ねじれ国会」では、野党ながら最大会派となった民主党から江田五月氏が選出された。会期中の交代は議長の辞任か死去に伴うものだけで、会派勢力の変動による交代の前例はない。
自民党を離党した無所属の長谷川大紋参院議員が会派復帰の意向を示し、自民党などの会派は近く87議席に増え、民主党会派の88議席に1議席差に迫る見通し。さらに、民主党から2人離党すれば、勢力は逆転する。
自民党が最大会派になり、議院運営委員会で議長選挙を提案した場合、民主党が抵抗するのは確実。それでも自民党が公明党に加え、他の野党の同調を得て議運委で過半数を占めれば、議長改選を本会議に上程することは可能だ。
これに対し、民主党出身の平田健二議長は本会議開会を拒んで対抗することができる。その場合、野党側から議長不信任決議案が提出されることも予想される。
一方、自民党は早期の衆院解散・総選挙を目指しており、「議長ポストを取りにいく必要はない」との声もある。同党幹部はその理由を「社会保障と税の一体改革関連法案が成立したら、すぐに首相問責決議案を提出するので、可決後は本会議自体が必要なくなる」としている。(2012/07/30-19:54)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120730/k10013970571000.html
野党7会派 採決で議長要請へ
7月30日 21時51分自民党や公明党などを除いた、参議院の野党7会派の国会対策委員長らが会談し、消費税率引き上げ法案の参議院での審議について、「少数政党の意見が反映されておらず、徹底した審議を求めるべきだ」などとして、近く平田参議院議長に早急な採決を行わないよう要請することを確認しました。
国民の生活が第一、みんなの党、共産党、社民党、みどりの風、新党改革、新党大地・真民主の参議院の野党7会派の国会対策委員長らは、30日、国会内で会談し、参議院の特別委員会で審議が行われている消費税率引き上げ法案の取り扱いについて協議しました。
この中では、「民主・自民・公明の3党が中心になって審議を進めるやり方は、少数政党の意見を反映しておらず、徹底した審議を求めたい」という意見が相次ぎ、近く平田参議院議長に法案の早急な採決を行わないよう要請することを確認しました。
また、会合では、政府が先に国会に提示した「原子力規制委員会」の人事案を巡り、参議院議院運営委員会が委員長の候補者から所信を聴くとしていることについて、少数政党にも出席を認めるよう求めていくことで一致しました。
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>>460
その中で一番評判が悪いのが階猛
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>>241
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012082100858
私鉄・バスの無料パス廃止=JRと航空券国庫負担は継続−参院
参院議院運営委員会は21日の理事会で、国会議員に支給されている私鉄とバスの無料パスを廃止することを決めた。私鉄の無料パス発行元である日本民営鉄道協会が衆参両院に廃止を申し入れたことを受け、与野党が対応を検討していた。
衆院も廃止の方向で調整しており、衆院側の結論を待って、衆参同時に廃止受け入れを日本民営鉄道協会と日本バス協会に伝える。ただ、国が費用を負担しているJRの無料パスと航空券の支給については、利用頻度が高く、政治活動に欠かせないとして継続する。
国会議員は、東京と地元との往復や出張のため、公共交通機関を原則として無料で利用している。費用はJRと航空会社には衆参両院が年間約13億円支払っているが、私鉄とバスは業界が負担しており、業界側が見直しを求めていた。(2012/08/21-20:36)
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赤松副議長を更迭せよ
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田中正造か!?
山本太郎議員、「皇室政治利用」で処分も=参院、1日に対応協議
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-131031X324.html
時事通信2013年10月31日(木)21:02
山本太郎参院議員が秋の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことに関し、与野党からは31日、皇室の政治利用に相当するなどとして、山本議員への批判が相次いだ。山本議員の処分を求める声も上がっており、参院議院運営委員会は11月1日午前に理事会を開き、対応を協議する。
山本議員の行動について、自民党の脇雅史参院幹事長は取材に対し「国会議員としてあるまじき行為で、相当の処分が必要だ」と強調。公明党の石井啓一政調会長は衆院議員会館で記者団に「皇室の政治利用になりかねない問題だ」と指摘した。民主党の大畠章宏幹事長も記者会見で、「国会議員だから何をしてもいいということではない」と苦言を呈した。
参院事務局によると、国会外での議員の言動を理由に懲罰動議が提出された例はないが、参院規則は「議院の体面を汚し」た場合も処分の対象としている。山本氏の問題を取り上げる議運理事会では、厳しい対応を求める意見が出る可能性がある。
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>>467
香ばしい人だなぁ。
左と右にこんな議員が1人ずついたら,国会も面白くなるなぁ。たくさんいたら困るけど。
それはともかく,議員の院外での行動に対して懲罰を科すことを参議院が是認するかどうか。
これは院内規則の運用に関する重要な先例になり得るから,慎重に考えて欲しいなぁ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131031-00000569-san-pol
陛下への手紙について、山本太郎氏「原発労働者の劣悪環境知ってほしかった」
産経新聞 10月31日(木)18時24分配信
秋の園遊会で天皇陛下に直接、手紙を渡した件について記者団の質問に答える山本太郎参院議員=31日午後、参院議員会館(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
山本太郎参院議員(無所属)は31日、同日行われた園遊会で天皇陛下に手紙を渡した理由について、「(東京電力福島第1)原発事故の収束にあたる労働者が劣悪な環境で作業している現状を知ってほしかった」と述べた。国会内で記者団に答えた。
また、「常識的には失礼に当たるかもしれないと思ったが、禁じられているとは聞いていなかった」と主張。その上で「陛下を政治利用したことにはあたらないが、どうレッテルを貼ってもらっても結構だ」と強調した。
山本氏は7月の参院選で「脱原発」を掲げ東京選挙区から無所属で出馬し、初当選した。
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与党は会期内成立を再確認 野党は「石破ブログ」から「慎重審議」で一致
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131203/plc13120323480026-n1.htm
2013.12.3 23:46
自民、公明両党の参院幹部は3日、特定秘密保護法案について5日に参院国家安全保障特別委員会で採決、可決の上、国会会期末の6日の参院本会議で成立させる方針を確認した。これに対し、民主党など野党は、市民団体のデモを「テロ行為」と同一視した自民党の石破茂幹事長のブログを問題視し、慎重審議を求め、法案の採決を強行しないよう訴えた。与野党の攻防は大詰めを迎えた。
参院国家安保特委は3日夜、特定秘密保護法案に関する地方公聴会を4日に、さいたま市で開催することを与党の賛成多数で決めた。野党は、地方公聴会実施が法案の採決の前提になるとして反発、中川雅治委員長(自民)は「提案の通り決定した」と宣言した。民主党、みんなの党、日本維新の会、社民党は公聴会を欠席する方針を決めた。
これに先立ち、野党代表者は国会内で「緊急集会」を開催した。
「質疑をすればするほど課題が出てくる。与党は採決を強行すべきではない」
同委の福山哲郎民主党理事がこう強調すると、みんなの党の浅尾慶一郎幹事長も「議論を尽くさなければならない。慎重審議を共通認識としたい」と訴えた。
民主党は「最低でも法案の継続審議に持ち込みたい」(羽田雄一郎参院幹事長)ところだ。法案を担当する森雅子少子化担当相に対する問責決議案の提出もちらつかせている。
ただ、野党が一致しているのは、特定秘密保護法案の「慎重審議」を求めるところまでだ。採決になると、みんなは党内から造反者が出ることを覚悟で賛成する構えで、維新は「賛成も反対もできない以上、全員一致で棄権するほかない」(若手)という。
与党のシナリオには継続審議も会期延長もない。自民党の伊達忠一参院国対委員長は3日、野党各党の国対委員長と会談した。その後、記者団に「延長はあり得ないということを野党は分かっている」と述べた。
自民党が会期延長を認めない背景には、石破氏のブログに対する世論や野党の批判が集中しているため「もたもたしていると法案の信頼性が失われる」(同党中堅)との懸念が強まっていることがある。会期を延長すれば、13日から東京で始まる日・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議に影響も与えかねない。
また、採決に入れば野党の足並みは崩れるとの計算がある。
民主党が参院で問責決議案の提出を連発する可能性もあるが、同党幹部でさえ「乱発しても参院で与党が過半数を握って否決するため、意味がない」と、連発を戒める声が出ている。
(岡田浩明、村上智博)
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森担当相、二転三転 秘密保護法案で記者と公務員の接触 規範新設検討→難しい→検討含み
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131130/plc13113000040000-n1.htm
2013.11.30 00:03
森雅子少子化担当相は29日、機密を漏らした公務員らへの罰則を強める特定秘密保護法案をめぐり、公務員と記者など報道関係者の接触に関する規範の新設を検討するとした28日の発言を二転三転させた。
森氏は29日午前の記者会見で「報道機関を萎縮させる。作るのは難しい」と否定し、発言を事実上撤回。その上で「報道の自由は重要だ。必要な事項は検討するが、報道機関との接触について規範を設けるとは回答していない」と言い張った。
ところが、同日午後の参院国家安全保障特別委員会では「規範を作った方がいいという意見を聴いて前向きに検討しており、報道関係者との接触も一つの観点だ」と、規範新設に含みを持たせる答弁に軌道修正。民主党の福山哲郎氏は「報道機関との接触に規範を考えたいと聞こえる。記者会見では否定的だったのに(発言が)ぶれている」と責め立てた。
森氏は28日の特別委では公務員と報道関係者の接触に関して尋ねられ、「特定秘密の漏洩(ろうえい)を防止するために必要な事項について何らかの規範を設けることは重要と考えており、さまざまな観点から検討する」と答弁していた。
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現在参議院本会議。日程第4の公選法改正案(都道府県議選の区割り改定に関するもの)の記名採決。
今日の参議院は大荒れ。
民主党が全日程の採決に記名投票を要求して公聴会開会を阻止に向かったかと思えば,自民党議員が民主党所属委員長の報告中に突然休憩道議を出し起立採決で可決。
牛歩でもやってくれないかなぁ。
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結局,野党の委員長解任。中間報告でいいのに,むちゃくちゃやるなぁ。
未明の参院、民主の内閣・経産2委員長を解任
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131205-OYT1T00423.htm?from=ylist
参院は5日未明の本会議で、自民、公明両党が共同提出した水岡俊一内閣委員長と大久保勉経済産業委員長(ともに民主)の解任決議を賛成多数で可決し、両氏は解任された。
本会議では、内閣委員長に山東昭子氏、経済産業委員長に北川イッセイ氏(ともに自民)をあてることを決めた。両氏の略歴は次の通り。
【内閣】山東昭子氏(さんとう・あきこ)比例。文化学院。参院副議長。当選7回。71歳。(自民、大島派)
【経済産業】北川イッセイ氏(きたがわ・いっせい)大阪選挙区。関西大文。防衛政務官。当選2回。71歳。(自民、町村派)
(2013年12月5日11時29分 読売新聞)
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特定秘密保護法案は,参議院本会議で賛成130・反対82で可決,成立。
確認した限りでは,退席したみんなの党から川田・小野の各参院議員が反対票。
単純に足し算して 民主58+共産11+社民3+生活2+無3(輿石・糸数・山本)=77なので,みんなからも3,4人が反対してるはず。
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>>474
みんなは衆院採決で、渡辺喜美代表の判断で賛成したが、参院では、拙速は認められないとして、退席する方針を決定。造反を封じる狙いとみられたが、結局、真山勇一、川田龍平、寺田典城の3氏は党方針に従わず、議場に残り反対した。
[時事通信社]
http://jp.wsj.com/article/JJ11442194461403304004317728351521522196819.html
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みんな、離党届13人の会派離脱認めない方針
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20131212-567-OYT1T00265.html?fr=rk
読売新聞2013年12月12日(木)09:58
みんなの党は、離党届を提出した14人のうち、江田憲司前幹事長(衆院神奈川8区)を除く比例選出の13人(衆院議員7人、参院議員6人)の会派離脱を認めない方針だ。
江田氏らは年内の新党結成を目指しているが、新党の国会活動に支障が生じる可能性が出ている。
渡辺代表は周囲に「比例選出議員が会派を移ることは認めない」と話している。浅尾幹事長は10日の記者会見で、13人は党の得票で当選したとして「議席を返してもらうのが当然だ」と議員辞職を求めた。
国会では、会派の所属議員数に応じて委員会の質問時間や国会内の控室が割り当てられる。会派離脱の届け出は所属会派の代表が議長に提出するのが慣例で、事実上は党の了承が必要となる。衆院議院運営委員会は3日の理事会で、「個人の意思を尊重する」と申し合わせたものの、議員本人の届け出で自由に会派を移ることはできない。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011000606
民主、2委員長ポストの返還要求
民主党は10日の参院議院運営委員会理事会で、昨年の臨時国会で同党から自民党に交代した参院内閣、経済産業両委員長ポストについて「慣例に基づいて返還すべきだ」と要求した。自民党は「持ち帰る」と述べた。
常任委員長ポストは、慣例により各会派の勢力に応じて配分される。自民、公明両党は臨時国会の終盤、政府提出法案の審議を妨げているとして、民主党の両委員長に対する解任決議を提出して可決、新たに自民党の委員長を選出した。
民主党のポスト返還要求に対し、自民党は「何の説明もなしに、昔に戻ることはあり得ない」(脇雅史参院幹事長)と、民主党の対応を見極めて判断する構えだ。(2014/01/10-15:06)
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結い、衆院で新会派=みんなが離脱容認
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-140123X452.html
時事通信2014年1月23日(木)13:13
みんなの党は23日、同党を離れて結いの党に参加した比例代表選出の衆院議員7人の院内会派離脱を認めることを決め、衆院事務局に届け出た。これを受け、結いは江田憲司代表を含む9人で新会派の結成を届け出た。24日召集の通常国会で結いは、安倍晋三首相の施政方針演説に対する衆院の代表質問などを行える見通しだ。
みんなは、結いに移った参院の比例選出議員6人についても、離脱を認める方向で結い側と協議を継続中で、結いの離脱問題は決着へ向かうことになった。江田氏は23日の記者会見で、「参院で質問できないという異常な事態にならないよう、ぜひ認めてほしい」と語った。
みんなは昨年12月の分裂以降、結いの比例議員に辞職を求めて会派離脱を拒んできたが、与野党から、通常国会での混乱を懸念して早期決着を促されていた。
結いの党:離脱認めない「みんな」…新会派間に合うのか?
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/20140123k0000m010101000c.html
毎日新聞2014年1月22日(水)21:49
みんなの党から分裂し、昨年12月に旗揚げした結いの党の新会派結成が難航している。所属する15人のうち13人が比例代表で選出されたことを盾に、みんなの党が会派からの離脱を認めないためだ。前代未聞の事態に衆院議院運営委員会の逢沢一郎委員長も「調停」に乗り出しているが、決着の道筋は見えないまま、通常国会の開会が24日に迫っている。
「通常国会に入るまでにこの問題を整理すべきだ」。逢沢氏は21、22の両日、みんなの党、結いの党の幹部を交互に何度も呼んで調整を図った。だが、結局、結論は出なかった。
通常国会は24日の開会日に行われる安倍晋三首相の施政方針演説を受け、28日から衆院本会議で代表質問が始まる。ところが、みんなの党が、結いの党の13人の会派離脱を認めないままだと、結いの党は質問そのものが認められない。
みんなの党の浅尾慶一郎幹事長は22日、国会内で記者団に「選挙時に訴えた政策と(今は)違うのであれば、議員辞職してもらうのが私たちの立場だ」と説明。逢沢氏に対し、13人を個別に事情聴取して考えを確かめたいと伝えた。
これに対し、結いの党は事情聴取に応じる条件として、第三者として逢沢氏の立ち会いのもと、1人ずつでなく複数で受けることを要求。江田氏は「聴取するなら衆院議員7人を一括し、内容は離脱の意思確認だけに絞ってほしい」と注文を付け、折り合いは付いていない。
会派離脱については、昨年末の衆院議運委で本人の意思を「尊重する」と申し合わせたものの、会派代表の許可が必要な慣例自体は変わっていない。みんなの党の渡辺喜美代表は「みんなの比例票で当選した比例議員は議席を返すべきだ」との主張を譲っておらず、出口は見つかっていない。【光田宗義、飼手勇介】
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野中の苦言キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
まだお元気そうで。
安倍政権は「危険で偏った政治」 野中元官房長官が批判
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140219/stt14021923360006-n1.htm
2014.2.19 23:35
野中広務元官房長官は19日、参院の統治機構調査会に参考人として出席し、安倍晋三首相の政権運営を「議会制民主主義が相当に危険な状態だ」と批判した。集団的自衛権の行使容認を検討する政権の有識者懇談会について「偏ったブレーンを集めている」と指摘。首相の靖国神社参拝については「中国との(関係改善の)ハードルを高くして何を目指しているのか」と述べた。
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小松長官、大門氏と再び口論
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-140312X503.html
時事通信2014年3月12日(水)13:26
小松一郎内閣法制局長官は12日昼、共産党の大門実紀史参院議員を議員会館の事務所に訪ね、先に国会内の廊下で口論したことを陳謝した。しかし、その場で再び大門氏と口論となり、大門氏は「受け入れられない。帰ってください」と小松氏の謝罪受け入れを拒否した。
大門氏の説明によると、「あなたのためにも療養に専念すべきだ」と辞任を勧めたのに対し、小松氏が「そんなことは言うべきではない」と反論したのがきっかけ。大門氏はこの後、参院予算委員会の理事会に出席し、「謝罪になっていない。改めて(小松氏への対応を)理事会で協議してほしい」と求めた。
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安倍ちゃんのお仲間はNHKに押し込んだ連中以外にも官僚も質が余り宜しくないようで。
黒田の化けの皮が剥がれないといいねー。
集団的自衛権:小松長官また波紋 法案「首相提出しない」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/20140312k0000m010177000c.html
毎日新聞2014年3月12日(水)08:28
◇「政権の番犬」発言で議員と口論 12日に陳謝
小松一郎内閣法制局長官は11日の参院予算委員会で、集団的自衛権の行使容認の法的裏付けとなる国家安全保障基本法案について「安倍晋三首相は国家安全保障基本法を国会に提出する考えではないと思う」と述べた。首相は基本法案の提出については明言していない。政府の法案提出方針に踏み込んで言及したことに、自民党内からも批判が出ている。
自民党の脇雅史参院幹事長は記者会見で「法制局長官に法案提出権があるわけではない。首相が言うなら分かるが、余分なことだ」と批判した。
これに先立ち、小松氏は参院予算委理事会に出席し、共産党の大門実紀史参院議員と国会内で口論したことについて「おわびする」と陳謝した。12日に大門氏の事務所を訪れ、直接謝罪する。
小松氏は理事会で、自身の議場内外での振る舞いや答弁の長さを挙げ「公務員として不徳の致すところでおわびする」と陳謝した。ただ、首をかしげるなどの小松氏の態度に、野党側は「本当に反省しているのか」と反発。複数の理事から辞任を求める声も上がった。
小松氏は7日、予算委終了後の国会内の廊下で、別の共産党議員が小松氏を「政権の番犬」と批判したことを巡り大門氏と激しく口論。野党側から釈明を求められていた。【村尾哲、影山哲也】
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石原環境相が遅刻を謝罪 「故障車両による渋滞」と訂正
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASG3N342VG3NUTFL001.html
朝日新聞2014年3月20日(木)13:38
石原伸晃環境相は20日の閣議後会見で、参院環境委員会に約10分遅刻した問題について「あってはならないことで、25年間議員をする中で遅刻は初めて。本当に申し訳ないことをしたと深く反省している」と謝罪した。
会見に同席した環境省の鈴木正規官房長は、同省が遅刻の理由を「事故渋滞」とした点について「正確には故障車両による渋滞だった」と訂正した。同乗者がインターネットで交通情報を確認したところ、「事故渋滞」と表示されていたためそう説明したが、サイトでは、故障車両による渋滞も「事故渋滞」と表記されていたという。
石原環境相は17日午前10時からの環境委に出席するため、午前9時15分に公用車で自宅を出発。通常使う首都高速道路が渋滞していたため一般道を使ったが、そちらも渋滞していて遅れたという。
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貼り付け忘れてた。
小松氏が内閣の番犬なら渡辺は内閣のポチだなぁ。。
まあ携帯持込はどうでも良いような気がするけど
小松法制局長官:抗がん剤治療で通院 民主「審議に影響」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/20140327k0000m010105000c.html
毎日新聞2014年3月26日(水)21:52
民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は26日の記者会見で、小松一郎内閣法制局長官が抗がん剤治療で通院するため、毎週月曜日は国会で答弁できないと法制局側から連絡があったことを明らかにした。その上で「長官の容体をおもんぱかるのと、国会審議がないがしろになることは別次元のことだ。審議に影響が出ない形で任命するのは当然だ」と述べた。
小松氏:携帯頼りの答弁 「持ち込み禁止」ルール破る
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/20140326k0000m010111000c.html
毎日新聞2014年3月25日(火)21:01
小松一郎内閣法制局長官が25日の参院外交防衛委員会で携帯電話のメールを見ながら答弁し、末松信介委員長(自民党)から注意される一幕があった。参院議院運営委員会理事会の申し合わせで、本会議場や委員会室への携帯電話の持ち込みは禁じられている。小松氏は「国会のルールに反し、大変な誤りだ」と平謝りし、答弁を取り消した。
民主党の白真勲氏が、安倍晋三首相の私的懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」に陪席している横畠裕介法制次長がメンバーからの質問に答えたことがあるかを尋ねたのに対し、小松氏は「確認する」と答弁を保留。その後、事務方から携帯電話を手渡され、「質問を受けたこともなく、お答えしたこともない」と法制局からの「回答」を読み上げた。
この答弁で審議は一時中断し、末松委員長は「以後、注意してください」と小松氏に苦言を呈した。小松氏はこれまでも答弁内容や国会議員との口論が問題になり、11日の参院予算委理事会で陳謝したばかりだった。【朝日弘行】
「法制局長官、健康許す限り職務遂行を」 渡辺喜美氏
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASG3G6WC5G3GUTFK00X.html
朝日新聞2014年3月15日(土)02:05
■渡辺喜美・みんなの党代表 もともと内閣法制局という役所自体が、大変硬直化した官僚主導の典型的な役所だ。国会が通した法律が違憲かどうかは最終的には最高裁に委ねられている。ところが、内閣のなかに、事前審査を行う憲法裁判所のような組織がある。しかも、法律のどこにも書いていない。法制局設置法は単に総理に対する意見具申ができるだけのものでしかないのに、内閣法制局が出した見解が、延々とこれを欠いてはいけない、と官僚主導の憲法解釈がまかり通っている。こうした官僚主導体制に風穴をあけようというのが小松一郎長官の選任だった。
病気と闘いながら、おそらく悲壮な決意でもって国会の論戦にのぞまれている。覚悟をもった小松長官には、さらに日本のゆがみをただすよう頑張ってもらいたい。更迭を求めることはない。健康の許す限り職務を遂行してほしい。(国会内での記者会見で)
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>>483
衆院、会議でのスマホ使用許可=参院も前向き
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140418/Jiji_20140418X008.html
時事通信社 2014年4月18日 12時41分 (2014年4月18日 14時20分 更新)
衆院議院運営委員会は18日の理事会で、これまで各党申し合わせで禁止していた本会議や委員会での首相・閣僚の秘書官らの携帯電話のメールやスマートフォンの使用を許可することを決めた。重要情報伝達の迅速化に配慮した。通話は禁止する方向で、議員の使用を許可するかどうかと併せ、今後、議運委庶務小委員会で議論する。
参院議運委理事会も同日、首相の秘書官らの携帯電話のメール使用許可について検討に入った。理事会後、与党理事は「恐らく認めることになるだろう」との見通しを示した。
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自民議員、園遊会に招待者以外同伴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140429-00000082-san-soci
天皇、皇后両陛下が主催されて17日に赤坂御苑(東京・元赤坂)で行われた春の園遊会で、豊田真由子衆院議員(39)=自民・埼玉4区=が、本来は入場が認められない招待者ではない女性を連れて入場したことが28日、分かった。宮内庁は衆院側に対し、園遊会のルールの周知徹底を改めて図ることを求めたという。
外交団を除き、招待者は各界功労者らとその配偶者に限られ、入場案内には「招待された方以外の方は、会場に入れません」と明記している。閣僚や国会の委員長ではない国会議員の場合は約4分の1ずつ、衆参両院の事務局が人選。宮内庁関係者によると、豊田議員は本人と夫が招待者だったが、親族とみられる女性と入場したという。
付き添いが認められるのも車いすなどの招待者の介助者に限られ、同庁関係者は「入場が認められない人は受付でお断りするが、『陛下のお客さま』にあまり強制的な対処はできない」と困惑している。
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衆院解散風 伊吹議長「『一票の格差』は法律的にはクリアしている」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20141114541.html
産経新聞2014年11月14日(金)13:29
伊吹文明衆院議長は14日、国会内で記者会見し、「一票の格差」是正のため、次期衆院選が前回衆院選から選挙区を「0増5減」した新たな区割りで行われることについて「法律的にはクリアしている。憲法違反かどうかは最高裁の判断だ」との認識を示した。
「0増5減」により、平成22年の国勢調査に基づく一票の最大格差が、判断の目安となる2倍を下回る1・998倍となっていることを根拠に挙げた。伊吹氏の下には9月、格差是正や定数削減を議論する第三者機関が設置されたが、結論は得られていない。議論は衆院選後に持ち越される見込みだ。
一方、伊吹氏は会見で、10日に北京の安倍晋三首相から消費税率10%への引き上げ先送りと年内衆院選の意向を電話で伝えられたとする一部報道を「連絡は一切ない」と否定した。
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落選しそうで上から目線のフリして民意に媚びつつ露出増やしてるなw
増税延期「民意を問うものではない」 伊吹・前衆院議長
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASGCT6QZ5GCTUTFK01B.html
朝日新聞2014年11月25日(火)22:46
伊吹文明・前衆院議長は25日、安倍晋三首相が消費増税の先送りを理由に踏み切った衆院解散について、自身のフェイスブックに「2%引き上げを延期する場合の手続きも、国民の代表たる国会が議決した法律に明記されており、改めて民意を伺わねばならぬ性格のものではありません」と書いた。
そのうえで、解散の大義について「アベノミクスの評価、2年間の安倍内閣・自公政権の評価を謙虚に伺い、改める点と自信を持って進む点を主権者に判断頂くことになる」とした。
安倍首相は解散表明した18日の記者会見で「税制こそ議会制民主主義と言っても良い。その税制において大きな変更を行う以上、国民に信を問うべきであると考えた」と説明している。
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安倍首相に自公以外の5人が投票…指名選挙
2014年12月25日 10時06分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20141225-OYT1T50031.html?from=y10
衆参両院で24日に行われた首相指名選挙では、安倍首相が自民、公明両党以外からも票を得て、政権の安定感を改めて印象づけた。
首相の衆院での得票は328票。内訳は自民290(1人欠席)、公明35、無所属3だった。無所属で首相に投じたのは小泉龍司、長崎幸太郎、山口壮の3氏。また、参院で得た135票の内訳は、自民113(1人欠席)、公明20のほか、元みんなの党で現在は無所属の井上義行、田中茂の両氏(会派は「日本を元気にする会」)だった。
代表が事実上不在の民主党は、岡田克也代表代行に投じた。このほか、生活の党(衆参各2人)が「政権交代(を目指す)ということなので、野党第1党の候補者に投票する」(小沢代表)として岡田氏に投票した。民主党は衆院本会議を1人が欠席し、1人が無効票となったが、岡田氏の得票は、所属衆院議員と同数の73票、参院でも所属議員数(輿石東副議長を含め59人)より多い61票となった。
2014年12月25日 10時06分
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http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412/2014122400853
生活は岡田氏に投票=首相指名
24日の衆参両院本会議での首相指名選挙で、生活の党は小沢一郎代表ら衆参4人全員が民主党の岡田克也代表代行に投票した。
衆院では無所属のうち、自民党への入復党を希望している山口壮、長崎幸太郎両氏が安倍晋三首相に投票。亀井静香氏は次世代の党の平沼赳夫党首に投じた。
共産党は衆院で志位和夫委員長を含む3人が欠席した。同党によると、志位氏と塩川鉄也氏がインフルエンザにかかり、衆院選期間中にくも膜下出血の手術を受けた笠井亮氏が療養中のため。
参院では、旧みんなの党から分かれた「無所属クラブ」の4人は全員が白票を投じ、「日本を元気にする会」の6人は、安倍氏2票、松田公太氏2票、山田太郎氏1票、白票1だった。(2014/12/24-20:03)
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・内閣総理大臣指名選挙(首相指名選挙、首班指名選挙)投票結果
【衆議院】
衆議院トップページ >立法情報 >会議録 >本会議 >第188回国会 本会議 第1号(平成26年12月24日(水曜日))
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000118820141224001.htm
【参議院】
トップ > 本会議投票結果
http://www.sangiin.go.jp/japanese/touhyoulist/touhyoulist.html
第188回国会本会議投票結果
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/188/vote_ind.htm
内閣総理大臣の指名
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/188/188-1124-v001.pdf
・参考資料
内閣総理大臣指名選挙
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3%E6%8C%87%E5%90%8D%E9%81%B8%E6%8C%99
投票に際して、衆議院においては議席に配付の投票用紙に被選人の氏名を記載しなおかつ投票者本人の氏名も記載する。参議院では議席に配付された投票用紙には予め投票者本人の氏名が押印されており被選人の氏名を記載する。
慣例により参議院議長は投票しないこととなっている。衆議院議長及び両院の副議長は投票している。
参議院議長
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E9%95%B7
【首相指名選挙】首班指名でわずか1票を得る議員が続出…この人たち、いったい誰だろう?
http://matome.naver.jp/odai/2141952157616340201
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>>488-490
首班指名選挙投票結果まとめ
【衆議院(総議席数475、投票総数470)】
安倍晋三 328票 自民党290票(議長含む、欠席1名)、公明党35票、小泉龍司、長崎幸太郎、山口壯
岡田克也 73票 民主党71票(副議長含む、無効票1名、欠席1名)、生活の党2票
江田憲司 41票 維新の党41票
志位和夫 18票 共産党18票(欠席3名)
平沼赳夫 3票 次世代の党2票、亀井静香
吉田忠智 2票 社民党2票
浅尾慶一郎 1票 浅尾慶一郎
仲里利信 1票 仲里利信
無効票 3票 白票2票(中村喜四郎、野間健)、投票者氏名記入漏れ1票(鈴木克昌(民主党))
欠席 5名 自民党1名(河野太郎)、民主党1名(原口一博)、共産党3名(志位和夫、塩川鉄也、笠井亮)
【参議院(総議席数242、投票総数240)】
安倍晋三 135票 自民党113票(欠席1名)、公明党20票、井上義行(元気)、田中茂(元気)
岡田克也 61票 民主党59票(副議長含む)、生活の党2票
江田憲司 11票 維新の党11票
志位和夫 11票 共産党11票
平沼赳夫 6票 次世代の党6票(白票1名)
吉田忠智 4票 社民党3票、糸数慶子
荒井広幸 2票 新党改革・無所属の会2票
松田公太 2票 松田公太(元気)、山口和之(元気)
山田太郎 1票 山田太郎(元気)
山本太郎 1票 山本太郎
白票 6票 無所属クラブ4票、次世代の党1票(アントニオ猪木)、行田邦子
欠席 1名 自民党1名(吉川ゆうみ)
議長 1名 山崎正昭(慣例により投票せず)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015011400387
山本太郎氏が生活会派入り=参院
参院会派「生活の党」は14日、会派に所属していなかった山本太郎参院議員の入会と、これに伴う会派名変更を参院事務局に届け出た。新会派名は党名と同じ「生活の党と山本太郎となかまたち」とした。参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民114▽民主・新緑風会58▽公明20▽維新11▽共産11▽次世代7▽日本を元気にする会6▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属3。 (2015/01/14-11:39)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015011400730
衆院会派名を変更=生活
衆院会派「生活の党」は14日、会派名を「生活の党と山本太郎となかまたち」に変更すると衆院事務局に届け出た。 (2015/01/14-17:15)
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そんなんありなんか??
