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乗合自動車(バス)総合スレ

1687 チバQ :2019/02/28(木) 09:11:43
需要の「掘り起こし」成功なるか
 新路線について、東武バスに話を聞きました。

――今回の路線は、どのような狙いがあるのでしょうか?

 川越市と、藤沢市をはじめとする湘南地区は双方とも人気の観光エリアで、国内はもとより、近年は訪日観光客も多く訪れています。今回の路線は、圏央道の開通により埼玉県と神奈川県のアクセスが飛躍的に向上したことで、双方の観光地を結ぶ新たなアクセスルートを開設し、観光需要を掘り起こすものです。

 途中で停車する本厚木駅は、神奈川県内でも乗降客数が多く、周辺には工業団地や大学が立地するほか、観光地である箱根や大山への玄関口でもあることから、多くの方にご利用いただけるものと考えております。

――所要時間、運賃ともに鉄道を上回りますが、「強み」はどのような点でしょうか?

 鉄道では都内で乗り換えが発生しますが、今回の路線は乗り換えが不要で、トイレ付きのバス車内でゆったりと、座ってお過ごしいただける点が「強み」です。乗り換えのない「わかりやすさ」も、訪日観光客の需要にも応えるものでしょう。

 とはいえ、観光やビジネスにおける行き帰りのいずれか、片道利用のウエイトが高いと想定しています。アクセス手段の選択肢として選んでいただけるよう、幅広くPRしてまいります。

※ ※ ※

 また神奈中グループは2015年に、圏央道を経由する藤沢・辻堂・本厚木〜河口湖線、町田・橋本〜河口湖線を開設しています。「両路線とも多くのお客様にご利用いただいています。そこで今回、次なる『圏央道を活用した路線』として(川越〜藤沢線を)開設しました」とのことです。

圏央道を活用した高速バスの「乗り継ぎサービス」も
 圏央道の開通により、特に群馬・栃木関係の高速バスで、ルートを首都高経由から圏央道経由に変更するケースも増えています。これを受け、国土交通省も圏央道を使った高速バスの「乗り継ぎサービス」の社会実験を、2019年2月21日(木)から約1か月間、実施しています。

 これは、2017年に首都高経由から圏央道経由に変更した前橋〜成田空港線(関越交通、千葉交通)と、長野〜新宿線(アルピコ交通、京王電鉄バス)を、関越道の高坂SA(埼玉県東松山市)で乗り換えることで、長野〜成田空港間の所要時間を都心経由から平均で30分短縮させるというものです。関越道を経由し地方と東京を結ぶ高速バス路線が多いなか、それらと圏央道を経由する路線とを結び付けることで、乗り換えに便宜を図り、交通ネットワークを拡充することが狙いです。

 実験を主導する国土交通省 関東地方整備局によると現在、たとえば圏央道経由で埼玉県と千葉県を結ぶ新たな路線について、圏央道の沿線自治体からも運行の要望が上がっており、その開設を具体的に検討している事業者もあるといいます。

 ちなみに、圏央道だけでなく、2018年6月に開通した外環道の「千葉区間(三郷南IC〜高谷JCT)」も、高速バスに変化をもたらしています。

 たとえば小湊鐵道が2017年に運行を開始した千葉市とさいたま市を結ぶ「ちばたまライナー」は、外環道千葉区間の開通後、首都高経由から外環道経由にルート変更し、所要時間が30分以上短縮しました。また、松戸新京成バスと京成バス、京浜急行バスが外環道開通を受け、新松戸・松戸〜羽田空港線を新たに開設しています。こうした、都心の外側をつなぐ“環状道路”を活用した高速バスの新路線が、今後さらに誕生するかもしれません。

乗りものニュース編集部


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