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蟲づくし・禽づくし・獣づくし・魚づくし

39とはずがたり:2009/06/30(火) 16:05:15
狼が絶滅して天敵のいない鹿は外敵から逃げると云う習性を失ってんちゃうか。

肥薩線 シカ衝突急増…昨年度最多の166件
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090628-OYT8T00039.htm?from=os2

 県南部の球磨川沿いを走る路線として人気があるJR肥薩線で、鹿と列車が衝突する事故が急増している。昨年度は166件発生し、統計のある1999年度以降で最も多かった。過疎化などで鹿の生息に適した環境が広がって数が増え、線路近くまで生息域が広がっていることが原因とみられる。JR九州は「衝突回避は困難」とお手上げ状態。対策の見直しを進めている。

 同社などによると、同線での鹿との衝突は、この10年間で10倍以上に増加。月別では、行動範囲が広がる繁殖期の9〜11月が多く、区間は段(八代市)―一勝地(球磨村)駅間に集中している。

 昨年4月に八代市の段―坂本駅間で起きた事故では一度に3頭と衝突。このうち、1頭が車軸に巻き込まれ、取り除くのに手間取り、45分の遅れが出た。鹿は運転士が警笛を鳴らしても、線路から逃げようとせず、はねられるケースもあるという。

 九州内の鹿と列車の衝突について調査している独立行政法人・森林総合研究所九州支所(熊本市)によると、沿線は急斜面で、山道もないところもあるなど地形的な理由で駆除が遅れている。また、過疎化で農村の耕作放棄地が増え、餌場が多くなっていることなどが繁殖増につながっているという。

 JR九州は、06年度から鹿の進入が目立つ線路沿いに高さ約1・5メートルの柵を設置したり、鹿が嫌うにおいを発する木酢液を散布したりしてきた。だが、事故は減らず、「衝突を防ぐための決定的な対策にはならない」として、列車の遅れにつながる巻き込み対策に重点を変更。昨年度から先頭車両の下部に金属製の板を取り付けて巻き込みを防ぐ改良を本格的に始めた。

 同社安全推進部は「野生動物が相手で、対策も一筋縄ではいかない。観光路線でもあり、利用客が安心して乗車できるよう取り組んでいく」としている。
(2009年6月28日 読売新聞)


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