衆院議員の参院会派入り要請=改革
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015011600551
新党改革の荒井広幸代表は16日の与野党国対委員長会談で、無所属の野間健衆院議員が参院会派「新党改革・無所属の会」に入会することを認めるよう要請した。各党は持ち帰った。
会派は衆参それぞれの院で結成できるが、慣例により2人以上の参加が必要。衆院に足場を持たない改革と、無所属で活動が制約される野間氏の利害が一致したとみられるが、衆院事務局によると、院をまたいだ会派は例がない。(2015/01/16-14:29)
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>>492
会派名「生活…」に異論=衆院議運委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015011600874
16日の衆院議院運営委員会理事会で、小沢一郎代表率いる「生活の党と山本太郎となかまたち」の党名をそのまま用いた院内会派の名称に異論が相次いだ。自民党理事は「固有名詞が入るのはいかがなものか」と批判。野党側からも「違和感がある」との声が上がった。
衆院事務局によると、個人名を含む会派名は「記録に残っていない」という。ただ、会派名に関する取り決めはなく、このまま認められる方向だ。同日は参院側でも議運委理事会が開かれたが、会派名への異論は出なかった。 (2015/01/16-19:25)
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>>493
会派は衆院でも参院でも2人の議員が必要なんですね。
生活の党や次世代の党の会派が無くなっても驚かないけど、
社民党会派が無くなったらちょっと衝撃ですね。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150116/k10014731301000.html
通常国会 26日召集の方針を伝達
1月16日 13時12分
通常国会 26日召集の方針を伝達
政府は衆参両院の議院運営委員会の理事会で、新年度・平成27年度予算案や集団的自衛権の行使を可能にする安全保障法制などを審議する通常国会を、今月26日に召集する方針を正式に伝えました。
16日に開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会には、政府から菅官房長官が出席し、新年度・平成27年度予算案や集団的自衛権の行使を可能にする安全保障法制などを審議する通常国会を、今月26日に召集する方針を正式に伝えました。
各会派からは特に異論は出ず、通常国会の会期は6月24日までの150日間となります。
また、菅官房長官は、今年度の補正予算案を26日に、新年度予算案を来月中旬をめどに国会に提出する考えを伝え、成立に協力を求めました。
これを受けて衆議院議院運営委員会の理事会で、与党側が、安倍総理大臣の施政方針演説が新年度予算案の審議の前には行われることを踏まえ、通常国会で補正予算案の審議前に所信表明演説を行うことは見送ることを提案し、一部の野党から異論が出されたものの最終的に了承されました。
これに先だって与野党9党の国会対策委員長らが会談し、自民党の佐藤国会対策委員長が、新年度予算案を年度内に成立させるよう協力を要請したのに対し、民主党の安住国会対策委員長代理は「国民生活に必要な予算の成立を意図的に遅延させることは考えていないが、国民が疑問に思うことをしっかり審議しないと国会の責務を果たせない」と述べました。
民主安住氏「丁寧な国会運営を」
民主党の安住国会対策委員長代理はNHKの取材に対し、「所信表明演説を行うかどうかは政府の判断だ。ただ、国会の冒頭で総理大臣が演説をしないというのは、今までの慣例を破る話であり、年度内に無理矢理予算案を通すために大事なものを省いていこうというねらいが見え隠れするので、丁寧な国会運営を求めていきたい」と述べました。
維新馬場氏「非常に残念」
維新の党の馬場国会対策委員長はNHKの取材に対し、「所信表明演説を行わないことについて了承はしたが、衆議院選挙が終わってから最初の国会であり、冒頭で安倍総理大臣が所信を明らかにするのは当然のことなのに、そうした提案がなされなかったことは非常に残念だ」と述べました。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015011900738
猪木氏が会派移籍=参院
アントニオ猪木参院議員は19日、所属会派を「次世代の党」から「日本を元気にする会」に変更した。両会派が猪木氏の退会と入会を参院事務局に届け出た。猪木氏は新党「日本を元気にする会」に参加するため、既に次世代を離党している。
参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民114▽民主・新緑風会58▽公明20▽維新11▽共産11▽日本を元気にする会7▽次世代6▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属3(2015/01/19-18:42)
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378195932/319
自民党は23日、無所属の山口壮衆院議員(兵庫12区)の会派入会届を衆院事務局に提出した。
山口氏の自民党会派入りに伴う衆院の新勢力分野は次の通り。
自民党291▽民主党・無所属クラブ72▽維新の党41▽公明党35▽共産党21▽次世代の党2▽社民党・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属9
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015012600030
衆参の勢力分野
26日召集された通常国会での衆参両院の勢力分野は次の通り。
【衆院】自民291▽民主・無所属クラブ72▽維新41▽公明35▽共産21▽次世代2▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属9
【参院】自民114▽民主・新緑風会58▽公明20▽維新11▽共産11▽日本を元気にする会7▽次世代6▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属3(2015/01/26-06:01)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015012600547
参院会派名を変更=元気にする会
参院会派「日本を元気にする会」は26日、会派名を「日本を元気にする会・無所属会」に変更すると参院事務局に届け出た。所属議員7人は変わらない。(2015/01/26-16:14)
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会派名を「次世代の党・太陽の党」にするかと思ったが、音沙汰が無い。
関連レス
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/6588
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015020500044
衆院決議要旨
邦人人質事件に関する5日の衆院決議の要旨は次の通り。
ISIL(イスラム国)が2名の邦人に非道、卑劣極まりないテロ行為を行ったことを強く非難する。テロ行為はいかなる理由や目的でも正当化されない。わが国およびわが国国民は、決してテロを許さない姿勢を今後も堅持する。
中東・アフリカ諸国への人道支援を拡充し、国連安保理決議に基づき、テロの脅威に直面する国際社会と連携を強め、これに対する取り組みを一層強化するよう政府に要請する。国内はもとより海外の在留邦人の安全確保に万全の対策を講ずるよう要請する。
ヨルダンはじめ関係各国がわが国に対し強い連帯を示し、解放に向け協力してくれたことに深く感謝の意を表明する。(2015/02/05-04:02)
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参議院のホームページ。
「投票結果」から各党・各議員の投票行動が振り返りやすくて面白いです。
次世代の党や新党改革がいわゆる「ゆ党」であることが良く分かります。
衆議院のホームページに同内容の掲載が無いのは、
ボタン式でないこと、起立採決が多いことが理由でしょうか。
ただ、議員の出欠も一目でわかるし、衆議院も改善して欲しいですね。
ライブラリー:参議院
http://www.sangiin.go.jp/japanese/kaiki/index.html
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http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&k=2015021200502
施政方針演説
施政方針演説 首相が毎年1月召集の通常国会で行う演説。その年に内閣が取り組む基本方針を示す。衆院本会議、参院本会議の順に同じ演説を2回行う。この演説に続き、外相の外交演説、財務相の財政演説、経済財政担当相の経済演説が行われ、これらを合わせて政府4演説と呼ぶ。
政府4演説を受け、衆参両院の本会議では、各会派の代表者が質疑し、政府側に答弁を求める代表質問が行われる。一方、臨時国会や特別国会で行われる首相の演説は所信表明演説と呼ばれ、一般的には首相自身の考えを述べるとされる。(2015/02/12-13:42)
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150306-00010002-agora-pol
国会はなぜグダグダなのか --- 池田 信夫
アゴラ 3月6日(金)16時28分配信
今週のニュースザップ(http://youtu.be/e0cUBOS1u9I)で、モーリー・ロバートソンと話した問題の補足。ここで議論したのは、日本の国会が明治以来ずっと与野党ともに「万年野党」状態だったことだが、これにはもっと深い理由がある。
日本の議会は(戦前の帝国議会も戦後の国会も)立法府としての役割を果たしていない。これは行政の裁量を法で制限する「法の支配」がないためだ。行政実務は膨大で政治家の能力が低いので、ほとんどの法案は内閣提出法案で丸投げだ。しかし与党と官僚だけで決めると国民の不満が出るので野党が分配を要求し、役所が省令や行政指導などで微調整する。
このように法律を曖昧にして実質的な政策は役所の裁量で決める行政国家は、明治憲法の手本にしたプロイセン憲法から受け継いだ伝統だ。ここでは主権者(国民)が行政をチェックするしくみがないので、彼らはマスコミを通じて「空気」を動かす。政治家はそれに反応するので、役所は空気に敏感だ。
この「空気の支配」を変えるには、国会が立法能力を高めるしかない。実は内閣提出法案は「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」という憲法第41条に違反する疑いがある。憲法に忠実に、内閣が法案を提出することを(アメリカのように)禁止すれば、この問題は解決する。
池田 信夫
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改革派と名乗る議員には、
「官から民へ」、「中央から地方へ」と併せて、
「行政府から立法府へ」を掲げて欲しいです。
国民の代表である議員や、国権の最高機関である国会が軽んじられている気がします。
明治以来の中央集権体制を転換するのであれば、
3つの国家権力の分立も徹底されなければいけないと思います。
議員もローメーカーとしての気概を持って仕事をして欲しいです。
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>>504-505
>内閣が法案を提出することを(アメリカのように)禁止すれば、この問題は解決する。
政治学的技術論として議院内閣制の下で内閣の法案提出権禁止は機能しうるんですかねぇ??
少なくとも与党の立法機能はかなり洗練・強化されそうですが,野党も同等の能力付与を担保しないと機能しないですね。
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木村正人
2015年03月07日 01:54
英国の首相はなぜ解散権を放棄したのか【2015年英総選挙(1)】
http://blogos.com/article/107215/
投票日は5月7日
英国では2011年議会期固定法で総選挙は5年ごとに5月の第一木曜日に行うことが定められた。今回の場合は5月7日が木曜日である。
それ以外に議会が早期解散されるのは
(1)内閣不信任案が可決された後、新しい内閣の信任決議案が可決されずに14日が経過した場合
(2)下院の議員定数の3分の2(434議席)以上の賛成で早期総選挙の動議が可決された場合
――に限られている。
議会期固定法は先の総選挙で保守党と自由民主党がどちらか一方の都合で連立を解消して議会が解散することにならないよう互いを縛り合うことで合意したものだ。
世界金融危機で金融機関を救済したり、景気を刺激したりするために財政を出動。政府は膨大な財政赤字を抱えたため、財政再建が当時、大きな政治課題になっていたことが背景にある。
政府は歳出削減と増税という不人気な政策をとらざるを得ない。このため、保守党も自由民主党も党利党略に走ることなく、任期の5年間をきっちり財政再建と景気回復に取り組むと有権者に誓ったのだ。
野党の労働党やSNPの議員が2010年、5年は「長すぎる」として議会期を4年に縮めるよう修正案を提出したが、242票対315票で否決されている。
解散権の制約
英国の憲法慣習では2011年に議会期固定法が制定されるまで、君主は首相から解散を助言されたときは議会を解散しなければならないルールが確立され、議会の解散権は事実上、首相の手に委ねられていた。
しかし、首相が党利党略のため、また自分勝手な都合で国民の意思に反して解散に踏み切る場合は、憲政の常道に反するとして解散権は首相から剥奪され、君主の手に戻されると考えられていた。
首相に解散権が広く認められている日本とは異なり、マグナ・カルタ以来、権力を分散させることで立憲君主制を維持してきた英国では「権力は抑制して使う」という政治文化が定着している。
権力の過剰な行使は激しい批判を招き、やがて自らの手を縛ることを英国の政治家は歴史から学んでいるからだ。
一方、日本では安倍晋三首相が政権の長期化を図るため、「消費税再増税を延期する。そのために民意を問いたい」という理屈で早期解散に踏み切った。
選挙準備がまったくできていなかった野党は不戦敗の体たらくで、自民党と公明党の連立政権は衆院で3分の2を超える議席を維持した。政権の寿命をまんまと2年間延長してみせた。
首相の解散権は自分の都合に合わせて総選挙を戦えるため政権の大きなアドバンテージになっている。また、与党内の反乱を防ぐ役割も果たしている。
解散権がなくなると政治が退屈になる?
首相が解散権を放棄した英国が良いのか、それとも首相が伝家の宝刀としていつでも解散に打って出られる日本が良いのかは、意見の分かれるところだ。
英国では、5年の議会期固定制を導入したことで、政治が弾力性を失い、倦怠期に入った保守党と自由民主党の連立を解消できなかったという不満の声が保守党内に渦巻く。
1年目は大胆さ、2年目と3年目は疾風のような行動、しかし、4年目に入ると減速、5年目は選挙準備というサイクルが繰り返され、政治に緊張感がなくなるという指摘もある。
それでは次の政権が議会期固定法を破棄する可能性はあるのだろうか。
しかし、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のロバート・ヘイゼル教授はこう語る。「2つの理由からないと考えています」
「首相が解散権を持っていると総選挙の際に大きなアドバンテージになります。それを新しい首相がもう一度返してほしいと主張するのは政治的に難しい」
「議会期固定法で首相の助言で議会を解散するという国王大権をなくしたわけですから、それをもう一度復活させるのは技術的に非常に難しいからです」
二大政党の支持率が低下し、ハング・パーラメントが避けられなくなってきた英国は今後しばらく連立政権が常態化する見通しだ。
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萱野茂がいた政党とはとても思えん。
参院議場で「かりゆし」容認せず=民主反対で
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015052600827
参院議院運営委員会は26日の理事会で、沖縄の夏用シャツ「かりゆしウエア」姿での本会議出席を認めないことを決めた。参院は本会議場で上着の着用を義務付けており、民主党が「かりゆしだけを例外的に扱うと、かえって沖縄と日本を分断する印象を与える。沖縄のためにも日本の国益のためにもよくない」と異議を唱えたためだ。
自民党は理事会で、6月1日の「かりゆしウエアの日」直後の本会議で、かりゆしの着用を認めるよう提案。公明、共産、維新の各党も容認していた。 (2015/05/26-20:13)
参院本会議「かりゆしウェア」認めず 民主党の反対受け
http://www.asahi.com/articles/ASH5V51MZH5VUTFK009.html?iref=comtop_6_05
参院本会議では今夏、沖縄の夏の正装「かりゆしウェア」を着るのを認められないことになった。26日の議院運営委員会理事会で、民主党が反対し、協議が整わなかった。
各党は同理事会で本会議での上着着用を申し合わせているが、自民党は今年4月、「かりゆしウェアの日」の6月1日か直後の本会議で、上着なしでかりゆしを着ることを提案。民主党から「上着着用のルールを変更するのか」と問われると、「かりゆしだけ例外にする」との考えを示した。
民主党は「沖縄の民俗や文化を特殊なものとして強調すれば、沖縄は日本ではないという、へ理屈につながりかねず、国益にそぐわない」と主張。26日の同理事会でも改めて反対の考えを表明した。参院事務局によると、民主党以外は賛成だったという。
衆議院では各党申し合わせで、本会議での上着着用がルールとなっている。
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http://mainichi.jp/select/news/20150528k0000m010092000c.html
特別委運営:維新・下地氏が「存在感」 自民・民主は困惑
毎日新聞 2015年05月27日 22時08分(最終更新 05月27日 22時19分)
衆院平和安全法制特別委員会で、維新の党の下地幹郎元郵政担当相が特異な存在感を示している。自民党と野党第1党の民主党の理事が「筆頭間協議」で運営方法を決めるのが慣例だが、特別委では下地氏が主張し、自らを加えた「3者協議」が続いている。下地氏の突出に自民、民主は困惑ぎみだ。
「筆頭間という言葉を使うなら出て行く」。25日の特別委理事懇談会で、自民の江渡聡徳氏が民主の長妻昭氏を「長妻筆頭」と呼んだことに下地氏が猛反発。以来、異例の3者協議が定着した。特別委での野党優先の質問時間の配分は、元自民の下地氏が主導して実現した。
自民は下地氏を味方につけて「円満運営」を狙うが、「民主につけば野党に主導権を取られる」との警戒感の裏返しだ。民主も自民幹部と懇意の下地氏の仲介がどこまで本気なのか、真意を測りかねている。下地氏本人は周囲に「維新が安保法制のキャスチングボートを握る」と漏らしている。【福岡静哉】
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こんなん審議拒否してしまえ。
首相「早く質問しろよ」とヤジ 辻元氏の抗議受けおわび
http://www.asahi.com/articles/ASH5X5T4QH5XUTFK01F.html?iref=comtop_6_04
「早く質問しろよ」――。新たな安全保障関連法案を審議する28日の衆院特別委員会で、安倍晋三首相がこんなヤジを飛ばし、審議が紛糾した。民主党の辻元清美氏が自衛隊のリスクなどについて質問している最中、過去の首相答弁を引用しようと、間を置いた瞬間のヤジだった。
辻元氏はその場で「人の生死とか戦争に関わる話。情けない気分になった」と抗議。首相は「(辻元氏が)延々と自説を述べて質問をしないのは、答弁機会を与えないことなので『早く質問をしたらどうだ』と言った。言葉が少し強かったとすれば、おわび申し上げたい」と釈明した。
民主党の枝野幸男幹事長は記者団に「質問にあたって自らの考えを話すのは当然の権利だ。首相としての資質に欠ける」と反発。維新の党の柿沢未途幹事長も「これを繰り返していたら、委員会を開かせないくらいの対応をしていい」と語り、審議を拒否する可能性にまで言及した。
安倍首相やじ「早く質問しろ」=抗議受け陳謝-衆院特別委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015052800531
安倍晋三首相が28日の衆院平和安全法制特別委員会で、民主党の辻元清美氏の質疑中、席に着いたまま「早く質問しろよ」とやじを飛ばし、審議が紛糾する場面があった。民主党の抗議を受け、首相は陳謝した。
28日の審議では辻元氏ら民主党議員が、前日の審議で不適切な答弁があった中谷元防衛相に照準を合わせて追及。この戦法が首相を刺激したとみられる。首相はやじの後、「(辻元氏が)延々と自説を述べ、私に質問をしないというのは答弁をする機会を与えないということから言ったが、言葉が少し強かったとすれば、おわび申し上げたい」と述べた。
この日は、首相が積極的に答弁に立とうとする場面も目立った。首相は、いら立った様子で「(答弁者の)指名権は(質問する)委員にはない。そのことをよく勉強した方がいい。委員長が議事進行を仕切る」とも語った。
首相のやじについて、民主党の枝野幸男幹事長は国会内で記者団に「首相としてあるまじきことが堂々と全国民注視の下で起きた」と批判。民主党は特別委終了後の理事会で、首相が6月1日の委員会質疑冒頭で正式に謝罪するよう要求した。(2015/05/28-19:03)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150616-00010002-chibatopi-l12
「もみ合い時に携帯盗難」 渡辺衆院厚労委員長、刑事告発へ
ちばとぴ by 千葉日報 6月16日(火)15時0分配信
衆院厚労委員会で民主党委員ともみ合いになり、首に全治2週間のけがを負った渡辺博道委員長(千葉6区、自民)は15日、本紙の取材に対し、もみ合いの際に何者かに携帯電話を奪われたことを明らかにした。「徹底的に追及する」としており、強盗容疑で刑事告発するという。
12日の委員会終了後、紛失した携帯電話をGPS電波で捜索したところ、渡辺氏がこれまで足を踏み入れたことがない衆院分館1階の自動販売機の下で発見された。
「奪った人が隠したとしか考えられない」と憤る渡辺氏は、“犯人”の指紋が消えないよう携帯電話を食品用ラップフィルムで包み証拠保存しているという。
一方、もみ合いをめぐっては、山井和則氏ら民主党衆院議員3人が議事進行を妨げたとして自民党が衆院事務局に懲罰動議を提出。15日に衆院議会運営委員会理事会で協議を行った。
議運委員長の林幹雄氏(千葉10区、自民)によると、与党側が本会議で手続きを進めるよう求めたのに対し、民主党は「持ち帰り事実確認をしたい」と述べたといい、結論は先送りされた。
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もう無茶苦茶やなぁ。。
憲法審、当面開かぬ=自民・船田氏
http://jp.wsj.com/articles/JJ11149093843209824120619003106814099274773
2015 年 6 月 19 日 01:01 JST 更新
自民党憲法改正推進本部の船田元本部長は18日のBS日テレ番組で、衆院憲法審査会について「しばらく休む予定だ」と述べ、当面開かない考えを明らかにした。船田氏は審査会の与党筆頭幹事。安倍政権が今国会成立を目指す安全保障関連法案の審議への影響を避ける意図がある。
4日の審査会の参考人質疑で、自民党が推薦した憲法学者が集団的自衛権の行使容認を「憲法違反」と表明し、人選に当たった船田氏への批判が党内で強まっている。船田氏は、参考人の見解について「あまり調べていなかった。正直(人選の)ミスだった」と語った。
[時事通信社]
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でだ。
浜田平和安全保障法制特別委員長解任決議案とか林議院運営委員長解任決議案とか,大島衆院議長不信任決議案とか中谷防衛大臣不信任決議案とか出して徹底抵抗するんでしょうかね。
個人的には,あんまりそこまで野党が徹底反対しているような感じがしないのよね。
安保法案 衆院特別委で可決 与野党の攻防激化
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150715/k10010151871000.html
今の国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案が衆議院の特別委員会で可決されたことを受けて、衆議院議院運営委員会の理事会で、自民党の林委員長は、16日に衆議院本会議を開き、法案の採決を行うことを職権で決めました。与党側は16日、法案の衆議院通過を図る方針ですが、民主党など野党5党は政府案の採決には応じない方針で一致するなど、与野党の攻防が激しくなっています。
安全保障関連法案を審議している衆議院の特別委員会は、15日、安倍総理大臣も出席して締めくくりの総括質疑を行いました。
この中で、安倍総理大臣は「まだ、国民の理解が進んでいないのも事実だ。だからこそ理解が進むように努力を重ねていきたい」と述べました。
このあと政府案の採決が行われ、野党議員が浜田委員長を囲んだり、プラカードを掲げたりして抗議し、騒然とした雰囲気に包まれるなか、自民・公明両党の賛成で可決されました。
これを受けて、衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、与党側が16日、衆議院本会議を開いて、安全保障関連法案の採決を行うことを提案したのに対し、野党側は「委員会で強行採決した法案を本会議で採決することは認められない」と反対して、折り合いませんでした。
そして、最終的に自民党の林議院運営委員長が職権で16日に衆議院本会議を開き、法案の採決を行うことを決め、与党側は法案を可決して参議院に送る方針です。
これに対し、民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党の党首会談が行われ、「強行採決であり、断じて容認できない」として、16日の衆議院本会議での政府案の採決には応じない方針で一致しました。
民主党の岡田代表は記者団に対し、「採決を認めないことで足並みがそろったことは、今後の議論を考えたときにも意義深いものがある。法案を撤回に追い込むために各党とは今後も共同歩調を取っていく」と述べました。
一方、衆議院の特別委員会で法案が可決されたことを踏まえ、自民党と民主党の参議院の国会対策委員長が会談し、自民党が法案の審議を行うため、参議院でも特別委員会を設置したいと提案しましたが、民主党は「委員会での強行採決は許されず、審議を行える環境にない」として応じず、引き続き協議することになりました。
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どいつもこいつもなんでこんな発言に慎重さを欠くんだ?
