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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

91荷主研究者:2009/10/31(土) 17:01:42

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091026/biz0910262030009-n1.htm
2009.10.26 20:27 産経新聞
新日本石油がバイオガソリン国産化へ一歩 添加物の製造装置が完成

 石油元売り最大手の新日本石油は26日、根岸製油所(横浜市磯子区)で、植物からつくったバイオエタノールから合成した化合物「ETBE」の製造装置を完成し、公開した。これまでETBEは全量、海外から輸入し、ガソリンに混ぜて「バイオガソリン」として販売していたが、製造装置の完成で国産化の道が広がる。新日石は11月末からETBEの本格生産を開始する。

 新日石は、完成した製造装置で今年度中に2万4千キロリットル、平成22年度に9万6千キロリットルのETBEを生産する計画。原料には輸入したバイオエタノールだけでなく、規格外の甜菜(てんさい)などからつくった国産バイオエタノールも活用する。国産化によって、バイオエタノールの輸入コストを削減するとともに、ETBEの安定調達につながるメリットがある。日本は欧米に比べてバイオガソリン原料の輸入依存度が高く、国産化が待たれていた。

 新日石のETBE製造装置は、現在は使われなくなったガソリン添加剤の製造装置を改修したもの。改修費用は数十億円にのぼる。コスモ石油も堺製油所(大阪府堺市)に同様の施設を保有しており、ETBE向けに改修することを検討中で、国産化の動きが加速しそうだ。

 バイオガソリンは、ETBEを1%以上、レギュラーガソリンに混入したもの。価格や性能は通常のガソリンと変わらない。新日石は順次、販売するガソリンスタンドを増やしてきたが、ETBE製造装置の完成を受けて、販売スタンドを1千カ所以上に拡大する計画だ。

 バイオ燃料は原料となる植物が成長の過程で大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収するため、燃焼してもCO2排出量が増えないとみなされる。政府は22年度までに輸送用燃料の50万キロリットル(原油換算)をバイオガソリンを含めたバイオ燃料に置き換える計画で、そのうち21万キロリットル(同)を石油業界に割り当てた。これを受け、石油元売り各社は19年4月から試験販売を開始している。


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