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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

9とはずがたり@転載:2009/04/24(金) 14:35:34
7 名前:とはずがたり[] 投稿日:2009/02/02(月) 18:01:19
環境問題且つ農業スレマター(林産)且つ地域問題かも知れぬが堂々と此処へ投下。
子供の頃マツクイムシの被害が甚大でしたがあれは終熄したんですかね?

「ナラ枯れ」秋田など23府県に拡大 昆虫媒介
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090202t73040.htm

「ナラ枯れ」の病原菌を運ぶカシノナガキクイムシ(雌)(森林総合研究所提供)
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/20090202009jd.jpg
ナラ枯れが確認された23府県
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/eco/20090202_y301.jpg

昆虫が運んだ病原菌によってナラやシイ、カシなどの樹木が集団で枯死する「ナラ枯れ」の発生が秋田や山形、福島など少なくとも23府県に拡大していることが森林総合研究所(茨城県つくば市)の2日までのまとめで判明した。同研究所などは、発生場所の予測手法や原因となる昆虫の防除法開発に乗り出した。

 森林総研によると、ナラ枯れは、体長約5ミリのカシノナガキクイムシ(カシナガ)が夏に繁殖のため幹に穴を開けて多数侵入。カシナガが持ち込んだカビの一種、糸状菌が木の細胞を殺し樹液の流れを止めるため、1―2週間で枯れてしまう。

 1930年代に宮崎、鹿児島各県で被害が報告された後、新潟や福井、兵庫などで確認されたが、80年代までは計8県と散発的で、被害も短期間で終わっていた。だが、その後拡大に転じ、昨年までに23府県に広がっていることが各地の研究機関の調査などから分かった。

 木材や炭に利用されることが減って伐採されなくなったり、公園整備が進んだりして、カシナガが好む太い木が多く残ったためとみられる。
 地球温暖化の影響でカシナガの活動範囲が広がったのが一因との指摘もある。

 森林総研などは、カシナガが出すフェロモンやカシナガを誘引する木のにおいを使い、殺菌剤を注入した木に大量におびき寄せる「おとり木」を採用。森林のどの位置に、何本設置すれば被害を抑えられるのかを実地研究する。

 また、被害地の木の種類のほか、標高や気温、降水量などを調べ、発生しやすい場所を分析し、次の発生地を予測する手法も開発する。

 牧野俊一森林昆虫研究領域長は「周辺環境に優しい防除手法を考えたい」と話している。

[ナラ枯れ]樹木の流行病。木にはカシノナガキクイムシ(カシナガ)の雄がまず侵入、その後雌が菌類を持ち込む。多いと一本の木に数千―数万匹が集まる。カシナガは枯れた木の方が繁殖率が高いとされ、糸状菌とは共生関係にあるとみられる。標高の高さなど被害の大きさを左右する環境条件があるとみられるが、詳細は分かっていない。放置すると森林破壊や木材資源の減少につながり、景勝地では美観を損なう。日本以外のアジアにも広がっており、韓国などでも感染防止が課題となっているという。
2009年02月02日月曜日


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