与野党 礒崎補佐官の発言問題巡り折り合わず
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150729/k10010171301000.html
7月29日 20時51分
安全保障関連法案を審議する参議院の特別委員会は理事懇談会を開き、礒崎総理大臣補佐官の発言を巡り、与党側が礒崎氏本人を理事会に呼んで発言の真意を説明させたいという考えを示したのに対し、野党側は委員会に参考人として招致するよう求めて折り合わず、引き続き協議することになりました。
国家安全保障を担当する礒崎総理大臣補佐官が安全保障関連法案について「法的安定性は関係ない」などと発言したことに、野党側は「法的安定性は守るとした閣議決定に反する発言だ」として反発しています。
こうしたなか、法案を審議している参議院の特別委員会は理事懇談会を開いて対応を協議し、与党側は礒崎氏本人を理事会に呼んで発言の真意を説明させたいという考えを示しました。
これに対し、野党側は「礒崎氏は委員会に参考人として出席し、各党からの質疑に応じるべきだ」などと参考人として招致するよう求めて折り合わず、引き続き協議することになりました。
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参院特別委 礒崎氏を3日に参考人招致へ
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/512/ad92ac081b619d673c004a9e8ffd5a05.html
(NHKニュース&スポーツ) 19:11
安全保障関連法案を審議する参議院の特別委員会は、理事懇談会を開き、法案に関して「法的安定性は関係ない」などと発言した礒崎総理大臣補佐官を来月3日の委員会に参考人として招致することで、与野党が合意しました。
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野党、首相の任命責任追及へ…礒崎補佐官発言
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20150802-567-OYT1T50008.html
16:53読売新聞
安全保障関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は3日、法案に関して「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官を参考人招致する。
政府・与党は、礒崎氏自身の釈明により事態の沈静化を目指すが、民主党など野党は安倍首相の任命責任を追及する構えだ。
3日の参考人招致は、礒崎氏による説明の後、15分間質疑が予定されている。礒崎氏はツイッターで「法的安定性を否定したものではない」と述べているが、政府・与党は、公式な場で真意を説明した方が野党の批判を打ち消すことができると考え、異例の首相補佐官の参考人招致に応じた。
これに対し、民主、維新、共産など野党各党は足並みをそろえて礒崎氏の発言を問題視している。
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礒崎氏招致が焦点=与党、派遣法の処理急ぐ―安保法案
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-150801X644.html
08月01日 14:23時事通信
週明けの国会は、安全保障関連法案について「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官の参考人招致が焦点となる。礒崎氏の説明次第では野党が攻勢を強め、安保法案の審議時間積み上げを狙う与党の戦略に黄信号がともる。与党は労働者派遣法改正案など、他の重要法案の審議の遅れも挽回したい考えだ。
安保法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は3日、礒崎氏を参考人として招致。法案の合憲性が主要な論点となる中、礒崎氏は法的安定性を軽視する意図はなかったと釈明、陳謝する考えだ。しかし、与党内でも礒崎氏の辞任論が出ており、野党は引き続き安倍晋三首相の任命責任を絡めて更迭を迫る構え。礒崎氏招致の結果次第では、野党がさらに態度を硬化させる可能性もある。
特別委は4日に首相が出席して集中審議を開催。5日の一般質疑も決まっており、与野党の合意通りに進めば、審議時間は40時間程度に達する。与党は慣例に従い、全体の審議時間を衆院の7割程度に相当する80時間強と見込んでおり、お盆休み直前の11日まで審議を続けたい考えだ。
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>>499
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015071300738
脇氏が自民会派退会=参院
自民党は13日、脇雅史前参院幹事長の会派退会届を参院事務局に提出した。脇氏は、参院選挙制度改革をめぐる自民党の方針に反発し、会派離脱する意向を党執行部に伝えていた。参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民113▽民主・新緑風会58▽公明20▽維新11▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽次世代6▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属4。 (2015/07/13-18:34)
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<安保法案>採決日程調整大詰め 「11日まで成立」厳しく
毎日新聞社 2015年8月26日 21時48分 (2015年8月26日 22時57分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150826/Mainichi_20150827k0000m010102000c.html
参院平和安全法制特別委員会で維新・小野次郎氏の質問への答弁直前に秘書官の言葉を聞く中谷元防衛相=国会内で2015年8月26日午後3時9分、藤井太郎撮影
参院で審議中の安全保障関連法案の採決日程の調整が大詰めを迎えている。政府・与党は、来月11日までの成立を目標としているが、野党との修正協議などもあり、日程的に厳しい状況だ。さらに、来月30日に任期満了を迎える自民党総裁選についても法案審議への影響を避けなければならず、慎重な判断を迫られている。【高橋克哉、影山哲也】
安倍晋三首相は26日、自民党の谷垣禎一幹事長、野田毅総裁選管理委員長、公明党の山口那津男代表と首相官邸で相次いで会談。谷垣氏は記者団に「参院の情勢を報告した」と語った。
安保法案に衆院で再議決可能となる「60日ルール」が適用できるのは来月14日以降。だが、参院自民幹部は「参院の存在意義に関わる」と適用しない考え。公明党の山口代表は25日の記者会見で、「60日未満で結論を出すのが参院のあるべき姿だ」と踏み込み、直近の週末の来月11日までの成立が望ましいとの見方を示した。
しかし、11日までに与党が目標とする審議時間に達するかは微妙な情勢だ。衆院の特別委の審議時間は116時間に上ったが、参院では礒崎陽輔首相補佐官の「法的安定性発言」などが響き、現在まで計約63時間。目標の100時間を超えるのは来月中旬ごろにずれ込む見込みだ。
さらに与党は来年の参院選をにらみ、世論の反発を受けやすい強行採決を避ける思惑があり、野党の要求に丁寧に応じる姿勢を示している。維新の党が提出した対案や元気、次世代、改革が提案予定の修正案を審議すれば、ペースが鈍る可能性もある。「今後も順調に審議が続く保証はない。来月11日までの採決は現実的ではない」(参院自民幹部)との声も上がっている。
一方、谷垣氏は26日、首相との会談前に参院自民党の溝手顕正会長と国会内で会い、安保法案だけでなく総裁選日程についても意見交換した。総裁選が安保審議の行方を複雑にしているからだ。
同党は当初、「来月8日告示、20日投開票」を想定していた。だが、法案成立前に選挙戦となれば審議が混乱する恐れがある。このため党内では「14日告示、26日投開票」の案も浮上する。それでも安保審議が遅れれば総裁選日程と重なる可能性がある。
ただし、今のところ、首相のほかに立候補表明はない。参院自民幹部は「無投票ならば、早めに総裁選を終わらせた方が審議に影響は出ない」と指摘。首相の再選決定後に参院で審議を続ける可能性を示唆した。
◇政府・与党が想定する今後の政治日程
8月28日 自民党が総裁選日程を決定
維新の党の対案について修正協議開始?
9月8日 自民党総裁選告示?
11日 参院での安全保障関連法案の採決?
14日 安保関連法案が憲法の「60日ルール」で衆院再可決が可能に
20日 総裁選(8日告示なら)
27日 国会会期末
28日 安倍首相が国連総会で演説?
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<鴻池氏>「あの日に腹切っとけば」礒崎失言に苦言
毎日新聞社 2015年8月27日 01時05分 (2015年8月27日 01時12分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150827/Mainichi_20150827k0000m010144000c.html
参院平和安全法制特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民)は26日、国会内で記者団に、「あの日に腹切っておけばいいんだ」と述べ、「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官は辞任すべきだったとの考えを示した。「存立危機事態」に関し、6月に自身のツイッターで、政府の説明と異なる書き込みをしていたことを受けたもの。
存立危機事態の認定について、政府は他国の要請や同意が「前提」と説明している。しかし、礒崎氏は「条件ではない」と書き込んだ。26日の特別委で無所属クラブの水野賢一氏が指摘。中谷元(げん)防衛相は特別委で「政府の方針と異なると言っても致し方ない」と答えた。
鴻池氏は「あの日に腹切っておけばいいんだ。きれいにシュッと切れた」と述べ、「守るほどのもんやない」と突き放した。
一方、「つぶやきっていうのは、女は(やっても)しゃあない」と、男女差別とも受け取られかねない発言もした。【高橋克哉、青木純】
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安保採決、再来週にずれ込みも=審議停滞、修正協議も不透明
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%8E%A1%E6%B1%BA%E3%80%81%E5%86%8D%E6%9D%A5%E9%80%B1%E3%81%AB%E3%81%9A%E3%82%8C%E8%BE%BC%E3%81%BF%E3%82%82%EF%BC%9D%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E5%81%9C%E6%BB%9E%E3%80%81%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E5%8D%94%E8%AD%B0%E3%82%82%E4%B8%8D%E9%80%8F%E6%98%8E/ar-AAdL4wZ#page=2
時事通信 6 時間前
国会は今週、安全保障関連法案をめぐる与野党の駆け引きが続く見通しだ。与党は9月11日までの参院採決を目指しているが、野党との修正協議に時間を取られるなど審議ははかどっていない。27日の会期末まで実質17日間しか残されておらず、自民党内では採決が中旬以降にずれ込み、14日の週になるとの見方も出てきた。
参院平和安全法制特別委員会の審議は28日時点で約63時間で、衆院段階(116時間)の6割にも届いていない。与党は参院採決も衆院並みに100時間程度が必要とみており、目標までまだ開きがある。採決の前提となる公聴会開催のめども立っていない。
参院特別委は28日、維新の党の対案の提案理由説明を行うにとどめ、次回の審議は早くて9月1日となる見通しだ。一方、野党との修正協議は(1)維新(2)元気、次世代、新党改革3党―と別々にスタートし、第2回会合はいずれも同3日に行われる。ただ、与党は法案の骨格部分の修正には応じない考えだ。
また、維新の分裂騒動で修正協議は不透明感を増している。自民党の高村正彦副総裁は29日の講演で「対応してくれる状況であるか見定めないといけない」と指摘。公明党の石井啓一政調会長も30日のNHK番組で「維新の党内情勢も見極めながら協議していく」と語った。
与党は衆院で再議決可能となる「60日ルール」が適用できる9月14日より前に参院で採決する基本線は崩していないが、会期末が迫る中、「14日までに成立させるのは困難」(自民中堅)との声もある。
再可決で強引に成立させれば世論の批判を浴びるのは必至で、9月15、16両日ごろの採決案も浮上。再可決を避けつつ、参院の独自性にも配慮した形を取れるからだ。同19〜23日は5連休で会期末までに使える日数はごくわずか。与党は遅くとも連休前の同18日までには成立を図る方針だ。
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安保法案、修正せず…維新分裂で合意を断念
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20150831-567-OYT1T50096.html
08月31日 23:35読売新聞
自民、公明両党は31日、野党各党と修正協議を行っている安全保障関連法案について、原案のまま採決に踏み切る方針を固めた。
分裂状態の維新の党と修正案で合意しても、維新側が採決で一致して対応する保証はないと判断した。維新を除く一部野党の考え方については、法案本体ではなく付帯決議に盛り込むことを検討している。
自公両党は安保関連法案を巡り、対案を提出した維新との修正協議を8月28日に再開した。しかし、橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事が維新を離党したことに伴う混乱で、同党の国会対応は不透明さを増している。橋下氏らに近い大阪を地盤とする議員らは同法案に一定の理解を示すが、松野代表らは同法案に反対する民主党との協調姿勢を強めている。自民党幹部は31日、「維新が今の状況では修正は無理だ」と語った。
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<安保法案>11日の採決断念 政府・与党、衆院再可決視野
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20150902k0000m010143000c.html
00:54毎日新聞
政府・与党は1日、安全保障関連法案の参院審議で、当初目指していた11日の採決を断念する方針を固めた。仮に参院で議決できなくても衆院で再可決できる憲法の「60日ルール」の適用を視野に、14日の週での成立を目指す。また、事実上の分裂状態にある維新の党との修正合意は困難だとして、政府案のまま採決する方針だ。【高橋克哉】
自民党の佐藤勉国対委員長は1日の記者会見で「60日ルールは使いたくないのが本音だが、どう対応するか参院と協議する」と語り、必要ならば衆院で再可決する考えを示唆した。
与党幹部は「採決は14日から18日までの間になる」と語り、連休前には成立させる考えだ。参院が16日までに採決できない場合を想定し、衆院側は18日に法案を再可決する準備に入った。関連法案は7月16日に衆院を通過。60日ルールに基づけば、今月14日以降は衆院の出席議員の3分の2以上で再可決し、成立させることが可能となる。
関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は1日、野党の反発で開催が見送られた。参院では100時間の審議を目指してきたが、1日までの審議は約63時間。与野党が合意した安倍晋三首相出席の集中審議のほか、参考人質疑などを11日までに消化するのは不可能な状況だ。一方、関連法案の修正をめぐる与党と維新の協議は、維新の分裂騒動で実務者協議に入れず、「合意はもはや無理」(与党関係者)との判断に傾いた。ただ、元気、次世代、改革の3野党との協議は、付帯決議などの形で柔軟に対応する考えだ。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090200379
民主、内閣不信任案を検討=首相問責案も
民主党の安住淳国対委員長代理は2日の記者会見で、安全保障関連法案審議がヤマ場を迎える終盤国会戦術に関し、「政府・与党の対応によっては、十分、内閣不信任案が党の対応として出てくる」と述べ、内閣不信任決議案の提出を検討していく方針を示した。榛葉賀津也参院国対委員長も会見で、安倍晋三首相や関係閣僚に対する問責決議案の提出は「当然あり得る」と述べた。
民主党は、4日に開く野党5党の党首会談で、不信任案提出を視野に入れた国会共闘を呼び掛ける考え。橋下徹大阪市長の新党構想で分裂状態にある維新の党に対しても、安住氏は「松野頼久代表以下、一糸乱れず対応していただくことを望んでいる」と協調を促した。 (2015/09/02-19:23)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090200500
不信任案「あしき習慣」=維新・馬場氏
維新の党の馬場伸幸国対委員長は2日の記者会見で、民主党幹部が安倍内閣不信任決議案の提出に言及したことについて、「(国会)会期末になれば必ず不信任案を出すというあしき習慣だ」と批判した。維新の対応に関しては、「実際に提出されれば党のルールに従って決定する」と述べた。
馬場氏は、維新を離党した橋下徹大阪市長に近く、橋下氏が旗揚げする新党に参加する意向を固めている。(2015/09/02-14:47)
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>>518
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015090300240
松沢氏が次世代会派離脱=参院
次世代の党は3日、離党した松沢成文参院議員の会派離脱届を参院事務局に提出した。参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民113▽民主・新緑風会58▽公明20▽維新11▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽次世代5▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5(2015/09/03-10:56)
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防衛省資料、また共産党に流出…国会審議に影響
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%98%B2%E8%A1%9B%E7%9C%81%E8%B3%87%E6%96%99%E3%80%81%E3%81%BE%E3%81%9F%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E3%81%AB%E6%B5%81%E5%87%BA%E2%80%A6%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E3%81%AB%E5%BD%B1%E9%9F%BF/ar-AAdVrZh
読売新聞 5 時間前
防衛省の内部資料が共産党に流出する事態が相次ぎ、安全保障関連法案の国会審議に影響が出ている。
いずれの文書も防衛機密には当たらないが、非公表を前提に作成されていた。防衛省は流出の経緯などを調査している。
共産党は2日の参院平和安全法制特別委員会で、河野克俊統合幕僚長が昨年12月に訪米した際の米軍幹部との会談記録とされる文書を提示。河野氏が「(衆院選での)与党の勝利により、来年夏までには(安全保障法制の整備が)終了するものと考えている」と発言していたことを追及した。中谷防衛相は「資料が確認できていないので言及を控える」と答弁した。
河野氏は3日の記者会見で、文書の真偽については「確認中」としながらも、「安保法制成立を公約に掲げた自民党が圧勝したので、次の国会で成立を目指していくのだろうという認識はあった」と説明した。河野氏の「発言」について、防衛省内では「当然の見通しを伝えただけで問題ない」との受け止めが大勢だが、共産党は8月11日の同特別委でも、安保関連法案の成立を前提に部隊運用の課題などを洗い出した統合幕僚監部の内部資料を提示。審議が紛糾して途中散会になった。政府・与党内では、度重なる内部資料流出を問題視する声が強まっている。
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民主があたりさわりの無いことしか言っていないのがちょっと悲しい。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015090700529
自公「二院制維持を」=格差是正では温度差-参院憲法審
参院憲法審査会は7日、衆参両院の二院制をめぐり各会派が意見を表明した。自民、公明両党は現行制度の維持を主張したが、参院選の「1票の格差」是正への姿勢では微妙な違いを見せた。
自民党の愛知治郎氏は「二院制を維持する」と述べ、理由として「二つの院の相互抑制、均衡により慎重審議を実現する。第一院の審議の不十分さや欠陥を補うことができる」と説明した。公明党の佐々木さやか氏も「二院制は維持すべきだ」と指摘した。
ただ、選挙制度に関し、愛知氏は「投票価値の平等は、衆院よりも緩やかな制約の下で地域性や専門性を重視した選出方法を取ることに合理性がある」として、格差是正より地域の一体性維持を優先すべきだと指摘。佐々木氏は「投票価値の平等の実現については議論と努力を続けていく必要がある」と、さらなる格差是正を訴えた。
一方、維新の党の清水貴之氏は「日本の政治はスピード感がなさ過ぎる」として迅速な意思決定のために一院制が望ましいと主張。民主党の金子洋一氏は、安全保障関連法案など参院で審議中の重要法案について「参院の威信と存在意義を懸けて、国民が納得いくまで審議を尽くすべきだ」と語った。(2015/09/07-16:17)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00000074-mai-pol
<参院憲法審査会>2院制の維持、10会派が主張
毎日新聞 9月7日(月)22時47分配信
参院憲法審査会が7日開かれ、2院制のあり方について各党が意見を表明した。維新の党をのぞく10会派が2院制の維持を主張。自民党からは「決算や行政監視に関する権限を強め参院の独自性を高めるべきだ」との意見が出た。維新の党は「日本の政治にはスピード感がない」などの理由で、将来的に憲法改正により1院制に移行すべきだと訴えた。
民主党は集団的自衛権の行使を限定的に容認した昨年7月の閣議決定について「政府が憲法解釈を変更しようとするときは国会審議を十分に踏まえること」とした昨年6月成立の改正国民投票法の付帯決議に違反していると指摘し、審査会での審議を求めた。【高橋克哉】
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150907-00050068-yom-pol
維新「一院制の方がスピード感」…憲法審査会
読売新聞 9月8日(火)10時23分配信
参院憲法審査会は7日、二院制をめぐり各党が意見を表明した。
自民、民主、公明などの各党が現行制度の二院制の維持を主張する一方、維新の党は一院制が望ましいとの考えを示した。
自民党の愛知治郎氏は「第一院の審議の不十分さや欠陥を補うことができる。長期的視野に立った安定的な議論ができるなど、参院には衆院とは異なる役割がある」と説明。民主党の金子洋一氏は「二院制は堅持するが、参院の役割を変えるべきだ」と述べた。
維新の党の清水貴之氏は「日本の政治はスピード感がない。一院制の方が、より政治の的確性や透明性が高まる」と指摘した。
最終更新:9月8日(火)10時25分
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安保関連法案:自民が衆院再可決検討 19日以前成立狙い
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%AE%89%E4%BF%9D%E9%96%A2%E9%80%A3%E6%B3%95%E6%A1%88%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%81%8C%E8%A1%86%E9%99%A2%E5%86%8D%E5%8F%AF%E6%B1%BA%E6%A4%9C%E8%A8%8E-%EF%BC%91%EF%BC%99%E6%97%A5%E4%BB%A5%E5%89%8D%E6%88%90%E7%AB%8B%E7%8B%99%E3%81%84/ar-AAe7aAO#page=2
毎日新聞 2 時間前
自民党は9日、安全保障関連法案を16日の参院本会議に緊急上程できない場合、憲法の「60日ルール」を使って衆院で再可決し、成立させる検討に入った。今国会の会期末が27日に迫る中、谷垣禎一幹事長ら衆院側の執行部は、参院本会議での採決が19日からの連休中に重なった場合、国会周辺での反対集会などと重なって政権のイメージダウンになると懸念している。しかし、参院自民党は、野党の同意を得て本会議採決に持ち込む方針を変えておらず、自民党内での衆参の駆け引きが激しくなっている。
安保関連法案の審議が大詰めを迎え、野党は衆院に内閣不信任決議案、参院に問責決議案などを次々に提出して抵抗する構えをみせており、これらの処理には2日以上要する可能性がある。そこで、政府・与党は16日の参院平和安全法制特別委員会で法案を採決し、同日中に参院本会議に緊急上程して可決、成立させる道筋を描いてきた。連休前の18日が実質的な期限とみている。
しかし、参院自民党は慎重だ。9日、佐藤勉国対委員長、吉田博美参院国対委員長と党本部で会談した谷垣氏は、16日の参院本会議への緊急上程を求めたが、吉田氏は、野党の協力を得るには17日以降の本会議採決が望ましいと主張し、平行線で終わった。
安倍晋三首相は9日、首相官邸で谷垣氏からこうした報告を受け、「できるだけきちっとした形で終わらせてもらいたい」と要請した。ただ、谷垣氏は会談後、「とにかく早く結論を出さなければいけない」と記者団に語り、成立を急ぐ意向を示した。
60日ルールは、衆院が可決した法案を参院が60日以内に採決しない場合、衆院の出席議員の3分の2以上の賛成で再可決すれば成立するという憲法の規定。安保関連法案は7月16日に衆院を通過しており、今月14日以降に適用が可能になる。与党が多数を占める参院は存在意義を問われかねないだけに、衆院側が再可決に踏み切れば、参院自民党の反発は必至だ。参院自民党幹部は「60日ルールは使わないと与党内で合意していたはず」と不快感を隠さない。
一方、特別委は9日の理事会で11日と14日に首相が出席する集中審議の日程を決定。参院議院運営委員会は9日、中央公聴会を15日に開催することを正式に決めた。【高橋克哉、水脇友輔】
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安保法案、17日成立へ自公が調整 野党は抵抗の構え
http://www.asahi.com/articles/ASH995K6SH99UTFK01H.html?iref=com_rnavi_srank
2015年9月9日21時59分
自民、公明両党は9日、安倍晋三首相が自民党総裁に再選されたことを受け、参院特別委員会で審議中の安全保障関連法案を16日に特別委で採決する方針を確認。17日を軸に本会議で採決し、成立させる方向で調整に入った。野党は内閣不信任決議案などを提出して抵抗する構えで、27日の国会会期末に向け、与野党の攻防は大詰めを迎えている。
特集:安全保障法制
自公両党の幹事長らが9日、東京都内で会談し、16日の特別委採決で一致した。14日以降は参院で採決が行われなくても、衆院の3分の2以上の賛成で再議決できる「60日ルール」を使うことができるが、「参院で決着をつけるべきだ」として、衆院で再議決しない方針も改めて確認した。
また、首相と自民党の谷垣禎一幹事長は9日の会談で、法案を「粛々と仕上げる」方針で一致。17日の成立で調整する。
与党内には、特別委での採決後、16日中に本会議で可決、成立させるべきだとの声もあるが、その場合、野党は法案の審議に優先する内閣不信任決議案や首相問責決議案を衆参各院に提出して抵抗する構えで、事実上、同日中の成立は難しいとみられる。
週末は全国各地で法案反対のデモが行われていることもあり、「デモに囲まれての採決はできない」(自民党幹部)と判断。野党の内閣不信任決議案提出などで、本会議での採決が18日にずれ込むことも念頭に、本会議を開く定例日ではない17日の採決で調整することになった。
一方、野党は自公両党の方針に反発している。民主党の岡田克也代表は9日の広島市での講演で「(採決)強行は日本の民主政治に大きな傷痕を残す。この国会での採決を阻止したい」と強調。他の野党と共同で内閣不信任決議案、首相問責決議案を提出する構えで、連休をはさんだ27日の会期末をにらみ、時間切れによる法案の廃案に追い込みたい考えだ。
■安全保障関連法案をめぐる当面の日程
9月11・14日 安倍首相が出席し、参院特別委員会で法案審議
14日 法案を衆院で再議決できる「60日ルール」が適用可能に
15日 参院特別委で法案採決の前提になる中央公聴会
16日 与党、参院特別委で法案を採決予定
17日 与党、参院本会議で法案の成立をめざす
19〜23日 大型連休
26日ごろ 安倍首相、国連総会出席のため米国へ出発予定
27日 通常国会会期末
10月上旬 内閣改造
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150912-00000088-san-pol
安保法案攻防激化 与党、16日の地方公聴会開催受け入れ
産経新聞 9月12日(土)7時55分配信
安全保障関連法案の参院採決時期をめぐり与野党攻防が激しさを増している。参院平和安全法制特別委員会は11日、地方公聴会を16日に開くことを議決。政府・与党は同日中にも特別委で採決し、17日の参院本会議で成立を目指す。一方、野党6党は11日の党首会談で、あらゆる手段で成立阻止を図ることで一致した。
◇
≪自民≫
■「18日までの成立」強調
自民党の谷垣禎一幹事長は11日の党役員連絡会で、安保法案について「来週にはきちんと仕上げないといけない」と述べ、18日までに成立させる考えを強調した。これに先立ち、谷垣氏は佐藤勉国対委員長、吉田博美参院国対委員長と国会内で会談し、この方針を確認している。
佐藤氏は会談で、野党の抵抗により参院本会議の採決が19日にずれ込むことを懸念し、17日の成立に向けて参院平和安全法制特別委員会で16日中に採決するよう主張した。吉田氏は明言を避けたが、確実に18日までに参院本会議で可決する意向を示した。
政府・与党にとって、野党が内閣不信任決議案や問責決議案などを連発することを想定し、少しでも早く特別委での採決を行いたいところ。
16日午後の地方公聴会終了後、特別委で安倍晋三首相が出席して締めくくり総括質疑を行い、採決する青写真を描く。
ただ、参院自民党内には「17日特別委採決、18日本会議採決」を主張する向きもあり、「特別委の鴻池祥肇委員長と民主党出身の輿石東副議長が18日の本会議採決で合意したらしい」(中堅議員)との臆測まで飛び交った。
◇
≪野党6党≫
■全議員集会で阻止へ 維新は大阪系が反発、保留
民主、維新、共産、社民、生活、元気の野党6党と参院会派「無所属クラブ」は11日、国会内で党首会談を行い、政府・与党が検討している安全保障関連法案の16日採決は「論外」との認識で一致した。各党の全所属議員が採決前に成立阻止に向けた合同集会を開くことも確認した。ただ、維新内には他党との連携強化への抵抗感があり、合同集会で結束を図れるかは見通せていない。
会談では、法案成立を阻止するために「あらゆる手段」を講じることも確認した。民主党の岡田克也代表は記者団に「内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出を含む」と強調。茨城県などでの大雨被害を受け、衆参両院の予算委員会で早期に集中審議を行うよう求めることでも一致した。
合同集会は岡田氏が呼び掛けた。岡田氏は記者会見で「一体感を持って巨大与党に対抗しなければならない」と訴え、集会開催を「会談で確認した」と明言した。だが、安保関連法案の対案に関する与党との協議を15日に控えている維新の受け止めは異なる。
今井雅人幹事長は会談後の党代議士会で、集会参加は「与党との協議を見た上で判断する」と報告した。すると、大阪選出の足立康史衆院議員はさっそく「対案を示さない野党と一緒に不信任決議案を提出することには反対だ」と主張。別の大阪系議員も「体がしびれてきそうな発想だ」と出席拒否をちらつかせている。
維新に残留する党幹部も「集会に合意したつもりはない。さすがに共産党と一緒にはなりたくない」と慎重な考えを示している。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00000170-jij-pol
安保法採決17日ずれ込みも=自民「60日ルール」排除せず―野党は不信任提出検討
時事通信 9月11日(金)19時26分配信
参院平和安全法制特別委員会は11日、安全保障関連法案について、16日に地方公聴会を開催することを議決した。
自民党は同日中に委員会で採決する方針を崩していないが、野党は内閣不信任決議案提出などで徹底抗戦の構え。採決が17日にずれ込み、18日までに法案成立にこぎ着けられない事態も否定し切れず、自民党は参院が法案を否決したとみなして衆院で再可決する「60日ルール」適用も排除しない方針だ。
安倍晋三首相は11日、特別委の集中審議で「(安保)法案をぜひ成立させていただきたい。いつか決めるときには決めていただきたい」と述べ、来週中の成立を求めた。
地方公聴会は16日午後、神奈川県で実施される。自民党は当初開催に否定的だったが、野党の要求に譲歩した。与党は、地方公聴会後の同日夕方から締めくくり質疑を行い、採決する考えだが、野党の出方次第では、17日に持ち越こされる可能性がある。採決後に野党が首相問責決議案や内閣不信任案などを連発すれば、安保法案の本会議採決は大幅にずれ込み、遅くとも18日までの成立を目指す与党の思惑通りに運ぶか不透明さが増す。
自民党の谷垣禎一幹事長は11日、国会内で佐藤勉国対委員長、吉田博美参院国対委員長と協議。この後、佐藤氏は記者団に「『60日ルール』も視野に入れ対処する方針に変わりはないか」と問われ、「変わりません」と明言した。
これに対し民主、維新など野党6党の党首と参院会派「無所属クラブ」の代表は11日、国会内で会談し、不信任案提出などあらゆる手段で安保法案の今国会成立を阻止することで一致。参考人質疑など徹底審議を求め、16日の委員会採決に反対していくことも確認した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150910-00000028-jnn-pol
安保関連法案、自民「60日ルール」で再可決も検討
TBS系(JNN) 9月10日(木)13時1分配信
安全保障関連法案の採決日程をめぐり、自民党内では、いわゆる「60日ルール」を使って衆議院で再可決することも含めた検討が進んでいます。
安保関連法案をいつ採決するのか。自民党内では衆議院と参議院側の意見が対立しています。
衆議院側は、来週16日に参議院の特別委員会で可決した後、その日の内に本会議を開いて採決するよう求めていますが、参議院側は慎重な姿勢です。
このため、自民党内では採決が18日以降にずれ込みそうな場合は、いわゆる「60日ルール」を使って衆議院で再可決し、成立させることも含めて検討が進んでいます。
自民、公明の与党は、採決の際に、維新の党など野党の協力を得るための付帯決議の原案をまとめました。野党側の要望を踏まえて、中東・ホルムズ海峡での機雷掃海活動など、経済的な被害を理由に集団的自衛権を使う際には必ず国会の事前承認を取るなどとしています。
「まさに民主的な手続きすら無視して、突っ走ろうとしているのが安保法案の状況です」(民主党・枝野幸男幹事長)
一方、民主党の枝野幹事長は採決の動きを批判しました。また、国会周辺でもこの後、抗議デモが開かれるなど、採決を控えて反対活動もヤマ場を迎えています。(10日18:14)
最終更新:9月11日(金)11時22分
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150915-00000007-mai-pol
<安保法案>野党、抵抗戦術を検討 「世論の理解」見極め
毎日新聞 9月15日(火)1時7分配信
安全保障関連法案の成立をめぐる与野党の攻防が大詰めを迎え、野党側は採決引き延ばしなど物理的な抵抗戦術を検討し始めた。「反安保」の国民世論が盛り上がっており、審議引き延ばしにも理解が得られるとみている。ただ、「1強多弱」の状況では最終的に廃案に追い込める可能性は極めて低い上、行き過ぎればかえって国民の批判を招きかねないだけに、どのような戦術を取るか、慎重に判断する考えだ。【佐藤慶、村尾哲】
与野党で賛否が大きく割れる法案では、野党は、記名採決時に投票箱までゆっくり歩く「牛歩戦術」や、国会内にピケを張るなどの審議妨害をしばしば行ってきた。こうした物理的抵抗に関し、民主の岡田克也代表は13日夜、東京都内で記者団に「暴力はいけない」と述べた上で、排除しない考えを示唆。共産の山下芳生書記局長も14日の記者会見で「(牛歩戦術やピケなど)選択肢に入る」と指摘した。
とはいえ、牛歩戦術には、民主の枝野幸男幹事長が「いろんな国民の意見がある」と述べ、世論の理解が得にくいとの見方を示す。ピケによる実力行使も、与野党議員がもみくちゃになり、「暴力」に発展しかねない。
最も現実的なのは、決議案の連発だ。参院平和安全法制特別委員会での採決に合わせ、衆院で安倍晋三内閣への不信任決議案を野党が共同提出、同時に、参院で首相のほか中谷元(げん)防衛相、岸田文雄外相ら4閣僚や鴻池祥肇同特別委委員長への問責決議案提出を検討する。決議案1本の採決に3時間程度かかり、関連法案の採決を遅らせる効果がある。
決議案の提出に合わせ、野党議員が長時間の演説をするフィリバスターも検討する。2004年の年金改革法案審議では民主議員が厚生労働委員長の解任決議案の趣旨説明に3時間かけるなどの抵抗で採決がずれ込み、参院本会議開会から22時間後に与党が採決を強行した。ただ、与党側が事前に野党側の発言時間を制限する動議を出す可能性もある。
とはいえ、いずれの手段でも採決を遅らせるだけで、確実に廃案に追い込めるわけではない。また、維新の党内の大阪系議員は与党に近く、足並みがそろわない可能性もある。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091500825
安保採決、徹夜攻防か=与党「再可決」「信任決議」も視野
野党側が「あらゆる手段」で阻止するとしている安全保障関連法案。与党側は27日までの今国会で確実に仕上げるため、18日までに成立させる方針で、最終局面の参院本会議は徹夜の攻防になるとの見方が強い。野党側が検討する安倍内閣不信任決議案提出などに対抗するため、与党は衆院での内閣信任決議や、憲法の「60日ルール」による衆院再可決も排除せず検討を進めている。
自民党の佐藤勉国対委員長は15日の党総務会で、「参院での法案審議が大詰めを迎えている。衆院はどんなことにも対応できるように万全を期したい」と表明した。同党は16日の衆院議院運営委員会理事会で、17日の衆院本会議の開催を決める方針。法案成立に万全を期すため、党所属の衆院議員に17日以降は国会周辺にとどまる「禁足」を指示した。
衆院本会議をセットするのは、野党側が徹底抗戦して参院採決が危うくなることに備えた措置だ。自民党は、18日夕に国会を取り巻くデモが拡大すると見込んでおり、それまでの決着を目指す。
参院平和安全法制特別委員会は16日に横浜市で地方公聴会を実施。与党側は遅くとも17日に同委で採決した上で、同日中の参院本会議で法案を成立させたい考え。野党が各閣僚への問責決議案提出などを連発すれば、与党は延会手続きを取った上で18日未明の採決を目指すとみられるが、自民党は「衆院で引き取ることもある」(自民国対)として、再可決と両にらみの構えだ。
自民党は、野党側が衆院で個別の閣僚への不信任決議案を乱発することも想定する。決議案1件当たりの処理に3〜4時間がかかるとされ、「最長で25時間を要する」と警戒。このため、自民党内には、安倍内閣信任決議案を衆院に提出、可決する案も浮上する。
内閣信任決議が可決されたのは過去2回。2008年には参院で可決した福田康夫首相問責決議に対抗して自民、公明両党が提出した。内閣信任案は不信任案よりも優先して処理されることが先例で、信任決議が可決されれば不信任案は会期末までたなざらしとなる。
野党側が各決議案の趣旨弁明に長時間かける「フィリバスター」(議事妨害)を行えば、与党は「打ち切り動議」によって、発言時間を制限する見通しだ。(2015/09/15-19:39)
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委員会採決は明日のPM8時頃?
