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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

37千葉9区:2008/11/13(木) 22:17:50
リージョナルジェット:小型化、羽田増枠で地方路線確保

JALに引き渡され、報道陣に公開された「エンブラエル170」初号機=愛知県豊山町の県営名古屋空港で2008年11月13日午前8時52分、大竹禎之撮影 初期型のクラシック・ジャンボ機が09年度で国内航空会社から姿を消すなど世代交代とともに、航空各社は路線に応じた旅客機の見直しを進めている。キーワードは適度に小型化する「ダウンサイジング」。なかでも注目されているのがRJ(リージョナルジェット)と呼ばれる小型ジェット機だ。【窪田弘由記、高橋昌紀】

 愛知県小牧市の県営名古屋空港で13日朝、ブラジル・エンブラエル社製「ERJ170−100STD」型機の1号機が公開された。世界的な開発競争になっているRJである。RJは座席数50〜120席ほどで、近距離運用を主目的に開発された小型ジェット旅客機のことだ。

 導入したのは日本航空(JAL)系列のジェイエア。座席数は76席。小型機とはいえ、左右2列の座席に窮屈さはない。胴体を楕円(だえん)形にして空間を生み出しているという。34カ国の48社が運航する人気機で、09年2月から小牧−福岡、松山便に就航する。

 日航の安部博史・経営企画室部長代理は「東京一極集中だけでは、業界にも国にもいいことはない」と話す。航空需要の落ち込みで、日航も地方路線を整理縮小してきた。中・大型機では採算確保が難しかったからだ。

 だが小型機なら運航可能な路線も増え、結果として工場誘致など地方活性化にも一役買い需要も促せると踏む。「新たな地域間のネットワーク作りも可能になる」と期待する。

 一方、全日空も13年に国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」を導入する。開発している三菱航空機は現在、11年の初飛行に向け機体の詳細設計をしている段階だ。座席数は70〜96席。25機の導入を決めた全日空は、中部地区や九州・沖縄地区の発着便に主に使用するボーイング737−500型機(130席程度)の後継機に想定している。

 羽田空港を発着する国内線の平均座席数は313席(05年度)。英ヒースロー145席▽独フランクフルト142席▽仏シャルルドゴール131席▽米J・F・ケネディ124席(各06年)と比べると圧倒的に多い。

 背景には羽田空港の発着枠不足がある。国土交通省によると現在、昼間帯(午前6時〜午後10時)の年間発着回数は30.3万回。需要があるのに増便できないため大型機を充ててきた。10年に4本目の滑走路が運用開始されれば、発着枠は最大40.7万回に広がる。

 全日空の平澤寿一・ネットワーク戦略部部長代理は「競争相手は鉄道。特に新幹線」と話す。RJを含め現有機のダウンサイジングを進め、一方で運航回数を増やすことで利便性が上がる。羽田の発着枠拡大は好機というわけだ。

 国際線でも燃油費高騰などを背景に、欧米線でもジャンボ機が姿を消しつつある。食の安全問題などで需要が減る中国線に、日航が中型機に代わって小型機を導入するなど見直しが進む。

 エンブラエルとともにRJの2大メーカーの座を占めるカナダ・ボンバルディアも、参入の機会をうかがう。同社輸入代理店・双日は「小型化は世界の流れ。まだ需要はある」とみている。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20081113k0000e020081000c.html


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