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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

561荷主研究者:2012/11/15(木) 23:41:42

http://www.sankeibiz.jp/business/news/121010/bsc1210100502006-n1.htm
2012.10.10 05:00 Fuji Sankei Business i.
アサヒHD、農研機構と新技術 バイオ燃料・砂糖を同時増産

 アサヒグループホールディングスは9日、独立行政法人の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と共同で、サトウキビからバイオエタノールを抽出しながら、砂糖の生産量も同時に高める技術を開発したと発表した。

 2015年の実用化に向け、技術レベルの向上などを図る。サトウキビの品種によっては、従来の4倍にあたる生産が可能で、バイオエタノール抽出で引き起こされる食糧不足の懸念も解消されるとしている。

 サトウキビにはショ糖、ブドウ糖、果糖の3種類の糖が含まれるが、砂糖になるのはショ糖のみ。従来の工程では、サトウキビの絞り汁をショ糖とそれ以外の糖分(還元糖)に分解した上、ショ糖を砂糖として回収。還元糖に酵母を加えてエタノールを生成していた。

 だが、還元糖とショ糖は完全に分離されないため、還元糖の含有率が高い品種では、砂糖の生産性が急激に低下する。砂糖の生産性を高めるには、還元糖の割合が低いサトウキビが必要だが、こうしたサトウキビは1〜3月に収穫する一部の品種だけで、病気や風水害に比較的弱いなどの弱点があった。

 新技術では、絞り汁に最初から特殊な酵母を加え、ショ糖と還元糖をほぼ完全に分離することに成功。従来技術ではショ糖成分の約15%しか砂糖にならなかった品種でも、新技術ではショ糖の65%以上を砂糖に転化できたほか、需要に応じて砂糖とエタノールの生産比率調整が可能になるという。

 同社は「収量の多いサトウキビは還元糖も多いが、この技術が実用化されれば、農家も収量の多い品種に切り替えられる」と強調。

 新技術が砂糖とバイオエタノールの同時増産に寄与することで、食糧問題とエネルギー問題の双方に解決の道筋を示せるとしている。

 バイオエタノールは米国やブラジルなどで、自動車用燃料として普及。地球温暖化防止などに寄与する新エネルギーとして期待される。だが、米国などを中心に、原料である穀物の価格高騰を招いているとの批判が高まっていた。


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