参院特別委 あす安保法案の締めくくり総括質疑
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150915/k10010236011000.html
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会の理事会が開かれ、与党側が16日、地方公聴会の終了後に、締めくくりの総括質疑を行いたいと提案し、野党側は反発しましたが、鴻池委員長は、16日午後6時から質疑を行うことを職権で決めました。
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は、15日午後、中央公聴会を行ったあと、理事懇談会を開いて今後の審議日程を協議しました。
この中で与党側は、16日午後、横浜市で地方公聴会を行えば採決に向けた環境が整うとして、地方公聴会の終了後、直ちに国会に戻り、午後6時から締めくくりの総括質疑を行いたいと提案しました。
これに対し野党側からは、「今の国会の会期がおよそ2週間残る中で、審議の打ち切りは時期尚早で、到底認められない」という意見や、「地方公聴会での意見を踏まえて審議を続けるべきだ」などという意見が出され、反発しました。
そして、このあと理事会が開かれ、野党側が抗議するなか、鴻池委員長は、16日午後6時から2時間、安倍総理大臣も出席して締めくくりの総括質疑を行うことを職権で決めました。
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締めくくり総括質疑はまだ開催されず。
断続的に理事会。
車道横たわり抗議行動=公聴会後に混乱-横浜
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091600844
横浜市港北区で16日午後に開かれた安全保障関連法案の地方公聴会終了後、会場を取り巻いた法案に反対する人の一部が、国会議員の車を止めようと、道路に集団で横たわるなどした。排除しようとした神奈川県警の警官隊ともみ合いとなり、現場は一時混乱。逮捕者は出なかった。
公聴会終了後の午後4時前、会場となったホテル前の車道に数十人がなだれ込み、路上に横たわった。周囲からは「暴力反対」「採決中止」と声が上がった。近くの交差点では、議員が乗ったとみられるワゴン車が取り囲まれる場面もあった。
警察官が腕や足をつかむなどして道路から引きはがそうとして激しいもみ合いとなり、悲鳴も上がった。混乱は約30分間続いた。
とっさに車道に飛び込んだという東京都杉並区の女性(57)は、「みんな法案を止めたい一心だったと思う」と話した。(2015/09/16-19:48)
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今から締めくくり総括質疑なんかしたら,報ステとNews23が修羅場を全部生中継してえらいことになると思うんだけど。
そして,質疑は2時間の予定なんだけど,たぶん断続的に中断するから,今からだと12時回っちゃうんじゃないかね。
仁比聡平 @nihi_souhei 11 分11 分前
委員会強行か、との情報あり。安倍総理、委員会室入室。
仁比聡平 @nihi_souhei 29 分29 分前
訂正。2020再開とのことで野党理事は理事会室に入ったが、与党理事が入れず、再開されておらず。
仁比聡平 @nihi_souhei 48 分48 分前
1955頃ふたたび安保特理事会休憩に。地方公聴会の意見をわずかA4一枚に換骨奪胎した派遣報告で速記録もなく締め括り質疑強行などありえない。元気・次世代・改革3党と政府与党の「合意」なるものの内容は一切示されておらず、委員会が開けるはずがない。との野党主張に「内容を示す」として休憩
仁比聡平 @nihi_souhei 1時間1時間前
1920安保特理事会再開。写真は委員会室の机上に配布されている横浜地方公聴会の派遣報告。あれほど豊かな広渡・水上公述人の意見をわずか4、5行に換骨奪胎し、果ては「詳細は速記録で承知を」だと!どこに速記録があるというのか!許されない暴挙
仁比聡平 @nihi_souhei 2時間2時間前
1840頃休憩となった安保特理事会。30分経ちますが再開の動きはまだありません。
仁比聡平 @nihi_souhei 2時間2時間前
1820から始まっている安保特理事会。昨夜、委員長職権で、この後わずかの締め括り総括質疑で審議を打ち切ろうとする鴻池委員長と与党理事に、野党理事が猛然と抗議しています。1830を過ぎましたが、委員会が開会できる状況ではありません。
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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150916-00000039-jnn-pol
安保法案 与党側は採決に踏み切る構え、緊迫度ピークに
TBS系(JNN) 9月16日(水)18時45分配信
国民の合意がないまま国の形が変わろうとしています。6割の世論が反対し、8割以上が説明不十分と考える安保法案が、16日夜にも参議院の特別委員会で採決される可能性が出てきました。
安保法案の採決に反対し、15日も多くの人が集まった国会議事堂周辺。
しかし、特別委員会の鴻池委員長は、15日夜、16日の午後6時から委員会を開催し、質疑を終えることを職権で決定。一夜明けた16日も、与党側は採決に向けた環境を着々と整えました。
16日朝、安倍総理と公明党の山口代表は、次世代の党など3つの少数野党の代表と会談し、自衛隊を海外に派遣する際に国会の関与を強める内容を盛り込んだ閣議決定を行うことで合意。これにより、3つの野党が法案に賛成することとなりました。
「今回の合意が成立したことは本当によかったと思っています」(安倍首相)
3つの野党は「歯止め」を強化できたと成果をアピールしていますが、与党側からすれば、法案そのものは修正しないまま、「与党単独での採決」という批判を避けることができるようになったのです。一方、野党第一党の民主党は「あらゆる手段を使って抵抗する」として、緊急集会を開きました。
「8割の国民が今でも2、3か月前と変わらずに説明不足だと言っています。我々民主党、一致団結して努力しようじゃありませんか」(民主党 岡田克也代表)
「この法案を廃案にすることを誓ってガンバロー」(民主党 北澤俊美副代表)
そして、午後1時に会場の周辺でデモが行われる中、横浜市で採決の前提となる地方公聴会が開かれました。
「現在、議論になっている平和安全法制はこの抑止力を更に強化し、現状を変更しようとする他国の意思をくじくための法律だということです」(前海上自衛隊呉地方総監・海将 伊藤俊幸氏)
「この法案を通してしまう場合は、もはや国会に存在意義などありません。これは単なる多数決主義であって、民主主義ではありません」(弁護士・青山学院大学法務研究科 水上貴央助教)
国民の意見が大きく分かれたままの安全保障関連法案。傍聴人からの採決反対のやじに鴻池委員長は・・・
「誰か何か言ったかい。誰が言ったんだ。立ち上がって言え」(参院特別委 鴻池祥肇委員長)
会場付近には、デモ隊が押しかけて公聴会の会場を後にした委員が乗ったとみられる車が取り囲まれるなど騒然とする場面もありました。
「車が少しずつ進み出しました」(記者)
また、午後5時には国会内で民主、維新、共産、社民、生活の野党5党が党首会談を行い、安保法案の成立阻止に向け対応を協議しました。しかし、与党側は16日夜にも委員会採決に踏み切る構えを強めていて、緊迫の度合いはピークに達しつつあります。(16日17:57)
最終更新:9月16日(水)19時6分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000118-jij-pol
安保法案、採決めぐり攻防=不信任案提出含め阻止―野党5党首
時事通信 9月16日(水)17時49分配信
参院平和安全法制特別委員会は16日夜、今国会最大の焦点である安全保障関連法案の締めくくり質疑を行う。
与党は質疑終了後の同日中にも採決し、17日中に参院本会議で成立を図る考え。これに対し、民主、維新など野党5党は党首会談を開き、内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出を含め、「あらゆる手段」で成立阻止に全力を挙げる方針で一致。与野党攻防は重要局面を迎えた。
特別委は、16日午後6時半から開会する予定だったが、これに先立つ理事会が断続的に開かれ、開会がずれ込んでいる。委員会室前には開会を阻止しようとする民主党など野党議員が詰め掛け、与党側ともみ合いになるなど一時騒然とした。
特別委は16日、締めくくり質疑に先立ち、横浜市で地方公聴会を開催した。審議時間は同日までで約100時間に到達。与党は衆院の116時間とほぼ遜色なく、採決環境が整ったと判断している。
与党は、民主党などが締めくくり質疑を拒否すれば、質疑終局後、直ちに採決する考え。野党各党が出席すれば、丁寧に進める姿勢を示すため、採決だけを17日に繰り越す方向で、野党の出方を見極める。
一方、野党党首会談には、民維両党のほか、共産、社民、生活3党が参加。これに先立つ野党5党の幹事長・書記局長会談では「暴挙とは全力で闘う」ことを確認。特別委開会を阻むため物理的抵抗も辞さない構えで、開会がずれ込む可能性もある。
また、衆院議院運営委員会は理事会で、17日に本会議を開くことを決定。与党側は参院が採決をしなければ否決とみなし、衆院で再可決する「60日ルール」適用も排除しない考え。
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10時になろうとしてる。今日は無理っぽいな。
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明日の参院本会議か。
仁比聡平 @nihi_souhei 4分4分前
2230からの議運理事会開催連絡あり。
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00:15 特別委開会
10:00 参議院本会議開会
@News23
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宮崎信行の国会実況 @kokkai_live 4分
【速報】参議院事務局によると、この後、17日(木)の
午前0時05分、理事会、
午前0時10分、委員会。
参議院我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会。
午前10時00分、参議院本会議。
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考えられるのは,こういうとこか。
鴻池平和安全保障法制特別委員長解任決議案
中川議院運営委員長解任決議案
山崎参議院議長不信任決議案
岸田外務大臣問責決議案
中谷防衛・安全保障法制担当大臣問責決議案
下村文部科学大臣問責決議案
塩崎厚生労働大臣問責決議案
安倍首相問責決議案
で,衆院本会議で安倍内閣不信任決議案
18日夕方までには成立しそうな感じだな。牛歩がなければ。
参院特別委は未明に 委員長職権で決定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150916/k10010237931000.html
安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会の鴻池委員長は、16日夜の委員会の開会は難しいとして、17日午前0時05分から理事会を開き、0時10分から委員会を開くことを職権で決めました。
参院本会議17日午前に 議運委員長職権で決定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150916/k10010237921000.html
参議院の議院運営委員会は、16日夜、理事会を開き、自民党の中川・議院運営委員長が、安全保障関連法案の採決を行うことを念頭に、17日午前10時から参議院本会議を開くことを、職権で決めました。
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仁比聡平 @nihi_souhei 2分2分前
安保特、理事会室で鴻池委員長が、「明日の理事会を午前0時05分、明日の委員会を午前0時10分」と宣言。委員会室の与党はあくまで強行の構え。憲法破壊の異常極まる暴走。理事会メンバーは引き続き理事会室で強行をやめよと迫っている模様。
仁比聡平 @nihi_souhei 6分6分前
憤りに震える。安保特は開かれないまま、参議運理事会で自民公明の理事が明日10時本会議を強く迫り中川雅治委員長が職権強行。「あらゆる事態に対処するため」と自民公明。「溝は埋まらない」と強行ありき。委員会強行をやめさせ国民の声に応えて審議を尽くすよう努力するのが議運の本務ではないか!
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宮崎信行の国会実況 @kokkai_live 2時間2時間前
#kokkai 参・平安特は、午前8時50分以降に理事会、午前9時00分以降に委員会を再開することになりました。午前10時設定の参議院本会議、午後1時設定の衆議院本会議も控えており、最大の攻防日...
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091600723
安保法案、攻防続く=与党、委員会採決の構え-野党は成立阻止に全力
今国会最大の焦点である安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防は16日、重要局面を迎えた。参院平和安全法制特別委員会は断続的に理事会を開いて協議。与党は同日中に締めくくりの質疑に入り、質疑終了後の17日未明にも採決した上で、同日中に参院本会議で成立を図る考え。これに対し、民主、維新など野党側は、内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出を含め、成立阻止に全力を挙げる。
特別委は、16日午後6時半から開会する予定だったが、開会がずれ込んでいる。委員会室前には開会を阻止しようとする民主党など野党議員が詰め掛けて怒号が飛び交い、与党側ともみ合いになるなど騒然とした。
特別委は16日、締めくくり質疑に先立ち、横浜市で地方公聴会を開催した。審議時間は同日までで約100時間に到達。与党は衆院の116時間とほぼ遜色なく、採決環境が整ったと判断している。
一方、民主、維新、共産、社民、生活の5党は同日、党首会談を行い、「あらゆる手段」を講じて廃案を目指す方針で一致。これに先立つ野党5党の幹事長・書記局長会談では「暴挙とは全力で闘う」ことを確認した。
また、衆院議院運営委員会は理事会で、17日に本会議を開くことを林幹郎委員長の職権で決定した。与党側は参院が採決をしなければ否決とみなし、衆院で再可決する「60日ルール」適用も排除しない考えだ。
与党と元気、次世代、改革の3野党は党首会談で、自衛隊を海外派遣する際の国会関与の強化で正式合意した。 (2015/09/16-23:08)
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>>550
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015091600723
安保法案、攻防続く=与党、委員会採決の構え-野党は成立阻止に全力
今国会最大の焦点である安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防は16日、重要局面を迎えた。参院平和安全法制特別委員会は断続的に理事会を開いて協議。与党は同日中に締めくくりの質疑に入り、質疑終了後の17日未明にも採決した上で、同日中に参院本会議で成立を図る考え。これに対し、民主、維新など野党側は、内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出を含め、成立阻止に全力を挙げる。
特別委は、16日午後6時半から開会する予定だったが、開会がずれ込んでいる。委員会室前には開会を阻止しようとする民主党など野党議員が詰め掛けて怒号が飛び交い、与党側ともみ合いになるなど騒然とした。
特別委は16日、締めくくり質疑に先立ち、横浜市で地方公聴会を開催した。審議時間は同日までで約100時間に到達。与党は衆院の116時間とほぼ遜色なく、採決環境が整ったと判断している。16日の参院議院運営委員会理事会では、中川雅治委員長(自民)が職権で17日に本会議を開くことを決めた。
一方、民主、維新、共産、社民、生活の5党は同日、党首会談を行い、「あらゆる手段」を講じて廃案を目指す方針で一致。これに先立つ野党5党の幹事長・書記局長会談では「暴挙とは全力で闘う」ことを確認した。
また、衆院議院運営委員会は理事会で、17日に本会議を開くことを林幹郎委員長の職権で決定した。与党側は参院が採決をしなければ否決とみなし、衆院で再可決する「60日ルール」適用も排除しない考えだ。
与党と元気、次世代、改革の3野党は党首会談で、自衛隊を海外派遣する際の国会関与の強化で正式合意した。 (2015/09/16-23:20)
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山形市長選で勝負あった感あるのでなんかウオッチに熱が入らないのだけど。
安保法制、緊迫続く=野党は委員長不信任動議で抗戦―自民は衆院再可決視野
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-150917X936.html
13:28時事通信
安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防が最終局面を迎えた。法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は17日午前、鴻池祥肇委員長(自民)が締めくくり質疑を実施した上で質疑を終局させることを職権で決定。民主党は鴻池委員長の不信任動議を提出した。特別委は午後1時に再開、動議の処理に入った。与党は動議を否決した後、質疑に移り、速やかに採決する方針だが、野党の徹底抗戦が続いている。
鴻池氏は不信任動議を受け、委員長職を自民党の佐藤正久理事に託した。再開された特別委で動議の趣旨説明に立った民主党の福山哲郎理事は、政府・与党の対応を「本当に国民の声を聞いているのか」と批判した。
特別委は当初、16日夕から安倍晋三首相が出席して締めくくり質疑を行う予定だった。だが、民主党など野党議員が委員会室前に集結するなどこう着状態が続いて委員会は開かれず、17日未明、理事会をいったん休憩にした。
与党は17日中に特別委で法案を可決させた上で、同日の参院本会議に緊急上程し、成立を図る方針。自衛隊派遣の国会関与強化で与党と合意した元気、次世代、改革の野党3党は法案に賛成票を投じる。
これに対し、民主、維新、共産、社民、生活の野党5党は、与党が採決に踏み切れば対抗手段として、衆院に内閣不信任決議案、参院に首相や閣僚の問責決議案の提出など「あらゆる手段」で成立阻止を図る考え。決議案1本あたりの処理には約3時間が必要とされ、安保法案の成立は18日にずれ込むとの見方もある。
こうした中、政府・自民党内には週内に参院で結論が出せない事態も想定し、参院が採決しなければ否決したとみなし衆院で再可決できる「60日ルール」を視野に入れ始めた。
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安保法案、参院委で可決=与党が採決強行-週内成立めぐり攻防緊迫化
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091700654
今国会最大の焦点である安全保障関連法案は17日夕、参院平和安全法制特別委員会で自民、公明両党と元気、次世代、改革の野党3党の賛成多数で可決された。与党は2時間を予定した締めくくり質疑を行わずに採決を強行。同日の参院本会議に緊急上程し、成立を図る方針だ。これに対し、民主党など野党5党は内閣不信任決議案などを連発して成立を阻止する考えで、与野党の攻防は緊迫の度を増した。
特別委は法案採決に先立ち、民主党が提出した鴻池祥肇委員長(自民)の不信任動議を与党などの反対多数で否決。この後、鴻池委員長は直ちに質疑終局を宣言、法案の採決に移った。委員長席周辺では議事進行を急ぐ与党議員と、これを阻止しようとする野党議員が激しくぶつかり合い、採決は騒然とした中で行われた。
民主、維新、共産、社民、生活の野党5党は、本会議が開かれれば与党への対抗手段として、衆院に内閣不信任案、参院には安倍晋三首相や閣僚らの問責決議案を提出するなど「あらゆる手段」で成立阻止を図る構え。決議案1本当たりの処理には約3時間が必要とされ、安保法案の成立は18日未明以降にずれ込む可能性が高まっている。
一方、与党は衆院で再可決する「60日ルール」適用も視野に入れていたが、参院で委員会可決までこぎ着けたことを受け、当初方針通り参院本会議で成立させたい考えだ。 (2015/09/17-18:26)
怒号と混乱の採決=押し切る与党、野党反発-安保法制
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091700804
飛び交う怒号、委員長席に飛び掛かる野党議員-。与党は17日夕の参院平和安全法制特別委員会で、安全保障関連法案の採決に踏み切った。野党議員は鴻池祥肇委員長(自民)に詰め寄って採決を阻止しようとしたが、与党側が押し切った。野党側は「暴力的な採決は無効だ」と反発を強めており、なお徹底抗戦を続ける考えだ。
鴻池委員長は17日午後4時半ごろ、民主党が提出した自身に対する不信任動議が否決されると委員会室に戻り、予定された締めくくり質疑も省略して、即座に採決に臨んだ。大勢の野党議員が駆け寄り、マイクを奪おうと委員長に飛び掛かり、委員会室が騒然とする中での採決となった。
不意を打たれた形の野党側は収まらない。民主党の枝野幸男幹事長は記者団に「到底許されない暴挙だ。成立阻止に向けて努力を重ねていく決意だ」と宣言。共産党の志位和夫委員長も「道理の立たない言語道断の暴挙だ」と訴えた。
与党は安保法案を何としても連休前の18日までに成立させたい考えで、委員会採決を強行した。国会周辺では法案への反対デモが連日展開されている。18日夕には連休入りを前に、デモのさらなる拡大が予想されており、野党が勢いづくことを恐れる与党は17日中に参院本会議を開いて決着を急ぐ。
これに対し、民主党など野党側は内閣不信任決議案や、安倍晋三首相、閣僚の問責決議案を提出するなど「あらゆる手段」で抵抗する。まずは週内成立の阻止に全力を挙げる構えだ。(2015/09/17-18:51)
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参院本会議、職権で今夜開会=中川議運委員長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091700823
参院議院運営委員会の中川雅治委員長(自民)は17日夜の理事会で、安全保障関連法案を採決するため、同日午後8時10分から本会議を開会することを職権で決めた。これに反発して民主党は、中川委員長の解任決議案を提出する。 (2015/09/17-19:12)
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議場騒然、飛び交う怒号=傍聴人「めちゃくちゃだ」-安保法案可決・参院特別委
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015091700821
委員会室は怒号が飛び交う騒然とした雰囲気に包まれた。安全保障関連法案が可決された参院特別委員会。国の在り方を大きく変える重要法案は、議員らが取っ組み合う大混乱の中、成立に一歩近づいた。
午後4時半ごろ、野党が提出していた鴻池祥肇委員長の不信任動議が否決されたのを受け、同氏が委員長席に着いた。続いて安倍晋三首相らが議場に姿を見せた直後、与野党の議員が委員長席に向かって飛び出した。
鴻池委員長からマイクや資料を奪おうとする野党議員を阻止しようと、飛びかかる与党議員。しばらくすると委員長席は与党の若手議員が取り囲む形でガードされた。
安倍首相の退室後、鴻池委員長は採決に踏み切ったが、その声は一切聞こえない。近くにいた自民党議員らが手ぶりで合図を送り、与党議員らに起立を促した。
法案審議の行方を見続けてきたという都内の団体職員の男性(66)は「めちゃくちゃだ。重要な法案をこんな形で採決するとは許せない」とあきれた顔で語った。
民主党の北沢俊美元防衛相は「あまりにも暴力的だ」とぶぜんとした表情。同党の蓮舫議員は「委員長の姿すら見えず、採決は無効だ」と話し、議事録の精査を求める考えを示した。
自民党の佐藤正久議員は「採決がこのような形になったのは残念だが、議論は尽くしたと思っている」と話した。(2015/09/17-19:10)
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宮崎信行の国会実況 @kokkai_live 17 分17 分前
打ち切り動議の提出者が山本一太前国務大臣と判明しましたので、その旨、加筆しました)#kokkai ●安保2法案が午後4時30分ごろ、委員会で可決 フィリバスター及ばず http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/e/2f9dc73b992fd2b1cb0d772b41b7f4d7 … @kokkai_liveさんから
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小池晃@koike_akira
本日の参議院特別委の速記録が出ました。まったく聴取不能で、何をやったのかわかりません。自民党の説明では、採決動議、法案二本、付帯決議、委員会報告の5回採決したと言うのですが、そのような記録なし。まったく無法、無効です。
https://twitter.com/koike_akira/status/644454267235905536
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091600949
怒号交錯、混乱の参院=特別委、開会ずれ込む-安保法案
「国民の声を聞け」。参院平和安全法制特別委員会での安全保障関連法案の締めくくり質疑やその後見込まれる採決を前に、国会議事堂の参院内には16日夜、委員会の開会を阻止しようとする多くの野党議員が集結した。与野党議員が怒号を上げて言い争うなど混乱し、開会は当初予定された午後6時から大幅にずれ込んだ。
特別委の議事進行について決める理事会は午後6時20分すぎに、予定より30分遅れで始まった。理事会室前には鉢巻き姿の野党の女性議員ら数十人が陣取り、報道陣や与党議員らも交ざって満員電車のような状態に。鴻池祥肇委員長はもみくちゃにされながら入室した。
「国民の声を聞け」「廃案、廃案」。理事会室前の廊下で、汗を浮かべながら野党議員が叫ぶシュプレヒコールは徐々にヒートアップ。与党議員は「いいかげんにしろ」「見苦しい」となじり、怒号が交錯。10分の予定だった理事会は何度も中断した。ある自民党議員は「声を聞けというなら国民の目が届く委員会の場で議論すればいいのに」と疲れた表情で漏らした。(2015/09/16-22:10)
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中川雅治参議院議院運営委員長解任決議案
趣旨説明:前川清成(民緑)
反対討論:藤川政人(自民)
賛成討論:石上俊雄(民緑)
賛成討論:仁比聡平(共産)
足立信也君他57名から記名投票の動議。
記名投票の結果,投票総数236,賛成89票,反対票147票で否決。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091700892
「60日ルール」適用は3例=ガソリン税、0増5減など-安保法制
安全保障関連法案をめぐる与野党の激しい攻防に伴い、政府・与党内では、参院本会議で法案を採決できない不測の事態に備え、衆院で再可決できる「60日ルール」の適用が検討された。憲法が定める衆院の優越事例の一つだが、過去に適用されたのは3例と少ない。
憲法59条4項は、衆院が可決した法案を参院が60日以内(国会休会中を除く)に議決しない場合に、「衆院は参院がその法案を否決したとものとみなすことができる」と規定している。衆院で出席議員の3分の2以上の賛成多数で再可決すれば、法案は成立する。
60日ルールは、吉田政権下の1952年、国立病院の地方自治体への払い下げに関する特別措置法制定の際に初めて適用された。その後、いわゆる「55年体制」で自民党が両院で多数を占めることが長く続き、お蔵入りとなった。
ところが、2007年参院選で自民党は第1次安倍政権の下で惨敗し、衆参ねじれ国会となった。翌08年4月、福田政権はガソリン税の暫定税率を復活させる改正租税特別措置法などをめぐり民主党との全面対決となり、半世紀以上ぶりに60日ルールの封印を解いた。
第2次安倍政権で衆参のねじれが解消されていなかった13年6月には、衆院小選挙区を「0増5減」して区割りを変更する改正公職選挙法に60日ルールが適用された。
