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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

55杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2009/11/10(火) 22:02:19
【衝撃事件の核心】レアな淡水魚を産地偽装 会社員の危ない“副業”

2009.11.1 18:00

 環境省が絶滅危惧(きぐ)種に指定している淡水魚「イチモンジタナゴ」を、捕獲が禁止されている滋賀県の琵琶湖産と偽って、ネットで販売したとして不正競争防止法違反(原産地の虚偽表示)の疑いで埼玉県伊奈町の会社員、中根弘倫容疑者(40)が滋賀県警に逮捕された。中根容疑者は自宅で、国が捕獲を禁じている絶滅危惧種で天然記念物の淡水魚「アユモドキ」や「ミヤコタナゴ」も無許可飼育しており、文化財保護法違反容疑も持たれている。中根容疑者は会社員生活のかたわら“副業”で観賞用淡水魚の卸売業を営んでいたという。
 
まるで観賞魚ショップ

 捜査関係者によると、中根容疑者の自宅には飼育設備の整った多くの水槽が並び、さながら観賞魚ショップのようだったという。水槽ではアユモドキやミヤコタナゴが無許可で飼育され、特にミヤコタナゴは約400匹が水槽で飼われていた。小さな稚魚もいたといい、繁殖させていた可能性があるという。
 捜査関係者は「ほかにもさまざまな魚がいた。自分で繁殖させて、闇ルートに流していたのでは」とみている。
 環境省によると、絶滅危惧種に指定されている淡水魚類などは約140種類。このうち国の「種の保存法」により捕獲などが禁止されている種類は、アユモドキやミヤコタナゴなど4種類だけだ。
 こうした魚は、闇市場で売られ、高額に取引されている。県警によると、アユモドキの密売価格は1匹2〜3万円、ミヤコタナゴの密売価格は1匹3〜4万円にもなるという。

DNA鑑定が決め手に

 「琵琶湖産のイチモンジタナゴがネットで販売されている」
 滋賀県警にこんな通報が寄せられたのは今年6月のことだった。
 イチモンジタナゴは、かつては琵琶湖でも広くみられたが、現在は北部の数カ所にしか生息しておらず、滋賀県は条例で捕獲を禁止している。岐阜や岡山、九州などにも生息しているが、琵琶湖産は希少価値が高く、マニアの間で人気という。
 通報を受けた県警は捜査に着手。イチモンジタナゴは生息地によってDNA型も違うといい、押収した魚のDNA鑑定を専門家に依頼。滋賀県産ではないことを確認し、原産地の虚偽表示の疑いがあると判断した。
 中根容疑者の逮捕容疑は、同月、滋賀県産ではないイチモンジタナゴ20匹をネットオークションで販売する際、「天然採取、産地直送 琵琶湖産」「琵琶湖にて採取」などと産地を偽装して表示したとしている。 「希少価値のある琵琶湖産と表示することで、マニア受けをねらったのは間違いない」と捜査関係者は指摘する。


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