一方、憲法59条2項は、参院で否決された法案を、衆院が3分の2以上の賛成多数で再可決できると規定。海上自衛隊によるインド洋給油活動を継続させる08年の特別措置法などで適用された。
◇「60日ルール」の適用例
1952年7月 国立病院特別会計所属資産譲渡特別措置法(参院送付後61日目)
2008年4月 改正租税特別措置法など(同62日目)
13年6月 改正公職選挙法(同63日目)
(2015/09/17-20:47)
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>>551
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015091600723
安保法案、攻防続く=与党、17日採決方針-野党は成立阻止に全力
今国会最大の焦点である安全保障関連法案をめぐる与野党の攻防は16日、重要局面を迎えた。参院平和安全法制特別委員会は断続的に理事会を開いて協議。与党は17日未明から締めくくりの質疑に入り、質疑終了後に採決した上で、同日中に参院本会議で成立を図る方針。これに対し、民主、維新など野党側は、内閣不信任決議案や首相問責決議案の提出を含め、成立阻止に全力を挙げる。
特別委は、16日午後に予定していた質疑がずれ込んだため、延会手続きを取り、17日午前0時15分から開会することを再設定した。委員会室前には開会を阻止しようとする民主党など野党議員が詰め掛けて怒号が飛び交い、与党側ともみ合いになるなど騒然とした。
特別委は16日、横浜市で地方公聴会を開催した。審議時間は同日までで約100時間に到達。与党は衆院の116時間とほぼ遜色なく、採決環境が整ったと判断している。16日の参院議院運営委員会理事会では、中川雅治委員長(自民)が職権で17日午前10時から本会議を開くことを決めた。
一方、民主、維新、共産、社民、生活の5党は同日、党首会談を行い、「あらゆる手段」を講じて廃案を目指す方針で一致。これに先立つ野党5党の幹事長・書記局長会談では「暴挙とは全力で闘う」ことを確認した。
また、衆院議院運営委員会は理事会で、17日に本会議を開くことを林幹雄委員長の職権で決定した。与党側は参院が採決をしなければ否決とみなし、衆院で再可決する「60日ルール」適用も排除しない考えだ。
与党と元気、次世代、改革の3野党は党首会談で、自衛隊を海外派遣する際の国会関与の強化で正式合意した。 (2015/09/16-23:50)
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参議院本会議が延会,開会は明日0:10。
議題は中谷防衛・安全保障法制担当大臣問責決議案。
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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150917-00000031-ann-pol
「憲法クーデター、独裁国家、言語道断」…野党批判
テレビ朝日系(ANN) 9月17日(木)17時44分配信
社民党・福島みずほ前党首、民主党・蓮舫代表代行、維新の党・松野頼久代表のコメントです。
社民党・福島みずほ前党首:「あり得ないですよ。憲法クーデターでこのような形で政府・与党が強行採決することはあり得ないです。安倍総理がパッと入ってパッといなくなっていったい何をやっているんだと思います。自由や民主主義がこんな形で手続き上も踏みにじられるということに強く抗議をしていきたいと思います」
民主党・蓮舫代表代行:「自民党が国民を見ないで安倍総理しか見ていないということがよく分かりました。憲法は国民のためのものです。きょうの自民党の議員の強行採決、採決も無効だと思いますけど、見ている限りでは、安倍総理のために何でもやるという独裁国家の様相だと思います」
維新の党・松野頼久代表:「いきなりの採決は言語道断だと思います。しっかり抗議は示していきたいと思います。本当に全く今までの約束と違う形で、本来であれば締めくくり的質疑を2時間やって、総理も出席していろんな答弁を整理して、それから採決という話だったと思うんですけど、なぜかいきなり委員長解任決議案の処理が終わった瞬間に採決ということですから、これはとんでもない話だと思います」
最終更新:9月17日(木)17時44分
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公報に地方公聴会が掲載されていない。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/koho/189/keika/ke2700429.htm
第189回国会(常会)
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会経過
【第164号 (4) 平成27年9月17日(木)】
開会年月日 平成27年9月17日
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会(第二十一
回)
我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊
法等の一部を改正する法律案(閣法第七二号)(衆議院送付)
国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等
に対する協力支援活動等に関する法律案(閣法第七三号)(衆議
院送付)
右両案をいずれも可決した。
なお、両案について附帯決議を行った。
【第163号 (2) 平成27年9月16日(水)】
開会年月日 平成27年9月16日
我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会
都合により取りやめとなった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150918-00000067-nksports-pol
安保関連法案可決 不意打ち、うそつき、だまし討ち
日刊スポーツ 9月18日(金)10時12分配信
不意打ち、うそつき、だまし討ちだ-。安倍政権が早期成立を目指す安全保障関連法案は17日の参院特別委員会で強行採決され、与党などの賛成多数で可決された。鴻池祥肇委員長の不信任動議の否決直後、採決が強行され、予定された締めくくり質疑も、すっ飛ばされた。安倍自民党は、怒号しか聞こえない委員会室で、日本の安全保障政策の根本を変える重要法案を、数の力で押し切った。「安倍政権の政治は三流、五流」。数の力に敗れた野党の怒りも、むなしく響いた。
与党が周到に準備した採決のタイミング。野党には、不意打ちの形で訪れた。
民主党などが出した鴻池委員長の不信任動議が否決された午後4時半、鴻池氏が席に戻り、安倍晋三首相も委員会室入り。民主党の福山哲郎議員が「次の議題は何か」と立ち上がると、質疑打ち切りの声が聞こえ、その瞬間、自民党議員10人以上が、鴻池氏の防御へ、委員長席にダッシュした。実戦に備え、当日朝、極秘練習も行った。完全に出遅れた野党はあわてて突っ込んだが、築かれた「鉄の守り」は崩せなかった。
与野党が激しくつかみ合い、ひじ鉄を食らわせた議員も。「だめだ」「暴力はやめろ」。怒号が飛び交う中、満を持して「守備」についた元プロ野球選手の石井浩郎議員が、野党の攻撃を完全ブロック。民主党若手の小西洋之議員は、鴻池氏の頭上からダイビングしたがはねのけられ、眼鏡が吹っ飛んだ議員もいた。白いパンツ姿の牧山ひろえ議員も「乱闘」に突っ込んだが、止められなかった。
怒号で鴻池氏の声は聞こえず、自民党議員が与党議員らに起立を合図し、次々と法案は可決。合図役の議員は笑顔で「OK」を連発した。採決は10分足らずで終了。乱闘劇の余韻が残った委員会室を、首相は淡々とした表情で後にした。
委員会はこの日朝、「だまし討ち」で幕を開けた。「午前8時50分に理事会室で理事会」という与野党合意はほごにされ、与党は理事会室ではなく、委員会室に入って待機。想定外の奇策に野党は「うそつき」と反発したが、後の祭り。予定された締めくくり総括質疑も、行われなかった。
民主党の抵抗で委員会が止まった16日夜、「強行採決やむなし」の空気が強まっていた。法案成立ありきで一刻も早く採決に進みたい自民党は、議論の場まで「封殺」した。早期成立に反対という多数の国民の声も、数の力でねじ伏せた。
野党は、なすすべがなかった。福山氏は「民主主義の終わりだ」と述べ、重鎮の北沢俊美元防衛相は「安倍政権で日本の政治は三流、五流の政治になった」。民主、維新、共産、社民、生活の5野党は18日、安倍内閣不信任決議案を共同提出する。与党が同日中の法案成立を目指す中、徹底抗戦を続ける。【中山知子】
◆集団的自衛権 密接な関係にある他国が武力攻撃を受けた場合、自国が直接攻撃されていなくても自国への攻撃と見なして実力で阻止する国際法上の権利。国連憲章は自国への侵害を排除する個別的自衛権とともに権利として認めている。歴代内閣は憲法9条が許容する「必要最小限度の範囲を超える」として行使を禁じたが、安倍政権は14年7月の閣議決定で憲法解釈を変更し一部を容認。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150918-00085060-toyo-bus_all
「良識の府」が総括質疑をスッ飛ばす異常事態
東洋経済オンライン 9月18日(金)7時55分配信
安保関連法案の採決を巡っては9月17日の未明まで、参院は全く膠着状態だった。何が起こるかわからないままに、何が起こってもいいように対応しておかなければならない。前例のない事態に、議員も彼らを取材する記者も、見通しがつかないままに参院本館3階の第一理事会室前に佇んでいた。
そして17日午前8時50分から参院平和安全保障特別委員会の理事会、午前9時から同委員会が設定されると、多少は動く様子が見えてきた。
17日朝、鴻池祥肇委員長は理事会が開始する1時間も前に、平安特の議場となる第一委員会室に入室した。そこから数メートル離れた第一理事会室の前には、多数の野党の議員たちが待機していた。前日と同じく、鴻池委員長を理事会室に閉じ込め、委員会を開かせないという戦法だ。
■ 与党側は看板を掛けかえる奇策
これに対して与党側は、「奇策」で応じている。午前8時30分に参院事務局の職員が、第一理事会室に掛っていた理事会の看板を第一委員会室に掛け替えたのだ。これで理事会は第一委員会室で開くことができ、そのまま委員会に移ることができる。
当然のことながら、野党はこれに猛反発。そして与野党の理事たちが鴻池委員長を囲み、大論争することになってしまったのだ。
「昨日の理事懇段階での合意事項はどうなっているんだ!」
声を荒げるのは民主党の福山哲郎参院議員。なんとか鴻池委員長を理事会室に戻そうと躍起になっている。これに反論したのは公明党の荒木清寛参院議員だ。
「いっぺん(理事会室に)入ったら出てこられない。人道上を考えてのことですよ。9時間も出られないことはありえない」
自民党の佐藤正久参院議員も福山氏を批判した。
「いちいちお伺いをたてないと、トイレにも行けない状態だったじゃないか」
福山氏も負けてはいない。
「さきほど委員長は理事会室に『戻れ』と言った。あなたが勝手に握りつぶしているじゃないか」
理事たちの後ろには、多くの議員たちが控えていた。その一部は腕を組み、発言こそしないものの、憤然たるその気持ちを態度で示していた。
こうしたやりとりは、NHK放送や参院のネット中継、さらにはニコニコ動画などで全国に配信され、多くの国民が目撃することになった。
■ 異例に異例が重なっていく委員会運営
その騒ぎがなんとか収まり、鴻池委員長が平和安全保障特別委員会の開会を宣言したのは、予定より45分遅れた午前9時45分。だがその直後、福山氏は鴻池委員長の机の上にいきなり不信任動議のペーパーを提出している。
これは異例なことだが、それに対する鴻池委員長の反応もまた、異例だった。このペーパーを読んでそのまま正式の不信任案としたばかりではない。そもそも委員長の不信任動議が出されて審議する場合、委員長は別人を指名して交代しなくてはいけないのだが、その「宣言」をせずして、自民党の筆頭理事である佐藤氏に委員長席に座らせたのだ。
「今回の平和安全保障特別委員会は、およそあるべきではないことが多発している」
与野党ともに関係者が口ぐちにこう述べているのは、上述のような運営上のことだけを指しているわけではない。締めくくり総括に安倍晋三首相と岸田文雄外相、中谷元防衛相を呼び出しておきながら、いきなり質疑を省略して安保関連法案が採決されたのである。参議院は、学識経験者を主体とした良識の府であることが期待されている。ここで冷静な議論が行われないことは、大きな不幸と言えるだろう。
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>>566
午後1時に再開された平和安全保障特別委員会で、不信任動議を否決された鴻池委員長が委員長席に戻ろうとした時に、事態は動いた。
いちはやくその気配を察した福山氏らは委員長席に駆け寄り、後ろにいる仲間に前に来るように呼びかけた。自民党の議員たちも、鴻池委員長を守るべく委員長席に駆け寄った。そして与野党の議員が激しくもみ合う中で、鴻池委員長は採決を行ったのである。その途中で安倍首相は席を立ち、無言で委員会室から退室している。
そして与党議員が立ちあがり、法案が成立した。ちなみに民主党と共産党は一部の議員が乱闘に参加し、また立ったり座ったりするなどバラバラだったために、「反対」ではなく「態度表明不能」とされている。「法案に反対」として記録されているのは維新の党だ。同党は16日の執行役員会で「ピケやもみ合いはせず、きちんと反対の声をしていく」と決定していた。ただし安保法制の維新の独自案については、自民党と協議したが整わなかったため、審議も採決もできなかった。17日に開かれた同党の議院総会では、「採決するとなれば、維新案が政府案より先になるはずだったのに」と、同法案を担当した小野次郎参院議員などが悔しさをにじませたという。
■ 不思議な怪談話も
さて安保関連法案が無事に採決され、鴻池委員長が衛視らに囲まれて退室した後、委員会室に残ったのはあっけない空気となんともいえない後味の悪さだった。それを示すように、実は不思議な話が残っている。
それは法案採決の時の乱闘に、議員でもなく参院の職員でもない、身長約170センチの見知らぬ男性が参加していたというのだ。これについて参院事務局がNHKの映像を再生してチェックしたというが、いまのところは不明。この昼間の怪談話は、各党に広まっている。
すでに舞台は平和安全保障特別委員会から参院本会議に移り、17日午後8時10分から中川雅治参院議院運営委員会委員長の解任決議案が審議され否決されている。その後、延会手続きを経た後、18日午前0時10分に中谷防衛相の問責決議案を審議。午後2時10分に否決された。
さらに参院議院運営委員会理事会は山崎正昭参院議長の不信任決議を18日午前10時からの本会議で審議することを決定したが、これは少し驚いた。というのもかつて民主党が議長の不信任案を出そうとして、自民党から逆に副議長の不信任案の提出を示唆され、数の上で議長の不信任案は否決されるが、副議長の不信任案が可決されそうになったため、諦めたことがあるからだ。ならば可能性が低いと言われた塩崎恭久厚労相、下村博文文科相に対する不信任案もあるかもしれない。塩崎厚労相は改正派遣法、下村氏はオリンピックに関する新国立競技場問題やエンブレム問題に絡んでの責任追及だ。
いまの国会は自民党が多数を占めるため、数で勝負するのはほぼ不可能。しかし少数であっても、勢いを示すことはできる。民主党にとっては、浮上につなげる好機だ。実質的に通常国会最終日になる18日に、いったい何本の不信任案が提出されるのだろうか。
安積 明子
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150919-00078878-diamond-soci
安保反対派はデモよりも「政権交代こそ常道」を痛感せよ(上)
ダイヤモンド・オンライン 9月19日(土)8時0分配信
連立与党の自民、公明両党は、安全保障関連法案(安保法制)について、参院特別委員会・本会議で強行採決して可決成立させた。民主党、維新の党、社民党、共産党、生活の党の野党5党は、「あらゆる手段を講じて成立を阻止する」として、9月16日から18日にかけて、鴻池祥肇委員長を野党議員が取り囲んでの委員会開催阻止(16・17日)、理事会開催場所を巡る野党の猛抗議(17日)、委員長不信任動議提出(17日)、その審議における福島みずほ氏、山本太郎氏の長時間に渡る賛成演説(フィリバスター)、首相・閣僚への問責決議案の次々の提出(18日)、内閣不信任案提出(18日)と枝野幸男氏らのフィリバスター、参院採決における山本氏の「一人牛歩戦術」と、参院本会議における法案可決成立まで、まさに、野党は「あらゆる手段を講じた」といえる。
筆者は、安倍晋三政権が安保法制を成立させることに反対の立場である。しかしながら、国会で法律が成立することは、仕方のないことだと考えている。自民・公明の連立与党は、2012年12月の衆院選(第50回)、2013年7月の参院選(第64回)、2014年12月の衆院選(第96回)と、国政選挙で3連勝し、衆参両院で安定多数を確保してきた。どの選挙でも、安倍首相は安全保障関連を「争点外し」しておいて(もちろん、マニフェストには明記してあったとしても)、選挙後になると「すべて信任を得た」と言った。これには、言いたいことがたくさんある。
それでも、安保法制は現在の議会多数派が提案した法律なのだ。国会で成立しなかったらおかしな話だ。仮にこれが「廃案」となるようなら、それは「議会制民主主義」の破壊だったのではないだろうか。
● 反対派による「少数派の横暴」に 民主的正当性はない
安保法制反対派は、「国民全体に法案への反対が広がっている」と主張する。強行採決を「多数派の横暴」だと批判するのだ。しかし、筆者にはむしろ、「少数派の横暴」に見えて仕方がない。
世論調査によれば、国会周辺など各地で行われている安全保障関連法案に反対する集会に参加した経験がある人は「3.4%」だという。その「7割」が「廃案を訴える政党」の支持者だ。年代別にみると、最も高いのは60代以上の「52.9%」で、40代の「20.5%」、50代の「14.7%」と続く。若者のデモ組織が話題となっているが、実は20代の参加はわずか「2.9%」に過ぎない。
また、集会に参加したことがない人で、「今後参加したいと思わない人」は「79.3%」だという。これらから言えることは、要するに安保法制への反対集会は「国民全体」のものではなく、「特定政党の支持層」「60年・70年安保闘争経験者」の集まりというのが実像だということだ(産経新聞・FNN合同世論調査)。
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>>568
この世論調査が、「安保法制に好意的なメディアによるものだ」という反論があるだろう。それでは、他のメディアによる、安保法制への賛否をダイレクトに尋ねた世論調査で、法案への「反対」はどれくらいの割合かを見てみる。読売新聞「50%」、日本経済新聞・テレビ東京「57%」、共同通信「58・7%」だ。安保法制に対して、特に批判的な立場とされるメディアでさえ、毎日新聞「58%」、朝日新聞「56%」なのだ(朝日新聞)。
更に、安倍内閣の支持率を見ると、いまだに40%台を維持しているではないか(不支持率も約40%)。しかも、先月よりも6ポイント支持が上がっている(NHK)。世論調査の結果が示すものは、「1億人が反対している」(岡田克也民主党代表)という反対派の主張が、明らかに言い過ぎだということだ。どう贔屓目に見ても「国論を二分している」というのが正しい認識だろう。
そして、「国論を二分している」問題であるならば、「国権の最高機関」である国会の議論・採決を通じて結着を付けるのが、議会制民主主義の「常道」ではないだろうか(もちろん、その国会の決定は、次の選挙で国民の審判を受けて、ひっくり返ることがあるということも含めての「常道」だ)。それを反対派が、「国会だけが民主主義じゃない」という言い方で圧力をかけ続けて、国会外から国会を制圧し、支配しようとすることの、どこに「民主的正当性」があるというのだろうか。
「声の大きな」反対派に比べて、賛成派は基本「静か」だということもある。表面的な印象だけなら「国民に反対が広がっている」が、それが本当の多数の民意なのかは、客観的にはわからない。それならば、多数の民意がどこになるのかは、ベストではないにしても、ベターなものとして、議会制民主主義のルールで決めるしかないではないか。表面的な印象やある種の空気で、ルールを破ってでも国家の重要課題の意思決定をしろというのは、恐ろしいことだ。筆者には到底容認できない。
● 議会制民主主義の本家本元・英国に倣えば 安倍政権の国会運営は全く問題がない
この連載で何度も指摘してきたが、安倍政権の安保法制を巡る「強引」とされる国会運営は、「議会制民主主義の本家本元」である英国ならば全く問題とならないものだ。英国政治の特徴は「交代可能な独裁」だ。端的に言えば、英国議会の法案審議は、党首討論など激しい論戦で知られているが、法案の与野党修正はなく、日本的な見方をすれば「すべてが強行採決」なのである。
英国では、首相や財務相など政治指導者には、日本以上に広範な権限が与えられている。指導者の決断が発表されるまで、基本的にすべて「密室」で非公開に進められる。各省庁間や政治家間の調整があっても、それは一切外部からわからない仕組みになっている。例えば、英国の予算審議は、毎年3月に財務相から予算案が発表されることから始まる。だが、それまでの予算案編成過程は「密室」で、外部からはわからない。発表後も出てこない。そして、予算案は議会で審議されるが、審議時間は日本の10分の1程度だ(第5回)。
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>>569
また、日本の感覚では信じられないことだが、財務相の予算案発表時に、増税などの新政策も合わせて発表される。そして、それが議会での法律成立なしに即日施行することもあるのだ(第9回)。実際、ディビッド・キャメロン政権は、2011年1月に消費増税を突如発表し、財政再建を断行した。そして、2015年5月の総選挙では、その成果が国民から評価されて大勝利したのだ(第106回)。英国であれば、安倍政権のような強引な国会運営など、日常茶飯事なのだということだ。
英国の議会制民主主義に対する基本的な考え方をまとめると、「選挙によって、ある人物なり、ある党に委ねた以上、原則としてその任期一杯は、その人物なり党の判断に任せるべき。間違っていたら、次の選挙で交代させればいい」ということだ。英国人は政治の「独裁」を認める一方で、「失政を犯した政権は、選挙で交代させることができる」ということに、強い自信を持っている。そして、実際に政権を交代させた豊富な実績を持っているのだ(第72回・5p)。
従って、議会制民主主義・英国に倣えば、国政選挙で3連勝し、国会で多数派を形成した安倍政権が「やりたい政策」である安保法制を国会に提出し、成立させるのは当然のことである。法案に反対でも、一旦成立してしまうのはやむを得ない。
ただし、野党には国会論戦を通じて、法案にさまざまな問題点があることを国民に対して明らかにする機会が与えられている。実際に、衆参両院とも100時間を超える審議時間が確保された。野党は、その成果を次回の国政選挙で問えばいいのだ。野党が国民の支持を得て勝利するならば、政権交代の実現を通じて、法律を撤回させることができる。それが議会制民主主義の「常道」だということだ。
● リベラル陣営こそ、「英国流」の導入を 20年にわたり取り組んできたのではなかったか
ここで強く主張しておきたいのは、「英国流・議会制民主主義」の日本政治への導入は、今回、安保法制に実力行使で反対している「リベラル陣営」の政治家の多くが取り組んできたことだということだ。
約20年前の「政治改革」以来、2009年の民主党政権の登場まで、日本政治の大きな潮流の1つとなってきたのは、「政権交代ある民主主義」の実現だった(前連載第31回)。この中心となってきたのは、当時民主党だった政治家たちだ。例えば、菅直人元首相はかつて著書で「選挙によって、ある人物なり、ある党に委ねた以上、原則としてその任期一杯は、その人物なり党の判断に任せるべきである。間違っていたら、次の選挙で交代させればいい」(菅直人『大臣』岩波新書)と主張した。
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>>570
小沢一郎元民主党代表・幹事長(現・生活の党代表)も、自由党時代に自自公政権で「副大臣・政務官制度」を導入したし、民主党政権でも「政務三役への権限集中」「政調会廃止」「幹事長室への陳情一元化」に取り組んだ。
これらはすべて、「英国流の意思決定システム導入」であり、政治の権限強化を目指したものだ。民主党には若手・中堅にも「英国政治マニア」が少なくなかった。民主党政権発足前には、「100人程度が各省庁に入って、政府・与党が一体となる英国型の政策立案システムを目指す」と、さまざまな議員が主張していたではないか(前連載第38回)。
民主党政権のスローガンは「政治主導」であり、その肝は「任期中の首相の強力なリーダーシップ」だったはずだ。彼らが野党となった今、なぜ、安倍首相の強力なリーダーシップ行使を否定するのか、筆者には理解不能なのである。
>>続編『安保反対派はデモよりも「政権交代こそ常道」を痛感せよ』に続く
上久保誠人
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015091800911
与野党、反安保デモ意識=「スケジュール闘争」の様相
安倍政権が安全保障関連法案の成立期限と位置付けた18日、与野党の攻防は「スケジュール闘争」の様相を呈した。与党は19日からの大型連休で法案反対デモが激化して逆風が強まることを懸念、「数の力」で押し切ろうとした。だが、野党はデモに呼応して政権に打撃を加えようと「遅延戦術」で抵抗、採決を19日に先延ばしさせた。
「本日は1931年の満州事変が勃発した日だ。安倍晋三首相が『取り戻す』と称する日本は、昭和初期の暴走していた時代の日本ではないか」。18日午後4時半に始まった衆院本会議で、内閣不信任決議案の趣旨弁明に立った民主党の枝野幸男幹事長は、首相に激しい非難を浴びせ続けた。
枝野氏は長時間の演説で議事を引き延ばす「フィリバスター」と呼ばれる手法を存分に用いた。与党側も内閣不信任案の政治的重要性に配慮して「発言時間に制限はない」と傍観したため、枝野氏の演説は2時間近くに及んだ。
衆院本会議には民主党の岡田克也代表ら野党党首も登壇した。岡田氏は与党の対応を「平和主義、立憲主義、民主主義を大きく傷つけることに加担するのか」と批判。維新の党の松野頼久代表は「安倍政権の答弁は終始真摯(しんし)さに欠けた」、共産党の志位和夫委員長も「立憲主義を根底から破壊しようとしている」と口々に非難し、決議案否決までに結局、3時間半を要した。
これに対し、自民党は「数の横暴」との批判をかわすことに心を砕いた。谷垣禎一幹事長は本会議開会に先立つ代議士会で「ここで粛々と不信任案を否決すれば、参院が安全保障法制をきちっと仕上げてくれる」と自信を示す一方、枝野氏の名に言及し、「挑発に乗ることなく、話を静かに聞くということを心掛けていただきたい」と冷静な対応を呼び掛けた。
野党は内閣不信任案に続き、鴻池祥肇参院平和安全法制特別委員長の問責決議案も提出。与党は本会議での発言時間を1人10分に制限する動議を提出、遅延戦術封じ込めを図ったが、民主党の小西洋之氏は山崎正昭議長の制止にもかかわらず、趣旨説明にほぼ1時間を費やした。「日付が変わって午前0時すぎからさらに議事になっていくだろう」と民主党幹部が予告した通りになった。
成立が週末にずれ込んだことで、国会周辺や各地でのデモがさらに激しくなることも予想され、与党関係者は「内閣へのダメージが広がりかねない」と懸念を示した。一方、民主党では、政権担当能力を示したい保守系議員から「これでは共産党や社民党と変わらない」とのぼやきが漏れた。 (2015/09/18-23:35)
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>>564福山哲郎の反対討論で話題になっていた件
「公聴会内容、未報告で採決」公述人が特別委再び要請へ
http://www.asahi.com/articles/ASH9L7SWBH9LUTIL0BC.html?iref=comtop_list_pol_n04
横浜市で16日に開かれた安保関連法案に関する地方公聴会で公述人を務めた広渡清吾・専修大教授と水上貴央弁護士が18日、都内で記者会見し、「公聴会の結果が委員会に報告されないまま採決が行われた」として、参院特別委をもう一度開くよう要請する考えを示した。
参議院先例録は公聴会に派遣された委員が「口頭または文書で委員会に報告する」と定めている。ところが、16日夕に予定されていた特別委が与野党の攻防の末に開かれず、17日の特別委でも公聴会の報告は行われないまま、採決が強行された。水上氏によると、公聴会の結果が委員会で報告されないのは「前代未聞」だという。
広渡氏は会見で「公聴会は特別委審議や採決、さらには本会議採決に何らかの作用を及ぼすものとして設定される。このままでは4人が公述し、それをめぐって質疑が行われたことはゼロになってしまう。公述人の一人として、記録にとどめてくれという権利はあるはずだ」と話した。
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以下のURLから第189回国会の参議院本会議のうち、
平成27年9月17日以降の、
いわゆる安保法案に関連する12件の投票結果を参照し、
各会派および各議員の投票行動を区分しました。
衆議院は投票が押しボタン式でないこと、
会議録がろくに更新されていないことから、現在、確認できない状態です。
第189回国会本会議投票結果
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/189/vote_ind.htm
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>>574
1.自民党と常に同一の投票行動をした会派および会派無所属議員
自由民主党、公明党、次世代の党、脇雅史、松沢成文
※例外
自民党では、鴻池祥肇が3件、柳本卓治、丸山和也、小坂憲次、鶴保庸介が各1件の投票を棄権
山崎正昭(参議院議長)は、全12件の投票を棄権
次世代の党では、浜田和幸が1件の投票を棄権
2.民主党と常に同一の投票行動をした会派および無所属議員
民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合、生活の党と山本太郎となかまたち、糸数慶子、輿石東
※例外
民主党では、榛葉賀津也が1件投票ミスと思われ、藤田幸久が3件、江田五月が1件の投票を棄権
輿石東(参議院副議長)は、計2件の投票を棄権(議長不信任決議案関連投票)
共産党では、吉良よし子が全12件の投票を棄権
社民党では、福島みずほが1件の投票を棄権
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>>575
3.その他の投票行動をした会派
3-1.維新の党
議長不信任決議案関連投票を棄権、それ以外は民主党と同一。
3-2.日本を元気にする会・無所属会
井上義行、田中茂
→自民党と常に同一の投票行動
松田公太
→自民と同一8件、棄権4件
アントニオ猪木
→自民と同一7件、棄権5件
山口和之
→自民と同一7件、民主と同一1件、棄権4件
山田太郎
→自民と同一5件、民主と同一3件、棄権4件
(安保法案には賛成だが、フィリバスター封じ(発言時間制限)動議には反対。
山田太郎の政治スタンスとして、本来は安保法案に反対なものの、
党議拘束を踏まえた上で、最大限抵抗したものと思われる)
行田邦子
→自民と同一3件、民主と同一9件
(安保法案には反対だが、フィリバスター封じ(発言時間制限)動議には賛成。
意味の無い決議先延ばしには協力してませんよというアピールだと思われる)
3-3.無所属クラブ
中西健治、薬師寺みちよ
→全12件の投票を棄権
渡辺美知太郎
→民主と同一3件、棄権9件
(安保法案2法案の決議を含む3法案に反対)
水野賢一
→民主党と常に同一の投票行動
3-4.新党改革・無所属の会
荒井広幸
→自民党と常に同一の投票行動
平野達男
→自民と同一7件、民主と同一4件、棄権1件
(法案や問責については自民と同一行動なのだが、
なぜかフィリバスター封じ(発言時間制限)動議には反対)
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>>576
4.まとめ
野党再編という観点でこの結果を見た場合、
次世代の党、井上義行、田中茂は野党再編に加わらないだろうというのは想像できましたが、
松沢成文も難しいのかもしれない。
予想できたことではあるが、脇雅史もただ自民会派を抜けただけで投票行動は自民と同じだった。
日本を元気にする会・無所属会は、
安保法案に限らず、井上義行・田中茂は与党寄り、山田太郎・行田邦子は野党寄り、
その他3人はその中間という感じの投票行動なので、想像の範囲内。
中間3人まで野党再編に巻き込めれば良いけど。
無所属クラブは、会派として、安保法案反対陣営に加わっていたが、
実際の投票行動に現れているのは会派代表の水野賢一のみ。
中西健治については、衆院議員の浅尾慶一郎と同一歩調を取ると思われるため、
浅尾の投票行動も気になる。
渡辺美知太郎は叔父の渡辺喜美の傀儡だと思っていたので、
安保法案に反対したのは意外。
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>>576
書き忘れましたが、維新が議長不信任決議案で欠席したのは以下の記事の通りのようです。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/7191
議長不信任の参院本会議欠席=維新
時事通信 9月18日(金)10時24分配信
維新の党は、山崎正昭参院議長の不信任決議案を処理した18日の本会議を欠席した。
維新は問責決議案や不信任決議案への対応で、責任を問う対象を安全保障法制の審議に関わった閣僚らに限定する方針を決めており、民主党と一線を画した形だ。
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http://www.sankei.com/politics/news/150916/plt1509160079-n1.html
2015.9.16 21:48
【緊迫・安保法案】
「触るな! セクハラだ!」の警告に鴻池委員長、入室できない状態つづく 元近鉄の石井議員も“冤罪”被害か
参院平和安全法制特別委員会は16日夜、安全保障関連法案の締めくくり総括質疑を行うための理事会を断続的に開いている。しかし野党側は女性議員を理事会室前のドアに多数配置し、排除しようとする与党議員に「触るな!セクハラだ!」などと抵抗。事実上、「女の壁」で鴻池祥肇委員長を室内に監禁し、質疑開始を妨害している状態だ。
理事会室前には、社民党の福島瑞穂前党首や民主党の小宮山泰子、辻元清美両衆院議員ら複数の野党女性議員が、いずれもピンクのハチマキ姿で集結。与党の男性議員が触れるたびに「セクハラを働いた」などと騒いでいる。
理事会室前には多くの与野党議員が密集。ある野党の男性議員は「自民党の石井浩郎参院議員がセクハラしました」と大声を上げ、押されただけの石井氏が激高するシーンもあった。
国会関係者によると、野党側は理事会室から隣室に通じる室内ドアも長椅子で封鎖したという。野党側は16日中の委員会採決を阻止し、参院本会議での法案採決を土曜日の19日まで遅らせる戦術とみられる。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150925-00000155-jij-pol
戦後最長国会、大荒れで幕=安保法、与党押し切る
時事通信 9月25日(金)18時44分配信
第189通常国会が25日、事実上閉会した。
政府・与党は過去最長となる95日間の会期延長に踏み切り、集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法を成立させた。民主党など野党側は「憲法違反」と断じて廃案に追い込もうとしたが、与党側に数で押し切られた。最終盤の攻防で国会は大荒れとなり、後味の悪い幕切れとなった。
今国会は1月26日に開幕。安倍政権は経済再生などに取り組む「改革断行国会」を訴えたが、安保法を提出した5月以降は「安保」一色となり、与野党が対決姿勢を強めた。与党は今国会で確実に成立させるため、衆院で再可決できる憲法の「60日ルール」を適用できるように会期を大幅に延ばし、約8カ月にわたるロングラン国会となった。
衆参両院に設けられた特別委員会での論戦は約220時間に上ったが、与野党の議論がかみ合わず、野党の反発で審議が中断する場面が目立った。最終局面では、野党議員が国会の廊下を占拠して参院特別委員長の移動を妨害したり、採決をめぐって委員会室で与野党の議員が激しくもみ合ったりして混乱を極めた。民主党や維新の党などは内閣不信任決議案を衆院に提出するなどして抵抗したが、与党はこれらを否決。安保法は19日午前2時18分に参院本会議で可決、成立した。
野党の対応は分かれた。安倍晋三首相は25日午後、国会閉幕に伴う与野党各会派へのあいさつ回りで、安保法の参院採決で賛成に回った元気、次世代、改革の3野党の控室を訪ね、謝意を伝えた。首相は、反対した民主党や維新などの会派は訪れず、「敵と味方」を峻別(しゅんべつ)。25日夕の記者会見で「戦争法案といったレッテル張りを行うことは、根拠のない不安をあおろうとするものであり、全く無責任だ」と指摘した。
安保法をめぐっては、国会周辺をデモが取り巻く事態に発展した。自民党の谷垣禎一幹事長は同日の党代議士会で、「国民に亀裂が生じたことも間違いのない事実だ」と指摘し、今後も丁寧に説明を尽くす考えを強調した。
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<塩崎厚労相>答弁3118回、恨み節…「過酷な試練」
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150929/Mainichi_20150929k0000m010114000c.html
毎日新聞社 2015年9月29日 00時35分 (2015年9月29日 11時12分 更新)
塩崎恭久厚生労働相は28日、東京都内で講演し、戦後最長となる245日間に及んだ通常国会で、答弁回数が3118回に上ったことを明らかにした。国会対応で国際会議に出席できなかったとも述べ、「民主党から大臣以外答弁させないという過酷な試練を課していただいた」と恨み節を漏らした。
塩崎氏によると、延長のなかった2013年は1425回、昨年は2276回。与野党対決法案となった労働者派遣法改正案の審議や、日本年金機構の加入者情報漏れによる集中審議などが影響した。【阿部亮介】
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00010001-seijiyama-pol
参議院不要論をコストから考える
政治山 9月30日(水)16時0分配信
与野党の激しい攻防が行われた安保法制審議。最後は暴力まがいの妨害行動や、いたずらに議事進行を遅らせる牛歩戦術が、参議院で行われました。「良識の府」という言葉が皮肉にしか聞こえない参議院の在り方を真剣に考えるときではないでしょうか。
ここでは、政治的テーマとしての参議院不要論ではなく、コスト面から参議院を考えてみたいと思います。
至れり尽くせりの議員特権
まず国会議員の手当等で考えますと、歳費は期末手当の約635万円を含め年間で約2200万円。そのほかに領収書など一切不要で国会議員の第二の給料と言われる文書通信交通滞在費が月100万円で年間1200万円。また、これも領収書不要の立法事務費が月65万円で年間780万円。
さらに、JR全線で新幹線・特急・グリーン車等の料金無料または月4往復分の航空券の無料。これを経費とした場合、月4往復の航空券を1往復5万円で計算すると20万円と換算できるので、年間240万円の対価。
また、国費で負担する公設秘書として、公設第一秘書、公設第二秘書および政策担当秘書の3人を置くことが認められます。給与はそれぞれ異なりますが、35歳の年収で平均666万円と計算しても、3人で年間2000万円。
これに当選した衆参議員の数に応じて政党に分配される政党交付金が追加されます。国民一人当たり250円として合計320億円を、国会議員717人(参議院242人、衆議院475人)で割ると、1人あたり約4500万円と考えられます。
議員一人当たりの経費は年間1億円
これらを積み上げた結果、議員一人当たりにかかる経費は少なく見積もっても年間約1億円と言われます。242人いる参議院議員には私たちの税金から250億円近くが支出されていることになります。
また、参議院議員会館には全議員242人分の事務室があります。2010年7月に完成した新議員会館は総工費約600億円。年間の光熱水費を含めた維持管理費は約15億円。麹町と清水谷にある参議院宿舎の経費は分かりませんが、衆議院赤坂議員宿舎の年間維持管理費は平成27年度一般会計歳出予算で見ると8億円です。
続いて両院の平成27年度予算を見ると、参議院は約440億円、衆議院は約743億円、国会図書館は約200億円となっています。国会図書館は立法行為の補佐が主な役割です。単純計算はできませんが、一院制になれば規模を半減できると仮定すれば、予算の半額約100億円は参議院のために費消されていると考えることができます。
選挙にかかる費用はどうでしょうか。2004年度の参院選では570億円、2007年度の参院選では526億円、2010年度は約500億円が総務省から自治体などに振り分けられています。3年に1度の半数改選の度に平均550億円の税金が支出されるということです。年間180億円程度と考えればいいようです。
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>>582
参議院は年間1000億円以上?
トータルで考えると、私たちの税金から参議院を維持するために最小限に見積もって年間1000億円以上はかかっているようです。直接的な経費は議員一人あたり1億円でしたが、これら間接的な経費も含めて換算すると、一人あたり4億円程度かかっているということです。もちろん、たとえ参議院が廃止されても、固定資産税や減価償却費、国会図書館などの経費はゼロになるわけではないので、参議院の廃止で直ちに全額が節約されるわけではありません。
この金額は高いのでしょうか。安いのでしょうか。
私の友人や家族に尋ねると、一律に「高すぎる。参議院なんて必要ない」という意見が返ってきました。ですが、永田町で働く議員や秘書、公務員の方に尋ねると、「民主主義のコストとしてはむしろ安い」という意見が大勢です。「6年間の任期が約束されているので民意に安易に踊らされず、バランスのとれた政治ができるのは参議院のおかげ」「衆議院が解散している間、国を守っているのは参議院だ」と勇ましい発言をしていた人もいました。
利益を享受する立場か否かではっきりと分かれる意見ですが、過去20年間の政治史で参議院が最も目立ったと言えるのは2005年の郵政国会の時ではないかと思います。衆議院で可決された郵政民営化法案が参議院で否決され、小泉首相は民意を問うため衆院を解散したことは、まだ皆さんの記憶にもあることかと思います。
総選挙の結果、自公が圧勝し直後の特別国会で民営化法は可決されました。結果的に参議院の判断は民意に逆らっていたということで否定されたのです。
<フリーライター 上村吉弘>
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>>520
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015081900649
武藤氏、自民を離党=金銭トラブルで引責
未公開株をめぐる金銭トラブルが表面化した自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=は19日、同党に離党届を提出した。政治不信を招いた責任を取ったもので、同党はこれを受理した。安全保障関連法案の参院審議が続く中、国会運営への影響を抑えるため、党として早期の事態収拾を図ったとみられる。
武藤氏は代理人を通じて離党届を提出。この後、コメントを発表し、「党に大変な迷惑を掛け心苦しく思う。プライベートなことで党にこれ以上迷惑を掛けるわけにはいかない」と説明。この問題では関係者と東京地裁で係争中であるとして、「(事実関係は)法的な場でしっかりと明らかにしていきたい」とした。
19日発売の週刊文春によると、武藤氏は昨年、知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」と持ち掛けた。この呼び掛けに23人が応じ、約4100万円を集めたが、実際に株は購入されておらず、一部の出資金も返済されていない。
武藤氏に関し、谷垣禎一幹事長は記者団に対し、「ご自身がきちっと説明責任を果たさなければならない」と語り、疑念の払拭(ふっしょく)に努めるよう求めた。また、谷垣氏は武藤氏の離党について安倍晋三首相(党総裁)に電話で報告。首相は「仕方がない」と語ったという。
武藤氏は2012年12月の衆院選で初当選し、現在2期目。先にツイッターで安保法案に反対する学生団体を「自分中心、極端な利己的考え」などと批判し、波紋を広げた。
◇衆院の新たな勢力分野は次の通り。
自民289▽民主・無所属クラブ72▽維新40▽公明35▽共産21▽次世代2▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属11▽欠員1(2015/08/19-18:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100100851
維新・吉村氏の辞職許可=大島衆院議長
大島理森衆院議長は1日、大阪市長選に出馬するため辞職願を提出した維新の党の吉村洋文衆院議員(比例近畿)の辞職を許可した。衆院の新たな勢力は次の通り。
自民289▽民主・無所属クラブ72▽維新39▽公明35▽共産21▽次世代2▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属11▽欠員2。 (2015/10/01-18:36)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015100300182
政府・自民に臨時国会見送り論=日程窮屈、攻撃かわす狙いも
政府・自民党内で、秋の臨時国会の召集を見送る考えが浮上している。安倍晋三首相の外遊日程が立て込んでいることに加え、環太平洋連携協定(TPP)交渉が当初の想定より遅れていることも影響している。臨時国会が開かれなければ極めて異例で、野党側が「論戦を避けている」「職務放棄だ」と、強く反発するのは必至だ。
「私はやりたくありません」。自民党の佐藤勉国対委員長は2日、党本部で谷垣禎一幹事長と会談し、召集見送りを主張した。
長丁場となった通常国会では、野党の反対を押し切って、安全保障関連法を成立させた。臨時国会を開けば、野党に再び攻撃の機会を与えかねない。政府関係者は「日程が厳しい。開かない選択肢が出てくるかもしれない」と指摘した。
臨時国会が開かれなければ小泉政権の2005年以来となる。ただ、この年は衆院の「郵政解散」後の特別国会(会期42日)を臨時国会の代わりとし、郵政民営化法を成立させた。重要法案がなくても、国会でさまざまな問題を議論するのが、国会議員の役割でもある。
政権側が臨時国会に消極的な理由の一つが、首脳外交のため日程が窮屈で、実質的な審議時間の確保が難しいことだ。首相は今月末にも韓国での日中韓首脳会談に出席し、11月中旬からは国際会議のためトルコ、フィリピン、マレーシアを訪問する。
国会を開会すれば、所信表明演説や代表質問、衆参両院の予算委員会など一連の日程をこなすだけで2週間程度必要。12月には16年度予算編成作業が本格化するため、法案処理の時間は限られる。
もう一つの理由はTPP交渉の遅れだ。政府・与党は当初、TPPが早期に妥結した場合の批准手続きや関連法案を臨時国会で処理することを想定していた。米アトランタでの交渉が大筋合意に達したとしても、オバマ大統領が協定に署名するのは早くても12月となる見通し。日本側が国会審議に入れるのはこの後となり、年内処理は困難だ。
政府・自民党は臨時国会を見送る代わりに、1月召集の通常国会をなるべく早く開くことを検討している。ただ、野党側は10月7日の内閣改造で新体制となる安倍内閣に対して論戦を挑みたい考えで、臨時国会の早期召集を求めるのは確実だ。
◇年内の主な政治日程
10月 7日 内閣改造・自民党役員人事
下旬 安倍晋三首相が中央アジア歴訪
月末? 日中韓首脳会談(韓国)
11月15日 20カ国・地域(G20)首脳会議(トルコ、〜16日)
18日 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議(フィリ
ピン、〜19日)
20日 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議(マレー
シア、〜22日)
22日 大阪府知事・市長選投開票
30日 国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(パリ、〜1
2月11日)
12月 2016年度与党税制改正大綱決定
下旬 16年度予算案決定
年内? プーチン・ロシア大統領が来日
(2015/10/03-14:11)
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>>586
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00000078-san-pol
首相、11月は外遊続き 秋の臨時国会見送りも
産経新聞 10月3日(土)7時55分配信
■株価下落傾向…経済対策は必定
例年10月から11月にかけて開かれる臨時国会が、今年は開催されない可能性が浮上している。政府・与党は、7日の内閣改造を経て、11月上旬の召集を検討するが、中下旬には安倍晋三首相の外交日程がめじろ押しとなっており、日程が厳しいためだ。ただ、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉次第では、逆に来年までの「越年国会」になる可能性もある。(沢田大典)
◆与党メリット乏しく
臨時国会の有力視される日程は、11月上旬に召集して、安倍首相による所信表明演説を行い、各党の代表質問や、衆参予算委員会の集中審議を実施。12月の平成28年度予算編成前に、1カ月ほどで閉幕する案だ。
しかし、今月下旬から11月には日中韓首脳会談が予定されているほか、11月中下旬にはトルコで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議への出席など、首相の外交日程が立て込む。
また、目立った案件がないまま国会を開けば、野党の政府批判ばかりが目立ち、与党にメリットは乏しいとして、与党内には臨時国会の開催そのものを見送る動きもある。
◆「みんな疲れている」
さらに、95日間延長で245日間と戦後最長となった通常国会の疲労感を理由に、与党内には“厭戦(えんせん)ムード”も漂う。「みんな疲れているから、できればやりたくない」(自民党幹部)というのだ。ある派閥領袖(りょうしゅう)級も「開いたはいいが、法案を通せなかったらみっともない」と消極的だ。
とはいえ、18年以降、臨時国会が開かれなかったことは一度もない。株価が下落傾向にある今年も、補正予算案を編成して経済対策に取り組まなければならないのは必定。首相は先月の党総裁再選を受け、今後は「アベノミクスの第2ステージ」として経済最優先で臨む方針を発表しており、掛け声倒れとの批判も招きかねない。
一方で、TPP交渉が合意すれば、最速で年明けにも各国が署名、国会承認も可能となる。このため、臨時国会の会期を11月から来年1月までに設定し、閉会後、日を置かずに通常国会を召集する事実上の「通年国会」案もささやかれる。
TPPは農産品の関税大幅引き下げを含むため、与党は来夏の参院選への影響を警戒。越年国会案は、臨時国会でTPPを早期に承認し、来年の通常国会で27年度補正予算案や28年度予算案を成立させ、夏までに負の印象を和らげる狙いがあるが、先は見えない。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000509-san-pol
安保法制採決で、衆院をいら立たせた参院「7対3の法則」とは…
産経新聞 10月4日(日)9時15分配信
参院に「7対3の法則」というものがある。あった、と言うのが正確だろうが、つい先日、野党側からその古めかしい言葉が飛び出した。参院自民党はニヤリとほくそ笑んだに違いない。安全保障関連法案の採決をめぐるドタバタ劇の裏に、法則にからむ参院自民党の“深謀遠慮”があったからだ。
「『野党の思いが7割、与党の思いは3割』。自民党の歴代国対委員長は度量を持ってそういう国会運営をしてきたが、近年、極めて乱暴な国会運営が目立っていた。(参院自民党は)吉田博美国対委員長になって、野党の声に耳を傾ける自民党国対が戻ってきた」
民主党の榛葉賀津也参院国対委員長は9月25日の記者会見で、安保法案採決をめぐるドタバタ劇の末に事実上、閉幕した通常国会をそう振り返った。
7対3の法則とは、野党に十分配慮せざるを得なかった「55年体制」の保革伯仲時代の“暗黙のルール”。そんな過去の法則を野党側に想起させるほどの国会運営を参院自民党が行ったのには、理由があった。ある幹部はこう振り返る。
「安保法案と労働者派遣法改正案のダブルで徹底抗戦に出られていたら、かなり厳しかった。採決時期が重なりでもしたら、混乱は収拾つかなかっただろう」
派遣法改正案は野党の反発が強く、衆院厚生労働委員会の採決では、激しい抵抗を受けて渡辺博道委員長が首にケガを負った。安保法案も大きな混乱の中で参院に送付されている。参院自民党の危機感は相当なものだったようだ。
ところが、民主党が参院では安保法案のみにターゲットを絞っていることが判明。与党は、派遣法改正案を9月8日の参院厚生労働委員会で淡々と可決させると、安保法案については、16日に平和安全法制特別委員会で可決し、野党の抵抗があっても18日までに本会議で可決、成立させる-という方針を固めた。
ただ、参院自民党内では、こんな会話が交わされていた。
「与党は衆院で十分すぎる議席を持ち、参院も多数がある。横綱相撲で野党をじっくり押し出せばいい」
「改正派遣法に続き、安保法の成立も揺るぎない。派手な技をかけようとすれば、足元をすくわれる」
派遣法改正を処理した安堵に加え、成立を19日まで引き延ばせればいい-という民主党側の“落としどころ”を察知したからだった。しかし、「普通にやれば、どう計算しても18日中には成立する。逆に何をすれば19日までずらせるのか不思議なくらいだった」(与党国対筋)。
国会周辺のデモで民主党の岡田克也代表と共産党の志位和夫委員長らが並んで演説する姿には違和感がある。徹底抗戦を続けるほど、国民は離れていく-。そんな読みがあっただろう、参院自民党は「7対3」へとかじを切る。
実際、特別委で16日、首をかしげたくなるような“珍現象”が起きた。
野党の女性議員らが大挙して鴻池祥肇委員長のいる理事会室を取り囲み「監禁」したが、鴻池氏は議員の数が減っても「女性にケガをさせたら大変だ」と部屋に残った。裏側のドアから抜け出すように促されても「なぜコソコソと裏から出なければいけないのか」と拒否。あっさりと特別委再開を17日に先送りし、野党の遅延戦術を事実上“手助け”したのだ。
本会議でも珍現象はあった。民主党などの野党は安倍晋三首相らの問責決議案を乱発し、採決のたび壇上で長々と演説するフィリバスター(議事進行妨害)で抵抗したが、すでに特別委で不信任動議が否決されている鴻池氏に対する問責決議案までも提出。「一事不再議」まがいのことに、参院自民党は「不信任に問責なんて聞いたことがない」と反発したが、突っぱねることはせず決議案採決に応じたのだ。遅延戦術の“側面支援”のような対応だった。
本会議では「55年体制の遺物」といわれる牛歩戦術を1人で繰り返す野党議員まで現れ、もはや遅延戦術は「パフォーマンス」だった。野党内からも「『8時だョ!全員集合』だ。国民から見ても非常に理解しにくい」と冷ややかな声があがった。
ただ、参院自民党の配慮により野党を勢いづかせたことは否定できず、与党の衆院議員を激しくいらだたせた。「いくら譲歩しても野党が賛成に転じることはない。さっさと採決すべきだ。弱腰すぎる!」などの批判が強まった。
「7対3の法則」に象徴される独特な風土が今も残る参院。「古い体質」か、「独自性」なのか…。参院自民党幹部は涼しい顔で、こう語っていた。
「最終目標は安保法成立だ。こっちは(任期)6年もあるんだから、1日、2日の差なんてどうでもいい」(政治部次長 大谷次郎)
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>>582
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151006-00010000-seijiyama-pol
参議院不要論を存在意義から考える
政治山 10月6日(火)11時50分配信
前回は参議院不要論をコストから考えました。今回は、そもそも参議院の存在意義とは何なのか、その創設経緯から本来の役割を考えてみたいと思います。
マッカーサー草案では一院制を検討
大日本帝国憲法では、国会は衆議院と貴族院による二院制でした。貴族院は皇族、華族、勅任の各議員により構成され、選挙無しで選ばれました。1936年に竣工した現在の国会議事堂は、戦後までこの貴族院が現在の参議院本会議場の主(あるじ)でした。
国会が衆参両院で構成されることになったのは、1946年公布、1947年施行の日本国憲法によります。公布前にGHQ(連合国総司令部)が示したいわゆるマッカーサー草案では、衆議院のみの一院制にする予定でしたが、当時の担当大臣が「選挙で多数党が変わる度に前政権が作った法律をすべて変更し政情が安定しない」として二院制を推したと言われています。一説には、貴族院の本会議場を使用するための方便として、二院制の有用性を訴えたのではないかという話もあります。
国会は常会、臨時会とも召集日から数日内に天皇陛下をお迎えして開会式が開かれますが、陛下の御席が参議院の本会議場にしかないため、衆参全議員が参院本会議場に会して、陛下のおことばを賜ります。陛下の御席は、古くからの慣わしで南向きと決まっており、御休所の御席も南向きなので、衆議院本会議場では開会式ができない、という理屈です。
連邦国家は二院制、中央集権国家は一院制が理想?
米国も上下二院制なのに、なぜ日本に対しては一院制を検討したのでしょう。米国は独立性の強い州が合わさって構成された連邦国家です。下院が人口に比例配分した定数割り当てで選ばれるのに対し、上院は各州から2名ずつが選出されるので、その州を代表する立場と言えます。いわば州と連邦の二重構造で成り立つ国家の特質を二院制という権力構造で調和させているといえるでしょう。
定数を見てみると、米国は下院435議席、上院100議席。衆議院の475議席と参議院242議席よりいずれも少なく、上院と参議院に至っては、都道府県が47で米国の50州より少ないにもかかわらず、議席数は参議院が上院の2.42倍にも上ります。日本は連邦制の米国と異なり中央集権国家なので、都道府県には米国の州に当たる強い統治機能はありません。米国議会の上院を引き合いにしても都道府県の代表を別個に構成する意義は見出せません。
参議院は「衆議院で落選した議員」の補完機能?
「参議院は衆議院のカーボンコピー」と揶揄(やゆ)されるほど同じような性格であるため、国会議員も参から衆へ、あるいは衆から参への「鞍替え」が頻繁に行われます。公認確保や議席確保、権力基盤安定の手段として、衆参は現職議員の補完機能を果たしているのです。参議院は「『衆議院』の補完機能」というよりも、「『衆議院で落選した議員』の補完機能」しか果たしていないという見方もあります。今一度、その存在意義について見直すべきではないでしょうか。
<フリーライター 上村吉弘>
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151007-00010000-seijiyama-pol
小西洋之参院議員が1人で55件、質問主意書に制限は?
政治山 10月7日(水)19時30分配信
国会議員は会期中、議長を経由して内閣に対し文書で質問することができます。この文書を質問主意書と言います。送られた質問主意書に対し、内閣は原則7日以内に文書で答弁しなければなりません。この文書を答弁書と言います。答弁書は閣議で決定した内閣の統一見解となりますので、国会での閣僚答弁と同様に、政府の考え方を反映した公文書として注目されます。報道機関も答弁書の内容は必ずチェックしており、そこにニュース性があれば速報されます。
一度に1人で55件の質問!!
ここ数年、国会終盤になると「駆け込み質問」が多く見られるようになりました。会期中に本会議や委員会の場で質しきれなかった溢れんばかりの質問がきっとあるのでしょう。
しかし、今回ニュースになった質問数を見て我が目を疑いました。10月6日の閣議で、野党議員計8人が提出した各主意書の答弁書を決定したのですが、その数84件で、うち55件が小西洋之参院議員(民主)だったとのことです。参議院ホームページで確認したところ、確かに提出番号349から最後の質問403まで、小西洋之議員の氏名が連番に並んで延々と連なっています。
十分に質疑時間が得られない少数会派・無所属議員にメリット
本会議や委員会での質疑は、所属会派の議員数に比例して質疑時間が決まるため、議員によっては満足な質疑時間が得られない、もしくは希望する委員会に所属できないことがあります。
質問主意書はそれを補う手段として活用する議員が増えています。質問内容についての制約は、単なる資料請求は認められないなど最低限の基準はあるものの、広く国政一般について内閣の見解を問うことができます。
実際には所管省庁の担当部署が他の関係省庁とも調整した上で答弁書を作成し、閣議で了解する流れとなっています。質問主意書が増えるということは、不夜城と言われる霞ヶ関の仕事も増えるので、行政の負担、引いては財政の負担にもなります。ですので、質問数に制限はないものの良識ある利用をしようというのが議員間の不文律としてあります。
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>>590
質問議員は有権者アピールに活用できるメリットも
一方で、質問する議員としては、質問主意書を出して「質問数ナンバーワン」などの記録を有権者にアピールできるだけでなく、「優秀な議員である」と冊子で太鼓判を押してもらえるメリットがあります。
質問回数、質問時間、質問主意書、議員立法の提出回数で国会議員の活動を三ツ星でランク付けする「国会議員三ツ星データブック」が各会期ごとに発行され、議員会館の各事務室に届きます。昨年1月に設立された特定非営利活動法人 万年野党という団体が、任期中にほとんど発言しない議員がいることに疑問を抱いて始めた活動ですが、質問内容・法案内容ではなく、質疑数・提出数が三ツ星の判断基準になっています。この冊子が発行されるようになってから、目の色を変えて質問主意書の提出を増やした議員もいます。冊子で三ツ星に選ばれれば、有権者への訴求力も高まるからです。
今回、55件という記録的な数を提出した小西議員の質問を見てみると、同じようなテーマでわずか1行半の質問を複数回に分けて質問しているケースがありました。主意書は同じテーマであれば箇条書きにして複数の質問をすることができます。内容も文言の解釈を問うものが多く、かつて予算委員会で安倍総理大臣から「クイズのような質問は生産的ではない」と言われた場面を思い出す、大局観に欠けた質問が並んでいる印象です。
主意書の急増は事務方に負担
これだけの数の主意書と答弁書を全大臣が閣議できちんと目を通す時間が本当にあるのかどうか。恐らくは事務方の仕事として形骸化しているのではないでしょうか。主意書の内容が果たして国民の代表として行うべき質問なのか、私たちの税金で働いている官僚を何人も、何時間も拘束するに足る質問なのか。読者の皆さんもぜひ、参議院ホームページで内容を確認して各自で考えていだければと思います。
<フリーライター 上村吉弘>
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>>585
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015100900377
椎木氏が維新会派入り=衆院
維新の党は9日、衆院比例代表近畿ブロックで繰り上げ当選した椎木保氏の会派入りを衆院事務局に届け出た。新たな勢力分野は次の通り。
自民291▽民主・無所属クラブ72▽維新40▽公明35▽共産21▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属11▽欠員1(2015/10/09-12:01)
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151009-00010000-seijiyama-pol
参議院で次々と提出された問責決議とは
政治山 10月9日(金)7時30分配信
9月27日に閉会した第189通常国会は終盤、安全保障関連法案を巡って与野党の激しい攻防が繰り広げられました。参議院では、与党が採決へ持ち込もうとするなか、野党はあらゆる手段で阻止しようとしたため、議員同士のもみ合いや、議事進行を遅らせる牛歩の映像を目にした方も多いと思います。
参院本会議では法案採決の前に、野党が安倍首相や中谷防衛相などの問責決議案を次々と提出。そのやりとりは深夜にまで及び、なかなか法案に対する採決が行われませんでした。さて、この時に行われた問責決議とは、いったいどういうものなのでしょう。
法的拘束力のない問責決議
問責決議とは、議会が意思を示す決議の一つで、首相や大臣、地方自治体の首長の政治責任を問うものです。手続きは通常の決議と同様で、参議院では10人以上の賛成があれば発議できますが、憲法や法律には問責決議についての規定はなく、問責決議案が可決されても法的拘束力はありません。
しかし、野党が問責決議案を提出することで、政府への対立姿勢を明確に示す効果はあります。問責決議案が可決された場合、その後の審議拒否などにつながる可能性があるため、最終的に辞任または交代に追い込まれるケースが多く見られます。
衆議院では内閣不信任決議
衆議院で同様の攻防が展開されている場合には、衆議院にのみ認められている「内閣不信任決議」が提出されることがあります。これは内閣全体を信任しないとするもので、憲法69条で定められた決議です。50人以上の賛成者がいれば発議でき、内閣不信任案が可決または内閣信任案が否決された場合、内閣は10日以内に衆議院を解散するか、総辞職しなければなりません。
衆議院でも問責決議案を提出することは可能ですが、衆議院では法的拘束力のある内閣不信任決議案を提出することが認められているため、問責決議案が出されることは通常ありません。
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>>574
衆議院の安倍内閣不信任決議案の賛否
第189回国会 本会議 第47号(平成27年9月18日(金曜日))
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000118920150918047.htm
総議席数475議席
投票総数464票
・賛成139票
民主党・無所属クラブ71票
維新の党40票
日本共産党21票
生活の党と山本太郎となかまたち2票
社会民主党・市民連合2票
上西小百合
川端達夫
仲里利信
・反対325票
自由民主党287票
公明党35票
次世代の党1票
小泉龍司
長崎幸太郎
・欠席、棄権10票
自由民主党2票(金子一義、後藤田正純)
民主党1票(原口一博)
次世代の党1票(平沼赳夫)
浅尾慶一郎
大島理森
亀井静香
中村喜四郎
野間健
武藤貴也
・欠員1議席
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ホントに,この与党の連中ときたら。
安保法案の特別委議事録、可決決定の旨追記 野党は反発
http://www.asahi.com/articles/ASHBF53H9HBFUTFK00L.html?iref=comtop_list_pol_n02
参院特別委員会で先月17日、安全保障関連法案を採決した際の議事録が公開された。与野党議員の怒号が飛び交った採決の直後に作成された速記録では、可決を宣言した鴻池祥肇(よしただ)委員長の発言を「聴取不能」としていたが、「可決すべきものと決定した」との文言が加わった。野党は「採決は無効」と反発している。
議事録は今月11日、参院のホームページで公開された。採決があった9月17日、与党議員は野党議員に採決を拒まれないよう、スクラムを組んで鴻池氏を取り囲んだ。双方がもみあうなか、参院の速記担当者も鴻池氏の発言を聞き取れず、「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」と記録。参院事務局によると、鴻池氏の判断で、最終的に「可決すべきものと決定した」との文言が議事録に追加されたという。
これに対し、民主党の岡田克也代表は、議事録の内容を与野党議員による特別委理事会などで協議しなかったことを問題視し、「与党だけで文書を作り上げたのは前代未聞。横暴に強く抗議する」と批判。維新の党の今井雅人幹事長も「理事会で了承するのが当然の手続きだ」。共産党の山下芳生書記局長も「世論の多数が認めていない法の顚末(てんまつ)について記述を強行するのは、暴挙を重ねるものだ」などと抗議している。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151013-00000091-mai-pol
<参院・安保法案>採決委員長発言「聴取不能」 議事録公表
毎日新聞 10月13日(火)20時53分配信
◇鴻池委員長判断で「可決すべきものと決定」の補足説明記載
参議院は、安全保障関連法を採決した先月17日の参院平和安全法制特別委員会の議事録を11日付でホームページで公表した。与野党議員が委員長席に詰め寄り混乱する中で採決が行われたため、委員長発言を「聴取不能」としながら、鴻池祥肇委員長(自民)の判断で「いずれも可決すべきものと決定した」などと補足説明を記載した。
議事録は採決場面を「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」としているが、末尾に「委員長復席後の議事経過は次の通りである」と追記。追記部分で、関連法案の採決と付帯決議を実施したとし、「いずれも可決すべきものと決定した」「付帯決議を行った」などと記載した。
参院委員部によると、補足説明の記載は参院規則に基づき鴻池氏が指示した。理事会の同意などは不要。同様のケースは、参院国家安全保障特別委員会で特定秘密保護法を採決した際など過去にも例がある。
野党議員は「委員長の声が聞こえず、何を採決しているか分からなかった」と反発していた。自民の谷垣禎一幹事長は「物事を進めていくにはやむを得ない手法」としているが、民主党の細野豪志政調会長は「国会のあり方としてありえない。与党だけが勝手にやるのは認めがたい」と批判している。【高橋克哉】
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151014/k10010269961000.html
野党 参院安保特別委の議事録撤回申し入れ
10月14日 21時05分
民主党や共産党などは安全保障関連法を審議した参議院の特別委員会の今月公開された議事録に、委員会の速記録には記載がなかった法案可決の文言が加えられたのは問題だとして、14日、参議院に対し議事録を撤回するよう申し入れました。
安全保障関連法を審議した参議院の特別委員会では先月17日に、民主党などが抗議するなか、自民・公明両党などの賛成多数で法案が可決されましたが、その際に作成された速記録には、鴻池委員長による法案可決の宣言が「議場騒然、聴取不能」と記載されました。
参議院によりますと、この速記録に鴻池委員長の判断で、「法案について可決すべきものと決定した」という文言が加えられて議事録が作成され、今月11日に参議院のホームページで公開されました。
これについて、民主党、共産党、社民党、それに、参議院の会派の「無所属クラブ」は、「野党側との協議がないまま、速記録に記載のない文言が加えられて議事録が作成されたのは問題だ」として14日、参議院の事務局に対し、議事録が作成された経緯の検証と撤回を申し入れました。
特別委員会で野党側の筆頭理事を務めた民主党の北澤元防衛大臣は記者会見で、「議事録に文言が加えられたのは、ゆゆしき事態で言語道断だ。事実関係を解明する必要がある」と述べました。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101400747
「可決」議事録に野党反発=委員長判断で補足-安保法
安全保障関連法を可決した9月17日の参院特別委員会の議事録で、採決の際の鴻池祥肇委員長の発言について「聴取不能」としながら、議事経過として「可決すべきものと決定した」との記述が委員長判断で補足されたことが分かり、野党が反発を強めている。特別委の民主党筆頭理事を務めた北沢俊美元防衛相は14日の記者会見で、「言語道断で、撤回を求めていきたい」と訴えた。
採決は、自民党と野党の議員が委員長席周辺で激しくもみ合う中で行われた。委員会室で怒号が飛び交い、議事運営に当たる委員長の声が聞こえないまま、自民党理事の合図で採決が行われたとして、民主党などは採決自体が「無効だ」と主張している。
参院事務局が採決から日を置かずに作成した議事録は未定稿の段階で、委員長発言に関し「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」と記録していた。しかしその後、委員長判断で、複数の関連法について「いずれも可決すべきものと決定した」との記述を追加、11日付で公表したという。
これに対し、北沢氏と共産党の井上哲士参院幹事長、社民党の福島瑞穂副党首らが14日、中村剛参院事務総長と国会内で面会し、議事録について「議会と国民をつなぐ中で、事実が正確に伝わっていないとなれば議会制民主主義の本旨にもとる」と抗議、経過を明らかにするよう求めた。民主党の岡田克也代表も13日の常任幹事会で「与党だけで、聞き取り不能の中で文書を作り上げたのは全く前代未聞だ」と怒りをあらわにした。(2015/10/14-18:25)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101500911
「可決」議事録を批判=参院委公述人
安全保障関連法を審議した参院特別委員会で野党推薦の公述人を務めた学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さん、広渡清吾専修大教授らが15日、参院議員会館で記者会見し、参院が同法可決時の特別委議事録に委員長判断で「可決」との文言を追加したことを批判した。
会見で広渡氏は「事実と違うことが議事録に記載されており、捏造(ねつぞう)だ」と主張。奥田さんも「このような議事録を残すことは絶対に許してはいけない」と訴えた。
議事録には当初、採決時の鴻池祥肇委員長(自民)の発言について「聴取不能」などと記載されていたが、その後、参院規則に基づき委員長判断で「可決すべきものと決定した」との文言が補足され、野党が反発している。(2015/10/15-20:16)
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>>599
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151016-00000503-san-pol
「このような議事録を残すのは許されない」 シールズの奥田愛基氏ら会見 安保法採決時の議事録で
産経新聞 10月16日(金)8時0分配信
9月に参院平和安全法制特別委員会が安全保障関連法案を採決した際の議事録をめぐり、安保法に反対している学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年の奥田愛基氏らは15日夕、国会内で記者会見し、議事録の内容に抗議した。
公開された議事録は、鴻池祥肇委員長の周囲に集まった与野党議員がもみあうなど混乱した採決時を「聴取不能」としながらも、委員長判断で「可決すべきものと決定した」という議事経過を追記した。奥田氏は会見で、「『可決すべきものと決定した』としているが、賛成多数か、全会一致か、これだけでは分からない。このような形で議事録を残すことを許してはならない。後から客観的に確認できない」と指摘した。
会見には奥田氏のほか、採決前の9月16日に開かれた特別委の地方公聴会で、公述人として意見を述べた専修大学教授の広渡清吾氏と弁護士の水上貴央氏も出席した。
水上氏らは「混乱によって議事として成立していない状況で進められたことは客観的事実として明らか」と指摘した。その上で「議事録は現実に行われたことを記録するためのものだ。特別委で存在したとは認められない事実を後から恣意的に加筆するのは改竄であり、許されない」と強調した。
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>>527
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151021-00000101-jij-pol
小野氏らの維新会派離脱受理=除名の片山氏が届け出―参院
時事通信 10月21日(水)18時51分配信
参院会派「維新の党」の片山虎之助氏(維新の党を除籍)が山崎正昭参院議長宛てに提出していた同党残留組の参院議員5人の会派離脱届が21日、受理された。
これにより、小野次郎、柴田巧、寺田典城、真山勇一、川田龍平の5氏が会派を離れた。
小野氏らは片山氏の行動に強く反発しており、近く「維新」の名を含む新会派の結成を届け出る方向だ。参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民113▽民主・新緑風会58▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽次世代5▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属10。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151021-00000111-jij-pol
自民、改憲草案は無視? =臨時国会召集めぐり
時事通信 10月21日(水)19時13分配信
自民党憲法改正草案が波紋を呼んでいる。
衆参両院のいずれかの議員の4分の1以上の要求で、内閣に20日以内の臨時国会召集を義務付けているためだ。5野党の幹部が大島理森衆院議長に召集要求書を提出する際、社民党の照屋寛徳国対委員長が指摘した。
現憲法は召集の期限を明記していない。自民党が野党時代に起草した案は、「少数者の権利として、きちんと召集されるのは当然」との立場から、この点を補っている。
これに関し、菅義偉官房長官は21日午後の記者会見で、「まだ成案を得ていない」と述べ、20日以内に臨時国会を召集する必要はないとの認識を示した。記者団から「自己矛盾ではないか」と問われると、菅長官は「(指摘は)全く当たらない。私たちは現憲法の中で、国会ルールに基づいてやっている」と強く反論した。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151021-00010000-seijiyama-pol
開かなくてもいい?臨時国会召集の要件とは
政治山 10月21日(水)14時58分配信
臨時国会召集については、憲法第53条に規定があります。
――内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。――
臨時国会は通常、緊急を要する災害対策のための補正予算や法律案の審議を求めるときなどに、内閣が召集を決定します。
政府・与党は閉会中審査で対応する姿勢
しかし今回は、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意や改造内閣発足を受け、野党側が臨時国会召集を求めています。政府・与党は安倍首相の外交日程が10月下旬の中央アジア歴訪から始まり、韓国での日中韓サミット、トルコでの首脳会議、フィリピンでのAPEC首脳会議、マレーシアでのASEAN関連首脳会議と11月は予定が詰まっているため召集に否定的です。TPPに関しては、衆院予算委員会での閉会中審査を11月中に開催する方向で与野党が調整しています。
小渕優子元経産相の関連団体をめぐる政治資金規正法違反事件や日本歯科医師連盟の迂回献金事件、新閣僚をめぐる週刊誌報道など火種が複数ある点も政府・与党内での見送り論を後押ししているとみられます。
総議員4分の1以上の要求あれば召集は義務?
もし、憲法53条の規定に基づき、衆参いずれかの総議員の4分の1以上の要求があった場合は、内閣に召集義務があるのでしょうか。53条前段が後段にもかかっているとすれば、義務ではないようにも受け取れます。
菅義偉官房長官は記者会見で「要求があっても開かなかった例もある。臨時国会は必ずしも開くことじゃない。臨時と言われる国会だ」と指摘したそうです。
2回召集されなかったことも
過去に総議員4分の1以上の要求は35回(うち1回は衆院の重複)行われましたが、このうち2回は翌年の通常国会まで召集されませんでした。いずれも特別国会最終日に要求が出され、1回は53日後の2004年1月19日に第159回通常国会が召集され、もう1回は要求提出80日後の2006年1月20日に第164回通常国会が召集されており、日程調整の難しさも影響したようです。前例に倣えば召集の義務はなさそうですが、今年は何かと違憲論議が熱いので、与野党の対応に注目です。
<フリーライター 上村吉弘>
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151021-00010001-seijiyama-pol
参議院不要論を多面的に考える
政治山 10月21日(水)16時0分配信
参議院不要論について、前回はその存在意義から、前々回はコスト面から考えました。最後に、様々な側面からその是非を検討したいと思います。
任期6年はメリット? デメリット?
突然の解散がある衆議院と異なり、ひとたび当選した参議院議員は6年間の任期が約束されています。「大衆迎合せず、じっくりと政策課題に取り組める」とのメリットに対して、「どんな議員も6年間辞めさせることができない」というデメリットもあります。
衆院解散中は参院が日本を守る?
「衆議院が解散している間に緊急事態が発生した場合、参議院が緊急集会を開ける」という意見に対しては、「特別国会まで内閣は継続するのだから、解散日から40日以内の選挙と、選挙の日から30日以内に召集される特別国会までの最大2カ月余の間に緊急を要する事態の対応は、憲法改正で新たに規定を設ければいい」という反論があります。
二院制が政情安定につながっている?
GHQを説き伏せた「政情が安定しない」との説得については、2007年以降に衆参ねじれ国会が繰り返され、「決められない政治」の原因の一つともなってきました。与党に対する批判が参院選での野党勝利を呼び込み与野党対立が先鋭化することで、衆参二院制が逆に政情を不安定にするという指摘もあります。
まるで有名人の人気投票?
衆議院が小選挙区制であるのに対し、参議院は県単位の選挙区で、エリアが広い分だけ知名度の高い人に有利に働きます。10増10減で「鳥取&島根」「徳島&高知」の2合区が採用され、この傾向はますます強まるかもしれません。
比例代表は事実上の全国区なので、選挙区以上に有名人のアドバンテージが働きます。個人名が書かれることで政党の得票にもなるので、政党は比例議席の上積みを目指して、国民受けの良い有名人を比例代表に擁立しようとする傾向があります。
有名人といえば、新設されたスポーツ庁でも、オリンピック金メダリストで国民的人気も高い鈴木大地氏が初代長官に就きました。鈴木氏の起用は、日本水泳連盟を黒字化した手腕に加えて、来夏参院選での擁立も視野に入っているのかもしれません。
五輪メダリストの参議院議員は、現職でも橋本聖子氏(自民)や谷亮子氏(生活)がいます。知名度だけでなく、爽やかなスポーツ界で大成した人物は好感度も高く、比例票の掘り起こしのために、各党とも喉から手が出るほど欲しい人材です。
もちろん、有名人だからNGというわけではありませんが、じっくりと政策課題に取り組む院であるはずが、衆議院以上に大衆受けが求められる選挙制度になっているのが実情です。
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>>604
参院3年半のコストで幻の新国立競技場は建設できた?
最後に、コストのところで考えた参議院の必要性について補足します。少し古い資料ですが、福田康夫政権時の2007年11月の政府答弁書で、衆参合わせた国会議員1人あたりの経費を機械的に算出すると3億1078万円になるとのデータが公表されています。衆議院よりも参議院の方が1人当たり経費は割高ですが、仮に3億1078万円を参議院議員242人で掛けると752億円です。これを3年半分積み上げると、見直しが決まった新国立競技場の2651億円に近づきます。数字だけで考えるわけにはいきませんが、参議院には相応の貢献をしてもらわなければなりません。
改憲、道州制、地方分権、税制……様々な政治課題テーマとも関連
今回の記事で、読者から寄せられるコメントの多くが「参議院は必要ない」という意見でした。しかし、参議院の在り方を変えるには憲法を改正しなければなりません。また、道州制を導入し、地方分権を進めれば参議院は州代表の少数精鋭議会として生まれ変わるかもしれません。
とはいえ、2合区を導入するだけで猛烈な反対があったことを考えると、あまり現実的な話とはいえないでしょう。税収を増やすのではなく歳出を減らすために国の統治機構を抜本的に見直すという考え方は、永田町ではなかなか現実的な話にはなりません。
参議院調査会は自画自賛?
昨年6月、参議院の調査会が提出した「国の統治機構等に関する調査報告(中間報告)」では、参議院の在り方に関して「衆議院のみでは困難とされる多様な民意を表出する機能を担う」「参議院議員は独立の立場で党内において独自の力を発揮する役割がある」「6年に及ぶ任期の安定性をいかした、政治指導者を養成する機能がある」といった報告が行われ、具体的な改善策は提示されませんでした。
<フリーライター 上村吉弘>
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000520-san-pol
自・民参院国対委員長が臨時国会めぐり会談
産経新聞 10月23日(金)11時10分配信
自民党の吉田博美参院国対委員長は23日、民主党の加藤敏幸参院国対委員長と国会内で会談した。加藤氏が秋の臨時国会召集を求めたのに対し、吉田氏は「政府に伝える」と引き取った。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151028-00010000-seijiyama-pol
国会議員は閉会中何をしているのか――閉会中審査から国政報告まで大忙し
政治山 10月28日(水)11時30分配信
戦後最長95日間の会期延長で245日間続いた第189通常国会が9月27日に終わり、国会周辺は静けさを取り戻しています。国会議員は今、何をしているのでしょうか。そんな質問が届きましたので解説します。
国会は閉会すれども閉鎖せず
会期中、国会議員は議案の採決を行う「本会議」だけではなく、各議員に割り当てられた「委員会」に出席し、関連議案を審議します。各委員会は必要に応じて会期中以外にも審査を行います。閉会中に行われる審査や調査を、衆議院では「閉会中審査」、参議院では「継続審査」と呼んでいます。
TPP(環太平洋経済連携協定)交渉の大筋合意を受け、与野党は衆院予算委員会で閉会中審査を行うことで一致しました。11月中に2日間行う方向で調整中です。
海外視察や外交目白押し
閉会中審査の一環で、何人かの委員を選出し公費で海外視察をする委員会もあります。また、個人や政党・会派もしくは議員連盟で議員団を結成し、私費や党費で海外視察をする議員もいます。国際会議出席や要人との意見交換、重要施設の見学など、目的や訪問先は様々です。
今国会は夏休みが飛んでしまったので、休暇で個人的に海外に赴く議員もいます。公人である議員は常に緊張を強いられる立場です。どこでマスコミに狙われているかも分からない国内にいるより、海外で羽根を伸ばす方が気持ちも安らぐことでしょう。
閣僚の場合、会期中に海外ばかり行くと「国会軽視だ」との批判を招きかねないので、閉会中を利用して外交日程を詰め込みます。安倍首相も10月22日からの中央アジア歴訪を皮切りに、韓国での日中韓サミット(韓国)、11月15日からのG20首脳会議(トルコ)、同18日からのAPEC首脳会議(フィリピン)、同21日からのASEAN関連首脳会議(マレーシア)と、大忙しの予定です。
では、外国に行かない議員は何をしているのでしょうか。
地元で国政報告、全国各地でタウンミーティングも
多くの議員は地元に帰って国政報告会を行います。本会議や委員会で何を質問したのか、どんな法案を提出したのか、自らの政治活動によってどんな反響があったのか、そして今後の活動予定などを説明します。
今の時期は全国各地で収穫祭や例大祭が行われています。有権者にアピールできる絶好の機会なので、地元に帰った国会議員は地域イベントに馳せ参じます。難しい国政報告よりもお祭りムードの中で有権者とにこやかに接する方が、温もりも伝わって効果的であることを議員はよく心得ています。特に来年7月改選の参議院議員は選挙戦まで1年を切ったため、すでに頭の中は選挙モード一色でしょう。
有権者の思いや要望を聞き、それを政策に反映させることも政治家の大切な仕事です。全国各地でミニ集会やタウンミーティングを開催し、1人ひとりの意見を聞いて、時には現状の説明を行いながら、自らの政治的立場を構築します。自らの選挙区以外でも有権者と対話することで党の比例票獲得につながります。
分裂騒動が続く維新の大阪組は臨時党大会を開いて解党を決議しました。自分の所属政党がどうなるか分からない状況では、地元に帰っても混乱するだけです。多くの関係議員は政局を見極めながら同志と情報交換を重ね行動を共にします。
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>>607
政治資金パーティーや後援会イベントも
政治資金パーティーも秋から年末にかけて盛んに行われます。年に1度だけ地元で開催する議員もいれば、会期中も含め地元や都心で頻繁に開催する議員もいます。「○○後援会朝食会」「○○君を励ます会」「○○出版記念会」「○○勉強会」「○○セミナー」等と名称を使い分けながら開催しますが、国政報告の役割も果たします。
後援者の支持をつなぎ止めるために、国会見学や観劇のツアーを組む議員もいます。収支が合わなくて大臣辞任に発展したニュースは最近、元秘書の有罪判決や本人の記者会見でも話題になりました。
政策の勉強も怠りません
政策の勉強も怠ることはできません。地元への政治活動をしながら、国会図書館や省庁から取り寄せた資料をもとに政策の勉強をしたり、政党や会派・派閥・議連が開催する勉強会に出席したり、政策研究の合宿をしたりして、最新情報を常に頭に入れておく必要があります。新聞や週刊誌のチェックも欠かせません。
有権者から質問されて答えられない政治家は支持も失います。様々な話題にアンテナを張り、カップ麺の価格からヒッグス粒子の性質まで、どんな質問にも対応できれば「おらが町の先生はさすが博識だ」と地元の評判にもなります。
ただし、会期中でも議員会館の事務室が閉まりっぱなしという議員もいます。本会議の時だけ出席し、普段は動向が杳(よう)として知れないまま、政局と選挙運動のときだけ一生懸命になる議員もいるので、有権者も議員の本質を見極める眼力が問われます。
<フリーライター 上村吉弘>
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>>606
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015103000414
臨時国会めぐり物別れ=自・民
自民党の吉田博美、民主党の加藤敏幸両参院国対委員長は30日午前、国会内で会談した。民主党が臨時国会を開くよう求めたのに対し、自民党は安倍晋三首相の外遊日程が立て込んでいることを理由に難色を示し、物別れに終わった。 (2015/10/30-11:57)
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>>601
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015102700311
維新執行部側、参院で新会派=類似名2つが併存
寺田典城参院議員ら維新の党執行部側の5人は27日、参院会派「維新の党(参議院)」の結成を参院事務局に届け出た。代表は寺田氏。先に維新を除籍された片山虎之助氏が、寺田氏ら5人の参院会派離脱届を提出して受理されたため、5人は無所属となっていた。
5人は寺田氏と小野次郎、柴田巧、真山勇一、川田龍平の各氏。片山氏らは引き続き「維新の党」の会派名を使用しており、ほぼ同じ名称の会派が2つ併存する異例の事態となった。参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民113▽民主・新緑風会58▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽次世代5▽維新(参議院)5▽無所属クラブ4▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5(2015/10/27-12:02)
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>>610
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000120-mai-pol
<新会派>参院に「維新の党(参議院)」結成届け出
毎日新聞 10月27日(火)23時3分配信
維新の党執行部側の参院議員5人が27日、参院に新会派「維新の党(参議院)」の結成を届け出た。橋下徹大阪市長が結成する新党に参加する片山虎之助氏ら6人が残る「維新の党」と並び、類似2会派が併存する異例の事態となった。
新会派に所属するのは代表を務める寺田典城氏や小野次郎総務会長らで、片山氏が「党執行部は無効」として提出した会派離脱届が受理され、無所属となっていた。
類似名称による郵便物の誤配など混乱も予想され、参院の中村剛事務総長は受理する際、「過去に例のない混乱の極みだ」と苦言を呈した。ただ、参院事務局によると同じ名称の会派を届け出ることも制度上は可能で、1951年には一時「日本社会党」という名称の会派が二つ存在した。【福岡静哉】
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参院の新たな会派別勢力分野は次の通り。
自民党113▽民主党・新緑風会58▽公明党20▽共産党11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新の党6▽次世代の党5▽維新の党(参議院)5▽無所属クラブ4▽社民党・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000578-san-pol
維新分裂 追放の維新「存続派」が参院に新会派
産経新聞 10月27日(火)18時28分配信
維新の党を存続させる意向の松野頼久代表側の参院議員5人が27日、新会派「維新の党(参議院)」の結成届を参院事務局に提出、受理された。5人は「解党派」の片山虎之助参院議員が提出した会派離脱届により追放されていた。
参院の新たな会派別勢力分野は次の通り。
自民党113▽民主党・新緑風会58▽公明党20▽共産党11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新の党6▽次世代の党5▽維新の党(参議院)5▽無所属クラブ4▽社民党・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015110400452
閉会中審査後に判断=臨時国会召集見送り-与党
自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は4日昼、東京都内で会談し、野党が求める臨時国会召集への対応について、10〜11日に衆参両院で予定している予算委員会の閉会中審査を見て判断することで一致した。
与党側は安倍晋三首相の外交日程が立て込んでいるとして、臨時国会は召集しない方向。代わりに来年の通常国会召集時期を大幅に前倒しし、1月4日とすることを検討している。 (2015/11/04-13:11)
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代表の水野氏が民主系会派入り。民主推薦で参院選に臨むのだな。
水野賢一参院議員が民主会派入り…無所属ク離脱
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151204-OYT1T50130.html?from=y10
2015年12月04日 16時49分
民主党は4日の参院議員総会で無所属の水野賢一参院議員(千葉選挙区)の会派入りを認めた。
水野氏はこれに先だち、参院事務局に会派「無所属クラブ」からの離脱を届け出た。水野氏は自民党からみんなの党に移って2010年7月に参院議員に初当選。14年12月にみんなの党が解党し、無所属となった。
これに伴う参院の新勢力分野は次の通り。
自民党113▽民主党・新緑風会59▽公明党20▽共産党11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新の党6▽次世代の党5▽維新の党(参議院)5▽無所属クラブ3▽社民党・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E6%89%80%E5%B1%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96_(%E6%97%A5%E6%9C%AC_2014-)
来歴[編集]
2014年11月19日、みんなの党両院議員総会で挙手採決の結果、解党が正式決定[2]。この時点で党所属参議院議員は12名であった。前代表の渡辺喜美衆議院議員が、三谷英弘衆議院議員、渡辺の甥の渡辺美知太郎、井上義行、薬師寺道代の各参議院議員とともに新党結成を画策する[3]も、薬師寺が不参加を表明したため政党要件の確保が難航し断念[4]。同月26日にこれとは別に新党結成を画策していた松沢成文、和田政宗両参議院議員が次世代の党に入党[5]。同月28日解党した。その後も、党に所属していた参議院議員10名は無所属のまま会派「みんなの党」で活動していたが、同年12月18日、松田公太、田中茂、井上義行、行田邦子、山口和之、山田太郎の6名が参議院事務局に新会派「日本を元気にする会」の設立と会派移動を届け出ると、同日、会派「みんなの党」に残った水野賢一、中西健治、薬師寺道代、渡辺美知太郎の4名は会派名を「無所属クラブ」に変更した。
2015年1月24日召集の特別国会における第97代首相を選出するための首班指名では全員が白票を投じた[6]。また、同日旧みんなの党会派が使用していた37番控室を、パーティションで区切り、日本を元気にする会と無所属クラブが共同で使用することとなった[7]。
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>>610
>>613
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120400538&g=pol
水野氏が民主会派入り=参院
民主党は4日の参院議員総会で、無所属の水野賢一参院議員(千葉選挙区)の同党会派入りを了承した。水野氏はこれに先立ち、参院会派「無所属クラブ」からの退会を参院事務局に届け出た。
水野氏は総会出席後、記者団に対し、改選を迎える来年夏の参院選に関し「会派入りは(民主党の)公認や推薦に直接連動する話ではないが、先にはいろいろなことがあるかもしれない」と述べた。
水野氏の民主会派入りに伴う参院の勢力分野は次の通り。
自民113▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽次世代5▽維新(参議院)5▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5。 (2015/12/04-14:45)
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>>592
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015111000781&g=pol
松本氏の離党届受理=民主
民主党は10日、松本剛明元外相(衆院兵庫11区)が提出していた離党届を受理した。枝野幸男幹事長は同日の常任幹事会で、「松本氏から事情を聴いた結果、与党議員との接触行為はない」と報告し、反党行為はないとの認識を示した。
松本氏は、党執行部が共産党との選挙協力を模索していることなどに不満を示し、離党届を提出した。
民主党は同日、松本氏離党に伴う会派離脱届を衆院事務局に提出した。新たな勢力分野は次の通り。
自民291▽民主・無所属クラブ71▽維新40▽公明35▽共産21▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属12▽欠員1(2015/11/10-18:38)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015120900067
おおさか維新が会派結成=小沢鋭氏らは「改革結集の会」-衆院
維新の党は9日、除名した馬場伸幸氏ら大阪系議員と、離党を認めた小沢鋭仁氏ら衆院議員計19人の会派離脱届を衆院事務局に届け出た。これを受け、新たな会派として、馬場氏ら13人が「おおさか維新の会」を、小沢氏ら4人が「改革結集の会」をそれぞれ結成した。残る2人は無所属で活動する。新たな勢力分野は次の通り。
自民291▽民主・無所属クラブ71▽公明35▽維新21▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会4▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属14▽欠員1。 (2015/12/09-15:12)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015121100619
統一会派
国会で活動をともにする議員の集団が会派で、2人以上いれば結成できる。衆参両院で各政党や無所属議員がそれぞれ会派を届け出ているが、複数の政党・会派が集まって一つの会派を構成する場合もあり、これを統一会派と呼ぶ。常任・特別委員会の委員数や質問時間は会派の人数に応じて配分されるため、統一会派で規模を大きくして議員活動の幅を広げるメリットがある。
政党同士が合併の前段階として統一会派をつくるケースがある。1998年には旧民主党が、新進党の解党後にできた諸政党と統一会派「民主友愛太陽国民連合」(民友連)を組み、その後、現在の民主党の結成につなげた。(2015/12/11-15:52)
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>>615
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121500278
鈴木義弘氏が「改革結集」入り=衆院
衆院会派「改革結集の会」は15日までに、無所属だった鈴木義弘氏の入会を事務局に届け出た。同会は、維新の党を離党した小沢鋭仁元環境相らが結成。鈴木氏の参加でメンバーが5人となり、単独で政党としての届け出が可能になった。衆院の新たな勢力分野は次の通り。
自民291▽民主・無所属クラブ71▽公明35▽維新21▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属13▽欠員1。 (2015/12/15-16:35)
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>>614
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015122100395
江口氏が会派離脱=参院
参院会派「次世代の党」は21日、次世代の党(日本のこころを大切にする党に名称変更)を離党した江口克彦氏の退会を参院事務局に届け出た。
参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民113▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会7▽維新6▽維新(参議院)5▽次世代4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属6(2015/12/21-14:15)
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>>618
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015122200795
井上氏の会派離脱届け出=元気
日本を元気にする会は22日、離党の意思を示している井上義行参院議員の会派離脱を参院事務局に届け出た。同党は近く、井上氏が提出した離党届の扱いについても結論を出す。
参院の新たな勢力分野は次の通り。
自民113▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽日本を元気にする会・無所属会6▽維新6▽維新(参議院)5▽次世代4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属7(2015/12/22-18:30)
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>>619
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122400346
井上参院議員が自民会派入り=江口氏はおおさか維新に
自民党は24日、日本を元気にする会に離党届を提出した井上義行参院議員の参院会派入りを参院事務局に届け出た。元気は井上氏の離党を認めておらず、野党に所属する議員が与党会派に入会するのは極めて異例。一方、おおさか維新の会は同日、次世代の党を離党した江口克彦参院議員の入党を認め、同氏の参院会派入りを届け出た。
井上氏は、第1次安倍内閣で安倍晋三首相の政務秘書官を務めた。自民会派入りを希望し、22日に元気会派を抜けた。井上氏は旧みんなの党の比例代表で当選しており、国会法の規定で自民に入党はできない。
維新の党から分裂して発足したおおさか維新の会は24日、維新執行部との和解を受け、参院会派の名称を「維新の党」から「おおさか維新の会」に変更。執行部側の会派も同日、「維新の党(参議院)」から「維新の党」に名称を改めた。次世代から党名を変えた日本のこころを大切にする党も、党名に合わせて会派名を変更した。
新たな参院の勢力分野は次の通り。
自民114▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽おおさか維新の会7▽日本を元気にする会・無所属会6▽維新の党5▽日本のこころを大切にする党4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5(2015/12/24-19:39)
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>>617
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015121800181&g=pol
民主・維新が統一会派=衆院に結成届け出、総勢93人
民主党と維新の党は18日、統一会派「民主・維新・無所属クラブ」の結成を衆院事務局に届け出た。無所属の野間健氏も加わり、計93人が所属。来年夏の参院選を見据え、来月4日召集の通常国会では安倍政権との対決姿勢を強める構えだ。
民主、維新両党は、将来の合流も視野に統一会派を結成し、共闘関係を強めることで合意していた。
18日は民主党の細野豪志、維新の小野次郎両政調会長らが国会内で会談し、法案審査を合同部門会議で行うことを決定。安保法制の一部白紙化や財政健全化、長時間労働の規制に関する法案を通常国会に提出することを念頭に、重点的に取り組む方針を確認した。
一方、参院の統一会派をめぐっては、維新側に埋没への懸念もあり、届け出は来年にずれ込む見通し。
衆院統一会派の届け出に伴う新たな勢力分野は次の通り。
自民291▽民主・維新・無所属クラブ93▽公明35▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属12▽欠員1(2015/12/18-10:55)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151226/k10010353701000.html
参議院 常任委員長などの新人事内定
12月26日 5時04分
自民党、民主党、公明党の各党は、来年1月4日の通常国会召集を前に、参議院の常任委員長や特別委員長などの新たな人事を内定しました。
新たに常任委員長に内定したのは、▽内閣委員長に民主党の神本美恵子氏、▽総務委員長に公明党の山本博司氏、▽外交防衛委員長に自民党の佐藤正久氏、▽財政金融委員長に自民党の大家敏志氏、▽文教科学委員長に自民党の石井浩郎氏、▽厚生労働委員長に自民党の三原じゅん子氏、▽農林水産委員長に自民党の若林健太氏、▽経済産業委員長に民主党の小見山幸治氏、▽国土交通委員長に民主党の金子洋一氏、▽環境委員長に自民党の磯崎仁彦氏、▽国家基本政策委員長に民主党の北澤俊美氏、▽決算委員長に自民党の小泉昭男氏、▽行政監視委員長に自民党の礒崎陽輔氏、▽議院運営委員長に自民党の松山政司氏、▽懲罰委員長に民主党の直嶋正行氏です。
また、特別委員長と調査会長では、▽災害対策特別委員長に公明党の長沢広明氏、▽沖縄及び北方問題に関する特別委員長に民主党の江崎孝氏、▽政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員長に民主党の前田武志氏、▽北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員長に自民党の中原八一氏、▽政府開発援助等に関する特別委員長に自民党の赤石清美氏、▽地方・消費者問題に関する特別委員長に自民党の熊谷大氏、▽東日本大震災復興及び原子力問題特別委員長に民主党の田中直紀氏、▽国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会長に自民党の鴻池祥肇氏が、内定しました。
このほか、予算委員長など7人は留任することが内定していて、これらの人事は、来年1月4日に召集される通常国会で正式に決まる見通しです。
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>>622
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122500852
外交防衛に自民・佐藤氏=参院委員長が内定
自民、民主、公明各党は25日、参院の常任・特別委員長の人事を内定した。外交防衛委員長に自民党の佐藤正久元防衛政務官、厚生労働委員長に三原じゅん子氏をそれぞれ起用。岸宏一予算委員長は留任する。来年1月4日召集の通常国会で選出または互選される。
新たな委員長は次の通り。
◇常任委員長
【内閣】神本 美恵子氏(かみもと・みえこ)福岡教育大教育卒。文部科学政務官、党副代表。比例代表、当選3回。67歳(民主)
【総務】山本 博司氏(やまもと・ひろし)慶大法卒。財務政務官、党参院国対筆頭副委員長。比例代表、当選2回。61歳(公明)
【外交防衛】佐藤 正久氏(さとう・まさひさ)防衛大卒。防衛政務官、党国防部会長。比例代表、当選2回。55歳(自民)
【財政金融】大家 敏志氏(おおいえ・さとし)北九州大法卒。党参院国対副委員長、財務政務官。福岡選挙区、当選1回。48歳(自民)
【文教科学】石井 浩郎氏(いしい・ひろお)早大第2文中退。党参院国対副委員長、党文科部会長代理。秋田選挙区、当選1回。51歳(自民)
【厚生労働】三原 じゅん子氏(みはら・じゅんこ)明大付属中野高中退。党厚生労働副部会長、党女性局長。比例代表、当選1回。51歳(自民)
【農林水産】若林 健太氏(わかばやし・けんた)早大院修了。外務政務官、党参院国対副委員長。長野選挙区、当選1回。51歳(自民)
【経済産業】小見山 幸治氏(こみやま・よしはる)福島大経卒。党参院国対委員長代理、参院議院運営委員会理事。岐阜選挙区、当選1回。53歳(民主)
【国土交通】金子 洋一氏(かねこ・よういち)東大経卒。党政調副会長、参院憲法審査会長代理。神奈川選挙区、当選2回。53歳(民主)
【環境】磯崎 仁彦氏(いそざき・よしひこ)東大法卒。経済産業兼内閣府政務官、党副幹事長。香川選挙区、当選1回。58歳(自民)
【国家基本政策】北沢 俊美氏(きたざわ・としみ)早大法卒。防衛相、党副代表。長野選挙区、当選4回。77歳(民主)
【決算】小泉 昭男氏(こいずみ・あきお)都立園芸高卒。財務政務官、農林水産副大臣。神奈川選挙区、当選2回。70歳(自民)
【行政監視】礒崎 陽輔氏(いそざき・ようすけ)東大法卒。参院文教科学委員長、首相補佐官。大分選挙区、当選2回。58歳(自民)
【議院運営】松山 政司氏(まつやま・まさじ)明大商卒。外務副大臣、党参院国対委員長代行。福岡選挙区、当選3回。56歳(自民)
【懲罰】直嶋 正行氏(なおしま・まさゆき)神戸大経営卒。経産相、党両院議員総会長。比例代表、当選4回。70歳(民主)
◇特別委員長
【災害対策】長沢 広明氏(ながさわ・ひろあき)東洋大社会卒。党参院国対委員長、党選対委員長代理。比例代表、当選1回(衆院1回)。57歳(公明)
【沖縄・北方】江崎 孝氏(えさき・たかし)法大社会卒。党企業団体対策副委員長、党参院国対副委員長。比例代表、当選1回。59歳(民主)
【倫理選挙】前田 武志氏(まえだ・たけし)京大院修了。国土交通相、党常任幹事会議長。比例代表、当選2回。78歳(民主)
【拉致問題】中原 八一氏(なかはら・やいち)明大政経卒。国交政務官、党副幹事長。新潟選挙区、当選1回。56歳(自民)
【政府開発援助】赤石 清美氏(あかいし・きよみ)八戸工高卒。厚労政務官、参院決算委員会理事。比例代表、当選1回。67歳(自民)
【地方・消費者】熊谷 大氏(くまがい・ゆたか)東北大院修了。党法務部会長代理、参院法務委員会理事。宮城選挙区、当選1回。40歳(自民)
【震災復興・原子力】田中 直紀氏(たなか・なおき)慶大法卒。防衛相、党副代表。新潟選挙区、当選3回。75歳(民主)(2015/12/25-21:29)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016010100004
衆参議長が年頭の辞
大島理森衆院、山崎正昭参院両議長は1日、年頭の辞をそれぞれ発表した。要旨は次の通り。
【大島理森】
通常国会では、社会保障制度や税制、経済対策など国民が将来にわたり安心して暮らせる社会を実現するため、与野党双方が誠実に議論を尽くし、より良い政策を実現していくことが肝要だ。
5月には主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)、9月には主要7カ国(G7)下院議長会議が開催される。開催国の議長として、力を尽くす所存だ。
先の衆院選について、最高裁から憲法に反する状態にあった旨の判決を言い渡された。1月中旬に調査会から提出される答申を踏まえ、国会として結論を出し、改革を進めていく決意だ。
【山崎正昭】
昨年は、わが国の安全保障法制をはじめ、内政・外交の重要な法案審査に取り組んだ1年だった。参院の喫緊の課題である1票の格差是正については、各会派の精力的かつ真剣な議論を経て、一定の結論を見るに至った。今夏の参院選が新しい制度の下で実施されることに、深い感慨を覚えるとともに、改めて身の引き締まる思いがする。
本院が引き続き議員任期6年の特徴を生かし、長期的・総合的な観点を踏まえた審議や調査活動を進め、国民の負託に十分応えられるよう、議長としての職責を全力で果たしていきたい。(2016/01/01-00:12)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010300081
通常国会、4日召集=与野党攻防、選挙にらみ過熱
第190通常国会が4日召集される。自民、公明両党は、経済対策を盛り込んだ2015年度補正予算案、16年度予算案の早期成立を図り、夏の参院選に向けアピール材料としたい考え。一方、野党側は、民主、維新両党が衆院統一会派の結成後初めて本格論戦に挑み、対決姿勢を強める構え。与野党攻防は冒頭から過熱しそうだ。
通常国会の会期は6月1日までの150日間。1月召集となった1992年以降、最も早い召集日となる。
4日は、衆参両院の本会議で安倍晋三首相が外交報告、麻生太郎副総理兼財務相が補正予算案に関する財政演説をそれぞれ行う。これに対する各党代表質問は6日に衆院、7日に参院で実施。与党は8日にも衆院予算委員会で補正予算案の実質審議に入り、今月中旬に成立させたい意向だ。
首相の施政方針演説など政府4演説は22日にも行われる見通し。与党側は、今月末に16年度予算案の実質審議を始め、年度内の成立を目指す。昨秋の臨時国会が見送られたため処理が遅れている国家公務員の給与法改正案の早期成立も図る。
安倍政権が掲げる「1億総活躍社会」関連施策を盛り込んだ両予算案に対し、野党側は「選挙目当てのばらまき」と批判。17年4月の消費税増税に伴う軽減税率導入に関しても、財源のめどが立っていない問題などを厳しく追及する方針だ。
4月以降の後半国会は、環太平洋連携協定(TPP)の国会承認が焦点。与党は衆参両院に特別委員会を設置して速やかに承認したい考えだが、野党は徹底審議を求めている。また、野党側は高木毅復興相らの「政治とカネ」をめぐる問題の追及も続ける。
政府・与党は会期を延長せず、参院選に臨む方針で、衆院選との同日選も取り沙汰されている。 (2016/01/03-16:17)
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>>620
>>621
通常国会が召集=与野党本格論戦へ
第190通常国会が4日召集された。安倍晋三首相は「経済最優先」を前面に掲げ、今年最大の政治決戦となる夏の参院選へ態勢を整えたい考え。これに対し、衆院で統一会派を組んだ民主、維新両党など主要野党は安倍政権と徹底的に対決する構え。当面は2015年度補正予算案と16年度予算案をめぐる攻防が焦点となる。
首相は自民党の仕事始めで「緊張感を持って参院選を勝ち抜いていこう。安定した政治基盤の上で世界の中で輝く日本をつくっていこう」とあいさつ。民主党の岡田克也代表は党の会合で、参院選に関し「安倍政治の暴走を許すようなことがあれば、政権交代可能な政治は遠のいてしまう」と表明。「衆院選も年内にはあると思う。(参院選との)ダブルかもしれない」と引き締めを図った。この後、民主党は維新の党と初の合同代議士会を開いた。
会期は6月1日までの150日間。昨年秋には臨時国会召集が見送られており、閉会中審査を除けば、本格的な国会論戦は昨年9月に閉幕した前通常国会以来となる。
4日は、昼すぎまでに衆参両院の本会議で議席指定などを行い、午後1時から天皇陛下をお迎えして開会式を開催。この後、衆参両院で首相が外交報告、麻生太郎副総理兼財務相が補正予算案に関する財政演説を行った。各党代表質問は6日に衆院、7日に参院で実施される。
与野党は、安倍政権の看板政策「1億総活躍社会」や、消費税の軽減税率、環太平洋連携協定(TPP)の国会承認、3月末までに施行予定の安全保障関連法などをめぐり論戦を交わす。参院選で過半数維持を目指す与党と、これを阻止したい野党が激しくぶつかり合う展開となりそうだ。
◇衆参の勢力分野
4日召集された通常国会での衆参両院の勢力分野は次の通り。
【衆院】自民291▽民主・維新・無所属クラブ93▽公明35▽共産21▽おおさか維新の会13▽改革結集の会5▽社民・市民連合2▽生活の党と山本太郎となかまたち2▽無所属12▽欠員1
【参院】自民114▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽おおさか維新の会7▽日本を元気にする会・無所属会6▽維新の党5▽日本のこころを大切にする党4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属5
(2016/01/04-16:03)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010361981000.html
国会 きょうから各党の代表質問
1月6日 4時56分
国会は6日と7日、安倍総理大臣の外交報告と麻生副総理兼財務大臣の財政演説に対する各党の代表質問が行われ、「一億総活躍社会」の実現に向けた具体策や消費税の軽減税率などを巡って、夏の参議院選挙もにらんだ論戦が始まります。
第190通常国会は、4日召集され、衆参両院の本会議で、安倍総理大臣が去年9月から12月にかけて行われた国際会議や首脳会談などを報告したほか、麻生副総理兼財務大臣が今年度の補正予算案の提出を受けた財政演説を行いました。
これに対する各党の代表質問が、6日は衆議院本会議で、7日は参議院本会議で、それぞれ安倍総理大臣も出席して行われます。
代表質問で自民・公明両党は、「一億総活躍社会」の実現に向け安倍総理大臣が掲げる「GDP=国内総生産600兆円」「希望出生率1.8」「介護離職ゼロ」の目標を達成するための具体策を説明するよう求めることにしています。
これに対し民主党は、補正予算案に盛り込まれた所得の低い高齢者などに1人3万円を支給する臨時給付金について、「参議院選挙目当てのばらまきだ」などと批判し、子育て支援などに振り向けるよう迫ることにしています。
このほか、消費税の軽減税率やTPP=環太平洋パートナーシップ協定の内容、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題、それに日韓両政府が慰安婦問題の最終的な解決で合意したことなどを巡っても質問が出される見通しで、夏の参議院選挙もにらんだ論戦が始まります。
一方、衆議院予算委員会の与野党の代表者は5日、補正予算案の審議日程を巡って協議しましたが、8日と12日の2日間の審議を主張する与党側と5日間の審議を求める野党側で折り合いがつかず、6日、改めて協議することにしています。
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>>626
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2016010700799
参院の新勢力分野
参院での維新、元気両党による統一会派結成に伴う新たな勢力分野は次の通り。
自民114▽民主・新緑風会59▽公明20▽共産11▽維新・元気の会9▽おおさか維新の会7▽日本のこころを大切にする党4▽無所属クラブ3▽社民・護憲連合3▽生活の党と山本太郎となかまたち3▽新党改革・無所属の会2▽無所属7(2016/01/07-19:02)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160116/k10010373571000.html
自民・公明 政府提出法案 参院選控え過去最少に
1月16日 5時02分
自民・公明両党は、夏の参議院選挙を控え、今の国会の会期を大幅に延長するのは難しいことから、政府が新たに提出する法案の数を絞り込み、通常国会としてはこれまでで最も少ない55件とする方向で政府側と最終的な調整を進めています。
政府は、今の国会に、▽来年4月に消費税の軽減税率を導入することなどを盛り込んだ税制関連法案や、▽TPP=環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関連法案、それに▽最高裁判所が「憲法違反だ」とした判決を受けて、女性にだけ離婚後6か月間再婚を禁じた規定を改めるための民法の改正案などを提出する方針です。
ただ、国会の会期中の5月に主要国首脳会議・伊勢志摩サミットが開かれるうえ、夏に参議院選挙を控えて6月1日までの会期を大幅に延長することは難しいことから、自民・公明両党は日程が窮屈だとしています。
このため両党は、政府が今の国会に新たに提出する法案の数を、できるだけ絞り込み、55件とする方向で政府側と最終的な調整を進めており、会期中に衆議院が解散された場合を除いて、通常国会としてはこれまでで最も少なくなる見通しです。
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2016.2.2 18:41
おおさか維新が本会議開催を「民主、維新、共産がこぶしを下ろす儀式」と批判 民主は「だったら質問するな」
http://www.sankei.com/politics/news/160202/plt1602020030-n1.html
金銭授受疑惑で甘利明前経済再生担当